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本日の超最新情報
2012.09.09.SUN
INDEX
★非公開練習★
日本代表はW杯アジア最終予選第4戦のイラク戦(11日・埼玉スタジアム)に向けて非公開練習を実施!左足首痛の酒井宏樹は3日連続の別メニュー調整!
★追加招集★
W杯アジア最終予選のイラク戦(11日・埼玉スタジアム)の日本代表に浦和DF槙野智章(25)を追加招集!
★来日★
11日にW杯アジア最終予選で日本代表と対戦するジーコ監督率いるイラク代表が来日!2日間の練習は完全公開を宣言!
★大波乱★
第92回天皇杯全日本選手権2回戦
FC東京0−1横河武蔵野(東京)
磐田7−0FC鈴鹿ランポーレ(三重)
千葉1−0V・ファーレン長崎(JFL)
大宮2−0ブラウブリッツ秋田(秋田)
福岡4−2福岡大(福岡)
岡山2−0富山
鳥栖0−1カマタマーレ讃岐(香川)
町田1−1(PK5−4)北九州
大分2−2(PK3−5)水戸
新潟2−1サウルコス福井(福井)
鳥取2−1草津
前回王者でJ1のFC東京と鳥栖が敗れる大波乱!ともに0−0の後半ロスタイムに痛恨の失点!
★3連覇★
なでしこリーグカップ決勝
INAC神戸レオネッサ2−3日テレ・ベレーザ
日テレは永里亜紗乃の2ゴールなどでINAC神戸を撃破し、2007年、2010年に続く3大会連続3度目の優勝!INAC神戸は怒涛の攻撃も実らず、3冠の夢が消滅!
★宮間がMVP★
なでしこリーグ・オールスター
アテナ2−1ミネルバ
なでしこジャパンの宮間あやらが出場し、ヤングなでしこの猶本光らも途中出場!MVPは2アシストで勝利に貢献したアテナの宮間あや!
★ドロー発進★
W杯欧州予選第1戦
グループA
スコットランド0−0セルビア
グループB
デンマーク0−0チェコ
2大会連続5度目のW杯出場を目指すデンマークは、守護神ツェフを中心としたチェコの堅守を崩せずスコアレスドロー!
★出場王手★
アフリカネーションズカップ最終予選第1戦
マリ3−0ボツワナ
ガーナ2−0マラウィ
リベリア2−2ナイジェリア
ザンビア1−0ウガンダ
カーボベルデ諸島2−0カメルーン
シエラレオネ2−2チュニジア
スーダン5−3エチオピア
コートジボワール4−2セネガル
ガボン1−1トーゴ
中央アフリカ共和国1−0ブルキナファソ
コートジボワールはドログバのPK弾などでホームで先勝!過去3度の優勝を誇るカメルーンは完封負けで2大会連続予選敗退の危機!
★銅メダル★
U-20女子W杯
3位決定戦:
U-20ナイジェリア代表1−2U-20女子日本代表
決勝:
アメリカ1−0ドイツ
ヤングなでしこは田中陽子の先制ゴールなどで競り勝ち、自国開催のW杯で史上初の銅メダルを獲得!アメリカは8月27日のグループリーグで惨敗したドイツとの死闘を制し、2大会ぶり3度目の優勝!大会MVPはドイツのマロジャン!
本日の超サカFLASH
マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表DFフィル・ジョーンズが右膝半月板の手術を受けて復帰まで最長2ヶ月ほか
本文
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★非公開練習★
サッカーの日本代表は本日9日、ワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア最終予選第4戦のイラク戦(11日・埼玉スタジアム)に備え、さいたま市内で非公開練習を行った。左足首痛のDF酒井宏樹は3日連続で別メニュー調整。一方、紅白戦などでサイドバックが不足するためにこの日、急きょ追加招集されたDF槙野智章はさっそく練習に合流した。
報道陣に公開された冒頭部分の練習ではリラクゼーションを兼ねたサッカーバレーで汗を流し、何人かが跳び上がってのボレーを披露するなど、重要な一戦が近づくにつれて体調面も上がっている印象だった。
5大会連続の本大会出場を狙う日本は最終予選3試合を終え、勝ち点7でグループB首位。かつて日本を率いたジーコ監督が指揮を執るイラクは2試合を終え、勝ち点2で2位にいる。
【ザック監督、母国を反面教師】
ザッケローニ監督が母国イタリアを反面教師にする。7日に開幕したW杯欧州予選でイタリア(FIFAランク6位)が格下のブルガリア(同89位)に2−2で引き分けた。指揮官は8日の練習前に開催したミーティングの冒頭で「欧州予選がスタートしたが、強豪国も苦しんでいる。我々も気を引き締め直そう」とゲキを飛ばした。
日本は最終予選3試合を終え、2勝1分けでグループBの首位。イラクのFIFAランクは日本の23位を大きく下回る78位だが、2007年アジアカップの優勝メンバーが残る侮れない相手だ。指揮官は「イラクの個人技は注意しないといけない。ジーコの経験もある」と警戒。内田、今野、栗原と主力3人が出場停止の厳しい一戦だが、5大会連続のW杯出場に向け、イタリアと同じ失敗をするわけにはいかない。
【長谷部、ジーコに恩返しを】
長谷部誠は敵将ジーコに“恩返し”を誓った。初代表に招集されたのがジーコ監督時代の2006年1月。だが直後のワールドカップ(W杯)ドイツ大会では無念の代表落ちを味わった。「代表には(貢献度などの)順序があると言われて…。当時は欧州の牙城を崩せませんでした」。
あれから6年。今や日本代表の主将も任される存在。UAE戦ではコンディションが万全ではなかったが「成長したところを見せたい」と気合いが入っていた。
【日本代表24名】
GK:
1.川島永嗣(スタンダール・リエージュ/ベルギー)
12.西川周作(広島)
23.権田修一(FC東京)
DF:
3.駒野友一(磐田)
16.岩政大樹(鹿島)
2.伊野波雅彦(神戸)
15.水本裕貴(広島)
5.長友佑都(インテル/イタリア)
24.槙野智章(浦和)
22.吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
6.酒井高徳(シュツットガルト/ドイツ)
21.酒井宏樹(ハノーバー/ドイツ)
MF:
7.遠藤保仁(G大阪)
14.中村憲剛(川崎)
17.長谷部誠(ボルフスブルク/ドイツ)
13.細貝萌(レバークーゼン/ドイツ)
4.本田圭佑(CSKAモスクワ/ロシア)
20.高橋秀人(FC東京)
FW:
18.前田遼一(磐田)
9.岡崎慎司(シュツットガルト/ドイツ)
11.ハーフナー・マイク(フィテッセ/オランダ)
10.香川真司(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)
8.清武弘嗣(ニュルンベルク/ドイツ)
19.原口元気(浦和)
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★追加招集★
日本サッカー協会は本日9日、ワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア最終予選のイラク戦(11日・埼玉スタジアム)に臨む日本代表に、DF槙野智章(浦和)を追加招集したと発表した。
槙野は国際Aマッチ11試合に出場して1得点。この日より代表チームに合流する。
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★来日★
11日、埼玉スタジアムで行われるワールドカップ(W杯)アジア最終予選の日本代表戦に向け、ジーコ監督率いるイラク代表が合宿中の韓国から本日9日に来日した。
成田空港には、日本代表監督時代と同じ数のメディアが詰めかけ「恒例」だった囲み会見も行われた。ジーコ監督は、日本のメディアにポルトガル語、イタリア語、英語、日本語で応じる余裕で「日本に再び来られて本当に幸せに思う。今回は敵として埼玉で戦うが(7勝2分けの)埼玉無敗記録は続けたい」と話し、2日間の練習もやはり「全てオープンにするに決まっている。フットボールにミステリーはない」と笑った。
イラク代表は1日から韓国で事前合宿を行っていた。この日の夕方には都内で調整を行う予定で、11日の日本戦に備える。
【ジーコ監督Q&A】
昨年6月のチャリティーマッチと被災地訪問以来の来日だが?
「とても幸せに思う。日本の皆さんは私の仕事をとてもよく理解して下さっているし、15年を過ごした日本に戻ることは私にとって特別なこと」
日本代表をどう見ている?
「アジアのパワーであり、トップのクオリティを持ったチーム。決定力のある選手が多く、どの選手という特定の選手ではなく全員に力がある」
イラクのチーム状況は?
「ケガ人や試合に出ていない選手がおり、また韓国の合宿では代表でレギュラーを経験したことのある選手が3人という状況だった。チーム状況は非常に難しく、(チーム全体の)コンディション調整が問題になる」
勝利の自信は?
「良い結果を出す自信はある。韓国での合宿で(代表経験のない)新しい選手達を試しているので彼らが代表にふさわしい選手かを見極めるためにも、メンタルでの強さが重要になると思う」
埼玉スタジアムでは負けたことがないが?
「監督時代には、サポーターの利を活かしていい結果を出すことができた。今回は敵として埼玉で戦うが、無敗記録は続けたい」
ザック監督も負けていないが?
「じゃあ、引き分けでちょうどいいじゃない?(笑)」
韓国での合宿については?
「トレーニングマッチを1試合、Kリーグの尚武(15位)というチームと6日に試合をし、3−0で勝つことができた。若く、まだ経験のない選手ばかりの試合だったのでとても難しいものだったが、3−0で勝てたことは彼らに大きな自信となっただろうし、とてもいい準備ができた」
ご自身が監督だった時代と、今の日本代表との比較は?
「比較するのは好きではない。それよりも、(ジーコが初代表として呼んだ)遠藤保仁、長谷部誠、駒野友一が(イビツァ・オシム、岡田武史、アルベルト・ザッケローニと各監督の指揮下で)活躍していることがとても嬉しい」
本田圭佑をどう思う?
「私がCSKA監督時代、会長に『若くてこれから期待できるいい選手だ。獲得して欲しい』と進言している。会長は、本田をちゃんと獲得したが、私はチームを去ってしまった(笑)。彼はスペースを与えれば決定的な仕事をする選手だ」
6日の日本代表のUAEとの親善試合は見た?
「兄のエドゥーが新潟で観てくれたので、彼から話を聞いた。しかし、フレンドリーマッチとワールドカップ予選は全く違うもの。重要な参考ではない」
今日から2日間、トレーニングをするが、やはり公開?
「もちろん!(大きく両手を広げて笑いながら)非公開にする理由があるのかい?フットボールはミステリーじゃない」
【ジーコ監督が熱血指導】
元日本代表監督のジーコ監督(59)率いるイラク代表は本日9日夕方、東京都内のグラウンドで約2時間半の全体練習を行った。主にミニゲームやシュート練習に時間を割き、練習終了後は、ジーコ監督が選手に声を荒らげながら指導する一幕もあった。11日は、埼玉スタジアムでかつて指揮した古巣・日本との対戦。「遠藤や駒野が代表として出場していることを嬉しく思う」と、かつての愛弟子との再会を心待ちにしていた。
イラクは2試合を終えて2分けの勝ち点2で、エースのFWユーニスは「勝たなくてはいけない試合」と気を引き締めた。10日は埼玉スタジアムで公式練習を行い、ジーコ監督が記者会見する。
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★大波乱★
第92回天皇杯全日本選手権2回戦結果
FC東京0−1横河武蔵野(東京)
(味スタ/7287人)
≪得点者≫
横河武蔵野:岩田啓佑90+2
磐田7−0FC鈴鹿ランポーレ(三重)
(ヤマハ/2808人)
≪得点者≫
磐田:オウンゴール17、小林祐希40、押谷祐樹48、山崎亮平54、61、ハン・サンウン66、阿部吉朗90+1
千葉1−0V・ファーレン長崎(JFL)
(フクアリ/3207人)
≪得点者≫
千葉:大塚翔平36
大宮2−0ブラウブリッツ秋田(秋田)
(熊谷陸/1439人)
≪得点者≫
大宮:カルリーニョス45+1、チョ・ヨンチョル68
福岡4−2福岡大(福岡)
(レベスタ/2277人)
≪得点者≫
福岡:城後寿7、44、オズマール59、サミル71
福岡大:岸田和人41、76
岡山2−0富山
(カンスタ/3277人)
≪得点者≫
岡山:チアゴ54、後藤圭太76
鳥栖0−1カマタマーレ讃岐(香川)
(ベアスタ/3091人)
≪得点者≫
讃岐:西野泰正90+2
町田1−1(PK5−4)北九州
(駒沢/1653人)
≪得点者≫
町田:北井佑季22
北九州:常盤聡51
大分2−2(PK3−5)水戸
(大銀ド/2515人)
≪得点者≫
大分:丸谷拓也13、58
水戸:代健司75、橋本晃司90
新潟2−1サウルコス福井(福井)
(新潟陸/3116人)
≪得点者≫
新潟:ブルーノ・ロペス56、105
サウルコス福井:井優介45+1
鳥取2−1草津
(とりスタ/2031人)
≪得点者≫
鳥取:尾崎瑛一郎52、住田貴彦72
草津:林勇介17
第92回天皇杯全日本選手権3回戦日程
10月10日(水)
19:00〜
柏vs湘南
(柏)
19:00〜
AC長野パルセイロ(長野)vs横河武蔵野(東京)
(札幌厚別)
19:00〜
磐田vs京都
(ヤマハ)
19:00〜
SAGAWA SHIGA FC(滋賀)vs千葉
(ホームズ)
19:00〜
仙台vs熊本
(ユアスタ)
19:00〜
大宮vs福岡
(熊谷陸)
19:00〜
横浜Mvs横浜FC
(日産ス)
19:00〜
C大阪vs山形
(金鳥スタ)
19:00〜
岡山vs名古屋
(富山)
19:00〜
カマタマーレ讃岐(香川)vs浦和
(佐賀)
19:00〜
FC今治(愛媛)vs町田
(広島ビ)
19:00〜
清水vs東京V
(アウスタ)
19:00〜
G大阪vs水戸
(万博)
19:00〜
新潟vs福島ユナイテッド(福島)
(東北電ス)
19:00〜
鹿島vs鳥取
(カシマ)
19:00〜
川崎vs徳島
(等々力)
サッカーの天皇杯全日本選手権第4日は本日9日、シードのJリーグ勢が登場して各地で2回戦の残り11試合が行われ、2連覇を目指したJ1のFC東京が日本フットボールリーグ(JFL)の横河武蔵野(東京)に0−1で敗れる大波乱があった。
J1の鳥栖もJFLのカマタマーレ讃岐(香川)に0−1で屈した。このほかのJ1勢は磐田、大宮、新潟が勝ち上がった。J2の福岡は福岡大(福岡)を4−2で下し、大学勢は姿を消した。
3回戦は10月10日の午後7時から全16試合が実施される。
【横河武蔵野の監督は「勝って大丈夫だった?」】
前回王者のFC東京が初戦の2回戦でJFL12位の横河武蔵野に敗れる大波乱が起こった。
FC東京の2連覇の野望を打ち砕いたのはJFLの横河武蔵野だった。
0−0の後半ロスタイム、左サイド約35メートルの位置で得たFK。MF岩田の「ちょっとミスキックだったけど、気持ちが入っていた」という右足のキックは、GK塩田の頭上を越え、ゴールネットに突き刺さった。
ヒーローの岩田は「チーム一丸となって90分間耐え抜いた結果」と、勝因に粘り強い守備を挙げた。「相手の良さを消すサッカー」(依田監督)を貫き、前年王者に人数を掛けたぶ厚い守備で対応。最後まで集中力を切らさず、無失点に封じた。
依田監督は「勝って大丈夫だったかな?と正直思っちゃいますけど…。延長まで考えていたので、あの1点はラッキーだった」と興奮冷めやらない表情。好セーブを連発し、FC東京の猛攻を封じたGK飯塚も「ちょっとビックリしている。頭真っ白」とJ1チームを破ったことが信じられないといった様子だった。
横河武蔵野は3回戦で、J1札幌をPKで破った長野パルセイロと10月10日に対戦する。
【ポポビッチ監督は自嘲気味】
2連覇を狙ったFC東京だったが、まさかの初戦敗退。ポポビッチ監督は後半ロスタイムに決められた約35メートルのFKを「北海道から打たれたようなゴール」と振り返り、「大番狂わせを体験する羽目になってしまった」と笑うしかなかった。
権田、高橋を代表戦で欠いたが、ほぼベストの布陣。前半から圧倒的にボールを支配したが、横河武蔵野の「相手の良いところを消す」(依田監督)戦略の前に1点が奪えなかった。守備を固めた相手を最後まで崩せず、石川は「相手は勝つための手段を徹底的にピッチで表現し、集中力も高かった。それを越えられなかったのは悔しい」と沈んだ表情で話した。
【讃岐は波乱演出も「狙い通り」】
カマタマーレ讃岐が、J1で5位と好調の鳥栖を相手に殊勲の勝利を挙げた。北野監督は「狙い通りだった」との言葉に充足感を漂わせた。
相手ボランチを自陣に引き寄せ、相手の守りの選手数を減らすとの作戦が効果的だった。そして、後半ロスタイムに相手のパスミスを誘い、決勝ゴール。同監督は「次も頑張りたい」と次戦に目を向けた。
【栖“下克上”にショック隠せず】
堅守速攻の鳥栖にとって、お株を奪われたような敗戦だった。尹晶煥監督は「選手はよくやったと思うが、物足りなさもあった。結果は結果として受け入れないと」と暗い表情だった。
引いて守る相手に手を焼き、シュートの精度も低かった。藤田は「決める時に決めておかないと」とショックを隠せなかった。
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★3連覇★
なでしこリーグカップ決勝結果
INAC神戸レオネッサ2−3日テレ・ベレーザ
(NACK5スタジアム大宮/7399人)
≪得点者≫
INAC神戸:チ・ソヨン23、ゴーベル・ヤネズ30
日テレ:永里亜紗乃6、55、小林弥生44
サッカー女子のなでしこリーグカップは本日9日、埼玉・NACK5スタジアム大宮で決勝が行われ、日テレ・ベレーザが昨季リーグ王者のINAC神戸レオネッサを3−2で破り優勝、リーグ杯が開催された2007、2010年に続く3連覇を達成した。
2−2で前半を折り返した日テレは後半10分、永里亜紗乃のこの日2点目で勝ち越し、粘り強く守って逃げ切った。
一方、MF澤穂希やFW川澄奈穂美、FW大野忍らが先発したINAC神戸だったが、激しい打ち合いの末に敗戦。2010年10月11日のなでしこリーグの日テレ戦(1−4)以来、公式戦は無敗だったが、ついに699日ぶりとなる黒星を喫し、今季3冠の夢が消滅した。
なお、大会MVPには決勝で2得点を決めた永里が選ばれた。
【永里は全3得点に絡む大活躍】
日テレのFW永里が2得点、1アシストで全得点に絡んだ。「凄く練習してきた。自信はあった」と話した。
前半7分に先制すると、1−2の前半44分には鮮やかな突破から同点ゴールをお膳立て。後半11分には相手のパスミスを逃さずに奪い、ドリブルでGKをかわして決めた。「3点目は90分通して狙っていた。結果が出て嬉しい」と笑みを広げた。
【公式戦無敗記録43でストップ】
INAC神戸は2010年10月から続いていた公式戦無敗記録が43でストップした。川澄、大野ら代表勢の動きが良く、特に後半は圧巻の攻撃力で襲いかかったが、終了間際の澤のヘッドも右ポストを直撃。不用意なパスミスからの2失点を取り返せなかった。
就任後、41戦目で初黒星の星川監督は「ふわっと入っていた」と選手の気合い不足を指摘。勝ち慣れたことでマンネリが生じているとし「自分が率いた方がいいのか、辞めた方がいいのかという踏み込んだ問題。新しい一歩を踏み出すタイミングと思う」と退任の可能性に言及した。同監督は現在、Jリーグ監督に必要な公認S級ライセンスの取得を目指している。
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★宮間がMVP★
なでしこリーグ・オールスター結果
アテナ2−1ミネルバ
(NACK5スタジアム大宮)
なでしこリーグのオールスターは本日9日、NACK5スタジアム大宮で行われ、アテナがミネルバを2−1で下した。
メンバーは、同日に同会場で行われるなでしこリーグカップの決勝を戦うINAC神戸と日テレ・ベレーザを除いた編成。伊賀、岡山湯郷、千葉、大阪高槻から選出されたアテナと新潟、浦和、狭山、福岡ANから選ばれたミネルバが対戦した。
試合は、16分に保坂のどか(千葉)の得点でアテナが先制。30分にミネルバの荒川恵理子(浦和)が同点ゴールを挙げるが、後半28分にアテナの松岡実希(岡山湯郷)が決勝点を奪取。2−1でアテナが勝利を収めた。
宮間あや(岡山湯郷)が2点をアシストしてMVPとなり「レベルの高い選手が揃って楽しかった」と笑顔を見せた。
なお、U−20女子日本代表(ヤングなでしこ)の一員として、前日にU−20 女子ワールドカップ(W杯)の3位決定戦を戦った猶本光と和田奈央子(ともに浦和)、横山久美(岡山湯郷)も途中出場。猶本は「一生懸命やれば、その中で感じてもらえるものがあると思った」と短い時間の中で全力プレーを見せた。
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★ドロー発進★
W杯欧州予選第1戦結果
グループA:
スコットランド0−0セルビア
グループB:
デンマーク0−0チェコ
2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会欧州予選は8日、第1戦の2試合行われ、グループBのデンマークはホームでチェコと対戦し、0−0のスコアレスドローに終わった。
2大会連続5度目のW杯出場を目指すデンマークは多くのチャンスを作るも、決め手を欠いた。チェコはGKツェフ(チェルシー)を中心にした堅守で、アウェーでの貴重な勝ち点1を手にした。
もう1試合、グループAのスコットランドとセルビアの対戦は、両チームのGKがスーパーセーブを見せる活躍で、得点が決まらずスコアレスドローに終わった。
グループAには8日に勝利したベルギーとクロアチアなど、実力の拮抗したチームが多く、混戦が予想される。次戦は11日、スコットランドvsマケドニア、セルビアvsウェールズ、ベルギーvsクロアチアが行われる。
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★出場王手★
アフリカネーションズカップ最終予選第1戦結果
マリ3−0ボツワナ
ガーナ2−0マラウィ
リベリア2−2ナイジェリア
ザンビア1−0ウガンダ
カーボベルデ諸島2−0カメルーン
シエラレオネ2−2チュニジア
スーダン5−3エチオピア
コートジボワール4−2セネガル
ガボン1−1トーゴ
中央アフリカ共和国1−0ブルキナファソ
2013年アフリカネーションズカップ(アフリカ選手権)最終予選の第1戦は8日、アフリカ各地で行われ、コートジボワールはホームでセネガルを4−2で下し、本大会出場に王手をかけた。
ホームのコートジボワールはセネガルに先制を許すも、後半にカルーが決めて同点に。その後パピス・シセにゴールを割られまたも劣勢となったが、後半20分にジェルビーニョが決めて再び試合を振り出しに戻すと、直後にドログバがPKを沈めて逆転に成功する。コートジボワールは40分にもグラデルのゴールでリードを広げ、20分間で3得点。2点のアドバンテージを得て第2戦を迎えることになった。
一方、過去3度この大会を制しているカメルーンは、本大会出場経験のないカーボベルデ諸島に0−2でまさかの黒星。カメルーン代表として15年プレーし、代表109キャップを積み上げてきたFWエトーが代表チームのマネジメントに疑問を呈して代表復帰を拒んだ同チームは、2大会連続で予選敗退の危機に立たされている。
そのほか、カメルーン同様に前回予選敗退を喫したナイジェリアは、リベリアと2−2で引き分け。トーゴはアデバヨールのゴールでガボンに追い付き、1−1で第1戦を終えた。また、前回王者のザンビア、ガーナ、マリ、中央アフリカらが第1戦を制し、本大会に近付いている。
2013年アフリカネーションズカップは1月に南アフリカで開催。最終予選は30チームが15グループに分かれてホーム&アウェー方式の2試合を戦い、勝者が本大会出場権を得る。
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★銅メダル★
U-20女子W杯結果
3位決定戦:
U-20ナイジェリア代表1−2U-20女子日本代表
(国立霞ヶ丘競技場/31114人)
≪得点者≫
U-20ナイジェリア代表:オパラノジー73
U-20女子日本代表:田中陽子24、西川明花50
≪出場メンバー≫
【U-20女子日本代表】
GK:
1.池田咲紀子(浦和レッズレディース)
DF:
17.高木ひかり(早稲田大)
20.土光真代(日テレ・ベレーザ)
15.中村ゆしか(関東学園大)
5.浜田遥(スペランツァFC大阪高槻)
MF:
11.田中美南(日テレ・ベレーザ)
7.藤田のぞみ(浦和レッズレディース)(cap)
(67分3.木下栞(日テレ・ベレーザ))
8.猶本光(浦和レッズレディース)
10.横山久美(岡山湯郷Belle)
(35分14.柴田華絵(浦和レッズレディース))
9.田中陽子(INAC神戸レオネッサ)
FW:
13.道上彩花(常盤木学園高)
(46分18.西川明花(高梁吉備国際大学))
ベンチ:
GK:
12.武仲麗依(INAC神戸レオネッサ)
21.望月ありさ(日テレ・メニーナ)
DF:
4.坂本理保(浦和レッズレディース)
16.和田奈央子(浦和レッズレディース)
MF:
6.仲田歩夢(INAC神戸レオネッサ)
19.中里優(日テレ・ベレーザ)
2.加藤千佳(浦和レッズレディース)
フォーメーション
(4-2-3-1)
13
9 10 11
8 7
5 15 20
17
1
決勝:
アメリカ1−0ドイツ
(国立霞ヶ丘競技場)
≪得点者≫
アメリカ:オハイ44
サッカーのU-20(20歳以下)女子ワールドカップ(W杯)最終日は8日、東京・国立霞ヶ丘競技場で行われ、日本は3位決定戦で前回準優勝のナイジェリアに2−1で競り勝った。過去5大会で2度のベスト8が最高の日本は、初のメダルを獲得し、フェアプレー賞も受賞した。
日本は前半24分にMF田中陽(INAC神戸)が今大会6点目となる左足のミドルシュートを決めて先制。後半5分にはFW西川(高梁吉備国際大)が2点目を奪った。その後に1点返されたが、逃げ切った。
決勝はアメリカが1−0で2連覇を狙ったドイツを下し、2大会ぶり3度目の優勝を飾った。
【田中陽子「蹴ったら入りました」】
ヤングなでしこのMF田中陽子(INAC神戸)が、鮮やかなミドルシュートで史上初の銅メダル獲得に貢献した。
前半24分、ゴール正面でパスを受けると、ペナルティーエリア手前から迷わず左足を振り抜いた。「蹴ったら入りました」。無回転のボールはナイジェリアGKの手を弾き、ゴールに吸い込まれる値千金の先制弾。エースは今大会6得点目を「あの点でチームの流れが変わったので良かった」と笑顔で振り返った。
準々決勝まで4試合連続ゴールを決めたエースも、ドイツとの準決勝ではノーゴールで途中交代。チームも0−3で敗れ、「泣いてる場合じゃない」と涙すら出ない悔しさを味わった。最終決戦でその鬱憤を晴らした19歳は「3位といういい結果を残せて良かった。お世話になった人達のためにプレーしようと思っていたので、勝ちにつながって良かった」と晴れやかな表情を見せた。
【西川「絶対決めようと思っていた」】
準々決勝、準決勝で先発したFW西川明花(FC高梁)は、この日はベンチスタート。試合前には「ハナ(柴田華絵)と、絶対に点を決めてやろうと話していた」という。
後半開始からFW道上に代わってピッチに入ると、5分後にその言葉を現実にした。前半途中から出場した柴田がドリブルで2人をかわすと、中央からスルーパス。相手ディフェンスラインの裏に飛び出した西川がGKを冷静にかわし、左足でゴールに流し込んだ。
最後はナイジェリアの猛攻をしのぎ切り、「流れは向こうに行っていたけど、全員で守り切れて良かった」と振り返った20歳。「これからもまだまだ続いていくので、未来につなげていきたい」と、将来のなでしこジャパン入りを誓った。
【高木「うまく連係が取れた」】
日本は相手の高い身体能力に苦戦したが、懸命に体を寄せて終盤の猛攻をしのいだ。この日、センターバックに入った高木は「相手に体を当てて(プレーを)遅らせたり、1人がいったら1人がカバーするとか。うまく連係が取れた」と胸を張った。
前半19分までに3失点した準決勝の反省も生かした。GK池田は「時間帯に応じてどうするか、共通認識ができていた」と話し、DF土光は「相手のリズムになっても耐えようと話していた」と粘り強さを誇った。
【柴田が優秀選手】
表彰式では日本の2選手が受賞。優秀選手に選ばれた柴田は「ビックリです。本当にみんなのおかげ」と実感が湧かない様子で、大会2位の6得点の田中陽は「みんなのおかげで取れたものなので、凄く嬉しい」と笑顔を見せた。
【なでしこジャパンがハーフタイムに登場】
ロンドン五輪で銀メダルに輝いた「なでしこジャパン」の佐々木監督や宮間主将、澤らが決勝のハーフタイムに登場し、女子サッカーへのさらなる応援を呼び掛けた。
佐々木監督は「『ヤングなでしこ』は3位を獲得し、『なでしこジャパン』は初のメダルを獲得した。ますます女子サッカーを応援してください」と満面の笑み。宮間は「U-20の選手達が素晴らしい戦いで3位を勝ち取り、誇りに思う」と話した。
【ナイジェリア「運がなかった」】
敗れたナイジェリアは落胆の色を隠せなかった。1点差に詰め寄る直接FKを決めたFWオパラノジーは「私達の方がいいプレーをしたが、シュートがポストに当たったりして運がなかった。凄くガッカリしている」と肩を落とした。
わずかな隙から2失点し、取り返せなかった。エドウィン監督は「地元の日本に運があった。失点は集中が切れた一瞬を突かれた」と悔やんだ。
【ドイツ、2連覇ならず】
ドイツは相手の堅守を崩せず、前半終了間際の1失点に泣いて2連覇を逃した。マイネルト監督は「前半の最初にチャンスをつくれなかったのが問題だった。試合の流れの中で、本来の軽やかな動きが出せなかった」と悔しさをこらえた。
2トップのマロジャンとロッツェンも相手のしつこい守備に苦しんだ。大会の最優秀選手に選ばれたマロジャンは「とてもガッカリ。全力を尽くしたが、点を取れなかった」と金色のトロフィーを手にうなだれた。
【U-20女子日本代表21名】
GK:
12.武仲麗依(INAC神戸レオネッサ)
1.池田咲紀子(浦和レッズレディース)
21.望月ありさ(日テレ・メニーナ)
DF:
4.坂本理保(浦和レッズレディース)
3.木下栞(日テレ・ベレーザ)
15.中村ゆしか(関東学園大)
5.浜田遥(スペランツァFC大阪高槻)
17.高木ひかり(早稲田大)
16.和田奈央子(浦和レッズレディース)
20.土光真代(日テレ・ベレーザ)
MF:
7.藤田のぞみ(浦和レッズレディース)
14.柴田華絵(浦和レッズレディース)
9.田中陽子(INAC神戸レオネッサ)
6.仲田歩夢(INAC神戸レオネッサ)
8.猶本光(浦和レッズレディース)
19.中里優(日テレ・ベレーザ)
2.加藤千佳(浦和レッズレディース)
FW:
18.西川明花(高梁吉備国際大学)
10.横山久美(岡山湯郷Belle)
11.田中美南(日テレ・ベレーザ)
13.道上彩花(常盤木学園高)
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【超サカFLASH】
★決勝進出★
サッカーの第13回ダノンネーションズカップ(12歳以下)世界大会第2日は8日、ワルシャワで決勝トーナメントが行われ、日本代表のレジスタ(埼玉)は準決勝でアルゼンチン代表のチームに3−1で勝ち、日本勢として初の決勝に進んだ。9日に韓国代表のチームと対戦する。7日のグループリーグをグループF・1位で通過したレジスタは、準決勝は優勝候補のアルゼンチンに先制されたが、エース榊原の2ゴールなどで逆転勝ちした。決勝トーナメント1回戦はアメリカに2−0で快勝し、準々決勝でもスペインを2−1で下した。
★手術★
日本代表MFMF香川真司が所属するイングランドプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは8日、イングランド代表DFフィル・ジョーンズが右膝の手術を受け、復帰までに最長2ヶ月を要すると発表した。開幕前に腰を傷め、今季はまだ公式戦出場のないジョーンズは今週に行われた練習中に、今度は右膝の半月板を負傷して手術を余儀なくされた。クラブ側は、リハビリに6〜8週間を要するとの見解を示している。マンUではFWウェイン・ルーニー、MFアシュリー・ヤング、DFクリス・スモーリングがケガで離脱中。また、MFダレン・フレッチャーも炎症性腸疾患により長く戦列を離れている。
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