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本日の超最新情報
ヤングなでしこが明日4日のドイツとの大一番に向けて最終調整!!
2012.09.03.MON

INDEX

最終調整
U-20女子W杯準決勝日程
4日(火)
19:30〜
U-20女子日本代表vsU-20女子ドイツ代表
(国立霞ヶ丘競技場)
ヤングなでしこが王者ドイツとの大一番に向けて最終調整!予想スタメンUP!

合宿開始
W杯アジア最終予選第4戦のイラク戦(11日・埼玉ス)に向けた日本代表の新潟合宿がスタート!6日に強化試合としてUAE(東北電ス)と対戦!

出場要請
日本サッカー協会がタイで11月に開催されるフットサルW杯の日本代表として、J2の横浜FCの元日本代表FW三浦知良(45)に出場要請!カズは出場に前向き!

入団会見
VVVに移籍したロンドン五輪の日本代表FW大津祐樹(22)が入団会見!背番号は『17』に決定!

決勝アシスト
オランダエールディビジ第4節
フィテッセ1−0フェイエノールト
トゥヴェンテ1−0VVV
ヘーレンフェーン2−2アヤックス
PSV5−1AZ
ハーフナー・マイクは後半36分から出場し、ロスタイムに決勝点をアシスト!安田理大とカレン・ロバートはベンチ入りも出番なし、大津祐樹は選手登録が間に合わず欠場!フィテッセは劇的勝利で2位浮上!

フル出場
イタリアセリエA第2節
インテル1−3ローマ
カターニャ3−2ジェノア
ウディネーゼ1−4ユベントス
長友佑都は左サイドバックで公式戦3試合連続のフル出場!森本貴幸はベンチ入りも出番なし!ユベントスは開幕2連勝、ローマはトッティの2アシストの活躍などでインテルを撃破!

フル出場
ドイツブンデスリーガ第2節
バイエルン6−1シュツットガルト
ボルフスブルク0−4ハノーバー
酒井高徳はフル出場、岡崎慎司はスタメン出場も、それぞれのミスから失点に絡む!酒井宏樹はベンチ入りも出番なし、長谷部誠はベンチ外!

フル出場
ロシアプレミアリーグ第7節
FCクラスノダール0−1CSKAモスクワ
モルドビア・サランスク0−3ゼニト・サンクトペテルブルク
クリリア・ソベトフ1−2アンジ・マハチカラ
本田圭佑は公式戦4試合連続のフル出場!CSKAは4連勝で3位浮上!

フル出場
ベルギージュピラーリーグ第6節
クラブ・ブルージュ4−2スタンダール・リエージュ
アンデルレヒト2−2ゲンク
川島永嗣は開幕から6試合連続のフル出場!3位スタンダールは首位チームに大敗!

スタメン
イングランドプレミアリーグ第3節
サウサンプトン2−3マンチェスター・ユナイテッド
リバプール0−2アーセナル
香川真司は開幕から3試合連続で先発出場も、精彩を欠いて後半16分に交代!英国各紙はチーム最低の5点の評価!マンUはファン・ペルシーのハットトリックで劇的逆転勝利!

開幕3連勝
スペインリーガエスパニョーラ第3節
レアル・マドリード3−0グラナダ
バルセロナ1−0バレンシア
アスレティック・ビルバオ2−0バジャドリード
王者レアルはクリスティアーノ・ロナウドの2ゴールなどで今季初勝利!首位バルセロナは開幕3連勝!

初勝利
フランスリーグ1第4節
リール1−2パリ・サンジェルマン
マルセイユ3−1レンヌ
大型補強のパリSGはイブラヒモビッチの2ゴールで競り勝ち、4戦目にして待望の初白星!首位マルセイユは快勝して開幕4連勝!

本日の超サカFLASH
スウェーデン4部リーグの試合で29歳の選手がゴールを挙げた直後に倒れて急死したほか


本文
=
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最終調整
U-20女子W杯準決勝日程

4日(火)
19:30〜
U-20女子日本代表vsU-20女子ドイツ代表
(国立霞ヶ丘競技場)
≪予想スタメン≫
U-20女子日本代表
GK:
1.池田咲紀子(浦和レッズレディース)
DF:
17.高木ひかり(早稲田大)
20.土光真代(日テレ・ベレーザ)
3.木下栞(日テレ・ベレーザ)(cap)
5.浜田遥(スペランツァFC大阪高槻)
MF:
11.田中美南(日テレ・ベレーザ)
7.藤田のぞみ(浦和レッズレディース)(cap)
8.猶本光(浦和レッズレディース)
14.柴田華絵(浦和レッズレディース)
9.田中陽子(INAC神戸レオネッサ)
FW:
18.西川明花(高梁吉備国際大学)

フォーメーション
(4-2-3-1)

    18
9   14   11
   8  7
5  3  20  17
    1

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超最新TVスケジュール

 サッカーのU-20(20歳以下)女子ワールドカップ(W杯)で初めて4強入りしたU-20女子日本代表は明日4日午後7時30分から東京・国立霞ヶ丘競技場で前回覇者のドイツとの準決勝に臨む。チームは本日3日、東京都内で冒頭の約20分以外を非公開として練習した。
 負傷で別メニューが続いている仲田(INAC神戸)と中里(日テレ)はこの日も全体練習に加わらなかった。ボールを使った軽い練習は再開したが、準々決勝の韓国戦に続き、ドイツ戦も欠場する見込みとなった。
 ドイツはフル代表メンバーも擁する強敵で、開幕前から優勝候補の筆頭に挙げられていた。記者会見した日本の吉田監督は「相手はディフェンディングチャンピオンだし、力もある。われわれがやってきたサッカーがどのぐらい通用するか楽しみ」と挑戦者の立場を強調した。
 準決勝のもう1試合はアメリカとナイジェリアが対戦する。

U-20女子日本・吉田弘監督
「試合を重ねるごとにサポートや切り替えが速くなっている。今まで通りボールを保持して攻撃したい。万が一、点を取られても、自分達のサッカーをやり通したい」

【田中陽「体も軽いし、バッチリ」】
 準々決勝まで全4試合で得点している田中陽(INAC神戸)は「今はどこにいれば点が入るか感覚で分かる。体も軽いし、バッチリ」と白い歯を見せた。
 ドイツは今大会でまだ失点していない。それでも田中陽は「どの試合を見ても、対戦相手が慌ててしまっていた。しっかり落ち着いて戦えば大丈夫」と自信を示した。

【土光&木下はマロジャンを警戒】
 日本のセンターバックを組むことが濃厚な日テレ勢の土光と木下は、ドイツのフル代表にも名を連ねるFWマロジャンを警戒した。
 土光は「足元がうまくてスピードもある。スペースを開けるとドリブルされる」と対策を思案している様子。木下は「前を向かれたら自由にやられる」と話した。

【ドイツは軽めの調整】
 日本と準決勝で対戦するドイツは国立競技場の芝の感触を確かめるように約50分、シュート練習などで軽めに最終調整した。21人全員が揃い、軽快な動きを披露。5得点のFWロッツェンはクロスからのシュートを繰り返し、FWマロジャンはFKやミドルシュートを蹴るなどした。
 マイネルト監督は「ほとんどのお客さんは私達が負けることを望んでいると思うが、試合は試合として楽しみたい。対戦できてワクワクするし、いい試合になると思う」と余裕も感じさせた。

U-20女子日本代表21名
GK:
12.武仲麗依(INAC神戸レオネッサ)
1.池田咲紀子(浦和レッズレディース)
21.望月ありさ(日テレ・メニーナ)
DF:
4.坂本理保(浦和レッズレディース)
3.木下栞(日テレ・ベレーザ)
15.中村ゆしか(関東学園大)
5.浜田遥(スペランツァFC大阪高槻)
17.高木ひかり(早稲田大)
16.和田奈央子(浦和レッズレディース)
20.土光真代(日テレ・ベレーザ)
MF:
7.藤田のぞみ(浦和レッズレディース)
14.柴田華絵(浦和レッズレディース)
9.田中陽子(INAC神戸レオネッサ)
6.仲田歩夢(INAC神戸レオネッサ)
8.猶本光(浦和レッズレディース)
19.中里優(日テレ・ベレーザ)
2.加藤千佳(浦和レッズレディース)
FW:
18.西川明花(高梁吉備国際大学)
10.横山久美(岡山湯郷Belle)
11.田中美南(日テレ・ベレーザ)
13.道上彩花(常盤木学園高)


合宿開始
 サッカーの日本代表は本日2日、ワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア最終予選第4戦のイラク戦(11日・埼玉スタジアム)に向けた合宿を新潟県内でスタートし、遠藤(G大阪)、前田(磐田)ら国内組と吉田(サウサンプトン)ら欧州組3人が調整した。厳しい残暑の中、選手達は入念なストレッチなどで体をほぐしてから、パス練習などを行った。明日4日に23人全員がそろう予定。
 チームは6日、強化試合として新潟・東北電力ビッグスワンスタジアムでアラブ首長国連邦(UAE)と対戦し、7日に埼玉県内へ移動する。
 また、日本サッカー協会は本日3日、埼玉スタジアムで11日に行われる日本vsイラク戦の入場券が完売したと発表した。当日券は販売しない。

【駒野「プレーで引っ張りたい」】
 イラク戦は出場停止の内田(シャルケ)が招集されていないため、今回の2試合も右サイドバックには駒野(磐田)が入りそうだ。8月のベネズエラ戦では先制点をアシスト。「調子がいいので、これを維持したい」と意欲を示した。
 今回は槙野(浦和)も外れ、酒井宏(ハノーバー)と酒井高(シュツットガルト)の五輪組2人とポジションを争う。「若い選手が入って刺激になる。プレーで引っ張りたい」と話した。

日本代表23名
GK:
1.川島永嗣(
スタンダール・リエージュ/ベルギー)
12.西川周作(
広島)
23.権田修一(
FC東京)
DF:
3.駒野友一(
磐田)
16.岩政大樹(
鹿島)
2.伊野波雅彦(
神戸)
15.水本裕貴(
広島)
5.長友佑都(
インテル/イタリア)
22.吉田麻也(
VVV/オランダ)
6.酒井高徳(
シュツットガルト/ドイツ)
酒井宏樹(
ハノーバー/ドイツ)
MF:
7.遠藤保仁(
G大阪)
14.中村憲剛(
川崎)
17.長谷部誠(
ボルフスブルク/ドイツ)
13.細貝萌(
レバークーゼン/ドイツ)
4.本田圭佑(
CSKAモスクワ/ロシア)
20.高橋秀人(
FC東京)
FW:
18.前田遼一(
磐田)
9.岡崎慎司(
シュツットガルト/ドイツ)
11.ハーフナー・マイク(
フィテッセ/オランダ)
10.香川真司(
マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)
清武弘嗣(
ニュルンベルク/ドイツ)
原口元気(
浦和)


出場要請
 日本サッカー協会が、タイで11月に開催されるフットサルのワールドカップ(W杯)日本代表として、J2の横浜FCの元日本代表FW三浦知良(45)に出場を要請していることが本日3日、明らかになった。同協会の大仁邦弥会長が明らかにした。カズから正式な回答は届いていないが、出場に前向きだという。
 3大会連続4度目のフットサルW杯出場となる日本は、グループリーグ・グループCで前回優勝のブラジルをはじめリビア、ポルトガルと同グループになっている。


入団会見
 サッカーのロンドン五輪男子日本代表で、オランダエールディビジ(オランダ1部)のVVVフェンロに移籍したFW大津祐樹(22)が本日3日、同クラブで新加入の記者会見に臨み「点を取ることだけを考えてプレーしたい。チームが勝つように貢献したい」と抱負を述べた。背番号は『17』に決まった。
 ドイツブンデスリーガのボルシア・メンヘングラッドバッハでは出番に恵まれず「出場機会を求めて移籍を決意した」と説明。「どういう使われ方をするか分からないが、合わせられる自信があるので楽しみ。自分の持ち味を理解してもらい、チームメートの持ち味も理解したい」と話した。「ここで活躍すれば代表にも選ばれると思う」と日本代表入りにも意欲を示した。


決勝アシスト
オランダエールディビジ第4節結果

フィテッセ1−0フェイエノールト
≪得点者≫
フィテッセ:ボニー90+1

トゥヴェンテ1−0VVV
≪得点者≫
トゥヴェェンテ:フェル90=PK

ヘーレンフェーン2−2アヤックス
≪得点者≫
ヘーレンフェーン:フィンボガソン30、45+1
アヤックス:セレロ13、47

PSV5−1AZ
≪得点者≫
PSV:マタブジュ11、83、ファン・ボメル54、マルセロ67、ハッチンソン90
AZ:マヘル28

オランダエールディビジ順位表
(第4節終了時)

1.トゥヴェンテ 12
2.フィテッセ 10
3.PSV 9
4.アヤックス 8
5.RKC 8
6.フェイエノールト 7
7.NEC 6
8.ADO 5
9.ユトレヒト 5
10.AZ 5
11.ローダ 4
12.フローニンゲン 4
13.ヘーレンフェーン 3
14.ヘラクレス 2
15.ズヴォレ 2
15.ウィレムU 2
17.NAC 2
18.VVV 1

 オランダエールディビジは2日に第4節の残り4試合が行われ、DF安田理大とFWハーフナー・マイクが所属するフィテッセは、ホームでフェイエノールトに1−0で競り勝った。ハーフナーは後半36分から出場し、ロスタイムに決勝点をアシスト。FKのこぼれ球を左からシュートし、FWボニーがコースを変えて均衡を破った。安田はベンチ入りしたが、出番はなかった。フィテッセは2位に順位を上げた。
 ドイツブンデスリーガのボルシア・メンヘングラッドバッハから移籍加入したFW大津祐樹らが所属する最下位VVVフェンロは敵地でトゥヴェンテと対戦し、0−1で敗れた。大津は選手登録が間に合わずにベンチ入りせず、ベンチ入りしたFWカレン・ロバートも出番がなかった。首位トゥヴェンテは開幕4連勝を飾った。
 VVVの次戦は15日に行われ、ホームでNECと対戦する。フィテッセは16日にフローニンゲンとのアウェー戦に臨む。
 このほか、PSVはファン・ボメルの得点などで5−1とAZに圧勝。アヤックスはヘーレンフェーンと2−2で引き分けた。

【ハーフナー「今季は面白いかも」】
 わずかな時間でハーフナーが結果を出した。0−0の後半36分に投入されると、ロスタイムに右サイドからのFKが左サイドに流れてきた。そのボールを迷わずに左足で折り返すと、ゴール前に走り込んだボニーが左足ヒールで流し込んだ。「強豪相手にアシストできて嬉しかった。チームとしても自信がつくし、今季(のフィテッセ)は面白いかもしれない」と不敵な笑みを見せた。
 途中出場が続く状況に、26日のヴィレムU戦の試合後には「やっぱりスタメンでFWを奪って活躍したいという思いが強い。(香川)真司とか、(本田)圭佑君を見ているとスタメンで出なきゃおかしいし、個人的には悔しいってのがある」と不満を爆発させた。この日もベンチスタートと状況は変わらなかったが、きっちりアシストをマーク。「短い時間だったがチームのためにプレーできた」と冗舌だった。
 後輩からも刺激を受けている。ロンドン五輪日本代表のFW大津祐樹がVVVフェンロへの加入が決定。ハーフナーは「(大津)祐樹とはつながりを感じる。自分も頑張らないと」と対戦を心待ちにするとともに、オランダリーグの先輩として負けられない気持ちも強くしている。
 今度は日本代表でレギュラー争いに挑む。今日3日に日本に帰国し、代表合宿に合流。現時点では6月のW杯アジア最終予選3試合で先発している前田(磐田)が1トップのレギュラー候補の筆頭だが、その座を虎視眈々(たんたん)と狙っている。今季初めてアシストを決めた勢いに乗って、ハーフナーが挑戦状を叩きつける。


フル出場
イタリアセリエA第2節結果

インテル1−3ローマ
≪得点者≫
インテル:カッサーノ45+1
ローマ:フロレンツィ15、オスバルド67、マルキーニョ81

カターニャ3−2ジェノア
≪得点者≫
カターニャ:ベルヘシオ66、68、ローディ84
ジェノア:クツカ26、ヤンコビッチ82

ウディネーゼ1−4ユベントス
≪得点者≫
ウディネーゼ:ラッツァーリ78
ユベントス:ビダル14、ブチニッチ45+1、ジョビンコ53、71

カリアリ1−1アタランタ
≪得点者≫
カリアリ:エクダル90+1
アタランタ:デニス81

ラツィオ3−0パレルモ
≪得点者≫
ラツィオ:クローゼ39、83、カンドレーバ56

ナポリ2−1フィオレンティーナ
≪得点者≫
ナポリ:オウンゴール55、ジェマイリ75
フィオレンティーナ:ヨベティッチ87

パルマ2−0キエーボ
≪得点者≫
パルマ:ベルフォディル31、ロージ86

サンプドリア2−1シエナ
≪得点者≫
サンプドリア:マキシ・ロペス45+1、ガスタルデッロ68
シエナ:ヴェルガッソラ63

イタリアセリエA順位表
(第2節終了時)

1.ユベントス 6
1.ナポリ 6
1.ラツィオ 6
4.サンプドリア 5
5.ローマ 4
5.カターニア 4
7.パルマ 3
7.トリノ 3
7.ジェノア 3
7.インテル 3
7.ミラン 3
7.フィオレンティーナ 3
7.キエーボ 3
14.カリアリ 1
15.ウディネーゼ 0
15.ボローニャ 0
15.パレルモ 0
15.ペスカーラ 0
19.アタランタ -1
20.シエナ -5

 イタリアセリエAは2日、第2節の残り8試合が行われ、DF長友佑都が所属するインテルは、ホームでローマに1−3と敗れた。長友は左サイドバックでフル出場した。一方で、王者ユベントスは敵地でウディネーゼを4−1と圧倒し、開幕2連勝を飾った。
 ホームにローマを迎えたインテルは前半15分、トッティの絶妙クロスからフロレンツィに決められ先制を許すも、前半終了間際にカッサーノが移籍後初ゴールを決め、追い付いて前半を折り返す。
 しかし迎えた後半22分、敵陣から一気にカウンターを許すと、トッティのキラーパスから最後はオスバルドがGKの頭上を越える巧みなチップシュートを沈められ再びビハインドを背負う。さらに36分にも途中出場のマルキーニョにダメ押しとなる3点目を許してしまし、ホーム開幕戦を落した。
 なお、開幕戦、そしてミッドウィークに行われた欧州リーグ予選プレーオフの第2戦とフル出場している長友は、中2日で迎えたこの日もフル出場。前半38分にはエリア内へ切れ込んで惜しいシュートを放つなど攻守に奮闘したが、チームを勝利に導く働きはできなかった。
 開幕戦を制したユーベはこの日敵地でウディネーゼと対戦。前半13分、ピルロのパスに抜け出したジョビンコがGKブルキッチに倒されてPKを獲得すると、これをビダルが沈めて先制。さらに、ブルキッチがこのプレーで退場処分。微妙な判定だったが、ユーベはこれで数的優位に立った。すると、前半終盤にもブチニッチが加点し、後半にはジョビンコが2得点を加えて勝負を決めた。
 欧州チャンピオンズリーグ予選敗退で落胆するウディネーゼは、オーナーのポッツォ氏が試合後、「ユーベが我々の本拠地でウディネーゼに勝つのはあり得ることだが、前半15分で勝負が決まるなんて、ユーベも含めて誰の得にもならない」とコメント。「レッドカードは全く不必要だった。こういうジャッジには良識とバランスが求められる」と、判定ヘの不満をあらわにした。
 一方、劣悪なピッチコンディションの中で行なわれたナポリvsフィオレンティーナの一戦は、2−1でホームのナポリが制した。ナポリは後半にハムシクとジェマイリのゴールで連勝を飾った。対するフィオレンティーナはヨベティッチが1点を返すにとどまった。
 このほか、ラツィオはエースのクローゼが2得点を挙げ、ホームでパレルモに3−0と快勝し、パルマはキエーボを2−0と沈めた。サンプドリアはシエナに2−1で、FW森本貴幸が所属するカターニャはジェノアに3−2でそれぞれ競り勝った。森本は開幕戦に続いてベンチ入りしたものの、出場機会を得られないまま試合終了を迎えた。
 インテルの次節は16日に行われ、敵地でトリノと対戦。カターニャは同日にフィオレンティーナとのアウェー戦に臨む。

【長友、守備で存在感】
 インテルの長友は開幕戦に続いてフル出場し、相手選手をしつこく追い回してボールを奪うなど粘り強い守備で存在感を示した。
 長友の前の位置に入った新加入のペレイラとの連係も良く「非常にやりやすかった」と語った。
 ローマに敗れて今季初黒星を喫したが、長友は「内容的は悪くなかった。しっかり切り替えたい」と前を向いた。

【ローマの王子が2発演出】
 ゼーマン監督が復帰した新生ローマが、日本代表DF長友佑都の所属するインテルに3−1で快勝した。
 ローマは主将トッティの左クロスをMFフロレンツィが頭で叩き込んで先制。前半終盤にFWカッサーノのゴールで一旦は追い付かれるが、後半22分トッティの鮮やかなスルーパスから、FWオズバルドが決めて勝ち越すと、同36分MFマルキーニョが加点して突き放した。
 超攻撃的なサッカーを標榜するゼーマン監督は「とても良い試合だった。この結果は我々に自信をもたらす」と勝利を喜んだ。
 チームの絶対的存在で2点をアシストし、“ローマの王子様”とサポーターに愛されるトッティに対しては「指示する全てのことをピッチで体現してくれた。彼は偉大な選手」と称賛した。


フル出場
ドイツブンデスリーガ第2節結果

バイエルン6−1シュツットガルト
≪得点者≫
バイエルン:ミュラー32、クロース34、ルイス・グスタボ44、マンジュキッチ47、ミュラー49、シュバインシュタイガー51
シュツットガルト:ハルニク25

ボルフスブルク0−4ハノーバー
≪得点者≫
ハノーバー:ハギ10、ソビェフ26、56、アンドレアセン52

ドイツブンデスリーガ順位表
(第2節終了時)

1.バイエルン 6
2.フランクフルト 6
3.ハノーバー 4
4.シャルケ 4
5.デュッセルドルフ 4
6.ドルトムント 4
7.ニュルンベルク 4
7.ボルシアMG 4
9ブレーメン 3
9.レバークーゼン 3
11.G・フュルト 3
12.ボルフスブルク 3
13.マインツ 1
14.フライブルク 1
15.ハンブルガーSV 0
16.アウクスブルク 0
17.ホッフェンハイム 0
18.シュトゥットガルト 0

 ドイツブンデスリーガは2日、第2節の残り2試合が行われ、シュツットガルトのFW岡崎慎司、DF酒井高徳はアウェーのバイエルン戦にともに今季初出場したが、1−6で大敗した。酒井は右サイドバックでフル出場。左の攻撃的MFで先発した岡崎は、後半24分に退いた。
 ドルトムントから覇権を奪還すべく、並々ならぬ決意で今季に臨むバイエルンは開幕戦で3−0と快勝スタート。さらに、ホーム開幕戦となったこの日は怒涛のゴールラッシュを披露した。
 前半25分にハルニクのゴールでシュツットガルトに先制を許したバイエルンだったが、32分にミュラーのゴールで同点に追い付くと、そのわずか1分後にはクロースが右足で豪快に突き刺し逆転。さらに43分にもグスタボが強烈なミドルでネットを揺らし、バイエルンが2点リードで前半を折り返す。
 後半に入ってもバイエルンの勢いは止まらず、2分には酒井の不用意なミスからマンジュキッチ、4分にミュラー、6分にシュバインシュタイガーと、開始わずか6分で3得点。6−1と余裕の展開となったバイエルンは、ドイツ史上最高額となる推定4000万ユーロ(約39億4000万円)で獲得したハビ・マルティネスもお披露目し、圧勝で開幕2連勝を飾った。
 もう1試合は、DF酒井宏樹の所属するハノーバーがアウェーでMF長谷部誠の所属するボルフスブルクに4─0で快勝した。ハノーバーは前半に2点をリードし、後半にも2点を加えて逃げ切った。酒井はベンチ入りするも出場機会はなく、長谷部はベンチ外だった。
 ボルフスブルクの次節は14日に行われ、アウェーでアウクスブルクと対戦。15日にはシュツットガルトがデュッセルドルフを、ハノーバーがブレーメンをそれぞれホームに迎える。

【岡崎「力の差を感じた」】
 シュツットガルトはフランス代表MFリベリーら多くのビッグネームを擁する強敵バイエルンに大量6点を奪われ、開幕2連敗となった。
 フル出場したシュツットガルトのDF酒井高は「世界レベルのアタッカーとできたが、本当に強かったと素直に思う」と相手の攻撃力に脱帽した。
 先制するも同32分MFミュラーのゴールで追い付かれると、わずか1分後に勝ち越される。前半終盤に3点目を奪われると、後半2、4、6分に立て続けに決められて惨敗。
 ミスでボールを奪われ、勝ち越し点を許すきっかけをつくった岡崎も「試合を壊してしまった責任はある。チーム力の差を感じた」と冴えない表情だった。

【清武、地元紙から高評価】
 ホーム開幕戦となった1日のドルトムント戦で移籍後初アシストを決めたニュルンベルクの日本代表MF清武弘嗣が本日3日、地元紙から高評価を与えられた。
 2連覇中の王者を相手に勝ち点1を確保したことで、2日付のビルト紙の採点ではDFクローゼと並ぶチームトップの2の高い評価、専門誌キッカーからは3の及第点を得た。評価は1が最高、6が最低。
 清武はCKを蹴って先制点につなげた。試合は2連覇中の強豪相手に1−1だった。
 しかし清武自身の自己評価は「守備に回る時間が長かったので、自分的には残念なパフォーマンス。勝つチャンスもあった」と厳しかった。日本代表に合流するため、本日3日に帰国。「(チームと代表の)両方で結果が求められるので、自分ができることを精一杯やれればいい」と話した。


フル出場
ロシアプレミアリーグ第7節結果

FCクラスノダール0−1CSKAモスクワ
≪得点者≫
CSKA:ムサ59

モルドビア・サランスク0−3ゼニト・サンクトペテルブルク
≪得点者≫
ゼニト:ジリアノフ25、ケルジャコフ55、63

クリリア・ソベトフ1−2アンジ・マハチカラ
≪得点者≫
ソベトフ:セバージョス83
アンジ:サンバ26、L・トラオレ56

ルビン・カザン1−2テレク・グロズヌイ
≪得点者≫
ルビン:ロンドン68
テレク:ヌドゥアセル13、ミトリシェフ86

ボルガ・ニジニー1−1ロストフ
≪得点者≫
ボルガ・ニジニー:サポゴフ87
ロストフ:ブラトニャク9

アラニア・ウラジカフカス1−1アムカル・ペルミ
≪得点者≫
ウラジカフカス:プリシュキン69
アムカル:イグナトービッチ36

ディナモ・モスクワ1−2クバン・クラスノダール
≪得点者≫
D・モスクワ:ノボア45+1
クバン:フィドレル65、オズビリズ90

ロコモティフ・モスクワ2−1スパルタク・モスクワ
≪得点者≫
L・モスクワ:エンドイェ60、パブリュチェンコ66
S・モスクワ:コムバロフ6

ロシアプレミアリーグ順位表
(第7節終了時)

1.ゼニト 16
2.T・グロズヌイ 16
3.CSKAモスクワ 15
4.アンジ 14
5.ロコモティフ 13
6.スパルタク 12
7.クバン 12
8.ルビン・カザン 12
9.アムカル 9
10.アラニア 8
11.クラスノダール 8
12.クリリア 7
13.ロストフ 6
14.モルドヴィア 4
15.ボルガNN 4
16.ディナモ・モスクワ 3

 ロシアプレミアリーグは2日、第7節のが行われ、MF本田圭佑が所属するCSKAモスクワはアウェーでFCクラスノダールと対戦し、1−0で勝利した。
 先発出場した本田は、得点はなかったものの公式戦4試合連続でフル出場を果たした。前戦の欧州リーグ予選プレーオフの第2戦ではまさかの黒星を喫して敗退したCSKAだが、リーグ戦ではこれで4連勝で3位浮上と好調を維持している。
 CSKAモスクワの次戦は16日に行われ、アラニア・ウラジカフカスとホームで対戦する。


フル出場
ベルギージュピラーリーグ第6節結果

クラブ・ブルージュ4−2スタンダール・リエージュ
≪得点者≫
ブルージュ:バッカ5、90、ラファエロフ22=PK、チテ35
スタンダール:I・ゴンサレス10=PK、ビトン90

アンデルレヒト2−2ゲンク
≪得点者≫
アンデルレヒト:ヨバノビッチ42、ブルーノ51
ゲンク:デ・ケーラール11、ジョゼフ・モンローズ45+1

ベルギージュピラーリーグ順位表
(第6節終了時)

1.クラブ・ブルージュ 16
2.アンデルレヒト 12
3.ゲント 11
4.スタンダール 10
5.ゲンク 10
6.ズルテ・ワレヘム 10
7.コルトライク 10
8.モンス 8
9.リールセ 7
10.ロケレン 7
11.ベールショット 7
12.OHルーベン 7
13.メヘレン 5
14.ワースラント 4
15.シャルルロワ 4
16.サークル 1

 サッカーのベルギージュピラーリーグ(ベルギー1部)は2日、第6節が行われ、GK川島永嗣が所属する3位スタンダール・リエージュは、アウェーで首位のクラブ・ブルージュと対戦し、2−4で敗れた。
 川島は開幕から6試合連続でフル出場したが、4失点を喫した。
 川島は試合後、守備との連係が乱れた展開に「簡単に失点してしまえば、取り返していくのが難しくなる」と厳しい表情で語った。
 日本代表として参加する11日のワールドカップ(W杯)アジア最終予選、イラク戦に向けては「すごく大事な試合になる。結果にこだわりたい」と切り替えを強調した。


スタメン
イングランドプレミアリーグ第3節結果

サウサンプトン2−3マンチェスター・ユナイテッド
≪得点者≫
サウサンプトン:ランバート16、シュネデルラン56
マンU:ファン・ペルシー23、87、90+2

リバプール0−2アーセナル
≪得点者≫
アーセナル:ポドルスキ31、サンティ・カソルラ68

ニューカッスル1−1アストンビラ
≪得点者≫
ニューカッスル:ベン・アルファ60
アストンビラ:クラーク22

イングランドプレミアリーグ順位表
(第3節終了時)

1.チェルシー 9
2.スウォンジー 7
3.WBA 7
4.マンチェスター・C 7
5.マンチェスター・U 6
6.エバートン 6
6.ウェストハム 6
8.アーセナル 5
9.ウィガン 4
10.ニューカッスル 4
11.フルハム 3
12.ストーク 3
13.サンダーランド 2
14.トッテナム 2
15.ノーウィッチ 2
16.レディング 1
17.アストンビラ 1
18.リバプール 1
19.QPR 1
20.サウサンプトン 0

 イングランドプレミアリーグは2日、第3節の残り3試合が行われ、MF香川真司が所属するマンチェスター・ユナイテッドはアウェーでFW李忠成とDF吉田麻也が所属するサウサンプトンと対戦し、3−2で逆転勝ちした。香川は開幕から3試合連続で先発したが、精彩を欠いて後半16分に退いた。サウサンプトンの李はベンチ入りも出番がなく、入団が決まったばかりの吉田は労働ビザを取得していないため、ベンチ入りしなかった。
 ファーガソン監督にとってリーグ通算1000試合目という節目の試合を迎えたマンUだったが、この日は前半16分に香川が中盤でボールを失うと、最後はランバートに決まられサウサンプトンに先制ゴールを許す。それでもその8分後、バレンシアのパスからファン・ペルシーが左足で強烈なシュートを突き刺し、追い付いて前半を折り返す。
 後半、なかなか追加点を奪えないマンUはアンラッキーな形で勝ち越しゴールを許してしまう。10分、足を滑らしたエブラがマークを外してしまうと、フリーになったシュナイデルランに頭で決められ2失点目。24分にはファン・ペルシーがPKを得るも、自らキッカーを務めたこの場面では中途半端なチップキックでGKに阻まれまさかの失敗。暗雲が立ち込める。
 このまま敗戦かと思われたが、指揮官の節目の試合に勝利を捧げたいマンUは42分、ファーデナンドのヘディングシュートのこぼれ球に反応したファン・ペルシーが意地のゴールを挙げ同点に追い付く。さらにファン・ペルシーは後半ロスタイム、CKからヘディングで自身プレミア通算100ゴール目となる逆転ゴールを決めて土壇場で試合を引っくり返し、マンUが劇的な展開で勝ち点3を獲得した。
 なお、3試合連続で先発した香川は、後半に惜しいシュートを放つ場面もあったが、この日は見せ場を作れず。失点にも絡んでしまい、1−2とビハインドで迎えた後半16分に交代を告げられた。
 試合後、ファン・ペルシーは、「2−2に追い付けたのは、多少の運があった。でも、最後はとてもドラマティックだった」と勝利を喜んだ。一方で、PK失敗については「あの場面で何を考えていたか、自分でもよく分からない。強く打とうと思ったんだけど、蹴る瞬間に気持ちが変わった」と振り返った。
 両チームの次戦は15日に行われ、サウサンプトンは敵地でアーセナルと対戦し、マンUはFW宮市亮が所属するウィガンをホームに迎える。
 開幕からともに勝利がないリバプールとアーセナルによる強豪同士の一戦は、新戦力の活躍でアーセナルが勝利。2試合連続で無得点だったアーセナルだが、この日は前半31分、カソルラのアシストからポドルスキという新加入コンビの働きで先制。対するリバプールはスアレスを中心にゴールに迫りながら得点を挙げられずにいると、後半23分には1点目をアシストしたカソルラが今度は自ら得点し、アーセナルがリードを広げる。終盤は余裕の試合運びでリバプールを完封したアーセナルは、嬉しい今季初勝利。一方のリバプールは開幕から1分け2敗と低空飛行が続いている。

【英国各紙、香川に厳しい評価】
 イングランドプレミアリーグで、2日のサウサンプトン戦で精彩を欠いたマンチェスター・ユナイテッドのMF香川真司に、本日3日付の英紙デーリー・テレグラフやデーリー・メールはチームで最低となる10点満点で5点をつけた。
 失点に絡んだ香川は1−2の後半16分に退き、チームはその後に2点を奪って逆転勝ちした。マンチェスター・イブニングニュース(電子版)は6点をつけ「レッズ(マンチェスターU)での競技人生のスタートは素晴らしかったが、とうとう夢から覚めた。ペースについて行けなかった」と評した。

【ファーガソン監督、香川の状態を懸念】
 マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督が、今シーズン加入した日本代表MF香川真司について、長距離移動が伴う代表戦後に体力を回復させるのにどの程度の期間が必要なのか把握しておらず、同選手のコンディション面を不安視している。クラブの公式HPが伝えた。
 2日のプレミアリーグ第3節サウサンプトン戦に出場した香川は今後、日本代表に合流し、UAEとの親善試合(6日)、そしてイラクとのワールドカップ(W杯)最終予選(11日)に臨む。
 前所属のドルトムント時代から代表戦とリーグ戦を両立させてきた経験から考えれば、香川は長距離移動には慣れている。だが指揮官は、15日に行われるウィガン戦での香川のコンディション面を「香川の回復力については把握し切れていない。ドルトムント時代は参考になるだろうが、チームにとっての不安材料ではある」と心配した。


開幕3連勝
スペインリーガエスパニョーラ第3節結果

レアル・マドリード3−0グラナダ
バルセロナ1−0バレンシア
アスレティック・ビルバオ2−0バジャドリード

ラージョ・バジェカーノ0−0セビージャ
レバンテ3−2エスパニョール

スペインリーガエスパニョーラ順位表
(第3節第2日終了時)

1.バルセロナ 9
2.マジョルカ 7
3.マラガ 7
3.ラージョ 7
5.バジャドリード 6
6.デポルティボ 5
7.セビージャ 5
8.ヘタフェ 4
9.A・マドリード 4
10.レバンテ 4
11.R・マドリード 4
12.ベティス 3
13.ソシエダ 3
14.サラゴサ 3
15.セルタ 3
16.ビルバオ 3
17.バレンシア 2
18.グラナダ 1
19.エスパニョール 0
20.オサスナ 0

 スペインリーガエスパニョーラは2日、第3節の5試合が行われ、王者レアル・マドリードはホームでグラナダを3−0と下し、今季初白星を手にした。一方、ライバルのバルセロナは、バレンシアにホームで1−0と沈め、開幕3連勝を飾った。
 前節早くも黒星を喫するなど開幕から2戦未勝利のレアルは前半26分、エリア内左でボールを受けたクリスティアーノ・ロナウドが角度のないところから左足を振り抜くと、シュートは相手GKの股を抜けてゴールに吸い込まれ、先制に成功する。さらに後半に入った9分、今度は右からのボールをエリア内で受けたC・ロナウドが、一度は止められたシュートのこぼれ球を自ら押し込んでこの日2点目。その後、グラナダが退場者を出し数的優位に立ったレアルは、31分にベンゼマのアシストから途中出場のイグアインがとどめの3点目を挙げて勝負を決した。
 3戦目で今季初勝利を手にしたレアルだが、試合後のモウリーニョ監督は不満顔。まさかの敗北を喫した前節ヘタフェ戦で、試合後に珍しく公の場で選手を非難した同監督は、「今日のチームには野心がなく、リズムも激しさもなかった。私はそれが好きじゃない」とコメント。「ただ勝ち点3を得るだけでは不十分だ。チームはもっとハードワークし、もっといいプレーをしなければいけない」と、依然としてパフォーマンスへの不満を表した。
 相手からのタックルを受けたことで、この日は後半20分にピッチから退いたC・ロナウドも試合後、ゴール後に喜びを見せなかったことについて「僕は悲しい気持ちの時はゴールを決めても喜ばない。今日はそういう日だった」とコメント。その理由は“個人的”なものではなく“プロフェッショナル”なものだとし、7月31日に発表されたUEFA(欧州サッカー連盟)最優秀選手賞の受賞を逃したことは関係がないと話した。
 そして同選手は「ここで一緒に働いている人なら理由が分かるだろうが、これ以上は言いたくない」と、意味深な言葉を残した。
 一方、開幕2試合でレアルに勝ち点5差を付けたバルセロナは、バレンシアを相手に優位に立ちながらも精彩を欠いたが、前半23分にアドリアーノがエリア外左隅から見事なシュートを突き刺して先制。その後メッシやセスク・ファブレガスがチャンスを決め切れず、追加点を挙げることはできなかったが、1点のリードを保って逃げ切り、唯一の開幕3連勝を収めた。
 この日途中出場となったイニエスタは試合後、「代表ウィークに入る前に、この試合に勝つことが重要だった」とコメント。「恐らく、作ったチャンスの数を考えれば、もっと得点を挙げるべきだっただろう。でも、僕らは勝利に満足している。この道を歩み続けなければいけない」と、結果を残したことに満足感を示し、連勝を続けたいと語った。


初勝利
フランスリーグ1第4節結果

リール1−2パリ・サンジェルマン
マルセイユ3−1レンヌ

ボルドー1−1ニース

フランスリーグ1順位表
(第4節終了時)

1.マルセイユ 12
2.リヨン 10
3.ロリアン 8
4.ボルドー 8
4.トゥールーズ 8
6.バランシエンヌ 7
7.アジャクシオ 7
8.サンテティエンヌ 6
9.パリSG 6
10.バスティア 6
11.ブレスト 6
12.リール 5
13.モンペリエ 4
14.ランス 4
15.ナンシー 4
16.ニース 3
17.レンヌ 3
18.エビアン 1
19.トロア 1
20.ソショー 0

 フランスリーグ1は2日、第4節の残り3試合が行われ、アウェーでリールと対戦したパリ・サンジェルマンはイブラヒモビッチが2ゴールの活躍を見せ、2−1で勝利。4戦目にして待望の初白星を挙げた。
 大型補強を行いながらも、開幕からの3試合全てで引き分けに終わっているパリSG。強豪リールとの一戦となったこの日は、開幕戦以来沈黙していたイブラヒモビッチが開始わずか27秒で先制ゴールを挙げる。12分にCKから同点ゴールを許したパリSGだったが、21分にパストーレとのワンツーで抜け出したイブラヒモビッチが再びネットを揺らして勝ち越し。後半に入り、リールにポゼッションを握られたパリSGだったが、危ない場面はほとんど作らせず、このまま逃げ切ってようやく今季初勝利を挙げた。なお、この試合2ゴールを挙げた殊勲のイブラヒモビッチは、出場した3試合で4ゴールと、ここまでチームの全得点を叩き出している。
 昨季10位に沈みながら、今季は開幕3連勝と最高のスタートを切ったマルセイユは、この日もレンヌに3−1で勝利して4連勝。この日は先制しながら追い付かれる展開となったものの、終盤に入った後半39分、ジニャクが約25メートルの距離からハーフボレーを叩き込んで勝ち越すと、ロスタイムには相手のオウンゴールで突き放し、開幕からの連勝をキープして首位を守った。


超サカFLASH

開催構想
 日本女子サッカーリーグの田口禎則専務理事は2日、今季のリーグ戦終了後に、海外の強豪を招いた「国際女子クラブ選手権(仮称)」を開く構想があることを明らかにした。日本からは開催中のリーグカップの優勝チームとリーグ戦の優勝チームが出場し、海外からは2チームを招待する予定。同専務理事によると、招待チームや会場の選定や日程の調整を進めており「9月中には正式発表したい」としている。

公式球名称発表
 国際サッカー連盟(FIFA)は2日、2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会の公式球の名称が「ブラズーカ」に決まったと発表した。FIFAによると、「ブラズーカ」はブラジル国民の誇りなどを表す俗語。ブラジル国内で実施された100万人を超えるファンによる投票で選ばれた。デザインはまだ明らかにされていない。

急死
 スウェーデンで2日行われたサッカーの4部リーグの試合で、29歳のビクトル・ブランストロム選手(ピエタ)がゴールを挙げた直後に倒れ、病院に救急車で搬送されたが、急死した。死因は明らかになっていない。地元報道によると同選手は今年の試合中に意識を失ったことがあり、しばらく休養。その後検査を受け、問題がなかったとして競技に復帰していた。


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