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本日の超最新情報
なでしこジャパンがフランス戦に向けて最終調整!!
2012.08.05.SUN

INDEX

準決勝進出
ロンドン五輪サッカー男子・準々決勝
U-23日本代表3−0U-23エジプト代表
メキシコ4−2セネガル
ブラジル3−2ホンジュラス
イギリス1−1(PK4−5)韓国
日本は永井謙佑の先制ゴールなどで4試合連続の無失点で完勝し、1968年メキシコ五輪以来44年ぶりとなる準決勝進出!男女揃っての準決勝進出は史上初!

出場困難
U-23日本代表は7日の準決勝のメキシコ戦に向けて軽めの調整も、4日エジプト戦で負傷退場した永井謙佑(名古屋)は左太ももの打撲で準決勝出場は難しい見通し!

最終調整
ロンドン五輪サッカー女子・準決勝日程
6日(月)
日本時間25:00〜
女子フランス代表vs女子日本代表
(ウェンブリー・スタジアム)
なでしこジャパンが明日6日のフランス戦に向けて最終調整!勝てば五輪で初のメダルが確定!予想スタメンUP!

首位キープ
J2第27節
水戸2−2山形
東京V1−0富山
横浜FC1−0湘南
松本1−1愛媛
岐阜0−3福岡
北九州1−1町田
徳島0−4大分
草津1−2甲府
千葉0−0栃木
京都3−1鳥取
岡山2−0熊本
甲府は今季20点目となるダヴィのゴールなどで競り勝って首位キープ!3位東京Vは飯尾一慶の決勝弾で2位浮上、5位大分は村井慎二の2ゴールなどで完勝して3位浮上!2位千葉はスコアレスドローで4位転落!

6位陥落
JFL第23節最終日
栃木ウーヴァ1−6Y.S.C.C.
ブラウブリッツ秋田1−1HOYO AC ELAN大分
カマタマーレ讃岐0−0ソニー仙台
J準加盟の4位讃岐はスコアレスドローで6位陥落!

GOAL
ロシアプレミアリーグ第3節
CSKAモスクワ1−3ゼニト・サンクトペテルブルク
本田圭佑は3試合連続のフル出場で2試合連続のゴールをGET!CSKAは昨季王者ゼニトは完敗して2連敗!

本日の超サカFLASH
東京VのMF西紀寛が右変形性膝関節症で全治約4週間ほか


本文
=
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準決勝進出
ロンドン五輪サッカー男子・準々決勝結果

U-23日本代表3−0U-23エジプト代表
(オールド・トラフォード)
≪得点者≫
U-23日本代表:永井謙佑14、吉田麻也78、大津祐樹84
≪出場メンバー≫
U-23日本代表
GK:
1.権田修一(FC東京)
DF:
4.酒井宏樹(ハノーバー)
5.吉田麻也(VVV)(cap)
13.鈴木大輔(新潟)
2.徳永悠平(FC東京))
=43分
MF:
17.清武弘嗣(ニュルンベルク)
(84分14.宇佐美貴史(ホッフェンハイム))
16.山口螢(C大阪)
3.扇原貴宏(C大阪)
7.大津祐樹(ボルシア・メンヘングラッドバッハ)
10.東慶悟(大宮)
(72分12.酒井高徳(シュツットガルト))
FW:
11.永井謙佑(名古屋)
(20分15.齋藤学(横浜M))
ベンチ:
GK:
18.安藤駿介(
川崎)
DF:
8.山村和也(
鹿島)
MF:
6.村松大輔(
清水)
FW:
9.杉本健勇(
C大阪)

フォーメーション
(4-2-3-1)

    11
7   10   17
   3  16
2  13  5  4
    1

メキシコ4−2セネガル
(ウェンブリー・スタジアム)
≪得点者≫
メキシコ:エンリケス10、アキーノ62、G・ドス・サントス98、エレーラ109
セネガル:コナテ69、バルデ76
≪出場メンバー≫
【メキシコ】
GK:
コロナ
DF:
I・ヒメネス
、サルシド、ミエル、チャベス
MF:
D・レジェス、アキーノ(75分エレーラ)、エンリケス、ファビアン(100分ポンセ)
FW:
ペラルタ(107分R・ヒメネス)、G・ドス・サントス
【セネガル】
GK:
O・マネ
DF:
シス(70分M・グエイェ)、A・バ、P・グエイェ、スアレ
MF:
Z・トゥレ、コナテ、クヤテ、S・マネ
FW:
ディアメ(90分カラ・エムボジ)、イェロ(60分バルデ)

ブラジル3−2ホンジュラス
(セント・ジェームズ・パーク)
≪得点者≫
ブラジル:レアンドロ・ダミオン38、59、ネイマール51=PK
ホンジュラス:M・マルティネス12、エスピノサ48
≪出場メンバー≫
【ブラジ】
GK:
ガブリエウ
DF:
ラファエウ、チアゴ・シウバ、ジュアン、マルセロ
MF:
サンドロ(41分ダニーロ)、ロムロ、オスカル、レアンドロ・ダミオン(89分パト)
FW:
ネイマール、フッキ(67分ルーカス)
【ホンジュラス】
GK:
メンドサ
DF:
クリサント
■■=(33分)、M・フィゲロア、A・ペラルタ(58分メヒア)、O・ペラルタ
MF:
レベロン、ガリード(73分A・ロペス)、ベラスケス、M・マルティネス
FW:
エスピノサ
■■=(90分)、ベングトソン(87分ロサノ)

イギリス1−1(PK4−5)韓国
(ミレニアム・スタジアム)
≪得点者≫
イギリス:ラムジー36=PK
韓国:チ・ドンウォン29
≪出場メンバー≫
【イギリス】
GK:
バットランド
DF:
N・テイラー、バートランド、コーカー、リチャーズ
MF:
クレバリー、アレン、ラムジー、スターリッジ
FW:
ベラミー(85分ギグス)、シンクレア(106分ローズ)
【韓国】
GK:
チョン・ソンリョン(62分イブムヨン
DF:
ユン・ソクヨン、キム・ヨングォン、ファン・ソッコ、キム・チャンス(7分オ・ジェソク
MF:
キ・ソンヨン、ナム・テヒ、ク・ジャチョル、パク・ジョンウ
FW:
チ・ドンウォン(103分ペク・ソンドン)、パク・チュヨン
≪PK戦≫
イギリス:韓国
ラムジー○、ク・ジャチョル○
クレバリー○、ペクソンドン○
ドーソン○、ファン・ソッコ○
ギグス○、パク・ジョンウ○
スターリッジ×、キ・ソンヨン○

ロンドン五輪サッカー男子・準決勝日程

7日(火)

日本時間25:00〜
U-23メキシコ代表vsU-23日本代表
(ウェンブリー・スタジアム)

日本時間27:45〜
韓国vsブラジル
(オールド・トラフォード)

 ロンドン五輪サッカー男子の準々決勝は4日、英・マンチェスターなどで行われ、3大会ぶりにグループリーグを勝ち上がったU-23(23歳以下)日本代表は、永井、吉田、大津の3ゴールでエジプトに3−0で完勝し、1968年メキシコ五輪以来となるベスト4進出を決めた。準決勝はメキシコと対戦し、44年ぶりのメダルを目指す。日本が男女とも揃って準決勝に進んだのは史上初。
 5月のトゥーロン国際では2−3で敗れているエジプトに、日本は立ち上がりから高い位置でプレッシャーをかけ、再三相手ゴールを脅かす。そして先制点は前半14分。右サイドでエジプトDFから清武がボールを奪ってクロスをゴール前へ。突進した永井が相手GKとDFが交錯するところを落ち着いて右足でゴール左隅へ決めた。しかし永井はシュートを放った後に、DFに左足を蹴られ、一旦はピッチに戻るもプレーできず、齋藤と交代。
 得点以降はやや押され気味の展開。41分、齋藤が中央から突破し、ペナルティーエリアラインギリギリでタックルされ、エジプトDFサードがレッドカードで一発退場。PKにはならず、扇原のFKは壁に当たり、2点目はならなかった。
 数的優位にたった日本は後半33分、清武の右からのFKを、ゴール正面の吉田がダイビングヘッドで叩きこみ大きな2点目。後半38分、扇原のクロスを大津がヘッドで決め、ダメ押しの3点目を入れた。
 準決勝は7日(日本時間8日未明)にメキシコと対戦する。

権田修一
「一発勝負だから試合の入り方をしっかりしないといけないと思っていた。日本のこの年代のみんなの頑張りを、僕達がここで発揮している」

酒井宏樹
「(左足首の状態は)練習でもあまりよくなくて、不安もあった。でも勝利は自信になる。もっと自分のパワーを出せるように回復したい」

吉田麻也
「(貴重な2点目)「ありがとうございます。シンジ(香川)より先にここ(オールド・トラフォード)で決めたかったので良かった。ここでサッカーをできる喜びを噛みしめたし、勝ってロンドンに行けることは嬉しい。次、勝てば新しい歴史を刻むことができるので、今日も3点取れたし、守備もしっかり守れたので、チーム一丸となって、このまま続けていきたい。(準決勝では)いい雰囲気で試合ができるだろうし、あと2回しかこのチームではサッカーができないので、噛めしめてやりたい。日本では8時からの試合でたくさんの方が見てくれたと思う。その中で決められて良かった」

鈴木大輔
「ここまで0点(無失点)が続くとは思っていなかった。自信を持ってできているのが大きい。このメンバーでまだ試合が続くことを喜びたい。(得点機を逃し)次は決められるよう頑張る」

山口蛍
「前が(点を)取ってくれたので、後ろはしっかり守れた。今までは1点しか取れなかったけれど、追加点を取れたのは良かった」

大津祐樹
「タカ(扇原)からすごくいいボールが来た。気持ち良かった。早い時間帯に点を取ってくれたので、自分達がやりやすい形になった。銅でも銀でもなく、金メダルを取りたい」

東慶悟
「(優勝した2年前の)アジア大会に似ている。雰囲気もいいし、1試合ごとにチームが良くなっている。歴史に名を刻めるのは嬉しいこと」

齋藤学
「途中出場で難しかったが、1人退場に追いやれた。やっとチームに貢献できた」

関塚隆監督
「本当にチーム全体で勝ち取った試合。マンチェスターまで多くの方が応援してくれてありがとうございました。我々は1つ1つ積み重ね、自分達の持っているもの全てを出した。選手がよくやってくれた。(準決勝に向け)しっかりコンディションを整え、やっとロンドンに行けるので、ロンドンの試合を楽しみたい」

五輪男子日本代表18名
GK:
1.権田修一(
FC東京)
18.安藤駿介(
川崎)
DF:
2.徳永悠平(
FC東京)
5.吉田麻也(
VVV/オランダ)
8.山村和也(
鹿島)
13.鈴木大輔(
新潟)
4.酒井宏樹(
ハノーバー/ドイツ)
12.酒井高徳(シュツットガルト/ドイツ)
MF:
17.清武弘嗣(
ニュルンベルク/ドイツ)
6.村松大輔(
清水)
10.東慶悟(
大宮)
16.山口螢(
C大阪)
3.扇原貴宏(
C大阪)
14.宇佐美貴史(
ホッフェンハイム/ドイツ)
FW:
11.永井謙佑(
名古屋)
7.大津祐樹(ボルシア・メンヘングラッドバッハ/ドイツ)
15.齋藤学(
横浜M)
9.杉本健勇(
C大阪)

【清武、全点絡んだ「歴史刻む」】
 MF清武の好判断が永井の先制弾を生んだ。前半14分、エジプトDFラマダンが「ゲームに入れていない」と感じていた清武は、狙い澄ましたタックルでボールを奪った。すぐにゴールへ走るFW永井めがけてピンポイントのクロスを送りアシスト。「ケンちゃんがいたので信じて入れた。相手はデカいからスピードもない」と満足そうに振り返った。
 後半33分には正確なFKで吉田のゴールをアシスト。38分の3点目の起点にもなり、全得点にからんだ。2日にはマンチェスター市内の日本料理店でC大阪時代の先輩・香川真司と再会し「行けるところまで行ってくれ!」とゲキを飛ばされた。「一番輝くメダルを取りたい。歴史に名前を刻みたい」という言葉通りの活躍で、背番号『17』が攻撃の中心になった。

【主将吉田「あと2回しかできない」】
 主将としてチームを引っ張るDF吉田が大会初ゴールを決めた。ここまで得意のヘディングシュートはやや精度を欠いてきたが、後半33分に清武の右FKを近いサイドに走り込んで頭で流し込み、貴重な追加点を奪った。
 守備でもフル代表の主力らしく、落ち着いた対処が際立った。4試合連続で無失点に導き、オーバーエージ枠で選ばれた期待に見事に応えている。「あと2回しか、このチームでサッカーをできない。噛みしめてやりたい」と話した。

【鈴木「ここまで続くとは」】
 全試合にフル出場しているセンターバックの鈴木大が、随所に体を張った守備を見せて4試合連続無失点に貢献。「ここまで続くとは思っていなかった。自信を持ってできているのが大きい」と充実感をにじませた。
 前半7分には清武のクロスを頭で合わせたが、ゴール左へ外れた。最終ラインでコンビを組む吉田がゴールを決めたこともあり、長身DFは「次は決められるよう頑張る」と誓った。

【東「歴史に名を刻める」】
 トップ下の東が絶妙なパスで“アシスト”した。前半41分に右サイドから前線へ送ると、2列目から飛び出した斎藤が相手に倒された。これでレッドカードが出ると、完全に試合の流れが変わった。
 後半に左足首を痛めて交代するまで、豊富な運動量で攻守に奮闘した背番号10は「1試合ごとにチームが良くなっている。歴史に名を刻めるのは嬉しい」と喜びをかみしめた。

【酒井宏が3試合ぶり復帰】
 スペインとの初戦で左足首を捻挫した酒井宏が3試合ぶりに復帰し、右サイドバックでフル出場した。試合前日の練習でも状態は万全でなく「不安もあった」というが、後半ロスタイムに右足で惜しいシュートを放つなど、精力的に走り回った。
 中2日で臨む大一番に向け「もっと自分のパワーを出せるように回復したい」と意欲的に話した。

【永井は左太もも、東は左足首を負傷】
 日本サッカー協会は4日、準々決勝のエジプト戦で負傷した永井(名古屋)は左太ももの打撲、東(大宮)は左足首の軽い捻挫だったことを明らかにした。
 ともに途中交代したが、広報担当者によると軽症のため病院には行かないという。準決勝の出場については、問題がない見込み。

【チームを闘う集団に変えた吉田】
 後半33分、清武の右FKに頭で合わせて日本の2点目を叩き出したDF吉田。オールド・トラフォードでの一発に「(マンチェスターUの香川)真司より先にここで取れてうれしい。申し訳ないっす」とほくそ笑んだ。
 6月8日、A代表として出場したW杯最終予選ヨルダン戦で右膝に全治4週間のケガを負った。それでも、関塚監督の希望によりオーバーエージ(OA)枠で2008年北京大会に続く五輪代表入り。都内でリハビリ中は親友の日本代表DF内田からの食事の誘いも断り万全の体で復帰することに専念。そんな姿に指揮官は主将の重責を任せたが、その判断は正しかった。
 パッキントン合宿中の7月19日夜。関塚監督の提案で選手だけのミーティングが開かれた。吉田は若いチームに潜む危うさを察知していた。8日前の壮行試合で国立競技場へ向かうバスの雰囲気が「フワフワしている」と感じ「明るさと軽さは紙一重。一歩間違ったら危ないと思っていた」。
 北京五輪での惨敗を経験した吉田が話し合いをリードし「日本を背負って戦える幸せ」など代表としての覚悟を説いた。「A代表のミーティングで私語があることはあり得ない」とも指摘。チームは「闘う集団」(吉田)へと成長を始めた。

【永井の恩師ら喜び爆発】
 サッカー男子がエジプト戦に勝利し、ベスト4進出を決めた4日、得点した永井謙佑や吉田麻也らの地元九州各地で、家族や恩師らが熱い声援を送った。
 永井の地元、北九州市八幡西区のラーメン店では恩師ら15人ほどがテレビ観戦。サッカークラブで小学校時代に永井を指導した小野忠幸さん(63)は立ち上がって万歳し、喜びを爆発させた。「ゴール近くで勝負する永井らしいスタイル。1点入れて良かった」と笑顔。現地スタジアムで応援中の永井の兄俊彦さんと「良い時間に点を入れた」と電話で喜び合った。
 永井は家族で同店を利用していたという。店主の高崎武行さん(58)は「歴史を残すチャンス。金メダルまで一生懸命頑張って」。
 母校の福岡大(福岡市城南区)では、大型テレビの前でサッカー部員ら約120人が先制ゴールにハイタッチして喜び「永井!永井!」と大歓声。清武弘嗣の弟で、サッカー部4年の功暉さん(21)は「兄も永井さんも試合を決める活躍をしてくれた」と笑顔を見せた。
 長崎市では、市役所の大型テレビ前に吉田の両親や市民ら約220人が集結。吉田が2点目を頭で決めると、会場の盛り上がりは最高潮に。吉田の両親も立ち上がり、近くのファンと大喜び。
 吉田の長崎後援会会長横田祐治さん(54)は「麻也はやってくれると思っていた。準決勝は今日以上に欲を出して上を目指してほしい」と興奮気味に話した。
 東慶悟の地元、北九州市若松区でも、区民センターに両親や出身中学のサッカー部員ら約100人が集合。父の洋一さん(50)は「勝てて最高。もう1試合勝って、金メダルを狙ってほしい」と期待した。

【エジプトは完敗】
 エジプトは完敗し、過去最高のベスト4には並べなかった。ラムジ監督は「日本におめでとうと言いたい」と敗戦を受け入れた。
 エジプトはグループリーグで金メダル候補ブラジルと対戦し、2−3と善戦。日本が決勝まで勝ち進み、ブラジルと対戦した場合の予想を求められた監督は「もちろんブラジルは優勝候補。ただ、何が起こってもおかしくない。日本は技術もスピードもある」と話した。

【メキシコが4強入り】
 メキシコはセネガルに苦戦しながらも4強入りした。
 前半10分にエンリケスが先制すると、後半17分にはアキノがゴール前のこぼれ球を押し込んでリードを広げた。しかし、その後のセネガルの重圧に耐えられずに2失点し、追い付かれた。それでも延長ではドスサントスとエレラが相手のミスから2点を奪った。
 メキシコの五輪での最高成績はメキシコ五輪での4位。3位決定戦で日本に敗れ、地元で惜しくも銅メダルを逃した。日本と対戦する準決勝は44年前の雪辱も期した一戦となる。

【誇らしげな洪明甫監督】
 韓国は英国をPK戦の末に破り、初のベスト4進出を決めた。洪明甫(ホン・ミョンボ)監督は「彼ら(英国の選手達)はビッグクラブでプレーし、高い給料をもらっている。それがモチベーションになった」と誇った。
 今大会初めて先発で起用したチ・ドンウォン(サンダーランド)が先制するなど、采配もハマった。PK戦では5人全員が成功し「精神面では我々の方が、英国より強かった」と自信たっぷりに話した。


出場困難
 ロンドン五輪サッカー男子(原則23歳以下)の日本を率いる関塚監督は本日5日、準々決勝(4日)のエジプト戦で左太ももを打撲したFW永井(名古屋)について「今のところ、厳しそうかな」と述べ、7日(日本時間8日未明)のメキシコとの準決勝への出場は難しいとの見通しを明らかにした。
 永井は今大会、1トップのエースとして2得点と活躍。エジプト戦で先制点を挙げた際に負傷し、前半途中で交代した。日本サッカー協会によると、4日は宿舎でチームドクターによる治療を受けた。5日は他の主力選手とともに宿舎のプールで調整した。

【永井は左太もも、東は左足首を負傷】
 日本サッカー協会は4日、準々決勝のエジプト戦で負傷した永井(名古屋)は左太ももの打撲、東(大宮)は左足首の軽い捻挫だったことを明らかにした。
 ともに途中交代したが、広報担当者によると軽症のため病院には行かないという。

【準決勝に向けマンチェスターで練習】
 ロンドン五輪サッカー男子(原則23歳以下)で44年ぶりのベスト4進出を果たした日本は本日5日、英国のマンチェスターで7日(日本時間8日未明)の準決勝のメキシコ戦に備えて練習した。
 この後、チームは準決勝が行われるロンドンへと移動する。
 日本は4日の準々決勝で永井(名古屋)と大津(ボルシアMG)が、それぞれ今大会2点目のゴールを挙げるなど、エジプトに3−0で完勝。メキシコは延長の末にセネガルを4−2で振り切った。


最終調整
ロンドン五輪サッカー女子・準決勝日程

6日(月)
日本時間25:00〜
女子フランス代表vs女子日本代表
(ウェンブリー・スタジアム)
≪予想スタメン≫
女子日本代表
GK:
1.福元美穂(岡山湯郷)
DF:
2.近賀ゆかり(INAC神戸)
3.岩清水梓(日テレ)
4.熊谷紗希(フランクフルト)
5.鮫島彩(仙台)
MF:
8.宮間あや(岡山湯郷)(cap)
10.澤穂希(INAC神戸)
6.阪口夢穂(日テレ)
9.川澄奈穂美(INAC神戸)
FW:
17.大儀見優季(ポツダム)
11.大野忍(INAC神戸)

予想フォーメーション
(4-2-2-2)

  11  17
9       8
   6  10
5  4  3  2
    1

NEW!
超最新TVスケジュール

 サッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」は明日6日午後5時(日本時間7日午前1時)から、ロンドンのウェンブリースタジアムでのメダルを懸けた準決勝でフランスと対戦する。本日5日は午前にロンドン市内でウオーミングアップの冒頭約15分以外は非公開で調整した。午後には試合会場で、佐々木監督が公式記者会見を行った。
 高校生時代に高価で買えなかったスパイクが「ウェンブリーSL」という名前だったそうで「その名前がここなんですよね。選手として立てなかったけれど、コーチとして立てることを誇りに思う」と感慨にふけった。対戦するフランスについては長所を認めつつ「少しの差は気持ちとチームワークでカバーする」と気迫で挑む考え。「ここで2試合をやりたい」と決勝まで聖地に立つ意欲を示した。
 国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは日本が3位で、フランスは6位。過去の対戦成績は日本の2勝3敗で、五輪開幕直前の7月19日にはパリで強化試合を行い、0−2で敗れている。

【佐々木監督Q&A】
 サッカーの“聖地”ウェンブリースタジアムでの準決勝を前に、日本の佐々木監督は確かな自信をにじませた。

 フランスの印象は?

「各ポジションに素晴らしい選手がいるのは間違いない。ただ、あの時の体調が100なら、今はその状態にはない」

 選手は自信を持っている様子だが?

「そこまで自信を持っていると思わなかった。僕がそう誘導しないといけないかと思っていたが、必要ないですね」

 メダルが目前だが?

「まずは目の前の相手に勝つのが第一。自分達のサッカーをやれば、自ずと勝機が出てくる」

 7月19日のフランス戦の負けから学ぶことは?

「相手の長所は分かった。差は本当にちょっと。チームワークでカバーする」

 今大会の成長は?

「相手が徹底分析してくる中、綺麗なサッカーを見せられないが、チャンピオンになるためにするべきことを、一丸でやり切れている」

 ウェンブリーに立つことへの思いは?

「男子の関塚監督と抽選会で来た時に、2人で立とうと言って達成できた。1試合でなく2試合やりたいと強く感じている」

【なでしこ、勝てば初のメダル】
 サッカー女子日本代表(なでしこジャパン)は、明日6日午後5時(日本時間7日午前1時)からの準決勝でフランスと対戦する。勝てば、前回北京五輪のベスト4を上回る決勝進出となり、五輪で初のメダルが確定する。
 国際サッカー連盟の世界ランキングでは日本が3位、フランスは6位だが、対戦成績は日本の2勝3敗。最近では7月19日の強化試合で0−2の完敗を喫した。立ち上がりから勢い良く攻められ、リズムを掴めずに終わった。
 今大会、ブラジルに勝った準々決勝も終始押し込まれる展開。球際で負ける場面が目立ち、中盤でのパスミスも多かった。守備陣の踏ん張りや少ない好機を生かした勝負強さは光ったが、内容は決して良くなかった。
 主将のMF宮間(岡山湯郷)は今大会、本来プレーする2列目の左サイドから右に回った。FW大野を前線に配するための措置だったが、その影響からかパスを出しても受け手との呼吸が合わず、攻撃が停滞する一因になっている。高さや速さでフランスに劣る分、宮間を中心としたパスサッカーを取り戻せるかがカギになる。
 昨年はアメリカに強化試合で2連敗した後、ワールドカップ(W杯)ドイツ大会決勝で延長PK戦を制し優勝。今回は「聖地」と言われるウェンブリーでフランスに雪辱したい。

【小倉名誉会長がビジネスクラスを約束】
 ロンドン五輪を視察していた日本サッカー協会の小倉名誉会長がU-20女子W杯(19日開幕)の準備のため、4日に帰国した。
 五輪2大会連続で4強に進出したなでしこジャパンがメダルを獲得した場合、帰国便をプレミアムエコノミー席からビジネスクラスにアップグレードすることを確約。「メダルを獲ってくれれば問題ない。向こうでも選手に大丈夫だと伝えてきた」と明かした。
 また、9月で契約の切れる佐々木監督については「本人次第。日本協会に残ってくれるなら、それは問題ない」と新たなポストを用意する可能性を示唆した。

女子日本代表18名
GK:
1.福元美穂(岡山湯郷)
18.海堀あゆみ(INAC神戸)
DF:
2.近賀ゆかり(INAC神戸)
12.矢野喬子(浦和)
3.岩清水梓(日テレ)
5.鮫島彩(仙台)
4.熊谷紗希(フランクフルト)
MF:
10.澤穂希(INAC神戸)
8.宮間あや(岡山湯郷)
9.川澄奈穂美(INAC神戸)
6.阪口夢穂(日テレ)
14.田中明日菜(INAC神戸)
FW:
7.安藤梢(デュイスブルク)
13.丸山桂里奈(大阪高槻)
11.大野忍(INAC神戸)
17.大儀見(旧姓:永里)優季(ポツダム)
15.高瀬愛実(INAC神戸)
16.岩渕真奈(日テレ)


首位キープ
J2第27節結果

水戸2−2山形
(Ksスタ/4213人)
≪得点者≫
水戸:小澤司6、山村佑樹90+1
山形:永田亮太45+1、75

東京V1−0富山
(味スタ/3504人)
≪得点者≫
東京V:飯尾一慶23

横浜FC1−0湘南
(ニッパ球/7616人)
≪得点者≫
横浜FC:田原豊71

松本1−1愛媛
(松本/10642人)
≪得点者≫
松本:久富賢80
愛媛:内田健太34

岐阜0−3福岡
(長良川/8492人)
≪得点者≫
福岡:西田剛27、84、鈴木惇76

北九州1−1町田
(本城/2384人)
≪得点者≫
北九州:多田高行83
町田:鈴木崇文2

徳島0−4大分
(鳴門大塚/4101人)
大分:村井慎二1、73、西弘則61、三平和司69

草津1−2甲府
(正田スタ/3622人)
≪得点者≫
草津:松下裕樹78
甲府:オウンゴール12、ダヴィ42

千葉0−0栃木
(フクアリ/8607人)

京都3−1鳥取
(西京極/5041人)
≪得点者≫
京都:駒井善成54、88、安藤淳64
鳥取:美尾敦89

岡山2−0熊本
(カンスタ/7306人)
≪得点者≫
岡山:植田龍仁朗39、金民均69

J2順位表
(第27節終了時)

1.ヴァンフォーレ甲府 53
2.東京ヴェルディ 52
3.大分トリニータ 51
4.ジェフ千葉 50
5.湘南ベルマーレ 49
6.京都サンガ 49
7.モンテディオ山形 48
8.栃木SC 45
9.横浜FC 44
10.ファジアーノ岡山 39
11.水戸ホーリーホック 37
12.徳島ヴォルティス 34
13.愛媛FC 33
14.アビスパ福岡 33
15.ギラヴァンツ北九州 33
16.松本山雅 33
17.ザスパ草津 31
18.ロアッソ熊本 29
19.FC岐阜 20
20.ガイナーレ鳥取 20
21.カターレ富山 18
22.町田ゼルビア 15

J2第27節は本日5日、味の素スタジアムなどで全11試合が行われ、甲府が草津を2−1で下し、勝ち点53で首位を守った。
 3位東京Vは富山に1−0で勝ち、同52で2位浮上。5位大分が徳島に4−0と大勝して同51で3位に上がった。2位千葉は栃木と0−0で引き分け、同50で4位に後退した。


6位陥落
JFL第23節最終日結果

栃木ウーヴァ1−6Y.S.C.C.
(栃木市/423人)
≪得点者≫
栃木ウ:
Y.S.C.C.:辻正男19、58、61、79、井上和馬42、青田翔81

ブラウブリッツ秋田1−1HOYO AC ELAN大分
(秋田球/912人)
≪得点者≫
秋田:野本安啓12
ELAN:長谷川豊喜76

カマタマーレ讃岐0−0ソニー仙台
(丸亀/3308人)

JFL順位表
(第23節終了時)

1.AC長野パルセイロ 45
2.V・ファーレン長崎 43
3.SAGAWA 38
4.Y.S.C.C. 36
5.Honda 36
6.カマタマーレ讃岐 35
7.ソニー仙台 33
8.佐川印刷SC 33
9.MIOびわこ 30
10.ブラウブリッツ秋田 27
11.FC琉球 27
12.HOYO 25
13.横河武蔵野FC 25
14.ツエーゲン金沢 24
15.藤枝MYFC 22
16.ホンダロック 16
17.栃木ウーヴァ 10

 サッカーの日本フットボールリーグ(JFL)は本日5日、第23節の残り3試合が行われ、Jリーグ準加盟の4位カマタマーレ讃岐は8位ソニー仙台と0−0で引き分け、6位に後退した。
 5位Y.S.C.C. は辻正男の4ゴールなどで最下位栃木ウーヴァに6−1で圧勝して4位に浮上した。


GOAL
ロシアプレミアリーグ第3節結果

CSKAモスクワ1−3ゼニト・サンクトペテルブルク
≪得点者≫
CSKA:本田圭佑43
ゼニト:セマク10、32、ケルジャコフ13=PK
≪出場メンバー≫
【CSKA】
GK:
アキンフェエフ

DF:
A・ベレズツキ、マリオ・フェルナンデス、V・ベレズツキ、シチェンニコフ
MF:
R・エルム、ヴェアンブローム
、本田圭佑、カウニャ
FW:
Z・トシッチ、ドゥンビア(46分ムサ)

FCクラスノダール3−1ロコモティフ・モスクワ
≪得点者≫
クラスノダール:ナフシェフ47、ジョアンジーニョ56=PK、モフシシアン80
L・モスクワ:F・カイセド18

モルドビア・サランスク3−0ロストフ
≪得点者≫
モルドビア:オシポフ10、オウンゴール51、ムハメツィン90

ロシアプレミアリーグ順位表
(第節第3日終了時)

1.スパルタク・モスクワ 9
2.ゼニト・サンクトペテルブルク 9
3.アンジ・マハチカラ 7
4.クラスノダール 6
5.ロコモティフ・モスクワ 6
6.クリリア 4
7.T・グロズヌイ 4
8.アムカル 3
9.アラニア 3
10.モルドビア 3
11.ヴォルガNN 3
12.クバン 3
13.ルビン・カザン 3
14.CSKAモスクワ 3
15.ロストフ 1
16.ディナモ・モスクワ 0

 ロシアプレミアリーグは4日、第3節が行われ、日本代表MF本田圭佑が所属するCSKAモスクワは、昨季王者のゼニト・サンクトペテルブルクと対戦。本田が2試合連続となるゴールを挙げたものの、チームは1−3で敗れている。
 前節の試合で今季初ゴールを決めている本田は0−3と劣勢の中で迎えた前半44分、右サイドからのグラウンダーのクロスを左足ダイレクトで合わせてネットを揺らす。本田の今季2ゴール目で2点差に詰め寄ったCSKAだが、その後が続かずに黒星。これで2連敗となった。なお、本田は開幕戦から3試合連続でフル出場を果たしている。
 CSKAモスクワの次節は12日に行われ、ホームでアンジ・マハチカラと対戦する。


超サカFLASH

フル出場
 サッカーのドイツブンデスリーガ2部リーグで、MF田坂祐介が所属するボーフムは4日、ホームでドレスデンとの開幕戦に2−1で勝った。J1の川崎から移籍した田坂は左サイドのMFとしてフル出場したが、得点には絡まなかった。

全治4週間
 J2の東京Vは本日、MF西紀寛が右変形性膝関節症で全治約4週間と診断されたと発表した。


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