天皇杯3回戦、J1浦和がJ2山形に敗れる波乱!!NEW!
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PS3版ウイニングイレブン2013完全修正データ

本日の超最新情報
2013年10月16日(水)

INDEX

2連敗
国際親善試合
ベラルーシ代表1−0日本代表
日本代表はFIFAランキング80位の格下ベラルーシにも敗れ、欧州遠征を2連敗で終了!日本テレビ系列で生中継された試合の平均視聴率は15.7%!

帰国の途
欧州遠征で2連敗した日本代表のザッケローニ監督や国内組の選手がミンスク(ベラルーシ)からフランクフルト(ドイツ)経由で帰国の途!明日17日朝に日本に到着!

波乱
第93回天皇杯全日本選手権3回戦
川崎3−0東京V
横浜M3−1栃木
浦和2−3山形
1−0岡山
J1・3位でナビスコカップでも決勝に進出した浦和がJ2山形に敗れる波乱!川崎は大久保嘉人のゴールなどで完勝!横浜Mはマルキーニョスのハットトリックで快勝!前回王者の柏はクレオの決勝弾で辛勝!4回戦以降の組み合わせは20日の抽選会で決定!

W杯出場決定
W杯欧州予選第8、10戦(最終戦)
グループA
スコットランド2−0クロアチア
ベルギー1−1ウェールズ
セルビア5−1マケドニア
グループB
イタリア2−2アルメニア
ブルガリア0−1チェコ
デンマーク6−0マルタ
グループC
スウェーデン3−5ドイツ
アイルランド3−1カザフスタン
フェロー諸島0−3オーストリア
グループD
トルコ0−2オランダ
ルーマニア2−0エストニア
ハンガリー2−0アンドラ
グループE
スイス1−0スロベニア
ノルウェー1−1アイスランド
キプロス0−0アルバニア
グループF
ポルトガル3−0ルクセンブルク
アゼルバイジャン1−1ロシア
イスラエル1−1北アイルランド
グループG
ギリシャ2−0リヒテンシュタイン
リトアニア0−1ボスニア・ヘルツェゴビナ
ラトビア2−2スロバキア
グループH
イングランド2−0ポーランド
サンマリノ0−8ウクライナ
モンテネグロ2−5モルドバ
グループI
スペイン2−0グルジア
フランス3−0フィンランド
グループFのロシア、同Gのボスニア・ヘルツェゴビナ、同Hのイングランド、同IのスペインのW杯出場が決定!ロシアは3大会ぶり10度目、ボスニアは初出場、イングランドは5大会連続14度目、スペインは10大会連続14度目のW杯出場!2位のうちクロアチア、スウェーデン、ルーマニア、アイスランド、ポルトガル、ギリシャ、ウクライナ、フランスの8チームが11月のプレーオフに回り、最後の4枠を争う!プレーオフの組み合わせ抽選会は日本時間21日の午後9時から!

W杯出場決定
W杯南米予選第18戦(最終戦)
ウルグアイ3−2アルゼンチン
パラグアイ1−2コロンビア
チリ2−1エクアドル
ペルー1−1ボリビア
3位チリ、4位エクアドルのW杯出場が決定!チリは2大会連続9度目、エクアドルは2大会ぶり3度目のW杯出場!5位ウルグアイはアジア5位のヨルダンとの大陸間プレーオフに出場!

W杯出場決定
W杯北中米カリブ海最終予選第10戦(最終戦)
コスタリカ2−1メキシコ
パナマ2−3アメリカ
ジャマイカ2−2ホンジュラス
3位ホンジュラスの2大会連続3度目のW杯出場が決定!4位メキシコは敗れるも、5位パナマが後半ロスタイム2分からの2失点で逆転負けしたため、メキシコがギリギリでプレーオフ進出!メキシコは11月の大陸間プレーオフでオセアニアのニュージーランドと対戦!

先勝
W杯アフリカ最終予選第1戦
ガーナ6−1エジプト
ガーナはアサモア・ギャンの2ゴールなどで大勝し、3大会連続3度目のW杯出場に大きく前進!

快勝
国際親善試合
ブラジル2−0ザンビア
韓国3−1マリ
カナダ0−3オーストラリア
トリニダードトバゴ0−0ニュージーランド
キルギス1−4タジキスタン
フィリピン3−1パキスタン
2015年アジアカップ予選第3戦
グループA
シンガポール2−1シリア
ヨルダン0−0オマーン
グループB
レバノン1−1クウェート
イラン2−1タイ
グループC
インドネシア1−1中国
イラク0−2サウジアラビア
グループD
マレーシア1−1バーレーン
カタール6−0イエメン
グループE
香港0−4UAE
ウズベキスタン3−1ベトナム
2014年W杯開催国のブラジルはオスカル(チェルシー)の先制ゴールなどで快勝!韓国はソン・フンミン(レバークーゼン)のゴールなどで逆転勝ち、オジェック監督を解任したオーストラリアはケネディ(名古屋)の先制弾などで完勝!2015年アジアカップ予選はサウジアラビアとUAEが開幕3連勝!

第1シード確定
15日に各地で行われたW杯予選の結果、W杯本大会の組み合わせ抽選での第1シードが事実上確定!第1シードは開催国ブラジルのほか、スペイン、アルゼンチン、ドイツ、ベルギー、スイス、コロンビア、ウルグアイの8チーム!ウルグアイがW杯に出場できない場合はオランダが第1シード!

本日の超サカFLASH
東アジア競技大会に出場した男子のU-20日本代表が帰国ほか


本文
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2連敗
国際親善試合結果

ベラルーシ代表1−0日本代表
(トルペド・ジョジノ・スタジアム)
≪得点者≫
ベラルーシ代表:イアン・ティゴレフ44
日本代表
GK:
1.川島永嗣(スタンダール・リエージュ)
DF:
2.内田篤人(シャルケ)
(85分18.ハーフナー・マイク(フィテッセ))
22.吉田麻也(サウサンプトン)
15.今野泰幸(G大阪)=25分
5.長友佑都(インテル)
(61分3.酒井高徳(シュツットガルト))
MF:
9.岡崎慎司(マインツ)
17.長谷部誠(ニュルンベルク)(cap)=27分
(69分16.山口蛍(C大阪))
7.遠藤保仁(G大阪)
10.香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)
4.本田圭佑(CSKAモスクワ)
FW:
11.柿谷曜一朗(C大阪)
(51分6.森重真人(FC東京))=81分
ベンチ:
GK:
12.西川周作(広島)
23.権田修一(FC東京)
DF:
19.伊野波雅彦(磐田)
21.酒井宏樹(ハノーバー)
MF:
13.細貝萌(ヘルタ・ベルリン)
FW:
14.乾貴士(フランクフルト)
8.清武弘嗣(ニュルンベルク)
20.齋藤学(横浜M)

フォーメーション
(4-2-3-1)

   11
10   4   9
   7  17
5  15  22  2
    1

 サッカー日本代表は15日、敵地のジョジナ(ベラルーシ)での国際親善試合でベラルーシ代表と初対戦して0−1で敗れ、欧州遠征を無得点での2連敗で終えた。
 国際サッカー連盟(FIFA)ランキング42位の日本はW杯欧州予選で敗退した同80位の相手に、本田(CSKAモスクワ)ら、0−2で敗れた11日のセルビア戦と同じ布陣。前半に岡崎(マインツ)、内田(シャルケ)が素早いパス交換からシュートを放ったがGKに阻まれた。徐々にペースを握られ、44分にミドルシュートで先制された。後半には、柿谷(C大阪)を下げて3バックの陣形にしたが戦況を変えられなかった。

日本代表・ザッケローニ監督
「接戦で日本が先に決定機を2度つくったが、セルビア戦同様に相手に最初のチャンスを決められた。精彩を欠いたが、最後の30分はリズムに乗れた」

ベラルーシ代表・コンドラチエフ監督
「非常にいい試合だった。満足している。選手は要求通りにプレーしてくれた」

【ザッケローニ監督Q&A】
セルビア戦に続いて厳しい結果となったが、W杯に向けて教訓とすべき点はどんなこと?

「まず、この海外遠征の日程を組んでもらったことに関してだが、理由はホームとアウェーとで(試合)内容や戦い方の差が出てしまうということを自分達も認識しているので、できるだけその差をなくそうと今回の遠征を(協会に)お願いした。この遠征を通じて、どういう姿勢で戦ったらアウェーでも勝利に近づけることができるか、またはその可能性が高まるのか知るために欧州まで来た。我々はアジアを出ると、自分達の戦いができなくなる。実際にアジアの内と外とで内容の差が出てしまうことについては私の責任だと思う。ではどうしたら、この課題を修正できるのか、解消できるのか、自分が先頭に立ってやっていかないといけないという気持ち」

「当然、試合だから相手もあることだが、今日のベラルーシに関してはいいパフォーマンスだったし、先のスペイン戦でも善戦していたので良いチームであると認識はしていた。逆に我々は、少しいつもの輝きがなかったと思うし、少し疲労があったとも思う。ただ、選手達にも言っているのだが、この2試合と11月の2試合、欧州での4試合の最大の目的は、結果が出ないリスクに対して自信を失わず、自分達の課題をいかに解消していくのか(ということを)前向きで臨もうと伝えてある。当然、このあとチームにも話をしようと思うが、自信を失うためにここに来ているのではなく、自分達の課題をいかに解決しようということは伝えるし、私自身が先頭に立って、ホームとアウェーの戦いの差ができる原因を見つけないといけないと思っている」

後半3−4−3にして、また4バックに戻したが、どのような判断があった?

「なかなか前に(ボールを)つけることができず、ボールを進めることができなかったので、それを打開するためにも内田と長友のスタートポジションを少し高いところに置いて、3枚のFWをサポートするような役割にした。3−4−3にしてから、少しチームにまとまりができて、少しいいリズムで攻撃ができたと思うが、長友がケガで交代を余儀なくされてしまったので、ハーフナーを入れて元のシステムに戻した。特に長友は、攻撃面でも1対1で勝負出来る選手なので、高いところに置くことで状況打開ができると思った。3−4−3にしてから、相手のボールの出どころを抑えるような、裏を突かれないような守備ができ始めたと思う。そのおかげでチーム全体がまとまって、良い距離で戦えるようになったし、攻撃もよくなったと思う」

システムを変えることで打開しようとしたということだが、システムを変えずに選手を交代することで打開する策もあったのでは?

「ゲームの流れによって(選手やシステムを)変えるわけだが、今日の交代でいくと、ボールの奪いどころが少し低かったので、もう少し高いところに持っていきたかった。4枚のラインを中盤のところに置いて、3トップに中盤の4枚がコンパクトに絞ることによって、ピッチの中央のところでボールを奪えるのではないか、ボールの奪いどころが高くなるのではないか、というのが(システムを変えた)理由だ。長友と内田には、できるだけ長谷部と遠藤の近い距離で守るように話をした。それと先ほども言ったことだが、長友のスタートポジションが少し高いところにあることによって、攻撃面での1対1の打開というものを活かそうと思った。後ろに今野が入るようなシステムだったので、より攻撃に重きを置けるようになった」

なぜセルビア戦と同じスタメンにした?違った選手、違ったコンビネーションを試すという選択肢もあったのでは?

「頭の中のプランとしては、アウェーとホームの内容について、同じような戦い方をできないかというものがあったので、そこを成長させるためにも60分くらいまでは同じフォーメーションで戦い、その後に新しい選手を試そうと思った。実際、森重や山口はゲームに入ったし、いい(プレー)内容だったと思う。セルビア戦では、細貝と清武だったが、今日はその2人がファーストチョイスだった」

【本田圭佑Q&A】
今回の欧州遠征2試合を通して個人的に出た収穫と課題は?

「まあ、勝てないというところはある意味、収穫だったのかなと。恐らくこれを日本でやって、ガーナ戦に勝ったみたいに、セルビアとベラルーシに勝っていてもあまり意味がなかったと思う。このアウェーで勝つことで、日本は結果としてステップアップしないといけなかったし、それができなかったのが残念だけど、それも実力ではあるのでしっかり受け止めて、なんでアウェーだと結果が出ないのかってところを突き詰めないと。自分達が悪いのか、相手がいいのか。メンタル面が自分達のプレーに影響している部分は多少なりともあると思うので、もっと大舞台、大舞台じゃなくてもリーグ戦を真剣にやって、結果にこだわってプレーすることで、僕らのレベルもさらに向上していくと思う」

勝つためにチームに足りないものは?

「いろんな場面で多々あると思うけど、まず方向性は間違っていない。その中で、決める決めないでサッカーはどうしても勝敗が決まる。失点して負けると守備が問題になるし、無得点で勝てないと決定力がない。非常にシンプルなスポーツではあるけど、そこに至るまでにいろんな細かい勝敗がピッチ上ではある。ただ、セルビアに対してもベラルーシに対しても、90分間自分達のサッカーを貫いていたのは、1つの進歩だと思う。ここで皆さんに叩かれて、僕達がブレるようなことがあれば、それが一番ダメなことだと僕は思う」

無得点に終わった原因は?

「選手達で話して、今までやってきたことが出せていない部分もあるが、W杯用にさらに大きなものを披露しようとして、今はそれを組み立てている段階ではあるので。その新たなトライをしているところで、前と同じようにすれば得点もできたかもしれないけど、新しくやろうとしていることが上手くいかず、新しいことをトライしようとして、以前の良さが出てない。そのへんのちぐはぐさは若干あると思う。選手も監督もそこは悲観していない。アジアカップで優勝した時のようなサッカーをW杯でやろうとは思わないし、一歩も二歩も先に行くためにシミュレーションしながら戦っている感じ。そこは非常にポジティブな感じだと思っている」

いろんな選手が「自分はこういう攻撃がしたい」という意見をぶつけ合っているようだが?

「いいことだと思う。どんどん出すべきだし、正直ぶつかるのが遅いくらいだと僕は思っている。結局は同じ日本人でも、育ってきた環境も、サッカーをしてきた環境も違う。攻撃においても守備においても、サッカーに対する考え方は違ってくるので、それをぶつけ合うのはポジティブだと思う。ちなみに前回のW杯では、それを(本大会直前の)スイスのキャンプでやっていたので、少なくともそこは進歩だと思っている。このままだと(本大会で)負けるという危機感は、すでに今の段階で選手は抱いている。だからミーティングでも妥協は許されないと思う」

【日本はまた零敗、3−4−3も不発】
 国際サッカー連盟ランキングでは38も格下のベラルーシから、ゴールを奪えないまま敗れた。セルビア戦で零封負けして露呈した日本の決定力不足は、さらに深刻さを増している。
 パスはつないでも、シュートを打てない。本田や香川が中心となって得意のパスワークを展開しながら、ゴール前で猛然と寄せてくる相手に圧倒され、後ろに戻すことが多かった。ベラルーシがボールを奪うと一気に攻め込み、前半44分には思い切りのいいミドルシュートで先制したのとは対照的で、消極的なプレーが目立った。
 長谷部は「距離感が近かった」と振り返った。パスをつなごうとして選手同士が近づいて、攻撃は中央から単調なものになった。本田は「ここでブレるようなことがあっては一番ダメ。自分達のサッカーを貫いていく」と強気に語るものの、改善策は見い出せない。
 点を取るため、攻撃的とする3−4−3への布陣変更も不発に終わった。「自信を失うために遠征に来ているのではなく、課題をいかに解決するかということを選手に要求したい」とザッケローニ監督。しかし、11日のセルビア戦と同じメンバーを先発させるなど、主力を固めて戦ううちは、現状打破は期待できない。

【ザック監督「決めきれなかった」】
 W杯予選敗退のベラルーシに零敗、11日にはセルビア戦に続き欧州遠征を連敗で終えた日本代表・ザッケローニ監督は「チャンスは作ったが決め切れなかった。ベラルーシはファーストチャンスを決めた。相手を誉めなくては」と決定力の違いを口にした。
 ボール支配率は確かに上回った。しかし、ゴールを揺らすことはできなかった。FIFAランクで格下の相手でも、体格、当たりの強さでは欧州強豪にも引けを取らなかった。9月にはホームで連勝し、勢いを掴んだかに見えたが、アウェー戦での弱さが出てしまった。指揮官は「分析しなくては」と“内弁慶”ぶりに浮かない顔だった。
 後半は3バックも試した。「残り20分の内容は良かった」と8ヶ月を切った来年6月のW杯へわずかな光明を見い出していた。

【本田「ブレてはダメ」】
 W杯予選で敗退したチームに、敵地で2連敗した。本田はそれを、生みの苦しみと言う。「90分間、自分達のサッカーを貫いているのが進歩。ここで叩かれて、ブレるようなことがあれば一番ダメ」と言い切った。
 細かいパスで崩すことに固執しすぎ、手数をかけずに攻める場面がなかった。本田自身も後半の好機で右足シュートをブロックされ、FKも壁に当てた。
 2試合連続無得点だが、「W杯用に大きなものを披露しようと組み立てている段階。アジアカップで優勝したようなサッカーをW杯でするつもりはない」と、悲観してはいないことを強調した。

【悔しさにじませる川島】
 欧州遠征が2連敗に終わり、GK川島は「結果が出ていない。内容も含め、応援してくれている人に申し訳ない」と悔しさをにじませた。
 チームの最後尾から大声でポジショニングの指示をするなど仲間を鼓舞したが、白星は掴めなかった。前半終了間際に決められたミドルシュートについては「フリーで打たれると、強い相手になればなるほど精度は高い。やらせないことが大事」と反省を口にした。

【長谷部、連敗を「重く受け止める」】
 攻守ともに結果の出なかった欧州遠征。主将の長谷部は「残念。重く受け止める」と険しい表情で振り返った。格下の相手に中盤でパスがつながっても、ゴール前はきっちり封じられ、立ち上がりのチャンスも決めきれなかった。「アウェーの経験していくことで強くなっていく最善のことだと考えたい」とこの連敗を糧にしていくことを誓っていた。
 また、途中交代の長谷部からキャプテンマークを引き継いだ遠藤は「ビッグチャンスがなかった。もう少しいろんな形、工夫をしながら試合、トレーニングを積み上げたい」と、W杯本番に向けチーム力強化に目を向けていた。

【長友が右すねと右足首を痛める】
 長友が後半途中に負傷で退いた。後半の早い時間帯に右すねと右足首を痛めた。その後もしばらくプレーを続けたが、自ら申し出て16分に酒井高と交代した。
 ザッケローニ監督は後半6分に森重を投入して攻撃的な3−4−3に布陣を変更した。長友の攻撃参加に期待をかけていただけに、チームにとっても残念な負傷交代となった。

【少ない好機生かしたベラルーシ】
 ベラルーシは少ない好機を生かし、前半終了間際にチゴレフが豪快なミドルシュートを決めた。守備では日本のシュート精度の低さにも助けられたが、GKベレンコを中心に守り切った。
 W杯欧州予選では強豪のスペイン、フランスと同グループで1勝1分け6敗の最下位に終わったが、ホームでアジア王者に意地を見せた。コンドラチエフ監督は「非常にいい試合だった。選手は要求通りにプレーしてくれた」と満足そうに話した。

【ベラルーシ戦視聴率は15.7%】
 日本テレビ系で15日夜に生中継されたサッカー、ベラルーシ代表vs日本代表の平均視聴率が15.7%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)だったことが16日、明らかになった。
 試合は、日本代表が序盤の決定機を逃すと、前半44分に失点。相手がW杯出場経験のない格下チームであるにも関わらず、アウェーで0−1で敗れ、ザックジャパン初の2試合連続の零敗となった。

【11月19日のベルギー戦が内定】
 日本代表が11月19日、ブリュッセルでW杯出場を決めているベルギーと親善試合を戦うことが内定した。
 日本協会の原技術委員長は「一連の国際Aマッチデーが終了すれば発表できる」と発言。ベルギーが15日のW杯予選のウェールズ戦を終えたため、近日中に正式発表される見通しだ。ベルギーはFIFAランク6位でマンチェスター・ユナイテッドのMFフェライーニら才能が揃う。日本が苦手とする完全アウェーの対戦で注目の一戦となる。

≪超サカ採点表≫
日本代表
GK:
1.川島永嗣 5.5
失点は仕方ない。直接FKからの好守が1本あった
DF:
2.内田篤人 5.0
前半に1度決定的なシュートシーンを演出したが、工夫ある攻撃はほとんど見せられず
(85分18.ハーフナー・マイク --)
22.吉田麻也 5.5
集中を保っていた
15.今野泰幸 5.5
球際へ強く寄せていた
5.長友佑都 4.5
攻撃面で全く存在感示せず
(61分3.酒井高徳 5.0)
積極的に仕掛けたが、効果は薄かった
MF:
9.岡崎慎司 4.5
アイディアと技術がなく打開できなかった
17.長谷部誠 4.5
ミスパスやミストラップが多く、ビルドアップがスムーズに行われない要因に
(69分16.山口螢 5.5)
攻守に的確なプレーを見せた
7.遠藤保仁 5.0
何度か縦パスを入れたが、その回数は少なかった
10.香川真司 5.0
ボールによく絡んだが、違いは生み出せなかった
4.本田圭佑 5.5
キープ力、パス出しで一定の起点にはなった
FW:
11.柿谷曜一朗 4.5
前半13分の絶好機は決めたい。前線で起点になれず
(51分6.森重真人 5.5)
積極的な守備で一定の存在感を示す
監督:
ザッケローニ 3.5
セルビア戦と全く同じ先発メンバーを送り出し停滞感を打破できず。3バックも相変わらず機能せず


帰国の途
 欧州遠征でセルビアとベラルーシに2連敗したサッカー日本代表のザッケローニ監督や国内組の選手が本日16日、ミンスク(ベラルーシ)からフランクフルト経由で帰国の途に就いた。明日17日朝に日本に到着する予定。
 香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)ら欧州でプレーする選手は、フランクフルトでチームを離れて所属クラブに戻る。
 日本は来年のワールドカップ(W杯)への強化として欧州遠征に臨み、11日にセルビアに0−2、15日にベラルーシに0−1で敗れた。11月にも再び欧州へ遠征し、強豪のオランダ、ベルギーと対戦する。

日本代表23名
GK:
1.川島永嗣(スタンダール・リエージュ)
1983年03月20日生/身長185cm/体重80kg/国際Aマッチ出場50試合/46失点
12.西川周作(広島)
1986/06/18/183cm/81kg/11試合/7失点
23.権田修一(FC東京)
1989/03/03/187cm/83kg/2試合/4失点
DF:
15.今野泰幸(G大阪)
1983/01/25/178cm/73kg/74試合/1得点
19.伊野波雅彦(磐田)
1985/08/28/179cm/73kg/20試合/1得点
5.長友佑都(インテル)
1986/09/12/170cm/68kg/63試合/3得点
6.森重真人(FC東京)
1987/05/21/180cm/72kg/4試合/0得点
2.内田篤人(シャルケ)
1988/03/27/176cm/67kg/62試合/1得点
22.吉田麻也(サウサンプトン)
1988/08/24/189cm/81kg/33試合/2得点
21.酒井宏樹(ハノーバー)
1990/04/12/13cm/70kg/12試合/0得点
3.酒井高徳(シュツットガルト)
1991/03/14/176cm/74kg/8試合/0得点
MF:
7.遠藤保仁(G大阪)
1980/01/28/178cm/75kg/136試合/12得点
17.長谷部誠(ニュルンベルク)
1984/01/18/177cm/65kg/73試合/2得点
13.細貝萌(ヘルタ・ベルリン)
1986/06/10/176cm/68kg/23試合/1得点
4.本田圭佑(CSKAモスクワ)
1986/06/13/182cm/76kg/48試合/18得点
16.山口蛍(C大阪)
1990/10/06/173cm/72kg/5試合/0得点
FW:
9.岡崎慎司(マインツ)
1986/04/16/174cm/76kg/68試合/35得点
18.ハーフナー・マイク(フィテッセ)
1987/05/20/194cm/86kg/15試合/4得点
14.乾貴士(フランクフルト)
1988/06/02/169cm/59kg/11試合/0得点
10.香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)
1989/03/17/172cm/63kg/49試合/16得点
8.清武弘嗣(ニュルンベルク)
1989/11/12/172cm/66kg/20試合/1得点
11.柿谷曜一朗(C大阪)
1990/01/03/176cm/65kg/5試合/3得点
20.齋藤学(横浜M)
1990/04/04/169cm/64kg/3試合/1得点


波乱
第93回天皇杯全日本選手権3回戦結果

川崎3−0東京V
(等々力/5049人)
≪得点者≫
川崎:矢島卓郎4、大久保嘉人9、レナト77

横浜M3−1栃木
(ニッパ球/3659人)
≪得点者≫
横浜M:マルキーニョス5、26、63
栃木:サビア18

浦和2−3山形
(浦和駒場/5890人)
≪得点者≫
浦和:阪野豊史41、邦本宜裕76
山形:伊東俊39、宮阪政樹67、ロメロ・フランク79

1−0岡山
(柏/2838人)
≪得点者≫
:クレオ89=PK

 サッカーの天皇杯全日本選手権第9日は本日16日、各地で3回戦の残り4試合が行われ、2連覇を狙う柏と横浜M、川崎のJ1勢とJ2山形が4回戦進出を決め、ベスト16が出揃った。
 柏は終了間際のクレオのPKでJ2岡山に1−0の辛勝。山形はJ1浦和を3−2で破る波乱を演じた。横浜Mはマルキーニョスの3得点でJ2栃木に3−1、川崎はJ2東京Vに3−0でともに順当勝ちした。
 11月16日の4回戦の組み合わせ抽選は20日に実施される。

【山形は2度追い付かれるも浦和振り切る】
 山形は2−2の後半34分にロメロ・フランクがドリブルで持ち込み、左足で勝ち越し点を挙げた。2度追い付かれたが、粘り強い守備で主導権を渡さなかった。
 山形は序盤から効果的なプレスで主導権を握り、前半39分にMF伊東俊のゴールで先制。1−1の後半22分にMF宮阪政樹がミドルシュートを決め、2−2とされた直後にはMFロメロ・フランクが個人技からゴールをこじ開けた。
 初の右MF起用で攻守に奮闘した宮阪は「リーグ戦のメンバーではなくても、浦和レッズというチームに勝てたのは嬉しい」と胸を張った。

【浦和監督「非常に悔しい」】
 リーグ戦とはメンバーを入れ替えて臨んだ浦和は運動量に勝る山形に競り負けた。ペトロビッチ監督は「非常に悔しい。ただ、こういう結果が起きるのがサッカー」と言葉を絞り出した。
 指揮官は「内容的には決して劣っていると思ってない」と話したものの、リードを奪えず、追い付いては失点する悪循環だった。J1、決勝に進んだナビスコ杯との3冠の可能性が消え「チーム一丸となって引き続き戦っていかなければ」と自らを奮い立たせるように言った。

【柏は山中のクロスがPK誘発】
 前回王者・柏のMF山中亮輔が、途中出場で勝利に貢献した。後半26分に左MF橋本和に代わって登場。得意の1対1で好機をつくり、終了間際の43分に左クロスをFW工藤壮人の頭に合わせて、相手のハンドを誘発した。このPKをFWクレオが決めて辛勝した。
 山中は東アジア大会(6〜15日、中国・天津)に向けたU-20日本代表に選出されたが、クラブの選手構成の事情で辞退。しかし大会期間中に柏で試合に出ることはなかった。モヤモヤしていた山中にDF増嶋竜也が「ここで気持ちを切らすな」と声をかけ、DF鈴木大輔やMF太田徹郎らも食事に誘って励ました。山中は「先輩達が相談にのってくれて、本当にありがたいと思ってます」と感謝していた。

【岡山、終了間際にプラン崩壊】
 J2で8位の岡山はシュート数で4対16と圧倒され、後半44分にPKで失点した。延長に持ち込むプランが崩れ、影山監督は「タフな試合になったら、うちの方が走れると思ったので悔しい」と顔をしかめた。
 柏の下部組織出身で、日本代表の酒井宏(ハノーバー)や工藤と同期だった仙石は中盤でフル出場。「ボールを保持する時間が極端に短かった。もっと攻める回数を増やさないと、上のリーグではやっていけない」と力の差を痛感した。

【川崎、大久保中盤起用で流れ】
 川崎は序盤に2点を奪って流れを掴んだ。前半はストライカーの大久保を中盤で起用するなど意表を突いた布陣だったが、選手はピッチで躍動。風間監督は「積極的にプレーしたことが一番。うちのサッカーは攻撃的で楽しいものだと、改めて理解してくれた」と満足そうだった。
 12日のナビスコ杯は低調な内容で浦和に屈し、決勝進出を逃していた。J2相手とはいえ、快勝でショックを振り払ったようだ。PKを決めて貢献した大久保は「天皇杯もリーグ戦もあるので、まだまだこれから」と気持ちを入れ直した。

【東京V 悪過ぎた立ち上がり】
 東京Vは試合への入り方が悪過ぎた。前半4分に自陣でパスカットされて先制を許し、9分にはPKを与えてしまった。三浦監督は「立ち上がりから少し怖がるところがあった」と、立て続けに失点した序盤を嘆いた。
 ゴールは奪えなかったが、後半はサイド攻撃を軸に何度も好機を演出しただけに、悔やまれる展開。指揮官は「力の差は感じたが、1つ取れればというところまでは持っていけた」と収穫も口にした。

【マルキ3発に「全体的に良かった」】
 横浜MはマルキーニョスがPKを含む3得点と大暴れ。J2の最近4試合で3勝1分けと勢いのある栃木をねじ伏せ「全体的に自分のプレーは良かった。常に向上心を持つことを心掛けている」と胸を張った。
 得点に絡んだ中村やドゥトラら主力の活躍もさることながら、樋口監督が喜んだのは先発に抜擢した端戸や佐藤ら若手の頑張りだ。指揮官は「非常にアグレッシブだった。リーグ戦でも必要な時が来る」と満足そうだった。

【栃木、J2終盤戦へ手応え】
 栃木は敗れたものの、敵地でJ1の強豪を苦しめた。後半のシュート数は相手より2本多い7本。松本監督は「J2で昇格プレーオフ(3〜6位)に進出する数字上のチャンスはある。後半のようにやれば行ける」とうなずいた。
 経験豊富な指揮官が9月中旬に就任してから、J2では3勝1分けと好調を維持して6位の長崎に勝ち点差7まで迫った。精神的支柱の三都主は終盤戦に向け「うまくリズムに乗っている。1試合1試合を決勝だと思ってやっていきたい」と意気込んだ。


W杯出場決定
W杯欧州予選第8、10戦(最終戦)結果

グループA:

スコットランド2−0クロアチア
≪得点者≫
スコットランド:スノッドグラス28、ネイスミス73

ベルギー1−1ウェールズ
≪得点者≫
ベルギー:デ・ブライネ64
ウェールズ:ラムジー88
≪出場メンバー≫
【ベルギー】
GK:
クルトワ
DF:
アルデルワイレルト、ファン・ブイテン(72分ヴェルトンゲン)、ヴェルマーレン、ポコニョーリ
MF:
ヴィツェル、デンベレ、シャドリ(57分アザール)、デ・ブライネ、ミララス(77分バカリ)
FW:
ルカク

セルビア5−1マケドニア
≪得点者≫
セルビア:オウンゴール16、バスタ19、コラロフ38=PK、タディッチ54、S・シュチェポビッチ73
マケドニア:ヤホビッチ83

グループB:

イタリア2−2アルメニア
≪得点者≫
イタリア:フロレンツィ25、バロテッリ76
アルメニア:モフシシアン5、ムヒタリアン70
≪出場メンバー≫
【イタリア】
GK:
マルケッティ
DF:
アバーテ、アストーリ、ボヌッチ、パスクワル
MF:
フロレンツィ(60分カンドレーバ)、モントリーボ、アクイラーニ(73分G・ロッシ)、ピルロ、インシーニェ
FW:
オスバルド(54分バロテッリ)

ブルガリア0−1チェコ
≪得点者≫
チェコ:ドチカル52

デンマーク6−0マルタ
≪得点者≫
デンマーク:ラスムッセン8、74、アッガー11=PK、39=PK、ビェラン28、ニールセン84

グループC:

スウェーデン3−5ドイツ
≪得点者≫
スウェーデン:ヒュセン6、69、カチャニクリッチ42
ドイツ:エジル45+1、ゲッツェ53、シュールレ57、66、76

アイルランド3−1カザフスタン
≪得点者≫
アイルランド:ロビー・キーン17=PK、オシェイ27、オウンゴール78
カザフスタン:ショムコ13

フェロー諸島0−3オーストリア
≪得点者≫
オーストリア:イバンシッツ17、プレドゥル64、アラバ67=PK

グループD:

トルコ0−2オランダ
≪得点者≫
オランダ:ロッベン8、スナイデル47
≪出場メンバー≫
【オランダ】
GK:
シレセン
DF:
ヤンマート、フラール、マルティンス・インディ(46分ブルマ)、ブリント
MF:
クラシー、フェル、スナイデル、ロッベン、レンス(89分デパイ)
FW:
ファン・ペルシー(46分カイト)

ルーマニア2−0エストニア
≪得点者≫
ルーマニア:マリカ30=PK、81

ハンガリー2−0アンドラ
≪得点者≫
ハンガリー:ニコリッチ51、オウンゴール76

グループE:

スイス1−0スロベニア
≪得点者≫
スイス:G・ジャカ74
≪出場メンバー≫
【スイス】
GK:
ゾマー
DF:
ラング、ジュールー、センデロス、ツィークラー
MF:
インレル、ジェマイリ、G・ジャカ、メーメディ(87分G・フェルナンデス)
FW:
バルネッタ(71分カサミ)、セフェロビッチ(71分デルディヨク)

ノルウェー1−1アイスランド
≪得点者≫
ノルウェー:ブラーテン30
アイスランド:シグソールソン12

キプロス0−0アルバニア

グループF:

ポルトガル3−0ルクセンブルク
≪得点者≫
ポルトガル:バレラ30、ナニ36、H・ポスティガ79
≪出場メンバー≫
【ポルトガル】
GK:
ルイ・パトリシオ
DF:
ネト、リカルド・コスタ(59分セレーロ)、アンドレ・アルメイダ、ファビオ・コエントラン(75分アントゥネス)
MF:
ミゲル・ベローゾ(58分ウーゴ・アルメイダ)、ジョズエ、ジョアン・モウティーニョ、ナニ、バレラ
FW:
H・ポスティガ

アゼルバイジャン1−1ロシア
≪得点者≫
アゼルバイジャン:ジャヴァドフ90
ロシア:シロコフ16
≪出場メンバー≫
【ロシア】
GK:
アキンフェエフ
DF:
コズロフ、イグナシェビッチ、V・ベレズツキ、D・コムバロフ
MF:
シロコフ、グルシャコフ、ファイズリン(46分シャトフ)、サメドフ(82分ママイェフ)
FW:
ケルジャコフ、ココリン

イスラエル1−1北アイルランド
≪得点者≫
イスラエル:ベン・バサト43
北アイルランド:S・デイビス72

グループG:

ギリシャ2−0リヒテンシュタイン
≪得点者≫
ギリシャ:サルピギディス7、カラグニス81

リトアニア0−1ボスニア・ヘルツェゴビナ
≪得点者≫
ボスニア・ヘルツェゴビナ:イビシェビッチ68
≪出場メンバー≫
【ボスニア・ヘルツェゴビナ】
GK:
ベゴビッチ
DF:
ヴルシャイェビッチ(71分ザヒロビッチ)、ビチャクチッチ、スパヒッチ、サリホビッチ
MF:
ピャニッチ、ミシモビッチ、メジュニャニン、ルリッチ
FW:
イビシェビッチ、ジェコ

ラトビア2−2スロバキア
≪得点者≫
ラトビア:サバラ47、ロデ90
スロバキア:ヤクブコ9、サラータ16

グループH:

イングランド2−0ポーランド
≪得点者≫
イングランド:ルーニー41、ジェラード88
≪出場メンバー≫
【イングランド】
GK:
ハート
DF:
スモーリング、ケーヒル、ジャギエルカ、ベインズ
MF:
キャリック(71分ランパード)、ジェラード、タウンセンド(86分ミルナー)、ルーニー、ウェルベック
FW:
スターリッジ(82分ウィルシャー)

サンマリノ0−8ウクライナ
≪得点者≫
ウクライナ:セレズニョフ13=PK、19、デヴィッチ15、51、58=PK、ヤルモレンコ55、ベズス66、マンジュク90

モンテネグロ2−5モルドバ
≪得点者≫
モンテネグロ:ヨベティッチ55=PK、90+1
モルドバ:アントニュク29、89、アルマシュ62、シドレンコ64、ヨニツァ72

グループI:

スペイン2−0グルジア
≪得点者≫
スペイン:ネグレド26、マタ61
≪出場メンバー≫
【スペイン】
GK:
カシージャス
DF:
ファンフラン、ピケ、セルヒオ・ラモス、アルベルト・モレノ
MF:
イニエスタ(81分イスコ)、ヘスス・ナバス、シャビ・エルナンデス(66分コケ)、ブスケッツ
FW:
ネグレド、ペドロ(57分マタ)

フランス3−0フィンランド
≪得点者≫
フランス:リベリー8、オウンゴール76、ベンゼマ87
≪出場メンバー≫
【フランス】
GK:
ロリス
DF:
ドゥビュシー、エブラ、コシールニー、アビダル
MF:
ポグバ、バルビュエナ、マテュイディ(71分カバイェ)、ナスリ(71分レミ)、リベリー
FW:
ジルー(81分ベンゼマ)

W杯欧州予選順位表
(全10戦終了=グループIのみ全8戦)

…W杯出場
…W杯欧州プレーオフ出場

グループA:

1.ベルギー 26
2.クロアチア 17
3.セルビア 14
4.スコットランド 11
5.ウェールズ 10
6.マケドニア 7

グループB:

1.イタリア 22
2.デンマーク 16
3.チェコ 15
4.ブルガリア 13
5.アルメニア 13
6.マルタ 3

グループC:

1.ドイツ 28
2.スウェーデン 20
3.オーストリア 17
4.アイルランド 14
5.カザフスタン 5
6.フェロー諸島 1

グループD:

1.オランダ 28
2.ルーマニア 19
3.ハンガリー 17
4.トルコ 16
5.エストニア 7
6.アンドラ 0

グループE:

1.スイス 24
2.アイスランド 17
3.スロベニア 15
4.ノルウェー 12
5.アルバニア 11
6.キプロス 5

グループF:

1.ロシア 22
2.ポルトガル 21
3.イスラエル 14
4.アゼルバイジャン 9
5.北アイルランド 7
6.ルクセンブルク 6

グループG:

1.ボスニア 25
2.ギリシャ 25
3.スロバキア 13
4.リトアニア 11
5.ラトビア 8
6.リヒテンシュタイン 2

グループH:

1.イングランド 22
2.ウクライナ 21
3.モンテネグロ 15
4.ポーランド 13
5.モルドバ 11
6.サンマリノ 0

グループI:

1.スペイン 20
2.フランス 17
3.フィンランド 9
4.グルジア 5
5.ベラルーシ 4

 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会欧州予選は15日、各グループの最終戦が行われ、W杯2連覇を狙うグループIのスペイン、グループHのイングランド、グループGのボスニア・ヘルツェゴビナ、グループFのロシアが1位となり本大会出場を決めた。
 2位のうちクロアチア、スウェーデン、ルーマニア、アイスランド、ポルトガル、ギリシャ、ウクライナ、フランスの8チームが11月のプレーオフに回り、最後の4枠を争う。
 スペインはグルジアを2−0で退けて10大会連続14度目、イングランドはポーランドを2−0で破り、5大会連続14度目の出場を果たした。
 なお、W杯欧州プレーオフの組み合わせ抽選会は今月21日、日本時間の午後9時からチューリッヒ(スイス)で行われる。欧州プレーオフのシードは明日17日発表のFIFAランキングを基に決められる。

【ロシア、ポルトガル上回り3大会ぶりW杯切符】
 20018年大会の開催国ロシアはライバルのポルトガルを勝ち点1差で上回り、2002年日韓大会以来のW杯切符を得た。カペッロ監督は「予選を突破できて満足している。ポルトガルのような強い相手がいるグループで首位を取ることができた」と喜びに浸った。
 前半にシロコフが先制したが、退場で10人となったアゼルバイジャンに試合終了間際に追い付かれた。百戦錬磨の監督は「先を見て、もっと試合内容を改善しなければ」と本大会への反省も忘れなかった。

【ボスニア、苦しんで初出場】
 ボスニア・ヘルツェゴビナが苦しみながら初出場を勝ち取った。スシッチ監督は「予想以上に厳しい試合になったが、最後に報われた」と穏やかな笑みを浮かべた。
 圧倒的に攻めながら無得点の時間が続いたが、後半23分にイビシェビッチが先制ゴール。そのリードを守り切った。好守で貢献したGKベゴビッチは「今の気持ちを言葉に表すのは難しい。とにかく嬉しい」と喜んだ。民族対立に起因する内戦や資格停止処分を乗り越え、晴れ舞台への切符を掴んだ。

【フランス&ポルトガルはプレーオフへ 】
 欧州予選では強豪のフランスとポルトガルがともに2位となり、11月のプレーオフに回った。グループIのフランスはフィンランドに3−0で快勝。ここ数試合は攻撃陣が好調でデシャン監督は「選手の調子はとても良い。彼らに何も起こらず、来月もピッチに立つことを願っている」と来月を見据えた。
 グループFのポルトガルは取りこぼしが響き、ロシアに及ばなかった。ベント監督は「トップに立つためにはより質の高いプレーを見せなければいかなかった」と悔しがった。

【クロアチア監督が辞意】
 グループA・2位でプレーオフに回ったクロアチアのシュティマッツ監督が辞意を表明した。スコットランドに0−2で敗れた後、「ひどい敗戦だった。クロアチア連盟の会長に辞任を申し出た」と明らかにした。
 最後の4試合で勝ち点1しか挙げられず、不振が続く。本大会出場の可能性は残るが「彼らの決断次第だ。私がふさわしい人間と考えるなら、このまま続けるだろう」と話した。


W杯出場決定
W杯南米予選第18戦(最終戦)結果

ウルグアイ3−2アルゼンチン
≪得点者≫
ウルグアイ:C・ロドリゲス7、スアレス34=PK、カバーニ49
アルゼンチン:マキシ・ロドリゲス14、41
≪出場メンバー≫
【ウルグアイ】
GK:
ムスレラ
DF:
フシレ、ルガノ、ゴディン、M・ペレイラ
MF:
アレバロ、D・ペレス(46分ラミレス)、C・ロドリゲス、ストゥアニ(90分ヒメネス)
FW:
スアレス、カバーニ
【アルゼンチン】
GK:
ロメロ
DF:
バサンタ、カンパニャーロ、F・フェルナンデス、ドミンゲス
MF:
ビリア、バネガ(68分ソモサ)、A・フェルナンデス(83分イカルディ)
FW:
マキシ・ロドリゲス、ラメラ(76分ソサ)、パラシオ

パラグアイ1−2コロンビア
≪得点者≫
パラグアイ:ロハス7
コロンビア:ジェペス38、56
≪出場メンバー≫
【パラグアイ】
GK:
ビジャル
DF:
カンディア、G・ゴメス、ダ・シルバ、ロメロ(75分メンディエタ)
MF:
オビエド、ボネ(46分O・カルドソ)、アキーノ、ロハス
FW:
ヌニェス(61分サナブリア)、サンタクルス
【コロンビア】
GK:
オスピナ
DF:
C・サパタ、ジェペス、アリアス、アルメロ
MF:
C・サンチェス、M・トーレス(37分A・ラミレス)、グアリン■■=(31分)、J・ロドリゲス(88分メヒア)
FW:
バッカ(65分キンテロ)、J・マルティネス

チリ2−1エクアドル
≪得点者≫
チリ:A・サンチェス55、メデル38
エクアドル:F・カイセド66
≪出場メンバー≫
【チリ】
GK:
ブラボ
DF:
メナ、M・ゴンサレス、イスラ、M・ディアス
MF:
メデル、アランギス(75分M・フェルナンデス)、ビダル、バルディビア(90分ピニージャ)
FW:
A・サンチェス、E・バルガス(86分ボセジュール)
【エクアドル】
GK:
A・ドミンゲス
DF:
グアグア、エラソ、E・バレンシア(72分J・アヨビ)、パレデス
MF:
W・アヨビ、L・バレンシア、ノボア、S・カスティージョ
FW:
モンテロ(84分F・マルティネス)、F・カイセド(89分イバーラ)

ペルー1−1ボリビア
≪得点者≫
ペルー:ヨトゥン19
ボリビア:ベハラノ45+1

W杯南米予選順位表
(全18戦終了)

…W杯出場
…アジア5位(ヨルダン)との大陸間プレーオフ出場

1.アルゼンチン 32
2.コロンビア 30
3.チリ 28
4.エクアドル 25

5.ウルグアイ 25
6.ベネズエラ 20
7.ペルー 15
8.ボリビア 12
9.パラグアイ 12

 サッカーのワールドカップ(W杯)南米予選は15日、各地で最終戦が行われ、チリが2大会連続9度目、エクアドルが2大会ぶり3度目のW杯出場を決めた。5位ウルグアイはアジアのヨルダンとの大陸間プレーオフに回った。
 チリはエクアドルに2−1で競り勝ち、勝ち点28で3位、同25のエクアドルも出場権を得られる4位に入った。ウルグアイは1位アルゼンチンを3−2で破って25でエクアドルと並んだが、得失点差で下回った。既に出場を決めたコロンビアはパラグアイを下した。
 南米予選は残る2枠の本大会出場権を3位エクアドルから5位ウルグアイの3チームが争う展開。引き分け以上で、自力での本大会出場権獲得が可能なチリとエクアドルが対戦。チリはアレクシス・サンチェスとメデルのゴールで前半に2点を奪うと、エクアドルの反撃を1点にとどめ、2−1で逃げ切り勝ち点3を手にした。
 一方、本大会ストレートインが可能な4位に入るには、大量得点での勝利が必要なウルグアイは、アルゼンチンと対戦。開始早々の5分にクリスティアン・ロドリゲスのゴールで先制したウルグアイだが、15分にマキシ・ロドリゲスにゴールを許し、試合は振り出しに。ウルグアイは34分にスアレスが自ら得たPKを沈めて勝ち越しに成功するも、41分にマキシ・ロドリゲスにこの日2点目を奪われ再び同点とされてしまう。それでもウルグアイは後半開始早々の5分にカウンターからカバーニがゴールを挙げると、このリードを守り切って3−2で勝利した。
 この結果、すでに本大会出場権を獲得していたアルゼンチンとコロンビアに加え、勝ち点28で3位に浮上したチリ、同25の4位エクアドルが新たに本大会行きのチケットを手にした。5位ウルグアイは勝ち点でエクアドルに並んだものの得失点差で及ばず、アジア5位のヨルダンとの大陸間プレーオフに臨むことになった。


W杯出場決定
W杯北中米カリブ海最終予選第10戦(最終戦)結果

コスタリカ2−1メキシコ
≪得点者≫
コスタリカ:B・ルイス25、サボリ64
メキシコ:ペラルタ29
≪出場メンバー≫
【コスタリカ】
GK:
ナバス
DF:
ウマーニャ、オビエド、ガンボア、G・ゴンサレス
MF:
アコスタ、ボルヘス、ボラーニョス、テヘダ(72分クベロ)
FW:
B・ルイス(49分サボリオ)、キャンベル(77分バランテス)
【メキシコ】
GK:
オチョア
DF:
アヤラ、マルケス、トーレス・ニロ(73分ブリスエラ)、ラユン
MF:
ヒメネス、サバラ、アキーノ(66分G・ドス・サントス)、ペニャ
FW:
J・エルナンデス(60分ヒメネス)、ペラルタ

パナマ2−3アメリカ
≪得点者≫
パナマ:G・トーレス18、テハダ84
アメリカ:オロスコ64、ズシ90+2、ヨハンソン90+3
≪出場メンバー≫
【アメリカ】
GK:
グザン
DF:
グッドソン、E・カスティージョ、オロスコ、クリエスタン
MF:
ベッカーマン、エバンズ(56分B・デイビス)、ズシ、ディスケルッド(62分ヨハンソン)、ベドヤ
FW:
アルティドール(76分ボイド)

ジャマイカ2−2ホンジュラス
≪得点者≫
ジャマイカ:オウンゴール3、オースティン59=PK
ホンジュラス:コストリー2、フィゲロア33
≪出場メンバー≫
【ホンジュラス】
GK:
バジャダレス
DF:
B・ベッケレス、フィゲロア、ベルナルデス、E・イサギーレ
MF:
A・ナハル(64パラシオス)、オスカル・ガルシア、エスピノサ(89A・ペラルタ)、ガリード
FW:
クラロス、コストリー(85ベンクトソン)

W杯北中米カリブ海最終予選順位表
(全10戦終了)

…W杯出場
…オセアニア1位(ニュージーランド)との大陸間プレーオフ出場

1.アメリカ 22
2.コスタリカ 18
3.ホンジュラス 15

4.メキシコ 11
5.パナマ 8
6.ジャマイカ 5

 サッカーのワールドカップ(W杯)北中米カリブ海最終予選は15日、各地で最終戦が行われ、ホンジュラスが2大会連続3度目の本大会出場を決めた。6大会連続出場を狙うメキシコは4位でオセアニアのニュージーランドとの大陸間プレーオフに回った。
 ホンジュラスはジャマイカと2−2で引き分け、勝ち点15で3位となった。メキシコは既に出場を決定したコスタリカに1−2で敗れ、同11。パナマも1位のアメリカに敗れ、同8に終わった。

【メキシコ冷や汗でプレーオフ進出】
 まずは引き分け以上で本大会出場圏内の3位以内を確定させるホンジュラスは敵地でジャマイカと対戦。前半1分に先制するなど、常に先行しながらゲームを進めたホンジュラスは2−2で引き分け、2大会連続3度目のW杯出場権を獲得した。
 4位のメキシコは敵地でコスタリカと対戦。前半26分に先制を許したメキシコは同29分にペラルタのゴールで同点に追い付くが、後半19分に再び勝ち越しゴールを許し、1−2で敗れてしまった。
 ここで注目が集まるのが5位パナマの結果。首位アメリカと対戦したパナマは序盤から積極的に攻め、前半18分に先制に成功する。後半に入り同点とされるが、同38分にルイス・テハダが得点し、勝ち越しに成功。このままいけばメキシコを得失点差で上回り、パナマが逆転でプレーオフ出場権を獲得するところだった。
 だがここからドラマが待ち受けていた。アメリカは後半ロスタイム2分にグラハム・ズシが同点弾を決めると、その1分後にはアロン・ヨハンソンが劇的逆転弾を突き刺したのだ。
 この結果、4位の座はメキシコに転がり込み、ニュージーランドとの大陸間プレーオフに進む権利を獲得した。大陸間プレーオフは第1戦が11月13日か14日、第2戦が11月20日に行われる。


先勝
W杯アフリカ最終予選第1戦結果

ガーナ6−1エジプト
≪得点者≫
ガーナ:アサモア・ギャン4、53、オウンゴール22、ワリス44、ムンタリ73=PK、アツ88
エジプト:アブトレカ41=PK
≪出場メンバー≫
【ガーナ】
GK:
ダウダ
DF:
インコーム、オパレ、スマイラ、アカミンコ
MF:
ムンタリ(83分アギェマン・バドゥ)、エッシェン、アサモアー
FW:
A・アユー(83分アツ)、ワリス、アサモアー・ギャン(79分ムバラク)
【エジプト】
GK:
エクラミー(57分エルシェナウィ
DF:
ソリマン、ガリ、ゴマー、ナガイブ
MF:
ファティ、アシュール(40分アル・ムハマディ)、ケナウィ(46分アブデルラゼク)、エル・ネニー
FW:
モハメド・サラー、アブトレカ

W杯アフリカ最終予選第2戦日程

11月16日()
セネガルvsコートジボワール
ナイジェリアvsエチオピア
11月17日()
カメルーンvsチュニジア
11月19日(火)
エジプトvsガーナ
アルジェリアvsブルキナファソ

 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会アフリカ最終予選は15日、ホームアンドアウェー方式の第1戦1試合が行われ、前回大会でアフリカ勢最高の8強入りを果たしたガーナがホームのクマシでエジプトに6−1で大勝し、本大会出場に大きく前進した。
 第1戦はこれで全てが終了。5枠を決める第2戦は11月16日、17日、19日に行われる。


快勝
国際親善試合結果

ブラジル2−0ザンビア
≪得点者≫
ブラジル:オスカル55、デデ66
≪出場メンバー≫
【ブラジル】
GK:
ジエゴ・カバリエリ
DF:
ダニエウ・アウベス、デデ、ダビド・ルイス(71分エンリキ)、マクスウェル
MF:
ルーカス・レイバ、パウリーニョ(63分エルナネス)、ラミレス(46分オスカル)
FW:
ルーカス・モウラ(46分フッキ)、ネイマール(80分ベルナルジ)、パト(46分ジョー)

韓国3−1マリ
≪得点者≫
韓国:ク・ジャチョル38=PK、ソン・フンミン46、キム・ボギョン57
マリ:マイガ28
≪出場メンバー≫
【韓国】
GK:
チョン・ソンリョン
DF:
キム・ジンス、キム・ヨングォン、ホン・ジョンホ、イ・ヨンジュン
MF:
キ・ソンヨン、ハン・グギョン(90分パク・ジョンウ)、イ・チョンヨン(71分コ・ヨハン)、ク・ジャチョル(54分キム・ボギョン)
FW:
イ・グノ、ソン・フンミン(88分ユン・イルロク)

カナダ0−3オーストラリア
≪得点者≫
オーストラリア:ケネディ1、ヴィドシッチ52、レッキー79

トリニダードトバゴ0−0ニュージーランド

キルギス1−4タジキスタン
≪得点者≫
キルギス:イスライロ47
タジキスタン:ダブロノフ6、バシエフ28、トヒロフ32、スボンクロフ40

フィリピン3−1パキスタン
≪得点者≫
フィリピン:レチェルト34、グレートウィッチ78、シュレック88
パキスタン:ウラー15

2015年アジアカップ予選第3戦結果

グループA:

シンガポール2−1シリア
ヨルダン0−0オマーン

グループB:

レバノン1−1クウェート
イラン2−1タイ

グループC:

インドネシア1−1中国
イラク0−2サウジアラビア

グループD:

マレーシア1−1バーレーン
カタール6−0イエメン

グループE:

香港0−4UAE
ウズベキスタン3−1ベトナム

 サッカーの国際親善試合は15日、各地で行われ、2014年ワールドカップ(W杯)開催国のブラジルはザンビアに2−0で快勝した。ブラジルは8月にスイスに敗れた後、4連勝。
 中国・北京でザンビアと対戦したブラジルは、後半14分にMFオスカル(チェルシー)のゴールで先制すると、同21分にはDFデデ(クルゼイロ)の代表初ゴールで加点した。
 韓国はホームでマリと対戦し、3−1で勝利した。1点の先行を許したもの、前半38分にMFク・ジャチョル(ボルフスブルク)がPKを決めて同点に追い付くと、後半1分のMFソン・フンミン(レバークーゼン)のゴールで逆転に成功。同12分にはMFキム・ボギョン(カーディフ)もゴールを記録した。
 ホルガー・オジェック監督を解任したオーストラリアは、アウレリオ・ビドマー・コーチが暫定的に指揮を執り、英国・ロンドンでカナダと対戦。開始1分にFWケネディ(名古屋)のゴールで幸先良く先制に成功すると、後半7分にMFダリオ・ビドシッチ(シオン)のゴールで加点。同34分にはMFマシュー・レッキー(フランクフルト)が得点し、3−0で完勝した。
 一方、2015年アジアカップ・オーストラリア大会予選第3戦も10試合が行われ、グループCのサウジアラビアとグループEのUAEが開幕3連勝を飾った。


第1シード確定
 15日に各地で行われた2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会予選の結果、本大会の組み合わせ抽選で第1シードとなるチームが事実上確定した。
 FIFA(国際サッカー連盟)は先日、開催国ブラジルに加えて、10月のFIFAランキングで上位の7か国を第1シードとすることを発表していた。FIFAランキングは明日17日に発表される予定だが、これまでに行われた試合によるポイントの計算から、すでに順位は算出されている。
 ブラジルを除いてランキング上位となるのは、スペイン、アルゼンチン、ドイツ、ベルギー、スイス、コロンビア、ウルグアイの7か国。このうちウルグアイは本大会出場が確定しておらず、アジア5位のヨルダンとのプレーオフを戦わなければならない。ウルグアイが本大会出場権を獲得した場合は第1シード、敗れた場合はランキングでウルグアイに次ぐオランダが第1シードとなる。
 イギリス『ESPN』の行った計算によれば、イタリアは15日のアルメニア戦で引き分けに終わったことで第1シードを外れ、スイスが代わって第1シードに浮上したとのこと。イタリアはこの結果によりオランダにも抜かれ、ウルグアイが敗退したとても第1シードに入れないことになった。
 ブラジルW杯本大会の組み合わせ抽選会は、12月6日に行われる。第1シードを除くポット2から4までは、「地理的およびスポーツ的基準」に基づいて決定されることになっている。
 また、同じくFIFAランキングによって決定される欧州予選プレーオフのシード国、ノーシード国も確定。シード国はポルトガル、ギリシャ、クロアチア、ウクライナ、ノーシード国はフランス、スウェーデン、ルーマニア、アイスランドとなる。
 欧州予選プレーオフの組み合わせ抽選は今月21日に行われ、4つのカードでそれぞれシード国とノーシード国が対戦。ホーム&アウェーのプレーオフによる勝利チームが本大会出場権を獲得する。


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帰国
 東アジア競技大会に出場したU-20(20歳)日本代表が15日に帰国した。2016年リオデジャネイロ五輪世代の実質的初陣となった大会だが、5チーム中3位という結果に終わり、大会を振り返った選手達は更なる成長を誓った。この世代の中心選手として期待がかかるDF植田直通(鹿島)は「初戦の北朝鮮戦で負けたことが大きかった。自分も出場していたので無失点で抑えたかったし、1失点の重みを知った。次へと活かしていきたい」とコメント。田鍋陵太(名古屋)も「これからオリンピックに向かって動き始めるが、このメンバーの中で多くの選手が選ばれることを祈っているし、自分も選ばれるよう頑張りたい」とこれから始まるサバイバルに向けて気合いを込めた。同代表はU-21日本代表となる来年から、現J1仙台の手倉森誠監督が指揮を執る。

初黒星
 サッカーのU-19(19歳以下)女子アジア選手権は15日、中国・南京で行われ、U-19女子日本代表はU-19女子韓国代表に0−2で敗れ、今大会初黒星で通算2勝1敗となった。

チーム設立
 J1新潟の下部組織でシンガポール・リーグに参加しているアルビレックス新潟・Sは本日、カンボジア1部リーグに来年1月から参戦する新チーム「アルビレックス新潟プノンペン」を設立すると発表した。日本のスポーツビジネス輸出が目的で、カンボジアの首都プノンペンを拠点にする。所属選手の大半はカンボジア人で、今後は日本人選手も獲得する予定。

経営危機
 J2福岡が資金繰りの悪化で経営危機に陥っていることが本日、明らかになった。調達のめどが立たなければ、11月にも資金繰りが滞り、翌月には選手らの給与を支払えなくなる恐れもあるという。大塚唯史社長は「厳しいことは事実」と述べた。Jリーグは、2014年シーズンのリーグ参加資格を与える「クラブライセンス制度」で、福岡にJ1ライセンスを交付している。ただ、財務状況に問題が発生した場合、今後の資格に影響が出てくる可能性もある。福岡は2011年シーズンにJ1で17位となり、J2に降格した。今季のJ2では現在14位。

全治6週間
 J2熊本は本日、MF原田拓が左腓腹筋肉離れで全治6週間と診断されたと発表した。6日の富山戦で負傷した。

全治6週間
 J2富山は本日、MF朝日大輔が右足関節クリーニング手術を受け、全治約6週間と診断されたと発表した。

外国人オーナー
 サッカー日本代表の長友佑都が所属するイタリアセリエAのインテルは15日、インドネシア人実業家のエリック・トーヒル氏がクラブの経営権を取得したと発表した。セリエAでは2年前にローマを買収したアメリカ人グループに続く外国人オーナーとなる。株式の70%を3億5千万ユーロ(約465億円)で譲ったと報じられている。インテルは昨季のリーグ戦で9位と不振だった。


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