J1昇格の甲府、湘南、大分、J2のG大阪まで2013年シーズンのJリーグを完全収録☆
PS3版ウイニングイレブン2013完全修正データ
本日の超最新情報
2013.05.02.THU
INDEX
★J展望★
明日3日はJ1第9節&J2第12節!首位大宮は最下位大分と、2位横浜Mは4位鹿島と激突!totoに役立つ予想スタメンUP!
★再来日★
日本代表のザッケローニ監督(60)が約3週間の欧州視察を終えて再来日!
★決勝進出★
欧州チャンピオンズリーグ準決勝第2戦
バルセロナ(スペイン)0−3(TOTAL0−7)バイエルン(ドイツ)
バイエルンはロッベンの先制弾などで完勝し、2シーズン連続での決勝進出!ドイツ勢同士の決勝は史上初!メッシが出場しなかったバルセロナはホームでも完敗し、2戦合計0−7の屈辱的な惨敗!
★3連覇★
北中米カリブ海チャンピオンズリーグ決勝第2戦
モンテレイ(メキシコ)4−2(TOTAL4−2)サントス・ラグーナ(メキシコ)
モンテレイは後半15分からの4ゴールで大逆転勝ちし、3連覇を達成!モンテレイは12月にモロッコで開催されるクラブW杯の出場権を獲得!
★16強出揃う★
アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ第6節(最終節)
グループA
アル・シャバブ(サウジアラビア)2−1アル・ジャジーラ(UAE)
トラクター・サジ(イラン)2−4エル・ジャイシュ(カタール)
グループB
パフタコル(ウズベキスタン)1−2アル・シャバブ(UAE)
レクウィヤ(カタール)2−0アル・イテファク(サウジアラビア)
グループC
セパハン(イラン)3−1アル・ガラファ(カタール)
アル・アハリ(サウジアラビア)2−2アル・ナスル(UAE)
グループD
アル・アイン(UAE)0−1エステグラル(イラン)
アル・ラヤン(カタール)0−2アル・ヒラル(サウジアラビア)
グループE
仙台1−2江蘇舜天(中国)
FCソウル(韓国)2−2ブリーラム・ユナイテッド(タイ)
グループF
ムアントン・ユナイテッド(タイ)0−1
浦和
広州恒大(中国)0−0全北現代(韓国)
グループG
広島0−0北京国安(中国)
浦項スティーラース(韓国)1−1ブニョドコル(ウズベキスタン)
グループH
セントラルコースト(オーストラリア)0−3
柏貴州人和(中国)2−2水原三星(韓国)
決勝トーナメント進出の16チームが出揃う!日本勢で唯一勝ち上がった柏は1回戦で韓国の全北現代と激突!
本日の超サカFLASH
ブラジルのフルミネンセに所属する元ポルトガル代表MFデコがドーピング検査で陽性反応ほか
本文
※
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★J展望★
J1第9節日程
3日(
金)
13:00〜
大分vs
大宮(大銀ド)
14:00〜
甲府vs
磐田(中銀スタ)
15:00〜
清水vs
新潟(アイスタ)
15:30〜
横浜Mvs
鹿島(日産ス)
16:00〜
湘南vs
C大阪(BMWス)
18:00〜
鳥栖vs
FC東京(ベアスタ)
19:00〜
川崎vs
名古屋(等々力)
29日(水)
19:00〜
広島vs
柏(Eスタ)
19:30〜
浦和vs
仙台
(埼玉)
J2第12節日程
3日(
金)
13:00〜
山形vs
富山(NDスタ)
13:00〜
栃木vs
岡山(栃木グ)
13:00〜
松本vs
群馬(松本)
13:00〜
福岡vs
神戸(レベスタ)
13:00〜
長崎vs
北九州(長崎県立)
14:00〜
熊本vs
水戸(うまスタ)
16:00〜
札幌vs
京都(札幌ド)
16:00〜
東京Vvs
横浜FC(味スタ)
16:00〜
鳥取vs
徳島(とりスタ)
19:00〜
千葉vs
愛媛(フクアリ)
19:00〜
G大阪vs
岐阜
(万博)
超最新TVスケジュール
J1順位表
(第8節終了時)
★…ACL出場権獲得
★…J2降格
1.大宮 勝点20 6勝2分0敗
+10
2.横浜M 勝点19 6勝1分1敗
+11
3.浦和 勝点16 5勝1分2敗
+54.
鹿島 勝点15 4勝3分1敗 +2
5.
広島 勝点14 4勝2分2敗 +6
6.
FC東京 勝点12 4勝0分4敗 +4
7.
名古屋 勝点12 3勝3分2敗 +2
8.
C大阪 勝点12 3勝3分2敗 +1
9.
清水 勝点12 3勝3分2敗 -6
10.
甲府 勝点10 2勝4分2敗 +1
11.
柏 勝点10 3勝1分4敗 -3
12.
仙台 勝点9 2勝3分3敗 -2
13.
鳥栖 勝点7 1勝4分3敗 -5
14.
新潟 勝点7 2勝1分5敗 -5
15.
川崎 勝点6 1勝3分4敗 -4
16.湘南 勝点6 1勝3分4敗
-9
17.磐田 勝点5 1勝2分5敗 -2
18.大分 勝点3 0勝3分5敗
-6
J1得点ランキングベスト10
(第8節終了時)
1.マルキーニョス(
横浜M)6
1.工藤壮人(
柏)6
1.豊田陽平(
鳥栖)6
4.佐藤寿人(
広島)5
4.渡邉千真(
FC東京)5
6.中村俊輔(
横浜M)4
6.ダヴィ(
鹿島)4
6.柿谷曜一朗(
C大阪)4
6.大久保嘉人(
川崎)4
6.レナト(
川崎)4
6.山田大記(
磐田)4
J2順位表
(第11節終了時)
※東京Vと松本は10試合消化
★…J1昇格
★…J1昇格プレーオフ出場
★…J2残留・昇格プレーオフ出場
★…J3降格
1.神戸 勝点26 8勝2分1敗 +10
2.G大阪 勝点21 5勝6分0敗 +10
3.長崎 勝点21 6勝3分2敗
+4
4.栃木 勝点20 6勝2分3敗 +7
5.岡山 勝点19 4勝7分0敗 +5
6.京都 勝点16 4勝4分3敗 +77.
山形 勝点16 5勝1分5敗 +2
8.
水戸 勝点16 4勝4分3敗 +2
9.
千葉 勝点15 3勝6分2敗 +7
10.
東京V 勝点15 3勝6分1敗 +7
11.
福岡 勝点15 4勝3分4敗 ±0
12.
富山 勝点15 4勝3分4敗 -3
13.
松本 勝点14 4勝2分4敗 ±0
14.
愛媛 勝点14 4勝2分5敗 ±0
15.
札幌 勝点13 4勝1分6敗 -3
16.
徳島 勝点13 4勝1分6敗 -4
17.
鳥取 勝点11 2勝5分4敗 -7
18.
熊本 勝点10 2勝4分5敗 -4
19.
横浜FC 勝点10 2勝4分5敗 -5
20.
群馬 勝点9 2勝3分6敗 -9
21.北九州 勝点8 2勝2分7敗
-11
22.岐阜
勝点6 1勝3分7敗 -15
J2得点ランキングベスト10
(第11節終了時)
1.ケンペス(
千葉)8
2.レアンドロ(
G大阪)7
2.荒田智之(
岡山)7
4.田代有三(
神戸)5
4.ポポ(
神戸)5
4.サビア(
栃木)5
4.原一樹(
京都)5
8.佐藤洸一(
長崎)4
8.水永翔馬(
長崎)4
8.鈴木隆行(
水戸)4
8.船山貴之(
松本)4
8.大崎淳矢(
徳島)4
J1第9節出場停止選手
藤本康太(
C大阪)
J2第12節出場停止選手
乾大知(
群馬)
渡邉将基(
北九州)
J1第9節予想スタメン
※ポジションは右サイドから表記
3日(
金)13:00〜
大分vs
大宮
(大銀ド)
≪予想スタメン≫
【
大分】
システム:3−5−2
GK:丹野
DF:若狭、阪田、高児玉
MF:辻尾、宮沢、チェ、マンシャ、西
FW:森島、高松
ベンチ:GK清水、DF高木、DF土岐田、MF永芳、MF丸谷、FW木島、FW林
出場停止:なし
監督:田坂和昭
【
大宮】
システム:4−4−2
GK:北野
DF:今井、菊地、高橋、下平
MF:渡邉、青木、金澤、チョ
FW:ズラタン、ノバコビッチ
ベンチ:GK江角、DF片岡、DF渡部、MF上田、MFカルリーニョス、FW富山、FW長谷川
出場停止:なし
監督:ズデンコ・ベルデニック
3日(
金)14:00〜
甲府vs
磐田
(中銀スタ)
≪予想スタメン≫
【
甲府】
システム:4−4−2
GK:河田
DF:福田、青山、土屋、松橋
MF:柏、佐々木、山本、羽生
FW:平本、ウーゴ
ベンチ:GK荻、DF盛田、MF保坂、MF井澤、FW水野、FW河本、FWオルティゴサ
出場停止:なし
監督:城福浩
【
磐田】
システム:3−6−1
GK:川口
DF:伊野波、チョ、藤田
MF:駒野、小林裕、山本康、山本脩、松浦、山田
FW:前田
ベンチ:GK八田、DF櫻内、DF金沢、MF松岡、FW山崎、FW阿部、FW金園
出場停止:なし
監督:森下仁志
3日(
金)15:00〜
清水vs
新潟
(アイスタ)
≪予想スタメン≫
【
清水】
システム:4−5−1
GK:林
DF:吉田、平岡、村松、イ・キジェ
MF:河井、杉山、竹内、石毛、高木俊
FW:バレー
ベンチ:GK櫛引、DF廣井、DF岡根、MF高木純、MF八反田、FW村田、FW瀬沼
出場停止:なし
監督:アフシン・ゴトビ
【
新潟】
システム:4−4−2
GK:黒河
DF:川口、大井、金根煥、金珍洙
MF:藤田、三門、シルバ、田中亜
FW:成岡、川又
ベンチ:GK竹重、DF濱田、DF内田、MF本間、MF酒井、MF小谷野、FW田中達
出場停止:なし
監督:柳下正明
3日(
金)15:30〜
横浜Mvs
鹿島
(日産ス)
≪予想スタメン≫
【
横浜M】
システム:4−5−1
GK:榎本
DF:小林、栗原、中澤、ドゥトラ
MF:端戸、中町、富澤、兵藤、中村
FW:藤田
ベンチ:GK六反、DFファビオ、DF天野、DF奈良輪、MF小椋、MF佐藤、FWマルキーニョス
出場停止:なし
監督:樋口靖洋
【
鹿島】
システム:4−4−2
GK:曽ヶ端
DF:西、岩政、青木、中田
MF:野沢、小笠原、柴崎、ジュニーニョ
FW:大迫、ダヴィ
ベンチ:GK佐藤、DF山村、DF前野、MF本田、MF遠藤、MF中村、MF本山
出場停止:なし
監督:トニーニョ・セレーゾ
3日(
金)16:00〜
湘南vs
C大阪
(BMWス)
≪予想スタメン≫
【
湘南】
システム:3−6−1
GK:阿部
DF:鎌田、大野、島村
MF:古林、ハン、永木、高山、梶川、武富
FW:馬場
ベンチ:GK安藤、DF亀川、MF中川、MF岩上、FW菊池、FW河野、FW大槻
出場停止:なし
監督:チョウ・キジェ
【
C大阪】
システム:4−4−2
GK:キム・ジンヒョン
DF:酒本、茂庭、山下、丸橋
MF:山口、シンプリシオ、扇原、枝村
FW:柿谷、杉本
ベンチ:GK多田、MF横山、MF小暮、MF黒木、MF楠神、FW南野、FWエジノ
出場停止:DF藤本
監督:レヴィー・クルピ
3日(
金)18:00〜
鳥栖vs
FC東京
(ベアスタ)
≪予想スタメン≫
【
鳥栖】
システム:4−5−1
GK:赤星
DF:丹羽、呂、坂井、金民友
MF:水沼、末吉、藤田、野田、池田
FW:豊田
ベンチ:GK奥田、DF金正也、DF金井、MF高橋、MF早坂、FW岡田、FWロニ
出場停止:なし
監督:尹晶煥
【
FC東京】
システム:4−5−1
GK:権田
DF:徳永、加賀、森重、太田
MF:ルーカス、高橋、米本、長谷川、東
FW:渡邉
ベンチ:GK塩田、DFチャン、MF田邉、MF石川、MF河野、FW李、FW平山
出場停止:なし
監督:ランコ・ポポビッチ
3日(
金)19:00〜
川崎vs
名古屋
(等々力)
≪予想スタメン≫
【
川崎】
システム:4−4−2
GK:西部
DF:田中、實藤、ジェシ、伊藤
MF:小林、山本、中村、大島
FW:大久保、矢島
ベンチ:GK杉山、DF中澤、DF山越、MF稲本、MF森谷、MF風間矢、FWパトリック
出場停止:なし
監督:風間八宏
【
名古屋】
システム:4−5−1
GK:楢崎
DF:田中隼、闘莉王、増川、阿部
MF:矢野、田口、ダニルソン、小川、ヤキモフスキー
FW:ケネディ
ベンチ:GK高木、DFダニエル、DF石櫃、MF磯村、MF藤本、FW玉田、FW田中輝
出場停止:なし
監督:ドラガン・ストイコビッチ
【NHKが“俊輔カメラ”を用意 】
横浜Mの元日本代表MF中村俊輔(34)がFKでのゴール新記録を狙う。現在、J1タイ記録となる通算16本のFK弾を記録。記録更新に期待の懸かる3日のホーム鹿島戦では試合を中継するNHKが、日本代表戦に匹敵する計16台の中継カメラを設置する。
関係者によると、中村の一挙手一投足を追う“俊輔カメラ”も導入する予定。1秒間で最大700コマという撮影速度を誇るウルトラハイスピードカメラで、2010年W杯南アフリカ大会でも導入された優れもの。Jリーグ中継に導入されるのは異例だ。
中村は試合前日もFKの感触を入念にチェックした。横浜Mでの通算ゴール数は歴代3位タイの53で城彰二氏の持つ最多の59得点も「どうせなら抜きたい。今年中にやりたい」と視野に入れている。入場者数は今季最多の3万人の予想。スタジアム、そして、テレビの前のファンの期待に中村が黄金の左足で応える。
【大宮、金沢がバースデー“祝砲”誓う】
大宮のMF金沢が本日2日に64歳の誕生日を迎えたベルデニック監督に恩返しの勝利を誓った。
指揮官が就任した昨季途中から先発に定着したボランチは3日の大分戦に向け「監督が来てから特に使ってもらっている。感謝の気持ちはある。みんなでお祝いできたら」と訴えた。「トライを評価してくれる」という指揮官に後押しされ、4月13日のC大阪戦で50メートル弾を決めるなど今季2得点。「チャンスがあれば」とあわよくば“祝砲”で首位も守る。
←
★再来日★
サッカー日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(60)が本日3日、約3週間の欧州視察を終えて成田空港に再来日した。今月下旬に始まる代表合宿に向け、国内で準備に入る。
ドイツを中心に日本選手の状態をチェックした監督は日本協会の広報担当を通じ「試合に出ている選手達はコンディションが良く、順調にシーズンを過ごしていると感じることができた」とコメントした。
日本は30日に愛知・豊田スタジアムでブルガリアと国際親善試合を行い、6月4日のワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア戦(埼玉スタジアム)に備える。日本はオーストラリアに引き分け以上なら5大会連続5度目の本大会出場を決める。
←
★決勝進出★
欧州チャンピオンズリーグ準決勝第2戦結果
バルセロナ(スペイン)0−3(TOTAL0−7)バイエルン(ドイツ)
(カンプ・ノウ/96000人)
≪得点者≫
バイエルン:ロッベン48、オウンゴール72、ミュラー76
≪出場メンバー≫
【バルセロナ】
GK:
V・バルデス
DF:
ダニエウ・アウベス
■、ピケ
■、バルトラ(87分モントーヤ)、アドリアーノ
MF:
シャビ・エルナンデス(55分A・サンチェス)、ソング、イニエスタ(65分チアゴ・アルカンタラ)
FW:
ペドロ、セスク、ビジャ
【バイエルン】
GK:
ノイアー
DF:
ラーム(77分ラフィーニャ)、ボアテング、ファン・ブイテン、アラバ
MF:
ハビ・マルティネス(74分ティモシチュク)、シュバインシュタイガー(66分ルイス・グスタボ)、ロッベン
■、ミュラー、リベリ
FW:
マンジュキッチ
超最新TVスケジュール
欧州チャンピオンズリーグ決勝日程
25日(
土)
日本時間27:45〜
ドルトムント(ドイツ)vsバイエルン(ドイツ)
(ウェンブリー・スタジアム)
サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は1日、バルセロナで準決勝第2戦の残り1試合が行われ、バイエルン(ドイツ)がアウェーでバルセロナ(スペイン)に3−0で完勝し、2戦合計7−0で25日のドルトムント(ドイツ)との決勝に進んだ。ドイツ勢同士の対決は前身の欧州チャンピオンズカップ時代を含めても史上初めてとなる。
バイエルンは後半4分にロッベンが先制。27分にオウンゴールで加点し、4分後にもミュラーが得点。メッシが出場しなかったバルセロナを圧倒し、準優勝だった昨季に続く進出となった。決勝は英・ロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われる。
【バイエルン、バルサを完全攻略】
バイエルン(ドイツ)が敵地でバルセロナ(スペイン)に3−0と完勝。この結果、バイエルンは2試合合計スコア7−0の圧勝で、2シーズン連続での決勝進出を決めた。
第1戦ではホームのバイエルンが4−0と大勝していたこのカード。バルサは勝ち抜けには最低でも4点が必要な非常に厳しい状況だったが、エースのメッシはハムストリングの負傷からの回復が間に合わず、ベンチスタートとなった。
最初にチャンスを迎えたのはバイエルン。前半13分にロッベンに先制のチャンスが訪れるが、これはカバーに戻ったピケに防がれる。一方、早い時間にゴールが欲しいバルサだったが、ペドロやシャビ・エルナンデスがゴールに迫るものの先制には至らず。メッシを欠く影響もあって思う様な攻撃ができず、前半を無得点で終える。
すると後半立ち上がりの4分、バイエルンが勝負の行方を決定付ける。右サイドで受けたロッベンがカットインから左足を振り抜くと、強烈なシュートがファーサイドのネットを揺らしてバイエルンが先制。アウェーゴールを許したことで、バルサは勝ち抜けには6点が必要な状況になったが、それでもバルサはメッシがウォーミングアップを始めることはなかった。
この1点で気落ちしたバルサを尻目にその後も攻撃の手を緩めないバイエルンは、27分にはバルサの守備陣を完全に攻略し、リベリーのクロスがピケのオウンゴールを誘うと、31分にもリベリーのクロスからミュラーがダメ押しゴールを挙げて完勝。ここ4シーズンで3度目となる決勝進出を果たした。
バイエルンのハインケス監督は試合後、「我々は素晴らしい試合をした。だが、メッシがいるバルセロナと、そうでないバルセロナには違いがある。それでもこれは予想外の結果。私はバルセロナの哲学は理解していたし、私のチームは自分達の戦術をどの様に遂行するか、非常によく理解していた」と、勝利への満足感を見せた。
2001年以来5度目の欧州制覇を目指すバイエルンは、25日にロンドンの「ウェンブリー・スタジアム」で行われる決勝で、ドルトムントとのドイツ勢対決に臨む。
【バイエルン“クラブ史上最強”】
第1戦の4点リードもあり、余裕の試合運び。自陣に堅固な守備組織をつくって攻撃を受け止め、相手のお株を奪う滑らかなパス回しからの速攻が冴えた。
今季終了後の勇退が決まっているハインケス監督は「選手達の集中力は素晴らしく、最初から良い内容だった。でもバルセロナに(2戦合計)7−0で勝てるとは」と予想以上の好結果を喜んだ。
後半4分にMFロッベンが先制すると、後は一方的。MFリベリーが左サイドを崩し、2点を加えて勝負を決めた。ロッベンは「チーム全体がまとまり、全員が役割を果たした。欧州を支配してきたチームにこんな勝ち方ができて嬉しい」と胸を張る。
あと1度警告を受けると出場停止となるMFシュバインシュタイガーら、3人の主力を後半途中に相次いでベンチに下げ、万全の状態で大一番を迎える態勢まで整えた。昨季、本拠地での決勝で逃した栄冠にあと1勝に迫った。
圧倒的な強さでリーグ優勝を果たし、DFB(ドイツ連盟)カップも決勝進出を決めていて、クラブ史上最強との呼び声も高い。ラーム主将は「我々には、特別なことを成し遂げられる力がある」と自信をみなぎらせ、頂点を見据えた。
【3冠狙うバイエルン】
圧倒的な強さで決勝進出を決めたバイエルン(ドイツ)のユップ・ハインケス監督は試合後、昨季のCL決勝でチェルシー(イングランド)に敗れたことが、今シーズンに好影響を与えていると語った。
バイエルンは昨季CLで、本拠地で開催された決勝に駒を進めたものの、PK戦の末にチェルシーに敗れ、2001年以来の欧州制覇を逃した。また、昨季のバイエルンはCLだけでなく、国内リーグで2位、DFB(ドイツ連盟)カップも準優勝と、全ての大会であと一歩タイトルに届かず無冠に終わるという屈辱のシーズンを過ごした。
しかし、迎えた今季、国内リーグでは圧倒的な力を見せて史上最速での優勝を決め、国内カップも決勝に進出。そして今回、CLでもファイナルへの切符を手にし、3冠達成も現実味を帯びてきた。
ハインケス監督はバルサ戦後の記者会見で「昨シーズンの決勝で敗れた時はひどく失望した。しかし我々はそこからすぐに立ち直った。その次の日には、全員が状況を変えようと決意していた。昨シーズンよりもうまくやりたいという私の思いは、選手達にも影響を与えたと思う」と、昨季の悔しさが今季の躍進の原動力になっていると明かした。
同監督はまた、「我々は素晴らしい団結力を持ったチームだ。我々は全員で一丸となって戦った。それに成功への渇望も抱いている」と、タイトル獲得へのモチベーションの高さを窺わせ、過去4シーズンで2度CLを制覇しているバルサに完勝したことについては「我々はハイスピードなサッカーを展開した。組織的で戦術的にも抜け目がなかったし、うまくスペースを消した。そしてカウンターも非常によく機能した」と、手応えを示した。
ハインケス監督は今季限りでのバイエルン退団が決定しており、来季の去就は未定。同監督は引く手あまたとなることが予想されているが、古巣のレアル・マドリード(スペイン)との接触については否定し、それ以外についてもコメントを避けた。同監督は「(今季最終戦となる6月1日のドイツ)カップ戦決勝の後にどうするかは決めている。私はサッカー界に50年身を置いているから、いつかそれが終わるということを考えなければならない」とコメントするにとどまった。
【バルサが屈辱的な大敗】
バルセロナのビラノバ監督は「バイエルンが素晴らしかった。全ての面で上回っていた」と潔く負けを認めた。
体調が万全ではないメッシを先発から外したが、起用されたMFセスク・ファブレガスやFWビジャらは精彩を欠き、素早い相手守備に何もできなかった。チーム全体でも体格的な不利があっても素早いパス交換でゲームを制する、バルセロナらしさは全く見られなかった。
後半4分、MFロッベンに先制点を奪われて、力尽きた。同監督は「あれでとどめを刺された」と振り返り、その後の2失点で、エースが投入されることもなかった。
2戦合計の0−7という屈辱的な結果は、約9万6000人が集まったホーム・スタジアムを包む静けさが、衝撃の大きさを表していた。試合後にうなだれる選手達の姿からは、1つの時代の終わりを感じさせる寂しさが漂った。
リーグ優勝は今週末にも決まるが、欧州CLでの惨敗で今オフのチーム編成が、例年以上に注目を集めそうだ。バルトメウ副会長は「何人か新しい選手が来る。強化が必要なポジションがある」と語り、地元メディアはブラジル代表MFネイマール(サントス)、ドイツ代表DFフンメルス(ドルトムント)らの名を挙げている。
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★3連覇★
北中米カリブ海チャンピオンズリーグ決勝第2戦結果
モンテレイ(メキシコ)4−2(TOTAL4−2)サントス・ラグーナ(メキシコ)
≪得点者≫
モンテレイ:デ・ニグリス60、86、N・カルドソ84、ウンベルト・スアソ90
ラグーナ:キンテロ39、バロイ50
サッカーの北中米カリブ海チャンピオンズリーグは1日、メキシコのモンテレイで同国勢同士の決勝第2戦が行われ、ホームのモンテレイが4−2でサントス・ラグーナに逆転勝ちし、2戦合計4−2で3連覇を果たした。
モンテレイは今年のクラブワールドカップ(W杯)の出場権を獲得した。
←
★16強出揃う★
アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ第6節(最終節)結果
グループA:
アル・シャバブ(サウジアラビア)2−1アル・ジャジーラ(UAE)
≪得点者≫
アル・シャバブ:アル・シャムラニ47、アル・スライティン80
アル・ジャジーラ:ディアキー30
トラクター・サジ(イラン)2−4エル・ジャイシュ(カタール)
≪得点者≫
トラクター・サジ:ジェイウソン3、66
エル・ジャイシュ:アル・ドゥカリ・サイド48=PK、イリアス52、71=PK、コスルギ83
グループB:
パフタコル(ウズベキスタン)1−2アル・シャバブ(UAE)
≪得点者≫
パフタコル:マハラーゼ19=PK
アル・シャバブ:エサム・ダヒ1、シエウ64
レクウィヤ(カタール)2−0アル・イテファク(サウジアラビア)
≪得点者≫
レクウィヤ:ルイス・セアラ11、ハレド・ムフター66
グループC:
セパハン(イラン)3−1アル・ガラファ(カタール)
≪得点者≫
セパハン:アリアン11、ゴラミ48、ハラトバリ55
アル・ガラファ:マジディ・シディク44
アル・アハリ(サウジアラビア)2−2アル・ナスル(UAE)
≪得点者≫
アル・アハリ:ワリード・ラシド7=PK、アル・ジャサム77
アル・ナスル:レオ・リマ23=PK、ラシド・マルラー55
グループD:
アル・アイン(UAE)0−1エステグラル(イラン)
≪得点者≫
エステグラル:ネクナム80=PK
アル・ラヤン(カタール)0−2アル・ヒラル(サウジアラビア)
≪得点者≫
アル・ヒラル:オウンゴール78、
アル・ハルシ83
グループE:
仙台1−2江蘇舜天(中国)
(ユアスタ/11241人)
≪得点者≫
仙台:菅井直樹24
江蘇舜天:リュウ・ヤンイェ38、サリヒ62
≪出場メンバー≫
【
仙台】
GK:
林卓人
DF:
蜂須賀孝治、鎌田次郎、渡辺広大、菅井直樹
■MF:
富田晋伍(71分武藤雄樹)、ジオゴ、梁勇基
■、太田吉彰(81分中原貴之)
FW:
柳沢敦(67分ウイルソン
■(87分))、赤嶺真吾
【江蘇舜天】
GK:
デン・キアフェイ
DF:
エレイウソン
■、ウ・キ、ニン・コウ
■(90+1分)、K・タジエフ
MF:
リュウ・ジェンイエ、ル・ボヘイ(93分アイ・ジボ)、スン・ケ、ゾウ・ユン
FW:
サリヒ、イェフティッチ
FCソウル(韓国)2−2ブリーラム・ユナイテッド(タイ)
≪得点者≫
ソウル:チョン・スンヨン54、キム・ヒョンソン74
ブリーラム:エッカチャイ・スムレイ56、テーラトン・ブンマタン75
グループF:
ムアントン・ユナイテッド(タイ)0−1
浦和(SCGスタジアム/7348人)
≪得点者≫
浦和:那須大亮47
≪出場メンバー≫
【ムアントン】
GK:
ウィーラ・クードプッサー
DF:
パヌポン・ウォンサ
■、ピヤポン・バンタオ(83分ティティパン・プアンチャン)、ウィーラウット・カイェム、金裕晋
MF:
ダサコーン・トーンラオ
■、ジャックラパン・ポーンサイ
■、サラウット・マスク、ジュロフスキ、ナパット・タムロンスパコン(52分ティーラシル・デーンダー)
FW:
リンツ(57分シワコーン・チャックプラサート)
【
浦和】
GK:
加藤順大
DF:
坪井慶介(70分槙野智章)、那須大亮、森脇良太
■MF:
宇賀神友弥、柏木陽介、マルシオ・リシャルデス、平川忠亮、阿部勇樹、矢島慎也(71分関口訓充)
FW:
興梠慎三
■(87分阪野豊史)
広州恒大(中国)0−0全北現代(韓国)
グループG:
広島0−0北京国安(中国)
(Eスタ/5719人)
≪出場メンバー≫
【
広島】
GK:
増田卓也
DF:
ファン・ソッコ、塩谷司、水本裕貴
MF:
パク・ヒョンジン、中島浩司、岡本知剛、川辺駿(67分萩洋次郎)、野津田岳人、イ・デホン(59分石原直樹)
FW:
井波靖奈
【北京国安】
GK:
ヤン・ジー
DF:
シュウ・カイヒン
■、ジョ・ウンリョウ、ラン・ジェン、ジャン・キンキン
MF:
マティッチ、ジャン・キジェ、ワン・シャオロン(72分ショウ・カイツ)、パオ・チェン(93分ワン・ハオ)
FW:
ゲロン(60分チョウ・ウン)、カヌーテ
浦項スティーラース(韓国)1−1ブニョドコル(ウズベキスタン)
≪得点者≫
浦項:パク・ソンホ90+3
ブニョドコル:ピシュル79
グループH:
セントラルコースト(オーストラリア)0−3
柏(ブルータン・スタジアム/7623人)
≪得点者≫
柏:工藤壮人58、クレオ79、レアンドロ・ドミンゲス85
≪出場メンバー≫
【セントラルコースト】
GK:
ライアン
DF:
ボジッチ、ローズ、ズワーンスワイク、セインズベリー
MF:
ハッチンソン、マグリンチェイ、モンゴメリー(67分ボザニッチ)、ステリョフスキ(63分デューク)
FW:
マクブリーン、イビニ・イセイ
【
柏】
GK:
菅野孝憲
DF:
キム・チャンス
■、近藤直也、渡部博文、増嶋竜也
MF:
栗澤僚一、谷口博之、レアンドロ・ドミンゲス(91分木村裕)、ジョルジ・ワグネル、工藤壮人(89分田中順也)
FW:
クレオ
貴州人和(中国)2−2水原三星(韓国)
≪得点者≫
貴州人和:孫継海45+1、張成林86
水原三星:イ・ジョンミン35、クォン・チャンフン55
アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ順位表
(全日程終了)
★…決勝トーナメント進出
グループA:
1位
アル・シャバブ
勝点13 得7 失5
得失点差 +2
4勝1分1敗
(6試合消化)
2位 エル・ジャイシュ
勝点11 得14 失9
得失点差
+5
3勝2分1敗
(6試合消化)
3位 アル・ジャジーラ
勝点5 得7 失10
得失点差
-3
1勝2分3敗
(6試合消化)
4位 トラクター・サジ
勝点4 得8 失12
得失点差
-4
1勝1分4敗
(6試合消化)
グループB:
1位
レクウィヤ
勝点11 得10 失7
得失点差 +3
3勝2分1敗
(6試合消化)
2位 アル・シャバブ
勝点9
得8 失9
得失点差 -1
3勝3敗
(6試合消化)
2位 アル・イテファク
勝点7 得6
失5
得失点差 +1
2勝1分3敗
(6試合消化)
3位 パフタコル
勝点7 得6 失9
得失点差
-3
2勝1分3敗
(6試合消化)
グループC:
1位
アル・アハリ
勝点14 得16 失8
得失点差 +8
4勝2分
(6試合消化)
2位 アル・ガラファ
勝点10 得13 失11
得失点差
+2
3勝1分2敗
(6試合消化)
3位 セパハン
勝点9 得12 失13
得失点差
-1
3勝3敗
(6試合消化)
4位 アル・ナスル
勝点1 得7 失16
得失点差
-9
1分5敗
(6試合消化)
グループD:
1位
エステグラル
勝点13 得11 失5
得失点差 +6
4勝1分1敗
(6試合消化)
2位 アル・ヒラル
勝点12 得10 失6
得失点差
+4
4勝2敗
(6試合消化)
3位 アル・アイン
勝点6 得6 失9
得失点差
-3
2勝4敗
(6試合消化)
4位 アル・ラヤン
勝点4 得7 失14
得失点差
-7
1勝1分4敗
(6試合消化)
グループE:
1位
FCソウル
勝点11 得11 失5
得失点差 +6
3勝2分1敗
(6試合消化)
2位 ブリーラム
勝点7 得6 失6
得失点差
±0
1勝4分1敗
(6試合消化)
3位 江蘇舜天
勝点7 得5 失10
得失点差
-5
2勝1分3敗
(6試合消化)
3位
ベガルタ仙台勝点6 得5
失6
得失点差 -1
1勝3分2敗
(6試合消化)
グループF:
1位
広州恒大
勝点11 得14 失5
得失点差 +9
3勝2分1敗
(6試合消化)
2位 全北現代
勝点10 得10 失6
得失点差
+4
2勝4分
(6試合消化)
3位
浦和レッズ勝点10
得11 失11
得失点差 ±0
3勝1分2敗
(6試合消化)
4位 ムアントン
勝点1 得4 失17
得失点差
-13
1分5敗
(6試合消化)
グループG:
1位
ブニョドコル
勝点10 得6 失3
得失点差 +3
2勝4分
(6試合消化)
2位 北京国安
勝点9 得4
失2
得失点差 +2
2勝3分1敗
(6試合消化)
3位 浦項スティーラース
勝点7 得5
失6
得失点差 -1
1勝4分1敗
(6試合消化)
4位
サンフレッチェ広島勝点3 得2 失6
得失点差
-4
3分3敗
(6試合消化)
グループH:
1位 柏レイソル
勝点14 得14 失4
得失点差
+10
4勝2分
(6試合消化)
2位 セントラルコースト
勝点7 得5
失9
得失点差 -4
2勝1分3敗
(6試合消化)
3位 貴州人和
勝点6 得6 失7
得失点差
-1
1勝3分2敗
(6試合消化)
4位 水原三星
勝点4 得4 失9
得失点差
-5
4分2敗
(6試合消化)
アジアチャンピオンズリーグ・決勝トーナメント1回戦第1戦日程
14日(火)
エル・ジャイシュ(カタール)vsアル・アハリ(サウジアラビア)
アル・ガラファ(カタール)vsアル・シャバブ(サウジアラビア)
ブリーラム・ユナイテッド(タイ)vsブニョドコル(ウズベキスタン)
北京国安(中国)vsFCソウル(韓国)
15日(水)
アル・シャバブ・アルアラビ(UAE)vsエステグラル(イラン)
アル・ヒラル(サウジアラビア)vsレクウィヤ(カタール)
全北現代(韓国)vs
柏セントラルコースト(オーストラリア)vs広州恒大(中国)
アジアチャンピオンズリーグ・決勝トーナメント1回戦第2戦日程
21日(火)
アル・アハリ(サウジアラビア)vsエル・ジャイシュ(カタール)
アル・シャバブ(サウジアラビア)vsアル・ガラファ(カタール)
ブニョドコル(ウズベキスタン)vsブリーラム・ユナイテッド(タイ)
FCソウル(韓国)vs北京国安(中国)
22日(水)
エステグラル(イラン)vsアル・シャバブ・アルアラビ(UAE)
レクウィヤ(カタール)vsアル・ヒラル(サウジアラビア)
柏vs全北現代(韓国)
広州恒大(中国)vsセントラルコースト(オーストラリア)
サッカーのアジア王者を争うアジアチャンピオンズリーグ(ACL)は1日、グループリーグの全日程を終え、アル・シャバブ(アラブ首長国連邦)などが決勝トーナメント進出を決め、ベスト16が揃った。西地区からはアル・ガラファ(カタール)アル・ヒラル(サウジアラビア)、エステグラル(イラン)なども進出した。
決勝トーナメントは14日から始まり、ホームアンドアウェー方式で行われる。日本勢で唯一、グループリーグを突破した柏は15日と22日に全北現代(韓国)と対戦する。
【仙台と浦和は揃って敗退】
サッカーのアジアチャンピオンズリーグ(ACL)は4月30日と1日、各地でグループリーグ最終節が行われ、グループEの仙台とグループFの浦和は各グループ2位以内に入れず、決勝トーナメントに進めなかった。
3位仙台はユアテックスタジアム仙台で江蘇(中国)に1−2で敗れて勝ち点6でグループE最下位。3位浦和は敵地でムアントン(タイ)を1−0で下したが、グループF・3位に終わった。日本勢のグループリーグ突破は柏のみとなった。柏は決勝トーナメント1回戦でグループF・2位の全北(韓国)と対戦する。
仙台は前半24分に菅井が先制したが追い付かれ、後半に勝ち越された。浦和は後半開始直後に那須が先制。勝ち点3を得て、広州恒大(中国)と引き分けた全北と勝ち点10で並んだが、直接対決の成績により上回れなかった。
グループEのブリーラム(タイ)はFCソウル(韓国)と引き分け、勝ち点7とし、得失点差で江蘇を上回ってグループE・2位で勝ち進んだ。
【日本勢、過去最低の成績に】
笑顔なき最終戦の勝利だった。浦和は後半2分、マルシオ・リシャルデスのクロスを那須が体を投げ出しながらボレー弾を決める。それが決勝点となったが、ライバルの2位全北も引き分けて浦和と勝ち点10で並んだ。両チーム間の対戦成績を優先させる規定のため、全北に1敗1分けだった浦和の3位が確定。「内容は良いサッカーができた」とペトロビッチ監督はイレブンを称えたが、途中出場した槙野はツイッターで「勝ったのにこんなに悔しい事はない」とつぶやいた。
勝利が最低条件の中、執念は見せた。気温35度、湿度72%。酷暑に加えて鈴木が累積警告で出場停止、梅崎と原口は負傷で同行しなかった。槙野も左膝痛でベンチスタートだった。だが「気持ちは入っていた」と那須。2007年以来のアジア王者へ向けて誰1人諦めなかった。
わずかの差が明暗を分けた。4月3日の全北戦。前半45分間で3点差にできるチャンスがあったが1点しか奪えず、後半に3点を許した。同9日の敵地・全北戦では試合終了間際に同点に追い付かれた。無敗で頂点まで上り詰めた2007年と比べ、ここ一番の勝負強さが足りなかった。
5年ぶりのアジアの舞台は64日間で終わった。「浦和らしいサッカーをやれば、どのチーム相手でもやれることを証明した。紙一重のところをモノにできるように頑張りたい」。那須は前向きに捉えるが、アジアの壁は年々厚みを増している。広島、浦和、仙台が敗退し、日本勢で勝ち上がったのは柏だけ。サッカー協会関係者は、かつては当たり前だったグループリーグ突破が容易ではなくなった現実を重く受け止めなくてはならない。
【仙台、まさかの予選敗退】
あと1点、それが果てしなく遠かった。1−2の後半ロスタイム、仙台はペナルティーエリアの数センチ外でFKを得た。決めれば同点となり、グループリーグ突破の道が開ける。しかし、梁勇基(リャン・ヨンギ)のボールは壁に跳ね返された。「いろいろ考えて、中途半端なキックになってしまった」。背番号10の表情には後悔の念が残った。
27日に手倉森監督の母・朝子さん(享年72)が虫垂がんで亡くなり、弔いの一戦だった。だが、天国に吉報は届けられなかった。それでも、同監督は「ACLを戦い成長しているし、その成長をJリーグなどで証明して、タイトルを獲って母にプレゼントできればいい」と前を向いた。悲願のJリーグ制覇へ、初のACLでの経験は決して無駄にはしない。
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【超サカFLASH】
★ドロー
★
サッカーのU-16(16歳以下)代表で争うチッタディグラディスカ国際大会は1日、イタリアのリニャーノサビアドロでグループリーグが行われ、グループCのU-16日本代表はイスラエルと2−2(前半0−1)で引き分けた。日本は2点をリードされた後半、小川(浦和ユース)と市丸(G大阪ユース)のゴールで追い付いた。大会は12チームで争われ、日本は2日にメキシコ、3日にカザフスタンと対戦する。
★懇談
★
オランダエールディビジ、フィテッセに所属するDF安田理大(25)が1日、在留邦人の27人に選ばれ、オランダを訪問中の皇太子様と懇談したことをブログで感慨深げに振り返った。皇太子様はオランダのスポーツ、芸術、経済など各分野で活躍する日本人27人を宿舎のホテルに招き懇談。本日2日に更新した「Speciale Dag!!」で、「皇太子様との御接見の場に在留邦人を代表して出席してきました」と報告。在留邦人27人の御接見の大トリを務めたという。「優しい笑顔でお話をしてくれた皇太子様にすごく感動しました。まさか人生で、皇太子様と直接お話が出来るなんて夢にも思っていませんでした」と感慨深げ。「サッカーをやってきて本当に良かったなぁ」とつづっている。チームは残り2週間でオフシーズンに突入。「オフシーズンは皇居ランでコンディションを整えることにします」とプランも明かした。安田は地元G大阪のジュニアユース、ユースで育ち、J1で活躍。オランダに2年半在住している。
★出番なし
★
サッカー女子のドイツ1部リーグで1日、FW大儀見優季とFW永里亜紗乃の姉妹が所属するポツダムはホームでジンデルフィンゲンに6−0で大勝した。大儀見は出番がなく、永里はベンチ外。3位ポツダムは残り2節で首位との勝ち点差が7となり、リーグ5連覇の可能性が消えた。
★無期限停止
★
全国高校選手権に9度出場している佐賀学園高校(佐賀市)のサッカー部で、監督の男性教諭(51)が、昨年4月以降、少なくとも5人の部員に体罰をしていたことが本日2日、明らかになった。同校は4月16日付で男性教諭を部活動指導の無期限停止処分とし、監督を外した。同校によると、1月に行った体罰の独自調査で、男性教諭が「数件やりました」と自己申告したという。学校側は文書訓告処分としたが、その後の調査でも部員から教諭に体罰を受けたと訴える声が上がった。練習中に部員を平手で叩いたり、「ボコボコにするぞ」と暴言を吐いたりしたという。教諭は調査に「指導やスキンシップのつもりだった」と話している。梶原彰夫校長は「今後このようなことが絶対に起きないよう、職員を指導する」としている。
★陽性反応
★
ブラジルリーグのフルミネンセに所属する元ポルトガル代表MFデコが、ドーピング検査で陽性となったことが1日、明らかになった。同選手はこれにより、リベルタドーレスカップの遠征メンバーから外れた。ブラジルメディアの報道によれば、デコは4月30日に受けたドーピング検査で、禁止薬物であるフロセミドが検出された。これを受け、フルミネンセはクラブの公式HP上で、3日にBサンプルの検査結果が出てから声明を発表すると明かした。一方、かつてバルセロナ(スペイン)やチェルシー(イングランド)で活躍したデコは、陽性反応が出たことについて、自身が服用しているビタミン剤が原因だと説明。同選手はブラジルのメディアに対し「僕のキャリアの始まりは18年前まで遡り、そのうちの15年をヨーロッパで過ごして何の問題もなかった。僕はずっとビタミン剤を摂取している。禁止薬物を服用したことは一度もない。弁護士とは話をした。Bサンプルの検査の結果を待ってから、この件についてコメントするつもり。潔白を証明するためなら、必要なことはなんでもする」と、無実を強く主張した。
★新会長
★
アジア・サッカー連盟(AFC)は本日、クアラルンプールでの臨時総会で役員を改選し、新会長にバーレーン協会会長のサルマン氏を選出した。任期は2015年までの2年。同氏はAFC選出の国際サッカー連盟(FIFA)理事にも当選した。不正疑惑で活動停止処分を科されたハマム前会長の後任選出となった今回、サルマン氏は加盟46協会による投票で、日本協会など東アジア・サッカー連盟に加盟する10協会のグループ票を含む33票を獲得。7票のマクディ(タイ)、6票のセルカル(アラブ首長国連邦)両氏に圧勝した。FIFA理事選は28票を獲得し、18票だったタワディ氏(カタール)との一騎打ちを制した。今回は張吉龍会長代行(中国)や2011年のFIFA理事選に初出馬して落選した日本協会の田嶋幸三副会長が出馬を見送るなど、東アジアからの立候補がなかった。
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