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本日の超最新情報
マンチェスターUの香川真司がアジア人選手史上初のハットトリックを達成!!2013.03.03.SUN

INDEX

快勝発進
J1第1節(開幕戦)最終日
3−1川崎
2シーズンぶりの優勝を目指す柏は新加入のクレオの2ゴールなどで快勝発進!川崎MF中村憲剛は嘔吐や下痢などの体調不良で欠場!
J2第1節(開幕戦)
栃木0−1松本
千葉0−1札幌
岐阜0−2横浜FC
徳島0−1神戸
東京V0−1福岡
北九州1−2富山
熊本1−2鳥取
水戸1−1群馬
岡山1−1長崎
愛媛3−1山形
G大阪3−3京都
降格組は神戸と札幌が白星発進!G大阪は京都との打ち合いの末、終了直前に遠藤保仁がPK弾を決めて土壇場ドロー!横浜FCの元日本代表FW三浦知良は後半43分から出場し、46歳5日で自身の持つJリーグ最年長出場記録を更新!

ハットトリック
イングランドプレミアリーグ第28節
マンチェスター・ユナイテッド4−0ノーウィッチ
サウサンプトン1−2クイーンズ・パーク・レンジャーズ
ウィガン0−4リバプール
チェルシー1−0ウェスト・ブロムウィッチ
リーグ戦4試合ぶりに先発出場した香川真司はフル出場してハットトリックの大活躍!プレミアリーグでアジア人選手がハットトリックを達成したのは史上初!首位マンUは完勝してリーグ戦5連勝!吉田麻也はリーグ戦24試合連続のフル出場、宮市亮は右足首の捻挫で欠場!

最高評価
2日のノーウィッチ戦でハットトリックを達成したマンチェスター・ユナイテッドの日本代表MF香川真司に英国各紙が最高評価の9点!英国営放送BBCは「香川が歴史を作った」との見出しでアジア人初の快挙を絶賛!

フル出場
ドイツブンデスリーガ第24節
レバークーゼン2−1シュツットガルト
ニュルンベルク1−1フライブルク
ボルフスブルク1−4シャルケ
ドルトムント3−1ハノーバー
酒井高徳は公式戦8試合連続のフル出場も、相手GKとの1対1を決められず!清武弘嗣、長谷部誠はスタメン出場、岡崎慎司、金崎夢生、酒井宏樹はベンチ入りも出番なし!細貝萌はベンチ外、内田篤人は右太ももの肉離れで欠場!

途中出場
オランダエールディビジ第25節
PSV2−0VVV
トゥヴェンテ0−2アヤックス
大津祐樹は後半14分から、カレン・ロバートは後半32分から出場!降格圏17位のVVVは首位PSVに完敗!2位アヤックスは5位トゥヴェンテに快勝!

3位浮上
イタリアセリエA第27節
ミラン3−0ラツィオ
4位ミランvs3位ラツィオの上位対決は、パッツィーニの2ゴールなどでミランが完勝して3位浮上!ラツィオは前半16分にカンドレーバが痛恨の一発退場!

主力温存で連勝
スペインリーガエスパニョーラ第26節
レアル・マドリード2−1バルセロナ
バレンシア2−2レバンテ
オサスナ0−1アスレティック・ビルバオ
3位レアルvs首位バルサの伝統の一戦『クラシコ』は、クリスティアーノ・ロナウド、エジル、シャビ・アロンソら主力を温存させたレアルが競り勝って『クラシコ』で連勝!バルセロナはメッシがリーグ戦16試合連続ゴールを決めて一矢報いる!

痛恨黒星
フランスリーグ1第27節
スタッド・ドゥ・ランス1−0パリ・サンジェルマン
モンペリエ2−0レンヌ
首位パリSGは10人のランスに敗れ、直近のリーグ戦3試合で2敗目!ベッカムは守備的MFで後半23分から出場!

本日の超サカFLASH
J1柏DF橋本和が右脛骨の骨折で手術を受けて全治3ヶ月ほか


本文
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快勝発進
J1第1節(開幕戦)最終日結果

3−1川崎
(柏/13785人)
≪得点者≫
:クレオ5、63、工藤壮人72
川崎:レナト79
≪出場メンバー≫

GK:
菅野孝憲
DF:
キム・チャンス、鈴木大輔、近藤直也、増嶋竜也
MF:
レアンドロ・ドミンゲス、茨田陽生(86分栗澤僚一)、大谷秀和、ジョルジ・ワグネル
FW:
工藤壮人、クレオ
川崎
GK:
西部洋平
DF:
田中裕介、中澤聡太、井川祐輔
MF:
登里享平、稲本潤一、風間宏希(71分山本真希)、森谷賢太郎(46分矢島卓郎
FW:
大久保嘉人、レナト、小林悠(73分パトリック

 J1第1節最終日は本日3日、日立柏サッカー場で残りの1試合が行われ、2季ぶりの優勝を目指す柏が昨季8位の川崎に3−1で快勝し、白星スタートを切った。昨季6位の柏は新外国人選手のクレオが2得点と活躍し、後半27分には工藤が加点した。川崎はレナトの1点にとどまった。
 なお、川崎のMF中村憲剛は体調不良のため、柏戦を欠場した。風間八宏監督によると、嘔吐(おうと)や下痢などの症状があった。

【工藤「量産したい」】
 昨季J1で13得点をマークした工藤が、2−0の後半27分にダメ押し点を決めた。柏ユースの先輩でもある近藤のパスを受け、「決めないと後で怒られると思った」と、GKをよく見て冷静に右足で決めた。
 昨季途中まで北嶋(現J2熊本)がつけていた背番号9を引き継ぎ、今季公式戦3試合目で初ゴール。「このユニホームで点を決められて良かった。これから量産していきたい」と宣言した。

【個人能力見せた川崎の大久保】
 川崎に新加入した元日本代表の大久保は個人能力の高さを見せた。右サイドに入った前半はドリブルで脅かし、中央に移った後半はボールを収めて攻撃の起点になった。両チーム最多の6本のシュートを放ち「結果は出なかったけど、自分としては楽しかった」と語った。
 チームのタイトルと、あと11点に迫るJ1通算100ゴール達成が今季の目標。ボール保持を重んじるスタイルにも手応えを感じている。1−3の敗戦にも「主導権は握っていた。つなぎのミスを少なくしていけば大丈夫」と前向きに話した。

J1第2節日程

9日()
13:00〜
新潟vs広島
(東北電ス)
14:00〜
鹿島vs仙台
(カシマ)
14:00〜
FC東京vs
(味スタ)
14:00〜
甲府vsC大阪
(中銀スタ)
14:00〜
清水vs横浜M
(日本平)
15:00〜
川崎vs大分
(国立)
15:00〜
磐田vs大宮
(ヤマハ)
16:00〜
浦和vs名古屋
(埼玉)
19:00〜
湘南vs鳥栖
(BMWス)

J2第1節(開幕戦)結果

栃木0−1松本
(栃木グ/8686人)
≪得点者≫
松本:塩沢勝吾33
≪出場メンバー≫
栃木
GK:
榎本達也
DF:
赤井秀行、チャ・ヨンファン、當間建文、菅和範
MF:
クリスティアーノ、パウリーニョ、三都主アレサンドロ(63分高木和正)、菊岡拓朗(85分湯澤洋介)
FW:
サビア、近藤祐介(63分廣瀬浩二)
松本
GK:
白井裕人
DF:
川鍋良祐、飯田真輝、多々良敦斗
MF:
鐡戸裕史、ユンソンヨル、岩沼俊介、北井佑季(76分楠瀬章仁)、玉林睦実、船山貴之
FW:
塩沢勝吾(82分長沢駿)

千葉0−1札幌
(フクアリ/13583人)
≪得点者≫
札幌:内村圭宏90+1
≪出場メンバー≫
千葉
GK:
岡本昌弘
DF:
高橋峻希、竹内彬、山口智、キム・ヒョヌン(90+3分佐藤健太郎)
MF:
兵働昭弘、佐藤勇人(93分深井正樹)、米倉恒貴、ジャイール
FW:
谷澤達也、ケンペス(63分ナムスンウ)
札幌
GK:
杉山哲
DF:
チョ・ソンジン、櫛引一紀、奈良竜樹、松本怜大
MF:
河合竜二、上里一将、古田寛幸(86分砂川誠)、内村圭宏、神田夢実(66分岡本賢明
FW:
テレ(69分前田俊介)

岐阜0−2横浜FC
(長良川/5006人)
≪得点者≫
横浜FC:野崎陽介80、内田智也86
≪出場メンバー≫
岐阜
GK:
時久省吾
DF:
杉山新、デズモンド、関田寛士、尾泉大樹(85分中島康平)
MF:
染矢一樹(70分ファビオ)、李漢宰、益山司、美尾敦、山崎正登(46分野垣内俊)
FW:
井上平
横浜FC
GK:
柴崎貴広
DF:
市村篤司、ペ・スンジン、野上結貴、西嶋弘之
MF:
松下裕樹、寺田紳一、内田智也(88分三浦知良)、中里崇宏(62分野崎陽介)
FW:
武岡優斗、大久保哲哉(74分田原豊)

徳島0−1神戸
(鳴門大塚/7917人)
≪得点者≫
神戸:小川慶治朗50
≪出場メンバー≫
徳島
GK:
松井謙弥
DF:
大久保裕樹、三木隆司、那須川将大、濱田武(68分斉藤大介)
MF:
柴崎晃誠、太田圭輔、藤原広太朗、大ア淳矢(81分宮崎光平)
FW:
高崎寛之(75分ドウグラス)、津田知宏
神戸
GK:
山本海人
DF:
奥井諒、岩波拓也、河本裕之、大屋翼(82分田中英雄)
MF:
橋本英郎、エステバン、杉浦恭平、小川慶治朗
FW:
有田光希(53分ポポ)、都倉賢(46分田代有三)

東京V0−1福岡
(味スタ/10447人)
≪得点者≫
福岡:城後寿73
≪出場メンバー≫
東京V
GK:
佐藤優也
DF:
森勇介(79分小池純輝)、金鐘必、刀根亮輔、福井諒司
MF:
中後雅喜、中島翔哉、鈴木惇、常盤聡(84分高木大輔)
FW:
飯尾一慶(62分前田直輝)、高原直泰
福岡
GK:
神山竜一
DF:
堤俊輔、古賀正紘、山口和樹、尾亦弘友希
MF:
宮本卓也、中原秀人、岡田隆、船山祐二(62分西田剛)、石津大介(55分坂田大輔)
FW:
城後寿(84分金森健志)

北九州1−2富山
(本城/2506人)
≪得点者≫
北九州:柿本健太83
富山:國吉貴博12、木村勝太52
≪出場メンバー≫
北九州
GK:
松本拓也
DF:
田中優毅、前田和哉、市川恵多、松本陽介
MF:
内藤洋平、鈴木修人、アン・ヨンギュ(64分小手川宏基)、渡大生
FW:
大島秀夫(81分柿本健太)、ナム・イルウ(54分キム・ドンフィ
富山
GK:
守田達弥
DF:
足助翔、平出涼、舩津徹也
MF:
大西容平、國吉貴博、キム・ヨングン(66分木本敬介■■=(90分))、ソ・ヨンドク(89分池端陽介)、木村勝太、朝日大輔
FW:
西川優大

熊本1−2鳥取
(うまスタ/11116人)
≪得点者≫
熊本:藤本主税58
鳥取:久保裕一65、奥山泰裕88
≪出場メンバー≫
熊本
GK:
南雄太
DF:
筑城和人、吉井孝輔、福王忠世(89分高橋祐太郎)、片山奨典
MF:
仲間隼斗、黒木晃平、養父雄仁、藤本主税(83分五領淳樹)
FW:
齊藤和樹、北嶋秀朗(75分ファビオ)
鳥取
GK:
杉本拓也
DF:
尾崎瑛一郎、柳楽智和、柳川雅樹、武田英二郎
MF:
住田貴彦(85分森英次郎)、実信憲明(60分ブルーノ)(80分岡本達也)、横竹翔、鶴見聡貴、奥山泰裕
FW:
久保裕一

水戸1−1群馬
(Ksスタ/5537人)
≪得点者≫
水戸:橋本晃司90+4
群馬:青木孝太22
≪出場メンバー≫
水戸
GK:
本間幸司
DF:
近藤岳登(77分木暮郁哉)、細川淳矢、冨田大介、輪湖直樹(88分島田祐輝)
MF:
新里亮、小澤司、橋本晃司、山村佑樹(86分三島康平)
FW:
難波宏明、鈴木隆行
群馬
GK:
内藤圭佑
DF:
中村英之、増田繁人、乾大知
MF:
夛田凌輔(94分保崎淳)、黄誠秀、小柳達司、加藤弘堅、横山翔平(72分野崎桂太)、小林竜樹
FW:
青木孝太(26分遠藤敬佑)

岡山1−1長崎
(カンスタ/9687人)
≪得点者≫
岡山:荒田智之90
長崎:佐藤洸一25
≪出場メンバー≫
岡山
GK:
中林洋次
DF:
後藤圭太、竹田忠嗣、植田龍仁朗
MF:
澤口雅彦(69分鈴木崇文)、千明聖典、仙石廉(87分上條宏晃)、田所諒、関戸健二(46分石原崇兆)
FW:
荒田智之、押谷祐樹
長崎
GK:
岩丸史也
DF:
藤井大輔、山口貴弘、高杉亮太、井上裕大
MF:
岩間雄大、小笠原侑生、古部健太、神崎大輔、幸野志有人(86分前田悠佑)
FW:
佐藤洸一(75分水永翔馬)

愛媛3−1山形
(ニンスタ/4474人)
≪得点者≫
愛媛:トミッチ45、浦田延尚53、石井謙伍80=PK
山形:山ア雅人48
≪出場メンバー≫
愛媛
GK:
秋元陽太
DF:
代健司、小原章吾、浦田延尚
MF:
吉村圭司、トミッチ、石井謙伍、三原向平(74分黒木恭平)、加藤大、高橋泰(35分渡辺亮太
FW:
東浩史(91分松本翔)
山形
GK:
清水健太
DF:
山田拓巳、石井秀典、イ・ジュヨン、石川竜也
MF:
廣瀬智靖(68分キム・ボムヨン)、ロメロ・フランク、宮阪政樹、伊東俊
FW:
中島裕希(78分萬代宏樹)、山ア雅人(79分林陵平)

G大阪3−3京都
(万博/18041人)
≪得点者≫
G大阪:阿部浩之60、レアンドロ62=PK、遠藤保仁90+3=PK
京都:安藤淳24、山瀬功治81、久保裕也90+1
≪出場メンバー≫
G大阪
GK:
藤ヶ谷陽介
DF:
丹羽大輝、岩下敬輔、今野泰幸、藤春廣輝
MF:
明神智和、遠藤保仁、阿部浩之(91分パウリーニョ)、倉田秋(86分平井将生)
FW:
家長昭博(74分二川孝広)、レアンドロ
京都
GK:
オ・スンフン
DF:
安藤淳、染谷悠太、バヤリッツァ■■=(90+2分)、福村貴幸
MF:
山瀬功治、秋本倫孝、工藤浩平、駒井善成(75分中村祐哉
FW:
三平和司(80分久保裕也)、宮吉拓実

J2第2節日程

10日()
13:00〜
水戸vs富山
(Ksスタ)
13:00〜
群馬vs鳥取
(正田スタ)
13:00〜
岡山vs北九州
(カンスタ)
13:00〜
愛媛vs松本
(ニンスタ)
13:00〜
長崎vsG大阪
(長崎県立)
16:00〜
札幌vs栃木
(札幌ド)
16:00〜
横浜FCvs徳島
(ニッパ球)
16:00〜
神戸vs岐阜
(ホームズ)
16:00〜
福岡vs山形
(レベスタ)
18:00〜
熊本vs千葉
(うまスタ)
19:00〜
京都vs東京V
(西京極)

 J2第1節は本日3日、鳴門ポカリスエットスタジアムなどで開幕し、全11試合が行われ、初めてJ1から降格したG大阪は試合終了間際に遠藤がPKを決め、京都と3−3で辛くも引き分けた。同じく降格の神戸は徳島に、札幌は千葉にいずれも1−0で競り勝った。
 日本フットボールリーグ(JFL)から昇格した長崎は岡山と1−1で引き分け。横浜FCは岐阜に2−0で快勝。横浜FCの三浦知良が自らのJ2最年長出場記録を46歳5日に更新した。

【カズが最年長出場記録更新】
 J2の横浜FCのFW三浦知良が本日3日、岐阜長良川競技場で行われた今季開幕戦の岐阜戦に46歳5日で出場し、自身の持つJリーグ最年長出場記録を更新した。これまでは昨年8月19日に記録した45歳5カ月24日だった。
 J1の最年長出場は、昨季で現役を引退した中山雅史が札幌に在籍した昨年11月24日に45歳2カ月1日で記録。
 今季のJリーグ登録選手で最年長のカズは後半43分から出場し、チームは2−0で勝った。昨年5月に更新した45歳3カ月1日の最年長得点記録も保持している。

【高木三男が17歳でデビュー】
 J2の東京Vはプロ野球DeNAの高木豊コーチの三男・大輔が福岡との開幕戦で17歳4カ月17日でのJデビューを果たした。
 後半39分から途中出場し、元日本代表FW高原との2トップでプレー。ほとんどボールに触れず、チームも0−1で敗戦となったが「次はもっとボールを触って1日も早く点を獲りたい」と話すと「今からテスト勉強です」と高校2年生の顔に戻った。


ハットトリック
イングランドプレミアリーグ第28節結果

マンチェスター・ユナイテッド4−0ノーウィッチ
(オールド・トラフォード/68000人)
≪得点者≫
マンU:香川真司45+1、76、87、ルーニー90
≪出場メンバー≫
【マンU】
GK:
デ・ヘア
DF:
スモーリング、ヴィディッチ、エバンス、エブラ
MF:
バレンシア、アンデルソン(74分クレバリー)、キャリック、香川真司
FW:
ルーニー、ファン・ペルシー(66分ウェルベック)

香川真司ノーウィッチ戦ハットトリック動画
(You Tube)


サウサンプトン1−2クイーンズ・パーク・レンジャーズ
(セント・メアリーズ/30000人)
≪得点者≫
サウサンプトン:ラミレス45+1
QPR:レミ14、ボスロイド77
≪出場メンバー≫
【サウサンプトン】
GK:
ボルツ
DF:
クライン、ジョゼ・フォンテ、吉田麻也、フォックス(57分ショー)
MF:
パンチョン、ラミレス(74分ウォード・プラウズ)、コーク、シュネデルラン、ララナ(43分ロドリゲス)
FW:
ランバート

ウィガン0−4リバプール
(DWスタジアム/25000人)
≪得点者≫
リバプール:ダウニング2、スアレス18、34、49
≪出場メンバー≫
【ウィガン】
GK:
アル・ハブシ
DF:
G・コールドウェル(52分アルカラス)、ボイス、M・フィゲロア、シャルナー
MF:
マッカーシー、マローニー、マッカーサー、ボセジュール(61分マクマナマン)
FW:
A・コネ、ディ・サント(52分エスピノサ)
【リバプール】
GK:
レイナ
DF:
G・ジョンソン、ホセ・エンリケ、アッガー、キャラガー
MF:
ジェラード、コウチーニョ(70分ヘンダーソン)、ダウニング、ルーカス・レイバ
FW:
アレン、スアレス

チェルシー1−0ウェスト・ブロムウィッチ
(スタンフォード・ブリッジ/40000人)
≪得点者≫
チェルシー:デンバ・バ28
≪出場メンバー≫
【チェルシー】
GK:
ツェフ
DF:
アスピリクエタ、イバノビッチ、ダビド・ルイス、A・コール
MF:
ラミレス、ランパード、アザール(80分モーゼス)、マタ(94分ミケル)、オスカル
FW:
デンバ・バ(87分トーレス)

エバートン3−1レディング
≪得点者≫
エバートン:フェライニ42、ピーナール59、ミララ66
レディング:ロブソン・カヌ84

ストーク・シティー0−1ウェストハム
≪得点者≫
ウェストハム:コリゾン45+1

サンダーランド2−2フルハム
≪得点者≫
サンダーランド:ガードナー37=PK、セセニョン70
フルハム:ベルバトフ16、リーター35

スウォンジー1−0ニューカッスル
≪得点者≫
スウォンジー:L・ムーア86

 イングランドプレミアリーグは2日、第28節の8試合が行われ、香川真司が所属する首位マンチェスター・ユナイテッドは、本拠地で12位ノーウィッチに4−0で完勝した。この試合にフル出場した香川はハットトリックと大活躍し、大勝の立役者となった。日本人選手が同リーグでハットトリックを達成したのは史上初で、アジア人選手としても史上初。
 香川は前半左MF、後半トップ下でフル出場。前半終了間際に1点目を奪い、後半も31分と42分に得点。4−0の大勝の原動力となり「やっと勝利に貢献できたかな?本当に良かった」と笑顔を交えて話した。
 香川は昨年6月にドイツブンデスリーガのドルトムントからマンUに移籍した。左膝のケガもあり、リーグ戦での得点は昨年9月29日以来約5ヶ月ぶりだった。
 5日に欧州チャンピオンズリーグのレアル・マドリード(スペイン)戦を控えるマンUだが、ファーガソン監督はこの日、ルーニー、ファン・ペルシー、香川ら主力を先発起用。4日に試合を控える2位マンチェスター・シティーとの勝ち点差を広げるべく、主力を温存せずにこの一戦に臨んだ。すると前半ロスタイム、マンUはサイドからのクロスがファン・ペルシーの足に当たると、これを香川が右足アウトサイドでゴールへと流し込んで先制点をマーク。リーグ戦4試合ぶりに先発出場した香川が、マンUのプレミア900点目というメモリアルゴールを決める。
 さらに香川は後半31分、ルーニーがエリア内でキープする間にゴール前に走り込むと、GKの逆を突く巧みな超スローなコロコロシュートでこの日2点目をGET。42分にはルーニーのパスを受けると、セービングに飛び込んできたGKをものともせず、ループシュートでハットトリックを達成した。マンUは終了間際にもルーニーが弾丸ドライブシュートを決めて4−0で完勝。マンCとの勝ち点差を暫定ながら15に広げた。
 試合後、マンUのファーガソン監督は「香川の決定力は圧巻だった。2点目はとても落ち着いていてインテリジェントなフィニッシュだったね。3点目はまさにお見事。今日の彼は輝いていた」と香川を絶賛した。
 なお、ノーウィッチ戦でキャリア1000試合目を数えると思われていたMFギグスは最後まで出場しなかったが、ファーガソン監督は「彼はレアル・マドリード戦のメンバーに入る。それは間違いない」とコメントし、同選手の1000試合目がCLのレアル戦になる可能性を示唆した。
 一方、CL出場権を確保したい4位チェルシーは、本拠地で7位ウェスト・ブロムウィッチを1−0で下した。チェルシーは前半28分にデンバ・バのゴールで先制すると、無失点で切り抜け白星。翌日にアーセナルとの「ノースロンドン・ダービー」を控えるトッテナムを暫定ながら勝ち点1差上回り、相手にプレッシャーをかけることに成功した。
 8位リバプールは宮市亮が所属する17位ウィガンと敵地で対戦し4−0で大勝を飾った。リバプールは開始早々の2分にダウニングのゴールで先制すると、18分、34分とスアレスが追加点。スアレスは後半4分にもネットを揺らしてハットトリックを達成し、今季プレミアのゴール数を21としてマンUのファン・ペルシーをかわし、得点ランク首位に立った。なお、宮市は右足首の捻挫で欠場した。
 そのほかの試合では、最下位クイーンズ・パーク・レンジャーズが吉田麻也が所属する16位サウサンプトンを2−1で下し、今季3勝目。レドナップ監督の66歳のバースデーを白星で祝った。なお、吉田はセンターバックでリーグ戦24試合連続のフル出場を果たした。
 マンUの次戦は5日に行われ、欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦でレアル・マドリードをホームに迎える。サウサンプトンの国内リーグ次戦は9日、敵地でノーウィッチと対戦する。ウィガンの次戦は9日に行われ、FAカップの準々決勝でエバートンと対戦する。

【香川「まさかハットトリックが取れるとは」】
 試合後、香川真司は「まさかハットトリックが取れるとは思っていなかった。本当に嬉しく思う。結果という意味ではなかなか残せていなかったし、やっと勝利に貢献できたのかなと思う」と笑顔を見せた。また香川は、「まだまだ僕には課題がたくさんある。このチームに貢献するためにはもっともっとやることがあるので、毎試合毎試合ハードワークしてやっていきたい」とさらなる活躍を誓った。
 いよいよ5日には欧州CL決勝トーナメント1回戦第2戦、ホームでのレアル・マドリード戦を迎える。この試合のハットトリックで、いやがうえにも香川にかかる期待は大きくなった。「(日本でも)ハットトリックと言う意味では取り上げられると思う。ただ日本では次の(5日の欧州CL)レアル・マドリード戦がすごく盛り上がっていると思うので、僕自身もそこに集中してやっていきたい。素晴らしい雰囲気になると思うし、チームが勝つことを第一に考えて、しっかり準備していきたい」。第1戦ではほろ苦い結果に終わった香川の逆襲に期待がかかる。


最高評価
 2日に行われたイングランドプレミアリーグ第28節のノーウィッチ戦で、マンチェスター・ユナイテッドは日本代表MF香川真司のハットトリックの大活躍などで4−0で完勝した。
 9月29日のトッテナム戦以来、22試合ぶりの得点を記録した香川。これまでの鬱憤を晴らすべく、後半にも2ゴールを挙げ、プレミアリーグにおけるアジア人初のハットトリックを達成してみせた。採点を公開した英各メディアも香川に対して最大級の賛辞を送った。
 本日3日付の『スカイスポーツ』は、「素晴らしいフィニッシュ。ハットトリックはふさわしい」との寸評とともに、チーム最高点となる9点を与え、マン・オブ・ザ・マッチに選出。また『ユーロスポーツ』もチーム唯一の9点を与え、マン・オブ・ザ・マッチに選出した。『BBC』は「香川が歴史を作った」との見出しで、アジア人初の快挙を絶賛した。

【香川、ツイッター効果で活躍?】
 2日のノーウィッチ戦でハットトリックの活躍をしたマンチェスター・ユナイテッドの香川真司が試合後、ツイッターで「みなさんの応援のおかげでしっかりと結果を出すことができました」と感謝。世界中からの反響も大きいためか、英語でも同じ内容をツイートしている。
 香川は2月26日にツイッターを始めたばかり。1日に1回程度の“つぶやき”だったが、それから初めての試合でハットトリックを達成。「Twitterをやりはじめみなさんをすごく身近に感じるようになりました!これからも応援お願いします!」と、ファンからの反応を知ることのできる“効果”を感じているようだった。

【ファーガソン監督も手放しで賞賛】
 マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督は試合後、「香川の決定力は素晴らしい。特に2点目はとても落ち着いていてインテリジェントなフィニッシュだった。3点目はお見事というほかない。今日の彼は輝いていた」と語ると、「10月、11月頃は負傷で離脱しなくてはならず、多少遅れてしまっただろう。しかし、状態は徐々に戻ってきている。来年はさらに素晴らしくなった彼を見ることができるだろう」と、香川の今後の活躍に太鼓判を押した。

【香川の快挙にルーニー「素晴らしい」】
 3得点の香川には称賛が集まった。マンチェスター・ユナイテッドのファーガソン監督は「彼はいいフィニッシャー(点を取る選手)。1点目は知性と冷静さを見せた。前半のチームはうまくいっていなかったが、後半に香川を中央に動かしてから違いが生まれてハットトリックに結実した」と絶賛した。
 大きな期待をかけて獲得した監督にとっても、待望の大活躍。「今季はだんだん調子が落ち、10、11月とプレーできない時期もあったが、調子が戻ってきた。来季はもっと良くなる」と右肩上がりに伸びることを期待した。
 2、3点目をアシストし、香川の持ち味を引き出したルーニーは「ゴールの起点になりつつ、さらにゴールを決めたのが素晴らしい」と3点目を絶賛。「これまで得点がなくてもいいプレーをしていたし、香川はチームのために頑張ってくれる選手。3点を決めてくれて、みんな喜んでいるよ」と嬉しそうだった。
 日本代表でともにプレーするサウサンプトンの吉田麻也は「ウソでしょ?」と驚いた様子。「凄いとしか言いようがない。代表でも取ってもらいたい」と冗談交じりに語った。

【カズも香川を賞賛】
 J2の横浜FCのFW三浦知良が本日3日、イングランドプレミアリーグで2日に1試合3点のハットトリックを記録したマンチェスター・ユナイテッドの香川真司に「素晴らしいニュース。ルーニーら世界のトップ選手にアシストを受けるコンビネーションが素晴らしい。かなり刺激を受けたし、嬉しかった」と称賛した。
 46歳のカズは半分の年齢の香川と親交がある。今回も祝福のメールを送ったという。3日のJ2岐阜戦で無得点だったカズは「(返信では)ぜひ点を取って下さいと言われたけど、残念…」と話した。


フル出場
ドイツブンデスリーガ第24節結果

レバークーゼン2−1シュツットガルト
(バイアレーナ/22500人)
≪得点者≫
レバークーゼン:キースリング82=PK、L・ベンダー86
シュツットガルト:イビシェビッチ12=PK
≪出場メンバー≫
【レバークーゼン】
GK:
レノ
DF:
カルバハル、ヴォルシャイト、オメル・トプラク(5分シュバープ)、カドレツ
MF:
ライナルツ(46分ヘゲラー)、L・ベンダー、カストロ、ザム(79分ミリク)
FW:
シュールレ、キースリング
【シュツットガルト】
GK:
ウルライヒ
DF:
酒井高徳、タスチ、リュディガー、ボカ(46分モリナーロ)
MF:
W・クビスト(90分マグジム)、ハルニク、ホルツハウザー(87分マケダ)、ゲントナー、I・トラオレ
FW:
イビシェビッチ

ニュルンベルク1−1フライブルク
(フランケン・シュタディオン/46780人)
≪得点者≫
ニュルンベルク:シモンス33=PK
フライブルク:シュミット83
≪出場メンバー≫
【ニュルンベルク】
GK:
シェーファー
DF:
バリッチュ、ニルソン(78分ベルカイ)、クローゼ、プラッテンハルト
MF:
フォイルナー、シモンス、フランツ、清武弘嗣(83分イルディツ)、エスバイン
FW:
ペクハルト(63分ポルター)

ボルフスブルク1−4シャルケ
(フォルクスワーゲン・アレーナ/29326人)
≪得点者≫
ボルフスブルク:オリッチ50
シャルケ:ドラックスラー34、63、ファルファン79、フンテラール87
≪出場メンバー≫
【ボルフスブルク】
GK:
ベナーリオ
DF:
長谷部誠(77分ファグネル)、ナウド(32分キルギアコス)、ケアー、シェーファー
MF:
ジョズエ(68分ペリシッチ)、ポラーク、ヴィエイリーニャ、ジエゴ
FW:
オリッチ、ドスト
【シャルケ】
GK:
ヒルデブラント
DF:
ヘーガー、ヘベデス、マティプ、コラシナツ
MF:
J・ジョーンズ、ノイシュテッター(46分メッツェルダー)、ファルファン、ドラックスラー(89分ラファエウ)、ミシェウ・バストス(78分バルネッタ)
FW:
フンテラール

ドルトムント3−1ハノーバー
(シグナル・イドゥナ・パルク/80645人)
≪得点者≫
ドルトムント:レバンドフスキ8、21、シーバー72
ハノーバー:アブデラウェ41
≪出場メンバー≫
【ドルトムント】
GK:
バイデンフェラー
DF:
ブワシチコフスキ(77分S・ベンダー)、スボティッチ、フェリピ・サンターナ
MF:
シュメルツァー、ギュンドアン(83分シャヒン)、ケール、シーバー、ロイス(65分ゲッツェ)
FW:
グロスクロイツ、レヴァンドフスキ
【ハノーバー】
GK:
ツィーラー
DF:
シャヘド、ジュールー(75分ハギ)、C・シュルツ、ポコニョーリ
MF:
ピント、ホフマン、ラウシュ(46分シュミーデバッハ)、コナン
FW:
アブデラウェ(79分シュラウドラフ)、ソビェフ

ブレーメン0−1アウクスブルク
≪得点者≫
アウクスブルク:ヴェルナー29

ハンブルガーSV1−1グロイター・フュルト
≪得点者≫
HSV:バイスター22
グロイター・フュルト:ジュルジッチ14

 ドイツブンデスリーガは2日、第24節の6試合が行われ、清武弘嗣と金崎夢生が所属する14位ニュルンベルクはホームで5位フライブルクと対戦し、1−1で引き分けた。
 6試合連続で先発出場した清武は、前半32分にFKをエリア内へと送ると、これが相手選手のPKを誘って先制点のきっかけを作り出した。その後も前線への効果的なパスでチャンスを作った清武は、1点リードの後半37分までプレー。このまま逃げ切りたいニュルンベルクだったが、38分に同点ゴールを奪われ、勝ち点2を取りこぼした。金崎はベンチ入りするも出番がなかった。
 岡崎慎司と酒井高徳が所属する11位シュツットガルトはアウェーで細貝萌の所属する3位レバークーゼンと対戦し、1−2で敗れた。先発出場した酒井高は公式戦8試合連続となるフル出場。積極的な攻撃参加を見せた酒井高は、後半18分にGKと1対1となる場面を迎えたがゴールを挙げることはできなかった。一方、ベンチスタートの岡崎は出場機会のないまま試合終了を迎えた。また、細貝はベンチ入りメンバーから外れた。
 長谷部誠が所属する15位ボルフスブルクはホームで内田篤人の所属する9位シャルケと対戦し、1−4で大敗した。先発出場した長谷部は、1−2とビハインドで迎えた後半31分に途中交代。公式戦4試合連続のフル出場はならなかった。一方、右太ももの肉離れで戦線離脱中の内田はこの日もベンチ入りメンバーから外れた。酒井宏樹が所属する7位ハノーバーはアウェーで昨季王者の2位ドルトムントに1−3と黒星。酒井宏はベンチ入りしたが、最後まで出場機会を得られなかった。
 シュツットガルトの次戦は7日に行われ、欧州リーグの決勝トーナメント2回戦第2戦にてラツィオ(イタリア)をホームに迎える。
 ニュルンベルクの国内リーグ次節は8日、アウクスブルクとのアウェー戦に臨む。9日にはレバークーゼンがマインツと、ボルフスブルクがフライブルクとアウェーで対戦し、シャルケがドルトムントとホームで対戦する。ハノーバーは10日に乾貴士が所属するフランクフルトをホームに迎える。


途中出場
オランダエールディビジ第25節結果

PSV2−0VVV
(フィリップス・スタディオン/35000人)
≪得点者≫
PSV:デパイ3、ファン・ボメル90
≪出場メンバー≫
【PSV】
GK:
ワーテルマン
DF:
マルセロ、ウィレムス、デライク、ファン・ボメル
MF:
ワイナルドゥム、ハッチンソン、ヒリェマーク
FW:
メルテンス(59分トイボネン)、ロカディア、デパイ
【VVV】
GK:
マエンパー
DF:
レゼラー、フルーレン、ラムスタイン(66分ファン・ハーレン)、セイプ
MF:
ヨッペン、ラドサブリェビッチ、リンセン(77分カレン・ロバート)、テュルク
FW:
マハイレ、ウィルトスフート(59分大津祐樹)

トゥヴェンテ0−2アヤックス
(デ・グロルスフ・フェステ/24000人)
≪得点者≫
アヤックス:モイサンデル4、アルデルワイレルト36
≪出場メンバー≫
【トゥヴェンテ】
GK:
ミハイロフ
DF:
R・ロサレス、ベントソン、ダウグラス、スヒルデル
MF:
フェル、タディッチ、W・ヤンセン
FW:
グティエレス(46分カスタニョス)、ヘルシャー(83分ギャシ)、ブリキン
【アヤックス】
GK:
フェルメール
DF:
ファン・ライン、アルデルワイレルト、モイサンデル、ブリント
MF:
ポウルセン、エリクセン、S・デ・ヨング
FW:
シェーネ(85分フーセン)、シグソールソン(72分ブリフテル)、フィッシャー

NAC1−2ヘーレンフェーン
≪得点者≫
NAC:グデリ49
ヘーレンフェーン:フィンボガソン82、85

ズヴォレ2−0ウィレムU
≪得点者≫
ズヴォレ:ファルポールト57、クリヒ61

 オランダエールディビジは2日、第25節の4試合が行なわれ、首位PSVは大津祐樹とカレン・ロバートが所属する17位VVVを2−0で下した。ともにベンチスタートとなった大津とカレンだが、大津は1点を追う後半14分から、カレンも同32分から途中出場したが、劣勢の展開を変えることはできず。チームは終盤にも失点し、首位PSVに黒星を喫した。
 PSVは開始早々の前半3分にデパイが決めて優位に立つと、その後なかなか追加点を挙げられなかったものの、試合終了間際にファン・ボメルがFKでネットを揺らして相手の息の根を止めた。
 VVVの次戦は9日に行われ、アウェーでヴィレムUと対戦する。
 一方、2位アヤックスも5位トゥヴェンテに2−0で勝利。この結果、首位PSVが勝ち点53とし、アヤックスは同51。勝ち点2差で両者がタイトル争いを続けている。


3位浮上
イタリアセリエA第27節結果

ミラン3−0ラツィオ
(スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ/40000人)
≪得点者≫
ミラン:パッツィーニ40、60、K・ボアテング44
≪出場メンバー≫
【ミラン】
GK:
アッビアーティ
DF:
デ・シッリョ、C・サパタ(46分ザッカルド)、ジェペス、アバーテ
MF:
フラミニ、アンブロジーニ、K・ボアテング(76分ロビーニョ)、モントリーボ
FW:
パッツィーニ(67分ニアング)、エル・シャーラウィ
【ラツィオ】
GK:
マルケッティ
DF:
アンドレ・ジアス、ビアーバ、ラドゥ、ルリッチ
MF:
C・レデスマ、A・ゴンサレス、エルナネス(71分エデルソン)、ブルーノ・ペレイリーニャ(46分カナ)
FW:
カンドレーバ(16分)、フロッカリ(78分サハ)

 イタリアセリエAは2日、第27節の1試合が行われ、3位ラツィオと4位ミランの上位対決は、3−0でホームのミランが完勝を収めた。この結果、ミランはラツィオを勝ち点1差でかわし、欧州チャンピオンズリーグ出場圏内の3位に浮上した。
 本拠地にラツィオを迎えたミランは前半16分、左サイドでボールを受けたエル・シャーラウィがドリブルを仕掛けると、これをファウルで止めたカンドレーバがレッドカードで一発退場。開始早々から数的優位な状況となる。
 するとミランは40分、負傷のバロテッリに代わって1ヶ月以上ぶりにスタメン起用されたパッツィーニが先制点を挙げると、その4分後にはボアテンクが追加点を奪取。さらに後半15分にもパッツィーニがこの日自身2点目をマークし、上位を争うライバル相手に完勝を収めた。
 この結果、勝ち点を48に伸ばしたミランは、同47のラツィオを抜いて3位に浮上。首位ユベントス(勝ち点59)とはまだ11ポイント差あるものの、2位ナポリ(同53)とは5ポイント差に迫った。


主力温存で連勝
スペインリーガエスパニョーラ第26節結果

レアル・マドリード2−1バルセロナ
(サンティアゴ・ベルナベウ/80000人)
≪得点者≫
R・マドリード:ベンゼマ6、セルヒオ・ラモス82
バルセロナ:メッシ18
≪出場メンバー≫
【R・マドリード】
GK:
ディエゴ・ロペス
DF:
エッシェン、ヴァラン、セルヒオ・ラモス、ファビオ・コエントラン(68分アルベロア
MF:
ペペ、モドリッチ、カジェホン、カカ(57分ケディラ)、モラタ
FW:
ベンゼマ(57分クリスティアーノ・ロナウド)
【バルセロナ】
GK:
バルデス■■=(試合終了後)
DF:
ダニエウ・アウベス、ピケ、マスチェラーノ、ジョルディ・アルバ
MF:
チアゴ・アルカンタラ(85分テージョ)、ブスケッツ、イニエスタ
FW:
ペドロ(77分アドリアーノ)、メッシ、ビジャ(67分A・サンチェス)

バレンシア2−2レバンテ
(メスタージャ/40000人)
≪得点者≫
バレンシア:ジョナス27、ソルダード45+1
レバンテ:イボーラ16、バルケロ89
≪出場メンバー≫
【バレンシア】
GK:
グアイタ
DF:
ジョアン・ペレイラ、ビクトル・ルイス、マチュー、グアルダード
MF:
アルベルダ(90分ホナタン・ビエラ)、フェグリ、パレホ、カナレス(72分ティノ・コスタ)、ジョナス(78分N・バルデス)
FW:
ソルダード

オサスナ0−1アスレティック・ビルバオ
≪得点者≫
ビルバオ:スサエタ63

デポルティボ0−0ラージョ・バジェカーノ

 スペインリーガエスパニョーラは2日、第26節の4試合が行われ、3位レアル・マドリードが首位バルセロナを迎えての伝統の一戦「クラシコ」は、レアルが2−1で制した。
 勝ち点16差とバルサに大きく水を開けられているレアルは、5日に控える欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦のマンチェスター・ユナイテッド戦に向け、クリスティアーノ・ロナウドやシャビ・アロンソ、エジルら主力の多くがベンチスタート。この一戦にプライオリティを置いていなかったのは明らかだったが、開始早々の5分にベンゼマのゴールで先制点を手にすることに成功する。
 一方、主力を温存させなかったバルサもすぐさま反撃し、18分にエースのメッシが裏に抜け出して同点弾。このゴールによりメッシはリーグ戦での連続試合得点記録を「16」に伸ばすと同時に、クラシコでの通算得点を「18」とし、レアルの英雄アルフレッド・ディステファノ氏の持つ記録に並んだ。
 この後、互いに大きな見せ場のないまま試合は推移し、残り30分の時点でレアルはC・ロナウドを投入するも、強烈なFKはバルサのGKバルデスがセーブ。さらにモラタがGKとの1対1のチャンスを迎えたが、これも決め切ることができない。それでも迎えた37分、レアルはモドリッチのCKからセルヒオ・ラモスの打点の高いヘディングで勝ち越しに成功。そのまま最後までリードを保ち、本拠地で宿敵から勝ち点3を奪った。
 なお、この試合の終盤にはセルヒオ・ラモスがペナルティエリア内でアドリアーノを倒す場面もみられたが、ここで主審は笛を吹かず。これに対して猛抗議を展開したバルサは、バルデスに警告が提示され、さらに試合が終わっても抗議を続けたバルデスにはレッドカードが与えられた。
 これでレアルは3−1で勝利した2月26日のスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)準決勝第2戦(2試合合計スコア4−2で決勝進出)に続き、クラシコ2連戦で連勝。バルサとの勝ち点差は残り12試合で13差と離れており、逆転優勝は極めて難しいものの、マンUとのビッグマッチに向けて大いに自信を得ることになった。
 このほか、5位バレンシアは10位レバンテと2−2で引き分け。前半ロスタイムにソルダードのゴールで2−1と勝ち越したものの、終盤の後半44分にバルケロにゴールを許し、痛い勝ち点1となった。


痛恨黒星
フランスリーグ1第27節結果

スタッド・ドゥ・ランス1−0パリ・サンジェルマン
(スタッド・オーギュスト・ドローヌ/20000人)
≪得点者≫
ランス:
≪出場メンバー≫
【PSG】
GK:
シリグ
DF:
サコ、アレックス、アルマン、ファン・デル・ウィール
MF:
マテュイディ、ヴェッラッティ(64分ベッカム)、パストーレ(67分メネズ)、ルーカス(77分ガメイロ)
FW:
イブラヒモヴィッチ、ラベッシ

モンペリエ2−0レンヌ
(スタッド・ドゥ・ラ・モソン/30000人)
≪得点者≫
モンペリエ:イウトン75、S・カマラ86
≪出場メンバー≫
【モンペリエ】
GK:
ジュルドラン
DF:
イウトン、ベディモ、コングレ、エル・カウタリ
MF:
ムニエ(73分S・カマラ)、エストラダ、ピトー(62分ダボ)
FW:
ウタカ、シャルボニエ(57分マルタン)、エレーラ

サンテティエンヌ4−0ニース
≪得点者≫
サンテティエンヌ:P・オーバメヤン7、ブランドン60、74、モロ 70

ロリアン1−1バランシエンヌ
≪得点者≫
ロリアン:モネ・パケ4
バランシエンヌ:ダニッチ80=PK

ソショー1−2ナンシー
≪得点者≫
ソショー:プリバ90
ナンシー:ムカンジョ7、ジット40

トゥールーズ0−0エビアン

バスティア1−0アジャクシオ
≪得点者≫
バスティア:マウリダ47

 フランスリーグ1は2日、第27節が行われ、首位パリ・サンジェルマンが敵地で17位スタッド・ドゥ・ランスに0−1で敗れた。このため、2位リヨンが翌日の試合で勝利した場合、両者が勝ち点54で並ぶことになり、リヨンにとっては絶好のチャンスが到来した。
 昇格組のスタッド・ドゥ・ランスに対し、カウンターで早目に点を取りにいったパリSGだが、イブラヒモビッチが前半13分に放ったシュートは相手GKに阻まれ、ラ・ベッシのチャレンジもゴールにつながらない。その後、スタッド・ドゥ・ランスに退場者が出るも、パリSGは数的優位を活かせず、逆に後半19分、プレスを掛け続けた相手にゴールを奪われる。
 パリSGはその4分後の23分にベッカムを投入するも、状況は変わらず。直近のリーグ戦3試合で2敗目を喫し、6日に控える欧州チャンピオンズリーグのバレンシア(スペイン)戦に向け、弾みを付けることは叶わなかった。


超サカFLASH

スタメン
 ドイツブンデスリーガ2部でボーフムのMF田坂祐介は2日、アウェーのカイザースラウテルン戦に左MFで先発出場し、後半26分に交代した。試合は0−0で引き分けた。

スタメン
 サッカーのベルギー2部リーグで2日、FW指宿洋史が所属するオイペンは敵地でロイヤル・アントワープに0−1で敗れた。先発した指宿は後半31分に交代した。

アシスト
 米メジャーリーグサッカー(MLS)は2日、各地で開幕し、元日本代表のMF小林大悟、MFディビッドソン純マーカスが所属するバンクーバー・ホワイトキャップスは本拠地カナダ・バンクーバーでトロントFCに1−0で勝ち、白星発進した。小林は1アシストを記録した。

途中出場
 サッカー女子のフランス1部リーグで、FW大野忍とFW大滝麻未が所属するリヨンは2日、ホームでパリ・サンジェルマンに3−0で快勝した。大野は後半27分から出場してFWとして精力的に動いたが、点には絡めなかった。大滝はベンチ外だった。

全治3週間
 J1名古屋は本日、DF石櫃洋祐が痛めていた右足首の治療のため5日に愛知県豊田市内の病院で手術を受けると発表した。全治は約3週間。

全治3ヶ月
 J1柏は本日、DF橋本和が右脛骨を骨折し、2月20日に手術を受けたと発表した。全治約3ヶ月。

450試合出場
 J2水戸のGK本間幸司が本日3日の群馬戦(Ksスタ)で史上初のJ2通算450試合出場を達成した。

冬季開催検討
 国際サッカー連盟(FIFA)のジェローム・バルク事務局長は2日、2022年サッカーワールドカップ(W杯)に関し、開催地カタールの暑さが選手の健康に危険を与えるとの医学的な根拠が示された場合、冬季の開催もあり得るとの認識を示した。カタールの6月の気温は40度を超える。

明確化
 サッカーの競技規則を定める国際サッカー評議会(IFAB)は2日、英国のエディンバラでの年次総会で「オフサイドの位置にいることで利益を得る」という条文の解釈を変更し、相手選手のタックルやブロックなどのこぼれ球をオフサイドの位置で受けた場合は反則であることを明確にした。ただし、オフサイドの位置にいても相手選手の意図的なバックパスなどを奪った場合は、反則にならないことも付け加えた。先進技術を利用して得点判定を補助するシステムのゴールライン・テクノロジーについても討議し、各大会でそれを利用するかどうかは大会主催者が決められるとした。


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