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本日の超最新情報
アルガルベカップ、なでしこジャパンが完敗発進!!2013.03.06.WED

INDEX

完敗発進
アルガルベカップ・グループリーグ第1戦(開幕戦)
グループA
女子日本代表0−2女子ノルウェー代表
デンマーク0−0ドイツ
グループB
アメリカ3−0アイスランド
スウェーデン1−1中国
グループC
ポルトガル2−0ウェールズ
ハンガリー0−1メキシコ
ロンドン五輪決勝以来の試合となったなでしこジャパンは、代表初選出の5人が先発出場も、完敗して黒星発進!

出番なし
欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦
マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)1−2(TOTAL2−3)レアル・マドリード(スペイン)
ドルトムント(ドイツ)3−0(TOTAL5−2)シャフタール・ドネツク(ウクライナ)
香川真司はベンチ入りも出番なし!ルーニーらがベンチスタートだったマンUは先制するも、ナニの一発退場で流れが一変して逆転負け!レアルはクリスティアーノ・ロナウドが決勝ゴールをGET!ドルトムントは完勝して15年ぶりの準々決勝進出!

欠場
CSKAモスクワの日本代表MF本田圭佑(26)が体調不良のため、9日に行われるクリリヤ・ソベトフとのロシアプレミアリーグ再開初戦を欠場!

本日の超サカFLASH
三菱電機がJ1浦和のホームスタジアムの「埼玉スタジアム2002」に、サッカー場の映像装置として国内最大となる装置を納入ほか


本文
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完敗発進
アルガルベカップ・グループリーグ第1戦(開幕戦)結果

グループA:

女子日本代表0−2女子ノルウェー代表
(ベラ・ビスタ・スタジアム/500人)
≪得点者≫
女子ノルウェー代表:ハンセン8、ヘーゲルベルグ16
≪出場メンバー≫
女子日本代表
GK:
21.久野吹雪(伊賀)
DF:
3.岩清水梓(日テレ)
16.川村優理(千葉)
(31分5.鮫島彩(仙台))
7.長船加奈(仙台)
18.加戸由佳(岡山湯郷)
(78分2.有吉佐織(日テレ))
MF:
9.川澄奈穂美(INAC神戸)(cap)
14.田中明日菜(INAC神戸)
19.山崎円美(新潟)
(57分22.田中陽子(INAC神戸))
25.川村真理(福岡AN)
(31分15.瀬愛実(INAC神戸))
FW:
23.小川志保(千葉)
(55分17.大儀見優季(ポツダム))
11.大滝麻未(リヨン)
(78分24.永里亜紗乃(ポツダム))
ベンチ:
GK:
1.海堀あゆみ(INAC神戸)
12.山根恵里奈(千葉)
DF:
4.熊谷紗希(フランクフルト)
MF:
13.宇津木瑠美(モンペリエ)
20.中島依美(INAC神戸)
FW:
26.田中美南(日テレ)

デンマーク0−0ドイツ

グループB:

アメリカ3−0アイスランド
≪得点者≫
アメリカ:ビューラー48、ボックス62、ワンバック74

スウェーデン1−1中国
≪得点者≫
スウェーデン:トゥネブロ59
中国:任桂辛32

グループC:

ポルトガル2−0ウェールズ
≪得点者≫
ポルトガル:フェルナンデス37=PK、74

ハンガリー0−1メキシコ
≪得点者≫
メキシコ:クエジャル37

アルガルベカップ日程

グループリーグ第2戦:

グループA:

8日(金)
日本時間21:00〜
女子ドイツ代表vs女子日本代表
(ベラ・ビスタ・スタジアム)

グループリーグ第3戦(最終戦):

グループA:

11日(月)
日本時間21:00〜
女子デンマーク代表vs女子日本代表
(アルガルベ・スタジアム)

順位決定戦:

13日(水)
日本時間22:00〜
女子日本代表vs???
(アルガルベ・スタジアム)

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超最新TVスケジュール

 サッカー女子の国際親善大会、アルガルベカップは6日、ポルトガルで開幕し、グループリーグ・グループAで女子日本代表「なでしこジャパン」はパルシャルでノルウェーに0−2と完敗し、黒星発進となった。銀メダルを獲得した昨年のロンドン五輪決勝以来の試合だった日本は序盤で立て続けに失点し、反撃も封じられた。
 日本は先発に川澄(INAC神戸)、岩清水(日テレ)ら五輪代表組に加え、GK久野(伊賀)ら代表デビューの5人が並んだ。途中から鮫島(仙台)、大儀見(ポツダム)らを投入し、19歳の田中陽(INAC神戸)も代表初出場を果たしたが、攻撃の連係を欠いて好機が少なかった。
 最新の国際サッカー連盟(FIFA)ランキングで日本が3位、ノルウェーが12位で、対戦成績では日本の4勝3敗となった。日本は8日にドイツ、11日にデンマークと対戦する。
 日本が8日に対戦するドイツはデンマークと0−0で引き分けた。
 グループBはアメリカがFWワンバックの得点などでアイスランドに3−0で快勝し、スウェーデンと中国は1−1で引き分けた。

【なでしこ新戦力は不発】
 初招集組5人を先発メンバーに並べたなでしこジャパンだったが、開始早々に右サイドを抜かれ2失点。その後、メンバー交代などで立て直しを図ったが得点できなかった。
 佐々木監督は「波に乗り切れる前に失点してしまった。経験のない選手に経験させたかったが、プラス面よりマイナス面が多かった。これは、はっきり言って監督の采配ミスです。(W杯)チャンピオンとしての意地もある中で、非常に悔しい結果」と語り、キャプテンマークを着けて臨んだ川澄も「気持的には絶対に勝つつもりだった。ふがいない気持ち」と残念そうな表情を見せた。
 それでも、大柄なノルウェー選手と対戦した中、「途中からゴールに迫れるシーンもあった」と川澄は収穫を口にしていた。8日のドイツ戦に向けて、佐々木監督は「現状のベストメンバーで戦う」と語り、岩清水も「なでしこの意地を見せたい」と勝利へ闘志を燃やしていた。

【川澄「結果が伴わずふがいない」】
 川澄は輪番制主将で初戦にキャプテンマークを託されたが、経験が少なく若いチームを勝利に導けなかった。
 「早い時間に失点してしまって、相手に勢いでやられてしまった」と悔やんだのは序盤の2失点。ともに自身のいる右サイドを崩されてしまっただけに「絶対勝つ気持ちでやったが、結果が伴わず、ふがいない」と反省を口を突いた。

【大儀見、姉妹2トップも不発】
 大儀見は後半10分から途中出場。妹の永里と2トップを組んだが不発に終わった。
 「経験の少ない選手が集まっているチーム。連係の面で同じイメージを描けるようにできるかが課題」と話したように、同13分にはポストプレーから田中陽へボールを送ったが息が合わずパスミスとなる場面も。次のドイツ戦は主将を務める予定で「勝ちにこだわってやりたい」と巻き返しを誓った。

【陽子はホロ苦代表デビュー】
 U-20から“飛び級”で初招集されたMF田中陽子が、なでしこジャパンデビュー。ポスト澤穂希として期待のMFは「後半から出ると聞いていたので、落ち着いてしっかりやろうと思った」と後半11分から出場したが、効果的なパスを出すことができずホロ苦いデビュー戦。「焦らずにできた部分もあったんですけど、まだFWの動き出しとかもっと見なくちゃいけないな、という部分もたくさんあった」と反省と収穫を口にした。
 それでも「ここから、どんどん経験していい選手になりたい」と誓い、次のドイツ戦へも「凄い強豪なので、出られたらどこまでできるか、しっかり準備して臨みたい」と力強く語っていた。

【ノルウェーは昨年のリベンジ成功】
 昨年は初戦で日本に敗れたノルウェーが前半に2点を奪い、リベンジを果たした。ペレルド監督は「いい結果。2点を取って自信を持てた」と喜んだ。
 若手を多く起用した日本の動きが硬かった序盤に攻め立て、ハンセン、ヘーゲルベルクがゴールを決めた。指揮官は「試合には流れもあるので、日本も巻き返すのは難しかったのだろう。本当は、日本はもっと力があると思う」と話した。

女子日本代表23名
GK:
1.海堀あゆみ(INAC神戸レオネッサ)
21.久野吹雪(伊賀フットボールクラブくノ一)
12.山根恵里奈(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)
DF:
3.岩清水梓(日テレ・ベレーザ)
5.鮫島彩(ベガルタ仙台レディース)
2.有吉佐織(日テレ・ベレーザ)
16.川村優理(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)
7.長船加奈(ベガルタ仙台レディース)
18.加戸由佳(岡山湯郷Belle)
4.熊谷紗希(フランクフルト/ドイツ)
MF:
9.川澄奈穂美(INAC神戸レオネッサ)
14.田中明日菜(INAC神戸レオネッサ)
13.宇津木瑠美(モンペリエ/フランス)
19.山崎円美(アルビレックス新潟レディース)
20.中島依美(INAC神戸レオネッサ)
15.瀬愛実(INAC神戸レオネッサ)
22.田中陽子(INAC神戸レオネッサ)
25.川村真理(福岡J・アンクラス)
FW:
17.大儀見優季(ポツダム/ドイツ)
23.小川志保(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)
24.永里亜紗乃(ポツダム/ドイツ)
11.大滝麻未(リヨン/フランス)
26.田中美南(日テレ・ベレーザ)


出番なし
欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦結果

マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)1−2(TOTAL2−3)レアル・マドリード(スペイン)
(オールド・トラフォード/74959人)
≪得点者≫
マンU:オウンゴール48
R・マドリード:モドリッチ66、クリスティアーノ・ロナウド69
≪出場メンバー≫
【マンU】
GK:
デ・ヘア
DF:
ラファエウ(87分バレンシア)、ヴィディッチ、R・ファーディナンド、エブラ
MF:
キャリック、クレバリー(73分ルーニー)、ナニ(56分)、ウェルベック(80分ヤング)、ギグス
FW:
ファン・ペルシー
【R・マドリード】
GK:
ディエゴ・ロペス
DF:
アルベロア(59分モドリッチ)、ヴァラン、セルヒオ・ラモス、ファビオ・コエントラン
MF:
ケディラ、シャビ・アロンソ、ディ・マリア(45分カカ)、エジル(71分ペペ)、クリスティアーノ・ロナウド
FW:
イグアイン

ドルトムント(ドイツ)3−0(TOTAL5−2)シャフタール・ドネツク(ウクライナ)
(シグナル・イドゥナ・パルク/80645人)
≪得点者≫
ドルトムント:フェリペ・サンターナ31、ゲッツェ37、ブワシチコフスキ59
≪出場メンバー≫
【ドルトムント】
GK:
バイデンフェラー
DF:
ピシュチェク、スボティッチ、フェリペ・サンターナ、シュメルツァー
MF:
ギュンドアン(82分シャヒン)、S・ベンダー(46分ケール)、ブワシチコフスキ(69分グロスクロイツ)、ゲッツェ、ロイス
FW:
レバンドフスキ
【シャフタール】
GK:
ピャトフ
DF:
スルナ、ラキツキー、クチェル、ラツ
MF:
フェルナンジーニョ、ヒュプシュマン(82分ステパネンコ)、アレックス・テイシェイラ、ムヒタリアン、タイソン(46分ドウグラス・コスタ)
FW:
ルイス・アドリアーノ

欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦日程

6日(水)
日本時間28:45〜

ユベントス(イタリア)vsセルティック(スコットランド)
第1戦=セルティック0−3ユベントス
(ユベントス・スタジアム)

パリ・サンジェルマン(フランス)vsバレンシア(スペイン)
第1戦=バレンシア1−2PSG
(パルク・デ・プランス)

12日(火)
日本時間28:45〜

バルセロナ(スペイン)vsミラン(イタリア)
第1戦=ミラン2−0バルセロナ
(カンプ・ノウ)

シャルケ(ドイツ)vsガラタサライ(トルコ)
第1戦=ガラタサライ1−1シャルケ
(フェルティンス・アレナ)

13日(水)
日本時間28:45〜

バイエルン(ドイツ)vsアーセナル(イングランド)
第1戦=アーセナル1−3バイエルン
(アリアンツ・アレナ)

マラガ(スペイン)vsポルト(ポルトガル)
第1戦=ポルト1−0マラガ
(ラ・ロサレダ)

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 サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は5日、英マンチェスターなどで決勝トーナメント1回戦第2戦の2試合が行われ、香川真司のマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)はホームでレアル・マドリード(スペイン)に1−2で逆転負けし、2戦合計2−3で敗退した。香川はベンチ入りしたが、出番がなかった。
 マンチェスターUは後半3分にオウンゴールで先制したが、その後退場者を出して21分はモドリッチ、24分も元マンチェスターUのクリスティアーノ・ロナウドに得点を許した。
 ドルトムント(ドイツ)は3−0でシャフタール・ドネツク(ウクライナ)に完勝し、2戦合計5−2で準々決勝に勝ち進んだ。

【退場判定で流れ一変】
 レアルの本拠地で行われた第1戦は1−1の引き分けに終わったこのカード。マンUの本拠地「オールド・トラフォード」で行われた第2戦では、2009年の退団以来初めてかつての本拠地に戻ってきたレアルのクリスティアーノ・ロナウドが、マンUのサポーターから温かい歓迎を受けた。一方のマンUでは、39歳のギグスが先発し、プロ通算1000試合出場達成という金字塔を打ち立てた。
 第1戦でアウェーゴールを許したレアルはボール支配率でマンUを上回るも、チャンスをより多く作ったのはマンU。21分にはCKからヴィディッチのヘッドがポストを叩き、こぼれ球がウェルベックの前に転がるが、ウェルベックはこれに反応しきれず、足に当たったボールはGKディエゴ・ロペスのもとへと渡ってしまった。
 それでも、マンUは後半開始早々の3分、ウェルベックとファン・ペルシーが立て続けにシュートを放ってゴールに迫ると、このこぼれ球を拾ったナニのクロスがセルヒオ・ラモスのオウンゴールを誘って先制。マンUがベスト8進出に近付く。
 しかし、それからわずか8分後、試合の流れを大きく変えるアクシデントが発生。味方のクリアボールに対し、右足を高く上げてナニがトラップしようとしたところ、レアルのアルベロアが接近して交錯。結果的にナニの足裏がアルベロアの胸に入る形となり、主審は一発退場の判定を下した。ナニのプレーが故意によるものではなかったことが明らかだったこともあり、ファーガソン監督はベンチを飛び出して抗議するも、判定は覆らず。
 これで10人となったマンUに対し、レアルのモウリーニョ監督はすぐさま動き、モドリッチを投入。するとそのモドリッチは出場からわずか7分後の21分、エリア外から完璧なミドルを叩き込み、レアルがトータルスコアでタイに持ち込む。気落ちするマンUを尻目に畳み掛けるレアルはさらにその3分後、イグアインのクロスにC・ロナウドが飛び込み2点目。C・ロナウドが古巣相手にゴールを挙げ、トータルスコアでもレアルが上回る。
 ベスト8進出のために2点が必要となったマンUは、この日ベンチスタートだったルーニーらを投入して猛攻を仕掛けるも、迎えたチャンスはことごとくディエゴ・ロペスに阻まれ、得点を奪えず。試合はそのまま終了し、レアルが勝ち抜きを決めたものの、判定に納得がいかなかったマンUの選手達は終了後に主審に詰め寄るなど、スッキリとしない幕切れとなった。
 試合後、マンUのファーガソン監督は、記者会見に姿を現さず。代わって出席したマイク・フェラン助監督は、報道陣からの「ファーガソン監督は主審と話をしたのか?」という質問に対し、「監督は、まだ主審と話をできる精神状態にないと思う。私が彼に代わり会見に出席していることからもそれはお分かり頂けるかと思う」とコメント。「ロッカールームではみんな非常に取り乱した様子で、それは監督も同じだった」と続け、マンUにとってはあまりにショックの大きい敗戦だったと話した。
 なお、2日に行われたプレミアリーグのノーウィッチ戦でハットトリックを記録した香川は、この日ベンチ入りするも、出場機会は訪れなかった。
 準々決勝の組み合わせ抽選は15日に行われ、準々決勝は4月2日と3日に第1戦が開催される。

【ロナウド「第2のホーム」で気遣い】
 2008−2009年シーズンまでの6年間、マンチェスターUに在籍し、世界屈指のFWへと飛躍を遂げたC・ロナウド。8強進出を懸けた大一番で決勝ゴールを決めたが、かつて自身に声援を送ったサポーターを前に派手なパフォーマンスは行わなかった。
 0−0で折り返して迎えた後半11分、スポルティング―マンチェスターUの後輩でポルトガル代表でともに戦うナニが一発退場。これで数的優位を得たR・マドリードは10分後に同点とし、同24分にはイグアインの突破からC・ロナウドが右クロスに合わせて決勝点を挙げた。
 オールドトラフォードのピッチで戦うのは、2009年の移籍以来公式戦では初。C・ロナウドは古巣を「第2のホーム」と表現し、「自分にとってすごく感動的な試合になった」と振り返った。

【モウリーニョ采配ズバリ】
 今季加入したMFモドリッチがレアル・マドリードの勝利に大きく貢献した。相手が10人に減った後の後半14分に投入され、7分後にドリブルから強烈な右足シュート。ボールは右ポストに当たってゴールに吸い込まれた。その3分後にも鋭いパスで勝ち越し点の起点となった。
 モウリーニョ監督は「モドリッチはよく考え、素早く動いた。違いをつくってくれた」と褒めた。

【ギグス、1000試合の節目飾れず】
 39歳のギグスはマンチェスターU、ウェールズ代表、ロンドン五輪での英国代表を合わせた通算1000試合目の出場を勝利で飾れなかった。
 「どのシーズンも何か進歩しようと努力してきた。今もだ」と話していたMFはフル出場。慣れた左サイドや守備的MFではなく、中盤の右サイドを任されながら的確な動きで相手の攻撃の芽を摘んだ。攻めては速攻の起点になった。

【ドルトムントが15年ぶりの8強】
 ドルトムント(ドイツ)は本拠地でシャフタール・ドネツク(ウクライナ)に3−0で完勝。この結果、ドルトムントは合計スコアを5−2とし、15年ぶりのCLベスト8進出を決めた。
 敵地での第1戦を2−2で引き分け、やや有利な状況でこの試合を迎えたドルトムント。今季CLでは本拠地で全勝中の同チームは、この日も8万人の大観衆の後押しを受けて序盤から積極的に攻め立てる。相手に圧力を掛け続けながらもフィニッシュの精度を欠いていたドルトムントだったが、31分にフェリペ・サンターナがCKを頭で合わせて先制点を挙げる。待望の先制点を手にしたドルトムントはその6分後、レバンドフスキのクロスからゲッツェが追加点。ドルトムントはリードを2点に広げて前半を折り返した。
 後半開始早々には、シャフタールがドウグラス・コスタのシュートなどでゴールに迫ったが、ドルトムントはゴールを許さず凌ぎ切る。すると14分、ギュンドアンのシュートをGKがファンブルしたところにブワシチコフスキが詰めて勝利を決定付ける3点目。本拠地で快勝を収めたドルトムントがベスト8入りを決めた。
 1996−1997年シーズンにCLを制し、翌シーズンにもCLベスト4に進出した経験を持つドルトムント。その後、一時は破産の危機に陥るなど苦しい時期を過ごした同クラブだが、今回15年ぶりのベスト8進出を決めた上、今季CLではグループリーグからの8試合で依然無敗を保っており、再び欧州で猛威を振るうことが期待されている。ドルトムントのクロップ監督は試合後、「我々にとって特別な瞬間。今季CLでは本当によくやっている。ハーフタイム後の10分を除き、我々は80分間素晴らしい試合を見せた」と、勝利への喜びを表した。

【ドルトムント指揮官が自画自賛】
 ドルトムントはドイツ代表のゲッツェとロイス、ポーランド代表のレバンドフスキとブワシチコフスキの攻撃陣が自在に動き、相手を圧倒した。記者会見ではウクライナの記者から「今日のドルトムントを倒せるチームがいると思う?」との質問が出たほどで、クロップ監督は「本当に強かった。見事なパフォーマンスだった」と絶賛した。
 一昨季は欧州リーグ、昨季は欧州CLでともにグループリーグ敗退。監督は「今季はCLというだけで選手のモチベーションが違う。この集中力を現在2位の国内リーグ戦にも欲しい」と注文をつけることも忘れなかった。

【圧倒されたシャフタール】
 グループリーグで前回王者チェルシー(イングランド)を上回って16強入りしたシャフタール・ドネツクは、前半に2点を失うなどドルトムントに圧倒された。
 ブラジル人選手が主体となる攻撃も封じられ、ルチェスク監督は「ドルトムントは本当に強いチームだった。決勝に進出するだろう」とお手上げの表情だった。


欠場
 サッカーのロシアプレミアリーグ、CSKAモスクワのレオニード・スルツキ監督は日本代表MF本田圭佑(26)が体調を崩して療養しているため、9日に行われるクリリヤ・ソベトフとのリーグ再開初戦には「出場できそうにない」と述べた。同国のスポーツニュースサイトが本日6日までに伝えた。本田はCSKAでの練習試合に出場できない状態が続いていた。
 監督によるとチーム合流予定についても「正確なことは言えない」としている。日本は26日にワールドカップ(W杯)アジア最終予選のヨルダン戦を控え、回復が遅れた場合は試合出場に影響する可能性もある。


超サカFLASH

欠場
 サッカーのロシアプレミアリーグ、CSKAモスクワのレオニード・スルツキ監督は、日本代表の本田圭佑が負傷した足の療養をスペインのバルセロナで行っており、今季後半戦が始まる9日のクリリヤ戦について「出場する可能性は小さい」と語った。地元メディアが5日に伝えた。本田はCSKAでの練習試合に出場しない状態が続いている。ケガの回復が長引けば、26日のワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア最終予選のヨルダン戦に影響するとみられる。

ゴール
 サッカーのベルギー1部リーグでGK川島永嗣、FW永井謙佑、FW小野裕二が所属するスタンダール・リエージュは5日、同2部リーグでFW指宿洋史がいるオイペンと練習試合で対戦し、3−0で勝った。4選手とも前半のみの出場で、永井が先制ゴールを決めた。

全治2週間
 J1仙台は本日、MF富田晋伍が5日に仙台市内の病院で検査を受け、右足小指骨折で全治約2週間と診断されたと発表した。2月26日のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)のブリーラム(タイ)戦で負傷したが、2日のJ1甲府戦でフル出場していた。

レンタル
 J1仙台は本日、GK石川慧(20)がJFLのソニー仙台へ期限付きで移籍すると発表した。

大型化
 三菱電機は本日、J1浦和のホームスタジアムの「埼玉スタジアム2002」(さいたま市)に、サッカー場の映像装置として国内最大となる装置を納入したと発表した。縦約10.2メートル、横約23.6メートルの1011型。北側と南側に計2面を配置し、9日の浦和vs名古屋戦から使い始める。発光ダイオード(LED)方式でフルハイビジョンに対応し、選手がゴールを決めた瞬間などの動画を鮮やかに映し出せるという。三菱電機が納入した従来の装置と比べ面積は約20%増えたが、平均消費電力は35%強減らしたという。三菱電機の長崎製作所(長崎県時津町)で製造した。

辞任
 J1柏は本日、竹本一彦シニアマネジャー(57)が辞任したと発表した。2005年にヘッドコーチを務め、ゼネラルマネジャーなどを歴任した。

代表選出
 J1柏は本日、DFキム・チャンスがW杯アジア最終予選、カタール戦(26日)の韓国代表に選ばれたと発表した。キム・チャンスはクラブを通じて「代表でもレイソルと同じく、誠実に一生懸命にチームの勝利のために頑張ってきます」とコメントした。

休養
 J2神戸は本日、DF北本久仁衛(31)が肋骨の腫瘍の切除手術を受けるため、休養すると発表した。1月のメディカルチェックで異常が見つかり、精査の結果、肋骨の腫瘍と診断された。近日中に手術を受け、復帰までは3ヶ月を要する見込み。北本は2000年に奈良育英から神戸入りし、Jリーグ通算344試合に出場し、15得点を記録している。

現役引退
 J2徳島は本日、MF徳重隆明(38)が現役引退すると発表した。2002年にC大阪に入団。2007年に京都に移籍し、2009年から徳島でプレーした。J1リーグ戦で通算97試合に出場して11得点。J2では194試合で29得点。17日のリーグ戦、北九州戦(鳴門大塚)で引退セレモニーを行う。

全治2週間
 J2富山は本日、FW黒部光昭が左下腿肉離れで全治約2週間と診断されたと発表した。1日の練習中に負傷した。

復帰
 スペインリーガエスパニョーラ、バルセロナのロセル会長は、唾液腺がんのため米ニューヨークで療養中のティト・ビラノバ監督(44)が早ければ今月下旬にも復帰する見通しを明かした。同会長は「とても元気で、戻って来たいという意欲にあふれており、放射線治療と化学治療の真っ最中だった」と同監督と会った際の様子を語った。バルセロナは宿敵レアル・マドリードに2連敗するなど、公式戦4試合で1勝3敗と成績が下降しており、指揮官の早い復帰が待たれている。

契約延長
 スペインリーガエスパニョーラのアトレティコ・マドリードは5日、ディエゴ・シメオネ監督(42)との契約を4年延長し、2016−2017年シーズン終了までとしたと発表した。シメオネ監督は昨シーズン途中にアトレティコの監督に就任すると、欧州リーグでは決勝でアスレティック・ビルバオ(スペイン)を下してチームを優勝に導いた。今季に入るとさらに調子を挙げ、UEFAスーパーカップでは昨季の欧州チャンピオンズリーグ王者のチェルシー(イングランド)を下してタイトルを獲得。国内リーグではレアル・マドリードを上回る2位につけ、スペイン国王杯(コパ・デル・レイ)でも決勝に進出するなど優れた手腕を発揮している。なお、クラブ首脳陣やファンの気が短いことで知られるスペインでは、4年間の契約は異例。アトレティコは2002年に1部復帰を果たして以来、シメオネ監督が10人目の指揮官となっているが、シメオネ監督にクラブの将来を託した形だ。


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