東アジアカップを制した日本代表が凱旋帰国!!NEW!
夏の移籍市場完全反映版!!
東アジアカップの日本代表完全収録版!!

PS3版ウイニングイレブン2013完全修正データ

本日の超最新情報
2013年07月29日(月)

INDEX

初優勝
東アジアカップ第3戦(最終戦)
韓国代表1−2日本代表
日本代表は完全アウェーの中、柿谷曜一朗の2ゴールで韓国を撃破して初優勝!得点王には3得点の柿谷曜一朗が輝き、大会MVPには山口蛍が選出!

凱旋帰国
東アジアカップで初優勝を飾った日本代表が開催地の韓国から凱旋帰国!大会3ゴールで得点王になった柿谷曜一朗は「嬉しくて、昨日は興奮して眠れなかった」

17.8%
昨夜フジテレビ系列で生中継された東アジアカップ最終戦、韓国代表vs日本代表戦の平均視聴率が17.8%、瞬間最高視聴率が22.5%の高視聴率を記録!

抗議文提出
ソウルで28日に行われた東アジアカップ男子日韓戦で、韓国の応援団が歴史問題で日本を非難する巨大な横断幕、『歴史を忘れた民族に未来はない』と掲げたことに対し、日本サッカー協会が主催の東アジア連盟に抗議文を提出!

GOAL
ロシアプレミアリーグ第3節
ロコモティフ・モスクワ1−2CSKAモスクワ
ゼニト・サンクトペテルブルク1−1クバン・クラスノダール
クリリア・ソベトフ1−1アンジ・マハチカラ
テレク・グロズヌイ0−0ルビン・カザン
ディナモ・モスクワ1−4スパルタク・モスクワ
ウラル1−2ボルガ・ニジニー
ロストフ3−0トム・トムスク
本田圭佑はトップ下でフル出場し、左足の強烈FKから先制ゴールをGET!2位CSKAは競り勝って2連勝!

フル出場
ベルギージュピラーリーグ第1節(開幕戦)
メヘレン0−2スタンダール・リエージュ
アンデルレヒト2−3ロケレン
リールセ1−2ズルテ・ワレヘム
クラブ・ブルージュ2−0シャルルロワ
ゲンク3−0オーステンデ
コルトライク1−0ルーベン
モンス1−1サークル・ブルージュ
ワースラント・ベベレン1−1ゲント
川島永嗣はフル出場で完封勝利に貢献!永井謙佑はベンチ外、左膝靭帯を断裂した小野裕二は欠場!昨季4位のスタンダールは快勝発進!3連覇を目指すアンデルレヒトは黒星発進!

優勝
北中米カリブ海ゴールドカップ決勝
アメリカ1−0パナマ
アメリカが勝利し、2007年大会以来となる3大会ぶり5度目の優勝!

本日の超サカFLASH
ヤングボーイズFW久保裕也がトゥーン戦で2ゴール1アシストの大活躍ほか


本文
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初優勝
東アジアカップ第3戦(最終戦)結果

韓国代表1−2日本代表
(ソウルオリンピックスタジアム/47258人)
≪得点者≫
韓国代表:ユン・イルロク33
日本代表:柿谷曜一朗25、90+1
≪出場メンバー≫
日本代表
GK:
12.西川周作(広島)
DF:
3.駒野友一(磐田)(cap)
16.栗原勇蔵(横浜M)=83分
36.森重真人(FC東京)
5.槙野智章(浦和)
(52分6.徳永悠平(FC東京))
MF:
9.工藤壮人()
(70分14.山田大記(磐田))
17.山口蛍(C大阪)
28.青山敏弘(広島)=77分
11.原口元気(浦和)=24分
29.高萩洋次郎(広島)
(88分33.豊田陽平(鳥栖))
FW:
30.柿谷曜一朗(C大阪)
ベンチ:
1.林卓人(仙台)
23.権田修一(FC東京)
DF:
35.千葉和彦(広島)
4.森脇良太(浦和)
26.鈴木大輔()
MF:
20.高橋秀人(FC東京)
31.扇原貴宏(C大阪)
FW:
32.齋藤学(横浜M)
21.大迫勇也(鹿島)

フォーメーション
(4-2-3-1)

    30
11  29   9
  28  17
5  36  16  3
    12

≪各種データ≫
韓国日本
ボール支配率:
48%:52%
シュート数:
11:6
直接FK数:
17:15
間接FK数:
2:0
CK数:
12:2
GK数:
3:12
PK数:
0:0

東アジアカップ順位表
(全日程終了)

グループA

優勝 日本
勝点7 得8 失6
得失点差 +2
2勝1分
(3試合消化)

2位 中国
勝点5 得7 失6
得失点差 +1
1勝2分
(3試合消化)

3位 韓国
勝点2 得1 失2
得失点差 -1
2分1敗
(3試合消化)

4位 豪州
勝点1 得5 失7
得失点差 -2
1分2敗
(3試合消化)

 サッカーの東アジアカップ最終日は28日、ソウルオリンピックスタジアムで男子の2試合が行われ、日本は柿谷(C大阪)が2ゴールを決めて韓国に2−1で競り勝ち、2勝1分けの勝ち点7で初優勝した。得点王には3点の柿谷が輝き、最優秀選手にはMF山口(C大阪)が選ばれた。
 日本はホームの韓国に終始押される展開となったが、前半25分に柿谷が先制。1−1で迎えた後半ロスタイムには決勝点を奪った。敵地で韓国に勝つのは8年ぶりで、国際Aマッチの対戦成績は日本の13勝22分け(PK勝ち3、PK負け1を含む)38敗となった。
 韓国は2分け1敗の勝ち点2で3位。中国は4−3でオーストラリアに勝ち、同5で2位となり、オーストラリアが同1で最下位だった。

森重真人(FC東京)

「正直、楽しむっていう余裕はほとんどなかったけど、しっかりいろんなことを考えながら日本代表のやり方だったり、今の自分の立ち位置だったりをしっかり考えながら、過ごせた期間だったかなと思う」

代表には吉田、今野というレギュラーがいる中、アピールしようと思ってやったと思うが?
「これだっていうのはないけど、全体的な印象では、できたんじゃないかなっていう手応えはあるので、この先どうなるかっていうのは分かんないけど、しっかりまたチームに戻ってやるべきことをひたすらやりたい」

今野と似たタイプの選手なので、代表に入れば彼と競争することになるが?
「今野さんの凄さは自分が一番分かってるつもりだし、まだまだ自分には足りないところはある。でも、勝っている部分ももちろんあると思うし、まだまだ自分が上を見ながらやっていくだけだと思うので、それが結果的にいい結果につながればいいし、ダメだったらまた取り組めばいいので、その繰り返しだと思う」

槙野智章(浦和)

「この大会でタイトルを取りたいという思いが一番強かったし、あとはJリーグを盛り上げていきたいという話をしていたし、海外組だけじゃないぞという思いはみんな持っていると思う」

優勝という言葉はどれくらい出ていた?
「チームの雰囲気が悪かったり、元気がない時。チームがいい時は、みんなからポジティブな声が出てくるけど、連戦で疲れた時、チームに活を入れる時には大事な言葉だったのかなと思う。キーワードになっていた」

柿谷が活躍したが?
「相手チームの選手としては凄く嫌な相手だったけど、一緒にやっているにあたって、チームのために献身的にやっているし、頼もしい選手だと思った」

普段の様子は?
「真面目です。しっかり練習もするし、あれだけメディアに取り上げられ、ゴールも決めているにも関わらず、天狗にもなることなく献身的に守備もするし。この先、同じサッカー選手としても、彼がヨーロッパでやることを楽しみにしている」

ロッカーで監督から何か言われたことは?
「監督いたかな(笑)。とりあえず、ワチャワチャしていた」

柿谷が、槙野と森脇がチームをうまく盛り上げてくれたと言っていたが?
「一番大事なのは、これだけ長い合宿の中で、一緒にやったことのないメンバーでやる上で同じ方向をみんなで目指してブレないことだと思っていた。試合に出る選手も、出られない選手もいた中で、同じ方向を向くこと。あえてチームに対して危機感を与えるような、優勝という言葉を連呼していた。ただ、この大会に参加するだけじゃなくて、個人のアピールをするだけじゃなくて、まとまりを持ってタイトルを取りにいこうという話をしていたし、それがいい雰囲気になったと思う」

真面目なことをやる中でも、バカをやることもあると思うが、そのさじ加減は?
「監督にも怒られるし、メリハリの部分かな。試合が近づいてくると、バカなことはしないけど、チームにいい刺激、いい緊張感を与える時にそういうことをやる。ただただ静かに、黙々とやるのは好きじゃないし、どうせキツい練習をやるなら楽しくやりたい。そういう風には心がけている。初めてやる選手もいて、オリンピックのメンバーもいて、名前は知っているけど一緒にやったことのない選手もいたけど、みんなが1つのチームになった。このメンバーで臨める試合はないし、やるんだったら楽しくやろうと話していた」

交代はケガ?
「脱水です。ハーフタイムの時に、手足のしびれと嘔吐があったので、無理できないと思っていた。監督にも、最初から100%で行って、ダメなら交代すると言われていたので、できるところまでやろうと思っていた」

試合前からコンディションが悪かった?
「そんなことはない。ちゃんと水も飲んでいたし、なんでかな?頑張りすぎたかな?(笑)」

守備で?
「攻撃はなかったから(笑)。元気と2人で、守備ばっかりしているなオレらって話していた(笑)」

こんなに押し込まれるとは思わなかった?
「こんなに押し込まれるとは思わなかった(笑)」

想定外?
「最初は、今までの経験を踏まえ、アウェーの韓国は独特の難しいゲームになると思っていたけど、もうちょっと時間が経つにつれて落ち着くかなと思っていた。45分押された中で、後半の45分は相手も落ちるなとは思っていた。欲を言えば、あそこで失点を抑えられれば良かったけど」

守備がハマらなかった?
「最後のところはやらせなかった。ボールは持たせていたけど。ボールを奪った後のところが一番の問題。守備に追われて、サポートの距離も遠かった。奪った後はパスが1つ、2つつながるかどうかだったので」

イメージよりも奪う位置が低かった?
「苦し紛れのロングボールのクリアも数多くなっていたし。そこからカウンターで1点取れたことはチームとしてはよかったと思う」

CKが2本だったが?
「今日に限っては、右のコマちゃん(駒野)と僕があまり上がれず、その結果を見てもクロスまでいけていなかった。攻撃までいけていなかったのは事実だし、守備に追われていたのは事実かな」

2試合好調だった攻撃陣が今日は不調で、逆に守備陣の奮闘が光ったが?
「守備も頑張っていたし、あれだけ我慢していたことが最後のゴールにつながったかなと思う。ボールを持たせても最後のところはやられていなかったので、そこまでやられている感は正直なかった。もちろん苦しかったけど」

山口螢(C大阪)

MVPだったが?
「オレでいいのかなと。誰が見ても(柿谷)曜一朗だと思うので(笑)」

中国戦では寄せのところでいけなかったと言っていたが、今回は出せたのでは?
「後半は多少なりとも行けたかもしれないけど、前半はかなり相手に押し込まれて、チーム全体としても凄い下がってしまっていて、なかなか前にいけなかった。そういう意味では、自分の中で全然いい印象を持って優勝したという感じではなかった」

前半から韓国が勢いよくきていた中で、どういうことを考えていた?
「なかなか前で起点を作れていなかったし、押し込まれる時間帯が長かったので、前半をゼロに抑えようと思っていた。ただ、ミドルシュートで1点を失ってしまって、そこは3人でコミュニケーションを取って、誰が寄せるのかをはっきりとさせた」

数的優位をサイドで作ってくるという話だったが?
「今日は試合を通じてうちの守備陣形が凄く中でがんばっていることもあって、サイドで起点を作られるシーンがかなり多かった。そういうところに入った時にどう守るのか、これからうまくやっていく必要がある」

3試合を終えた中での感触は?
「個人的にはまだまだだと思う。大会は終わったので、一旦忘れて、セレッソに帰って、結果をしっかり残すことに集中したい。たしかにいい経験にはなったけど、これで満足するわけにはいかないので、とりあえず今は頭も切り替わっているので、チームに帰って、やることをやりたい」

優勝して、MVPも取ったが、どのような気持ち?
「韓国相手に勝ったけど、本当に日本らしいサッカーをして勝ちたいという思いが凄くあるので、嬉しい反面、少し悔しい気持ちもある」

山口の粘り強さが出てMVPに選ばれたと思うが、選手として精神的に周りに影響を与えるために必要なことは?
「自分の判断の部分でも、前にいけるシーン、もっと強引に取りにいけるシーンはたくさんあったけど、チームの守り方があるので、抑えていた部分もある。もし、こういうチャンスがあれば、次はそういうところをもっと思い切って出していければいいなと思う。この大会は優勝することを目標にまず入ったので、自分のアピールはあまり出さなかった」

仮にメンバーに残れたら、チームの中で自分を出していく?
「次からは、選ばれれば特徴をもっと出していく必要がある。ただ、チームでそういうプレーをよりたくさんやる必要がある」

青山敏弘(広島)

前半はかなり押し込まれた中で、後半の最初の方は持ち直せたように見えたが?
「ラインを上げることと、ポジショニングを前にすることをした」

1点目のアシストは狙い通り?
「狙い通りですね。(柿谷)曜一朗がいいポジションを取っているのは分かっていたし、動き出しも中国戦で1本、動いてくれていて、その1本でそういう動きもあるんだっていうのが、僕も曜一朗も生かせたと思う。それ以外、あまり縦パスを入れられなかったというか、ボールを持っていなかったので、彼の良さを出せなかったけど、1本でもチャンスを作れたら決めてくれる選手がいる。そういう状況にしたのは自分達なんだけど、そこがもうちょっとうまくいけば、もっとチャンスは増えていくと思う。だから、もうちょっと彼の良さを出せるようなプレーができれば良かったと反省している」

大会を通しての感想は?
「1戦目はそんな悲観する必要はなかったと思う。アウェーの地でどれだけできるかにチャレンジしていたけど、はっきり言って何もできなかったし、そういう時にリーダーシップを発揮して落ち着かせるようなプレーをするのがボランチだと思うので、流れとか、そういうプレーを読みながらプレーできなかったのがまだまだ経験不足だと思う。実際、こんなにアウェーでサッカーをするのは初めてだった。そういったものを含めて、成長していかなければいけないと思う」

原口元気(浦和)

2点目につながるシュートは?
「コマさん(駒野)からのパスだった。89分間守備をしていたけど、最後にああいう形で1つ仕事ができたのは、苦しい戦いの中で1つの成長かなと思う」

自分で決めたい気持ちもあった?
「センタリングか迷ったけど、打つことによって何かが起きるかと思ったので。そのまま入っちゃえば良かったけど、カキくん(柿谷)がうまく詰めてくれたので良かった」

この大会でのアピールという部分で自分の評価は?
「難しかったし、もっとやりたい、もっと自分のプレーを出したいという気持ちもあったけど、今日の試合展開では難しかった。なかなか出せなかったというのが本音だけど、その中でもそのまま終わってしまうのではなく、最後にああやって仕事ができたというのは日々やっていることがあるからこその成長の証。それは良かったと思う」

チームプレーを考える割合が多かった?
「ザックさんの戦術を表現しようとすると、まだ考え過ぎてしまうところがあったので、もっとスムーズに出していかないといけないと思うし、その戦術を遂行するなかでも持ち味をもっと出したかったというのはあった」

優勝という結果は?
「そこに関しては誇りに思っていいと思う。Jリーグ組だけでも結果を残したのは非常にポジティブなことだし、もっとJリーグに注目して欲しいし、これでJリーグが少しでも盛り上がっていけばいい」

意地を見せられた?
「これで優勝できなくて、やっぱり海外組がいないと何もできないと思われるのが嫌だった。そこに関しては意地みたいなものがあった。Jリーグだけのチームだったので、チーム内ではそういう話もしていたので良かった」

優勝したことで個々の評価も上がるかもしれないが?
「結局は海外組が来た時にどうなるか。ここから何人が呼ばれるか分からないけど、優勝という形で少しは入っていけるというか、食い込んでいける要素にはなったんじゃないかと思う」

柿谷曜一朗(C大阪)

シュート2本で2得点だが?
「あのシュート2本しか打てていないのが情けない。決定率的にはいいかなと思うけど、裏に抜け出して、もう1点、もう2点取れたと思うし、落としのところのミスも多かったし、Jリーグでミスをもっと減らして、また呼ばれたら成長したところを見せたい。この出来ではまだまだ」

この展開は想定していた?
「分からない。完全なアウェーだったから指示はほぼ聞こえないし、ピッチの間の味方の声も聞こえなかったので、凄くやりにくかった。でも、チャンスは絶対に1つ、2つあると思っていたので、それをしっかりと決められたのは良かった」

1点目の連携は?
「敏くん(青山)はサンフレッチェでも寿人さんにああいうパスを出していたし、そのイメージで持った瞬間に。中国戦の時もあって、それは決められなかったけど、そのイメージだった。いいボール過ぎて緊張したけど決められて良かった」

前の試合でもヘディングで運んでドリブルというシーンがあったが、思い出した?
「完全に思い出した。なので1回引いて、ボールの状況を見たら、コロコロと転がってくれた」

2点目は?
「トラップしようか迷っていて、心臓もバクバクで。実際、GKの裏に走るか、止まって待つかの2分の1だったけど、瞬間でこっちかなと思ったらボールが来たので、ホントに来てしまったという感じで、入ってくれって」

冷静に決めたようにみえたが?
「冷静に映っていればいいかなと思うけど」

最大の特徴である得点力を2試合続けて出せたが?
「攻撃より、どれだけ守備できるかというところが求められていて、そこはもっとやらないといけないし、今日の出来ではダメだと自分自身感じているので、Jリーグでどれだけやれるか。これから、また注目されるかもしれないけど、その中で自分がどれだけできるか。冷静に自分を持てるかが大事になるし、そのためにまずセレッソで今年優勝するという目標を掲げてやっているので、それに集中する」

今日は押し込まれる展開で、一発のチャンスで仕事をしたという印象が強いが?
「点を取ることが仕事だけど、それができたからOKかというと違う。全てのことを求められているようにできないとダメだと思うし、まだまだだと思う」

今日は前で待っている時間が長かったが、何を考えていた?
「守備の仕方でどうやってやったら、後ろが楽かなと考えていた。(高萩)洋次郎がかなり走って、右に左に守備にいっていたので助かっている部分があった。だからこそ、ああいうチャンスは決めないといけないというところはあったし、あれだけ押し込まれた中でも失点しなかったDF陣に感謝したい」

押し込まれた展開の中で、FWの役割としてやっていきたいことは?
「体を張ってボールを収める、ファウルをもらう、しっかりキープするということがまだまだできないなと思うし、それは1トップじゃなくても、どのポジションをやるにしても大事だし、グラウンドが悪いのは絶対に言い訳にできないので、その中でどれだけやれるか」

大観衆を2回黙らせた気分は?
「黙らせた気分というより、優勝した気分が最高で、本当に久しぶり。アジアで優勝して以来で、やっぱりチャンピオンは気持ちがいいなと思った」

優勝したいと言っていたが、監督は勝ち負けじゃないと言っていた。その中で優勝と言い続けた理由は?
「この優勝できたことをチームに持ち帰って、タカ(扇原)とホタル(山口)と3人でセレッソを代表してきたわけだから、優勝を持って帰って、優勝した気持ちと良さをみんなに伝えて、それがセレッソでもできたら最高だと思っていた」

自分を磨く場として、代表に来れたから磨けたという部分はある?
「代表に来たからどうこうというよりは、いつも通りやるだけだった。今日は特に緊張したけど、そういうのはJリーグとはちょっと違った環境だったし、これからもっともっと海外でやるチャンスがあれば、もっともっと練習でやっていけるメンタルが大事だし、そういうところがまだまだかなと思った」

これで前田や本田を脅かせる権利のようなものを得た?
「この大会はこれで終わりなので、次の代表に入ることではなくて、次の水曜日、Jリーグに向けてコンディションを整えること。それが僕が一番しなければいけないことだと思う」

欲は出なかった?
「先を見てもよくないので、水曜日の試合のことだけ考えたい」

監督から終わって声をかけられた?
「言われてもわからないので(笑)」

MVPは柿谷選手かと思ったが?
「正直、オレじゃなくて、DF陣だと思っていた。コマさん(駒野)かなと思っていた。というか、そんなのがあることも知らなかった。まあ、ホタルくんに聞いてあげて下さい」

国際舞台の楽しさを久々に感じた?
「楽しかった。1つになれたなという感じだったので、槙野君とか森脇君が盛り上げてくれて、僕らも馴染みやすかった」

代表はいいなと思った?
「そうですね。でも、終わったので、次はセレッソです」

代表というものをずっと意識していく上でやることは?
「代表のためにセレッソでやるつもりはない。セレッソの試合はセレッソの試合」

アルベルト・ザッケローニ監督

「相対的に考えると、今大会は各チームに収穫があったと思う。特に日本と韓国は多くの選手を使うことができたので、その意味で有意義な大会になったと思う。個人的には、選手達のパフォーマンスには満足している。恐らくこのメンバーの中には、自分が呼ばれることなど考えていなかった選手もいたかもしれないが、チームとして団結してくれた。確かに戦い方に波が激しい部分はあったが、我々が最も得点を取ったという事実は揺るがないし、チームとして結束してくれたことが非常に素晴らしいと思う。選手達の出来が良かったのは個人的にも非常に嬉しいことだし、このメンバーからすぐに代表に呼ばれる選手もいるだろうし、将来的に代表に入る選手もいると思う。今回呼んだ23人は代表候補という意識でいていい。また日本サッカー界のことを考えても、これだけいい選手が国内にいるということが証明されたと思うので、日本サッカーのためにもいいことだと思う。日本代表の良さはチームワークという部分があげられると思うし、その中でこのメンバーが各チームで高い意識をもって活躍してくれることを個人的には祈っている」

今回の結果について感想は?
「純粋に(優勝は)嬉しい。将来のことを考えるとポジティブな結果だと思う。このメンバーには、現地点で代表に呼べる選手もいるし、他にも将来的に代表に入ってくる選手はいると思う。当然、これから国際経験を積む必要がある。個人の能力を見極めて、非常にいいものがあると思ったが、素晴らしいと思ったのが数日間でチームが作れたことだ。日本の選手の能力は素晴らしい。10日間で3試合という強行スケジュールで、その間にリカバーして、ほぼ1回の練習で試合という流れだったが、その限られた時間の中で監督からのメッセージを見事に受け取って体現してくれた」

それは予想以上だった?
「想定以上だったが、能力があることは分かっていた。今回、招集できなかった選手の中で、能力のある選手も国内にはいる。短期間でチームコンセプトであったり、やり方であったりというのを、これだけ短期間でできてしまうのは頭がいい証拠だと思う。与えられたチャンスというものを貪欲に感じ取ってくれたと思う。A代表が難なくW杯予選を突破していい状態にある中で、この大会があった。そして(招集された)彼らはそこにチャンスがあると感じ取って、食い込んでいこうという貪欲な気持ちを出してくれた。これまでA代表でメンバーが欠けても、個人的に動じることはなかったし、そこのチョイスは豊富にあったが、唯一不安があることは同じポジションに多くの負傷者が出てしまうこと」

「3年間を振り返ってみても、本田であったり長友であったり吉田であったり香川であったり、予選でいないことはよくあった。その中でもしっかり予選を勝ち抜けたことは忘れてはならない事実だ。その意味では選択肢は非常にあると感じているし、当然選手の特徴は違うのでアジャストしなければならない部分はあるが、選択肢が広くなるのは大きい。このメンバーがここで満足することなく、Jリーグでそれぞれのクラブで意識を高く持ってプレーすることが大切になってくるし、今後、今のA代表に疑問があった時にはいつでも入って来られるような姿勢は見せてほしい。あとはたくさんのメンバーが、代表で得点を決めてくれたのも重要。点が取れる選手の選択肢があるのはいいことだ」

補強すべきポジションについて、今大会で得た答えは?
「現在のチームを基盤として、W杯でいい戦いができるという確信はある。この日本代表については、W杯に行くことが心配なのでなく、どういう状態でW杯に向かうことができるかだ。全員が最高の状態で本大会に臨むことができれば、我々の力を証明することができる。2013年も後半に入るが、国際舞台での有意義な経験をこのチームに与えたいと思う。協会もそのことを汲み取ってくれて、非常にいい相手とのマッチメイクを検討してくれているし、8月にはウルグアイとの対戦も決まっている。このチームに足りないところはインターナショナルでの経験で、それ以外はいいレベルにあると思う。いいコンディションで臨むことが大事で、コンディションが良かった時には、強豪と渡り合えることができるし、W杯でもいい戦いができると思う。良かった試合や時間帯というものは、自分の頭の中に鮮明にあるので、そのイメージがあれば世界でも通用すると思う。あとは経験とコンディションだ。私が最もこのチームを信頼しているし、私が最もこのチームが世界で活躍しているとこを想像できる」

今日の試合で中国戦と同じメンバーにしたのは?
「シンプルにエネルギーが残っている選手を使うべきだと考えたから。試合の中で見極めたいことや試したいことはあったが、1人疲れで交代枠を使ってしまったので(槙野のこと)、そこで計算がちょっとズレてしまった。結局、交代枠が3つしかなかったのは残念だし、できればもう1試合あればオーストラリア戦のメンバーをもう1度見たいという思いはあった。それと唯一、林(卓人)を出せなかったのも残念だった。全員を使いたかったのだが、西川が2試合やるべきだと決断した。もちろん彼も代表候補だし、仙台に行った時にはしっかり彼のことも見てみたいと思う。偶然呼んだわけではないことは伝えておきたい」

今日の守備について?
「この前の2試合よりかは集中していたと思う。ただ押し込まれてしまい、中盤も最終ラインに吸収されてしまったが、それはうちの問題というよりも相手をほめなければならない。特に前半の韓国は、持っている力を計算することなく使って攻めてきたので、押し込まれても仕方がないのかなと。ただ、守るだけというのは好きではないので、守りながらもどのようにカウンターを狙っていくかというのは常に考えていた。1つ言えるのは、韓国はあれだけ押し込んでプレッシャーを掛けてきたけれど、それほど決定的なチャンスは作らせていない。ディフェンスはよくやってくれたと思う」

新戦力が多かった中で、多くの得点を取ることができた理由は?
「このチームの特徴として、ここ3年間でかなりのゴールを挙げることができている。その理由はチームのフィロソフィーやメッセージを選手が受け止めてくれたことだと思う。哲学というのは、勝利のためにより多くのゴールを決めること、相手より1点でも多くゴールを決めることで勝利に近づくこと。そういった哲学を持っているので、4−3、3−2というように、相手より多く点を取るという哲学をこのチームは持っている。当然、多くのゴールを狙うと、それだけ相手に付け入る隙を与えることになるが、相手より1点多く取りにいくという姿勢はこのチームには必要だ。あとはピッチ上の選手達の特徴を見れば分かると思うが、攻撃の得意な選手を多く配置している。攻撃的なサイドバックを配置して、攻撃力のあるボランチを使うなど、他のチームではあまり見られないことをやっている」

前回戦った韓国と今回で印象の違いは?
「今日の韓国とこれまでの韓国で共通して言えることは、非常に気迫を持って攻めてくること、チーム全体で集中して襲いかかってくるということ。これまでと少し違うところは、以前はもう少し中盤でつなぐ意識があった。今日のように裏への意識というのはあまりなかったと思う。これが(ホン・ミョンボ監督が就任してから)4試合目となったが、共通しているのは韓国とやる時は難しく、いいゲームになるということ。さすがはW杯に参加するチーム同士の対戦だと思った」

【柿谷、ザック救う2ゴールで得点王】
 劣勢を跳ね返した。1−1で迎えた後半ロスタイム。この日、2得点目となる勝ち越し弾を決め、チームを今大会初優勝に導いた柿谷は試合後「優勝することだけを考えてやっていたので、気持ちよく日本に帰れるなと思った」と最高の笑顔をみせた。
 完全アウエーの韓国戦。立ち上がりから韓国の攻勢が続く中、まずは右足で敵地を静まり返らせた。前半25分、自陣から青山が最前線に送ったロングパスに反応して抜け出すと、GKと1対1を冷静に決めた。
 そして引き分け濃厚となった後半ロスタイム。左サイドを突破した原口の折り返しをGKが弾くと、ファーサイドの柿谷が左足で押し込み、決勝ゴールを奪った。
 「(原口)元気が仕掛けていって、こぼれてくると思っていた。冷静に打ったように見えたかもしれませんけど、けっこう心臓バクバクでした」。
 21日の中国戦の1ゴールを含め、今大会通算3ゴールで得点王に輝いた“天才”柿谷は「海外組とはまだまだだと思うので、Jリーグでしっかりやりたい」とW杯に向け、さらなる進化を誓っていた。

【ザック監督、収穫あり】
 柿谷の2ゴールで韓国を撃破し、今大会初優勝を飾ったザックジャパン。厳しい試合展開だったが、ザッケローニ監督は「我々は結果を大切にしている。選手は全力で戦ってくれた。特に後半は素晴らしかった」と選手達を称賛した。
 今大会は国内組だけで戦い、タイトルを奪取。指揮官はW杯に向け「収穫はあった。早く代表に招集される選手もいれば、少し時間をおいて招集される選手もいるだろう」と、今後の見通しを語った。

【韓国応援団で日本非難の横断幕】
 ソウルで28日に行われた東アジアカップ男子の日韓戦で、韓国の応援団が日本の応援席に向け「歴史を忘れた民族に未来はない」との巨大な横断幕を掲げた。応援時の政治的な主張を禁じた国際サッカー連盟(FIFA)の規定に違反する疑いがある。
 横断幕は横幅30〜40メートル、縦数メートルで、黒字のハングルで書かれ、試合開始と同時に、韓国応援団が集まったスタンドの2階から吊るされた。
 韓国メディアによると、27日の女子日韓戦の際にも韓国応援団が、東京国立博物館が所蔵する朝鮮王朝の文化財の返還を求める内容の横断幕を掲げることを計画し、韓国サッカー協会が競技場への持ち込みを禁じた。
 この際の横断幕は文化財が植民地時代に略奪されたとの主張を基に返還を求める内容だった。
 韓国では、日本のサポーターが応援時に、韓国で「侵略の象徴」と非難の的になっている旭日旗を持ち込むことがあり、協会が旭日旗の使用をやめさせず、韓国側の横断幕だけ禁じることに反発が出ている。
 韓国では昨年、ロンドン五輪のサッカー男子の日韓戦直後、韓国の朴鍾佑選手が竹島(韓国名・独島)の領有権を主張するメッセージを掲げ、FIFAの処分を受けた。

【北朝鮮チーム、韓国出国】
 韓国で開かれた東アジア杯で優勝した北朝鮮女子チームが28日、帰国のため経由地の北京へ向け仁川国際空港から空路出国した。
 北朝鮮は27日に中国を破り、日本が韓国に負けたため優勝。同日は朝鮮戦争の休戦協定締結から60年で、南北政府が記念式典や軍事パレードを行い政治宣伝を繰り広げたが、大会終了後の表彰式で北朝鮮チームは3位の韓国チームと一緒に記念撮影するなど和気あいあいとした雰囲気だった。
 韓国メディアによると、北朝鮮チームは空港でも韓国側関係者と笑顔で握手を交わし出国した。
 北朝鮮の朝鮮中央通信は28日未明、同国チームが優勝し、最優秀選手と得点王が同チームから出たことを報じた。

≪超サカ採点表≫
日本代表
GK:
12.西川周作 5.5
キャッチングミスが目立ったが、最少失点に抑えた
DF:
3.駒野友一 6.0
左右両方を無難にこなした
16.栗原勇蔵 6.5
中国戦と打って変わって自身の持ち味を存分に披露し、相手の攻撃を阻止した
36.森重真人 6.0
フィジカルの強さと粘り強い守備でピンチを防いだ
5.槙野智章 5.5
奮闘していたが、脱水症状で無念の途中交代
(52分6.徳永悠平 5.5)
うまく試合に入って、ミスなく賢くプレーした
MF:
9.工藤壮人 5.5
あまり攻撃に出られなかったが、守備では懸命にプレー
(70分14.山田大記 5.5)
途中出場ながら攻守に貢献していた
17.山口螢 5.5
全体的には奮闘していたが、失点シーンで自身のマークを見失った
28.青山敏弘 6.5
先制点をアシストする高精度のフィードを送った。攻守において中盤で奮闘
29.高萩洋次郎 5.0
前を向いてボールを受ける場面で安易なパスミスを犯す
(88分33.豊田陽平 --)
11.原口元気 6.0
試合を通して守備に忙殺されたが、最後に切れ味鋭いドリブルから決勝点を導く
FW:
30.柿谷曜一朗 7.5
数少ない決定機を確実に生かし、チームを勝利に導く2ゴールをGET
監督:
ザッケローニ 5.5
結果も重視したが、なかなか攻められなかった。柿谷の2ゴールに救われた

日本代表23名
※=代表初選出
GK:
1.林卓人(仙台)
1982年08月09日生/身長187cm/体重82kg/国際Aマッチ出場0試合/0失点
12.西川周作(広島)
1986/06/18/183cm/81kg/8試合/3失点
23.権田修一(FC東京)
1989/03/03/187cm/83kg/1試合/2失点
DF:
3.駒野友一(磐田)
1981/07/25/172cm/76kg/75試合/1得点
16.栗原勇蔵(横浜M)
1983/09/18/184cm/80kg/17試合/2得点
6.徳永悠平(FC東京)
1983/09/25/180cm/76kg/7試合/0得点
35.千葉和彦(広島)※
1985/06/21/183cm/74kg/0試合/0得点
4.森脇良太(浦和)
1986/04/06/177cm/75kg/2試合/0得点
5.槙野智章(浦和)
1987/05/11/182cm/75kg/11試合/1得点
36.森重真人(FC東京)
1987/05/21/180cm/72kg/0試合/0得点
26.鈴木大輔()※
1990/01/29/181cm/78kg/0試合/0得点
MF:
28.青山敏弘(広島)※
1986/02/22/12cm/69kg/0試合/0得点
29.高萩洋次郎(広島)※
1986/08/02/182cm/64kg/0試合/0得点
20.高橋秀人(FC東京)
1987/10/17/182cm/74kg/5試合/0得点
17.山口蛍(C大阪)※
1990/10/06/173cm/72kg/0試合/0得点
31.扇原貴宏(C大阪)※
1991/10/05/184cm/72kg/0試合/0得点
FW:
33.豊田陽平(鳥栖)※
1985/04/11/185cm/79kg/0試合/0得点
14.山田大記(磐田)※
1988/12/27/173cm/66kg/0試合/0得点
30.柿谷曜一朗(C大阪)※
1990/01/03/176cm/65kg/0試合/0得点
32.齋藤学(横浜M)※
1990/04/04/169cm/64kg/0試合/0得点
9.工藤壮人()
1990/05/06/177cm/74kg/0試合/0得点
21.大迫勇也(鹿島)
1990/05/18/182cm/73kg/0試合/0得点
11.原口元気(浦和)
1991/05/09/177cm/63kg/1試合/0得点


凱旋帰国
 サッカーの東アジアカップを終えた日本代表が初優勝から一夜明けた本日29日、開催地の韓国から帰国し、大会3ゴールで得点王になった柿谷(C大阪)は関西空港で「嬉しくて、昨日は興奮して眠れなかった。完全アウェーでも日本を背負って勝ち切れたのは良かった」と喜びを口にした。
 最優秀選手に選ばれた山口(C大阪)は「優勝のために身を削ってプレーした」と振り返った。
 日本代表は8月14日に宮城スタジアムでウルグアイと国際親善試合を行う。再び招集されるか注目されるが、柿谷は「代表に呼ばれるためではなく、セレッソが勝つためにプレーする」と、31日に再開するリーグ戦に気持ちを切り替えた。

【柿谷が香川とともに汗流す】
 サッカーの東アジアカップで得点王に輝き、韓国から帰国したばかりの日本代表FW柿谷曜一朗が本日29日、大阪市内でC大阪の練習に合流し、28日から練習に参加しているイングランドプレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドの香川真司とともに汗を流した。
 香川とはC大阪入団が同期で、一緒に練習するのは約4年ぶり。香川から「ナイスゴール」と祝福され「ありがとう」と返したという柿谷。この日はお互いが別メニューになる時間が多く「(香川と)一緒にゲームをやりたかった」と話した。
 31日の新潟戦に向け約2時間ボール回しやミニゲームで練習に励み「今年は(C大阪で)タイトルを取ると決めたから。またそれに打ち込むだけ」と気持ちを切り替えていた。


17.8%
 28日夜にフジテレビ系で生中継されたサッカー東アジアカップ男子、韓国代表vs日本代表戦の平均視聴率が、関東地区で17.8%の高視聴率を記録したことが明らかになった。ビデオリサーチが本日29日に発表した。日本は2−1で勝ち、大会初優勝を果たした。関西地区は12.9%だった。
 瞬間最高視聴率は関東地区が22.5%、関西地区が16.6%。
 21日に行われた日本代表vs中国代表戦の平均視聴率は18.9%、25日に行われた日本代表vsオーストラリア代表戦の平均視聴率は14.7%だった。


抗議文提出
 日本サッカー協会の大仁邦弥会長は本日29日、ソウルで28日に行われた東アジアカップ男子日韓戦で、韓国の応援団が歴史問題で日本を非難する巨大な横断幕を掲げたことに対し、主催の東アジア連盟に抗議文を提出したことを明らかにした。
 横断幕には「歴史を忘れた民族に未来はない」と書かれ、応援時の政治的な主張を禁じる国際サッカー連盟(FIFA)の規定に違反する可能性がある。
 大仁会長は帰国した羽田空港で「今回はこういうことが起こらなければいいと思っていたが残念。東アジア連盟はしっかり調査し、対応してほしい」と述べた。
 昨年のロンドン五輪の男子日韓戦では、試合後に朴鍾佑(パク・ジョンウ)が島根県・竹島(韓国名・独島)の韓国領有を主張する「竹島(韓国名・独島)は我々の領土」のメッセージを掲げ、FIFAと国際オリンピック委員会(IOC)から処分を受けた。


GOAL
ロシアプレミアリーグ第3節結果

ロコモティフ・モスクワ1−2CSKAモスクワ
≪得点者≫
L・モスクワ:タラソフ75
CSKA:本田圭佑18、ムサ82

本田圭佑
ロコモティフ・モスクワ戦ゴール動画
(You Tube)


ゼニト・サンクトペテルブルク1−1クバン・クラスノダール
≪得点者≫
ゼニト:アルシャビン65
クバン:ブクル79

クリリア・ソベトフ1−1アンジ・マハチカラ
≪得点者≫
クリリア・ソベトフ:ボロビョフ83
アンジ:エトー59

テレク・グロズヌイ0−0ルビン・カザン

ディナモ・モスクワ1−4スパルタク・モスクワ
≪得点者≫
D・モスクワ:ボロニン80=PK
S・モスクワ:フラド7、42、ヤコブレフ12、エメニケ30

ウラル1−2ボルガ・ニジニー
≪得点者≫
ウラル:ゴグニエフ19=PK
ボルガ・ニジニー:ポルチャク59、カリャカ80

ロストフ3−0トム・トムスク
≪得点者≫
ロストフ:ジューバ3、65、84=PK

 ロシアプレミアリーグは28日、第3節が行われ、本田圭佑が所属する2位CSKAモスクワは敵地でロコモティフ・モスクワを2−1で下し2連勝を収めた。開幕から3試合連続での先発出場となった本田はトップ下としてフル出場し、1ゴールを記録してチームの勝利に大きく貢献した。
 この日も先発した本田は前半18分、ゴール前やや右の位置でFKのチャンスを得ると、左足の強烈なシュートを見事に突き刺し、今季初ゴールを記録した。チームはその後追い付かれたものの、終盤にムサのゴールで勝ち越し、2勝1分けの勝ち点7で2連勝を飾った。
 首位スパルタク・モスクワはアウェーでディナモ・モスクワに4−1で大勝し、唯一の開幕3連勝。

【本田の夏移籍に難色】
 サッカーのロシアプレミアリーグ、CSKAモスクワのスルツキ監督は試合後、日本代表MFの本田圭佑について、「冬までなら時間はたくさんある」と語り、夏の移籍に難色を示した。ミラン(イタリア)との移籍交渉が難航している。
 スルツキ監督は、年末の契約期間満了に伴う移籍なら補強が可能だとする一方、現状ではチームに負傷者が出ており、本田の放出が難しいとの認識を示した。

【本田は急いで放出せず】
 サッカーの日本代表MF本田圭佑(CSKAモスクワ)のミラン(イタリア)移籍について、CSKAのギネル会長は地元ロシアのメディアに対し、今夏の移籍期間に急いで放出する考えがないことを明らかにした。イタリアのスポーツ紙ガゼッタ・デロ・スポルトが本日29日付で報じた。
 会長は「彼は素晴らしいプロで(交渉が長引いても)モチベーションを失っていない。我々とともに残り、大いに貢献するだろう」と話した。本田とCSKAの契約は今冬に切れるが、ミラン側は早ければ今夏での獲得を目指している。


フル出場
ベルギージュピラーリーグ第1節(開幕戦)結果

メヘレン0−2スタンダール・リエージュ
≪得点者≫
スタンダール:ムジャンギ・ビア57、バチュアイ84
≪出場メンバー≫
【スタンダール】
GK:
川島永嗣
DF:
シマン、シセ、カヌ、オパレ
MF:
バイエンス、ムポク(69分イアンドリ)、ヴァン・ダメ、バチュアイ
FW:
エゼキエル(77分デ・カマルゴ)、ムジャンギ・ビア(64分ビュロ)

アンデルレヒト2−3ロケレン
≪得点者≫
アンデルレヒト:ブルーノ55、ジレ76=PK
ロケレン:バナケン19、63、ルマクル71

リールセ1−2ズルテ・ワレヘム
≪得点者≫
リールセ:メンガ42
ズルテ・ワレヘム:ハビブ34、T・アザール45+1

クラブ・ブルージュ2−0シャルルロワ
≪得点者≫
クラブ・ブルージュ:王上源66、ブロンデル90

ゲンク3−0オーステンデ
≪得点者≫
ゲンク:ヴォセン14、カミュ70、ブッフェル72

コルトライク1−0ルーベン
≪得点者≫
コルトライク:サンティニ84

モンス1−1サークル・ブルージュ
≪得点者≫
モンス:アルバイトマン42
サークル・ブルージュ:ヴァン・エーノー59

ワースラント・ベベレン1−1ゲント
≪得点者≫
ベベレン:ゲルション52
ゲント:ディオゴ70

 ベルギージュピラーリーグ(ベルギー1部)でGK川島永嗣、FW永井謙佑と小野裕二が所属するスタンダール・リエージュは28日、今季リーグ開幕戦でメヘレンとアウェーで対戦し、2−0で快勝した。川島はフル出場し、好セーブで勝利に貢献。永井と左膝を負傷している小野はベンチ入りしなかった。
 川島が後半に好セーブを見せ、リーグ初戦の勝利に貢献した。ガッツポーズも出て気合いが入っていたようで「やるべきことをやったと思う」と胸を張った。
 既に欧州リーグ予選を2戦経験していることもあり「落ち着いてゲームに入れた」という。イタリアセリエAへの移籍も噂されるが「先を決めるのは、ピッチの上で自分自身がどうあるかだと思う。やれることを続けるだけ」と目の前の戦いに集中していた。


優勝
北中米カリブ海ゴールドカップ決勝結果

アメリカ1−0パナマ
≪得点者≫
アメリカ:シェア68

 サッカーの北中米カリブ海ゴールドカップは28日、シカゴで決勝が行われ、アメリカが1−0でパナマを下し、2007年大会以来となる3大会ぶり通算5度目の優勝を決めた。
 過去2大会連続でメキシコに王座を譲ってきアメリカは、準決勝でそのメキシコを破ったパナマと対戦。準決勝のホンジュラス戦で退席処分を受けたクリンスマン監督が不在となったアメリカだったが、スコアレスで迎えた後半23分、ドノバンのお膳立てから途中出場のシェアが決め、待望の先制点。アメリカは最後までこの1点を守り切り、今大会を6戦全勝とし、2007年以来5度目の北中米カリブ海王者の称号を手にした。


超サカFLASH

最下位
 ビーチサッカーの国際親善試合は28日、ポルトガルのポルトで最終戦が行われ、日本はイタリアに2−3で敗れ、通算1勝2敗の勝ち点3で4チーム中最下位に終わった。スペインがポルトガルを破って優勝した。

2ゴール
スイススーパーリーグ第3節結果

ヤング・ボーイズ3−2トゥーン
≪得点者≫
ヤング・ボーイズ:久保裕也53、64、コスタンツォ77
トゥーン:J・マルティネス25、M・シュヌーリー35

久保裕也
トゥーン戦2ゴール動画
(You Tube)


 サッカーのスイススーパーリーグ(スイス1部)、ヤングボーイズのFW久保裕也は28日、ホームのトゥーン戦に後半開始から出場し、移籍後初ゴールを含む2点を挙げて3−2の勝利に大きく貢献した。2点ビハインドの後半開始から出場。後半8分に味方のボレーをGKが弾いたところを左足で押し込むと、19分には角度のない場所から左足を振り抜いて同点弾。32分にはアシストを決めて、チームの逆転勝利の立役者になった。久保は「結果が出るように頑張りたい」と意気込んでいたが“ベルン・ダービー”で大きな仕事をやってのけた。

新加入
 J1大宮は本日、東洋大のDF藤井悠太(22)の来季加入が内定したと発表した。

獲得
 J1新潟は本日、ブラジル出身のMFホージェル・ガウーショ(27)が加入すると発表した。

MVP
 ドイツの2012−2013年シーズンのサッカー年間最優秀選手賞が28日発表され、男子はバイエルンで攻守の要として活躍し、3冠達成に貢献した同国代表MFバスティアン・シュバインシュタイガーが初選出された。監督部門ではバイエルン監督を昨季限りで退いたユップ・ハインケス氏が選ばれた。女子で初の得点王に輝き、ポツダムからチェルシー(イングランド)に移籍した日本代表FW大儀見優季は9位だった。同賞は専門誌キッカーが主催し、毎年夏に全国のスポーツ記者が投票で選ぶ。

6連覇
 サッカー女子の欧州選手権は28日、スウェーデンのソルナで決勝が行われ、ドイツがノルウェーを1−0で下して6大会連続8度目の優勝を果たした。ドイツは後半4分、後半から投入されたミタックが先制。GKアンゲラーがノルウェーの2度のPKをいずれも止めた。


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