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J1昇格の甲府､湘南､大分､J2のG大阪まで2013年ｼｰｽﾞﾝのJﾘｰｸﾞを完全収録☆
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本日の超最新情報
J1第11節､首位大宮の無敗記録が21試合でｽﾄｯﾌﾟ!!2013.05.11.SAT

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INDEX

★無敗ストップ★
Ｊ１第１１節
広島１−０大分
仙台２−１大宮
磐田０−１柏
鳥栖１−３新潟
川崎２−２Ｃ大阪
名古屋１−２横浜Ｍ
湘南３−２ＦＣ東京
甲府０−２清水
浦和３−１鹿島
首位大宮が敗れ、2012年8月25日の仙台戦での黒星以降続いていたリーグ戦の無敗記録が２１試合でストップし、連勝も７でストップ！２位横浜Ｍは逆転勝ちで５試合ぶりの白星！３位鹿島vs４位浦和のＪリーグ２０周年アニバーサリーマッチは、興梠慎三のゴールなどで浦和が逆転勝ちし、４試合ぶりの白星で３位浮上！鹿島は判定に泣いて４位転落！

★暫定３位浮上★
なでしこリーグ第８節第１日
吉備国際大学Ｃｈａｒｍｅ２−４岡山湯郷Ｂｅｌｌｅ
ジェフ千葉レディース０−２伊賀ＦＣくノ一
４位伊賀は快勝し、３連勝で暫定３位浮上！６位岡山湯郷は松岡実希の２ゴールなどで逆転勝ちして暫定５位浮上！

★土壇場ドロー★
ＪＦＬ第１１節第１日
ＡＣ長野パルセイロ２−２ＭＩＯびわこ滋賀
３位長野は後半ロスタイム３分に追い付き、土壇場ドローで２位町田と勝ち点で並ぶ！

★ＦＡカップ展望★
ＦＡカップ決勝日程
11日(土)
日本時間25:15〜
マンチェスター・シティーvsウィガン
(ウェンブリー・スタジアム)
２シーズンぶり６度目の優勝を目指すマンＣと初優勝を目指す宮市亮のウィガンが激突！ここ７試合はマンＣが無失点で全勝し、2010年3月には１３−０で爆勝！

★新監督★
今季は２位に終わったＰＳＶの来季新監督に元オランダ代表のコクー氏(42)が就任！契約期間は４年！

本日の超サカＦＬＡＳＨ
スペインリーガエスパニョーラ第３５節結果ほか

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本文
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★無敗ストップ★
Ｊ１第１１節結果

広島１−０大分
(Ｅスタ/10708人)
≪得点者≫
広島：塩谷司2
≪出場メンバー≫
【広島】
GK：
西川周作
DF：
塩谷司、千葉和彦、水本裕貴
MF：
ミキッチ（75分ファン・ソッコ）、青山敏弘、森崎和幸、パクヒョンジン（81分山岸智）、石原直樹、��萩洋次郎
FW：
佐藤寿人
【大分】
GK：
丹野研太
DF：
深谷友基（21分若狭大志■）、阪田章裕、児玉新
MF：
松原健、土岐田洸平、ロドリゴ・マンシャ、キム・ジョンヒョン■（67分永芳卓磨）、チェ・ジョンハン
FW：
小松塁（74分森島康仁）、高松大樹

仙台２−１大宮
(ユアスタ/14327人)
≪得点者≫
仙台：赤嶺真吾7、ウイルソン44
大宮：ズラタン65
≪出場メンバー≫
【仙台】
GK：
林卓人
DF：
田村直也、渡辺広大、鎌田次郎■、蜂須賀孝治
MF：
富田晋伍、角田誠■、太田吉彰（83分武藤雄樹）、梁勇基（73分松下年宏）
FW：
ウイルソン（67分柳沢敦）、赤嶺真吾
【大宮】
GK：
北野貴之
DF：
今井智基、菊地光将、高橋祥平、下平匠
MF：
渡邉大剛（90分長谷川悠）、青木拓矢■、金澤慎■（77分上田康太）、チョ・ヨンチョル
FW：
ズラタン、ノバコビッチ■

磐田０−１柏
(ヤマハ/9444人)
≪得点者≫
柏：ジョルジ・ワグネル62
≪出場メンバー≫
【磐田】
GK：
川口能活
DF：
駒野友一、チョ・ビョングク、伊野波雅彦、藤田義明
MF：
田中裕人、小林裕紀■（87分松浦拓弥）、山本康裕（70分山崎亮平）、山田大記
FW：
金園英学（78分阿部吉朗）、前田遼一
【柏】
GK：
稲田康志
DF：
キム・チャンス、近藤直也、渡部博文、増嶋竜也
MF：
狩野健太（64分田中順也）、栗澤僚一、大谷秀和、ジョルジ・ワグネル
FW：
工藤壮人、クレオ

鳥栖１−３新潟
(ベアスタ/7376人)
≪得点者≫
鳥栖：野田隆之介63
新潟：川又堅碁2、24、66
≪出場メンバー≫
【鳥栖】
GK：
奥田達朗
DF：
丹羽竜平、金正也、呂成海、金民友
MF：
水沼宏太（78分岡田翔平）、末吉隼也（52分高橋義希）、藤田直之■、野田隆之介
FW：
池田圭（65分早坂良太）、豊田陽平
【新潟】
GK：
黒河貴矢
DF：
川口尚紀、金根煥、大井健太郎、坪内秀介
MF：
レオ・シルバ、成岡翔（82分菊地直哉）、三門雄大、田中亜土夢（80分酒井宣福）
FW：
田中達也（73分本間勲）、川又堅碁

川崎２−２Ｃ大阪
(等々力/12345人)
≪得点者≫
川崎：大久保嘉人73=PK、83
Ｃ大阪：枝村匠馬8、シンプリシオ31
≪出場メンバー≫
【川崎】
GK：
西部洋平
DF：
田中裕介、實藤友紀、ジェシ、登里享平（83分福森晃斗）
MF：
山本真希■、中村憲剛、小林悠、大島僚太
FW：
矢島卓郎（61分レナト）、大久保嘉人■
【Ｃ大阪】
GK：
キム・ジンヒョン■
DF：
酒本憲幸、茂庭照幸、藤本康太■、丸橋祐介
MF：
扇原貴宏、山口螢、枝村匠馬（79分楠神順平■）、シンプリシオ
FW：
柿谷曜一朗、杉本健勇■（74分南野拓実）

名古屋１−２横浜Ｍ
(豊田ス/18512人)
≪得点者≫
名古屋：ケネディ50=PK
横浜Ｍ：マルキーニョス63、兵藤慎剛74
≪出場メンバー≫
【名古屋】
GK：
楢崎正剛
DF：
田中隼磨、田中マルクス闘莉王、増川隆洋■、阿部翔平
MF：
小川佳純（82分田中輝希）、田口泰士（80分矢野貴章）、ダニルソン■、藤本淳吾、玉田圭司
FW：
ケネディ
【横浜Ｍ】
GK：
榎本哲也
DF：
小林祐三■、中澤佑二、ファビオ、ドゥトラ
MF：
小椋祥平■（53分齋藤学）、富澤清太郎、中村俊輔、兵藤慎剛
FW：
藤田祥史■、マルキーニョス

湘南３−２０ＦＣ東京
(ＢＭＷス/8248人)
≪得点者≫
湘南：高山薫11、馬場賢治65、永木亮太82
ＦＣ東京：太田宏介54、渡邉千真57
≪出場メンバー≫
【湘南】
GK：
阿部伸行
DF：
鎌田翔雅、大野和成、島村毅
MF：
古林将太、ハン・グギョン、永木亮太■、��山薫、菊池大介（87分大槻周平）、武富孝介（56分キリノ）
FW：
馬場賢治（72分下村東美）
【ＦＣ東京】
GK：
権田修一
DF：
徳永悠平、チャン・ヒョンス■、森重真人、太田宏介
MF：
高橋秀人、米本拓司、ルーカス（68分石川直宏）、東慶悟（73分李忠成）、長谷川アーリアジャスール
FW：
渡邉千真（76分平山相太）

甲府０−２清水
(中銀スタ/7754人)
≪得点者≫
清水：イ・キジェ59、バレー83
≪出場メンバー≫
【甲府】
GK：
河田晃兵
DF：
福田健介、青山直晃、土屋征夫、松橋優（70分井澤惇）
MF：
柏好文、山本英臣、佐々木翔、羽生直剛（63分保坂一成）
FW：
オルティゴサ、ウーゴ（63分平本一樹■）
【清水】
GK：
林彰洋
DF：
吉田豊、平岡康裕■（72分）、イ・キジェ、村松大輔
MF：
杉山浩太、竹内涼（93分高木純平）、河井陽介、石毛秀樹（73分廣井友信）、高木俊幸（35分伊藤翔）
FW：
バレー

浦和３−１鹿島
(埼玉/46649人)
≪得点者≫
浦和：那須大亮66、興梠慎三78、梅崎司89
鹿島：野沢拓也63
≪出場メンバー≫
【浦和】
GK：
加藤順大
DF：
森脇良太、那須大亮、槙野智章
MF：
平川忠亮（68分マルシオ・リシャルデス）、阿部勇樹、鈴木啓太（83分山田暢久）、宇賀神友弥（45分梅崎司）、柏木陽介、原口元気■
FW：
興梠慎三■
【鹿島】
GK：
曽ヶ端準
DF：
西大伍■、岩政大樹、青木剛、中田浩二
MF：
柴崎岳、小笠原満男■、ジュニーニョ■（81分本山雅志）、野沢拓也、大迫勇也
FW：
ダヴィ■（81分中村充孝）

J1順位表
(第11節終了時)
※浦和、広島、柏、仙台は10試合消化

★…ACL出場権獲得
★…J2降格

1.大宮 勝点26 8勝2分1敗 +12
2.横浜M 勝点23 7勝2分2敗 +11
3.浦和 勝点20 6勝2分2敗 +7
4.鹿島 勝点19 5勝4分2敗 +1
5.広島 勝点17 5勝2分3敗 +6
6.C大阪 勝点17 4勝5分2敗 +4
7.FC東京 勝点16 5勝1分5敗 +4
8.柏 勝点16 5勝1分4敗 -1
9.仙台 勝点15 4勝3分3敗 +1
10.清水 勝点15 4勝3分4敗 -6
11.甲府 勝点14 3勝5分3敗 ±0
12.新潟 勝点14 4勝2分5敗 -2
13.川崎 勝点13 3勝4分4敗 -2
14.名古屋 勝点12 3勝3分5敗 -2
15.鳥栖 勝点10 2勝4分5敗 -6
16.湘南 勝点9 2勝3分6敗 -12
17.磐田 勝点6 1勝3分7敗 -4
18.大分 勝点3 0勝3分8敗 -11

J1得点ﾗﾝｷﾝｸﾞﾍﾞｽﾄ10
(第11節終了時)
※浦和、広島、柏、仙台は10試合消化

1.渡邉千真(FC東京)8
1.豊田陽平(鳥栖)8
3.ﾏﾙｷｰﾆｮｽ(横浜M)7
3.工藤壮人(柏)7
5.佐藤寿人(広島)6
5.柿谷曜一朗(C大阪)6
5. 大久保嘉人(川崎)6
8.ﾉﾊﾞｺﾋﾞｯﾁ(大宮)5
8.ﾀﾞｳﾞｨ(鹿島)5
8.ｳｰｺﾞ(甲府)5
8.川又堅碁(新潟)5

Ｊ１第１２節日程

18日(土)
14:00〜
鹿島vs名古屋
(カシマ)
14:00〜
新潟vs大分
(東北電ス)
14:00〜
磐田vs川崎
(ヤマハ)
14:00〜
広島vs甲府
(Ｅスタ)
15:00〜
柏vsＣ大阪
(柏)
16:00〜
横浜Ｍvs仙台
(日産ス)
17:00〜
大宮vs湘南
(ＮＡＣＫ)
19:00〜
浦和vs鳥栖
(埼玉)
19:00〜
ＦＣ東京vs清水
(味スタ)

Ｊ２第１４節日程

12日(日)
13:00〜
栃木vs長崎
(栃木グ)
13:00〜
松本vs北九州
(松本)
13:00〜
鳥取vs岡山
(とりスタ)
13:00〜
徳島vs水戸
(鳴門大塚)
13:00〜
福岡vsＧ大阪
(レベスタ)
15:00〜
東京Ｖvs神戸
(国立)
16:00〜
山形vs札幌
(ＮＤスタ)
16:00〜
千葉vs富山
(フクアリ)
16:00〜
横浜ＦＣvs愛媛
(ニッパ球)
16:00〜
京都vs群馬
(西京極)
19:00〜
岐阜vs熊本
(長良川)

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J2順位表
(第13節終了時)
※東京Vと松本は12試合消化

★…J1昇格
★…J1昇格ﾌﾟﾚｰｵﾌ出場
★…J2残留･昇格ﾌﾟﾚｰｵﾌ出場
★…J3降格

1.神戸 勝点30 9勝3分1敗 +12
2.長崎 勝点25 7勝4分2敗 +5
3.G大阪 勝点24 6勝6分1敗 +10
4.栃木 勝点23 7勝2分4敗 +5
5.岡山 勝点22 5勝7分1敗 +25
6.千葉 勝点21 5勝6分2敗 +10
7.京都 勝点19 5勝4分4敗 +7
8.山形 勝点19 6勝1分6敗 +3
9.福岡 勝点19 5勝4分4敗 +1
10.東京V 勝点18 4勝6分2敗 +6
11.松本 勝点18 5勝3分4敗 +1
12.水戸 勝点17 4勝5分4敗 +1
13.愛媛 勝点17 5勝2分6敗 +1
14.熊本 勝点16 4勝4分5敗 ±0
15.札幌 勝点16 5勝1分7敗 -3
16.富山 勝点16 4勝4分5敗 -5
17.徳島 勝点16 5勝1分7敗 -6
18.横浜FC 勝点13 3勝4分6敗 -4
19.鳥取 勝点12 2勝6分5敗 -8
20.群馬 勝点10 2勝4分7敗 -10
21.北九州 勝点8 2勝2分9敗 -13
22.岐阜 勝点6 1勝3分9敗 -18

J2得点ﾗﾝｷﾝｸﾞﾍﾞｽﾄ10
(第13節終了時)
※東京Vと松本は12試合消化

1.ｹﾝﾍﾟｽ(千葉)9
2.ﾚｱﾝﾄﾞﾛ(G大阪)7
2.荒田智之(岡山)7
4.田代有三(神戸)6
4.ｻﾋﾞｱ(栃木)6
6.ﾎﾟﾎﾟ(神戸)5
6.原一樹(京都)5
8.小川慶治朗(神戸)4
8.佐藤洸一(長崎)4
8.水永翔馬(長崎)4
8.ｼﾞｬｲｰﾙ(千葉)4
8.鈴木隆行(水戸)4
8.橋本晃司(水戸)4
8.船山貴之(松本)4
8.大崎淳矢(徳島)4
8.大久保哲哉(横浜FC)4
8.平繁龍一(群馬)4

　Ｊ１第１１節は本日11日、ユアテックスタジアム仙台などで全９試合が行われ、首位大宮が仙台に１−２で敗れ、昨季からの連続負けなしのＪ１記録が２１試合で、連勝も７で止まった。
　横浜Ｍは名古屋に２−１で逆転勝ちし、５試合ぶりの白星で２位を守った。名古屋は３連敗。４位浦和は３位鹿島に３−１で逆転勝ちし、鹿島を抜いて３位に浮上した。広島は開幕から白星のない大分を下した。柏は磐田に勝って２連勝。新潟は川又のハットトリックで鳥栖に快勝した。清水は甲府に、湘南はＦＣ東京に勝った。川崎vsＣ大阪は引き分けた。
　また、Ｊリーグは同日、4月のＪ１のベストゴールに、鹿島の柴崎が27日の新潟戦（東北電）の前半６分に決めたゴールを選んだと発表した。

【２０周年試合、サポーターで競技場真っ赤】
　サッカーのＪリーグ1993年5月15日の開幕２０周年を控えた本日11日、さいたま市の埼玉スタジアムでＪ１のリーグ戦、雨中の浦和vs鹿島を記念試合として開催し、ともにクラブカラーの赤の雨具やユニホームに身を包んだ４万６６４９人のサポーターが熱い声援を送った。試合は浦和が３−１で逆転勝ちした。
　両クラブはＪリーグの発足時から参加し、浦和は最多入場者数、鹿島は最多７度のリーグ優勝を誇る。大東和美チェアマンは「リーグを代表するチームによる白熱した試合を見せられた。地域に根付いて発展してきたからこそ雨の中でこれだけのお客様に見に来ていただけた」と語った。
　式典ではＪリーグの歩みを振り返る映像が会場に流され、鹿島のエースＦＷだったアルシンド氏、2006年の浦和の初優勝に貢献したポンテ氏のブラジル出身両ＯＢが姿を見せると、スタンドから大きな歓声が上がった。Ｊリーグ開幕日に生まれた女優の尾崎千瑛さん(19)も登場した。
　発足時から浦和を応援する埼玉県川口市在住の阿部貴志さん(52)は「もともとは野球が好きだったが、サッカーを見始めて面白いと思うようになった。開幕当時と比べ家族連れや女性、年配のお客さんが増えた」とファンの立場でこの２０年間を振り返った。

広島１−０大分

【広島ＧＫ西川が古巣を完封】
　広島のＧＫ西川が古巣の大分をシャットアウトした。2010年シーズンから広島の一員になってからは初対戦。「心待ちにしていた。楽しかった」と話した。味方が攻め続ける展開にＧＫとして仕事をする場面は少なかったが「気は一瞬も抜かなかった」とゴール前に立ちはだかった。
　かつての所属チームは開幕から未勝利と元気がない。西川は「僕の時は勝たせないけど、必ず勝つ日が来る」とエールを送った。

★大分は３連敗で開幕１１戦未勝利
　大分が苦しんでいる。前半２分にゴール前のマークを簡単に外され、あっさりと先制点を献上。攻めても９０分間でたったシュート４本。得点が欲しい終盤には、走る力さえ残されていなかった。
　これで３連敗。開幕から１１戦目で、まだ１勝も挙げられず最下位に沈む。それでも田坂監督は真っすぐに前を向き「どの試合も勝ち点３を取りに行っている。最初のプレーで失点をして、プランが崩れてしまった」と強い口調で話した。

仙台２−１大宮

【手倉森監督「勝てたのは自信になる」】
　仙台は、今季７連勝で２１試合連続不敗中の大宮をホームで下した。
　手倉森監督は「誰も勝てていない相手に勝てたのは自信になる」とし「上位にも勝てる力があることを見せられた」満足げな表情。それでも後半の失点には「攻めと守りで意識のズレから失点した。無失点で終わりたかった」と課題を口にした。
　5月は、18日に横浜Ｍ、25日に清水、29日に浦和とのアウェー３連戦。厳しい日程ながらも「絶好の相手が目白押し」と歓迎。「注目されながら勝ちたい。それで成長できる」と意欲を語った。

★大宮指揮官「これで解放される」
　大宮は、クラブ記録の連勝が７、Ｊ１記録の不敗記録が２１でストップした。ベルデニック監督は、前半の２失点での敗戦に「セットプレーで注意を欠いた」と悔しさをにじませるも、後半の追い上げには「アグレッシブに行けた」とチームに対して一定の評価を口にした。
　記録がストップしたことに関しては「意識していなかった」とし「選手もこれで解放される」と意に介さず。「自分達のサッカーを貫くことが大事」と今後へ意欲を語った。

磐田０−１柏

【柏“苦手”磐田戦の連敗ストップ】
　柏は苦手としていた磐田戦の連敗を５で止め、2009年6月以来の勝利を挙げた。リーグ戦で今季初の連勝に、主将の大谷は「前節の勝ち点３が生きる」と胸を張った。
　後半１７分に地をはうようなミドルシュートでジョルジ・ワグネルが今季初ゴール。「ピッチが濡れている時は、ああいうのがＧＫにとって難しい」と狙い通りの一撃を自賛した。
　日本勢で唯一、アジアチャンピオンズリーグの決勝トーナメントに進出。15日の全北戦に向け、12日には韓国に乗り込む。ネルシーニョ監督は「チームの士気は高まっている」と自信をのぞかせた。

★長澤新監督、ホーム初戦飾れず
　磐田は長澤新監督のホーム初戦を勝利で飾れなかった。雨の影響もあってか、敵陣でのパスやシュートの精度が低かった。相手にもほとんど決定機を与えなかったが、ミドルシュート一発に沈み「１つの得点で柏の集中力がグッと上がった」と悔しそうに話した。
　これで監督交代後は１分け１敗。「何か１つきっかけが掴めれば…」と言葉に苦悩がにじんだ。

鳥栖１−３新潟

【川又はプロ初のハットに「感謝」】
　新潟ＦＷ川又がプロ初のハットトリックを達成した。前半２分、ＣＫをヘディングで決めて先制。同２４分、利き足の左で加点して引き離した。
　勢いは後半も止まらない。同２１分、ＦＷ田中がドリブル突破して配球したパスを中央で受けて右足で決めた。ジャンプしてガッツポーズする喜びようだった。
　川又は「みんなに感謝です。点を取り続けることが大事。意識していきたい」と声を弾ませた。

★鳥栖、判断遅れで惨敗
　鳥栖はミスが失点につながった。０−１の前半２４分、ハーフライン付近で中途半端なパスを奪われ、速攻で決められた。後半２１分は自陣ペナルティーエリア近くで、判断の遅れた高橋が球を失い、得点を許した。高橋は「自分のミスです」と肩を落とした。
　堅守を掲げるチームは、１１試合で２４失点と理想とは程遠い状態。尹晶煥監督は「無気力な姿をお見せして残念。他のことを考えているのではないかと思うところがあった」とバッサリ切り捨てた。
　なお、鳥栖のエース豊田が脱水症状のため、試合後に病院へ直行した。この日の気温は２２．６度だった。

川崎２−２Ｃ大阪

【大久保、古巣相手に２発】
　川崎Ｆの大久保が古巣のＣ大阪から２得点。２点を追う後半２８分、まずはＰＫを「蹴る前に（ＧＫの）動きが見えていた」と微妙なフェイントを入れてから真ん中に蹴り入れた。１０分後には、混戦から転がり込むボールを待ち受け、冷静に同点ゴールを決めた。
　１０試合で６得点と、新天地でも貫禄を示している。それでも満足した様子はなく「自分では好調だと思っていない。もっとやれる」とさらなる活躍を誓った。

★エース柿谷「責任感じる」
　Ｃ大阪は序盤にピッチの横幅を広く使って川崎を揺さぶり、２点をリードした。だが、後半は相手の素早いパス回しに付いていけなくなり、あわや逆転負けの苦戦を強いられた。
　クルピ監督は「２−０から１点を取られ、心理的な影響が大きくなった」と、選手が慌てたと感じた様子。無得点に終わったエース柿谷も「後半にもチャンスはあったので、責任を感じる。失点してズルズルという一番よくない展開」と反省しきりだった。

名古屋１−２横浜Ｍ

【殊勲のＧＫ榎本「土壇場で救えた」 】
　横浜Ｍが５試合ぶりに勝利を飾り、復調のきっかけを掴んだ。勝ち点を２３に伸ばし、首位大宮に勝ち点３差で肉薄。
　０−１で迎えた後半１７分にＦＷマルキーニョスがヘディングで同点弾。ＭＦ中村のアシストに合わせ、ゴール前での空中戦を制した。得意とするセットプレーから得点を決めるとチームは流れを掴み、同２９分には高速カウンターからＭＦ兵藤が決勝点。
　終了間際には再び名古屋にＰＫを与え、判定に抗議した樋口監督は退席処分に。しかし、ＦＷ玉田のコースを呼んだＧＫ榎本が殊勲の好セーブ。「チームを救える日が来ると信じていた。土壇場で救えたことが次につながる」と歓喜。試合が終わるとイレブンは榎本に駆け寄り、活躍を称えた。
　チームは開幕６連勝と好発進も、前節まで４戦２敗２分と停滞していた。兵藤は「勝ってなかったんで、この流れを勢いに変えていきたい」と連勝へ気合い。指揮官に代わり、小林ヘッドコーチが「選手に感謝します。みんなの力が集結した結果」とコメントした。

★名古屋は４年ぶり３連敗
　名古屋は2009年以来の３連敗。ケネディのＰＫで先制したが、ゴール前での冷静さが足りず、追加点を奪えなかったことが響いた。ストイコビッチ監督は「勝ち点０以上のものは得た」と好内容を認めながら、「この世界は結果が全て」と憤った。
　終了直前に玉田が倒され、同点機となるＰＫを得た。だが流れの悪さを象徴するように、玉田のシュートは阻まれ、ホームの会場は溜め息に包まれた。３試合ぶり先発出場だった玉田は「力を示したいというのはあった。調子がいいだけに、チームとしても結果が欲しかった」とうなだれた。
　本来はケネディがキッカーを務めるだけに、指揮官は「なぜ代わったのか理解できない」と苛立ちを増幅させた。

湘南３−２ＦＣ東京

【チョウ監督「全員で奪った勝利」】
　湘南は前線から献身的な守備を続け、いつもは失速する後半に２点を奪って競り勝った。同点ゴールを挙げた馬場は「無駄走りでもいいから、圧力をかけようと思った」と誇った。
　雨の本拠地で嬉しい今季リーグ戦２勝目。これまでは先制しても勝ち切れない試合が続いていたが、この逆転勝利はチームに自信を与えそうだ。チョウ・キジェ監督は「全員で奪った勝利。これまでの経験が選手に入ってきている」と今後に手応えを示した。

★ＦＣ東京は守備ラインが不安定
　ＦＣ東京は守備ラインが安定感を欠き、逆転負けした。終盤に不用意なミスからボールを失い、カウンターを許して２失点。ポポビッチ監督は「こういう試合から何かを学ばなければいけない」と渋い表情だった。
　後半３７分に許した３点目は長谷川がボールを奪われ、そのままゴールに運ばれた。長谷川は「取られ方が悪かった。自分のミスで負けた」と責任を背負った。

甲府０−２清水

【清水ＦＷ伊藤が献身プレー　】
　前半３５分から高木俊に代わって途中出場した清水のＦＷ伊藤が攻守に献身的なプレーをし、勝利に大きく貢献した。
　後半１４分に先制しながら、その後退場者を出して１０人での苦しい展開になった。伊藤は身体の強さを生かしたポストプレーで、３８分のバレーのゴールを演出した。ゴトビ監督は「相手のパスコースをよく切っていた」と高く評価した。

★甲府は８試合ぶり黒星
　甲府は８試合ぶりに黒星を喫した。この日は新加入のオルティゴサがリーグ戦で初めて先発出場。「パスを出したくなる」（羽生）という動きを見せたものの、ゴールは奪えなかった。
　後半は０−１となった後に相手に退場者が出たが数的優位を生かせず、カウンターから追加点を許した。城福監督は「２点取られると難しい」と厳しい表情だった。

浦和３−１鹿島

【興梠が古巣へ恩返し弾】
　浦和のＦＷ興梠が、古巣鹿島に恩返しゴールを決めた。
　１−１の後半３３分、ゴール前で左サイドからのＭＦ梅崎のボールを頭で軌道を変えると、ボールはゴールに吸い込まれた。昨季まで８年在籍した古巣から貴重な勝ち越しゴールを決めた。
　この得点シーンではオフサイドの疑惑が発生し、鹿島選手やトニーニョ・セレーゾ監督は審判に激しく抗議。興梠も「オフサイドかなと思ってライン審判を見てたけど、なかなか旗を揚げなかったので。ラッキーなゴールだったけど、勝ち点３を取れて良かった」と笑顔で振り返っていた。

★怒りのセレーゾ監督
　鹿島のトニーニョ・セレーゾ監督はオフサイド気味の位置取りだった浦和のＦＷ興梠の決勝点が認められたことへの怒りが収まらなかった。Ｊリーグ開幕２０周年の記念試合だったが、記者会見では「レフェリングは２０年前と変わらない。停滞している」と審判員を批判し、後味の悪さが残った。
　後半１８分に野沢の見事なゴールで先制。右足の切り返しでＤＦをかわし、左足で決めた。だが勝利にはつながらず、結果的にはダヴィ、大迫らが前半に迎えたチャンスを決められなかったことが響いた格好となった。
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★暫定３位浮上★
なでしこリーグ第８節第１日結果

吉備国際大学Ｃｈａｒｍｅ２−４岡山湯郷Ｂｅｌｌｅ
(笠岡陸/1687人)
≪得点者≫
吉備国際大：西川明花6、高橋千帆90
岡山湯郷：松岡実希49、51、加戸由佳67、有町紗央里83

ジェフ千葉レディース０−２伊賀ＦＣくノ一
(オリプリ/269人)
≪得点者≫
伊賀：清原万里江44、那須麻衣子49

なでしこリーグ第８節最終日日程

12日(日)
13:00〜
ベガルタ仙台レディースvs浦和レッズ・レディース
(宮城県サ)
13:00〜
アルビレックス新潟レディースvsスペランツァＦＣ大阪高槻
(新発田陸)
13:00〜
ＩＮＡＣ神戸レオネッサvs日テレ・ベレーザ
(ノエスタ)

なでしこﾘｰｸﾞ順位表
(第8節第1日終了時)

★…優勝
★…入れ替え戦出場
★…ﾁｬﾚﾝｼﾞﾘｰｸﾞ自動降格

1.INAC神戸 21
2.日ﾃﾚ･ﾍﾞﾚｰｻﾞ 16
3.伊賀FCくﾉ一 14
4.仙台ﾚﾃﾞｨｰｽ 14
5.岡山湯郷Belle 11
6.ｼﾞｪﾌ千葉ﾚﾃﾞｨｰｽ 9
7.A新潟ﾚﾃﾞｨｰｽ 7
8.吉備国際 5
9.浦和ﾚﾃﾞｨｰｽ 3
10.大阪高槻 3

　サッカー女子のプレナスなでしこリーグ第８節第１日は本日11日、千葉県市原市のゼットエーオリプリスタジアムなどで２試合が行われ、４位伊賀は千葉に２−０で快勝して３連勝、勝ち点を１４に伸ばして暫定に３位浮上した。
　６位岡山湯郷は吉備国際大に４−２で逆転勝ち、同１１として暫定５位に浮上した。
　第８節の残り３試合は明日12日に行われ、首位ＩＮＡＣ神戸レオネッサと２位日テレ・ベレーザの首位天王山が行われる。
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★土壇場ドロー★
ＪＦＬ第１１節第１日結果

ＡＣ長野パルセイロ２−２ＭＩＯびわこ滋賀
(南長野/1418人)
≪得点者≫
長野：川邊裕紀39
ＭＩＯ：鎗田志郎26

ＪＦＬ第１１節最終日日程

12日(日)
12:00〜
ＳＣ相模原vs横河武蔵野
(相模原)
13:00〜
カマタマーレ讃岐vs佐川印刷
(香川サ)
13:00〜
Ｈｏｎｄａ ＦＣvsＹ.Ｓ.Ｃ.Ｃ.
(都田)
13:00〜
ＨＯＹＯ大分vsブラウブリッツ秋田
(大分中津)
13:00〜
ホンダロックvsソニー仙台
(宮崎市)
13:00〜
栃木ウーヴァvs藤枝ＭＹＦＣ
(栃木市)
13:00〜
福島ユナイテッドvsツエーゲン金沢
(あいづ)
14:00〜
町田ゼルビアvsＦＣ琉球
(町田)

JFL順位表
(第11節第1日終了時)

★…J2自動昇格(J準加盟ﾁｰﾑのみ)
★…J2残留･昇格ﾌﾟﾚｰｵﾌ出場(J準加盟ﾁｰﾑのみ)

1.ｶﾏﾀﾏｰﾚ讃岐 25
2.町田ｾﾞﾙﾋﾞｱ 23
3.AC長野ﾊﾟﾙｾｲﾛ 23
4.ﾌﾞﾗｳﾌﾞﾘｯﾂ秋田 17
5.ｿﾆｰ仙台 16
6.FC琉球 15
7.SC相模原 15
8.MIOびわこ 15
9.藤枝MYFC 15
10.Honda 14
11.福島UtdFC 13
12.HOYO 12
13.ﾂｴｰｹﾞﾝ金沢 11
14.Y.S.C.C. 10
15.横河武蔵野FC 8
16.佐川印刷SC 6
17.ﾎﾝﾀﾞﾛｯｸ 6
18.栃木ｳｰｳﾞｧ 5

　サッカーの日本フットボールリーグ（ＪＦＬ）は本日11日、第１１節第１日の１試合が行われ、３位ＡＣ長野パルセイロはホームで１０位ＭＩＯびわこ滋賀と対戦し、２−２で引き分けた。長野は試合終了直前、川邊裕紀がこの日２点目となる同点ゴールを決めた。
　ＪＦＬ第１１節の残り８試合は明日12日に行われる。
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★ＦＡカップ展望★
ＦＡカップ決勝日程

11日(土)
日本時間25:15〜
マンチェスター・シティーvsウィガン
(ウェンブリー・スタジアム)

　ＦＡ（イングランド協会）カップは本日11日に決勝が行われ、マンチェスター・シティーと宮市亮所属のウィガンがタイトルを懸けた大一番に臨む。過去の対戦成績やチーム状況から圧倒的有利と伝えられるマンＣが大方の予想通り２年ぶりのタイトルを掴むのか、それともウィガンが下馬評を覆してクラブ史上初のＦＡカップ制覇を成し遂げるのか、注目が集まる。
　マンＣはウィガンとの過去７戦を無失点で全勝し、2010年3月には１３−０という大勝を記録している。すでに来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権も獲得している同チームのロベルト・マンチーニ監督は7日のプレミアリーグ、ウェスト・ブロムウィッチ戦で８選手を休ませるという策に出ており、コンディションを落としていたＭＦヤヤ・トゥーレもＦＡカップ決勝には万全の状態で出場の見込みとなっている。
　一方のウィガンは、2008年9月を最後にマンＣに勝利していない。２試合を残すプレミアでは依然降格圏の１８位で厳しい状況が続き、チームの中心的存在であるＭＦマイノル・フィゲロアやＤＦイバン・ラミスら多くの故障者を出し、満身創痍の状態にある。
　両チームの直近の対戦は4月17日のプレミアリーグ。マンＣがＦＷカルロス・テベスの決勝弾によりホームで１−０と勝利を収めている。イタリア人指揮官として、初のＦＡカップ２度優勝を目指すマンチーニ監督率いるマンＣが戴冠を果たすのか。それともウィガンがサプライズを続けるのか。注目の決勝はロンドンの「ウェンブリー・スタジアム」で開催される。
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★新監督★
　オランダエールディビジ、ＰＳＶアイントホーフェンの来季新監督に元オランダ代表ＭＦのフィリップ・コクー氏(42)が就任することが本日11日、明らかになった。クラブ創設１００周年の今季、優勝できずに２位に終わったディック・アドフォカート監督は就任１年で退団することが決まっており、オランダでは早くからコクーが来季から指揮を執ることが確実視されていた。リーグ戦最終節の翌日、13日にコクー氏はＰＳＶと４年契約を交わす。
　コクー氏は昨季、成績不振によって解雇されたフレッド・ルッテン監督（現フィテッセ）に変わって暫定監督として采配を振るい、チームをＫＮＶＢ（オランダ協会）カップ優勝に導いた。国内リーグは３位だった。
　今季のコクー氏はＰＳＶユースの監督をしながらトップチームの練習にも参加し、アドフォカート監督から帝王学を授かっていた。コーチは現職のアーネスト・ファーバー氏とユースでコクーといっしょに働いていたクリス・ファン・デル・ウェールデン氏が務める。
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【超サカＦＬＡＳＨ】

★レンタル★
　Ｊ２鳥取は本日、Ｊ１広島からＭＦ鮫島晃太(20)が期限付き移籍で加入することが決まったと発表した。期間は12日から来年1月31日まで。

★活動自粛★
　東海大は本日、サッカー部で部員同士による暴力問題があったため、当面は活動を自粛して関東大学２部リーグへの出場を辞退すると発表した。大学によると10日から事実関係を調査しており、近く結果を公表する。関係者によると、関東大学サッカー連盟は本日11日に緊急理事会を開き、東海大への処分を含めて対応を協議する。東海大のサッカー部は1964年創部で、関東大学１部リーグや全日本大学選手権優勝の経験がある。元日本代表選手でＪ２横浜ＦＣ監督を務める山口素弘監督や、沢登正朗氏ら多くの有名選手を輩出した。サッカー界では強豪校の山梨学院大付高で集団暴行が発覚するなど、不祥事が相次いでいる。

★現役引退★
　昨年3月に急性白血病と診断され、現在も闘病を続けるブルガリア代表ＭＦスティリアン・ペトロフ(33)が9日、現役を引退することを表明した。アストン・ビラ（イングランド）で主将を務めてきたペトロフは2012年3月、発熱のため検査を受けたところ、急性白血病と診断された。現在は回復に向かっているものの、治療期間はあと２年を残すという。母国ブルガリアのＣＳＫＡソフィアでプロとしてのキャリアをスタートさせたペトロフは、その後セルティック（スコットランド）を経て、アストン・ビラに加入し、主将も務めた。また、ブルガリア代表としては歴代最多の１０５キャップを誇り、８ゴールを記録している。ペトロフは闘病生活が始まってからもアストン・ビラのホームに何度も試合観戦に訪れていた。サポーターもペトロフのかつての背番号「１９」にちなみ、開始から１９分になると拍手を送って同選手を称えていた。

★ドロー★
スペインリーガエスパニョーラ第３５節結果

レバンテ０−０レアル・サラゴサ

　スペインリーガエスパニョーラは10日、第３５節の１試合が行われ、１２位レバンテと１６位サラゴサの一戦は０−０のスコアレスドローに終わった。

★映画化★
　サッカーのスペインリーガエスパニョーラ、バルセロナに所属するアルゼンチン代表ＦＷリオネル・メッシの半生が映画化されることが10日、明らかになった。米カリフォルニア州ビバリーヒルズの製作会社が映画化の権利を取得した。同社によると、病気で成長が遅く体格に恵まれなかったことを克服し、偉大な選手になるまでが描かれる。2014年のワールドカップ（Ｗ杯）に間に合うように公開される見通しという。

★過去最多★
　ドイツ・サッカー連盟（ＤＦＢ）は10日、今年4月下旬時点の登録会員数が過去最多の６８２万２２３３人となったと発表した。前年比で約２万２０００人の増加。1900年に創立されたＤＦＢは単独のスポーツ組織としては世界最多の会員数を誇る。

★ドイツ以外で指揮★
　ドイツブンデスリーガ、バイエルンで今季限りの退任が決まっているユップ・ハインケス監督(68)は10日、リーグの試合前日の記者会見で「今後、ドイツのクラブの指揮を執ることはない。ドイツでやり残したことはない」と話した。一方で「来季に何をやるかははっきりしている」と、他国で監督を続ける可能性については含みを持たせた。同氏が率いたバイエルンは今季、国内リーグで史上最速の優勝を達成。25日の欧州チャンピオンズリーグ（ＣＬ）決勝、6月1日のＤＦＢ（ドイツ連盟）決勝にも進出している。

★契約延長★
　内田篤人が所属するドイツブンデスリーガのシャルケは10日、ドイツ代表ＭＦユリアン・ドラクスラー(19)との契約を２年延長し、2018年までとしたと発表した。2001年にシャルケの下部組織に入り、19歳ながらトップチームの主力として活躍するドラクスラーは、シャルケのみならずドイツ代表の将来を担うと期待される逸材。しかし、そんな同選手に対しては欧州の各クラブが関心を寄せていた。また、ドルトムントのドイツ代表ＭＦマリオ・ゲッツェがバイエルンへの移籍を決めたことで、ドラクスラーが宿敵ドルトムントへ移籍するのではとも噂されていた。こうした中、シャルケは同選手との契約延長に成功。ドラクスラーは今季のブンデスリーガで９ゴール３アシストを記録し、欧州チャンピオンズリーグ出場権獲得を目指すチームの原動力となっている。

★契約延長★
　ドイツブンデスリーガのボルシア・メンヘングラッドバッハは10日、ドイツ代表ＭＦパトリック・ヘアマン(22)との契約を１年延長し、2016年までとしたと発表した。ヘアマンは2008年のボルシアＭＧ加入以来、ここまでブンデスリーガ９４試合に出場して１６得点を記録。今季ブンデスリーガではＦＷルーク・デ・ヨングと並んでチーム最多の６ゴールを挙げている。今年3月にはドイツ代表にも招集された。同選手は今回の契約延長に際し、「５年間このクラブで過ごして多くのことを学んだ。ここでさらに成長していきたい」と、今後への意気込みを示した。今季開幕前にＭＦマルコ・ロイス（現ドルトムント）、ＤＦダンテ（現バイエルン）、ＭＦローマン・ノイシュテッター（現シャルケ）といった主力を失ったボルシアＭＧだが、現在欧州リーグ出場圏内の６位と４ポイント差の８位につけている。

★暫定４位浮上★
フランスリーグ１第３６節結果

リール３−０スタッド・ドゥ・ランス
≪得点者≫
リール：カルー20、77、ペイェ49

　フランスリーグ１は10日、第３６節の１試合が行われ、６位リールはホームで１４位スタッド・ドゥ・ランスに３−０で快勝した。この結果、リールは暫定４位に浮上し、来季の欧州カップ戦出場に望みをつないだ。リールは前半２０分にカルーのゴールで先制すると、後半にもペイェとカルーがネットを揺らして快勝。この結果、リールは勝ち点を６０とし、暫定ながらニースとサンテティエンヌをかわして欧州リーグ出場圏内の４位に浮上。また、欧州チャンピオンズリーグ出場圏内の３位リヨンとも暫定３ポイント差とした。
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