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本日の超最新情報
欧州CL、バルセロナとバイエルンが準決勝進出!!2013.04.10.WED

INDEX

4強決定
欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦
バルセロナ(スペイン)1−1(TOTAL3−3)パリ・サンジェルマン(フランス)
ユベントス(イタリア)0−2(TOTAL0−4)バイエルン(ドイツ)
バルセロナはペドロの決勝弾で競り勝ち、CL史上初となる6シーズン連続の準決勝進出!バイエルンはマンジュキッチの先制弾などで完勝し、2連勝で2季連続の4強入り!準決勝の組み合わせ抽選は12日に実施!

初勝利
アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ第4節
グループA
アル・ジャジーラ(UAE)1−1エル・ジャイシュ(カタール)
トラクター・サジ(イラン)0−1アル・シャバブ(サウジアラビア)
グループC
アル・ガラファ(カタール)3−1アル・ナスル(UAE)
アル・アハリ(サウジアラビア)4−1セパハン(イラン)
グループE
仙台1−0FCソウル(韓国)
ブリーラム・ユナイテッド(タイ)2−0江蘇舜天(中国)
グループG
浦項スティーラース(韓国)1−1広島
北京国安(中国)0−1ブニョドコル(ウズベキスタン)
初出場の仙台は柳沢敦の決勝弾で競り勝って初勝利!広島は開幕からの連敗が3でストップも、追い付かれて引き分けてグループリーグ敗退が決定!

首位キープ
ヤマザキナビスコカップ・グループリーグ第4節
グループA
大宮1−3甲府
川崎0−0清水
磐田1−0湘南
グループB
新潟1−2鹿島
名古屋1−1大分
C大阪2−1FC東京
磐田は前田遼一の決勝ゴールでグループA首位をキープ!C大阪は柿谷曜一朗の先制弾などで競り勝ってグループB首位に浮上!

奇跡的逆転劇
欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦
ドルトムント(ドイツ)3−2(TOTAL3−2)マラガ(スペイン)
ガラタサライ(トルコ)3−2(TOTAL3−5)レアル・マドリード(スペイン)
レアルはクリスティアーノ・ロナウドの2ゴールで逃げ切って3シーズン連続の準決勝進出!ドルトムントは後半ロスタイムの2ゴールで奇跡的な逆転勝利を収め、15シーズンぶりの4強入り!

本日の超サカFLASH
イタリアセリエAの規律委員会がミランのイタリア代表FWバロテッリに3試合の出場停止処分ほか


本文
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4強決定
欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦結果

バルセロナ(スペイン)1−1(TOTAL3−3)パリ・サンジェルマン(フランス)
(カンプ・ノウ/90000人)
≪得点者≫
バルセロナ:ペドロ71
PSG:パストーレ50
≪出場メンバー≫
【バルセロナ】
GK:
バルデス
DF:
ダニエウ・アウベス、ピケ、アドリアーノ(62分バルトラ)、ジョルディ・アルバ
MF:
シャビ・エルナンデス、ブスケッツ、イニエスタ
FW:
ペドロ、セスク・ファブレガス(62分メッシ)、ビジャ(83分ソング)
【PSG】
GK:
シリグ
DF:
ジャレ(88分ファン・デル・ウィール)、アレックス、チアゴ・シウバ、マクスウェル
MF:
ルーカス、ヴェッラッティ(83分ベッカム)、モッタ、パストーレ
FW:
イブラヒモビッチ、ラベッシ(81分ガメイロ)

ユベントス(イタリア)0−2(TOTAL0−4)バイエルン(ドイツ)
(ユベントス・スタジアム/40000人)
≪得点者≫
バイエルン:マンジュキッチ64、ピサロ90+1
≪出場メンバー≫
【ユベントス】
GK:
ブッフォン
DF:
バルツァッリ、ボヌッチ、キエッリーニ
MF:
パドイン(69分イスラ)、ポグバ、ピルロ、マルキージオ(79分ジャッケリーニ)、アサモアー
FW:
クアリアレッラ(66分マトリ)、ブチニッチ
【バイエルン】
GK:
ノイアー
DF:
ラーム、ファン・ブイテン(35分ボアテング)、ダンテ、アラバ
MF:
ハビ・マルティネス、シュバインシュタイガー、ロッベン、ミュラー、リベリー(80分ルイス・グスタボ)
FW:
マンジュキッチ(83分ピサロ)

 サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は10日、バルセロナなどで準々決勝第2戦の残り2試合が行われ、バルセロナ(スペイン)が大会記録となる6季連続の準決勝進出を決めた。前回準優勝のバイエルン(ドイツ)も勝ち進み、レアル・マドリード(スペイン)、ドルトムント(ドイツ)と合わせて4強が出揃った。
 バルセロナはパリ・サンジェルマン(フランス)と1−1で引き分けて2戦合計3−3で並び、アウェーゴール数で上回った。後半5分に先制を許したが、同26分に途中出場のメッシの縦パスから最後はペドロが同点ゴールを決めた。
 バイエルンはアウェーでユベントス(イタリア)を2−0で下し、2戦合計4−0で2季連続の4強入り。後半にマンジュキッチとピサロが得点した。
 準決勝の組み合わせは12日に決まる。

【バルサが準決勝進出】
 バルセロナ(スペイン)はホームでパリ・サンジェルマン(フランス)と1−1で引き分けた。この結果、第1戦に続いて引き分けに終わり、2試合合計スコアは3−3となったが、アウェーゴール数で上回ったバルサが6シーズン連続のベスト4進出を決めた。
 敵地での第1戦を2−2で引き分けたバルサは、その第1戦でハムストリングを傷めたメッシがこの日ベンチからのスタートとなった。前半ペースを握ったのはアウェーのパリSG。開始早々にブスケッツのミスからラベッシが迎えたチャンスはGKバルデスに阻まれたが、パリSGはその後もラベッシやルーカスがゴールに迫る。しかし、ここもGKバルデスが立ち塞がり、得点は奪えない。一方、ホームのバルサはメッシを欠いた影響もあってか、効果的な攻めができず前半をスコアレスで終える。
 後半に入り先にスコアを動かしたのはパリSG。5分にイブラヒモビッチのスルーパスに抜け出したパストーレがネットを揺らした。トータルスコアでリードを許し、敗退の危機に立たされたバルサは、17分にセスク・ファブレガスに代えてメッシを投入。するとチームは即座に活性化し、迎えた26分、メッシがエリア手前中央から仕掛けてビジャにつなぎ、その落としをペドロが叩き込んだ。
 スコアをタイに戻し、アウェーゴール数により再び優位に立ったバルサは、終盤何度かパリSGにゴールを脅かされたものの、最後まで凌ぎ切って試合は1−1で終了。バルサが苦しみながらも4強入りを果たした。
 優勝候補を苦しめながらも惜しくも敗退となったパリSGのパストーレは試合後、「僕らはバルセロナ相手でも攻撃できるということを示せた。でも、不運にも1点を奪われ、彼らが勝ち抜きを決めてしまった」と悔しさを滲ませた。その上で、「彼らが1点を取ってからは、違うバルセロナが顔を見せた。彼らはボールをキープし、リラックスした様子だった。それは選手の表情にも表れていた。あの状態でプレーすることが彼らが望む姿なんだろう」とコメントした。
 一方、同点ゴールを挙げチームを準決勝に導いたペドロは、この試合で負傷からの復帰を果たし、チームを活性化させたメッシを称賛し、「メッシはチームに帯同するためにすごく努力していた。今週は凄くハードにトレーニングを積んでいたし、彼が試合に出てきてチームを助けてくれた」とコメント。「彼に感謝したい。それと、彼がこの試合に間に合わせるためにした全ての努力を称えたい。メッシがナンバーワンだ。彼がピッチに入った瞬間から僕ら全員がその存在の大きさを感じていた。彼がチームを引き上げ、その結果として準決勝進出を決めることができた」と、この試合に向けて努力を続け、ピッチで影響力をもたらしたメッシを称えた。
 また、バルサのスポーツディレクターを務めるスビサレッタ氏も「彼はベストなコンディションではなかったが、ビジャのようなチームメイトと上手く連係した。そして同点ゴールを演出した」と、メッシを称賛した。

【イブラ「来年はもっと進歩できる」】
 パリ・サンジェルマンは一歩及ばず、18季ぶりの4強入りを逃した。アンチェロッティ監督は「我々は本当にいいプレーをした。だから、すごく残念だ」と敗退を悔やんだ。
 前半からイブラヒモビッチとラベッシを中心とした速攻で、何度も相手ゴールを脅かした。後半5分に先制点も奪った。イブラヒモビッチは「自分達の方がいい試合をしたと思うし、バルセロナとこんな試合ができるチームは多くない。来年はもっと進歩できる」と雪辱を誓った。

【盤石のバイエルン】
 バイエルン(ドイツ)は敵地でユベントス(イタリア)に2−0で快勝を収めた。この結果、バイエルンは2連勝で2試合合計スコア4−0と、ユーベに完勝して2年連続のベスト4進出を決めた。
 敵地での第1戦を0−2で落としたユーベは、ホームのサポーターの大声援を受け、逆転突破を目指して立ち上がりからアグレッシブに仕掛ける。だが、ピルロのFKはGKノイアーに阻まれ、ポグバが深い位置までえぐって放ったクロスも誰にも合わせられず、決定機を作るまでには至らない。その後もユーベはピルロを中心に前線のブチニッチやクアリアレッラにロングボールを配給するが、バイエルンの堅い守備に阻まれた。
 一方のバイエルンは、第1戦で先制点を挙げたアラバのロングシュートでゴールに迫るが、第1戦ではミスからアラバにゴールを許したブッフォンが意地のセーブを見せ、こちらも得点は奪えず。スコアレスで前半を折り返す。
 後半も、立ち上がりはユーベがチャンスを作るが、クアリアレッラのシュートがポストを叩くなど相変わらず得点を奪えずにいると、徐々にペースはバイエルンのものに。ロッベンのシュートがポストを直撃するなど、冷や汗をかかされると、バイエルンは20分、シュバインシュタイガーのFKにハビ・マルティネスが合わせ、ブッフォンが弾いたこぼれ球をマンジュキッチが押し込んで先制。バイエルンはこれでトータルで3点差として勝負を決定付けると、後半ロスタイムには前掛かりとなったユーベの隙を突き、途中出場のピサロがとどめを刺した。
 バイエルンのハインケス監督は試合後、「最初の20分は守備が良くなく、困難もあった」と話しつつも、「それ以降は試合を支配し、後半は多くの良い攻撃ができた。自分達のクオリティを示し、プレースタイルを貫いた」と、勝利への満足感を表した。
 一方、この試合前、ユベントスはまだ2006年のスキャンダルから立ち直っている途中だと話していたコンテ監督は、試合後も「より優れたチームが突破した。彼らは先週も、このスタジアムでも、それを示した」と、バイエルンとの差を認め、「今は、レアル・マドリードやバルセロナ(以上スペイン)、マンチェスター・シティーやマンチェスター・ユナイテッド(以上イングランド)、バイエルン、パリ・サンジェルマン(フランス)といった莫大な予算を持つクラブがいる。彼らはあらゆるトッププレーヤーを買うことができるクラブだ。一方で、イタリアの状況は異なる」とコメント。「イタリア勢が数年のうちにCLを制することはできないと思う」と、イタリアサッカーが厳しい時代を迎えていると話した。
 現役時代の1996年、決勝でアヤックス(オランダ)を下し、ユーベで欧州制覇を成し遂げている同監督は、「当時はアヤックスが欧州最高のチームだった。だが、(欧州トップクラブとしての)アヤックスはもう存在しない。今の彼らは若手を育成するクラブとなった」と述べ、自分達が同じ轍を踏んではいけないと話した。
 コンテ監督は「欧州のメガクラブ達は潤沢な予算を持ち、あらゆる一流選手を獲得できる。だが、ここイタリアでは、持っているものでやり繰りしなければならない。昔と同じではないということに気付く謙虚さが必要だ」と述べた上で、「改善できるところに目を向け、いかに予算を増やすかを考えなければならない。それなのに、イタリアでは無益な騒動やゴシップ、審判達との問題を作ることばかりに関心を持っている」と続け、イタリアサッカー界全体の問題を指摘した。
 また、ユーベのスポーツディレクターを務めるジュゼッペ・マロッタ氏も他国との差が財政面にあることを指摘。「非常にシンプルだ。イタリアのチームの収入は、70%を放映権に頼っている。一方でドイツは、放映権とグッズ販売、スタジアム収入とバランスが取れている」と述べ、「イタリアにスタジアム収入が欠けており、それを増やすためにクラブ独自のスタジアムを持たなければいけないのは明らかだ」と、イタリアの財政問題を指摘した。なお、ユーベはイタリアで唯一、クラブ独自のスタジアムを保有しており、昨季の開場以来、入場料による収入が増加傾向にある。このユーベを筆頭に、イタリア勢は今後復権を果たすことができるのだろうか。

【バイエルンは危なげなく4強入り】
 昨季準優勝のバイエルンは危なげない戦いぶりで4強入りを決めた。徐々にペースを掴み、後半19分に相手GKが弾いたボールをマンジュキッチが頭で押し込んで先制。ロスタイムにピサロのゴールで締めくくった。
 6日にドイツブンデスリーガの史上最速優勝を決めたばかりで、好調ぶりを見せつけた。ハインケス監督は「我々にはまだ目標がある。レアル・マドリードやバルセロナと同じレベルにあるかどうか分かるだろう」と準決勝を見据えた。

【ユベントス指揮官「イタリアとはレベル違う」】
 ユベントスは第1戦に続いて0−2と差を広げられ、バイエルンに完敗した。イタリア代表GKブッフォンは「今の自分達ができることは全てやったが、彼らの力が上回っていた」と脱帽した。
 イタリア勢で唯一、準々決勝に残ったが、4強入りには届かなかった。コンテ監督は「現実を見ないといけない。今、欧州でトップにいるのは資金力が極めて高いクラブだけだ。イタリアとはレベルがまるで違う」と嘆いた。


初勝利
アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ第4節結果

グループA:

アル・ジャジーラ(UAE)1−1エル・ジャイシュ(カタール)
≪得点者≫
アル・ジャジーラ:スバイト・ハテル24
エル・ジャイシュ:アドリアーノ33

トラクター・サジ(イラン)0−1アル・シャバブ(サウジアラビア)
≪得点者≫
アル・シャバブ:カマーショ84

グループC:

アル・ガラファ(カタール)3−1アル・ナスル(UAE)
≪得点者≫
アル・ガラファ:アメル・ムバラク9、ネネ60、アル・シャマリ79
アル・ナスル:森本貴幸16

アル・アハリ(サウジアラビア)4−1セパハン(イラン)
≪得点者≫
アル・アハリ:アル・バサス44、50、ブルーノ・セザル67=PK、アル・ハメス90
セパハン:ジャロビッチ82

グループE:

仙台1−0FCソウル(韓国)
(ユアスタ/8874人)
≪得点者≫
仙台:柳沢敦16
≪出場メンバー≫
GK:
林卓人
DF:
鎌田次郎、石川直樹、角田誠、和田拓也
MF:
梁勇基、太田吉彰(90+1分佐々木勇人)、富田晋伍、菅井直樹(82分蜂須賀孝治)
FW:
柳沢敦(70分中原貴之)、ウイルソン
【FCソウル】
GK:
キム・ヨンデ
DF:
チェ・ヒョジン、キム・ジュヨン、アジウソン、キム・チウ
MF:
コ・ヨハン(58分キム・ヒョンソン)、ハ・デソン(46分エスクデロ)、ハン・テユ、コ・ミョンジン
FW:
ダムヤノビッチ、モリーナ

ブリーラム・ユナイテッド(タイ)2−0江蘇舜天(中国)
≪得点者≫
ブリーラム:スチャオ・ヌットヌム39、シャピュイス60

グループG:

浦項スティーラース(韓国)1−1広島
(浦項スティールヤード/5882人)
≪得点者≫
浦項:ファン・ジンソン66
広島:石原直樹62
≪出場メンバー≫
【浦項】
GK:
シン・ファヨン
DF:
キム・グァンソク、キム・ウォンイル、シン・グァンフン、イ・ミョンジュ
MF:
ファン・ジンソン(59分チョ・チャンホ)、ファン・ジス、キム・デホ、ペ・チョンソク(88分パク・ソンホ)
FW:
コム・ヨル、ノ・ビョンジュン
広島
GK:
西川周作
DF:
ファン・ソッコ、塩谷司、水本裕貴
MF:
パク・ヒョンジン(87分山岸智)、岡本知剛、中島浩司、石川大徳(78分ミキッチ)、野津田岳人、石原直樹
FW:
佐藤寿人(46分萩洋次郎)

北京国安(中国)0−1ブニョドコル(ウズベキスタン)
≪得点者≫
ブニョドコル:ムサエフ32

アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ順位表
(第4節終了時)

…決勝トーナメント進出

グループA:

1位 アル・シャバブ
勝点10 得5 失1
得失点差 +4
3勝1分
(4試合消化)

2位 エル・ジャイシュ
勝点5 得7 失7
得失点差 ±0
1勝2分1敗
(4試合消化)

3位 トラクター・サジ
勝点4 得6 失6
得失点差 ±0
1勝1分2敗
(4試合消化)

4位 アル・ジャジーラ
勝点2 得4 失8
得失点差 -4
2分2敗
(4試合消化)

グループB:

1位 レクウィヤ
勝点8 得7 失4
得失点差 +3
2勝2分
(4試合消化)

2位 パフタコル
勝点7 得5 失5
得失点差 ±0
2勝1分1敗
(4試合消化)

3位 アル・イテファク
勝点4 得4 失3
得失点差 +1
1勝1分2敗
(4試合消化)

4位 アル・シャバブ
勝点3 得3 失7
得失点差 -4
1勝3敗
(4試合消化)

グループC:

1位 アル・アハリ
勝点12 得12 失4
得失点差 +8
4勝
(4試合消化)


2位 アル・ガラファ
勝点9 得10 失6
得失点差 +4
3勝1敗
(4試合消化)

3位 セパハン
勝点3 得7 失11
得失点差 -4
1勝3敗
(4試合消化)

4位 アル・ナスル
勝点0 得4 失12
得失点差 -8
4敗
(4試合消化)

グループD:

1位 エステグラル
勝点7 得7 失5
得失点差 +2
2勝1分1敗
(4試合消化)

2位 アル・アイン
勝点6 得6 失6
得失点差 ±0
2勝2敗
(4試合消化)

3位 アル・ヒラル
勝点6 得6 失6
得失点差 ±0
2勝2敗
(4試合消化)

4位 アル・ラヤン
勝点4 得7 失9
得失点差 -2
1勝1分2敗
(4試合消化)

グループE:

1位 FCソウル
勝点7 得7 失3
得失点差 +4
2勝1分1敗
(4試合消化)

2位 ブリーラム
勝点5 得3 失3
得失点差 ±0
1勝2分1敗
(4試合消化)

3位 ベガルタ仙台
勝点5 得3 失3
得失点差 ±0
1勝2分1敗
(4試合消化)

4位 江蘇舜天
勝点4 得3 失7
得失点差 -4
1勝1分2敗
(4試合消化)

グループF:

1位 広州恒大
勝点10 得12 失2
得失点差 +10
3勝1分
(4試合消化)

2位 全北現代
勝点6 得8 失6
得失点差 +2
1勝3分
(4試合消化)

3位 浦和レッズ
勝点4 得7 失9
得失点差 -2
1勝1分2敗
(4試合消化)

4位 ムアントン
勝点1 得4 失14
得失点差 -10
1分3敗
(4試合消化)

グループG:

1位 ブニョドコル
勝点8 得5 失2
得失点差 +3
2勝2分
(4試合消化)

2位 浦項スティーラース
勝点6 得4 失3
得失点差 +1
1勝3分
(4試合消化)

3位 北京国安
勝点5 得2 失2
得失点差 ±0
1勝2分1敗
(4試合消化)

4位 サンフレッチェ広島
勝点1 得2 失6
得失点差 -4
1分3敗
(4試合消化)

グループH:

1位 柏レイソル
勝点10 得10 失3
得失点差 +7
3勝1分
(4試合消化)

2位 貴州人和
勝点4 得3 失4
得失点差 -1
1勝1分2敗
(4試合消化)

2位 セントラルコースト
勝点4 得4 失6
得失点差 -2
1勝1分2敗
(4試合消化)

2位 水原三星
勝点3 得2 失6
得失点差 -4
3分1敗
(4試合消化)

アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ第5節日程

グループA:

24日(水)

日本時間24:30〜
エル・ジャイシュ(カタール)vsアル・シャバブ(サウジアラビア)

日本時間24:30〜
アル・ジャジーラ(UAE)vsトラクター・サジ(イラン)

グループB:

24日(水)

日本時間24:30〜
アル・シャバブ(UAE)vsレクウィヤ(カタール)

日本時間26:10〜
アル・イテファク(サウジアラビア)vsパフタコル(ウズベキスタン)

グループC:

23日(火)

日本時間24:30〜
アル・ガラファ(カタール)vsアル・アハリ(サウジアラビア)

日本時間25:00〜
アル・ナスル(UAE)vsセパハン(イラン)

グループD:

23日(火)

日本時間25:30〜
エステグラル(イラン)vsアル・ラヤン(カタール)

日本時間26:50〜
アル・ヒラル(サウジアラビア)vsアル・アイン(UAE)

グループE:

24日(水)

日本時間20:00〜
ブリーラム・ユナイテッド(タイ)vs仙台
(サンダー・キャッスル・スタジアム)

日本時間20:40〜
江蘇舜天(中国)vsFCソウル(韓国)

グループF:

24日(水)

日本時間19:00〜
全北現代(韓国)vsムアントン・ユナイテッド(タイ)

19:30〜
浦和vs広州恒大(中国)
(埼玉ス)

グループG:

23日(火)

日本時間20:30〜
北京国安(中国)vs浦項スティーラース(韓国)

日本時間22:00〜
ブニョドコル(ウズベキスタン)vs広島
(JARスタジアム)

グループH:

23日(火)

19:00〜
vs貴州人和(中国)
(柏)

日本時間19:30〜
水原三星(韓国)vsセントラルコースト(オーストラリア)

 サッカーのアジアチャンピオンズリーグ(ACL)は本日10日、各地でグループリーグ第4節の残り8試合が行われ、グループE最下位の仙台はホームのユアテックスタジアム仙台でFCソウル(韓国)を1−0で下し、今大会初勝利を挙げて3位に浮上した。グループG最下位の広島は敵地で浦項(韓国)と1−1で引き分け、グループリーグ敗退が決まった。
 仙台は前半16分に柳沢が頭で決めた1点を守り抜いた。1勝2分け1敗の勝ち点5とし、江蘇(中国)を下した2位ブリーラム(タイ)と勝ち点で並んだ。首位のFCソウルは7。
 広島は後半に石原が先制したが追い付かれ、1分け3敗の勝ち点1。残り2戦を連勝しても2位以内に入れないことが確定した。ブニョドコル(ウズベキスタン)は北京国安(中国)を1−0で退けた。

仙台・手倉森誠監督
「仙台がアジアで1つ勝てたという歴史的な1日になった。(柳沢は)最近の練習でのパフォーマンスが良かったし、チームが勝てない中でも落ち着いてトレーニングできていた」

広島・森保一監督
「勝ち点3だけを目標に臨んだ。どんな形でもいいから勝ちたかった」

【柳沢が絶妙アシストに感謝】
 前半16分、コーナーキックに頭で合わせて決勝ゴールを決めた仙台の柳沢は「ヨンギ(梁勇基)があそこに入ってくれと言っていたので、ヨンギのゴールでもあります」とニアサイドに絶妙なボールを送った相棒を称えた。
 FCソウルには2日にアウェーで2−1で敗れ、1週間後に迎えたホームでの一戦。「何が何でもこの前の借りを返すという気持ちで試合に入った」と雪辱を果たし胸を張った。
 J1では5試合を終えて勝ち点5の11位と元気がないが、「(ACLの)残り全て勝つつもりで、Jリーグにもつなげたい」と巻き返しを誓った。

【復帰の角田が完封勝利に貢献】
 仙台は左足首捻挫から復帰した角田の存在が効いた。守備的MFとして相手に厳しく体をぶつけてピンチの芽を摘み「仙台らしさを出せた」と会心の笑みを見せた。
 2月のブリーラム戦以来の出場だったが最後までピッチに立ち、無失点勝ちに貢献した。スタミナ面を心配していたという手倉森監督は「気持ちでチームを引っ張ってくれた」と称えた。

【ソウル監督「集中が足りない」】
 FCソウルは出足が鈍く、約1週間前に破った仙台に屈した。後半30分ごろからパワープレーに切り替えたが1点が遠く、崔龍洙監督は「空中戦に活路を求めたが、集中が足りずチャンスを生かせなかった」と悔やんだ。
 それでもグループE首位は変わらない。監督は「残り2試合、頑張りたい」と決勝トーナメント進出を見据えた。

【エスクデロ「目指しているのは日本代表」】
 FCソウルの元浦和FWエスクデロは後半から途中出場した。
 シュート2本を放ったが2日のホーム仙台戦に続く2戦連発はならず「目指しているのは(日本)代表。そのためには結果を残さないと」と反省した。チームは初黒星を喫したが、首位をキープ。「仙台と決勝トーナメントに行ければ」とエールを送った。

【寿人、前半交代に悔しさ】
 広島のエース佐藤は前半でベンチに下がった。森保監督は交代理由を「押し込まれている状況では石原を前で走らせた方が良いと思った」と説明した。
 相手の圧力を受けて思うようにボールがつながらず、前線で孤立する場面も。ボールに触る回数は少なく、試合後の佐藤は「前半に決定的なシーンをつくれていたら…」と悔しそうに話した。チームはグループリーグ敗退が決まったが「残りの試合もしっかり勝負する」と気持ちを奮い立たせた。


首位キープ
ヤマザキナビスコカップ・グループリーグ第4節結果

グループA:

大宮1−3甲府
(NACK/3958人)
≪得点者≫
大宮:ズラタン51
甲府:河本明人24、29、オルティゴサ56=PK
≪出場メンバー≫
大宮
GK:
北野貴之
DF:
渡部大輔、菊地光将、片岡洋介、村上和弘
MF:
渡邉大剛、上田康太(65分金澤慎)、青木拓矢、宮崎泰右(59分富山貴光)、清水慎太郎(46分ズラタン)
FW:
長谷川悠
甲府
GK:
荻晃太
DF:
新井涼平(73分柏好文)、津田琢磨(46分林堂眞)、盛田剛平、崔誠根
MF:
水野晃樹(61分伊東輝悦)、保坂一成、井澤惇、河本明人、金子昌広
FW:
オルティゴサ

川崎0−0清水
(等々力/8964人)
≪出場メンバー≫
川崎
GK:
杉山力裕
DF:
田中裕介、實藤友紀、中澤聡太、山越享太郎(89分矢島卓郎)
MF:
稲本潤一(60分小林悠)、山本真希、森谷賢太郎、大島僚太、登里享平
FW:
パトリック
清水
GK:
櫛引政敏
DF:
吉田豊、平岡康裕、ヨン・ア・ピン、イ・キジェ(84分河井陽介)
MF:
高木純平(65分高木俊幸)、村松大輔、竹内涼
FW:
石毛秀樹、八反田康平、瀬沼優司(57分バレー)

磐田1−0湘南
(ヤマハ/4644人)
≪得点者≫
磐田:前田遼一11
≪出場メンバー≫
磐田
GK:
八田直樹
DF:
伊野波雅彦、チョ・ビョングク、藤田義明
MF:
チョン・ウヨン、駒野友一、小林裕紀、山田大記、宮崎智彦(87分山本脩斗)
FW:
金園英学(66分松浦拓弥)、前田遼一
湘南
GK:
安藤駿介
DF:
鎌田翔雅、クォン・ハンジン、大野和成
MF:
岩上祐三、岩尾憲(70分菊池大介)、下村東美(61分永木亮太)、亀川諒史、梶川諒太、古橋達弥(15分武富孝介)
FW:
吉濱遼平

グループB:

新潟1−2鹿島
(東北電ス/7210人)
≪得点者≫
新潟:川又堅碁86
鹿島:ダヴィ29、41
≪出場メンバー≫
新潟
GK:
竹重安希彦
DF:
坪内秀介(46分内田潤)、濱田水輝、金根煥、金珍洙
MF:
三門雄大、レオ・シルバ、藤田征也(46分成岡翔)、田中亜土夢
FW:
岡本英也、ブルーノ・ロペス(68分川又堅碁)
鹿島
GK:
曽ヶ端準
DF:
西大伍、岩政大樹、青木剛、中田浩二
MF:
柴崎岳、小笠原満男、遠藤康(72分梅鉢貴秀)、本山雅志(85分ジュニーニョ)、野沢拓也
FW:
ダヴィ(75分大迫勇也)

名古屋1−1大分
(瑞穂陸/4601人)
≪得点者≫
名古屋:田中マルクス闘莉王61=PK
大分:森島康仁19
≪出場メンバー≫
名古屋
GK:
楢崎正剛
DF:
田中隼磨、田中マルクス闘莉王、増川隆洋、阿部翔平
MF:
田鍋陵太(46分矢野貴章)、磯村亮太(46分玉田圭司)、ダニルソン、小川佳純、ヤキモフスキー
FW:
田中輝希(67分ケネディ)
大分
GK:
丹野研太
DF:
土岐田洸平(62分深谷友基)、若狭大志、児玉新
MF:
松原健(87分辻尾真二)、永芳卓磨(72分松本昌也)、宮沢正史、村井慎二、チェ・ジョンハン
FW:
林丈統、森島康仁

C大阪2−1FC東京
(長居/7296人)
≪得点者≫
C大阪:柿谷曜一朗55、シンプリシオ69
FC東京:李忠成61
≪出場メンバー≫
C大阪
GK:
キム・ジンヒョン
DF:
茂庭照幸、藤本康太、新井場徹、丸橋祐介
MF:
扇原貴宏(68分楠神順平)、山口螢、南野拓実(60分枝村匠馬)、シンプリシオ
FW:
柿谷曜一朗、エジノ(88分播戸竜二■■=(90+2分))
FC東京
GK:
塩田仁史
DF:
加賀健一、森重真人、高橋秀人、太田宏介
MF:
米本拓司、長谷川アーリアジャスール、河野広貴(58分東慶悟)、李忠成、三田啓貴(69分石川直宏)
FW:
渡邉千真(81分ブチチェビッチ)

ヤマザキナビスコカップ・グループリーグ順位表
(第4節終了時)

グループA:

1位 磐田
勝点9 得9 失3
得失点差 +6
3勝1敗
(4試合消化)

2位 横浜M
勝点6 得3 失1
得失点差 +2
2勝1敗
(3試合消化)

3位 大宮
勝点6 得5 失6
得失点差 -1
2勝2敗
(4試合消化)

4位 川崎
勝点4 得2 失2
得失点差 ±0
1勝1分1敗
(3試合消化)

5位 甲府
勝点4 得4 失5
得失点差 -1
1勝1分2敗
(4試合消化)

6位 湘南
勝点3 得2 失4
得失点差 -2
1勝2敗
(3試合消化)

7位 清水
勝点2 得2 失6
得失点差 -4
2分1敗
(3試合消化)

グループB:

1位 C大阪
勝点7 得6 失5
得失点差 +1
2勝1分1敗
(4試合消化)

2位 名古屋
勝点6 得4 失3
得失点差 +1
1勝3分
(4試合消化)

3位 鹿島
勝点6 得5 失5
得失点差 ±0
2勝1敗
(3試合消化)

4位 FC東京
勝点5 得5 失4
得失点差 +1
1勝2分1敗
(4試合消化)

5位 新潟
勝点4 得4 失4
得失点差 ±0
1勝1分1敗
(3試合消化)

6位 大分
勝点2 得3 失4
得失点差 -1
2分1敗
(3試合消化)

7位 鳥栖
勝点1 得1 失3
得失点差 -2
1分2敗
(3試合消化)

ヤマザキナビスコカップ・グループリーグ第5節日程

グループA:

23日(火)
19:00〜
大宮vs清水
(NACK)
24日(水)
19:00〜
湘南vs横浜M
(BMWス)
19:00〜
甲府vs川崎
(中銀スタ)

グループB:

24日(水)
19:00〜
鹿島vs名古屋
(カシマ)
19:00〜
鳥栖vs新潟
(ベアスタ)
19:00〜
大分vsFC東京
(大銀ド)

 Jリーグ・ヤマザキナビスコカップ・グループリーグ第4節は本日10日、長居陸上競技場などで全6試合が行われ、グループBはC大阪が柿谷の得点などでFC東京に2−1で競り勝ち、勝ち点7で首位に浮上した。グループAは磐田が前田のゴールで湘南を1−0で下し、同9でトップを守った。
 グループAの甲府は河本の2得点などで大宮を3−1で破り初勝利。川崎vs清水は無得点で引き分けた。グループBでは大分と1−1で引き分けた名古屋と、ダヴィの2得点で新潟に2−1で勝った鹿島が勝ち点を6とした。

大宮1−3甲府

【甲府は河本の2点などで快勝】
 甲府は流経大卒の新人FW河本がプロ初ゴールを含む2得点、新加入の元パラグアイ代表FWオルティゴサもPKで来日初得点を記録。リーグ戦で初白星を掴んだ6日の大分戦に続き、公式戦2連勝を飾った。
 河本は前半24分、大宮GKがMF金子のシュートを弾いたボールを左足で押し込み、プロ初得点。同29分には、MF水野の右足FKを頭で流し込んだ。「レギュラー組がいなく、外国人も補強した。自分なんかギリギリのラインにいる。いい加減、点を取らないといけなかった」。ナビスコ杯3試合目の先発で、ようやく結果を残せた。
 2011年のユニバーシアード得点王(5得点)もJ1の壁を感じていたが、「これからレギュラー争いに向け、どんどんアピールしていきたい」と前を向いた。

★大宮、誤算の3失点
 リーグ戦は昨季から16試合連続負けなしと好調の大宮が、ナビスコ杯では2敗目を喫した。エースのノバコビッチらの不在はあったが、堅守が売りだけに3失点は誤算。ベルデニック監督は「結果も内容も満足がいかない」とぶぜんとした表情だ。
 前半はスローイン直後のプレーとFKで2失点。後半はPKから3点目を許した。完全に崩されたシーンは多くはなく、監督は「なぜうまくいかなかったか説明しがたい」と首をかしげた。

川崎0−0清水

【清水GK櫛引の好守光る】
 清水はGK櫛引の好守が光った。前半終了間際にはパトリックとの1対1の場面を冷静に防ぎ、後半には登里の強烈なミドルシュートを片手で弾いてバーに当て、難を逃れた。公式戦出場2試合目ながら落ち着いたプレーで完封に貢献し「熱いハートで戦った。これがGKの仕事」と喜んだ。
 プロ入り3年目の20歳。昨年はU-19(19歳以下)アジア選手権に出場し、経験を積んだ。「自信がついて、緊張せずにできるようになった」と胸を張った。

★川崎は小林のゴール遠く
 川崎は途中出場のFW小林を中心に清水ゴールへ迫ったが、ゴールは遠かった。後半15分からピッチに立つと、同36分、左からのパスに抜けだしてシュート。
 だが清水GK櫛引の好セーブに阻まれた。「形は悪くなかったんですけど」。悔しそうな表情を浮かべながら、スタジアムを後にした。

磐田1−0湘南

【磐田は前田が決勝ゴール】
 磐田は前半11分、駒野のパスを前田が仕上げる日本代表のホットラインで得点し、決勝点とした。森下監督は「違いを見せてくれた」と手放しで褒めた。
 駒野は態勢をくるりと変えながら前田を視野に入れたそうで「相手にとっては嫌な、味方には凄く助かる動きだった」。相手守備の意表を突く浮き球パスをしっかり待ち受けて決めた前田は「いいボールを上げてくれるので意識している」と相性の良さを口にした。

★湘南 指揮官「スタートから15分は何もなかった」
 湘南は序盤に一方的に押し込まれて失点した。チョウ・キジェ監督は「スタートから15分は何もなかった」と渋い表情で話し、守備的MFの下村も「連動した守備ができなかった。完全に後手」と肩を落とした。
 何度か追い付くチャンスはあったが、決め手を欠いた。岩上は「一つのミスでやられた感じだけど、それを決める(磐田の)力はさすが」と力量差を痛感した様子だった。

新潟1−2鹿島

【ダヴィがGKの隙を突く好プレー】
 鹿島のダヴィが6日のC大阪とのリーグ戦に続き、またもGKの隙を突く好プレーを見せた。先制点を決めた後の前半41分、バックパスを受けたGK竹重がトラップをした瞬間に素早く寄せた。「間合いと感覚でいけると思った」とスライディング。相手の蹴ったボールが足に当たってゴールに吸い込まれた。
 C大阪戦でもGKからボールを奪って遠藤のゴールにつなげた。「プレッシャーをかけて相手がボールを失えば、もうゴール同然の状況になるからね」と得意げだった。

★新潟はミスから失点を重ねる
 ミスから失点を重ねた新潟は、終盤に1点を返したが及ばず、逃げ切りを許した。
 新潟は前半立ち上がり、FW岡本、MF三門がシュートを狙ったが得点は奪えなかった。29分、FKを遠い左サイドで受けられると、中央に折り返され、FWダヴィに頭で決められた。追う新潟は40分、FWブルーノ・ロペスがエリア内でシュートを放ったが、GKに防がれた。その直後、バックパスを受けたGK竹重が出し所を探している間に、FWダヴィに詰められ、体に当たったボールがゴールに入り2点目を奪われた。
 新潟の柳下監督は「鹿島とうちの違いがはっきりした。ああいう隙を突いてくるチームは強い」と肩を落とした。

名古屋1−1大分

【森島、初得点で奮起】
 大分のJ1昇格に大きく貢献した森島が今季初得点を決めた。前半19分、最終ラインからのロングボールに間隙を縫って飛び出して左足で先制点を挙げた。
 惜しくも今季公式戦初白星を逃してヒーローになりそこねたが、「前よりいい試合だった。僕(の状態)が上がれば、チームも上がっていく」と一層の奮起を誓った。
 田坂監督は「厳しいことも言ったが、プライドを捨てチームのために走ってくれた」と褒めた。

★名古屋はケネディの復帰が好材料
 名古屋は大分に猛攻を浴びせながらホームで引き分けに終わった。闘莉王と増川がボールを見合ったことがきっかけで失点し、得点は闘莉王がPKを決めただけ。ストイコビッチ監督は「満足していない。特に前半は何もなかった」と苛立ちを見せた。
 ただ、明るい材料もあった。2010年から2季連続得点王に輝いたケネディが腰の手術を経て昨年9月29日以来の公式戦出場。後半22分にサポーターの拍手を受けて途中出場し、194センチの高さを生かして惜しいシュートも放った。
 ケネディは「感触は良かった。これからもっとよくなっていく。チームの助けになりたい」と笑顔。指揮官も「一番いいのは彼が戻ってきたこと」と今後への期待感を語った。

C大阪2−1FC東京

【C大阪は柿谷弾などで首位浮上】
 C大阪が2勝目を挙げ、勝ち点7でグループB首位に浮上した。後半10分、MF扇原のクロスを相手DFがクリアし、そのこぼれ球をエースの柿谷が右足で押し込んで先制。1−1の同点に追い付かれた後半24分には、相手ボールを奪ったMFシンプリシオが味方と2度のワンツーパスを繰り返し、ゴール前まで攻め上がると、そのまま相手DFをかわし、決勝点を決めた。公式戦4試合ぶりの勝利。今季、長居では公式戦3勝1分けと、ホームで無類の強さを発揮している。
 だが、この日は決定機を外す場面も多くみられ、クルピ監督は「勝ったことは良かったが、もっと余裕を持って試合を終えることができた。追加点を取れる機会がたくさんあった」と辛口だった。

 ★李、同点ゴールも及ばず
 FC東京の李が1点を追う後半16分、加賀の右クロスを頭で合わせて同点ゴールを挙げたが、勝利には結びつかなかった。
 FW渡邉のやや後方でボールに絡む機会が多く「点も取れたし、これを続けていけば、必ずチームの勝利に貢献できるようになる」。チームは公式戦ここ4試合で1分け3敗と停滞感が漂うが、自らのプレーには手応えを深めていた。


奇跡的逆転劇
欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦結果

ドルトムント(ドイツ)3−2(TOTAL3−2)マラガ(スペイン)
(シグナル・イドゥナ・パルク/66000人)
≪得点者≫
ドルトムント:レバンドフスキ40、ロイス90+1、フェリペ・サンターナ90+2
マラガ:ホアキン25、エリゼウ82
≪出場メンバー≫
【ドルトムント】
GK:
バイデンフェラー
DF:
ピシュチェク、スボティッチ、フェリペ・サンターナ、シュメルツァー
MF:
ギュンドアン(86分フンメルス)、S・ベンダー(72分シャヒン)、ブワシチコフスキ(72分シーバー)、ゲッツェ、ロイス
FW:
レバンドフスキ
【マラガ】
GK:
カバジェロ
DF:
ヘスス・ガメス、デミチェリス、セルヒオ、アントゥネス
MF:
ホアキン(87分ポルティージョ)、トゥララン、イグナシオ・カマーチョ、ドゥーダ(74分エリゼウ)
FW:
ジュリオ・バチスタ(83分サンタクルス)、イスコ

ガラタサライ(トルコ)3−2(TOTAL3−5)レアル・マドリード(スペイン)
(トゥルク・テレコム・アリーナ/50000人)
≪得点者≫
ガラタサライ:エブエ57、スナイデル70、ドログバ72
R・マドリード:クリスティアーノ・ロナウド8、90
≪出場メンバー≫
【ガラタサライ】
GK:
ムスレラ
DF:
エブエ(80分エルマンデル)、ギョクハン・ザン、セミー、リエラ
MF:
ハミト・アルトゥントップ(46分アムラバト)、フェリペ・メロ、セルチュク、スナイデル
FW:
ウムト(63分サブリ)、ドログバ
【R・マドリード】
GK:
ディエゴ・ロペス
DF:
エッシェン(31分アルベロア■■=(89分))、ペペ、ヴァラン、ファビオ・コエントラン
MF:
ケディラ、モドリッチ、ディ・マリア、エジル(81分ラウール・アルビオル)、クリスティアーノ・ロナウド
FW:
イグアイン(73分ベンゼマ)

欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦日程

10日(水)

日本時間27:45〜
バルセロナ(スペイン)vsパリ・サンジェルマン(フランス)
第1戦=PSG2−2バルセロナ
(カンプ・ノウ)

日本時間27:45〜
ユベントス(イタリア)vsバイエルン(ドイツ)
第1戦=バイエルン2−0ユベントス
(ユベントス・スタジアム)

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 サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は9日、ドイツのドルトムントなどで準々決勝第2戦の2試合が行われ、ドルトムント(ドイツ)とレアル・マドリード(スペイン)が準決勝に進んだ。
 ドルトムントはホームでマラガ(スペイン)に3−2と逆転勝ちし、2戦合計3−2で15季ぶりの準決勝進出を決めた。1−2の後半ロスタイムにロイスとサンタナがゴールを決めた。
 R・マドリードは敵地でガラタサライ(トルコ)に2−3で敗れたが、2戦合計5−3で3大会連続の4強入りを決めた。クリスティアーノ・ロナウドが2得点した。

【レアルが3季連続のベスト4進出】
 レアル・マドリード(スペイン)は敵地でガラタサライ(トルコ)に2−3で敗れた。それでも、第1戦を3−0で制していたレアルは、2試合合計スコア5−3で上回り、3季連続のベスト4進出を決めた。
 ホームでの第1戦を3−0と快勝し、すでにベスト4に大きく近付いていたレアル。この日も開始7分、ケディラのクロスからクリスティアーノ・ロナウドのゴールが決まり、トータルスコアは4−0と一方的な展開に。さらに、C・ロナウドやディマリアらが追加点に迫るなど、試合を優勢に進める。
 しかし、熱狂的なホームのサポーターからの声援を受けたガラタサライは、前半の終盤から突如牙を剥きはじめる。後半に入り、立ち上がりにレアルが試合を落ち着かせたかに思われたが、12分にスナイデルの折り返しからエブエが強烈なミドルを叩き込んで1点を返すと、これで試合の雰囲気は一変。ガラタサライはさらに25分、スナイデルのゴールで2−1とすると、さらにその直後にドログバが見事なヒールキックで3点目を奪取。2試合合計で4−3と迫った。
 楽勝ムードから一転、相手に逆転の希望も抱かせてしまったレアルは、45分にはアルベロアが退場となる。それでも、この状況からチームを救ったのはクリスティアーノ・ロナウドだった。ロスタイム2分、ベンゼマのお膳立てからC・ロナウドがこの日2点目となるゴールを奪って勝負を決めた。なお、C・ロナウドは今季CLでのゴール数を11とし、単独トップに立っている。
 健闘むなしく敗退したガラタサライだが、テリム監督は「勝とうが負けようが、ガラタサライというチームを誇れる戦いをするとサポーターに約束していた」とコメント。「サポーターは素晴らしかった。見事な雰囲気だったし、彼らが試合を楽しんだ時は我々も楽しめた。我々はレアルを敗退させられなかった。だが、世界中から敬意を払われるに値した」と、この日の戦いぶりに満足感を表した。
 また、同監督は「レアルがCLを制覇するように願っている。そうすれば、我々はチャンピオンに負けたと言えるからね。レアルとモウリーニョ監督に感謝する。世界最高のチームの1つを率いる指揮官が、我々を称えにロッカールームに来てくれたんだから」と、自分達を破ったレアルの優勝を願った。

【冷や汗かいたレアル】
 レアル・マドリードは敗れたものの、3−0で勝った第1戦の貯金が物を言い、準決勝に進んだ。後半は相手の猛反撃にたっぷり冷や汗をかかされた。2得点で貢献したエースのC・ロナウドは「難しい試合だったが、準決勝に進めて良かった」と胸をなで下ろした。
 1−0の後半12分に同点とされると、25、27分と立て続けに失点。約5万人の観客で埋まったホームの大歓声を背に、必死の攻めを見せるガラタサライに押し込まれた。モウリーニョ監督は「ガラタサライは11人ではなく、5万人で戦っていた。11人対5万11人の試合だった。相手は精神的に強いと分かってはいたが、厳しい試合だった」と、苦しんでの突破に疲れ切った表情だった。

【ドルトムントが奇跡の逆転劇】
 ドルトムント(ドイツ)はホームでマラガ(スペイン)を3−2で下した。この結果、2試合合計スコアを3−2としたドルトムントがベスト4進出を決めた。
 マラガのホームで行われた第1戦では0−0の引き分けに終わっていた両チーム。ドルトムントの本拠地に場所を移した第2戦では、序盤アウェーのマラガが押し気味で試合を進め、25分にホアキンが左足でゴールを決めて先制に成功する。アウェーゴールを許し、厳しい展開となったドルトムントだが、ホームの6万6000人のサポーターに背中を押されペースを掴みはじめると、40分に流れるようなパス交換から最後はレバンドフスキがGKもかわしてネットを揺らし、前半のうちに1−1とする。
 ベスト4進出にはもう1点が必要になったドルトムントは後半に攻勢を強めマラガゴールに迫るも、相手GKカバジェロの再三の好セーブに阻まれゴールが遠い。すると37分、劣勢だったマラガがカウンターを仕掛け、バチスタのラストパスからエリゼウがゴール。エリゼウはオフサイドポジションにいたが、ゴールは認められ、マラガがベスト4に大きく前進する。
 これで勝負は決まったかに思われたが、諦めないドルトムントはここからさらに猛攻。そしてこれが実ったのはロスタイム。まずはロスタイム1分、ロイスのゴールで2−2とすると、さらにその2分後にはゴール前の混戦から最後はフェリペ・サンターナが押し込み、ドルトムントがわずか2分間で試合をひっくり返す。サンターナのゴールのシーンでは、2度にわたってオフサイドが疑われるシーンがあったが、マラガの2点目と同様こちらもゴールが認められ、ドルトムントが15年ぶりのCLベスト4進出を決めた。
 一方、初出場ながら躍進を見せてきたマラガは、天国から地獄に突き落とされる展開で敗退が決定。この試合の数日前、父親を亡くすという悲劇に見舞われながらも気丈に指揮を執ったペジェグリーニ監督は試合後、「フットボールは多くの要因が関与するもの。3点目のゴールはオフサイドだった。我々はあらゆる痛手をもらってしまった」とコメント。またFWサンタクルスは「非常に失望している。ベスト4まであと4分というところまで来ていた。なのに本当にわずかな時間で勝利は僕らの手からこぼれ落ちてしまった」と悔しさを滲ませた。
 また、ドルトムントのバツケCEO(最高経営責任者)は「こんな経験は初めてだ。我々はほどんど死にかけていたからね」と喜びをあらわにすると、スポーツディレクターのツォルク氏も「今の心境を言葉にするのは難しい。今日はラッキーだった。多くのチャンスを逃したが、私は信じ続けていた」と、こちらも劇的な勝利に興奮を隠せない様子だった。

【ドルトムント、大逆転呼んだチーム力】
 9日に行われたサッカーの欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦で、ドルトムント(ドイツ)がマラガ(スペイン)を3−2で破った。粘りと勝負強さを印象づけた劇的勝利。後半ロスタイムに2得点して鮮やかに大逆転してみせた。
 昨季のCLではわずか1勝で、グループリーグ敗退。その悔しさを今季の大半のメンバーが経験し、結束していることが、大きな強みとなっている。今季はこれで10試合を戦って無敗を誇る。
 香川真司がマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)へ移籍したが、他の主力は残留。今季から攻撃的MFとしてプレーするドイツ代表のロイスは、ユース時代をドルトムントの下部組織で過ごしており、すぐに溶け込んだことも大きい。
 クロップ監督がチームに求めるのは、前線から追い込み、相手ゴールに近い位置でボールを奪って素早く攻撃に転じるサッカー。攻守ともに運動量と積極性、高度な連係が求められ、試合をこなすごとに熟成している。この日終盤の2点は、その姿勢のたまものだ。
 クロップ監督は「信じられない。今季ワーストの試合だったが、(0−0で引き分けた)アウェー戦との2試合で考えれば勝者に価する」と興奮して話した。ドルトムントの準決勝進出は、CLで優勝した翌年の1998年以来。強さの再現を目指し、また1つ階段を上った。

【マラガは判定に不満「誤審が多すぎ」】
 マラガは高いチームの完成度で4強入りまで、2−2となった後半ロスタイム残り2分まで迫った。
 昨夏、財政難からスペイン代表MFサンティ・カソルラらが移籍したが、ペジェグリーニ監督の下で困難を乗り越えて、チームは結束していた。
 初出場のCLは準々決勝第1戦まで9試合6失点の全員守備と、20歳の新星FWイスコ、ベテランMFホアキン中心のカウンター攻撃で躍進。
 レアル・マドリード、バルセロナの2強の影で、スペイン勢としては目立たない存在だったが、指揮官も「CLで我々が成し遂げたことを誇りに思う」と話した。
 しかし、ロスタイムの2失点はオフサイドにも見えたことなどを意識してか、試合後は「試合を通じて誤審が多すぎた。欧州サッカー連盟も早くハイテク技術導入を検討すべきだ」と、やや歯切れが悪かった。

【メッシ、全体練習に復帰】
 バルセロナ(スペイン)のジョルディ・ロウラ助監督は9日、ハムストリングを負傷しているFWリオネル・メッシについて、順調な回復を見せていることを明かした。同助監督は慎重な姿勢を見せてはいるが、本日10日のチャンピオンズリーグ準々決勝第2戦で復帰する可能性も出てきた。
 メッシは2日に行われたパリ・サンジェルマン(フランス)とのCL準々決勝第1戦で先制ゴールを挙げたものの、直後にハムストリングを傷め、ハーフタイムでの交代を余儀なくされていた。当初、現地メディアが3週間程度の離脱と報じるなど長期離脱も心配されたが、検査の結果、軽傷であることが判明。6日の国内リーグ・マジョルカ戦は欠場したものの、翌日にはフィットネス練習を再開し、クラブはこの日、同選手が全体練習に参加したことも明かした。
 ただし、9日にパリSG戦の前日記者会見に臨んだロウラ助監督は、メッシの状態について「いい感触を持ってはいるが、最終的には本人の感触と医師の決断を待つことになるだろう」とコメント。「もし彼が試合に出るとすれば、それは適切な状態にまで回復したということになる、試合の数時間前に、どういう状況なのかを判断したい」と、試合当日の朝の練習の様子を見て、起用を決めたいと話した。
 メッシの質問が相次ぐことで徐々に苛立ちも見せていたロウラ助監督は「世界最高の選手が出場できないとなれば、当然ハンディキャップになる。しかし、このチームには高いレベルでプレーできる選手がほかにも多くいる。いい結果を得るために、全力を尽くす」と、メッシが出場できないとしても問題はないと語り、「メッシのポジションでプレーする代わりの選手も、成功を保証してくれる存在だ」と、メッシが欠場したマジョルカ戦で代役を務め、ハットトリックを記録したMFセスク・ファブレガスらへの信頼も示した。
 過去4年で2度CLを制しているバルサは、パリSGとの第1戦では後半ロスタイムに追い付かれ、2−2の引き分けに終わったものの、2つのアウェーゴールを奪ったため、少しのアドバンテージを持って第2戦を迎える。また、バルサは2009年10月にルビン・カザン(ロシア)に敗れて以来、欧州の舞台では20試合ホームで敗れていないため、6年連続のベスト4進出が期待されている。

【パリSG指揮官は「戦略は同じ」】
 本日10日に敵地でバルセロナ(スペイン)との欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦に臨むパリ・サンジェルマン(フランス)のカルロ・アンチェロッティ監督は9日、前日記者会見に臨み、負傷を抱えているバルサのエースFWリオネル・メッシが出場するかどうかは意識していないと話した。
 過去4年連続でCL得点王に輝き、2日の試合でも先制点を奪ったメッシの復帰はパリSGにとっては脅威となる。そのため、この日の記者会見でも報道陣からの質問はメッシに関することに集中したが、パリSGのアンチェロッティ監督は「それは我々の問題ではない。我々の戦術はメッシがいてもいなくても同じだ」と、同選手を意識していないと話した。
 アンチェロッティ監督はその上で、「恐らく世界最高であるチームを相手に難しいスタジアムで試合に臨むにあたって、試合の鍵となるのは自信とパーソナリティーを持って戦えるかどうかだ。第1戦で良い戦いを見せられたことを心に留めておくべきだ。明日の試合も同じことを繰り返せるようにチャレンジする」と、バルサ撃破への意気込みを示した。
 1994−1995年シーズンにバルサを破ってベスト4進出を果たしたパリSGは、今回もその再現を狙うが、守備の要であるDFチアゴ・シウバが膝の負傷により出場が微妙な状況。同選手は2日の第1戦で負傷し、6日に行われた国内リーグのレンヌ戦も欠場している。また、中盤では第1戦の後半ロスタイムに貴重な同点弾を挙げたMFブライズ・マトゥイディが累積警告で出場停止のほか、MFチアゴ・モッタも足の負傷の影響でコンディションが良くない。そのため、MFデイヴィッド・ベッカムがマトゥイディの代役を務めるとみられている。
 第1戦で先発したベッカムについては、パフォーマンスへの批判の声も上がっていたが、アンチェロッティ監督は「(ベッカムに対して)批判する人もいたが、評価した人もいた。私は満足していた。だから、きっとベッカム自身も満足しているはずだ。多くの可能性を秘めたプレーを見せた時に、監督というものは幸せを得るものだ」と、ベッカムを擁護した。
 また、かつてバルサの宿敵であるレアル・マドリード(スペイン)でプレーしていたことで、ベッカムにはバルサ・サポーターから敵意を向けられるのではないかとの質問に対しては「彼は非常に良いイメージを持っている。ここでプレーするのに問題はないはずだ」と語った。

【ユーベの鍵はメンバーチョイス】
 本日10日に行われる欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦で、バイエルン(ドイツ)をホームに迎えるユベントス(イタリア)。2点差を逆転しての準決勝進出を目指すユーベのアントニオ・コンテ監督は、適切なメンバーチョイスがこの試合の鍵となりそうだ。
 昨季コンテ監督が指揮官に就任して以来、ハイテンポなプレスで相手を苦しめてきたユーベだが、敵地で行われたバイエルンとの第1戦では逆にハイプレスに苦しめられることとなり、スコア以上に圧倒されて0−2で敗れた。コンテ監督就任以来、ここまで力の差を見せ付けられての黒星は初めてと言えるが、敗因の1つは、コンテ監督のメンバーチョイスにもあっただろう。
 今季、前線ではミルコ・ブチニッチ、セバスティアン・ジョビンコ、ファビオ・クアリアレッラ、アレッサンドロ・マトリの4人をローテーションしてきたコンテ監督は、第1戦でクアリアレッラとマトリを先発で起用するも、両選手はバイエルンの守備陣をほとんど脅かせなかった。一方、この試合の後半にブチニッチとジョビンコを投入してからは、何度かゴールに迫る場面も作るなど前線が活性化しており、この先発起用には疑問の声が上がった。
 また中盤でも、第1戦では精彩を欠いた司令塔のアンドレア・ピルロの横にフィジカルに強いポール・ポグバのような選手がいれば、ピルロが何度も競り合いに敗れてボールを奪われる場面は減っていたかもしれない。両翼も、右サイドのステファン・リヒトシュタイナー、左サイドのフェデリコ・ペルーゾは揃って存在感を示せなかった。
 第2戦では、メンバーチョイスのミスは許されないが、この試合ではリヒトシュタイナーに加え、第1戦では中盤で奮闘していたアルトゥーロ・ビダルも出場停止と、苦しい状況で試合を迎える。
 それでも、「第1戦の試合の後は、なかなか寝付けなかった」というDFジョルジョ・キエッリーニは、「僕らはミュンヘンで見せたほどの悪いプレーをするチームじゃない。あれよりも遥かにいいプレーができる。少しでも早くあの戦いを払拭し、(ホームの)トリノでは自分達の試合ができることを願っている」とコメント。「テンポを上げる必要がある。第2戦で良いパフォーマンスができれば、まだ突破の望みはある」と逆転への意気込みを表した。ユーベにとってのいいデータは、本拠地「ユベントス・スタジアム」が2011年のオープンして以来、国外のチームに負けていないということだ。
 一方のバイエルンは、6日に行われた国内リーグで、6試合を残して早くも優勝を決めている。だが、伝統的なビールかけなどのお祝いはせず、すぐにユーベ戦に目を向けている。バイエルンのウリ・ヘーネス会長は「最初の目標は達成した。だが、シーズンを見事に締めくくるには、前進し続けなければいけない」とコメント。「次はスーパーなシーズンをさらにスーパーにしたい。CL準決勝進出、そして来週のDFB(ドイツ連盟)カップ準決勝でチャンスを生かせなかったら、致命的だ」と、3冠達成に向け鼻息を荒くした。


超サカFLASH

正式発表
 J1清水は本日、昨季はC大阪に所属していたMF村田和哉(24)の加入を正式に発表した。

レンタル
 J2岐阜は本日、J1名古屋からMF水野泰輔(19)、J1清水から樋口寛規(20)が期限付き移籍で加入すると発表した。ともに2014年1月31日まで。

3試合出場停止
 イタリアセリエAの規律委員会は9日、ミランに所属するイタリア代表FWマリオ・バロテッリに対し、2試合の出場停止処分を科したと発表した。同選手は7日のフィオレンティーナ戦でイエローカードを受け、すでに累積による1試合の出場停止が決まっていたため、同選手は今後3試合を欠場することとなった。バロテッリは7日のフィオレンティーナ戦で、相手のFKの際に決められた距離まで下がらなかったとして、イエローカードを掲示された。これで累積警告により次戦は出場停止となった同選手だが、この試合後に第4の審判を侮辱したとして、さらに2試合の出場停止処分を科した。7試合を残して来季の欧州チャンピオンズリーグ出場圏内の3位につけるミランは、予選を経ずに本戦に出場できる2位の座を狙っている。そのミランは次節、4ポイント差で2位につけるナポリとの直接対決を迎え、その翌週には首位ユベントスとの大一番を迎えるが、この2試合でバロテッリを起用できなくなった。


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