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本日の超最新情報
日本代表はイタリアに競り負けて敗退が決定!!2013.06.19.WED

INDEX

敗退
コンフェデレーションズカップ・グループリーグ第2戦
グループA
イタリア代表4−3日本代表
ブラジル2−0メキシコ
日本は本田圭佑、香川真司、岡崎慎司がゴールを決めるも、壮絶な打ち合いの末に敗れ、メキシコとともに2連敗で敗退が決定!ブラジルとイタリアは2連勝で準決勝進出が決定!

最終調整
日本代表が本日19日(日本時間20日朝)のコンフェデレーションズカップ・グループリーグ第2戦、イタリア代表戦に向けて最終調整!ザッケローニ監督にとっては母国との初対戦!

記者会見
本日19日(日本時間20日朝)のコンフェデレーションズカップ・グループリーグ第2戦、イタリア代表vs日本代表戦に向け、プランデッリ監督とザッケローニ監督が記者会見し、ザッケローニ監督は「イタリア国歌を歌うつもりはない」

最終調整
国際親善試合日程
20日(木)
19:20〜
女子日本代表vs女子ニュージーランド代表
(ベストアメニティスタジアム)
女子日本代表『なでしこジャパン』が明日20日の女子ニュージーランド戦(ベアスタ)に向けて最終調整!

W杯出場決定
W杯アジア最終予選最終戦結果
グループA
韓国0−1イラン
ウズベキスタン5−1カタール
グループB
オーストラリア1−0イラク
ヨルダン1−0オマーン
オーストラリアは3大会連続4度目、イランは2大会ぶり4度目、韓国は8大会連続9度目となるW杯出場が決定!豪州は後半38分にJ1名古屋のケネディが決勝ゴール!敗れた韓国は2位に転落して3位ウズベキスタンと勝ち点で並ぶも、得失点差で上回り辛うじて2位を確保!グループA・3位のウズベキスタンとグループB・3位のヨルダンはプレーオフに出場!

退任
韓国代表の崔康熙(チェ・ガンヒ)監督(54)が退任!新監督は韓国代表主将として2002年W杯で4強入りに貢献し、2012年ロンドン五輪で韓国を銅メダルに導いた洪明甫(ホン・ミョンボ)氏(44)が濃厚!

首位堅守
W杯北中米カリブ海最終予選第6戦
アメリカ1−0ホンジュラス
コスタリカ2−0パナマ
7大会連続10度目の出場を目指すアメリカはアルティドールの決勝弾で競り勝って首位キープ!コスタリカも快勝して2位キープ!

2連覇
U-21欧州選手権決勝
スペイン4−2イタリア
ユーロ2012(2012年欧州選手権)と同じ顔合わせとなった決勝は、チアゴ・アルカンタラのハットトリックなどでスペインが大勝し、2大会連続4度目の優勝!

日程発表
2013−2014年シーズンのイングランドプレミアリーグの日程発表!香川真司が所属して2連覇を狙うマンUは敵地でスウォンジーと、吉田麻也のサウサンプトンはアウェーでWBAと、宮市亮のアーセナルはホームでアストン・ビラと対戦!マンUはホーム開幕戦となる第2節でモウリーニョ監督が復帰したチェルシーといきなり激突!

本日の超サカFLASH
酒井宏樹が所属するハノーバーがドルトムントからドイツ人MFビッテンコート(19)を獲得ほか


本文
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敗退
コンフェデレーションズカップ・グループリーグ第2戦結果

グループA:

イタリア代表4−3日本代表
(アレナ・ペルナンブーコ)
≪得点者≫
イタリア代表:デ・ロッシ41、オウンゴール50、バロテッリ52=PK、ジョビンコ86
日本代表:本田圭佑21=PK、香川真司33、岡崎慎司69
≪出場メンバー≫
イタリア代表
GK:
1.ジャンルイジ・ブッフォン(ユベントス)(cap)=21分
DF:
2.クリスティアン・マッジョ(ナポリ)
(59分20.イグナツィオ・アバーテ(ミラン))
15.アンドレア・バルザーリ(ユベントス)
3.ジョルジョ・キエッリーニ(ユベントス)
5.マッティア・デ・シリオ(ミラン)
MF:
16.ダニエレ・デ・ロッシ(ローマ)=36分
21.アンドレア・ピルロ(ユベントス)
7.アルベルト・アクイラーニ(フィオレンティーナ)
(30分10.セバスティアン・ジョビンコ(ユベントス))
18.リカルド・モントリーボ(ミラン)
22.エマヌエレ・ジャッケリーニ(ユベントス)
(68分8.クラウディオ・マルキージオ(ユベントス))
FW:
9.マリオ・バロテッリ(ミラン)
ベンチ:
GK:
13.フェデリコ・マルケッティ(ラツィオ)
12.サルバトーレ・シング(パリ・サンジェルマン)
DF:
4.ダビデ・アストーリ(カリアリ)
19.レオナルド・ボヌッチ(ユベントス)
MF:
6.アントニオ・カンドレーボ(ラツィオ)
17.アレッシオ・チェルチ(トリノ)
23.アレッサンドロ・ディアマンティ(ボローニャ)
FW:
14.ステファン・エル・シャーラウィ(ミラン)
11.アルベルト・ジラルディーノ(ボローニャ)

フォーメーション
(4-3-2-1)

    9
22      18
  7 21 16
5  3  15  2
    1

日本代表
GK:
1.川島永嗣(スタンダール・リエージュ)
DF:
6.内田篤人(シャルケ)
(73分21.酒井宏樹(ハノーバー))
22.吉田麻也(サウサンプトン)
15.今野泰幸(G大阪)=90分
5.長友佑都(インテル)
MF:
9.岡崎慎司(シュツットガルト)
17.長谷部誠(ボルフスブルク)(cap)=52分→累積2枚で次戦出場停止
(90+1分14.中村憲剛(川崎))
7.遠藤保仁(G大阪)
10.香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)
4.本田圭佑(CSKAモスクワ)
FW:
18.前田遼一(磐田)
(79分11.ハーフナー・マイク(フィテッセ))
ベンチ:
GK:
12.西川周作(広島)
23.権田修一(FC東京)
DF:
16.栗原勇蔵(横浜M)
2.伊野波雅彦(磐田)
3.酒井高徳(シュツットガルト)
MF:
13.細貝萌(レバークーゼン)
20.高橋秀人(FC東京)
FW:
19.乾貴士(フランクフルト)
8.清武弘嗣(ニュルンベルク)

フォーメーション
(4-2-3-1)

   18
10   4   9
   7  17
5  15  22  6
    1

ブラジル2−0メキシコ
(カステロン)
≪得点者≫
ブラジル:ネイマール10、ジョー90+3
≪出場メンバー≫
ブラジル
GK:
12.ジュリオ・セーザル(クイーンズ・パーク・レンジャーズ)
DF:
2.ダニエウ・アウベス(バルセロナ)=76分
3.チアゴ・シウバ(パリ・サンジェルマン)=44分
4.ダビド・ルイス(チェルシー)
6.マルセロ(レアル・マドリード)
MF:
11.オスカル(チェルシー)
(62分8.エルナネス(ラツィオ))
17.ルイス・グスタボ(バイエルン)
18.パウリーニョ(コリンチャンス)
FW:
9.フレッジ(フルミネンセ)
(82分21.ジョー(アトレティコ・ミネイロ))
10.ネイマール(バルセロナ)
19.フッキ(ゼニト・サンクトペテルブルクア)
(78分7.ルーカス・モウラ(パリ・サンジェルマン))
ベンチ:
GK:
22.ディエゴ・カバレッリ(フルミネンセ)
1.ジェフェルソン(ボタフォゴ)
DF:
16.レーヴェル(アトレティコ・ミネイロ)
15.ジャーン(フルミネンセ)
13.ダンテ(バイエルン)
14.フィリペ・ルイス(アトレティコ・マドリード)
MF:
5.フェルナンド(グレミオ)
FW:
20.ベルナルド(アトレティコ・ミネイロ)
23.ジャジソン(サンパウロ)
メキシコ
GK:
12.ヘスス・コロナ(クルス・アスル)
DF:
2.フランシスコ・ロドリゲス(クラブ・アメリカ)=90分
3.カルロス・サルシド(ティグレス)
15.エクトル・モレーノ(エスパニョール)
22.ジェラルド・フローレス(クルス・アスル)
(58分16.エクトル・エレーラ(パチューカ)=89分)
MF:
6.ヘラルド・トラード(クルス・アスル)
(88分19.ラウール・ヒメネス(クラブ・アメリカ))
10.ジオバニ・ドス・サントス(マジョルカ)
20.ホルヘ・トーレス・ニロ(ティグレス)
(70分7.パブロ・バレーラ(クルス・アスル))
21.イラム・ミエル(モンテレイ)
18.アンドレス・グアルダード(バレンシア)=21分
FW:
14.ハビエル・エルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)
ベンチ:
GK:
23.アルフレド・タラベラ(トルーカ)
1.ギジェルモ・オチョア(アジャクシオ)
DF:
4.ディエゴ・レジェス(クラブ・アメリカ)
13.セベロ・メサ(モンテレイ)
MF:
5.ヘスス・モリーナ(クラブ・アメリカ)
8.アンヘル・レイナ(パチューカ)
11.ハビエル・アキーノ(ビジャレアル)
17.ヘスス・サバラ(モンテレイ)
FW:
9.アルド・デ・ニグリス(モンテレイ)

コンフェデレーションズカップ・グループリーグ順位表
(第2戦第1日終了時)

…準決勝進出

グループA:

1位 ブラジル
勝点6 得5 失0
得失点差 +5
2勝
(2試合消化)

2位 イタリア
勝点6 得6 失4
得失点差 +2
2勝
(2試合消化)


3位 メキシコ
勝点0 得1 失4
得失点差 -3
2敗
(2試合消化)

4位 日本
勝点0 得3 失7
得失点差 -4
2敗
(2試合消化)

グループA:

1位 ナイジェリア
勝点3 得6 失1
得失点差 +5
1勝
(1試合消化)

2位 スペイン
勝点3 得2 失1
得失点差 +1
1勝
(1試合消化)

3位 ウルグアイ
勝点0 得1 失2
得失点差 -1
1敗
(1試合消化)

4位 タヒチ
勝点0 得1 失6
得失点差 -5
1敗
(1試合消化)

 サッカーのコンフェデレーションズカップは19日、ブラジルのレシフェなどでグループリーグ・グループA、第2戦の2試合が行われ、日本はイタリアに3−4で逆転負けした。2連敗で同グループ3位以下が確定し、グループリーグ敗退が決まった。イタリアは2連勝。メキシコを2−0で退け2勝目のブラジルとともに、準決勝進出が決定した。
 日本は前半、本田(CSKAモスクワ)と香川(マンチェスター・ユナイテッド)が決めて2点を先行したが、2−1の後半の立ち上がりに連続失点。同24分に岡崎(シュツットガルト)が同点ゴールを挙げたものの、同41分に決勝点を与えた。通算の対戦成績は日本の1分け2敗。日本は22日(日本時間23日)の最終戦でメキシコと対戦する。
 ブラジルはネイマールとジョーが得点した。メキシコは2連敗で敗退となった。

川島永嗣
「引き分けで終われていればグループリーグ突破の可能性があった。もうちょっと落ち着ければ良かった。残念な結果」

吉田麻也
「これだけチームに迷惑をかけた。財産にしないといけない。クリアでよかった」

今野泰幸
「4失点したら勝てない。判断ミスがあった。内容からすれば勝たないといけない試合だった」

長友佑都

「 内容的にはイタリアを上回っていた。W杯まで1年間、僕らが目指す方向性は見えた」

岡崎慎司
「前から(ボールを奪いに)行こうと皆で決めていた。その姿勢は90分間貫けた。いいサッカーをしても負けたら意味がない」

長谷部誠
「(1失点目は)あれは明らかに僕の責任。あの1点で試合の流れが変わった。責任を感じる」

香川真司
「もったいないし、残念で悔しい。いくらシュート数で上回っても、勝ち切らないと何も残らない。それは凄く大きな差だと思う」

本田圭佑
「残念。今は(試合内容を)冷静に考えられない」

日本代表・ザッケローニ監督
「ほんのちょっとの違いで負け、悔しかった。もう少し頑張れたと思う。選手達は正しいプレーをした」

【取り戻した勇気】
 蒸し暑いレシフェの夜。終了の笛が鳴ると長友はピッチに座り込み、本田は足早にロッカーへ下がった。イタリアにあと一歩で競り負け、日本はコンフェデ杯敗退が決定。それでも、試合後場内に響いた「ジャポン」コールが、健闘を物語った。
 屈指の強豪を相手に、序盤から臆することはなかった。前線から出足の鋭い守備を見せ、前から攻める姿勢を鮮明に出したことが3ゴールにつながった。先制点は、ゴール前に詰めた岡崎が倒されて得たPK。2点目は、香川が相手と競りながら左足で鮮やかに決めた。
 攻守で封じ込まれたブラジル戦から中3日。選手達は強い個に対してチーム力で対抗することを確認し合い、ザッケローニ監督は戦う姿勢の重要性を説き続けた。「いい結果ではなかったが、いい内容。少し言うだけで、メッセージを伝えることはできた」。指揮官は満足そうに言った。
 守備には課題が残る。2点をリードされたイタリアは攻撃のギアを入れ、両サイドバックも加わって速攻を繰り出した。シュート数もボール保持率も日本が上回りながら、高い集中力でチャンスを物にされた。4失点。同監督は「イタリアの方がチャンスは少なかったが、うまく得点に結び付けた」と振り返った。
 2連敗で敗退した現実は厳しい。しかし、ザッケローニ監督が掲げる「バランスと勇気」のうち、ブラジル戦で足りなかった「勇気」は十分に示した。1年後のW杯でさらに上を目指すために、イタリア戦で大切な物を取り戻した。

【ザック監督、母国に敗戦】
 2010年8月に日本代表の監督に就任したザッケローニ監督にとっては母国イタリアとの初対戦。前半は2−1とリードして折り返したが、後半開始から7分間で2点を失い、再度追い付きながらも、あと一歩及ばず3−4で敗れた。
 ブラジル戦に続く敗戦で22日(日本時間23日)のメキシコ戦を待たずにグループリーグ敗退が決定。試合前には「予選突破するために来た。負けられない」と話していたザッケローニ監督。「悔しさは残る。もう少し頑張れたはず」と話したものの、それほど落胆の色は濃くなかった。
 「選手は勇気と決意を持ってプレーした。相手は欧州選手権の準優勝チーム。選手達は立派に戦った」と、強豪イタリア相手に健闘した選手達を称えた。
 指揮官が結果以上に重視していたのは「自分達らしいプレーができるかどうか」。ブラジル戦は「何もできず」完敗だったが、この日は持ち味を十分に発揮して、イタリアを慌てさせた。指揮官が話した「ほんのちょっとの差」が世界のトップレベルの戦いでは、結果として大きく変わることも体感できた。W杯まであと残り1年、その差は必ず埋めて見せる。

【川島、4失点も内容に手応え】
 ブラジル、イタリアという強豪に2試合で7失点という結果にも、GK川島は「前回の試合はやりたいことができなかった。今回は立ち上がりからチャレンジできた」と手応えを口にした。
 微妙な判定でPKを取られる不運もあったが、味方の判断ミスやマークのズレから失点するなど、チームとして課題も残った。守護神は「攻める姿勢も大事だけど、結果に対してこだわることも必要」と話した。

【吉田は意気消沈】
 悔やんでも悔やみ切れなかった。吉田は「ブラジル戦に続いて後ろでミスが出てしまって、チームに迷惑を掛けてしまったのが申し訳ない」と肩を落とした。
 吉田が後悔しているのは2失点目の場面だ。2−1の日本リードで迎えた後半立ち上がりの5分、自陣ペナルティーエリア右にバウンドしてボールが入ってきた際、吉田は体を使ってブロックしながらボールをキープしようとしたが、タッチライン際でジャッケリーニにスルリと体を入れられ、ボールを失った。
「クリアするか、体を入れるか迷っていて、2つの選択肢があって、クリアしても良かったけど、周りから声が掛かったんで体を入れようと思ったら入れ替わってしまった」
 ゴール付近で犯してしまった致命的なミス。ボールを奪ったジャッケリーニがクロスを送ると、カバーに戻ってきた内田の足に当たってオウンゴールとなった。吉田のミスが招いた失点だった。
 後半立ち上がりの入り方には気を付けていたはずだった。「ブラジル戦でもそこで失点していたし、チームとしてあの時間帯が凄い重要だっていうのは分かっていた。次の1点が凄く大事っていうのも全員が理解していたので、そういう意味でも僕のミスはいただけなかったし、あそこがカギになったと思う」と吉田は唇を噛む。
 日本は同点に追い付かれた2分後にはPK献上で逆転を許した。主導権を握って優位に試合を進めているなか、わずか3分間で試合をひっくり返された。結果的にこの時間帯の失点が結果に大きく影響を与えただけに、吉田は「チームとして今日みたいにいいサッカーをしている時に、ああいう個人のミスでもったいない形で失点してしまうのは、リズムも崩れるし、非常に申し訳ない」と最後まで反省しきりだった。

【今野、吉田のミスで失点 】
 今野、吉田の両センターバックのミスが失点に直結した。後半41分のジョビンコの決勝点は、今野の中途半端なクリアを拾われたのがきっかけ。今野は「クリアが小さかった。判断ミス。4失点しては試合に勝てない」とうなだれた。
 2−1の後半5分は吉田が自陣の深い位置で相手に体を入れ替えられてボールを奪われ、内田のオウンゴールを招いた。3月のワールドカップ(W杯)アジア最終予選のヨルダン戦に続く大きなミスに「これだけチームに迷惑を掛けた。財産にしないと」と反省しきりだった。

【前向きな長友】
 イタリアセリエAでプレーする長友は、敗戦にも手応えを感じた様子。積極的に攻撃を仕掛ける姿勢をピッチで示し「日本の方向性が見えた」と前向きな言葉を並べた。
 完敗だったブラジル戦とは一転して、左サイドでの高い位置取りから香川とともに好機に絡んだ。それでも、惜しい内容とはいえ負けたのは事実。「こうやれば強豪と(互角に)できるというのが分かった。ただ、イタリアは内容が良くなくても勝つサッカーをした。そこが足りない」と勝負強さを欠いた展開を嘆いた。「今日は1人1人チャレンジしたし、今後何をすればW杯で勝てるか、身をもって知ることができた」。悔しそうだったが、前向きに話していた。

【岡崎、頭でゴール】
 イタリアから同点ゴールをもぎ取ったのは、岡崎だった。2−3の後半24分、遠藤の右FKを近いサイドから頭で決めた。得意とする形での鮮やかなゴールだった。
 先制点にも絡んだ。前半20分、ゴール前へのボールに岡崎が突っ込み、イタリアGKブッフォンに倒されてPKを獲得。これを本田が決めた。
 初戦のブラジル戦は1トップで相手DFの裏へ飛び出す役割を期待されたが、無得点。この日は右MFで愚直にゴールへ向かう自らのスタイルで、貴重な働きを見せた。「得意なスタイルでとにかく前へ、もう失うものもないという感じでいった」と振り返る。
 終盤に再び勝ち越されての惜敗には「引き分けでも可能性を残せた。もったいなかった」と悔やんでいた。

【長谷部「ターニングポイントになる」】
 ブラジル戦に続く敗戦となってしまったが、同じ負けでもブラジル戦のそれとは全く異なるものだった。何もできなかった開幕戦とは打って変わり、内容ではイタリアを凌駕するほどのパフォーマンスを見せ、勝利にあと一歩のところまで迫った。
 最後はイタリアの勝負強さに屈する形となったが、勝っていても不思議ではない試合だった。「全然負ける相手じゃなかったし、俺らのサッカーをしていた」。DF今野は手応えがあっただけに、勝てなかったことに悔しさをにじませた。
 結果的には、2試合目で準決勝進出の道のりは絶たれた。しかし、この試合で得たものは決して小さくない。長友は「内容的にはイタリアより上回っていたと思うし、僕らがW杯出て目指すことの方向性というのは見えてきたかな」と力を込める。
 イタリアを押し込み、ギリギリのところまで追い詰めた。ミスが出ても自分たちのスタイルを貫き、強敵に何度も冷や汗をかかせた。「今日の試合は間違いなく日本代表のターニングポイントになると思う」。キャプテンの長谷部は悔しい敗戦にも前を向いていた。

【香川、レベル差痛感】
 前半33分、香川が日本の2点目を決めた。右CKからの流れの中、クリアボールを今野が懸命につなぎ、香川はペナルティーエリア内で守備陣に囲まれた狭いスペースで抜け出した。素早くターンし、左足ボレーシュートをゴール右隅に。「うまく反転できた。あの場面は冷静にシュートできた」。技ありの一撃には、GKブッフォンも反応できなかった。
 完敗したブラジル戦では、本来の力を出し切れずに終わった。奮起したこの日は、試合を通して果敢にチャンスをつくり続け、存在感を示した。ボール支配率で相手を上回った内容だったが、敗戦に「相手は数少ないチャンスを全部決めてきた。そこが差」。反省を口にしていた。

【納得しない本田】
 イタリア戦の惜敗に、本田は「正直、いい試合をしても意味がない。大会が終わったのは事実」。2連敗で敗退した厳しい現実を受け止めた。
 前半20分に岡崎が倒されてPKを得ると、本田はボールを抱えてペナルティースポットに仁王立ち。イタリアGKブッフォンと対峙(たいじ)し、左足でゴール右下隅に決めて先制点とした。ゴール以外でも、トップ下で左MFの香川と近い距離で連係し、チャンスを演出。存在感を見せた。
 それでも、結果には納得していない。「俺が散々でかいことを言って、みなさん(報道陣)に何を書かれても、PKでの得点しかない。それを受け止めないと。しっかり、またでかいことを言えるように準備したい」。さらなるレベルアップを誓っていた。

【香川が異例のMOM選出】
 香川は前半33分、強烈な左足ボレーを叩き込んで日本に追加点をもたらした。こぼれ球を今野がつなぐと、キエッリーニと競り合いながらゴール前で反転して左足でシュート。GKブッフォンは動けず、イタリアDFは呆然。大金星への期待を抱かせる鮮やかなゴールを決めるなど、90分間持ち味を発揮した。
 それでも強豪相手に競り負け、試合後は「悔しいです。世界のレベルの中で、勝ち切らないと意味がない。もったいないし、残念。内容で上回っても、勝ちきらないと何も得られない」。敗戦で肩を落とす香川の口から出たのは無念の言葉だけ。それでも、敗戦チームからは今大会初となるマン・オブ・ザ・マッチに選出され、強豪マンチェスター・ユナイテッドの一員としての実力を世界の舞台で証明した。

【ザック監督「とても後押ししてくれた」】
 「ジャポン、ジャポン」。サッカーのコンフェデレーションズカップで19日、日本代表がイタリア代表に惜敗したブラジル北東部レシフェのスタジアムでは、日本への大きな声援と拍手が響いた。ザッケローニ監督は「声援してくれたのは日系人ではなく一般のブラジル人ばかり。とても後押ししてくれた」と振り返った。
 約150万人の日系社会を抱えるブラジルではまじめな日系人への信頼が厚く、非日系の人も親日感情が強い。レシフェは主要都市から遠く、約4万人が埋まったスタンドは、日本から訪れたサポーターはまばら。組織立った応援はなかった。
 「日本を応援しに来た」と言うブラジル人男性は試合前「イタリアが日本に敗れればブラジルのグループリーグ1位通過の可能性が強まる」と、理由を話していた。スタンドには日の丸を顔にペイントしたブラジル人も目立った。敗れはしたものの「予想外の健闘」(地元記者)をした日本代表に試合後も、惜しみない拍手が送られた。

【伊紙評価、香川・本田・岡崎に高採点】
 19日に行われたサッカーのコンフェデレーションズカップ・グループリーグでイタリアに3−4で敗れた日本について、20日付のイタリア各紙は攻撃陣を高く評価した。
 ガゼッタ・デロ・スポルト紙は得点者の香川(マンチェスター・ユナイテッド)、本田(CSKAモスクワ)、岡崎(シュツットガルト)にチーム最高の7点を付けた。
 ザッケローニ監督についてもガゼッタ紙とコリエレ・デロ・スポルト紙が7点でトゥット・スポルト紙が6.5点と高い採点だった。
 ガゼッタ・デロ・スポルト紙は香川を「その実力がわかった。左サイドで大暴れした」としてベスト選手に選出。本田については「バイクのように」動き回ったと苗字にかけて称賛。ザッケローニ監督に対しても「親愛なるザックよ、日本は何て素晴らしいんだ!」と賛辞を送った。
 その他の選手では、4失点を喫したスタメンDFの4人には5.5点。イタリアでプレーする長友には「30分間は良かったが、その後は普通になった。と言うより『インテル化』した」と低調なシーズンを送ったチームに言及した。その他の日本の選手達には、出場時間の短かった中村憲を除いて6点が付けられた。
 イタリアでは、内田のオウンゴールを誘発するなどのプレーを見せたジャッケリーニに最高の7点。バロテッリ、ジョビンコにそれに次ぐ6.5点が付いた。
 最低点は前半途中で交代となったアクイラーニで4.5点。決定的な仕事のできなかったピルロや、岡崎のPK獲得につながるバックパスを出したデ・シリオなどは5点となり、ピルロについては「ザックはメキシコのようには彼に自由を与えなかった」と日本が同選手を抑え込んだことを評価した。

【したたかだったイタリア】
 初戦が16日だったイタリアは試合の間隔が日本より1日短く、疲労が残るせいか動きが重かった。序盤の劣勢を見かねたプランデッリ監督は前半30分に早くも選手を交代。「中盤の推進力がなかったのでFWを増やして攻め方を変えた。これで流れが変わった」と話した。
 3−2から追い付かれ、さらに猛攻を浴びたが慌てなかった。守備一辺倒にならずカウンター要員を残し、最後はこれが奏功して勝ち越した。監督は「勝利への強い意欲を示せた」と留飲を下げていた。

【伊指揮官「誤審が多かった」】
 イタリアの3点目は、長谷部がハンドの反則を取られたPKから生まれた。シュートは腕に当たったが、意図的ではなかったのは明白だっただけに厳しい判定だった。前半は日本にもPKが与えられた。
 試合後は両監督に対し、アルゼンチンの審判団に対する質問が出た。日本のザッケローニ監督はコメントを控えたが、イタリアのプランデッリ監督は「双方ともPK(の判定)は怪しかったし、誤審が多かったように思う」と批判した。

【バルザーリが本田を絶賛】
 イタリアセリエA、ユベントスのイタリア代表DFアンドレア・バルザーリが日本との試合について、MF本田圭佑に感銘を受けた。
 日本を4−3で破ったイタリアは準決勝進出を決めた。だが、バルザーリは試合後、アジア王者の強さに驚きを隠せない様子で、「日本が良い選手を揃えているとは何となく知っていたが、これほど強いチームとは思っていなかった。本田はファンタスティックだった。彼は香川と同様、世界中のどのチームに行ってもレギュラーになれるだろう。だが、日本は本田と香川だけじゃなかった。とても組織された良いチームだった」と語った。

≪超サカ採点表≫
イタリア代表
GK:
1.ブッフォン 5.5
3失点を喫したが、好セーブを披露していた
DF:
2.マッジョ 5.0
攻撃に出られず守備に忙殺
(59分20.アバーテ 5.0)
終盤にかけて相手の猛攻に苦しんだ
15.バルザーリ 5.5
キエッリーニの不安定さをカバーできなかったが終盤の相手の猛攻を何とか凌いだ
3.キエッリーニ 5.0
立ち上がりから集中力を欠くプレーが散見
5.デ・シリオ 4.5
不用意なバックパスでPK献上のきっかけを作ってしまった
MF:
16.デ・ロッシ 6.5
唯一、中盤の中で奮闘していた。CKから得点も奪う
21.ピルロ 5.5
CKからアシストを記録。しかし、流れの中では日本のプレスをかわせず、ボールロストも多かった
7.アクイラーニ 5.0
何もできないまま前半の途中で交代
(30分10.ジョビンコ 6.0)
積極的にシュートを放ってPKを獲得。決勝点も奪った
18.モントリーボ 5.0
あまりボールに絡めず、持ち味を発揮し切れなかった
22.ジャッケリーニ 6.5
飛び出しをケアされ、ボールを引き出せなかった。それでも、粘りのチェイシングでボールを奪い、オウンゴールを誘発した
(68分8.マルキージオ 5.5)
得意の飛び出しから決勝点をアシスト
FW:
9.バロテッリ 5.5
相手にうまく対応されて、良い形でシュートを打てなかったが、要所で強さを見せた
監督:
プランデッリ 6.5
日本に試合を通して圧倒されたが、カードを切る判断の早さはお見事
日本代表
GK:
1.川島永嗣 5.5
4失点も、枠内のシュートにはよく反応していた
DF:
6 内田篤人 6.0
オウンゴールを献上も攻守に奮闘
(73分21.酒井宏樹 5.5)
恐れることなく前に出ていった
22.吉田麻也 4.5
試合を通しての内容は悪くなかったが、一瞬の躊躇が大きな失点に繋がった
15.今野泰幸 6.0
バロテッリの強さに苦しみながらも十分に渡り合った
5.長友佑都 5.5
抜群の運動量で左サイドを制圧。しかし、マルキジオのマークを外し、決勝点を奪われた
MF:
9.岡崎慎司6.5
執拗にボールホルダーへとプレスをかけて、ボールを刈り取った。2得点に絡んで結果も残す
17.長谷部誠 6.0
狙いを定めたインターセプトでボール奪取するなど、精力的な動きを見せた
(90+1分中村憲剛 --)
4.本田圭佑 6.0
序盤の動きは重かったが、時間の経過と共に存在感を増した
7.遠藤保仁 6.5
ポジショニングの良さを見せて、相手のパスコースを遮断。攻守のつなぎ役もそつなくこなし、セットプレーから岡崎のゴールをアシスト
10.香川真司 7.0
卓越したドリブルで本田とともに攻撃を構築した。素晴らしいシュートで2点目をGET
FW:
18.前田遼一 5.5
攻守においてチームに貢献。序盤の絶好機は決めたかった
(79分11.ハーフナー・マイク 5.0)
またしても存在感を示すことはできなかった
監督:
ザッケローニ 4.5
お決まりの選手交代で流れを呼び込めず、相手監督と対照的に後手後手の選手交代。負けている状況で、後半ロスタイムの選手交代も疑問


最終調整
コンフェデレーションズカップ・グループリーグ第2戦日程

グループA:

20日(木)

日本時間04:00〜
ブラジルvsメキシコ
(カステロン)

日本時間07:00〜
イタリア代表vs日本代表
(アレナ・ペルナンブーコ)
≪予想スタメン≫
イタリア代表
GK:
1.ジャンルイジ・ブッフォン(ユベントス)(cap)
DF:
20.イグナツィオ・アバーテ(ミラン)
15.アンドレア・バルザーリ(ユベントス)
3.ジョルジョ・キエッリーニ(ユベントス)
5.マッティア・デ・シリオ(ミラン)
MF:
16.ダニエレ・デ・ロッシ(ローマ)
21.アンドレア・ピルロ(ユベントス)
8.クラウディオ・マルキージオ(ユベントス)
18.リカルド・モントリーボ(ミラン)
22.エマヌエレ・ジャッケリーニ(ユベントス)
FW:
9.マリオ・バロテッリ(ミラン)

予想フォーメーション
(4-3-2-1)

    9
22      18
  8 21 16
5  3  15 20
    1

日本代表
GK:
1.川島永嗣(スタンダール・リエージュ)
DF:
6.内田篤人(シャルケ)
22.吉田麻也(サウサンプトン)
15.今野泰幸(G大阪)
5.長友佑都(インテル)
MF:
9.岡崎慎司(シュツットガルト)
17.長谷部誠(ボルフスブルク)(cap)
7.遠藤保仁(G大阪)
10.香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)
4.本田圭佑(CSKAモスクワ)
FW:
18.前田遼一(磐田)

予想フォーメーション
(4-2-3-1)

   18
10   4   9
   7  17
5  15  22  6
    1

 サッカーのコンフェデレーションズカップでグループリーグ・グループAの日本は本日19日午後7時(日本時間20日午前7時)から、ブラジルのレシフェで第2戦のイタリア戦に臨む。ザッケローニ監督にとっては、母国との初対戦になる。
 両チームは18日に試合会場で公式練習し、日本は冒頭15分以外を非公開として本田(CSKAモスクワ)らが最終調整した。勝ち点0で最下位の日本に対し、イタリアは同3で2位。過去の国際Aマッチの対戦成績は1分け1敗で、国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは日本が32位、イタリアは8位にいる。
 19日にはグループAのもう1試合、ブラジルvsメキシコがフォルタレザで行われる。

【香川 助言くれる最速男ボルトに“恩返し弾”】
 MF香川は世界最速男の思いを背負ってピッチに立つ。
 陸上の100メートルなどで世界記録を保持するウサイン・ボルト(26)はマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)の熱狂的サポーターで有名。昨年8月25日のフルハム戦の香川の移籍後初得点もスタンドから見届けた。昨年10月に広告イベントで来日した際には、調子を落としていた香川を気遣って「常に自分らしさを見せて、試合を楽しんでほしい」とアドバイス。香川もいつも気に掛けてくれるボルトには感謝しているという。
 実は、そのボルトは、イタリア代表FWバロテッリと犬猿の仲。ツイッターで「バロテッリと会う機会があったが、感じが悪かった」とつぶやいたことを機に争いが勃発し、バロテッリが「何も知らないのに人を勝手に判断するな!」と応戦するなど舌戦を繰り広げている。稲妻VS悪童。超一流アスリート同士の子供じみたケンカだが、香川にとってイタリア戦は代理戦争となる。「速い攻撃を仕掛けたい。チャンスの時に(空いた)スペースに飛び出す走力がポイントになる」と、ボルト顔負けの走力でカテナチオを突破するイメージを膨らませた。

【バロテッリ封じへ頼もしい今野】
 イタリアは初戦でそれぞれ得点したMFピルロとFWバロテッリがチームの生命線だ。ザッケローニ監督も「能力が高いのは2人だけではないが、ピルロは寄せられても平気で決定的な仕事をする。バロテッリも凄く伸びた」と警戒した。
 日本の選手は映像で特長をチェックした。岡崎(シュツットガルト)は「ピルロは攻撃の起点。でも守りの面では弱点というか(日本が)まずアタックしていくところ」と話した。今野(G大阪)はバロテッリについて「対戦が楽しみだという気持ちもないと(自身が)躍動できない」と頼もしい言葉を口にした。

【ブラジルが最終調整】
 サッカーのコンフェデレーションズカップ・グループリーグ・グループAで、初戦に日本を下したブラジルは19日午後4時(日本時間20日午前4時)からフォルタレザでメキシコと対戦する。18日は試合会場で公式練習し、リラックスした様子で最終調整した。
 スコラリ監督は記者会見で「メキシコ戦はいつも大変だが、勝たなくては」とキッパリ。勝てば決勝トーナメント進出が近づくが「今はメキシコ戦に集中している」と慢心を戒めた。
 初戦黒星のメキシコは連敗を避けたいところ。デラトレ監督は「どこが相手でも勝つのが目標。自信を回復させてチームとして戦いたい」と話した。

【6人に1人が観戦】
 国際サッカー連盟(FIFA)は18日、コンフェデレーションズカップで15日に行われたブラジルvs日本戦をテレビ観戦したブラジル国民が、約3000万人に上ったと発表した。同国の人口は約1億9800万人で、国民のおよそ6人に1人が観戦した計算になる。
 日本はブラジルに0−3で完敗した。FIFAによると、日本国内でも時差で午前4時開始の時間帯にも関わらず、500万人以上がテレビ観戦。関心の高さが数字に表れた。

【ブラジルで抗議デモ続く】
 物価上昇や公費の無駄遣いに反発する市民らの大規模デモが17日に起きたブラジルでは、18日も首都ブラジリアや最大都市サンパウロなど各地でデモが続いた。北東部レシフェなどでは同日、地元当局が公共交通機関の運賃値下げを発表、市民の怒りを鎮めようと火消しの動きが出始めた。
 デモ隊は開催中のサッカー・コンフェデ杯や来年のW杯準備に公費を無駄遣いしていると反発。19日にはレシフェで日本対イタリア戦が行われる予定で、当局は大会運営に支障が出ないよう市民側の要求に応じた形となった。
 デモはサンパウロでの2日の運賃値上げに端を発し各地に拡大。デモ隊は公務員の汚職体質改善も求めている。サンパウロでは18日夜、約5万人が主要道路を占拠。一部が政府施設に火を付けるなどの騒ぎとなった。
 地元メディアによると、レシフェを州都とするペルナンブコ州の知事は18日、公共交通機関の運賃を20日から0.1レアル(約4円)値下げすると発表。サンパウロでも18日、政府幹部が税率引き下げにより運賃値下げは可能との見解を示した。

日本代表23名
GK:
1.川島永嗣(スタンダール・リエージュ)
1983年03月20日生/身長185cm/体重80kg/国際Aマッチ出場44試合/32失点
12.西川周作(広島)
1986/06/18/183cm/81kg/8試合/3失点
23.権田修一(FC東京)
1989/03/03/187cm/83kg/1試合/2失点
DF:
15.今野泰幸(G大阪)
1983/01/25/178cm/73kg/67試合/1得点
16.栗原勇蔵(横浜M)
1983/09/18/184cm/80kg/16試合/2得点
2.伊野波雅彦(磐田)
1985/08/28/179cm/73kg/18試合/1得点
5.長友佑都(インテル)
1986/09/12/170cm/68kg/57試合/3得点
6.内田篤人(シャルケ)
1988/03/27/176cm/67kg/57試合/1得点
22.吉田麻也(サウサンプトン)
1988/08/24/189cm/81kg/27試合/2得点
21.酒井宏樹(ハノーバー)
1990/04/12/183cm/70kg/9試合/0得点
3.酒井高徳(シュツットガルト)
1991/03/14/176cm/74kg/5試合/0得点
MF:
7.遠藤保仁(G大阪)
1980/01/28/178cm/75kg/129試合/10得点
14.中村憲剛(川崎)
1980/10/31/175cm/67kg/65試合/6得点
17.長谷部誠(ボルフスブルク)
1984/01/18/177cm/65kg/68試合/2得点
13.細貝萌(レバークーゼン)
1986/06/10/176cm/69kg/20試合/1得点
4.本田圭佑(CSKAモスクワ)
1986/06/13/182cm/76kg/42試合/14得点
20.高橋秀人(FC東京)
1987/10/17/182cm/74kg/4試合/0得点
FW:
18.前田遼一(磐田)
1981/10/09/183cm/80kg/29試合/10得点
9.岡崎慎司(シュツットガルト)
1986/04/16/174cm/76kg/62試合/32得点
11.ハーフナー・マイク(フィテッセ)
1987/05/20/194cm/86kg/13試合/4得点
19.乾貴士(フランクフルト)
1988/06/02/171cm/59kg/10試合/0得点
10.香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)
1989/03/17/172cm/63kg/42試合/13得点
8.清武弘嗣(ニュルンベルク)
1989/11/12/172cm/66kg/16試合/1得点

イタリア代表23名
GK:
1.ジャンルイジ・ブッフォン(ユベントス)
13.フェデリコ・マルケッティ(ラツィオ)
12.サルバトーレ・シング(パリ・サンジェルマン/フランス)
DF:
20.イグナツィオ・アバーテ(ミラン)
4.ダビデ・アストーリ(カリアリ)
15.アンドレア・バルザーリ(ユベントス)
19.レオナルド・ボヌッチ(ユベントス)
3.ジョルジョ・キエッリーニ(ユベントス)
5.マッティア・デ・シリオ(ミラン)
2.クリスティアン・マッジョ(ナポリ)
MF:
7.アルベルト・アクイラーニ(フィオレンティーナ)
6.アントニオ・カンドレーボ(ラツィオ)
17.アレッシオ・チェルチ(トリノ)
16.ダニエレ・デ・ロッシ(ローマ)
23.アレッサンドロ・ディアマンティ(ボローニャ)
22.エマヌエレ・ジャッケリーニ(ユベントス)
8.クラウディオ・マルキージオ(ユベントス)
18.リカルド・モントリーボ(ミラン)
21.アンドレア・ピルロ(ユベントス)
FW:
9.マリオ・バロテッリ(ミラン)
14.ステファン・エル・シャーラウィ(ミラン)
11.アルベルト・ジラルディーノ(ボローニャ)
10.セバスティアン・ジョビンコ(ユベントス)

ブラジル代表23名
GK:
12.ジュリオ・セーザル(クイーンズ・パーク・レンジャーズ/イングランド)
22.ディエゴ・カバレッリ(フルミネンセ)
1.ジェフェルソン(ボタフォゴ)
DF:
16.レーヴェル(アトレティコ・ミネイロ)
3.チアゴ・シウバ(パリ・サンジェルマン/フランス)
2.ダニエウ・アウベス(バルセロナ/スペイン)
15.ジャーン(フルミネンセ)
6.マルセロ(レアル・マドリード/スペイン)
4.ダビド・ルイス(チェルシー/イングランド)
13.ダンテ(バイエルン/ドイツ)
14.フィリペ・ルイス(アトレティコ・マドリード/スペイン)
MF:
18.パウリーニョ(コリンチャンス)
17.ルイス・グスタボ(バイエルン/ドイツ)
5.フェルナンド(グレミオ)
8.エルナネス(ラツィオ/イタリア)
11.オスカル(チェルシー/イングランド)
7.ルーカス・モウラ(パリ・サンジェルマン/フランス)
FW:
19.フッキ(ゼニト・サンクトペテルブルク/ロシア)
20.ベルナルド(アトレティコ・ミネイロ)
21.ジョー(アトレティコ・ミネイロ)
9.フレッジ(フルミネンセ)
10.ネイマール(バルセロナ/スペイン)
23.ジャジソン(サンパウロ)

メキシコ代表23名
GK:
12.ヘスス・コロナ(クルス・アスル)
23.アルフレド・タラベラ(トルーカ)
1.ギジェルモ・オチョア(アジャクシオ/フランス)
DF:
3.カルロス・サルシド(ティグレス)
2.フランシスコ・ロドリゲス(クラブ・アメリカ)
4.ディエゴ・レジェス(クラブ・アメリカ)
20.ホルヘ・トーレス・ニロ(ティグレス)
22.ジェラルド・フローレス(クルス・アスル)
13.セベロ・メサ(モンテレイ)
21.イラム・ミエル(モンテレイ)
15.エクトル・モレーノ(エスパニョール/スペイン)
MF:
6.ヘラルド・トラード(クルス・アスル)
7.パブロ・バレーラ(クルス・アスル)
5.ヘスス・モリーナ(クラブ・アメリカ)
16.エクトル・エレーラ(パチューカ)
8.アンヘル・レイナ(パチューカ)
18.アンドレス・グアルダード(バレンシア/スペイン)
11.ハビエル・アキーノ(ビジャレアル/スペイン)
17.ヘスス・サバラ(モンテレイ)
FW:
19.ラウール・ヒメネス(クラブ・アメリカ)
14.ハビエル・エルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)
10.ジオバニ・ドス・サントス(マジョルカ/スペイン)
9.アルド・デ・ニグリス(モンテレイ)


記者会見
 サッカーのコンフェデレーションズカップでグループリーグ・グループAの日本代表は本日19日午後7時(日本時間20日午前77時)から、第2戦のイタリア戦に臨む。日本のザッケローニ監督は18日、試合会場で記者会見し「普通の試合ではない。ピルロとバロテッリだけではなく、イタリアの選手は全て素晴らしい」と母国との初対戦を心待ちにした。
 ザッケローニ監督は「イタリアは強いが、ほんのわずかなところ、ささいな点に的を絞り、そこを突く」と、勝利への意欲を述べた。
 ザッケローニ監督には、日本代表を率いて母国イタリアと初めての対戦となる。「監督を始めた頃はいろいろなストーリーを想像したが、イタリアと重要な試合で対戦する監督になるとは想像していなかった。普通の試合ではない」と、感慨も口にした。
 イタリアのプランデッリ監督も記者会見し、日本について「素晴らしい監督がいる。いい質を引き出し、バランスをもたらしている」と述べた。MFデ・ロッシは「日本の選手で知っているのは3、4人。香川は日本のスター。監督はいい戦術を立てるのでは。彼のほうを警戒している」と話し、ともにイタリア人のザッケローニ監督への関心の高さを示した。
 日本は勝ち点0のグループA最下位で、イタリアは同3で2位につける。過去の国際Aマッチでの対戦成績は日本の1分け1敗。国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは日本が32位で、イタリアは8位。

【ザック監督&長谷部誠Q&A】

ザッケローニ監督
「みなさん、こんばんは。明日のイタリア戦は我々が前に進む道のりの一歩だと思うが、これは全てのストーリーではない。監督を始めた時、いろいろなシナリオを想定していたが、イタリアと対戦するチームを率いて、しかもフレンドリーマッチでなく公式戦の重要な大会での対戦は想定していなかった。私が言わんとしていることは、普通の試合ではないということだ。私は私のチームが発展するために、力を貸そうとしていることだ。今のところ上手くいっている。アジアカップに勝ってコンフェデ杯に出ることができたし、W杯予選でもいい成績を収めることができた。来年のW杯に向けていい準備もできていると思う。この(本大会までの)1年で、最強のチームとばかり対戦はできないが、そうしたチームとの力の差を埋めようと思っている。私が監督になる以前と比べると、日本の能力も向上してきているし、国際経験を積むという意味では、今回は素晴らしい機会だと思っている。日本代表がまさに、それをやってくれると期待している。明日の試合は、欧州のチャンピオンになり損ねたチームと対戦する。チームとしても素晴らしい選手を揃えているし、中盤はスペインと同じくらい優秀なタレントがいる。イタリアは今大会に向けて優れた準備をしている。チェコとの対戦は万全でなかったかもしれないが、コンフェデでは万全のコンディションで初戦を終えた。イタリアには親友であり尊敬する監督がいる。イタリア代表のために素晴らしい環境を作り、技術力を高め、いいバランスをチームに提供している」

長谷部誠
「ブラジル戦で、全ての選手から具体的な悔しさ、コンフェデで貴重な対戦ができるのにトライできなかった、トライしなかったことに関しては、みんな悔しい思いを持っている。明日はイタリアという、素晴らしいチームと対戦できる。前回のブラジル戦のような姿勢ではなく、自分達はチャレンジして得るものがあると思っているので、そこはチーム全員で意思統一して、共有して、ピッチで表現して全力を尽くしたい」

ピルロとバロテッリがメキシコ戦でゴールを決めたが、危険な選手だと思う?

ザッケローニ監督
「彼らだけでなく他にも優れた選手がいて、チームとして上手くプレーしている。ピルロとバロテッリを結ぶ、縦へのラインはイタリアにとって生命線といえる。ピルロには目を向けないといけないし、バロテッリが受けにくいようにスペースを埋めないといけない。そうすることで、ピルロが他の選手に目を向けるようにしていきたい」

イタリア戦だからこその戦術を考えている?

ザッケローニ監督
「ブラジルとの開幕戦では、ディフェンスに特徴を付けた。明日は違う対戦相手なので、異なる戦術でプレーしないといけない。異なる解決策を考えて、ピッチ上で表現したいと思う」

イタリアはザッケローニのことをあっさりと忘れてしまったと感じている?また日本での指導は、イタリア時代とは異なると考える?

ザッケローニ監督
「ミランの監督をしたが、それ以外のチームではシーズンが始まる前から指揮を執ることはなかった。日本は最初から監督に就任し、アジアカップも戦った。(イタリアと日本とでは)文化も違うし、チームの雰囲気も違う。(日本は)南米のサッカーにインスピレーションを得ているようだ。おそらく体格などが南米の選手に似ているからだと思うが、南米のプレーの仕方を追求している。何人もの素晴らしいプレーヤーが出てきており、ユースを経由せずに直接プロになる選手もいる。全員、非常にコミットして勤勉であり、懸命にプレーしている。ピッチでもお互いに協力して、連携をとってプレーしている。よく『私が監督に就任して良くなった』と言う人がいるが、私の場合は必ずしもそうではなく、日本の選手が素晴らしかったからだ。私がやったことは、彼らの特徴を見い出し、それを最大限に引き出し、強いチームと対戦できるようにしている。私にとって(日本の監督になることは)、非常に見返りの大きいことだと思っている」

長谷部選手、昨日までブラジリアで練習していたが、気候の違いは問題ない?

長谷部誠
「ブラジリアより湿気も多いが、多少そういうものはあると思う。まだ練習していないが、試合時間も夜7時ということで、そこまで(環境的に)悪いと思っていない。カタールでのイラク戦でも暑いところでプレーしていたし、そういう意味で不安視していない」

開幕戦の結果により、明日は勝たなければならない。イタリアとの厳しい試合になると思うが、どれだけ自信がある?

ザッケローニ監督
「明日の試合を考えると、フィールドに送る選手に誰を選ぶかということを考えている。明日は、今まで通りのチームを見るのか、それともブラジル戦のような控えめのチームを見るのか。通常のチームなら、私はアクセルを踏む。しかし実際に試合に入り、時間の経過にともない、もし選手が控えめになってしまうのであれば、私のほうからイニシアチブをとるようにするかもしれない。勝つためには相手をリスペクトするが、より強いチームと対戦した場合、相手が最善の状態ではないかもしれない。そこでチャンスを掴まないといけない。もちろん(実力的には)イタリアのほうが強いが」

明日を含めて2試合、勝たなければならない中、選手にはどのようなシミュレーションや気持ちの準備をしている?

ザッケローニ監督
「難しい試合の前にやるべきことは、相手の強みと弱みを分析すること。今回の場合、相手の弱点は見つけにくい。そのわずかなところ、問題がありそうな僅かな点に的(まと)を置いて突くという形で試合に臨む。イタリアのプレー内容を見てミーティングしているし、ピッチ上ではバランスを保つつもりだ。大切なことは、選手たちが勇気があることを見せることだ。能力を最大限に出せるような勇気。通常は、控えめでディフェンシブな形でプレーはしない。そうなると相手に崩されてしまう。私としては、私のチームが通常あるべき姿を出してほしいと望んでいる」

日本ではプレッシャーを受けているか?それからミランのオーナーのベルルスコーニとは会っているか?

ザッケローニ監督
「プレッシャーは、ジャーナリストから受けているが、それほどでもない。イタリアにおいては明らかに監督はプレッシャーにさらされたが、日本では日本語が分からないので新聞も読めないし、マスコミからのプレッシャーばまだ受けていないし、忍耐強く付き合ってくれている。このような状況が今後1年、続くかどうか分からないが、素晴らしい環境の中で監督をさせてもらっている。スタジアムはいつも満員で、サポーターからも支持を受けている。情熱を持っているサポーターばかりなので、彼らに応えるように選手もよくやっている。アウェーよりもホームのほうが成績がいいのは、地元の声援を受けることができるからだ。それから前回ベルルスコーニ氏に会ったのはミランの20周年の時だ(※何の20周年か不明)。他のイベントでもお誘いがあったが、その時は日本にいたので出席していない」

母国と対戦することについて、もう少し教えてほしい?

ザッケローニ監督
「私が明日のイタリア戦をどう考えるているかは言えないが、試合前には相手の特徴を見ている。選手の特徴を掴み、私の代表の個性も見る。私は日本代表の個性を変えるつもりはない。彼らのプレーをしてほしいからだ。また対戦相手の強みに関連した形での個性も出てくるのではないかと思っている」

長谷部選手、監督が勇気が必要といつも言っているが、選手はその準備はできている?

長谷部誠
「チームが勝たないといけない状況で、どう戦うかについては監督が指示をすることだが、明日の試合は自分達のバランスを保ってプレーするということで、個人的にもバランスをもってプレーしないといけないと思っている。それと監督がいつも言っている『バランスと勇気』。勇気という部分で、もっとチャレンジすることはもっと出していかないといけない。その準備はできている」

監督、イタリアの国歌を歌うか、それとも日本国歌を歌うか?

ザッケローニ監督
「来年のW杯には、イタリア人監督が3人いるだろう。私とプランデッリ監督、そしてロシアのカペッロ監督。これは新記録だ。私が覚えている限り、イタリアの主要な監督は国外に出ることはなかった。セリエAが大切なリーグであり、旧ユーゴやオランダなど外国の監督がイタリアに来ていた。外国の監督がイタリアに来て監督になることはあったが、イタリア人監督が海外に出ることはあまりなかった。しかし状況が変わり、イタリアの選手もフランスやイングランドやスペインでプレーするようになった。今は選手も国外に活躍の場を求めるようになり、監督もナショナルコーチでなく、インターナショナルコーチになっている。国歌だが、私は日本代表の指揮を任されているので、日本に敬意を表する意味でもイタリア国歌を歌うつもりはない」

監督、イタリアのようなチームと対戦する時には物理的な問題として、日本の選手は体格で劣るが、そのようなハンディをどう克服する?また長谷部選手、ピルロについての感想は?

ザッケローニ監督
「私は物理的ではなく、テクニカルな形でイタリアと戦えると思う」

長谷部誠
「ピルロはイタリアにとって非常に重要な選手。もちろん彼だけでないが、周りの選手も彼を信頼しているように感じられるので、彼は気をつけたい選手の1人」

プランデッリとは最近いつ会った?

ザッケローニ監督
「私がプランデッリに最後に会ったのは、コンフェデの抽選会の時で、サッカーのことしか話さなかった。それから一度も会っていない」

【プランデッリ監督&デ・ロッシQ&A】

明日のスタメンは?それとFWを2人にする考えはある?

プランデッリ監督
「スタメンについては何も言えない。これからの練習で選手のコンディションを見ないといけない。また日本は警戒しないといけないチームなので、それも考えなければならない。アタッカーについてだが、人数よりもむしろアタックできるようなチーム編成をすることが重要だと考える」

デ・ロッシ、率直にいって(所属する)ローマでのパフォーマンスについてどう思う?

デ・ロッシ
「今は(代表選手として)やらければならないことに集中しなければならない。クラブについて、今ここで申し上げることはない」

新しいメンバーを入れることを考える?

プランデッリ監督
「まだ考えていない。これからの練習で、誰がベストのコンディションか見極めないといけない。前の試合で疲れている選手もいるので、少し変えるかもしれない」

日本とメキシコだが、どのような違いがある?

プランデッリ監督
「両チームとも高く評価している。メキシコは五輪で優勝しており、攻撃的なサッカーをしている。日本には素晴らしい監督がいる。選手の良い質を引き出し、バランスをもたらしている。いい選手が揃っていて、集中力があり、非常に興味深いチーム。明日はメキシコ戦とは違った、難しい試合になると思うがそのための準備は整っている」

バロテッリについては?

プランデッリ監督
「バロテッリの話をするのはいつも難しい。彼は何をするのか、常に変わるので分からない。それでもアズーリのシャツを着ることに非常に意欲を持っている。このメンバーと一緒に、これからも勝利し続けたいということで、彼は成長していくと思う。彼はポテンシャルはあるのだから、最良の知識を吸収しながら、彼自身もチームに貢献していかなければならない」

U-21欧州選手権でイタリアがスペインに敗れたことについて何か意見は?

プランデッリ監督
「残念な結果だが、決勝まで行けたので健闘したと思う。また試合を通して、彼らは重要な結果を生み出した」

デ・ロッシ
「スペインが優れている事に対し、我々は意気消沈していない。彼らは今、上向きのサイクルの中にあり、ピークに達したということもないと思う。クラブレベルでも良い結果を出している。イタリアのU-21代表は、スペインとの決勝で勝つ可能性はあると思ったが、両者に明らかな違いがあると思った。スペインもイタリアも、常に向上しており、それほど差はないと思っている」

日本の選手では誰が危険と思う?そしてストップするために何が必要と思う?

デ・ロッシ
「私が知っている日本の選手は3〜4人。よく話題に出てくるのがマンチェスター・ユナイテッドの香川で、彼はチームのスターだと思う。日本はよく完成されたチームだと思うので警戒している」

プランデッリ監督
「香川は興味深い選手だと思うが、個々の選手について特に関心は払わない。むしろ監督のザッケローニの方を警戒している」

監督は就任以降、イタリアのディフェンシブなスタイルからポゼッションを重視するスタイルに切り替えたが、その理由は?

プランデッリ監督
「フォーメーションを変えたのは特定の選手を中盤に配置する必要があったから。コンフェデ前の2試合は相手のカウンターに苦しんだので、それほどリスクを取りたくないということでフォーメーションを変えた」

監督とデ・ロッシへ。ローマでの成績が良くなかったことで、代表でのポジションを失う恐れは感じていた?また監督にもそういう懸念はあった?

デ・ロッシ
「代表に選ばれるのは、つねに100%確実なものではない。サッカーは常に進化しているし、選手も変わる。しかし私は自分の技術とパフォーマンスに自信を持っている。そしてチームメートや監督を高く評価している。だからポジションを失うことは心配していないが、その可能性があるのは感じていた。代表のポジションを確保するには、年間のプレーをよくしていく必要がある」

プランデッリ監督
「誰でも体調が良くなければパフォーマンスに影響があるが、ダニエリには唯一のゲームクリエーターということを要求しているのではない。むしろMFとしてできることを彼には要求している」

初戦では勝利したものの苦しんだが、改善点は?

プランデッリ監督
「どのチームも改善しないといけない。攻撃において、よりプラティカルでないといけない。攻撃も最終段階において、もっと改良する必要がある」


最終調整
国際親善試合日程

20日(木)
19:20〜
女子日本代表vs女子ニュージーランド代表
(ベストアメニティスタジアム)

 サッカー女子の国際親善試合、ニュージーランド代表戦を翌日に控えた女子日本代表「なでしこジャパン」の佐々木則夫監督が本日19日、試合会場となる佐賀県鳥栖市のベストアメニティスタジアムで記者会見し「五輪に近づけるような試合をしたい。勝利を強く意識して戦う」と意気込みを語った。
 午前の練習で調整したなでしこジャパンは昨年のロンドン五輪以来の代表復帰となる澤(INAC神戸)、宮間(岡山湯郷)を中心にベストメンバーで挑む。その後の欧州遠征もにらみ、同監督は「若いから経験をさせるということではなく、ここからは決勝トーナメントだと思ってイングランド戦、ドイツ戦ともやりたい」と勝利への強いこだわりを口にした。

【ニュージランド「大事な試合」】
 女子ニュージーランド代表は、約1時間の練習でセットプレーなどの確認を行った。レディングス監督は「世界最高のレベルのチームとできるのは楽しみ。自分達のレベルアップのために大事な試合」と位置づけた。
 2011年のワールドカップ(W杯)ドイツ大会の初戦で対戦。1−1の後半に、宮間のFKで勝ち越しを許した。約2年ぶりの対戦に向け、同監督は「日本はボールを動かすのが上手なので、まずはリズムを止めたい」と話した。

女子日本代表メンバー25名
GK:
福元美穂(岡山湯郷)
天野実咲(仙台)
海堀あゆみ(INAC神戸)
山根恵里奈(千葉)
DF:
岩清水梓(日テレ)
有吉佐織(日テレ)
田中明日菜(INAC神戸)
渡辺彩香(INAC神戸)
宇津木瑠美(モンペリエ/フランス)
坂井優紀
長船加奈(仙台)
熊谷紗希(フランクフルト/ドイツ)
MF:
澤穂希(INAC神戸)
川澄奈穂美(INAC神戸)
中島依美(INAC神戸)
安藤梢(フランクフルト/ドイツ)
宮間あや(岡山湯郷)
上尾野辺めぐみ(新潟)
山崎円美(新潟)
阪口夢穂(日テレ)
木龍七瀬(日テレ)
FW:
大野忍(リヨン/フランス)
丸山桂里奈(大阪高槻)
大儀見優季(ポツダム/ドイツ)
岩渕真奈(ホッフェンハイム/ドイツ)


W杯出場決定
W杯アジア最終予選最終戦結果

グループA:

韓国0−1イラン
≪得点者≫
イラン:ゴーチャネジハド60

ウズベキスタン5−1カタール
≪得点者≫
ウズベキスタン:ナシモフ60、74、ゾテエフ72、アフメドフ87、バカエフ90+1
カタール:イリアス37

グループB:

オーストラリア1−0イラク
≪得点者≫
オーストラリア:ケネディ83

ヨルダン1−0オマーン
≪得点者≫
ヨルダン:アハメド・ハイル57

 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会のアジア最終予選は18日、各地で最終戦が行われ、既に出場を決めている日本に続きオーストラリアが3大会連続4度目、イランは2大会ぶり4度目、韓国は8大会連続9度目となる本大会の出場権を獲得した。
 日本の1位が決まっていたグループBでは、オーストラリアがホームでイラクを1−0で下して勝ち点13で同グループ2位となった。後半38分、J1名古屋のケネディが決勝ゴールを決めた。
 ヨルダンは1−0でオマーンを下し、勝ち点10で3位となった。ヨルダンは9月に予定されているグループA・3位、ウズベキスタンとのプレーオフに進んだ。勝者は南米予選5位との大陸間プレーオフに臨む。
 グループAはイランがアウェーの蔚山で韓国に1−0で勝って勝ち点16として1位となった。敗れた韓国は同14で、カタールを5−1で下したウズベキスタンと勝ち点で並んだが、得失点差で上回り辛うじて2位を確保した。ウズベキスタンは3位となり、ヨルダンとのプレーオフに回る。

【韓国メディアは失望あらわ】
 韓国がW杯ブラジル大会への出場を決めた最終戦から一夜明けた本日19日、韓国メディアは、イランとのホーム試合に敗れ「ほろ苦い大会出場となった」(朝鮮日報)などと悔しさを前面に出して報じた。
 8大会連続出場に向け「ホームで有終の美を」と期待が高まっていただけに、「本大会には進んだが、後味はさっぱりしない」(中央日報)と一様に失望をあらわに。主要各紙は、勝利に沸くイラン代表の脇で、硬い表情を浮かべる韓国代表の写真を大きく掲載した。
 イランとの最終戦では後半、守備のミスで先制され、1点も入れられずに終わった。東亜日報は「お粗末な守備の組織力とじれったい決定力(不足)という大きな宿題を抱えた」と指摘した。


退任
 韓国サッカー協会は本日19日、同国代表の崔康熙(チェ・ガンヒ)監督(54)が任期満了で退任したと発表した。韓国は18日のワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア最終予選で8大会連続9度目のW杯本大会出場を決めたが、崔康熙監督は2011年12月に就任当初から、予選で退任する意向を示していた。
 後任候補には、韓国代表主将として2002年W杯日韓大会で4強入りに貢献し、ロンドン五輪で同国代表を銅メダルに導いた洪明甫(ホン・ミョンボ)氏(44)が挙がっている。韓国協会も洪明甫氏を最有力候補の1人としており、週明けにも新監督が発表される見通し。


首位堅守
W杯北中米カリブ海最終予選第6戦結果

アメリカ1−0ホンジュラス
コスタリカ2−0パナマ

 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会の北中米カリブ海予選は18日、各地で2試合が行われ、首位のアメリカはホームでホンジュラスを1−0で下し、勝ち点を13に伸ばした。ホンジュラスは同7。
 コスタリカはパナマに2−0で快勝し、勝ち点11で2位につけた。パナマは同6。


2連覇
U-21欧州選手権決勝結果

スペイン4−2イタリア
≪得点者≫
スペイン:チアゴ・アルカンタラ6、32、38=PK、イスコ66=PK
イタリア:インモービレ10、ボリーニ80

 サッカーのU-21(21歳以下)欧州選手権は18日、エルサレム(イスラエル)で決勝が行われ、スペインが4−2でイタリアを下して2大会連続4度目の優勝を決めた。スペインはチアゴ・アルカンタラ(バルセロナ)が前半だけでハットトリックを決めた。
 試合は開始早々に動き、スペインが6分にチアゴ・アルカンタラのヘディングで先制。対するイタリアも10分、インモービレがループシュートを沈め、今大会ここまで無失点だったスペインゴールを破り試合を振り出しに戻してみせる。しかし、この日は主将のチアゴが躍動。31分にこの日2点目のゴールを挙げると、38分にはPKを沈め、前半だけでハットトリックを達成し、3−1とスペインリードで前半を折り返した。
 後半も攻撃の手を緩めないスペインは21分に再びPKを得ると、今度はイスコが決めて4点目を奪い、勝負の行方をほぼ決定付ける。意地を見せたいイタリアも35分にボリーニの強烈なシュートで1点を返したが、時すでに遅く、スペインが4−2でこの一戦を制し、2011年に続く大会連覇を達成した。
 フル代表でユーロ2008(欧州選手権)、2010年W杯、ユーロ2012を制しているスペインだが、育成年代でもその強さは際立つ。2011年のU-21欧州選手権、2012年のU-19欧州選手権に続き、また1つタイトルを加えてみせた。


日程発表
イングランドプレミアリーグ日程

※左チームがホーム

第1節(開幕戦)

8月17日()

アーセナルvsアストン・ビラ
クリスタル・パレスvsトッテナム
チェルシーvsハル・シティー
リバプールvsストーク・シティー
マンチェスター・シティーvsニューカッスル
ノーウィッチvsエバートン
サンダーランドvsフルハム
スウォンジーvsマンチェスター・ユナイテッド
ウェスト・ブロムウィッチvsサウサンプトン
ウェストハムvsカーディフ

第2節

8月24日()

アストン・ビラvsリバプール
カーディフvsマンチェスター・シティー
エバートンvsウェスト・ブロムウィッチ
フルハムvsアーセナル
ハル・シティーvsノーウィッチ
マンチェスター・ユナイテッドvsチェルシー
ニューカッスルvsウェストハム
サウサンプトンvsサンダーランド
トッテナムvsスウォンジー
ストーク・シティーvsクリスタル・パレス

第3節

8月31日()

アーセナルvsトッテナム
クリスタル・パレスvsサンダーランド
カーディフvsエバートン
チェルシーvsアストン・ビラ
リバプールvsマンチェスター・ユナイテッド
マンチェスター・シティーvsハル・シティー
ニューカッスルvsフルハム
ノーウィッチvsサウサンプトン
ウェスト・ブロムウィッチvsスウォンジー
ウェストハムvsストーク・シティー

 サッカーのイングランドプレミアリーグの2013−2014年シーズンの日程が本日19日に発表され、MF香川真司が所属して2連覇を狙うマンチェスター・ユナイテッドは8月17日からの開幕戦で、敵地でスウォンジーと対戦することになった。ホーム開幕戦となる第2節にモウリーニョ監督が復帰したチェルシーといきなりぶつかる。
 第1節でDF吉田麻也のサウサンプトンはアウェーでウェスト・ブロムウィッチと顔を合わせ、FW宮市亮のアーセナルはホームにアストン・ビラを迎える。
 全38節の戦いは、2014年5月11日に閉幕を迎える。


超サカFLASH

獲得
 J1湘南は本日、ブラジル出身のFWウェリントン(25)が新加入すると発表した。ドイツブンデスリーガのホッフェンハイムやフォルトゥナ・デュッセルドルフでプレーした経験があり、ポストプレーが得意。

新加入
 J2福岡は本日、沖縄出身のMF金城クリストファー達樹(19)が新加入すると発表した。ドイツブンデスリーガ、デュッセルドルフのユースチームでプレーした経験を持つ。

訂正
 国際サッカー連盟(FIFA)は18日、ブラジルで開催中のコンフェデレーションズカップ・グループリーグ・グループBで17日にタヒチを6−1で下したナイジェリアの先制点について、エチエジレの得点からオウンゴールに訂正すると発表した。前半5分、エチエジレのシュートは相手選手に当たってゴールに入った。

獲得
 イングランドプレミアリーグのアストン・ビラは18日、オールボー(デンマーク)からデンマーク代表FWニクラス・ヘレニウス(22)を3年契約で獲得したと発表した。ヘレニウスは196センチの長身FWで、今季は国内リーグで33試合に出場し、16ゴールを記録。また、デンマーク代表としても2試合に出場している。今季残留争いに巻き込まれ、辛くもプレミア残留を果たしたアストン・ビラは、来季に向け積極的に補強に動いている。今オフすでに3人の選手を獲得しており、ヘレニウスが4人目の新加入選手となった。

再手術
 スペインリーガエスパニョーラのバルセロナは18日、元同国代表DFカルレス・プジョルが右膝の再手術を受けると発表した。全治まで3、4週間の見込み。

獲得
 ドイツブンデスリーガで日本代表DF酒井宏樹が所属するハノーバーは18日、同じドイツのドルトムントからドイツ人MFレオナルド・ビッテンコート(19)を完全移籍で獲得したと発表した。契約期間は4年。ブラジルにルーツを持つビッテンコートは、U-21を含む各年代別のドイツ代表でもプレーした経験を持つ期待の若手。2012年にコットブス(ドイツ2部)からドルトムントに加入し、今季はリーグ戦5試合に出場し、1ゴールを記録したほか、欧州チャンピオンズリーグでも1試合に出場していた。

違反認める
 エチオピア・サッカー協会は18日、同国の代表チームがワールドカップ(W杯)ブラジル大会アフリカ2次予選グループAのボツワナ戦で出場資格のない選手を起用したことを認めた。同グループ1位が確定していたが、ボツワナ戦の勝利による勝ち点3が剥奪されるされる見通しで、処分が下れば、同グループ2位の南アフリカにも最終予選進出の可能性が復活する。エチオピア協会は誤りを認め、処分が下れば受け入れる方針。国際サッカー連盟(FIFA)も調査に乗り出していた。


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