NEW!
冬の移籍市場全510名完全修正版☆
ブンデス&イングランド2部&Jリーグ全リーグを完全収録版☆

PS3版ウイニングイレブン2013
完全修正データ限定販売


本日の超最新情報
日本代表がヨルダンに敗れ、W杯出場決定は持ち越し!!2013.03.26.TUE

INDEX

持ち越し
W杯アジア最終予選第6戦
グループA
韓国2−1カタール
ウズベキスタン1−0レバノン
グループB
ヨルダン代表2−1日本代表
日本はヨルダンに競り負け、W杯出場決定は6月4日のオーストラリア戦以降に持ち越し!日本は同点のチャンスで遠藤保仁が痛恨のPK失敗!

速報
W杯アジア最終予選第6戦
グループB
オーストラリア2−2オマーン
引き分けに終わったため、日本はヨルダン戦に引き分け以上でW杯出場が決定!オーストラリアは2点差を追い付いて引き分け、2位の座を死守!

3戦連続ドロー
国際親善試合
ブラジル1−1ロシア
カナダ0−2ベラルーシ
ブラジルは終了間際に追い付いて引き分けるも、スコラリ監督就任後は3試合連続のドロー!

寄付
ボルフスブルクの日本代表主将MF長谷部誠(29)が自身の著書『心を整える。』の印税の全額、約2億1800万円を東日本大震災の被災地に寄付!ユニセフの活動では数多くのチャリティーイベントに参加して約159億円を集める!

復帰
レアル・マドリードのモウリーニョ監督(50)が来季からチェルシーの監督に復帰!就任の条件は来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権の獲得!

本日の超サカFLASH
レディングの新監督にサウサンプトン前監督のアドキンス氏が就任ほか


本文
=INDEXに戻る

持ち越し
W杯アジア最終予選第6戦結果

グループB:

ヨルダン代表2−1日本代表

会場:キング・アブドラ・スタジアム
観衆:18000人
主審:アレリザ・ファガニ(イラン)
天気:曇り
風:弱風
気温:23.0℃
湿度:10.0%
ピッチ表面:乾燥
ピッチ状態:全面良芝

≪得点者≫
ヨルダン代表:バニアテヤ45+1、ハイル60
日本代表:香川真司69

≪出場メンバー≫
ヨルダン代表
GK:
1.シャフィ=77分
DF:
23.サフラン
(38分5.ハサン)
19.バニ・ヤシーン
8.ムスタファ=82分
16.ファティ
MF:
13.バニアテヤ
15.アブハシャッシュ=77分
6.サエード・ムルジャン
9.アルサイフィー
(66分14.アブダラー・デイブ=59分)
7.A・ディーブ(cap)
(84分20.ダルドル)
FW:
10.ハイル
ベンチ:
GK:
12.アルズビ
22.エルアマイレー
DF:
2.モニル
4.アルドメイリ
MF:
18.アブデルファッター
11.アリフラエ
FW:
21.アブデルハリム

フォーメーション
(4-2-3-1)

   10
9   7   13
   6  15
16  8  19 23
    1

日本代表
GK:
1.川島永嗣(スタンダール・リエージュ)
DF:
6.内田篤人(シャルケ)
22.吉田麻也(サウサンプトン)
15.今野泰幸(G大阪)
5.酒井高徳(シュツットガルト)
(79分3.駒野友一(磐田))
MF:
9.岡崎慎司(シュツットガルト)
17.長谷部誠(ボルフスブルク)(cap)
7.遠藤保仁(G大阪)
8.清武弘嗣(ニュルンベルク)
(86分19.乾貴士(フランクフルト))
10.香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)
FW:
18.前田遼一(磐田)
(64分11.ハーフナー・マイク(フィテッセ))
ベンチ:
GK:
12.西川周作(広島)
23.権田修一(FC東京)
DF:
16.栗原勇蔵(横浜M)
2.伊野波雅彦(磐田)
21.酒井宏樹(ハノーバー)
MF:
14.中村憲剛(川崎)
13.細貝萌(レバークーゼン)
20.高橋秀人(FC東京)
FW:
4.大津祐樹(VVV)

フォーメーション
(4-2-3-1)

   18
8   10   9
   7  17
5  15  22  6
    1

≪各種データ≫
ヨルダン日本代表
ボール支配率:
38%:62%
シュート数:
6:18
直接FK数:
10:4
間接FK数:
1:0
CK数:
2:8
GK数:
14:4
PK数:
0:1
オフサイド:
1:0

グループA:

韓国2−1カタール
≪得点者≫
韓国:イ・グノ60、ソン・フンミン90+6
カタール:ハルファン・イブラヒム60

ウズベキスタン1−0レバノン
≪得点者≫
ウズベキスタン:ジェパロフ63

W杯アジア最終予選順位表
(第6戦終了時)

…W杯出場
…アジア5位決定プレーオフに出場

グループA

1位 ウズベキスタン
勝点11 得6 失4
得失点差 +2
3勝2分1敗
(6試合消化)

2位 韓国
勝点10 得11 失5
得失点差 +6
3勝1分1敗
(5試合消化)


3位 イラン
勝点7 得2 失2
得失点差 ±0
2勝1分2敗
(5試合消化)


4位 カタール
勝点7 得4 失7
得失点差 -3
2勝1分3敗
(6試合消化)

5位 レバノン
勝点4 得2 失7
得失点差 -5
1勝1分4敗
(6試合消化)

グループB

1位 日本
勝点13 得14 失4
得失点差 +10
4勝1分1敗
(6試合消化)

2位 ヨルダン
勝点7 得6 失12
得失点差 -6
2勝1分3敗
(6試合消化)


3位 オーストラリア
勝点6 得6 失6
得失点差 ±0
1勝3分1敗
(5試合消化)


4位 オマーン
勝点6 得6 失9
得失点差 -3
1勝3分2敗
(6試合消化)

5位 イラク
勝点5 得4 失5
得失点差 -1
1勝2分2敗
(5試合消化)

 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア最終予選グループBの日本代表は26日、アウェーのアンマンでヨルダン代表に1−2で惜敗して同グループ2位以内を確定できず、5大会連続5度目の本大会出場決定は6月4日のオーストラリア戦(埼玉スタジアム)以降に持ち越しとなった。同グループ首位の日本は4勝1分け1敗の勝ち点13で、ヨルダンは同7で2位に浮上した。
 勝つか引き分ければ本大会出場が決まった日本は本田圭佑(CSKAモスクワ)と長友佑都(インテル)を欠く中、香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)や清武弘嗣(ニュルンベルク)らが先発したが、前半終了間際にCKから失点。後半15分に2点目を失った後、同24分に縦パスに抜けた香川が蹴り込んだが、直後に得たPKを遠藤保仁(G大阪)が外すなど及ばなかった。
 グループBのオーストラリアvsオマーンは2−2で引き分け、勝ち点はともに6となった。
 一方、グループAではウズベキスタンがホームでレバノンを1−0で退け、勝ち点を11に伸ばして同グループ首位をキープした。レバノンは4。
 韓国は試合終了直前に決勝点を奪い、ホームでカタールに2−1で競り勝って、勝ち点10とした。カタールは7。

日本代表23名
GK:
1.川島永嗣(スタンダール・リエージュ)
1983年03月20日生/身長185cm/体重80kg/国際Aマッチ出場40試合/26失点
12.西川周作(広島)
1986/06/18/183cm/81kg/8試合/3失点
23.権田修一(FC東京)
1989/03/03/187cm/83kg/1試合/2失点
DF:
3.駒野友一(磐田)
1981/07/25/172cm/76kg/72試合/1得点
15.今野泰幸(G大阪)
1983/01/25/178cm/73kg/64試合/1得点
16.栗原勇蔵(横浜M)
1983/09/18/184cm/80kg/13試合/2得点
2.伊野波雅彦(磐田)
1985/08/28/179cm/73kg/17試合/1得点
6.内田篤人(シャルケ)
1988/03/27/176cm/67kg/53試合/1得点
22.吉田麻也(サウサンプトン)
1988/08/24/189cm/81kg/23試合/2得点
21.酒井宏樹(ハノーバー)
1990/04/12/183cm/70kg/7試合/0得点
5.酒井高徳(シュツットガルト)
1991/03/14/176cm/74kg/3試合/0得点
MF:
7.遠藤保仁(G大阪)
1980/01/28/178cm/75kg/125試合/10得点
14.中村憲剛(川崎)
1980/10/31/175cm/67kg/63試合/6得点
17.長谷部誠(ボルフスブルク)
1984/01/18/177cm/65kg/64試合/2得点
13.細貝萌(レバークーゼン)
1986/06/10/176cm/69kg/19試合/1得点
20.高橋秀人(FC東京)
1987/10/17/182cm/74kg/4試合/0得点
FW:
18.前田遼一(磐田)
1981/10/09/183cm/80kg/25試合/10得点
9.岡崎慎司(シュツットガルト)
1986/04/16/174cm/76kg/59試合/31得点
11.ハーフナー・マイク(フィテッセ)
1987/05/20/194cm/86kg/9試合/3得点
19.乾貴士(フランクフルト)
1988/06/02/171cm/59kg/7試合/0得点
10.香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)
1989/03/17/172cm/63kg/38試合/12得点
8.清武弘嗣(ニュルンベルク)
1989/11/12/172cm/66kg/13試合/1得点
4.大津祐樹(VVV)
1990/03/24/180cm/73kg/1試合/0得点

【香川「もっと点を取っていれば」】
 日本の唯一の得点を決めたMF香川だったが「悔しい。僕らがもっと点を取っていれば勝てた試合だった。それに尽きる」と厳しい表情で振り返った。
 マンチェスター・ユナイテッドでは3月2日のノーウィッチ戦で、プレミアリーグでは日本人初となるハットトリックも達成し、注目も期待も高まる中での大一番。離脱しているMF本田圭佑(CSKAモスクワ)に代わってトップ下で出場したが、激しくマークにきたヨルダンに手を焼き、なかなか決定的な仕事ができないうちに2失点してしまった。
 ようやく後半24分に後方の清武が繰り出した浮き球に右足を合わせて豪快なゴールを決め、引き分けでも決まるW杯出場に希望の光を灯した。香川は喜びもせずにボールを持ってセンターサークルへと駆け戻り、追加点を狙ったが、あと1点及ばずに最終予選で初黒星。「チームが負けたので、やっぱりそれが全て」と噛みしめるように話したが、次戦6月4日のホームでのオーストラリア戦に向け「アウェーにたくさんのサポーターが来てくれた中、負けてしまったので、次は絶対に勝ちたい」と気持ちを切り替えていた。

【長谷部「W杯予選は簡単じゃない」】
 前回6得点と大勝した相手に最終予選の初黒星を喫した日本代表主将の長谷部は「今日勝って決めたかった。ワールドカップ予選は簡単なものではないと、もう一度思い知らされた」と振り返った。
 熱狂的なヨルダンサポーターで埋めつくされたスタジアム。応援歌が地鳴りのように響き、要所のプレーでは、日本選手がレーザーポインターで狙われた。2点先行されてからは、自らミドルシュートを狙うなど積極的にゴールへ向かったが、ゴールを決められず。さすがの長谷部も「これがW杯予選のアウェーの雰囲気。難しい試合でしたけど、残念でした」とアウェーの洗礼に手を焼いたようだった。
 それでも、次の6月4日、ホームでのオーストラリア戦に向け「1つ良かったことと言えるのは、次にホームで勝てば、ホームの皆さんの前で決められる。次で決めるという強い気持ちを持ってやりたい」と必勝を誓っていた。

【清武が香川弾をアシスト】
 後半に香川のゴールをアシストした清武はW杯出場を決められず「悔いが残る試合。残念な結果」とうつむいた。香川がトップ下で起用されたため左MFに入った。序盤から香川との好連係で相手ゴールを脅かすなどいい動きを見せた。ドーハ合宿で左脚付け根の違和感を訴え、強化試合のカナダ戦を欠場した影響を感じさせなかった。
 ロンドン五輪でベスト4の好成績を残し、次の目標にW杯を掲げる23歳のMFは「クヨクヨしてもしょうがない。次にしっかり準備したい」と6月のオーストラリア戦を見据えた。

【岡崎「負けたのは本当に残念」】
 3試合連続ゴール中だったエースの岡崎は前線を動き回ってボールに絡んだが、ゴールネットを揺らせなかった。前半終了間際の46分には、ゴール前でマークについていたバニアテヤに飛び込まれ、痛恨の失点。「自分のミスもあって、失点してしまった」と厳しい表情で話した。
 後半には左足で強烈なシュートを放ったが、相手GKに阻まれ「やっぱりチャンスで決めないとアウェーでは勝てない」と唇を噛んだ。
 日本代表で4試合連続ゴールはならず。「多くのサポーターに来ていただいたので、負けたのは本当に残念」と話した。

【PK職人の遠藤が痛恨の失敗】
 1−2の後半26分、内田が倒されて得たPK。右隅を狙った遠藤のキックはGKに読まれてしまった。日本代表では2002年の初招集から12年目で、PK戦を含めると8本目で初の失敗。チーム最年長の33歳は「悪いコースじゃないと思ったけど相手GKが読んでいた」と振り返った。
 悪質なアウェーの妨害の影響もあった。川島や香川が前半から再三、レーザーポインターの光線を浴びせられ、遠藤もPKを蹴る際に緑色の光に狙われた。2008年のW杯アジア最終予選バーレーン戦では同様の妨害を受けながらもPKを決めたが、同じ結果は得られず。遠藤はそれでも「影響はなかった」と言い訳にはしなかった。

【自らを責める酒井高】
 酒井高は負傷で不在だった長友佑都(インテル)に代わって左サイドバックを任されたが、失点に絡むなど納得のいく働きができなかった。「起用してくれた監督の期待に応えたかったのに」と嘆いた。
 0−1の後半15分、自身のミスからボールを失い、奪い返すことができず前線へつながれた。これを受けたハイルのゴールに結び付けられた。「時間帯やスコアを考えると、リスクマネジメントをもっとした方が良かった」と自らを責めた。

【川島はセットプレーの失点を悔やむ】
 最後方から全体を見渡したGK川島は歯車が噛み合わなかったチームについて「勝ちたい気持ちが強過ぎた」と、気負いで硬くなったことを残念がった。
 自身は後半、ヘディングシュートを好反応で防ぐなど奮闘したが、チームは今回のW杯予選で初の2失点。特にCKから奪われた前半終了間際の場面を悔やみ「セットプレーでの失点が続いている。そのあたりはもっと詰めないといけない」と大きく目を見開いた。

【ザック監督、悔しさ隠せず】
 1点届かず、ブラジルW杯切符がお預けとなった日本代表のザッケローニ監督は「本来であれば決めたかったが、選手はよくやってくれた」とイレブンを称えながらも、悔しさを隠せない。「5、6回もゴールチャンスはあった。良い出来だった。ただ、サッカーは点を決めないとやられるということ」とまくし立て「自分は性格的に後回しにするのは好きじゃない。チャンスがあったのに残念」と本音を吐露した。また、ヨルダンの選手から挑発行為があったことも明かした。
 次は6月4日のオーストラリア戦(埼玉スタジアム)。「もちろん、そこで決めたい」と最後は3ヶ月先のホームでの歓喜へ気持ちを切り替えていた。

【日本、光線にさらされる】
 日本の選手達は試合を通じ、スタンドから放たれたとみられる緑色のレーザー光線のようなものにさらされた。日本サッカー協会はアジア・サッカー連盟(AFC)に意見書を出した。
 ただ、選手は特に問題視しなかった。PKを外す直前に当てられた遠藤は「影響はなかった」と話し、失点したCKの際に光にさらされたGK川島も「気になった?別に」と言及を避けた。
 試合後はザッケローニ監督が相手選手の挑発に反発する場面も。冷静沈着な監督も「脅すような行為は受け入れられない」と声を荒らげた。

【時計見えず戸惑う日本選手】
 ピッチ上から見える位置には試合時間の表示がなかったことで、日本の選手達には少なからず影響があったようだ。
 今野は「時計がなくて(特に前半は)時間が分からなかった」と戸惑いを口にした。長谷部は「大きな問題かと言えばそうではないが、その都度『あと何分?』とベンチに聞いていた」と試合時間の経過の確認に神経を使っていたことを明らかにした。

【日本の圧倒的優位変わらず】
 日本のW杯本大会出場決定は次戦以降に持ち越されたが、圧倒的に優位な立場は変わらない。残り2試合のいずれかを引き分けて、勝ち点1を上積みすればグループBの2位以内が確定する。6月4日のオーストラリア戦(埼玉)に勝てば勝ち点16となり、同グループの1位が決まって本大会への切符を手にする。
 オーストラリアに負けた場合でも、同じ日に行われるオマーンvsイラクが引き分けるかイラクが敗れると、日本以外の2チームが勝ち点を13以上にできる可能性が消えるため、出場が決まる。条件を満たせない場合は、6月11日のイラク戦まで持ち越される。
 韓国との共催で予選がなかった2002年大会を除き、過去3度の予選突破はアウェーか中立地で決めてきた。次戦でしっかり勝ち点を手にすれば、ホームで初めてW杯出場権獲得の瞬間を迎えることになる。

【国内でも必死の声援】
 サッカーの2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会への切符がかかった26日のアジア最終予選ヨルダン戦。日本代表は敵地で惜しくも1−2で敗れたが、国内のパブリックビューイング(PV)会場やスポーツバーで必死の声援を送ったサポーターは「次こそは」と前を向いた。
 サムライブルーのユニホームに身を包んだサポーターら約700人が集まったPV会場の埼玉スタジアム(さいたま市)。試合終了のホイッスルが鳴ると、一斉に「あー」と溜め息が漏れた。しかし、すぐさま「ニッポン」コールが鳴り響き、選手をねぎらう大きな拍手と声援が湧いた。
 東京都北区の介護職員清水聡士さん(31)は「W杯への道のりは楽じゃない。試練を乗り越えて強くなってほしい」と力を込めた。
 東京都渋谷区の「ダイニングアンドバー エスタディオ 渋谷店」は約60人のサポーターで満員状態。後半、香川のゴールで1点差に追い付いた瞬間は全員が立ち上がり、興奮状態となったが、敗戦が決まると一転、呆然とうなだれる人の姿も。
 同僚と観戦していた東京都中野区の会社員高原雅和さん(26)は「(遠藤が)PKを決められなかったのが大きかった。次はホームなので日本の良さを出して勝ってほしい」と話した。
 約20人で埋まった大阪市中央区のサッカーバーも一斉に静まり返った後、「ナイスゲーム」と健闘を称える声が上がった。奈良市の会社員奥家敦史さん(32)は「残念な結果だけど、まだ2試合残っている。次こそ喜びを分かち合いたい」と前を向いた。

【平均視聴率は25.0%】
 26日深夜にテレビ朝日系で放送されたワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア最終予選グループBのヨルダン代表vs日本代表戦の平均視聴率が25.0%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)だったことが27日、明らかになった。瞬間最高は午後11時24分と31分で31.0%だった。
 試合は前半ロスタイム、CKからヨルダンMFバニアテアにヘッドで先制点を決められ、後半15分にもFWハイルがカウンターから追加点。2点のビハインドを負った日本は後半24分、この試合トップ下に入ったMF香川(マンチェスター・ユナイテッド)が決めて1点を返したが、同26分にはMF遠藤が決定的なPKのチャンスを外してしまい、1−2で敗れた。
 日本代表の5大会連続5回目のW杯出場は6月4日のオーストラリア戦(埼玉)に持ち越された。

【日本代表、帰国の途に】
 サッカー日本代表は本日27日、ザッケローニ監督や遠藤(G大阪)ら国内のクラブ所属の選手がアンマン発のチャーター機で帰国の途に就いた。26日のワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア最終予選でヨルダンに1−2で敗れ、出場権獲得は次戦のオーストラリア戦(6月4日・埼玉スタジアム)で仕切り直すことになった。
 香川(マンチェスター・ユナイテッド)、清武(ニュルンベルク)ら欧州でプレーする選手は、アンマンからそれぞれの所属クラブに戻る。香川は出発を前に「もう切り替えている。次は決める」とオーストラリア戦を見据えた。

【ヨルダン、日本に雪辱】
 ヨルダンはホームの大歓声を受け、日本から勝ち点3を奪った。前半終了間際の左CKからバニアテヤが先制。後半15分にもハイルが個人技で吉田をかわし、貴重な追加点を挙げた。
 ここまでアウェーは3戦全敗だが、ホームでは2勝1分けと強い。W杯出場経験はないが、予選突破圏内の2位に浮上。ハマド監督は「チャンスが膨らんだのでW杯に出られるように頑張る」と上機嫌だった。


ドロー
W杯アジア最終予選第6戦結果

グループB:

オーストラリア2−2オマーン
≪得点者≫
オーストラリア:ケーヒル52、ホルマン85
オマーン:アル・マクバリ7、オウンゴール49

 サッカーの2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア最終予選は本日26日、各地で行われ、日本と同じグループBではオーストラリアがホームでオマーンと2−2で引き分けた。この結果、日本はヨルダン戦(日本時間23時開始)に引き分け以上で5大会連続のW杯出場が決まることになった。
 勝ち点5で並んでいたオーストラリアとオマーンの一戦。前半7分にアウェーのオマーンが先制すると、後半4分にはオウンゴールで2−0とリードを広げた。ホームで負けるわけにはいかないオーストラリアは後半7分、CKからFWケーヒルのヘディングシュートで1点を返すと、同40分にはFWホルマンが同点ゴール。何とか2−2の引き分けに持ち込んだ。
 オーストラリアvsオマーンの試合で勝敗が付いた場合は、日本はヨルダンに勝たなければW杯出場が決まらないという状況だったが、オーストラリアとオマーンが勝ち点1を分け合ったため、引き分けでもグループBの2位以内が確定することになった。


3戦連続ドロー
国際親善試合結果

ブラジル1−1ロシア
≪得点者≫
ブラジル:ファイズリン73
ロシア:フレッジ90

カナダ0−2ベラルーシ
≪得点者≫
ベラルーシ:バラノービッチ29、フバシチンスキ87

 国際親善試合は25日、各地で行われ、2014年ワールドカップ(W杯)を開催するブラジルは、英・ロンドンでロシアと対戦し、1−1で引き分けた。ブラジルは試合終了間際にフレッジのゴールで追い付いたものの、スコラリ監督就任後初勝利はまたしてもお預けとなった。
 イングランドプレミアリーグ、チェルシーの本拠地、スタンフォード・ブリッジで行われたこの一戦。22日のW杯欧州予選の北アイルランド戦が大雪のため延期となったロシアはこの試合で素晴らしい立ち上がりを見せるが、得点には至らない。これに対し昨年11月にスコラリ監督が再任して以来未だ勝ち星のないブラジルはカカやオスカルがカウンターからチャンスを作り出す。
 試合はスコアレスで迎えた後半28分にロシアがチャンスを迎えると、ゴール前でファイズリンが押し込み先制に成功。しかし試合はそのまま終了かと思われた45分、マルセロのクロスからフレッジがゴール。ブラジルは土壇場で同点に追い付き、敗戦を免れる格好となった。
 土壇場のゴールで引き分けに持ち込んだブラジル。しかしスコラリ監督の再任以来、2月のイングランド戦の敗戦、21日のイタリア戦の引き分けに続いてまたしても勝利を挙げることはできなかった。一方、ロシアはこれで8試合負けなしとした。


寄付
 ドイツブンデスリーガ、ボルフスブルクに所属する日本代表主将MF長谷部誠(29)が、東日本大震災や福島第一原発事故で被災した子供達の支援のために180万ユーロ(約2億1800万円)を寄付したことが分かった。25日のドイツ紙『ビルト』が報じた。自身の著書の「心を整える。」の印税を全額寄付した。
 同紙は長谷部のコメントを掲載し、「福島の人々は将来に向けて希望が必要です。子供達は僕達の未来です」と話した。
 さらに本の内容に触れ、長谷部が社会活動に積極的に取り組んでいることも紹介。「日本の方がもっと積極的に社会貢献活動に参加できるようにしていきたい」とのコメントも掲載。同時に長谷部がユニセフの活動に参加し、数多くのチャリティーイベントで1億2700万ユーロ(約159億円)を集めたとしている。


復帰
 サッカーのイングランドプレミアリーグ、チェルシーのアブラモビッチ・オーナーが来季の監督に、現在レアル・マドリード(スペイン)を率いるジョゼ・モウリーニョ氏(50)の復帰を決めたと本日26日、複数の英メディアが一斉に報じた。まだサインはしていないが、3年契約で合意しているとしている。
 デーリー・エクスプレス紙などによると来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権獲得が就任の条件という。チェルシーはラファエル・ベニテス暫定監督(52)が今季限りの辞任を表明。モウリーニョ監督は2004〜2007年にチェルシーを率いた。


超サカFLASH

退団
 J1川崎は本日、MF田中淳一(19)が本人の希望により退団すると発表した。田中淳は公式サイトで「プロのサッカー選手になるという目標を決めた時から、海外でプレーしたいという思いを強く持っていましたが、自分の中でその挑戦したいという思いが日に日に強くなり、挑戦するならば出来る限り早いタイミングが良いと思い、今回の決断をしました」と語り、今後の海外挑戦を表明した。田中淳は2012年に大阪桐蔭高から加入、J1通算3試合に出場した。

全治4週間
 J1大宮は本日、MFカルリーニョスが左ふくらはぎの肉離れで全治4週間と診断されたと発表した。22日の練習中に負傷した。

スポンサー契約
 商船三井系の「フェリーさんふらわあ」(大分市)は25日、J1に復帰した大分とクラブスポンサー契約を結んだと発表した。金額は公表していない。スポンサーであることをホームページやチラシで伝え、トリニータのファンが大阪や名古屋での試合を観戦する際などにフェリーを使うよう働きかける。さんふらわあは、神戸―大分間や大阪―別府間などで運航している。

移籍
 J2徳島は本日、FW杉本恵太(30)が日本フットボールリーグ(JFL)のHOYO大分へ移籍すると発表した。

全治3週間
 J1鳥栖は本日、DF坂井達弥が右膝の内側側副靱帯損傷で全治3週間と診断されたと発表した。23日のナビスコ杯名古屋戦で負傷した坂井は鹿屋体育大から今季加入しリーグ戦2試合、カップ戦1試合に出場していた。

新監督
 イングランドプレミアリーグのレディングの新監督に本日26日、アドキンス氏が指名された。同氏は今年1月にサウサンプトンの監督を解任されていた。レディングはプレミアリーグで19位に低迷し、マクダーモット監督を解任していた。

抗議
 22日に開催されたサッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会北中米カリブ海予選について、コスタリカ協会が、国際サッカー連盟(FIFA)に抗議していたことが本日26日までに分かった。大雪が降る中、米コロラド州で行われた試合は、コスタリカがアメリカに0−1で敗れた。同協会は積雪の影響でパス回しが不可能だったとしている。FIFAは「文書を精査している」と声明を出した。


日本の超サッカー情報

NEW!
『日本の超サッカー情報』もオススメする安心サイト☆
ここならば確実に出会える
新世代の恋愛コミュニティサイト☆