天皇杯4回戦、J1首位の横浜Mは延長戦の末に準々決勝進出!!NEW!
いよいよ本当に最後の最終販売スタート!!!!
モナコから欧州遠征の日本代表まで完全収録版!!

PS3版ウイニングイレブン2013完全修正データ

本日の超最新情報
2013年11月20日(水)

INDEX

劇勝
国際親善試合
ベルギー代表2−3日本代表
日本はFIFAランキング5位のベルギーを相手に、柿谷曜一朗、本田圭佑、岡崎慎司のゴールでアウェーで逆転勝ちし、年内最終戦を白星で飾る!

準々決勝進出
第93回天皇杯全日本選手権4回戦
横浜M2−1AC長野パルセイロ(長野)
川崎2−0山形
甲府1−0札幌
中村俊輔が復帰したJ1首位の横浜Mは延長戦の末、藤田祥史の決勝弾で競り勝って準々決勝進出!川崎は大久保嘉人の2ゴールで快勝してベスト8入り!

W杯出場決定
W杯欧州プレーオフ第2戦
ルーマニア1−1(2戦合計2−4)ギリシャ
クロアチア2−0(2戦合計2−0)アイスランド
スウェーデン2−3(2戦合計2−4)ポルトガル
フランス3−0(2戦合計3−2)ウクライナ
フランスは第1戦0−2の劣勢からベンゼマのゴールなどで3ゴールを奪い、大逆転で5大会連続14度目のW杯出場が決定!ポルトガルはクリスティアーノ・ロナウドのハットトリックで4大会連続6度目のW杯出場!ギリシャは2大会連続3度目、クロアチアは2大会ぶり4度目の出場を決め、欧州代表の全13チームが出揃う!

W杯出場決定
W杯アフリカ最終予選第2戦
エジプト2−1(2戦合計3−7)ガーナ
アルジェリア1−0(2戦合計3−3)ブルキナファソ
ガーナの3大会連続3度目、アルジェリアの2大会連続4度目のW杯出場が決定!アルジェリアは2戦合計3−3も、アウェーゴール数で上回る!アフリカ代表の全5チームが出揃う!

W杯出場決定
W杯予選大陸間プレーオフ第2戦
ニュージーランド2−4(2戦合計3−9)メキシコ
メキシコが2戦合計9−3と圧倒し、6大会連続15度目のW杯出場が決定!メキシコは第1戦で2ゴールしたペラルタが前半だけでハットトリックを達成!

敗れる
国際親善試合
南アフリカ1−0スペイン
イングランド0−1ドイツ
オランダ0−0コロンビア
ブラジル2−1チリ
ロシア2−1韓国
オーストリア1−0アメリカ
ホンジュラス2−2エクアドル
ポーランド0−0アイルランド
ノルウェー0−1スコットランド
スロベニア1−0カナダ
トルコ2−1ベラルーシ
リヒテンシュタイン0−3エストニア
マルタ3−2フェロー諸島
ナミビア0−0モザンビーク
タンザニア0−0ジンバブエ
キルギス0−0アゼルバイジャン
インド2−0ネパール
W杯&欧州王者のスペインが敗れる!16日に日本代表と引き分けたオランダはコロンビアとも引き分け、2013年の代表戦12試合を7勝5分けの無敗で終える!ドイツはイングランドにアウェーで完封勝ちし、ウェンブリーで6戦5勝!

出場権獲得
2015年アジアカップ予選第5戦
グループA
シリア0−1オマーン
グループB
レバノン1−4イラン
クウェート3−1タイ
グループC
インドネシア0−2イラク
中国0−0サウジアラビア
グループD
マレーシア0−1カタール
バーレーン2−0イエメン
グループE
香港0−2ウズベキスタン
UAE5−0ベトナム
グループAのオマーン、グループBのイランとクウェート、グループDのカタールとバーレーン、グループEのウズベキスタンが本大会の出場権を獲得!

退任会見
中国スーパーリーグ、杭州緑城の監督を今季限りで退任する前日本代表監督の岡田武史氏(57)が退任会見!退任理由を「家庭の事情」とし、当面は国内外で監督を引き受けない考えを示す!

戦力外通告
J1浦和が元日本代表DF山田暢久(38)に戦力外通告!10月27日に史上3人目のJ1通算500試合出場を達成!

本日の超サカFLASH
J2のG大阪のMF大森晃太郎(21)が右肩関節亜脱臼ほか


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劇勝
国際親善試合結果

ベルギー代表2−3日本代表
(ボードワン国王スタジアム)
≪得点者≫
ベルギー代表:ミララス15、アルデルワイレルト79
日本代表:柿谷曜一朗37、本田圭佑53、岡崎慎司63
≪出場メンバー≫
ベルギー代表
GK:
1.ミニョレ(リバプール)
DF:
2.アルデルワイレルト(アトレティコ・マドリード)
3.ファン・ブイテン(バイエルン)
(79分13.ムニエル(クラブ・ブルージュ))
4.ヴェルマーレン(アーセナル)(cap)
5.フェルトンゲン(トッテナム)
MF:
19.デンベレ(トッテナム)
(72分16.ドフール(ポルト))
6.ウィツェル(ゼニト・サンクトペテルブルク)
10.アザール(チェルシー)
(46分8.フェライーニ(マンチェスター・ユナイテッド))
FW:
11.ミララス(エバートン)
20.ルカク(エバートン)
(76分25.フォッセン(ゲンク))
14.メルテンス(ナポリ)
(62分7.デ・ブライネ(チェルシー))
ベンチ:
GK:
12.カステールス(ホッフェンハイム)
21.クルトワ(アトレティコ・マドリード)
DF:
15.ポコニョーリ(ハノーバー)
MF:
24.ナインゴラン(カリアリ)
18.シモンス(クラブ・ブルージュ)

フォーメーション
(4-2-1-3)

14  20   11
   10
   6  19
5  4  3  2
    1

日本代表
GK:
1.川島永嗣(スタンダール・リエージュ)
DF:
21.酒井宏樹(ハノーバー)
6.森重真人(FC東京)
22.吉田麻也(サウサンプトン)
3.酒井高徳(シュトゥットガルト)
(86分15.今野泰幸(G大阪))
MF:
8.清武弘嗣(ニュルンベルク)
(46分9.岡崎慎司(マインツ))
17.長谷部誠(ニュルンベルク)(cap)
16.山口蛍(C大阪)
(46分7.遠藤保仁(G大阪))
10.香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)
(82分13.細貝萌(ヘルタ・ベルリン))
4.本田圭佑(CSKAモスクワ)=67分
FW:
11.柿谷曜一朗(C大阪)
(63分18.大迫勇也(鹿島))
ベンチ:
GK:
12.西川周作(広島)
23.権田修一(FC東京)
DF:
19.伊野波雅彦(磐田)
5.長友佑都(インテル)
2.内田篤人(シャルケ)
MF:
14.高橋秀人(FC東京)
FW:
20.乾貴士(フランクフルト)

フォーメーション
(4-2-3-1)

   11
10   4   8
  16  17
3  22  6 21
    1

柿谷曜一朗ベルギー戦タッチ集
(You Tube)


 サッカーの国際親善試合、日本―ベルギーは19日(日本時間20日早朝)、ブリュッセルで行われ、国際サッカー連盟(FIFA)ランキング44位の日本は柿谷(C大阪)と本田(CSKAモスクワ)のゴールなどで同5位の強豪に3−2で逆転勝ちした。
 日本は0−1の前半37分に酒井宏(ハノーバー)の右クロスを柿谷が頭で合わせて同点とした。後半8分に本田の右足シュートで勝ち越すと、同18分に柿谷のパスを受けた岡崎(マインツ)が加点。その後は押し込まれて1点を失ったが、逃げ切った。
 日本はベルギーとの対戦成績を2勝2分けとした。

吉田麻也(サウサンプトン)
「2失点したが、強豪に勝つのは大事。アウェーでこういう相手に勝てたのは大きい。(守備の)ラインコントロールが良かった」

酒井高徳(シュトゥットガルト)
「(1失点目は)ミララスが詰めてきていたと気付かなかった。対面する選手の確認という当たり前のことがおろそか。足元を見つめ、1からやり直す」

長谷部誠(ニュルンベルク)
「3−1になってからの戦いは課題かもしれないが、自分達が勝つべくして勝った試合だった」

香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)
「僕個人としてはまだまだミスが多かった。反省したい。もう1点、2点と突き放す強さを求めてやっていきたい」

遠藤保仁(G大阪)
「今の状況が自分達のピークではないけど、この2試合である程度手応え、道筋を掴めたと思う」

日本代表・ザッケローニ監督
「10月の2戦に欠けていた動きの切れがあった。これまでより決定力もあった。だが、必ず先制点を献上するのはこれで終わりにしたい」

ベルギー代表・ヴィルモッツ監督
「序盤は良かったが、リズムを崩した。後半は日本の方がフィジカル面の躍動感があった。許されない形で失点した」

日本サッカー協会・大仁邦弥会長
「10月の欧州遠征後、ここから先が監督の手腕と思っていたが、さすがに立て直してきた。これでいい年を迎えられる」

日本代表23名
GK:
1.川島永嗣(スタンダール・リエージュ)
1983年03月20日生/身長185cm/体重80kg/国際Aマッチ出場52試合/49失点
12.西川周作(広島)
1986/06/18/183cm/81kg/11試合/7失点
23.権田修一(FC東京)
1989/03/03/187cm/83kg/2試合/4失点
DF:
15.今野泰幸(G大阪)
1983/01/25/178cm/73kg/76試合/1得点
19.伊野波雅彦(磐田)
1985/08/28/179cm/73kg/20試合/1得点
5.長友佑都(インテル)
1986/09/12/170cm/68kg/65試合/3得点
6.森重真人(FC東京)
1987/05/21/180cm/72kg/5試合/0得点
2.内田篤人(シャルケ)
1988/03/27/176cm/67kg/64試合/1得点
22.吉田麻也(サウサンプトン)
1988/08/24/189cm/81kg/35試合/2得点
21.酒井宏樹(ハノーバー)
1990/04/12/13cm/70kg/12試合/0得点
3.酒井高徳(シュトゥットガルト)
1991/03/14/176cm/74kg/9試合/0得点
MF:
7.遠藤保仁(G大阪)
1980/01/28/178cm/75kg/138試合/12得点
17.長谷部誠(ニュルンベルク)
1984/01/18/177cm/65kg/75試合/2得点
13.細貝萌(ヘルタ・ベルリン)
1986/06/10/176cm/68kg/24試合/1得点
4.本田圭佑(CSKAモスクワ)
1986/06/13/182cm/76kg/50試合/18得点
14.高橋秀人(FC東京)
1987/10/17/183cm/75kg/7試合/0得点
16.山口蛍(C大阪)
1990/10/06/173cm/72kg/6試合/0得点
FW:
9.岡崎慎司(マインツ)
1986/04/16/174cm/76kg/70試合/35得点
20.乾貴士(フランクフルト)
1988/06/02/169cm/59kg/12試合/0得点
10.香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)
1989/03/17/172cm/63kg/51試合/16得点
8.清武弘嗣(ニュルンベルク)
1989/11/12/172cm/66kg/21試合/1得点
11.柿谷曜一朗(C大阪)
1990/01/03/176cm/65kg/7試合/3得点
18.大迫勇也(鹿島)
1990/05/18/182cm/73kg/4試合/2得点

【長谷部主将は競争歓迎】
 オランダと引き分け、ベルギーに逆転勝ちといい形で締めくくった欧州遠征。3点目を決めた岡崎慎司は「勝って終わったというのは自分達も自信になった」と手応えを口にした。
 オランダ戦から中2日ということもあり、先発メンバー6人が変更され、様々なパターンを試した。主将の長谷部誠は「チームとして競争が激しくなってきたということは嬉しいことだし、成長していくうえでまたこれからチームみんなで切磋琢磨(せっさたくま)してもっと強いチームになっていきたいと思う」と競争を歓迎した。
 10月の欧州遠征ではセルビアに0−2、ベラルーシに0−1と連敗したが、一転今回は持ち味を出した。クラブチームでもベルギーのスタンダール・リエージュでプレーしている川島永嗣は「自分にとって特別な試合」で、「10月の試合から本当にもう一度ベースからやり直そうということでしっかり話し合いできた」と切り替えの成功を好試合の要因に挙げた。

【柿谷は1ゴール1アシストも笑顔なし】
 前半37分に同点ゴールを決め、さらに後半18分には3点目の岡崎弾を演出するアシストをマークした柿谷は「本当に勝てて良かった。勝つことだけを意識した。それだけ」と短い言葉の中に、この試合に懸ける思いを凝縮させた。
 16日のオランダ戦。後半途中からの出場で、決定的な場面でゴールを決められず、チームを勝利に導くことはできなかった。だからこそ笑顔はなかった。「もちろん今日ゴールできたことは素直に喜んでいいと思うが、これまで何試合もゴールできなくてチームに迷惑をかけてきたので、ゴールしたからと言って全てが良かったわけじゃない。これからしっかり結果を残していけるように、努力して行きます」と前を見据えた。
 オランダ、ベルギーと戦った今回の欧州遠征は、柿谷をひと回り大きくしたようだ。

【本田、アウェーの激戦が収穫】
 後半8分に逆転ゴールを決めた本田圭佑は「結果も嬉しいが、内容がいい試合で自分達のサッカーができた。次につながる試合だった」と満足げに振り返った。
 特に収穫として挙げたのはアウェーでオランダ、ベルギーと互角以上に戦ったこと。「この緊張感の中で2失点目のような反省点はあるが、3失点目を許さない、ギリギリのサッカーができたことはいい経験になったと思う」と話した。
 来年のワールドカップ(W杯)ブラジル大会を見据える日本にとって今年最後の強化試合をいい形で締めくくった。今後の課題として「自分達が所属クラブに戻ってチームとしても個人としても課題を持って取り組むということ」と各々の向上を求めた。

【岡崎が鮮やかなボレー】
 後半から投入された岡崎が鮮やかなボレーで3点目を挙げた。頼りになる点取り屋は「(前半は)1−1だったので勝ちたかった。ゴールを決めて今年(の最終戦)を終わりたいと思っていた」と持ち前の負けん気を勝利に結び付けた。
 長谷部のパスを柿谷が弾くように浮かせた球を、右足で見事に蹴り込んだ。W杯へ弾みをつける一撃にも「勝って終わったのは自信になったが、もっとレベルを上げていかないといけない」と満足はせず、さらなる成長を期した。

【岡崎、歴代ゴール3位にあと「1」】
 後半18分、長谷部、柿谷とつないだパスを後半から出場した岡崎が右足で流し込んだ。「キヨ(清武)がいいプレーをしていたので刺激を受けた。キヨとは違う自分の持ち味で、前へ行こうと考えていた」と狙い通りのゴール。日本協会の原博実技術委員長の国際Aマッチ歴代3位の通算得点37にあと1に迫った。

【遠藤「いい形」】
 前半37分、右で細かくつなぐ日本。ベルギー守備陣が吸い寄せられてきた。「裏に抜ければ、好機」。そう感じた酒井宏がタッチライン際を走り出した。
 パスを受け、読み通りフリーに。ゴール前へ高速のクロス。柿谷が頭で決め、1−1の同点。
 「いい形だな」。ベンチスタートの遠藤は得点場面を喜び、さらに思いを巡らせた。「リズムを変化させれば、もっと攻められる」。自身が出場した後半。8分の勝ち越し点は、その「変化」がもたらした。

【川島「気分いいです」】
 ベルギージュピラーリーグ、スタンダール・リエージュに所属するGK川島は、日ごろプレーする地で同国代表を相手に勝利を飾り「気分いいです。世界的にも強いチームに勝てた」と笑みをこぼした。
 前半15分に相手の突破を止めようと飛び出したが、折り返しを許して先制された。痛恨の失態の後でも「気持ちを切り替え、もう一度後ろからみんなを支えようと戦った」と自らを奮い立たせたところはさすが。後半31分にヘディングをセーブするなど、ゴールの前に立ちはだかった。

【酒井宏「守備の質を上げないと」】
 コンフェデレーションズカップのメキシコ戦以来、約5ヶ月ぶりに先発した酒井宏は前半37分に右クロスで柿谷の同点ゴールを導いた。それまでも何度かいい攻め上がりを見せ「裏に抜ければチャンスになると思っていた」そうで、狙い通りのアシストとなった。
 守備面では2失点を反省。主力の内田にはない183センチという高さも武器の右サイドバックは「早い時間帯に失点してしまったし、セットプレーからの1点も余計だった。守備の質を上げないと」と満足はしていなかった。

【長友が左ふくらはぎ負傷】
 ベルギー代表との国際親善試合(19日・ブリュッセル)を欠場した日本代表のDF長友佑都(インテル)は20日、左ふくらはぎを痛めたことを明らかにした。「(ケガの程度は)分からないけど、そんなに重くはない」と話した。
 長友は16日のオランダ戦に先発出場したが、後半途中に交代で退いた。

【ザック監督「内容には満足」】
 来年のワールドカップ(W杯)ブラジル大会を見据える日本にとって、今年最後の強化試合となったベルギー戦に勝利。ザッケローニ監督は「内容には満足している。これだけ強い相手に対して、うちの内容が良くなければ勝利することはできないと思っていた。相手はフィジカルで押してくる中で、テクニックで対抗しようという流れになったが、自分達のプレーにリズム感が出てきてからは優位に試合を運べたと思う」と納得の表情で話した。
 日本がFIFAランクング44位に対して、相手は5位の強豪。W杯に向けて大きな収穫を得た。「経験をしにヨーロッパにきたわけで、この調子でやっていかなければならない。また修正点も見えてきた。これからもプレーを高めていかないといけない」。指揮官は先をしっかりと見据えていた。

【粘り欠く守備、先制奪われ危機感】
 強豪相手に逆転勝利したとはいえ、先制点を奪われたことは見過ごせない。ザッケローニ監督も「相手に1点目をプレゼントするようなことはしたくない。毎試合そういう形になっている」と語り、笑顔は見せなかった。
 突かれたのは守備ラインの裏だ。前半15分、長いボールを蹴られて、ルカクに走り込まれた。GK川島が飛び出したが、かわされて中央へパスを出され、ミララスに無人のゴールに決められた。ミララスの動きを追うだけだった酒井高は「気付いていなかった」と、序盤から集中力を欠いていた。
 2連敗した10月のセルビア、ベラルーシや引き分けた今月16日のオランダにも先制された。「ゲームへの入り方に問題がある。今年になって(先制される試合が)多すぎる。リードされると同点、逆転するには労力がかかる」とザッケローニ監督は危機感をあらわにする。
 先制されるだけでなく、今年6月のコンフェデレーションズカップではイタリアに2点先取しながら、競り負けたこともあった。本田は「相手がリズムに乗っている時間帯に失点している。やられる雰囲気がある時に、やられるのは負けるチーム」と、粘りに乏しい守備を言い表した。
 日本は今年、W杯アジア最終予選を突破した一方で、アジア以外のチームには5勝1分け7敗と負け越した。ブラジルなど強豪との対戦では、少しでも足を止めると、隙を突いてくる相手のしたたかさに屈してきた。
 遠藤はセットプレーも含めて「一発でやられる場面を減らしていければ」と語る。ここにきて、ボランチ山口やDF森重ら守備面が期待される新戦力が台頭してきた。「まだW杯にいくメンバーは決めていない」とザッケローニ監督。来年6月の本大会まで競争を促しながら、無駄な失点を減らすべく、課題の克服を目指す。

【ベルギー指揮官「許されない形で失点した」】
 前半16分に先制しながら、日本に3ゴールを許して逆転負け。過去1敗2分けと苦手としていた日本にまたも敗れたベルギー代表のヴィルモッツ監督は「序盤は良かったが、リズムを崩した」と振り返った。
 FIFAランキング5位と“歴代最強”のベルギー代表。W杯欧州予選グループAを10戦無敗、わずか4失点で突破したが、同ランク44位の日本を相手に前半を1−1で折り返すと、後半は立て続けに失点。後半8分本田に勝ち越し点、同18分には岡崎にゴールを決められた。同34分に1点を返したものの、反撃はそこまで。オランダ戦から中2日で臨んだ日本に主導権を握られる形となり、指揮官は「後半は日本の方がフィジカル面の躍動感があった。許されない形で失点した」と悔やんだ。

【海外メディアがザックジャパン称賛】
 ベルギーを破った日本の戦いぶりを海外メディアも速報し、称賛の言葉を並べた。
 ロイター通信は「軽快なパスサッカーでオランダと引き分けたのに続き、日本はさらなる進歩を証明した」と欧州遠征2連戦の内容を高く評価。AP通信は「フロックだと思われるかもしれないが、1年以上にわたるアジア予選は、来年のブラジルW杯に向けて多くのものをもたらした」と打電した。

≪超サカ採点表≫
ベルギー代表
GK:
1.ミニョレ 5.5
3失点も枠内シュートを的確にセーブしていた
DF:
2.アルデルワイレルト 5.0
ゴールは奪ったが、本職でない右サイドバックで攻守に機能していたとは言えず
3.ファン・ブイテン 4.5
緩慢なマークが目に付いた。フィードも雑だった
(79分13.ムニエル --)
4.ヴェルマーレン 5.0
ソリッドさがなかった。本調子ではなかった
5.ヴェルトンゲン 5.0
ダイナミックな攻撃参加は少なく、フリーランへの対応も曖昧だった
MF:
19.デンベレ 5.0
攻守に希薄な存在感
(72分16.ドフール 5.0)
もっとボールに絡みたかった
6.ヴィツェル 5.5
何度か前線へ持ち上がって攻撃に厚みを持たせる
10 アザール 6.0
さすがのキープ力で先制点を演出。前半のみの出場
(46分8.フェライーニ 5.0)
高さを生かせず、地上戦でも存在感なし
FW:
11.ミララス 6.5
キレのあるドリブルで攻撃を牽引
20.ルカク 6.0
前線で身体を張ってポストプレーをこなす。ミララスのゴールを演出
(76分25.フォッセン --)
14.メルテンス 5.5
ボールを持てばキレのある動きを見せたが、その回数は少なかった
(→デ・ブライネ 5.5)
ドリブルとシュートでゴールに迫った
監督:
ヴィルモッツ 5.0
ポゼッションで日本に負けていた。単騎突破もそれほど通用せず
日本代表
GK:
1.川島永嗣 5.0
先制点は飛び出しの判断を誤ったが、2つのビッグセーブを披露して挽回
DF:
21.酒井宏樹 6.5
精度の高いクロスボールで同点弾をアシスト。守備も奮闘
6.森重真人 6.0
安定したプレーぶりだった
22.吉田麻也 5.5
スピード不足を露呈。ただ、後半は立て直した
3.酒井高徳 5.0
緩慢な対応で失点に関与。しかし、その後は持ち直して積極性を見せる
(86分15.今野泰幸 --)
MF:
8.清武弘嗣 5.5
簡単にボールを失わず前線で起点となった。シュートへの積極性があればなお良かった
(46分9.岡崎慎司 6.5)
豪快なゴールで勝利を引き寄せた
17.長谷部誠 6.5
前線へ積極的に絡んだ。そして岡崎のゴールを演出
16.山口螢 6.0
ハードな潰し、正確な繋ぎを見せた
(46分7.遠藤保仁 6.0)
オランダ戦同様、丁寧なパスワークで得点演出
10.香川真司 6.5
前半はとりわけよくボールに絡んで攻撃を牽引
(82分13.細貝萌 --)
4.本田圭佑 7.0
香川と共に絶大なキープ力を見せ、逆転ゴールを奪取。存在感を放った
FW:
11.柿谷曜一朗 7.0
オランダ戦のミスを見事に取り返す1ゴール1アシストの大活躍
(63分18.大迫勇也 5.0)
アルデルワイレルトのマークを外して失点に関与
監督:
ザッケローニ 7.0
強豪ベルギー相手に内容、結果ともに上回って順当な勝利を飾った


準々決勝進出
第93回天皇杯全日本選手権4回戦結果

横浜M2−1AC長野パルセイロ(長野)
(日産ス/6319人)
≪得点者≫
横浜M:オウンゴール29、藤田祥史97
長野:宇野沢祐次38

川崎2−0山形
(等々力/5231人)
≪得点者≫
川崎:大久保嘉人44、77

甲府1−0札幌
(うまスタ/523人)
≪得点者≫
甲府:パトリック113

第93回天皇杯全日本選手権準々決勝日程

12月22日()

[A]大分vs横浜M
[B]鳥栖vs川崎
[C]仙台vsFC東京
[D]広島vs甲府

第93回天皇杯全日本選手権準決勝日程

12月29日()

[A]の勝者vs[B]の勝者
[C]の勝者vs[D]の勝者

第93回天皇杯全日本選手権決勝日程

2014年1月1日()

 サッカーの天皇杯全日本選手権第11日は本日20日、日産スタジアムなどで4回戦の残り3試合が行われ、J1の横浜M、川崎、甲府が準々決勝に進みベスト8が出揃った。
 横浜MはJリーグ勢以外で唯一勝ち残った日本フットボールリーグ(JFL)のAC長野パルセイロ(長野)を延長戦の末に2−1で振り切った。川崎は大久保の2得点でJ2山形を2−0で下し、甲府は延長後半の得点でJ2札幌に1−0で競り勝った。
 J1勢による準々決勝は大分vs横浜M、鳥栖vs川崎、仙台vsFC東京、広島vs甲府の組み合わせで12月22日に行われる。

【復帰の俊輔「次に進めて良かった」】
 横浜Mは胆のう炎で一時離脱していた中村俊輔が後半14分から出場。1−1の延長前半7分には勝ち越しゴールの起点となり、勝利に導いた。苦しんだ末に3大会連続の準々決勝進出を決め「相手は勢いがあるチーム。次に進めたことが一番良かった」と胸をなで下ろした。
 優勝争いを続けるJ1も大詰め。23日にはアウェーの磐田戦が控える。「中2日でコンディションを戻す。(欠場して)迷惑を掛けたから、チームの潤滑油の役割をしてゴールも決められたらいい」と意気込んだ。
 横浜Mの樋口監督は「次に進めたことを結果的には良しとしたい。長野が素晴らしいサッカーをして苦しめられた。私達は本来の力を出せていない。何人かは、いつもとは程遠いプレーだった」と話した。

【甲府は7大会ぶり8強進出】
 甲府が延長戦を制した。後半から押し気味に試合を進め、0−0の延長後半8分に右サイドのクロスをパトリックが頭で合わせ、均衡を破った。札幌は前半こそ長身FWのフェホを中心に攻めたが、その後は見せ場をつくれなかった。
 甲府は苦しみながらもJ2札幌を振り切り、7大会ぶりのベスト8進出を決めた。城福監督は「次に進めたことが全て」と安堵の表情を浮かべた。
 スペースが空き始めた後半からボールを支配し、サイドからシュートチャンスをつくった。得点こそ奪えず延長戦に入ったが、後半8分に右からのクロスをパトリックが頭で決めた。ヒーローは「素晴らしいクロスがきたので。自分が決めたのは嬉しいこと」と喜んだ。


W杯出場決定
W杯欧州プレーオフ第2戦結果

ルーマニア1−1(2戦合計2−4)ギリシャ
≪得点者≫
ルーマニア:オウンゴール54
ギリシャ:ミトログル23

クロアチア2−0(2戦合計2−0)アイスランド
≪得点者≫
クロアチア:マンジュキッチ27、スルナ47

スウェーデン2−3(2戦合計2−4)ポルトガル
≪得点者≫
スウェーデン:イブラヒモビッチ68、72
ポルトガル:クリスティアーノ・ロナウド50、77、79

スウェーデンvsポルトガル戦ハイライト動画
(You Tube)


フランス3−0(2戦合計3−2)ウクライナ
≪得点者≫
フランス:サコ22、ベンゼマ34、オウンゴール72

 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会欧州予選プレーオフは19日、スウェーデンのソルナなどで第2戦の全4試合が行われ、ポルトガル、フランス、クロアチア、ギリシャが本大会出場を決めた。これで欧州代表13チームが出揃った。
 ポルトガルはエースのクリスティアーノ・ロナウドが3得点してアウェーでスウェーデンを3−2で破り、2試合合計4−2で4大会連続6度目の出場。第1戦を0−2で落としたフランスはウクライナにホームで3−0と快勝し、2戦合計3−2と大逆転して5大会連続14度目の出場。
 ギリシャは2大会連続3度目、クロアチアは2大会ぶり4度目の出場。

【フランスが崖っぷちから大逆転】
 フランスは第1戦をアウェーで0−2と敗れたウクライナを逆転、崖っぷちからW杯切符をもぎ取った。前半22分にサコ、34分にベンゼマが決めて2戦トータルで追い付くと、後半27分にオウンゴールで3点目を奪った。2戦トータル3−2で5大会連続14回目の出場を決めた。
 第1戦の後にFWジルーが「ピッチで死ぬ覚悟が出来ている」のコメント通りのプレーを展開、後半直後にはウクライナに退場者が出て数的優位に立ち主導権を渡さなかった。
 前回2010年南アフリカ大会ではチームが“空中分解”し、まさかのグループリーグ敗退、出場1回おきに決勝進出している流れから行けば2014年ブラジルでは決勝に行く順番となる。最大の危機を脱し、本大会での躍進に注目が集まる。

【ウクライナは大敗】
 優位な立場だったウクライナは大敗を喫して本大会出場を逃した。試合終了の笛が鳴ると、選手達は次々にピッチに倒れ込んだ。
 8試合連続無失点だった守備が簡単に破られて3失点。第1戦に完勝したことで気持ちが守りに入ったのか、選手の動きに切れが全くなかった。フォメンコ監督は「選手達に心理面の準備をうまくさせることができなかった」と深い溜め息をついた。

【CR7が怒涛のハット】
 壮絶な撃ち合いを制してポルトガルがW杯切符を勝ち取った。
 第1戦を1−0で制したポルトガルが、この日も3−2でスウェーデンを下し、2戦合計4−2として4大会連続6回目の出場を決めた。
 エースのクリスティアーノ・ロナウドが先制、同点、決勝のゴールを決めるハットトリックでスウェーデンを振り切った。相手もエースのイブラヒモビッチが2ゴールで追いすがったが、ポルトガルの“顔”が引導を渡した。
 後半27分にリードを許したのも一瞬だった。C・ロナウドが32、34分に立て続けに決めて勝利を決定付けた。引き分けでも突破が決まる状況だったが、ベント監督は「攻撃的に戦い、目的は勝つことだ」と語っていた強気な姿勢が功を奏した。

【イブラの奮闘実らず】
 スウェーデンはイブラヒモビッチの2得点で食い下がったが、力尽きた。孤軍奮闘したエースは「ポルトガルの方がいいチームだった」と潔く敗戦を受け入れた。
 足元の技術で劣る分、劣勢を強いられたが、好機はあった。後半4分にイブラヒモビッチの折り返しをゴール正面からラーションが狙ったが、GKに防がれた。ハムレン監督は「あれが決まっていれば展開は変わっていた。夢がついえるのは辛いものだ」と悔しさを隠せなかった。

【ミトログルがまたも活躍】
 ギリシャは第1戦で2得点したミトログルが前半23分、GKと1対1のシュートを決めて先制。この時点で2戦合計4−1とし、悠々とW杯出場を決めた。
 サントス監督は「予選突破は私や選手だけでなく、ギリシャ国民にとって重要なことだ」と歓喜の様子だった。来年の本大会は過去2度の出場で果たせなかったグループリーグ突破が目標となる。

【アルジェリア、際どく突破】
 第1戦でブルキナファソに2−3で競り負けたアルジェリアはホームでの1点を守り切り、アウェー得点の差で際どく予選を突破した。後半4分、ブゲラの先制点がそのまま決勝ゴールとなった。
 ハリルホジッチ監督は「困難な勝利だったが、重要なのはアルジェリアが予選を突破したことだ」と喜びに浸った。

【人口32万人のアイスランドは初出場ならず】
 人口わずか約32万人、競技人口2万人の小国アイスランドが力尽きた。プレーオフ第1戦をスコアレスドローとし、クロアチアに乗り込んだが0−2で敗れW杯切符は掴めなかった。
 「ここまで来られるとは思わなかった」と快進撃を語っていた35歳のFWグジョンセンは後半途中までチームを牽引したがゴールを奪えなかった。クロアチアは前半で先制点を挙げたFWマンジュキッチが退場、アイスランドは数的優位を得たが逆に後半開始直後に追加点を許し、反撃も及ばなかった。
 クロアチアは2大会ぶり4回目の出場。


W杯出場決定
W杯アフリカ最終予選第2戦結果

エジプト2−1(2戦合計3−7)ガーナ
≪得点者≫
エジプト:ザキ24、ゲド84
ガーナ:ケビン・プリンス・ボアテング89

アルジェリア1−0(2戦合計3−3)ブルキナファソ
≪得点者≫
アルジェリア:スリマニ49

 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会アフリカ最終予選は19日、ホームアンドアウェー方式の第2戦の残り2試合が行われ、ガーナが3大会連続3度目、アルジェリアは2大会連続4度目の本大会出場を決めた。
 前回大会8強のガーナはアウェーでエジプトに1−2で敗れたが、2戦合計7−3で突破。アルジェリアはホームでブルキナファソに1−0で勝って2戦合計3−3とし、アウェーゴール数で上回った。これでW杯に出場するアフリカ勢5チームが出揃った。

【アルジェリアで12人死亡】
 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会アフリカ最終予選を突破し、19日にW杯出場を決めたアルジェリアで、市民らのお祭り騒ぎに絡む交通事故などが20日までに相次ぎ、12人が死亡、240人が負傷した。
 アルジェリア代表は19日、ブルキナファソを1−0で下し、2大会連続4度目の本大会出場を決めた。同日夜は喜ぶ若者らが各地で車を乗り回したり、笛を吹き鳴らしたりして騒いでいたという。


W杯出場決定
W杯予選大陸間プレーオフ第2戦結果

ニュージーランド2−4(2戦合計3−9)メキシコ
≪得点者≫
ニュージーランド:ジェームズ80=PK、ファロン83
メキシコ:ペラルタ14、29、33、ペニャ86

 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会の大陸間プレーオフ第2戦が20日、ウェリントン(ニュージーランド)で行われ、メキシコ(北中米カリブ海4位)がアウェーでニュージーランド(オセアニア)に4−2で勝ち、2戦合計9−3で6大会連続15回目の本大会出場を決めた。
 メキシコは第1戦で2得点したペラルタが前半だけでハットトリックを達成した。


敗れる
国際親善試合結果

南アフリカ1−0スペイン
≪得点者≫
南アフリカ:パーカー56

イングランド0−1ドイツ
≪得点者≫
ドイツ:メルテザッカー39

オランダ0−0コロンビア

ブラジル2−1チリ
≪得点者≫
ブラジル:フッキ14、ロビーニョ79
チリ:E・バルガス71

ロシア2−1韓国
≪得点者≫
ロシア:スモロフ9、タラソフ59
韓国:キム・シンウク6

オーストリア1−0アメリカ
≪得点者≫
オーストリア:ヤンコ33

ホンジュラス2−2エクアドル
≪得点者≫
ホンジュラス:コストリー62、67
エクアドル:J・アヨビ15、E・バレンシア88

ポーランド0−0アイルランド

ノルウェー0−1スコットランド
≪得点者≫
スコットランド:ブラウン61

スロベニア1−0カナダ
≪得点者≫
スロベニア:ビルサ53

トルコ2−1ベラルーシ
≪得点者≫
トルコ:ウムト4、ブラク89
ベラルーシ:ロディオノフ10

リヒテンシュタイン0−3エストニア
≪得点者≫
エストニア:ゼニョフ45+1、アニエル61、63

マルタ3−2フェロー諸島
≪得点者≫
マルタ:フェネク17、ミフスド19、カルアーナ41
フェロー諸島:ハンソン80、バルドビンソン87

ナミビア0−0モザンビーク

タンザニア0−0ジンバブエ

キルギス0−0アゼルバイジャン

インド2−0ネパール
≪得点者≫
インド:チェトリ21、C・ミランダ48

 サッカーの国際親善試合は19日、各地で行われ、ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会優勝のスペインがアウェーで南アフリカに0−1で敗れた。ドイツはDFメルテザッカーのゴールでイングランドに敵地で1−0と快勝。韓国は敵地でロシアに1−2で逆転負けし、オランダはコロンビアと0−0で引き分けた。


出場権獲得
2015年アジアカップ予選第5戦結果

グループA:

シリア0−1オマーン
≪得点者≫
オマーン:アル・ファルシ90+1

グループB:

レバノン1−4イラン
≪得点者≫
レバノン:ハイダル79
イラン:サデギ39、デジャガー51、ネクナム55=PK、ゴーチャネジハド65

クウェート3−1タイ
≪得点者≫
クウェート:ユセフ・ナセル19、71、ファハド・アワド56=PK
タイ:モンコル・トサクライ68

グループC:

インドネシア0−2イラク
≪得点者≫
イラク:ハマディ・アハメド27、カラル・ジャシム33=PK

中国0−0サウジアラビア

グループD:

マレーシア0−1カタール
≪得点者≫
カタール:アル・アリ65

バーレーン2−0イエメン
≪得点者≫
バーレーン:サルミーン2、ファウジ・アイシュ88

グループE:

香港0−2ウズベキスタン
≪得点者≫
ウズベキスタン:ショディエフ84、アフメドフ89

UAE5−0ベトナム
≪得点者≫
UAE:ワリード・アッバス19、イスマイル・マタル25、マブフート31、37、アハメド・ハリル90+2
 
 2015年アジアカップ・オーストラリア大会予選第5戦は19日、各地で9試合が行われ、グループAのオマーン、グループBのイランとクウェート、グループDのカタールとバーレーン、グループEのウズベキスタンが本大会の出場権を獲得した。
 日本、オーストラリア、韓国、北朝鮮、サウジアラビア、UAEはすでに出場権を獲得している。


退任会見
 サッカーの中国スーパーリーグ、杭州緑城の監督を今季限りで退任する前日本代表監督の岡田武史氏(57)が本日20日、浙江省杭州市で記者会見し「(尖閣諸島問題などで)日中関係が複雑な中、日本人スタッフ、中国人選手、韓国人選手が力を合わせて戦っている姿を見せたいという気持ちがあった。選手達がよくやってくれたと思っている」と感謝した。
 一番の退任理由を「家庭の事情」とした。下位に低迷した2シーズンについては「成績に満足していないし、結果を出せなかった自分の力不足を痛感している」と説明した。

【当面監督引き受けない】
 サッカー中国リーグの杭州緑城を今季限りで退団する岡田武史監督が本日20日、杭州市内で記者会見し、「新しいチャレンジと思える監督業でなければやらないのではないか」と述べ、当面は国内外で監督を引き受けない考えを示した。
 岡田監督は、Jリーグ数チームと海外の1チームからオファーがあったが全て断ったと明言。今後については「全く何も考えていない」と語った。
 チームの成績が低迷したことについては「力不足を痛感した」と陳謝。選手にプロ意識を植え付けようとしたが、監督の指示よりも人間関係を重視する中国サッカーの環境などから成果が出なかったと述べた。
 ただ、「日中関係が複雑な中で、日本人スタッフ、中国人選手が力を合わせて戦っている姿を見せたいと思っていたが、この面ではよくやったと思う」と強調した。
 岡田監督は1998年と2010年のワールドカップ(W杯)で日本代表を率いた。2012年に杭州緑州の監督に就任したが、契約期間を1年残して家庭の事情で退団することになった。


戦力外通告
 J1の浦和レッズは本日20日、元日本代表DF山田暢久(38)が契約満了となり、来季の契約を更新しないと発表。浦和によると、スタッフとしてクラブ残留を打診しているが、退団して現役を続行する可能性もある。
 山田暢は静岡・藤枝東高から1994年に浦和入りし、今季が20年目。身体能力の高さを生かしたプレーで2006年のJ1初優勝や、2007年のアジアチャンピオンズリーグ制覇などに貢献。10月27日に史上3人目のJ1通算500試合出場を達成し、通算501試合に出場して25得点。日本代表では15試合に出場して1ゴール。
 また浦和は、DF野田紘史(27)、DF永田拓也(23)とも契約満了に伴い、来季の契約を更新しないことを発表した。


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超サカFLASH

亜脱臼
 J1復帰を決めたJ2のG大阪は本日、MF大森晃太郎(21)が右肩関節亜脱臼と診断されたと発表した。17日の山形戦(万博)で負傷した。なお、全治までかかる期間は発表されていない。

訪問授業
 J2の横浜FCは本日、東日本大震災復興支援活動の一環として11月27日に福島県いわき市において夢を持つことの大切さを伝える訪問授業「夢で逢えたら」を行うことになったと発表した。山口素弘監督(44)やFW三浦知良(46)ら選手(負傷中の一部選手除く)が福島県いわき市内の小学校を訪問し、「夢で逢えたら」の授業とサッカー教室を行う。なお、この活動は被災地での支援活動を優先しているため、一般客の見学はできない。

新加入
 サッカーの米プロリーグMLSは19日、2015年シーズンからフロリダ州オーランドを本拠とするチームが新加入すると発表した。現在は19チームで争うMLSはニューヨークが2015年から加わることが決まっており、オーランドは21番目のチームとなる。


総入場者数(本日の超最新情報)

本日の入場者数

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