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PS3版ウイニングイレブン2013完全修正データ

本日の超最新情報
王者スペインは10ゴール爆勝で2連勝!!2013.06.20.THU

INDEX

2連勝
コンフェデレーションズカップ・グループリーグ第2戦
グループB
スペイン10−0タヒチ
ナイジェリア1−2ウルグアイ
王者スペインは先発10人を入れ替えるも、トーレスとビジャのハットトリックなどで圧勝して2連勝!ウルグアイはフォルランの決勝ゴールで競り勝って初勝利!

敗退
コンフェデレーションズカップ・グループリーグ第2戦
グループA
イタリア代表4−3日本代表
ブラジル2−0メキシコ
日本は本田圭佑、香川真司、岡崎慎司がゴールを決めるも、壮絶な打ち合いの末に敗れ、メキシコとともに2連敗で敗退が決定!ブラジルとイタリアは2連勝で準決勝進出が決定!

ドロー
国際親善試合
女子日本代表1−1女子ニュージーランド代表
なでしこジャパンは大儀見優季が先制するも、終盤に追い付かれてドロー!ロンドン五輪以来の復帰となった澤穂希と宮間あやは揃って先発出場も、宮間が2枚の警告で退場!

組み合わせ
アジアチャンピオンズリーグ準々決勝の組み合わせが決定!日本勢で唯一8強に進出した柏はアル・シャバブと激突!柏は準々決勝を勝ち抜いた場合、準決勝では広州恒大vsレクウィヤの勝者と対戦!

新監督
ハーフナー・マイクと安田理大が所属するフィテッセの新監督にヘラクレス(オランダ)監督のボス氏(49)が就任!現役時代はJリーグの市原(現千葉)でもプレー!

骨折
チェルシーのブラジル代表DFダビド・ルイス(26)が19日のコンフェデレーションズカップ、メキシコ戦で鼻骨を骨折!今後はフェイスガートを着用して試合に出場!

本日の超サカFLASH
ウェストハムがリバプールから期限付き移籍していたイングランド代表FWキャロル(24)を完全移籍で獲得買い取ったことを発表した。地元メほか


本文
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2連勝
コンフェデレーションズカップ・グループリーグ第2戦結果

グループB:

スペイン10−0タヒチ
(マラカナン・スタジアム)
≪得点者≫
スペイン:トーレス5、33、57、79、シルバ31、89、ビジャ39、49、64、マタ66
≪出場メンバー≫
スペイン
GK:
23.ペペ・レイナ(リバプール
DF:
2.ラウール・アルビオル(レアル・マドリード)
5.セサル・アスピリクエタ(チェルシー)
15.セルヒオ・ラモス(レアル・マドリード)
(46分22.ヘスス・ナバス(セビージャ))
19.ナチョ・モンレアル(アーセナル)
MF:
4.ハビ・マルティネス(バイエルン)
13.フアン・マヌエル・マタ(チェルシー)
(69分10.セスク・ファブレガス(バルセロナ))
20.サンティ・カソルラ(アーセナル)=45分
(76分6.アンドレス・イニエスタ(バルセロナ))
21.ダビド・シルバ(マンチェスター・シティー)
FW:
7.ダビド・ビジャ(バルセロナ)
9.フェルナンド・トーレス(チェルシー)
ベンチ:
GK:
1.イケル・カシージャス(レアル・マドリード)
12.ビクトル・バルデス(バルセロナ)
DF:
17.アルバロ・アルベロア(レアル・マドリード)
3.ジェラール・ピケ(バルセロナ)
18.ジョルディ・アルバ(バルセロナ)
MF:
8.シャビ・エルナンデス(バルセロナ)
16.セルジ・ブスケッツ(バルセロナ)
FW:
14.ロベルト・ソルダード(バレンシア)
11.ペドロ・ロドリゲス(バルセロナ)
タヒチ
GK:
1.ミカエル・ロチェ(ASドラゴン)
DF:
4.テエイバリイ・ルディビオン(ASテファナ)
10.ニコラス・バラール(ASドラゴン)
12.エドソン・レマイレ(ASドラゴン)
(73分20.ヤニク・ベロ(ASドラゴン))
MF:
6.アンリ・キャロイン(ASドラゴン)
7.エイマノ・ブレバレ(ASテファナ)
(69分15.ロレンツォ・テハウ(ASテファナ))
16.リッキー・アイタマイ(ASヴィーナス)
17.ジョナサン・テハウ(ASタマリイ・ファー)
FW:
2.アルビン・テハウ(ASテファナ)
(53分9.テアオヌイ・テハウ(ASドラゴン))
3.マラマ・バヒルア(パナシナイコス)
13.スティービー・チョン・フエ(ASドラゴン)
ベンチ:
GK:
23.シャビエル・サミン(ASドラゴン)
22.ジルベルト・メリエル(ASテファナ)
DF:
19.ビンセント・シモン(ASドラゴン)
8.ステファネ・ファーティアラウ(ASテファナ)
5.タマトア・ワゲンマン(ASドラゴン)
14.ライヌイ・アロイタ(ASタマリイ・ファー)
MF:
11.スタンレイ・アタニ(ASテファナ)
FW:
18.ヨハン・ティホニ(ASロニウ)
21.サムエル・フナニン(ASドラゴン)

ナイジェリア1−2ウルグアイ
(アレーナ・フォンチ・ノヴァ )
≪得点者≫
ナイジェリア:ミケル37
ウルグアイ:ルガーノ19、フォルラン51
≪出場メンバー≫
ナイジェリア
GK:
1.ビンセント・エニャマ(マッカビ・テルアビブ)
DF:
2.ゴドフレイ・オボアボナ(サンシャイン・スターズ)
3.ウワ・アルダーソン・エチエジレ(スポルティング・ブラガ)
5.エフェ・アンブローゼ(セルティック)
22.ケネト・オメルオ(ADO)
MF:
7.アーメド・ムサ(CSKAモスクワ)
8.イデイェ・アイデ・ブラウン(ディナモ・キエフ)
(73分9.ジョセフ・アクパラ(ブレーメン))
10.ミケル・ジョン・オビ(チェルシー)
13.フェゴル・オグデ(バレレンガ)
20.ナムディ・オドゥアマディ(ヴァレーゼ)
(15.ミチェル・ババトゥンデ(クリフバス・クリブリー))
FW:
4.ジョン・オグ(アカデミカ・コインブラ)
(66分19.サンデー・ムバ(ワリ・ウルヴズ))
ベンチ:
GK:
16.オースティン・エジデ(ハポエル・ベール・シェヴァ)
23.チゴジエ・アグビム(ワリ・ウルブズ)
DF:
6.アズブイケ・アグウェクウェ(サンシャイン・スターズ)
12.ソロモン・クワンベ(サンシャイン・スターズ)
21.フランシス・ベンジャミン(ハートランド)
MF:
17.オゲニィ・オナジ(ラツィオ)
18.エメケ・エゼ(エヌグ・レンジャーズ)
FW:
11.モハメド・ガンボ(カノ・ピラーズ)
14.アンソニー・ウジャー(ケルン)
ウルグアイ
GK:
1.フェルナンド・ムスレラ(ガラタサライ)
DF:
2.ディエゴ・ルガーノ(マラガ)
3.ディエゴ・ゴディン(アトレティコ・マドリード)
16.マキシミリアーノ・ペレイラ(ベンフィカ)
22.マルティン・カセレス(ユベントス)
MF:
7.クリスティアン・ロドリゲス(アトレティコ・マドリード)
(88分6.アルバロ・ペレイラ(インテル))
17.エヒディオ・アレバロ・リオス(パレルモ)
20.アルバロ・ゴンサレス(ラツィオ)
FW:
9.ルイス・スアレス(リバプール)
(83分4.セバスティアン・コアテス(リバプール))
10.ディエゴ・フォルラン(インテルナシオナル)
21.エジソン・カバーニ(ナポリ)
ベンチ:
GK:
12.フアン・カスティージョ(ダヌビオ)
23.マルティン・シルバ(オリンピア/パラグアイ)
DF:
13.マティアス・アギーレガライ(ペニャロール)
19.アンドレス・スコッティ(ナシオナル・モンテビデオ)
MF:
5.ワルテル・ガルガノ(インテル)
8.セバスティアン・エグレン(リベルター)
14.ニコラス・ロデイロ(ボタフォゴ)
15.ディエゴ・ペレス(ボローニャ)
18.ガストン・ラミレス(サウサンプトン)
FW:
11.アベル・エルナンデス(パレルモ)

 サッカーのコンフェデレーションズカップ第5日は20日、リオデジャネイロなどでグループリーグ・グループB、第2戦の2試合が行われ、世界王者スペインが国際サッカー連盟(FIFA)ランキング138位のタヒチに10−0で圧勝し、2連勝で勝ち点6とした。10ゴールは大会最多得点で、オセアニア代表のタヒチは2連敗。
 コパ・アメリカ(南米選手権)王者のウルグアイはアフリカ王者のナイジェリアを2−1で下し、ともに1勝1敗で勝ち点3となった。
 準決勝進出を懸けて23日(日本時間24日)のグループリーグ最終戦でスペインがナイジェリア、ウルグアイがタヒチと対戦する。

【先発10人入れ替えも強さ変わらず 】
 スペイン攻撃陣は控え組でも強力だった。4−0のハーフタイムに「試合前にそうするように、ベストを尽くしてこいと言った」というデルボスケ監督の指示に応えて、さらに6点を畳み掛けた。
 ウルグアイとの第1戦から先発10人を入れ替えて臨んだが、トーレスが4点でビジャは3点。さらにシルバが2点にマタも1点と、先発の攻撃陣で全得点を決めた。トーレスは「マラカナンで4点取るなんて夢以上の気分だ」と喜ぶ一方、「優勝へ一歩一歩進むだけ」と気を引き締めることも忘れなかった。

【フォルラン、代表100試合出場に花】
 ウルグアイが接戦を制し、準決勝進出へ大きく前進した。タバレス監督は「この試合が最も重要だと分かっていた。華やかなサッカーはできなかったが、大変満足だ」と大きくうなずいた。
 ドリブルの突破力があるナイジェリアに対し、攻撃は3トップに任せ守備重視で臨んだ。慣れない左サイドでプレーしたフォルランが代表出場100試合目を決勝点で飾るなど采配は的中。指揮官は「高いレベルの試合経験が豊富な選手が多いおかげだ」と誇った。

【ナイジェリア指揮官はあきらめず】
 ナイジェリアは終了の笛が鳴る間際まで同点を狙って攻め込んだ。敗れてグループリーグ突破は厳しくなったが、ケシ監督は「チャンスはまだある。次は世界王者のスペインが相手だが、何があるか分からない」と白旗は揚げなかった。
 初戦でハットトリックを達成したオドゥアマディが前半終了直前に負傷退場する不運に見舞われたが、果敢に南米王者に立ち向かった。指揮官は「2失点目はわずかに集中力を欠いて喫した。だが、まだ一緒にプレーして1年半のチームが6年も熟成されたウルグアイ相手に健闘した」と選手をねぎらった。

スペイン代表23名
GK:
1.イケル・カシージャス(レアル・マドリード)
12.ビクトル・バルデス(バルセロナ)
23.ペペ・レイナ(リバプール/イングランド)
DF:
17.アルバロ・アルベロア(レアル・マドリード)
15.セルヒオ・ラモス(レアル・マドリード)
3.ジェラール・ピケ(バルセロナ)
5.セサル・アスピリクエタ(チェルシー/イングランド)
18.ジョルディ・アルバ(バルセロナ)
19.ナチョ・モンレアル(アーセナル/イングランド)
2.ラウール・アルビオル(レアル・マドリード)
MF:
4.ハビ・マルティネス(バイエルン/ドイツ)
8.シャビ・エルナンデス(バルセロナ)
6.アンドレス・イニエスタ(バルセロナ)
16.セルジ・ブスケッツ(バルセロナ)
20.サンティ・カソルラ(アーセナル/イングランド)
FW:
10.セスク・ファブレガス(バルセロナ)
7.ダビド・ビジャ(バルセロナ)
21.ダビド・シルバ(マンチェスター・シティー/イングランド)
14.ロベルト・ソルダード(バレンシア)
11.ペドロ・ロドリゲス(バルセロナ)
13.フアン・マヌエル・マタ(チェルシー/イングランド)
22.ヘスス・ナバス(セビージャ)
9.フェルナンド・トーレス(チェルシー/イングランド)

タヒチ代表23名
GK:
23.シャビエル・サミン(ASドラゴン)
1.ミカエル・ロチェ(ASドラゴン)
22.ジルベルト・メリエル(ASテファナ)
DF:
19.ビンセント・シモン(ASドラゴン)
4.テエイバリイ・ルディビオン(ASテファナ)
10.ニコラス・バラール(ASドラゴン)
8.ステファネ・ファーティアラウ(ASテファナ)
5.タマトア・ワゲンマン(ASドラゴン)
20.ヤニク・ベロ(ASドラゴン)
12.エドソン・レマイレ(ASドラゴン)
14.ライヌイ・アロイタ(ASタマリイ・ファー)
MF:
17.ジョナサン・テハウ(ASタマリイ・ファー)
15.ロレンツォ・テハウ(ASテファナ)
11.スタンレイ・アタニ(ASテファナ)
7.エイマノ・ブレバレ(ASテファナ)
6.アンリ・キャロイン(ASドラゴン)
16.リッキー・アイタマイ(ASヴィーナス)
FW:
18.ヨハン・ティホニ(ASロニウ)
13.スティービー・チョン・フエ(ASドラゴン)
2.アルビン・テハウ(ASテファナ)
9.テアオヌイ・テハウ(ASドラゴン)
21.サムエル・フナニン(ASドラゴン)
3.マラマ・バヒルア(パナシナイコス/ギリシャ)

ナイジェリア代表23名
GK:
1.ビンセント・エニャマ(マッカビ・テルアビブ/イスラエル)
16.オースティン・エジデ(ハポエル・ベール・シェヴァ/イスラエル)
23.チゴジエ・アグビム(ワリ・ウルブズ)
DF:
3.ウワ・アルダーソン・エチエジレ(スポルティング・ブラガ/ポルトガル)
5.エフェ・アンブローゼ(セルティック/スコットランド)
2.ゴドフレイ・オボアボナ(サンシャイン・スターズ)
6.アズブイケ・アグウェクウェ(サンシャイン・スターズ)
22.ケネト・オメルオ(ADO/オランダ)
12.ソロモン・クワンベ(サンシャイン・スターズ)
21.フランシス・ベンジャミン(ハートランド)
MF:
10.ミケル・ジョン・オビ(チェルシー/イングランド)
19.サンデー・ムバ(ワリ・ウルヴズ)
13.フェゴル・オグデ(バレレンガ/ノルウェー)
17.オゲニィ・オナジ(ラツィオ/イタリア)
4.ジョン・オグ(アカデミカ・コインブラ/ポルトガル)
18.エメケ・エゼ(エヌグ・レンジャーズ)
FW:
7.アーメド・ムサ(CSKAモスクワ/ロシア)
8.イデイェ・アイデ・ブラウン(ディナモ・キエフ/ウクライナ)
9.ジョセフ・アクパラ(ブレーメン/ドイツ)
11.モハメド・ガンボ(カノ・ピラーズ)
14.アンソニー・ウジャー(ケルン/ドイツ)
20.ナムディ・オドゥアマディ(ヴァレーゼ/イタリア)
15.ミチェル・ババトゥンデ(クリフバス・クリブリー/ウクライナ)

ウルグアイ代表23名
GK:
1.フェルナンド・ムスレラ(ガラタサライ/トルコ)
12.フアン・カスティージョ(ダヌビオ)
23.マルティン・シルバ(オリンピア/パラグアイ)
DF:
2.ディエゴ・ルガーノ(マラガ/スペイン)
3.ディエゴ・ゴディン(アトレティコ・マドリード/スペイン)
4.セバスティアン・コアテス(リバプール/イングランド)
13.マティアス・アギーレガライ(ペニャロール)
16.マキシミリアーノ・ペレイラ(ベンフィカ/ポルトガル)
19.アンドレス・スコッティ(ナシオナル・モンテビデオ)
22.マルティン・カセレス(ユベントス/イタリア)
MF:
5.ワルテル・ガルガノ(インテル/イタリア)
7.クリスティアン・ロドリゲス(アトレティコ・マドリード/スペイン)
8.セバスティアン・エグレン(リベルター/パラグアイ)
6.アルバロ・ペレイラ(インテル/イタリア)
14.ニコラス・ロデイロ(ボタフォゴ/ブラジル)
15.ディエゴ・ペレス(ボローニャ/イタリア)
17.エヒディオ・アレバロ・リオス(パレルモ/イタリア)
18.ガストン・ラミレス(サウサンプトン/イングランド)
20.アルバロ・ゴンサレス(ラツィオ/イタリア)
FW:
11.アベル・エルナンデス(パレルモ/イタリア)
9.ルイス・スアレス(リバプール/イングランド)
10.ディエゴ・フォルラン(インテルナシオナル/ブラジル)
21.エジソン・カバーニ(ナポリ/イタリア)


敗退
コンフェデレーションズカップ・グループリーグ第2戦結果

グループA:

イタリア代表4−3日本代表
(アレナ・ペルナンブーコ)
≪得点者≫
イタリア代表:デ・ロッシ41、オウンゴール50、バロテッリ52=PK、ジョビンコ86
日本代表:本田圭佑21=PK、香川真司33、岡崎慎司69
≪出場メンバー≫
イタリア代表
GK:
1.ジャンルイジ・ブッフォン(ユベントス)(cap)=21分
DF:
2.クリスティアン・マッジョ(ナポリ)
(59分20.イグナツィオ・アバーテ(ミラン))
15.アンドレア・バルザーリ(ユベントス)
3.ジョルジョ・キエッリーニ(ユベントス)
5.マッティア・デ・シリオ(ミラン)
MF:
16.ダニエレ・デ・ロッシ(ローマ)=36分
21.アンドレア・ピルロ(ユベントス)
7.アルベルト・アクイラーニ(フィオレンティーナ)
(30分10.セバスティアン・ジョビンコ(ユベントス))
18.リカルド・モントリーボ(ミラン)
22.エマヌエレ・ジャッケリーニ(ユベントス)
(68分8.クラウディオ・マルキージオ(ユベントス))
FW:
9.マリオ・バロテッリ(ミラン)
ベンチ:
GK:
13.フェデリコ・マルケッティ(ラツィオ)
12.サルバトーレ・シング(パリ・サンジェルマン)
DF:
4.ダビデ・アストーリ(カリアリ)
19.レオナルド・ボヌッチ(ユベントス)
MF:
6.アントニオ・カンドレーボ(ラツィオ)
17.アレッシオ・チェルチ(トリノ)
23.アレッサンドロ・ディアマンティ(ボローニャ)
FW:
14.ステファン・エル・シャーラウィ(ミラン)
11.アルベルト・ジラルディーノ(ボローニャ)

フォーメーション
(4-3-2-1)

    9
22      18
  7 21 16
5  3  15  2
    1

日本代表
GK:
1.川島永嗣(スタンダール・リエージュ)
DF:
6.内田篤人(シャルケ)
(73分21.酒井宏樹(ハノーバー))
22.吉田麻也(サウサンプトン)
15.今野泰幸(G大阪)=90分
5.長友佑都(インテル)
MF:
9.岡崎慎司(シュツットガルト)
17.長谷部誠(ボルフスブルク)(cap)=52分→累積2枚で次戦出場停止
(90+1分14.中村憲剛(川崎))
7.遠藤保仁(G大阪)
10.香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)
4.本田圭佑(CSKAモスクワ)
FW:
18.前田遼一(磐田)
(79分11.ハーフナー・マイク(フィテッセ))
ベンチ:
GK:
12.西川周作(広島)
23.権田修一(FC東京)
DF:
16.栗原勇蔵(横浜M)
2.伊野波雅彦(磐田)
3.酒井高徳(シュツットガルト)
MF:
13.細貝萌(レバークーゼン)
20.高橋秀人(FC東京)
FW:
19.乾貴士(フランクフルト)
8.清武弘嗣(ニュルンベルク)

フォーメーション
(4-2-3-1)

   18
10   4   9
   7  17
5  15  22  6
    1

ブラジル2−0メキシコ
(カステロン)
≪得点者≫
ブラジル:ネイマール10、ジョー90+3
≪出場メンバー≫
ブラジル
GK:
12.ジュリオ・セーザル(クイーンズ・パーク・レンジャーズ)
DF:
2.ダニエウ・アウベス(バルセロナ)=76分
3.チアゴ・シウバ(パリ・サンジェルマン)=44分
4.ダビド・ルイス(チェルシー)
6.マルセロ(レアル・マドリード)
MF:
11.オスカル(チェルシー)
(62分8.エルナネス(ラツィオ))
17.ルイス・グスタボ(バイエルン)
18.パウリーニョ(コリンチャンス)
FW:
9.フレッジ(フルミネンセ)
(82分21.ジョー(アトレティコ・ミネイロ))
10.ネイマール(バルセロナ)
19.フッキ(ゼニト・サンクトペテルブルクア)
(78分7.ルーカス・モウラ(パリ・サンジェルマン))
ベンチ:
GK:
22.ディエゴ・カバレッリ(フルミネンセ)
1.ジェフェルソン(ボタフォゴ)
DF:
16.レーヴェル(アトレティコ・ミネイロ)
15.ジャーン(フルミネンセ)
13.ダンテ(バイエルン)
14.フィリペ・ルイス(アトレティコ・マドリード)
MF:
5.フェルナンド(グレミオ)
FW:
20.ベルナルド(アトレティコ・ミネイロ)
23.ジャジソン(サンパウロ)
メキシコ
GK:
12.ヘスス・コロナ(クルス・アスル)
DF:
2.フランシスコ・ロドリゲス(クラブ・アメリカ)=90分
3.カルロス・サルシド(ティグレス)
15.エクトル・モレーノ(エスパニョール)
22.ジェラルド・フローレス(クルス・アスル)
(58分16.エクトル・エレーラ(パチューカ)=89分)
MF:
6.ヘラルド・トラード(クルス・アスル)
(88分19.ラウール・ヒメネス(クラブ・アメリカ))
10.ジオバニ・ドス・サントス(マジョルカ)
20.ホルヘ・トーレス・ニロ(ティグレス)
(70分7.パブロ・バレーラ(クルス・アスル))
21.イラム・ミエル(モンテレイ)
18.アンドレス・グアルダード(バレンシア)=21分
FW:
14.ハビエル・エルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)
ベンチ:
GK:
23.アルフレド・タラベラ(トルーカ)
1.ギジェルモ・オチョア(アジャクシオ)
DF:
4.ディエゴ・レジェス(クラブ・アメリカ)
13.セベロ・メサ(モンテレイ)
MF:
5.ヘスス・モリーナ(クラブ・アメリカ)
8.アンヘル・レイナ(パチューカ)
11.ハビエル・アキーノ(ビジャレアル)
17.ヘスス・サバラ(モンテレイ)
FW:
9.アルド・デ・ニグリス(モンテレイ)

コンフェデレーションズカップ・グループリーグ順位表
(全日程終了)

…準決勝進出

グループA:

1位 ブラジル
勝点9 得9 失2
得失点差 +7
3勝
(3試合消化)

2位 イタリア
勝点6 得8 失8
得失点差 ±0
2勝1敗
(3試合消化)


3位 メキシコ
勝点3 得3 失5
得失点差 -2
1勝2敗
(3試合消化)

4位 日本
勝点0 得4 失9
得失点差 -5
3敗
(3試合消化)

グループB:

2位 スペイン
勝点9 得15 失1
得失点差 +14
3勝
(3試合消化)

2位 ウルグアイ
勝点6 得11 失3
得失点差 -8
2勝1敗
(3試合消化)


3位 ナイジェリア
勝点3 得7 失6
得失点差 +1
1勝2敗
(3試合消化)

4位 タヒチ
勝点0 得1 失24
得失点差 -23
3敗
(3試合消化)

 サッカーのコンフェデレーションズカップは19日、ブラジルのレシフェなどでグループリーグ・グループA、第2戦の2試合が行われ、日本はイタリアに3−4で逆転負けした。2連敗で同グループ3位以下が確定し、グループリーグ敗退が決まった。イタリアは2連勝。メキシコを2−0で退け2勝目のブラジルとともに、準決勝進出が決定した。
 日本は前半、本田(CSKAモスクワ)と香川(マンチェスター・ユナイテッド)が決めて2点を先行したが、2−1の後半の立ち上がりに連続失点。同24分に岡崎(シュツットガルト)が同点ゴールを挙げたものの、同41分に決勝点を与えた。通算の対戦成績は日本の1分け2敗。日本は22日(日本時間23日)の最終戦でメキシコと対戦する。
 ブラジルはネイマールとジョーが得点した。メキシコは2連敗で敗退となった。

川島永嗣
「引き分けで終われていればグループリーグ突破の可能性があった。もうちょっと落ち着ければ良かった。残念な結果」

吉田麻也
「これだけチームに迷惑をかけた。財産にしないといけない。クリアでよかった」

今野泰幸
「4失点したら勝てない。判断ミスがあった。内容からすれば勝たないといけない試合だった」

長友佑都

「 内容的にはイタリアを上回っていた。W杯まで1年間、僕らが目指す方向性は見えた」

岡崎慎司
「前から(ボールを奪いに)行こうと皆で決めていた。その姿勢は90分間貫けた。いいサッカーをしても負けたら意味がない」

長谷部誠
「(1失点目は)あれは明らかに僕の責任。あの1点で試合の流れが変わった。責任を感じる」

香川真司
「もったいないし、残念で悔しい。いくらシュート数で上回っても、勝ち切らないと何も残らない。それは凄く大きな差だと思う」

本田圭佑
「残念。今は(試合内容を)冷静に考えられない」

日本代表・ザッケローニ監督
「ほんのちょっとの違いで負け、悔しかった。もう少し頑張れたと思う。選手達は正しいプレーをした」

【取り戻した勇気】
 蒸し暑いレシフェの夜。終了の笛が鳴ると長友はピッチに座り込み、本田は足早にロッカーへ下がった。イタリアにあと一歩で競り負け、日本はコンフェデ杯敗退が決定。それでも、試合後場内に響いた「ジャポン」コールが、健闘を物語った。
 屈指の強豪を相手に、序盤から臆することはなかった。前線から出足の鋭い守備を見せ、前から攻める姿勢を鮮明に出したことが3ゴールにつながった。先制点は、ゴール前に詰めた岡崎が倒されて得たPK。2点目は、香川が相手と競りながら左足で鮮やかに決めた。
 攻守で封じ込まれたブラジル戦から中3日。選手達は強い個に対してチーム力で対抗することを確認し合い、ザッケローニ監督は戦う姿勢の重要性を説き続けた。「いい結果ではなかったが、いい内容。少し言うだけで、メッセージを伝えることはできた」。指揮官は満足そうに言った。
 守備には課題が残る。2点をリードされたイタリアは攻撃のギアを入れ、両サイドバックも加わって速攻を繰り出した。シュート数もボール保持率も日本が上回りながら、高い集中力でチャンスを物にされた。4失点。同監督は「イタリアの方がチャンスは少なかったが、うまく得点に結び付けた」と振り返った。
 2連敗で敗退した現実は厳しい。しかし、ザッケローニ監督が掲げる「バランスと勇気」のうち、ブラジル戦で足りなかった「勇気」は十分に示した。1年後のW杯でさらに上を目指すために、イタリア戦で大切な物を取り戻した。

【ザック監督、母国に敗戦】
 2010年8月に日本代表の監督に就任したザッケローニ監督にとっては母国イタリアとの初対戦。前半は2−1とリードして折り返したが、後半開始から7分間で2点を失い、再度追い付きながらも、あと一歩及ばず3−4で敗れた。
 ブラジル戦に続く敗戦で22日(日本時間23日)のメキシコ戦を待たずにグループリーグ敗退が決定。試合前には「予選突破するために来た。負けられない」と話していたザッケローニ監督。「悔しさは残る。もう少し頑張れたはず」と話したものの、それほど落胆の色は濃くなかった。
 「選手は勇気と決意を持ってプレーした。相手は欧州選手権の準優勝チーム。選手達は立派に戦った」と、強豪イタリア相手に健闘した選手達を称えた。
 指揮官が結果以上に重視していたのは「自分達らしいプレーができるかどうか」。ブラジル戦は「何もできず」完敗だったが、この日は持ち味を十分に発揮して、イタリアを慌てさせた。指揮官が話した「ほんのちょっとの差」が世界のトップレベルの戦いでは、結果として大きく変わることも体感できた。W杯まであと残り1年、その差は必ず埋めて見せる。

【川島、4失点も内容に手応え】
 ブラジル、イタリアという強豪に2試合で7失点という結果にも、GK川島は「前回の試合はやりたいことができなかった。今回は立ち上がりからチャレンジできた」と手応えを口にした。
 微妙な判定でPKを取られる不運もあったが、味方の判断ミスやマークのズレから失点するなど、チームとして課題も残った。守護神は「攻める姿勢も大事だけど、結果に対してこだわることも必要」と話した。

【吉田は意気消沈】
 悔やんでも悔やみ切れなかった。吉田は「ブラジル戦に続いて後ろでミスが出てしまって、チームに迷惑を掛けてしまったのが申し訳ない」と肩を落とした。
 吉田が後悔しているのは2失点目の場面だ。2−1の日本リードで迎えた後半立ち上がりの5分、自陣ペナルティーエリア右にバウンドしてボールが入ってきた際、吉田は体を使ってブロックしながらボールをキープしようとしたが、タッチライン際でジャッケリーニにスルリと体を入れられ、ボールを失った。
「クリアするか、体を入れるか迷っていて、2つの選択肢があって、クリアしても良かったけど、周りから声が掛かったんで体を入れようと思ったら入れ替わってしまった」
 ゴール付近で犯してしまった致命的なミス。ボールを奪ったジャッケリーニがクロスを送ると、カバーに戻ってきた内田の足に当たってオウンゴールとなった。吉田のミスが招いた失点だった。
 後半立ち上がりの入り方には気を付けていたはずだった。「ブラジル戦でもそこで失点していたし、チームとしてあの時間帯が凄い重要だっていうのは分かっていた。次の1点が凄く大事っていうのも全員が理解していたので、そういう意味でも僕のミスはいただけなかったし、あそこがカギになったと思う」と吉田は唇を噛む。
 日本は同点に追い付かれた2分後にはPK献上で逆転を許した。主導権を握って優位に試合を進めているなか、わずか3分間で試合をひっくり返された。結果的にこの時間帯の失点が結果に大きく影響を与えただけに、吉田は「チームとして今日みたいにいいサッカーをしている時に、ああいう個人のミスでもったいない形で失点してしまうのは、リズムも崩れるし、非常に申し訳ない」と最後まで反省しきりだった。

【今野、吉田のミスで失点 】
 今野、吉田の両センターバックのミスが失点に直結した。後半41分のジョビンコの決勝点は、今野の中途半端なクリアを拾われたのがきっかけ。今野は「クリアが小さかった。判断ミス。4失点しては試合に勝てない」とうなだれた。
 2−1の後半5分は吉田が自陣の深い位置で相手に体を入れ替えられてボールを奪われ、内田のオウンゴールを招いた。3月のワールドカップ(W杯)アジア最終予選のヨルダン戦に続く大きなミスに「これだけチームに迷惑を掛けた。財産にしないと」と反省しきりだった。

【前向きな長友】
 イタリアセリエAでプレーする長友は、敗戦にも手応えを感じた様子。積極的に攻撃を仕掛ける姿勢をピッチで示し「日本の方向性が見えた」と前向きな言葉を並べた。
 完敗だったブラジル戦とは一転して、左サイドでの高い位置取りから香川とともに好機に絡んだ。それでも、惜しい内容とはいえ負けたのは事実。「こうやれば強豪と(互角に)できるというのが分かった。ただ、イタリアは内容が良くなくても勝つサッカーをした。そこが足りない」と勝負強さを欠いた展開を嘆いた。「今日は1人1人チャレンジしたし、今後何をすればW杯で勝てるか、身をもって知ることができた」。悔しそうだったが、前向きに話していた。

【岡崎、頭でゴール】
 イタリアから同点ゴールをもぎ取ったのは、岡崎だった。2−3の後半24分、遠藤の右FKを近いサイドから頭で決めた。得意とする形での鮮やかなゴールだった。
 先制点にも絡んだ。前半20分、ゴール前へのボールに岡崎が突っ込み、イタリアGKブッフォンに倒されてPKを獲得。これを本田が決めた。
 初戦のブラジル戦は1トップで相手DFの裏へ飛び出す役割を期待されたが、無得点。この日は右MFで愚直にゴールへ向かう自らのスタイルで、貴重な働きを見せた。「得意なスタイルでとにかく前へ、もう失うものもないという感じでいった」と振り返る。
 終盤に再び勝ち越されての惜敗には「引き分けでも可能性を残せた。もったいなかった」と悔やんでいた。

【長谷部「ターニングポイントになる」】
 ブラジル戦に続く敗戦となってしまったが、同じ負けでもブラジル戦のそれとは全く異なるものだった。何もできなかった開幕戦とは打って変わり、内容ではイタリアを凌駕するほどのパフォーマンスを見せ、勝利にあと一歩のところまで迫った。
 最後はイタリアの勝負強さに屈する形となったが、勝っていても不思議ではない試合だった。「全然負ける相手じゃなかったし、俺らのサッカーをしていた」。DF今野は手応えがあっただけに、勝てなかったことに悔しさをにじませた。
 結果的には、2試合目で準決勝進出の道のりは絶たれた。しかし、この試合で得たものは決して小さくない。長友は「内容的にはイタリアより上回っていたと思うし、僕らがW杯出て目指すことの方向性というのは見えてきたかな」と力を込める。
 イタリアを押し込み、ギリギリのところまで追い詰めた。ミスが出ても自分たちのスタイルを貫き、強敵に何度も冷や汗をかかせた。「今日の試合は間違いなく日本代表のターニングポイントになると思う」。キャプテンの長谷部は悔しい敗戦にも前を向いていた。

【香川、レベル差痛感】
 前半33分、香川が日本の2点目を決めた。右CKからの流れの中、クリアボールを今野が懸命につなぎ、香川はペナルティーエリア内で守備陣に囲まれた狭いスペースで抜け出した。素早くターンし、左足ボレーシュートをゴール右隅に。「うまく反転できた。あの場面は冷静にシュートできた」。技ありの一撃には、GKブッフォンも反応できなかった。
 完敗したブラジル戦では、本来の力を出し切れずに終わった。奮起したこの日は、試合を通して果敢にチャンスをつくり続け、存在感を示した。ボール支配率で相手を上回った内容だったが、敗戦に「相手は数少ないチャンスを全部決めてきた。そこが差」。反省を口にしていた。

【納得しない本田】
 イタリア戦の惜敗に、本田は「正直、いい試合をしても意味がない。大会が終わったのは事実」。2連敗で敗退した厳しい現実を受け止めた。
 前半20分に岡崎が倒されてPKを得ると、本田はボールを抱えてペナルティースポットに仁王立ち。イタリアGKブッフォンと対峙(たいじ)し、左足でゴール右下隅に決めて先制点とした。ゴール以外でも、トップ下で左MFの香川と近い距離で連係し、チャンスを演出。存在感を見せた。
 それでも、結果には納得していない。「俺が散々でかいことを言って、みなさん(報道陣)に何を書かれても、PKでの得点しかない。それを受け止めないと。しっかり、またでかいことを言えるように準備したい」。さらなるレベルアップを誓っていた。

【香川が異例のMOM選出】
 香川は前半33分、強烈な左足ボレーを叩き込んで日本に追加点をもたらした。こぼれ球を今野がつなぐと、キエッリーニと競り合いながらゴール前で反転して左足でシュート。GKブッフォンは動けず、イタリアDFは呆然。大金星への期待を抱かせる鮮やかなゴールを決めるなど、90分間持ち味を発揮した。
 それでも強豪相手に競り負け、試合後は「悔しいです。世界のレベルの中で、勝ち切らないと意味がない。もったいないし、残念。内容で上回っても、勝ちきらないと何も得られない」。敗戦で肩を落とす香川の口から出たのは無念の言葉だけ。それでも、敗戦チームからは今大会初となるマン・オブ・ザ・マッチに選出され、強豪マンチェスター・ユナイテッドの一員としての実力を世界の舞台で証明した。

【ザック監督「とても後押ししてくれた」】
 「ジャポン、ジャポン」。サッカーのコンフェデレーションズカップで19日、日本代表がイタリア代表に惜敗したブラジル北東部レシフェのスタジアムでは、日本への大きな声援と拍手が響いた。ザッケローニ監督は「声援してくれたのは日系人ではなく一般のブラジル人ばかり。とても後押ししてくれた」と振り返った。
 約150万人の日系社会を抱えるブラジルではまじめな日系人への信頼が厚く、非日系の人も親日感情が強い。レシフェは主要都市から遠く、約4万人が埋まったスタンドは、日本から訪れたサポーターはまばら。組織立った応援はなかった。
 「日本を応援しに来た」と言うブラジル人男性は試合前「イタリアが日本に敗れればブラジルのグループリーグ1位通過の可能性が強まる」と、理由を話していた。スタンドには日の丸を顔にペイントしたブラジル人も目立った。敗れはしたものの「予想外の健闘」(地元記者)をした日本代表に試合後も、惜しみない拍手が送られた。

【伊紙評価、香川・本田・岡崎に高採点】
 19日に行われたサッカーのコンフェデレーションズカップ・グループリーグでイタリアに3−4で敗れた日本について、20日付のイタリア各紙は攻撃陣を高く評価した。
 ガゼッタ・デロ・スポルト紙は得点者の香川(マンチェスター・ユナイテッド)、本田(CSKAモスクワ)、岡崎(シュツットガルト)にチーム最高の7点を付けた。
 ザッケローニ監督についてもガゼッタ紙とコリエレ・デロ・スポルト紙が7点でトゥット・スポルト紙が6.5点と高い採点だった。
 ガゼッタ・デロ・スポルト紙は香川を「その実力がわかった。左サイドで大暴れした」としてベスト選手に選出。本田については「バイクのように」動き回ったと苗字にかけて称賛。ザッケローニ監督に対しても「親愛なるザックよ、日本は何て素晴らしいんだ!」と賛辞を送った。
 その他の選手では、4失点を喫したスタメンDFの4人には5.5点。イタリアでプレーする長友には「30分間は良かったが、その後は普通になった。と言うより『インテル化』した」と低調なシーズンを送ったチームに言及した。その他の日本の選手達には、出場時間の短かった中村憲を除いて6点が付けられた。
 イタリアでは、内田のオウンゴールを誘発するなどのプレーを見せたジャッケリーニに最高の7点。バロテッリ、ジョビンコにそれに次ぐ6.5点が付いた。
 最低点は前半途中で交代となったアクイラーニで4.5点。決定的な仕事のできなかったピルロや、岡崎のPK獲得につながるバックパスを出したデ・シリオなどは5点となり、ピルロについては「ザックはメキシコのようには彼に自由を与えなかった」と日本が同選手を抑え込んだことを評価した。

【したたかだったイタリア】
 初戦が16日だったイタリアは試合の間隔が日本より1日短く、疲労が残るせいか動きが重かった。序盤の劣勢を見かねたプランデッリ監督は前半30分に早くも選手を交代。「中盤の推進力がなかったのでFWを増やして攻め方を変えた。これで流れが変わった」と話した。
 3−2から追い付かれ、さらに猛攻を浴びたが慌てなかった。守備一辺倒にならずカウンター要員を残し、最後はこれが奏功して勝ち越した。監督は「勝利への強い意欲を示せた」と留飲を下げていた。

【伊指揮官「誤審が多かった」】
 イタリアの3点目は、長谷部がハンドの反則を取られたPKから生まれた。シュートは腕に当たったが、意図的ではなかったのは明白だっただけに厳しい判定だった。前半は日本にもPKが与えられた。
 試合後は両監督に対し、アルゼンチンの審判団に対する質問が出た。日本のザッケローニ監督はコメントを控えたが、イタリアのプランデッリ監督は「双方ともPK(の判定)は怪しかったし、誤審が多かったように思う」と批判した。

【バルザーリが本田を絶賛】
 イタリアセリエA、ユベントスのイタリア代表DFアンドレア・バルザーリが日本との試合について、MF本田圭佑に感銘を受けた。
 日本を4−3で破ったイタリアは準決勝進出を決めた。だが、バルザーリは試合後、アジア王者の強さに驚きを隠せない様子で、「日本が良い選手を揃えているとは何となく知っていたが、これほど強いチームとは思っていなかった。本田はファンタスティックだった。彼は香川と同様、世界中のどのチームに行ってもレギュラーになれるだろう。だが、日本は本田と香川だけじゃなかった。とても組織された良いチームだった」と語った。

≪超サカ採点表≫
イタリア代表
GK:
1.ブッフォン 5.5
3失点を喫したが、好セーブを披露していた
DF:
2.マッジョ 5.0
攻撃に出られず守備に忙殺
(59分20.アバーテ 5.0)
終盤にかけて相手の猛攻に苦しんだ
15.バルザーリ 5.5
キエッリーニの不安定さをカバーできなかったが終盤の相手の猛攻を何とか凌いだ
3.キエッリーニ 5.0
立ち上がりから集中力を欠くプレーが散見
5.デ・シリオ 4.5
不用意なバックパスでPK献上のきっかけを作ってしまった
MF:
16.デ・ロッシ 6.5
唯一、中盤の中で奮闘していた。CKから得点も奪う
21.ピルロ 5.5
CKからアシストを記録。しかし、流れの中では日本のプレスをかわせず、ボールロストも多かった
7.アクイラーニ 5.0
何もできないまま前半の途中で交代
(30分10.ジョビンコ 6.0)
積極的にシュートを放ってPKを獲得。決勝点も奪った
18.モントリーボ 5.0
あまりボールに絡めず、持ち味を発揮し切れなかった
22.ジャッケリーニ 6.5
飛び出しをケアされ、ボールを引き出せなかった。それでも、粘りのチェイシングでボールを奪い、オウンゴールを誘発した
(68分8.マルキージオ 5.5)
得意の飛び出しから決勝点をアシスト
FW:
9.バロテッリ 5.5
相手にうまく対応されて、良い形でシュートを打てなかったが、要所で強さを見せた
監督:
プランデッリ 6.5
日本に試合を通して圧倒されたが、カードを切る判断の早さはお見事
日本代表
GK:
1.川島永嗣 5.5
4失点も、枠内のシュートにはよく反応していた
DF:
6 内田篤人 6.0
オウンゴールを献上も攻守に奮闘
(73分21.酒井宏樹 5.5)
恐れることなく前に出ていった
22.吉田麻也 4.5
試合を通しての内容は悪くなかったが、一瞬の躊躇が大きな失点に繋がった
15.今野泰幸 6.0
バロテッリの強さに苦しみながらも十分に渡り合った
5.長友佑都 5.5
抜群の運動量で左サイドを制圧。しかし、マルキジオのマークを外し、決勝点を奪われた
MF:
9.岡崎慎司6.5
執拗にボールホルダーへとプレスをかけて、ボールを刈り取った。2得点に絡んで結果も残す
17.長谷部誠 6.0
狙いを定めたインターセプトでボール奪取するなど、精力的な動きを見せた
(90+1分中村憲剛 --)
4.本田圭佑 6.0
序盤の動きは重かったが、時間の経過と共に存在感を増した
7.遠藤保仁 6.5
ポジショニングの良さを見せて、相手のパスコースを遮断。攻守のつなぎ役もそつなくこなし、セットプレーから岡崎のゴールをアシスト
10.香川真司 7.0
卓越したドリブルで本田とともに攻撃を構築した。素晴らしいシュートで2点目をGET
FW:
18.前田遼一 5.5
攻守においてチームに貢献。序盤の絶好機は決めたかった
(79分11.ハーフナー・マイク 5.0)
またしても存在感を示すことはできなかった
監督:
ザッケローニ 4.5
お決まりの選手交代で流れを呼び込めず、相手監督と対照的に後手後手の選手交代。負けている状況で、後半ロスタイムの選手交代も疑問


ドロー
国際親善試合結果

女子日本代表1−1女子ニュージーランド代表
(ベストアメニティスタジアム)
≪得点者≫
女子日本代表:大儀見優季21
女子ニュージーランド代表:ロンゴ83
≪出場メンバー≫
女子日本代表
GK:
1.福元美穂(岡山湯郷)
(46分18.海堀あゆみ(INAC神戸))
DF:
2.有吉佐織(日テレ)
3.岩清水梓(日テレ)
4.熊谷紗希(フランクフルト)
13.宇津木瑠美(モンペリエ)
MF:
9.川澄奈穂美(INAC神戸)
(77分15.丸山桂里奈(大阪高槻))
10.澤穂希(INAC神戸)
(59分14.田中明日菜(INAC神戸))
6.阪口夢穂(日テレ)
7.安藤梢(フランクフルト)
(59分11.大野忍(リヨン))
8.宮間あや(岡山湯郷)(cap)=29分、=35分=
FW:
17.大儀見優季(ポツダム)
ベンチ:
GK:
21.天野実咲(仙台)
12.山根恵里奈(千葉)
DF:
23.渡辺彩香(INAC神戸)
5.坂井優紀(仙台)
22.長船加奈(仙台)
MF:
20.中島依美(INAC神戸)
24.上尾野辺めぐみ(新潟)
19.山崎円美(新潟)
25.木龍七瀬(日テレ)
FW:
16.岩渕真奈(ホッフェンハイム/ドイツ)

 サッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」は20日、佐賀県鳥栖市のベストアメニティスタジアムで行われた国際親善試合のキリン・チャレンジカップでニュージーランド代表と1−1で引き分けた。
 澤(INAC神戸)、宮間(岡山湯郷)が、銀メダルに輝いた昨年のロンドン五輪以来となる代表復帰を果たしたなでしこジャパンは前半21分、有吉(日テレ)のクロスを大儀見(ポツダム)が直接合わせて先制したが、前半終了間際に宮間が2枚目の警告で退場となった。1人少ない日本は後半ニュージーランドに攻め込まれ続け、同38分に同点弾を許した。
 なでしこジャパンはこの後、メンバーを25人から18人に絞って欧州遠征に出発、26日にイングランド代表、29日にドイツ代表と親善試合を行う。

【佐々木監督、ドローに渋面】
 なでしこジャパンの佐々木監督は、ロンドン五輪以来の復帰となるMF澤らベストメンバーを揃えながらドローに終わった一戦を振り返り「コンディションがまだまだ」と渋い表情で話した。
 前半12分に有吉のクロスに合わせた大儀見のゴールで先制しながら、前半終了間際の45分に宮間がこの日2枚目のイエローカードを出され退場。先制点については「素晴らしい、本当にいい形から入ったと思います」と称えたものの、「1人少なくなる前からボールの動かし方とかがね。あれくらいのプレッシャーにやられては」とリードしてからの戦い方には苦言。
 「ニュージー(ランド)も質が上がって非常にいいチームだったので、我々の今の段階ではこの程度しかできなかったのかなと反省したい」と26日(イングランド戦)、29日(ドイツ戦)にも控える国際親善試合に向けチーム状態を上げる必要性を口にした。

【澤「結果が全て」】
 降りしきる雨の中、10人で最少得点を守り切っていたなでしこジャパンだが、残り10分を切ったところで同点を許した。
 1年ぶりに日の丸を背負い代表に復帰し、途中交代したMF澤は「ラスト数分まで(1点を)守っていたけど残念。結果が全てと思った」と、1人欠けたとはいえ、逃げ切れなかった試合に悔しさが滲んだ。
 今季はポツダムで18得点を挙げ、ブンデスリーガの得点王に輝き、この日も先制ゴールを決めたFW大儀見は「簡単に失点した。もっと大事にいかないと」と同点に追い付かれたシーンでディフェンスに隙があったことを反省点に挙げた。
 それでもゴールをアシストした、今回の会場となった佐賀出身のDF有吉らの活躍を収穫ととらえ「これをベースに進化していければ」と、今後の欧州遠征での成長を期待した。

【キャプテン宮間、前半で退場】
 昨年のロンドン五輪以来となるキャプテンマークを巻いて試合に臨んだ宮間が、前半で警告を2枚受け、早々に退場した。
 立ち上がりから前線へのロングキックなどで好機を演出。チーム全体にもリズムが出始めた直後の出来事だった。10人となった後半、守備に追われたチームメートに「迷惑をかけてしまい、申し訳ない」と平謝りするしかなかった。

【有吉が地元試合で先制点アシスト】
 右サイドバックで先発した有吉が先制点をアシストした。熊谷からのロングパスを受けて顔を上げ、前線の2選手が動きだすのを確認。「スペースがあったので、それをめがけて出した」と正確なクロスでボールを大儀見に供給した。
 サイドバックの鮫島(仙台)、近賀(INAC神戸)がケガで招集されず、巡ってきた先発の座だった。地元の佐賀で存在感を示した25歳は「もっともっと自分の(プレーの)質を上げていきたい」と飽くなき向上心を見せた。

【ニュージーランド、後半に日本圧倒】
 ニュージーランドは0−1で迎えた後半、10人となった日本にシュート7本を浴びせるなど圧倒した。38分に右クロスを受けた21歳のロンゴが同点ゴールを決め、引き分けに持ち込んだ。
 先発11人の平均年齢は、日本よりも約3歳若い23.5歳。レディングス監督は「11人対11人だった前半もよくやっていた。勝ちたかった」と手応えを深めた様子だった。

女子日本代表メンバー25名
GK:
1.福元美穂(岡山湯郷)
21.天野実咲(仙台)
18.海堀あゆみ(INAC神戸)
12.山根恵里奈(千葉)
DF:
3.岩清水梓(日テレ)
2.有吉佐織(日テレ)
14.田中明日菜(INAC神戸)
23.渡辺彩香(INAC神戸)
13.宇津木瑠美(モンペリエ/フランス)
5.坂井優紀(仙台)
22.長船加奈(仙台)
4.熊谷紗希(フランクフルト/ドイツ)
MF:
10.澤穂希(INAC神戸)
9.川澄奈穂美(INAC神戸)
20.中島依美(INAC神戸)
7.安藤梢(フランクフルト/ドイツ)
8.宮間あや(岡山湯郷)
24.上尾野辺めぐみ(新潟)
19.山崎円美(新潟)
6.阪口夢穂(日テレ)
25.木龍七瀬(日テレ)
FW:
11.大野忍(リヨン/フランス)
15.丸山桂里奈(大阪高槻)
17.大儀見優季(ポツダム/ドイツ)
16.岩渕真奈(ホッフェンハイム/ドイツ)


組み合わせ
アジアチャンピオンズリーグ準々決勝組み合わせ

8月21日(水)&9月18日(水)

※左チームが第1戦ホーム

アル・アハリ(サウジアラビア)vsFCソウル(韓国)
エステグラル(イラン)vsブリーラム・ユナイテッド(タイ)
(日本)vsアル・シャバブ(サウジアラビア)
広州恒大(中国)vsレクウィヤ(カタール)

 アジアチャンピオンズリーグ(ACL)の準々決勝以降の組み合わせ抽選が本日20日、クアラルンプール(マレーシア )で行われ、日本勢で唯一8強に進出した柏レイソルは準々決勝(8月21日、9月18日)でアル・シャバブ(サウジアラビア)と対戦することが決まった。
 柏は準々決勝を勝ち抜いた場合、準決勝では広州恒大(中国)vsレクウィヤ(カタール)の勝者と対戦する。


新監督
 サッカーのオランダエールディビジで、日本代表のハーフナー・マイクと安田理大が所属するフィテッセは19日、元オランダ代表DFのピーター・ボス氏(49)が新監督に就任すると発表した。ボス氏は現役時代、Jリーグの市原(現千葉)などでプレー。今季はヘラクレス(オランダ)で指揮を執った。
 今季はヘラクレスの監督を務めたボス氏だが、フィテッセ側が高額の契約解除金を支払うことで就任が決まった。詳しい契約内容などは本日20日にフィテッセ側から発表される。
 現役時代にフェイエノールト(オランダ)などで活躍したボス氏はフランス、ドイツのクラブを渡り歩き、1999年にはJリーグのジェフユナイテッド市原(現千葉)に加入。引退後は平山相太の所属していた当時のヘラクレス監督に就任するなど日本でも馴染みの深い人物となっている。
 なお、フィテッセは今季、国内リーグを4位と躍進を見せ、来期の欧州リーグ出場権も獲得したが、シーズン終了とともにフレッド・ルッテン前監督の退任が発表されていた。


骨折
 ブラジル・サッカー連盟は19日、チェルシー(イングランド)所属の同国代表DFダビド・ルイス(26)が、19日に行われたメキシコとのコンフェデレーションズカップ・グループリーグ第2戦で鼻骨を骨折したと発表した。
 FWネイマールのゴールで前半9分に先制したブラジルだが、D・ルイスは30分過ぎにペナルティーエリア内での空中戦でチームメートと衝突し、鼻を負傷した。鼻血を出した同選手は、2度にわたってピッチの外で治療を余儀なくされ、ブラジルはその間、10人でのプレーを強いられたが、その後復帰したD・ルイスは最終的にフル出場した。
 D・ルイスは今後、フェイスガートを着用して試合に出場する見込み。
 D・ルイスは試合後、「鼻が折れている。でも、それも試合の一部。大会が終わるのを待って、それから手術しなければいけないだろう」と話した。
 準決勝進出を決めたブラジルは22日、グループリーグ最終戦でイタリアと対戦する。


超サカFLASH

全治4ヶ月
 J1鹿島は本日、DF昌子源が右膝外側半月板損傷で全治約4ヶ月と診断されたと発表した。18日の練習中に負傷し、19日に手術を受けた。

退団
 J1新潟は本日、ブラジル人FWブルーノ・ロペス(26)の退団を発表した。期限付き移籍で今季終了までプレーする予定だったが、協議の末にデスポルチーボ(ブラジル)へ復帰することが決まった。

退団
 J1甲府は本日、3月に加入したパラグアイ出身のFWホセ・オルティゴサ(26)が家庭の事情により退団すると発表した。

獲得
 サッカー女子プレナスなでしこリーグの大阪高槻は本日、タイ代表主将のMFジョッピー(26)を獲得したと発表した。21日からチーム練習に合流する予定。契約は12月末まで。

完全移籍
 イタリアセリエAのユベントスは19日、ガーナ代表MFクワドゥオ・アサモア(24)について、同リーグのウディネーゼとの共同保有を終了し、ユベントスの選手として新たに4年間の契約を結んだと発表した。ユベントスは今後3年間で、ウディネーゼに合計900万ユーロ(約11億6000万円)を支払う。今季ユーベに加入したアサモアは、リーグ戦27試合試合に出場して2ゴールを記録。チームのリーグ連覇に貢献したことで、クラブは単独保有を希望していた。ユーベはまた、ウディネーゼと共同保有しているチリ代表MFマウリシオ・イスラとイタリア人FWクリスティアン・パスクァートについては、契約を来年6月まで延長したと発表した。

完全移籍
 イングランドプレミアリーグのウェストハムは19日、今季リバプール(イングランド)から期限付き移籍で加入していたイングランド代表FWアンディ・キャロル(24)を完全移籍で買い取ったことを発表した。地元メディアによれば、契約は6年で2年の延長オプションが付帯しており、移籍金はクラブ史上最高額の1550万ポンド(約23億3000万円)。

5人負傷
 中国のニュースサイト、新民ネットによると、上海市の大学で本日20日、交流行事のために訪れたサッカー元イングランド代表の有名選手デイヴィッド・ベッカム(38)を見ようと観客が殺到し、押し倒された警備員ら少なくとも5人がケガをした。ベッカムは上海市にある同済大のサッカーチームと交流するため大学のグラウンドを訪問。グラウンドの入り口が開いた際、警備員が、押し掛けた観客の下敷きになるなど混乱した。ケガ人には留学生1人が含まれているという。

難民キャンプ
 国連が定める「世界難民の日」の本日20日、タイ北西部ウンピアムにあるミャンマー難民キャンプで、日本の非政府組織(NGO)が主催し、元Jリーガーらが参加して「サッカーフェスティバル」が開かれた。子供達がサッカー教室や試合、絵本の読み聞かせに参加した。主催したのは「シャンティ国際ボランティア会(SVA)」で、元Jリーガーは現在「Jリーグ・アジアアンバサダー」を務める丸山良明さん(38)。雨交じりの天候の中、丸山さんはキャンプ内のグラウンドで8〜10歳の子供20人と共にボールを追い掛けた。図書館では約50人の子供達にサッカーの絵本を読み聞かせた。タイのミャンマー国境近くには9カ所のミャンマー難民キャンプがあり、少数民族カレンを中心に計約14万人が暮らす。ミャンマーで民主化が進む中で帰還などが課題となっている。


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