日本代表は岡崎慎司の2ゴールなどでニュージーランドに勝利!!NEW!
Jリーグ、ブンデスリーガ、イングランド2部、メキシコリーグまで全13リーグが感動の同時一斉収録!!
PS3版ウイニングイレブン2014完全修正データ

本日の超最新情報
2014年03月05日(水)

INDEX

大勝
国際親善試合
日本代表4―2ニュージーランド代表

日本は岡崎慎司の2ゴールなどで大勝も、前半17分に4―0としてからは得点を挙げられずに2失点!

ドロー発進
アルガルベカップ・グループリーグ第1戦(開幕戦)
グループB:
女子日本代表1―1女子アメリカ代表

なでしこジャパンはGK山根恵里奈の軽率なミスから先制されるも、宮間あやの直接FK弾で追い付いてドロー発進!

退団
バルセロナの元スペイン代表DFプジョル(35)が契約を2年残し、今季限りでの退団を発表!クラブ歴代2位の593試合に出場も、膝のケガが悪化して今季のリーグ戦出場はわずか5試合!

就任
1990年以降、W杯とユーロ(欧州選手権)で7回のPK戦のうち、6回で敗退しているイングランド代表に、心理学者のピータース氏が代表スタッフとして就任!

本日の超サカFLASH
J1のC大阪のDF藤本康太(27)が左下腿三頭筋損傷で全治4週間ほか


本文
=INDEXに戻る

大勝
国際親善試合結果

日本代表4―2ニュージーランド代表

会場:国立霞ヶ丘競技場(東京)
観衆:47,670人
主審:アラン・ミリナー(オーストラリア)→
天気:曇り
風:弱
気温:7.6℃
湿度:81%
ピッチ表面:水含み
ピッチ状態:全面良芝

≪得点者≫
日本代表:岡崎慎司4、17、香川真司7=PK、森重真人11
ニュージーランド代表:ウッド39、80

≪出場メンバー≫
日本代表
GK:
1.川島永嗣(スタンダール・リエージュ)
DF:
21.酒井宏樹(ハノーバー)
(46分2.酒井高徳(シュツットガルト))
6.森重真人(FC東京)
22.吉田麻也(サウサンプトン)
5.長友佑都(インテル)(cap)
MF:
9.岡崎慎司(マインツ)
(46分8.清武弘嗣(ニュルンベルク))
16.山口蛍(C大阪)
(46分7.遠藤保仁(G大阪))
14.青山敏弘(広島)
(46分13.細貝萌(ヘルタ・ベルリン))
10.香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)
(81分20.齋藤学(横浜M))
4.本田圭佑(ミラン)
FW:
18.大迫勇也(1860ミュンヘン)
(81分11.豊田陽平(鳥栖))
ベンチ:
12.西川周作(浦和)
2.権田修一(FC東京)
DF:
3.駒野友一(磐田)
19.伊野波雅彦(磐田)
FW:
17.工藤壮人()

フォーメーション
(4-2-3-1)

   18
10   4   9
  14  16
5  6  22  21
    1

ニュージーランド代表
GK:
1.グレン・モス(cap)
DF:
15.ストーム・ルー
(69分21.キャメロン・ハウィーソン)
19.マイケル・ボクスオール
22.アンドリュー・デュランテ
6.ビル・トゥイロマ
(58分4.ベン・シグムンド)
MF:
17.コスタ・バルバロウセス
(69分16.ジェレミー・ブロッキー)
18.ティム・ペイン
8.マイケル・マグリンチィ
(58分13.クリス・ジェームズ)
14.ライアン・トーマス
(82分10.ロリー・ファロン)
FW:
7.タイラー・ボイド
20.クリス・ウッド
ベンチ:
GK:
12.ジェイコブ・スプーンリー(チーム・ウェリントン)
FW:
9.シェーン・スメルツ(パース・グローリー/オーストラリア)
16.ジェレミー・ブロッキー(ウェリントン・フェニックス)

フォーメーション
(4-2-2-2)

  20  7
14      17
   8  18
6  22  19  15
    1

≪各種データ≫
日本ニュージーランド
ボール支配率:
57.8%:42.2%
シュート数:
16:10
直接FK数:
4:10
間接FK数:
4:2
CK数:
9:5
GK数:
5:6
PK数:
1:0

 サッカーの国際親善試合、キリンチャレンジカップ2014の日本代表vsニュージーランド代表は5日、東京・国立霞ヶ丘競技場で行われ、日本は岡崎(マインツ)が2得点するなど4―2で勝った。ワールドカップ(W杯)イヤーの初戦で、改築前の国立では最後となる代表戦を白星で飾った。岡崎は国際Aマッチの通算得点を歴代3位の38点とした。
 日本は前半4分に岡崎が先制すると、香川(マンチェスター・ユナイテッド)のPKと、セットプレーからの森重(FC東京)のヘッドで加点。同17分に岡崎が加え、前半を4―1で折り返した。後半は決定機が少なく、2点目を失った。

日本代表23名
GK:
1.川島永嗣(スタンダール・リエージュ)
1983年03月20日生/身長185cm/体重80kg/国際Aマッチ出場53試合/51失点
12.西川周作(浦和)
1986/06/18/183cm/81kg/12試合/9失点
2.権田修一(FC東京)
1989/03/03/187cm/83kg/2試合/4失点
DF:
3.駒野友一(磐田)
1981/07/25/172cm/73kg/78試合/1得点
15.今野泰幸(G大阪)
1983/01/25/178cm/73kg/78試合/1得点
19.伊野波雅彦(磐田)
1985/08/28/179cm/73kg/20試合/1得点
5.長友佑都(インテル)
1986/09/12/170cm/68kg/66試合/3得点
6.森重真人(FC東京)
1987/05/21/180cm/72kg/6試合/0得点
22.吉田麻也(サウサンプトン)
1988/08/24/189cm/81kg/37試合/2得点
21.酒井宏樹(ハノーバー)
1990/04/12/185cm/70kg/14試合/0得点
2.酒井高徳(シュツットガルト)
1991/03/14/176cm/74kg/11試合/0得点
MF:
7.遠藤保仁(G大阪)
1980/01/28/178cm/75kg/139試合/12得点
14.青山敏弘(広島)
1986/02/22/174cm/73kg/3試合/0得点
13.細貝萌(ヘルタ・ベルリン)
1986/06/10/176cm/68kg/25試合/1得点
4.本田圭佑(ミラン)
1986/06/13/182cm/74kg/52試合/20得点
10.香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)
1989/03/17/172cm/64kg/53試合/16得点
8.清武弘嗣(ニュルンベルク)
1989/11/12/172cm/66kg/23試合/1得点
20.齋藤学(横浜M)
1990/04/04/169cm/68kg/3試合/1得点
16.山口蛍(C大阪)
1990/10/06/173cm/72kg/8試合/0得点
FW:
11.豊田陽平(鳥栖)
1985/04/11/185cm/79kg/3試合/0得点
9.岡崎慎司(マインツ)
1986/04/16/174cm/76kg/72試合/36得点
17.工藤壮人()
1990/05/06/177cm/74kg/4試合/2得点
18.大迫勇也(1860ミュンヘン)
1990/05/18/182cm/73kg/6試合/2得点

ニュージーランド代表18名
GK:
1.グレン・モス(ウェリントン・フェニックス)
12.ジェイコブ・スプーンリー(チーム・ウェリントン)
DF:
4.ベン・シグムンド(ウェリントン・フェニックス)
22.アンドリュー・デュランテ(ウェリントン・フェニックス)
19.マイケル・ボクスオール(ウェリントン・フェニックス)
15.ストーム・ルー(セントラルコースト・マリナーズ/オーストラリア)
6.ビル・トゥイロマ(マルセイユ/フランス)
MF:
13.クリス・ジェームズ(未所属)
8.マイケル・マグリンチィ(仙台)
18.ティム・ペイン(ブラックバーン/イングランド2部)
14.ライアン・トーマス(ズヴォレ/オランダ)
21.キャメロン・ハウィーソン(バーンリー/イングランド2部)
FW:
9.シェーン・スメルツ(パース・グローリー/オーストラリア)
10.ロリー・ファロン(クローリー・タウン/イングランド3部)
16.ジェレミー・ブロッキー(ウェリントン・フェニックス)
17.コスタ・バルバロウセス(メルボルン・ビクトリー/オーストラリア)
20.クリス・ウッド(レスター・シティー/イングランド2部)
7.タイラー・ボイド(ウェリントン・フェニックス)

【ザック監督、序盤30分は評価も…】
 W杯イヤーの初戦を白星で飾ったザックジャパン。前半17分までに4ゴールを決めて一方的な展開になると思われたが、その後は得点を奪えず、逆に格下のニュージーランドに2失点。6月開幕のW杯ブラジル大会へ向けて課題を残す形となった。
 ザッケローニ監督が「最初の30分は非常に出来が良くて、自分達のやりたいプレーができた。相手は眺めているだけだった」と評価した通り、日本は前半4分に香川の浮き球のパスをFW岡崎が押し込んで先制すると、その後11分間でさらに3得点。W杯へ弾みをつける“ゴールショー”が期待された。
 しかしその後は主導権を握りながらも追加点が奪えず、後半からはMF遠藤ら4選手を一気に投入したが効果的な攻撃の形をつくれずに試合終了のホイッスルを聞いた。ザッケローニ監督も「その後はペースを落としてしまい、ニュージーランドが前に出てきた」と反省の弁。「良い相手だった」と震災を乗り越えて4年越しで対戦が実現したニュージーランドを称えていた。

【本田、報道陣に異例お願い】
 サッカーの日本代表は5日、現在の国立競技場では最後の代表戦となるニュージーランドとの親善試合を4―2で制した。5月上旬に予定されるW杯メンバー発表前最後の一戦でMF本田圭佑(ミラン)が2アシストするなど攻撃陣が奮闘。一方で守っては簡単に速攻を許して2失点と課題も残したW杯イヤー初戦となり、試合後には独演会を演じた本田がメディアに辛口報道を求める場面もあった。
 前半17分までに大量4得点。その一方で相手にも2得点を許した。トップ下でフル出場した試合後、本田は1月19日のセリエA・ベローナ戦以来の取材に応じた。「少しだけ」と前置きしながら口調は熱を帯びていき、テレビインタビューまで含めると約30分間の独演会。そして最後に報道陣に異例のお願いをした。
 「4年前くらいとは言わないけど、W杯までは厳しめに書いてほしいんですよね。期待した映画ががっかりしたこととかあるでしょ」。昨年8月の親善試合ウルグアイ戦後には「あまり(守備陣を)責めないでほしい」と言ったが、この夜は逆だった。キャプテンマークは同学年の長友が巻いたが、2007年に代表入りした時からリーダーの自負はある。これも本田流のチーム引き締めだった。
 前半45分間は世界の強豪国のパフォーマンスだった。本田自身も2アシスト。圧巻だったのは17分だ。左サイドの香川からボールを受けると左のヒールでニュージーランド守備陣の背後に走り込んだ岡崎にパス。岡崎の2得点目を演出した。「(昨年10月に対戦した)ベラルーシのように前半引き分けなら、負ける相手と思っていた。そういう意識で(全員が)入ってきてくれて良かった」と精神面での成長に一定の評価を下した。
 だが「実際に(5点目を)取りにいこうとはしていたけど、どういうパスを出すかとかがまずかった」と無得点に終わった後半を反省。「カウンターを仕掛けてくる相手への対策。センタリングを上げられた時のね。その辺にフォーカスして1人1人が自覚しないといけない」とピンチを招いた守備の改善を求めた。「1人1人」と言っても単純に個別のパフォーマンスを指すのではなく、高いレベルの個々がチームとして機能できるか。かつては選手に「個の強さ」を求めた本田だったが、この日は「“個”は当たり前の領域。次のステップに入っていることを日本全体が受け止めていかないといけない」とチームとしての成長や進化に思いをにじませた。
 本田自身も歩みは止めない。ミランでは右サイドやボランチで起用され、トップ下の地位をつかめていない。この日は久々の定位置に「僕はトップ下のDNAを持っている。家にいる感覚で居心地が良い」と訴えた。その一方で「心地悪さをいかにポジティブに変えられるか」とクラブでの役割にも前向きな姿勢を示した。「つまずきはあるけど、その反動も大きい」。イタリアの地元紙やサポーターの批判が自らの成長の糧になることを実感している。それは日本代表でのパフォーマンスにもフィードバックされると信じている。

【香川、PK得て本田に直訴】
 鬼気迫る表情で香川が本田に視線を向けた。前半7分に自ら倒されて得たPKのチャンス。本来のキッカーである背番号4に「蹴らせてほしい」と頼み込んだ。本田から「俺は察した」と譲り受けると、右足で左隅に流し込んだ。国際Aマッチ17点目で初のPK弾は昨年9月10日のガーナ戦以来、代表では5試合ぶり、クラブも含め公式戦176日ぶりの一撃。ジャンプしながら拳を突き上げ「PKであれ、嬉しかった。ゴールはゴールなので、決められたことが何より良かった。(PK獲得のドリブルは)一瞬の判断とイマジネーションが噛み合った」と喜んだ。
 所属するマンUでは激しい定位置争いに苦しみ、出場機会が激減。公式戦の先発は1月22日のサンダーランド戦以来、遠ざかっていた。試合勘の低下が懸念されたが、前半4分には浮き球のパスで岡崎の先制点をアシスト。前半17分の岡崎の4点目にも絡み、周囲の不安を一蹴した。
 雑音を封じるためにも結果が欲しかった。香川は現在「キリン 澄みきり」のCMに出演中。周囲の期待とは裏腹に自分に自信が持てないという設定は、マンUで苦悩する現実と重なる。キリン関係者によると、撮影は昨年で香川の不振は予想外だったというが、ネット上では「痛々しい」「なぜ断らない」など批判的な書き込みが殺到。CMは最終的に得点して自信を回復するストーリーで、ピッチでもCM同様の活躍を見せた。

【岡崎、2ゴールで歴代3位浮上】
 ザックジャパンが誇るストライカーが、しっかりと結果を残した。W杯の代表メンバー発表前では最後の強化試合。岡崎は前半4分に先制ゴールを奪うと、3―0とリードを広げた同17分にもゴールネットを揺らした。
 「最初にチャンスがきて、決めることができて、チームとして楽になったと思う」。この日の2得点で国際Aマッチ通算38得点。37得点で歴代3位だった日本協会の原専務理事を超え、単独3位に浮上した。
 自身は前半のみの出場で、後半はベンチで戦況を見守った。前半の4得点のみに終わった試合について「課題が残る」と振り返った岡崎。6月の本番を見据え、連係面などを再構築していく必要性を口にしていた。

【長友にリーダーの自覚】
 長友は右膝の負傷で離脱している長谷部(ニュルンベルク)に代わって主将を務めた。ザッケローニ監督や年上の遠藤、川島にキャプテンマークを巻きたいと直訴したそうで、両手を叩きながら仲間を鼓舞する姿はリーダーの自覚十分だった。
 機を見て攻め上がるだけでなく、ピンチでは体を張ってボールを奪うなどプレーでも引っ張った。「目指しているものはもっと先。物足りない。ニュージーランドは思った以上に強くなかった」と満足していなかった。

【森重は代表初ゴールも2失点を反省】
 体調不良で試合前にチームを離れた今野(G大阪)に代わって先発した森重が、代表初ゴールを決めた。前半11分、本田の右からのFKを頭で合わせた。
 フル出場した昨年11月のベルギー戦に続いて吉田とともにセンターバックのコンビを組んだ。チームは勝ったが、格下相手に2点を取られたことで満足度は低い様子。「踏ん張れなかった。ゴール前の強さはまだまだ足りない」と反省の言葉が口を突いて出た。

【大迫は先発チャンス生かせず】
 柿谷(C大阪)の離脱で先発のチャンスを得た大迫は、決定的な働きができなかった。前半に4得点と躍動した攻撃陣の中で孤立し「点を取れれば良かった。もっと動きの質を高められればいい」と反省した。
 両サイドからのクロスにタイミングが合わなかった。後半30分過ぎには長友に身ぶり手ぶりでパスを要求するなど、苛立ちを隠せなかった。

【好機逸した清武】
 後半から入った清武は29分に好機を逸した。遠藤の柔らかな横パスに右足を振り抜いたシュートはポストを直撃。「あれは入れたかった。いいボールを出してくれたので、決めないといけなかった」とうなだれた。
 岡崎がいた前半は流れが良かっただけに、交代出場した後半の失速は悔しいところ。「相手は結構引いていたので、どうやって打開するか考えていましたけど…」と歯切れが悪かった。

【NZ監督、序盤の日本に脱帽】
 ニュージーランドはW杯予選で敗退し、次の目標へチームを向かわせる過渡期にある。22歳のウッドが2得点するなど明るい材料があり、エンブレン暫定監督は「いい形の得点もあったし、もっと取れた。それは収穫だ」と笑顔を見せた。
 とはいえ、序盤の日本の猛攻には脱帽。「攻撃の威力が凄い。うちの選手達は気おされてしまった」と話した。

【主審が左太腿痛め交代】
 試合中に主審が交代する珍しい一幕があった。オーストラリアのアラン・ミリナー主審は後半10分ごろに左太腿裏の違和感を訴えて退き、代わって第4の審判員の東城穣氏が務めた。試合の進行はスムーズで、大きな影響はなかった。
 日本サッカー協会関係者によると、肉離れの可能性があり「Jリーグの試合では主審の交代を見たことがあるが、代表戦では異例のケース」と語った。

【カズ、ラスト国立で観戦】
 J2の横浜FCでプレーする元日本代表の三浦知良が、改築前の国立競技場で最後となる代表の試合を観戦した。かつて何度も活躍したピッチを見つめ「寂しい気持ちはあるけれど、新しい歴史をつくっていけばいい」と、しんみりとした口調で話した。
 現役で走り続け、47歳になった大ベテランは「代表の重みは昔も今も変わらない。今は欧州のビッグクラブでプレーしている選手もいるので頼もしい」と、後輩達を誇らしげに見詰めた。

【“聖地”国立を惜しむ声】
 改修される東京・国立競技場で5日、開催された最後のサッカー日本代表戦。観戦したファンは“聖地”と呼ばれ、数々の名勝負を生んだ舞台がなくなることを惜しみつつも、勝利で締めくくった日本代表に「この調子で頑張ってほしい」と声援を送った。
 6月にブラジルワールドカップ(W杯)を控えていることもあり、この日のチケットは完売。高校時代に国立でプレーしたという埼玉県坂戸市の大学1年川村岳さん(19)は「サッカー選手にとって夢の舞台。なくなるのは寂しい」と話した。
 試合直前まで降っていた雨がやんだピッチでは前半に攻撃陣が躍動し、4―2で勝利した。家族で観戦した千葉県野田市の会社員日下部友弘さん(32)は「勝てて良かった。W杯に弾みになる」と笑顔を見せた。
 日本サッカー協会によると、国立での日本代表戦は今回のニュージーランド戦で190試合目。試合後は選手らが「初デートが国立だった」「感動をありがとう」などと寄せ書きされた横断幕を持って場内を回った。
 1958年の完成以来、国立で日本代表を応援し続けた愛知県東浦町の前住職鈴木良韶さん(77)は「昔の国立はガラガラだったが今は常に満員で、代表戦も様変わりした。改修後も聖地として良い試合を見せてほしい」と感慨深そうに話した。
 国立でのJリーグ最終戦は5月6日で、他競技も含めた最後の国際試合は5月25日のラグビー香港戦。7月から全面改修に入る。

≪超サカ採点表≫

日本代表
GK:
1 川島永嗣 5.5
特別好守なく2失点
DF:
21.酒井宏樹 5.5
果敢な攻撃参加を見せていたが、クロスボールが味方と合わず。また、失点場面での対応が軽かった。
((46分2.酒井高徳 5.0)
攻撃参加できず。クロスボールの対応にやや難
6.森重真人 5.5
代表初ゴールも失点に関与で相殺
22.吉田麻也 5.5
森重とまずまずの連係だったが、2失点
5.長友佑都 6.5
キャプテンとしてプレー。特に前半はアグレッシブかつ精度の高いプレーを継続した
MF:
9.岡崎慎司 7.0
先制ゴールと4点目を奪取。持ち味の動き出しの鋭さを披露
(46分8.清武弘嗣 5.0)
ポスト直撃のシュートを放ったが、なかなかボールを受けられず
16.山口 蛍 6.0
青山と良好な関係を見せ、潰しも的確。前半で交代
(46分13.細貝萌 5.0)
球際の強さを見せたが、攻撃面で物足りず
14.青山敏弘 5.5
正確な配球、ポジショニングを見せた。前半で交代
(46分7.遠藤保仁 5.5)
ゲームを落ち着かせられず
10.香川真司 6.0
後半は消えてしまったが、前半は細かなテクニックと素早い判断力で局面を打開
(81分20.齋藤学 --)
4.本田圭佑 6.0
ダイレクトプレーを意識。果敢に仕掛ける姿勢も見せて2アシスト
FW:
18.大迫勇也 5.0
前線でほとんど起点になれなかった
(81分11.豊田陽平 --)
監督:
ザッケローニ 5.5
メンバーを大幅に変えたとはいえ、後半の失速は頂けない。相変わらず失点が減らない

ニュージーランド代表
GK:
1.モス 4.5
さすがに4失点目は防がねばならない
DF:
15.ルー 4.5
香川、長友の仕掛けに苦戦
(69分21.ハウィーソン -)
19.ボクスオール 5.5
大迫を抑えていた
22.デュランテ 5.0
守備を統率し切れなかった
6.トゥイロマ 4.5
攻撃に積極的だったが、肝心の守備で穴に
(58分4.シグムンド 5.0)
無難なプレーに終始
MF:
17.バルバロウセス 5.0
右サイドで起点になれず
(58分4.シグムンド 5.0)
見せ場はなかった
18.ペイン 5.0
守備のバランスを取り切れず
8.マグリンチィ 5.0
ミドルシュートを1本放ったのみ
(58分13.ジェームズ 5.0)
目立ったプレーはなし
14.トーマス 5.0
守備に追われた
(82分10.ファロン --)
FW:
7.ボイド 5.5
果敢に仕掛けていた
20.ウッド 6.5
フィジカルを生かした突破で一矢報い、ボレーシュートで2点目も奪った
監督:
エンブレン 5.5
前半は散々だったが、後半は盛り返した


ドロー発進
アルガルベカップ・グループリーグ第1戦(開幕戦)結果

グループB:

女子日本代表1―1女子アメリカ代表
(ベラ・ヴィスタ・ミュニック・スタジアム)
≪得点者≫
女子日本代表:宮間あや82
女子アメリカ代表:ルルー59
≪出場メンバー≫
女子日本代表
GK:
21.山根恵里奈(千葉)
DF:
2.近賀ゆかり(アーセナル)
4.熊谷紗希(リヨン)
3.岩清水梓(日テレ・ベレーザ)
19.有吉佐織(日テレ・ベレーザ)
(39分5.上尾野辺めぐみ(新潟))
MF:
9.川澄奈穂美(シアトル・レイン)
(59分16.岩渕真奈(ホッフェンハイム))
10.澤穂希(INAC神戸)
(77分13.宇津木瑠美(モンペリエ))
6.阪口夢穂(日テレ・ベレーザ)
(68分22.木龍七瀬(日テレ・ベレーザ))
8.宮間あや(岡山湯郷)(cap)
FW:
17.大儀見優季(チェルシー)
(77分15.高瀬愛実(INAC神戸))
11.大野忍(アーセナル)
ベンチ:
GK:
1.福元美穂(岡山湯郷)
18.海堀あゆみ(INAC神戸)
DF:
20.北原佳奈(新潟)
12.三宅史織(INAC神戸)
MF:
7.安藤梢(フランクフルト)
14.田中明日菜(フランクフルト)
23.中島依美(INAC神戸)

 サッカー女子の国際親善大会、アルガルベカップは5日、ポルトガルで開幕してグループリーグが行われ、2011年の女子ワールドカップ(W杯)王者の日本代表「なでしこジャパン」はパルシャルで2012年ロンドン五輪金メダルのアメリカと対戦し、1―1で引き分けた。
 ベテランの澤(INAC神戸)や宮間(岡山湯郷)らロンドン五輪代表9人が先発した日本は粘り強い守備で米国の猛攻を跳ね返し、前半を0―0で折り返した。後半13分にルルーに先制されたが、37分に宮間がFKを直接決めて追い付いた。
 日本は7日にデンマーク戦、10日にスウェーデン戦に臨む。

女子日本代表23名
GK:
1.福元美穂(岡山湯郷)
21.山根恵里奈(千葉)
18.海堀あゆみ(INAC神戸)
DF:
2.近賀ゆかり(アーセナル)
5.上尾野辺めぐみ(新潟)
3.岩清水梓(日テレ・ベレーザ)
19.有吉佐織(日テレ・ベレーザ)
20.北原佳奈(新潟)
4.熊谷紗希(リヨン)
12.三宅史織(INAC神戸)
MF:
10.澤穂希(INAC神戸)
7.安藤梢(フランクフルト)
8.宮間あや(岡山湯郷)
9.川澄奈穂美(シアトル・レイン)
6.阪口夢穂(日テレ・ベレーザ)
14.田中明日菜(フランクフルト)
13.宇津木瑠美(モンペリエ)
22.木龍七瀬(日テレ・ベレーザ)
23.中島依美(INAC神戸)
FW:
11.大野忍(アーセナル)
17.大儀見優季(チェルシー)
15.高瀬愛実(INAC神戸)
16.岩渕真奈(ホッフェンハイム)

【佐々木監督「今はムリムリ」】
 なでしこジャパンの佐々木監督は、2012年ロンドン五輪の王者・アメリカとのドローに選手をねぎらった。
 終盤、MF宮間のFKで追い付く展開にも「今は(勝つのは)ムリムリ。試合期じゃないので今日は負けないで頑張れと。シンプルなミスが多いのはゲーム感がもどってないから。これからです」と“御の字”を強調した。
 日本はこれが2014年初戦。いきなりロンドン五輪王者との試合で、指揮官もある程度の苦戦は覚悟していたのだろう。
 この日、起用した23歳のGK山根がキックの際にFWルルーに飛び込まれ、跳ね返りで先制を許すミスも「山根はよくやりましたよ。ちょっとしたアクシデントはあったけど」と愛情溢れる言葉でフォローしていた。

【宮間がなでしこ救った】
 0―1の後半37分、主将のMF宮間あや(29=岡山湯郷)が約30メートルのFKを直接決めて追いつき、黒星発進を免れた。
 なでしこを救ったのは宮間の右足だった。ゴールやや左、30メートルからのFK。鋭い弾道のシュートはGKの左手を弾いて豪快にゴールに突き刺さった。「(DFの)枚数が多くて距離があったけど、(GK)福元とFKの練習をやっていた。決められて良かった」。頼れる主将の価値ある同点弾。後半13分にはGK山根がバックパスの処理を誤り先制を許したが、そのミスを帳消しにした。2012年ロンドン五輪決勝で敗れて以来の対戦となった宿敵が相手。終始劣勢を強いられた展開でも負けなかったのが、唯一の収穫だった。
 5月に2015年W杯カナダ大会の予選を兼ねたアジアカップ(ベトナム)を控えるなでしこにとっては、現在の戦力を試すには格好の試合だった。昨年は若手を多く起用し、新戦力を発掘。直前の国内合宿では低い位置からのドリブルでボールを保持し、意図的にスペースをつくる動きに時間を割いた。この日は一定の手応えを掴みたかったが、五輪王者の体の強さと速さに屈し、消化不良に終わった。佐々木監督は「やってきたことはまだまだ。今日は負けないで頑張れと送り込んだから」と渋い表情だった。

≪超サカ採点表≫
女子日本代表
GK:
21.山根恵里奈 4.5
好セーブを見せたが痛恨のミスで失点
DF:
2.近賀ゆかり 5.5
前半はサイド攻撃に苦しめられるも、後半は安定していた
4.熊谷紗希 5.0
岩清水同様スピードのあるアメリカの攻撃に苦しめられた
3.岩清水梓 5.0
スピードのあるルルーに苦戦
19.有吉佐織 5.0
裏を狙われ続け前半途中で交代
(39分5.上尾野辺 めぐみ 5.5)
大きなミスはなかった
MF:
9.川澄奈穂美 5.0
攻守に精彩を欠いていた
(59分16.岩渕 真奈 5.0)
サイドに配されるも、もっとゴールに近い位置でプレーしたい
10.澤 穂希 5.0
守備に追われる
(77分13.宇津木 瑠美 --)
6.阪口 夢穂 5.5
積極的にミドルシュートを放った
(68分22.木龍 七瀬 5.0)
持ち味のスピードを見せられず
8.宮間あや 6.5
得意のFKで勝ち点1をもぎ取る
FW:
17.大儀見 優季 5.0
前線で孤立していた
(77分15.高瀬 愛実 --)
11.大野 忍 5.5
攻守にわたって幅広く動く
監督:
佐々木則夫 5.5
終始アメリカに押し込まれたが、宮間に救われた


退団
 サッカーのスペインリーガエスパニョーラ、バルセロナの元同国代表DFカルレス・プジョル(35)が4日、契約を2年残して今季限りで退団すると明らかにした。「膝のケガが悪化し、思うようなプレーができなくなった」と話した。
 35歳のプジョルはバルサの下部組織で育ち、1999年に当時チームを率いていたルイス・ファン・ハール監督に才能を認められてトップデビューを飾ったプジョルは、闘志溢れるプレーで長年バルサとスペイン代表の守備を支え、同僚のMFシャビ・エルナンデスに次ぐクラブ歴代2位の593試合に出場。バルサでは10年間主将を務め、2009年のシーズン6冠など、21ものタイトル獲得に貢献した。また、スペイン代表としてもユーロ2008(欧州選手権)、2010年ワールドカップ(W杯)優勝を経験している。しかし、近年は度重なる膝のケガに悩まされ、今季もリーグ戦の出場はわずか5試合にとどまっていた。
 プジョルは会見で「今季限りでチームを離れる。クラブと話し合い、それが正しい決断だということで両者合意した。残された契約の2年間は破棄されることになる」と、突然のバルサ退団を発表した。
 プジョルは「僕はケガに悩まされ続けてきた。状況は予想していたよりも悪く、自分の思うようなプレーができなくなってきている」と、長年苦しめられていた膝のケガが退団を決意する要因になったとコメント。今後については「(契約が切れる)6月30日を過ぎてから何をするかは決まっていない。分かっていることはシーズン終了後に休息を取るということだけだ」と、現役を続行するかどうかについて明言しなかった。
 また、チームで過ごす残りのシーズンに関しては「まだ今日で全てが終わるわけじゃない。シーズンは残り3ヶ月ある。チームが目標を達成するための助けになれるよう、最後まで全力で戦う」と語っている。
 プジョルはバルセロナに3度の欧州チャンピオンズリーグ優勝をもたらし、2010年の南アフリカW杯では準決勝のドイツ戦で決勝のヘディングシュートを決めるなどスペインを初優勝へと導いた。


就任
 近年の主要国際大会において、PK戦での敗退が続いているイングランド代表。同代表を率いるロイ・ホジソン監督は4日、心理学者のスティーブ・ピータース氏を代表スタッフとして迎えたと発表した。
 イングランドは1990年以降、W杯とユーロ(欧州選手権)の主要国際大会で7度PK戦を戦う機会があったが、そのうち6度敗れ、大会からの敗退を余儀なくされている。ホジソン監督のもとで初の国際大会となったユーロ2012(欧州選手権)でも、準々決勝でPK戦の末にイタリアに敗れた。
 ホジソン監督はこの弱点克服に向け、以前から心理学者の力を借りることを容認していたが、今回正式に代表スタッフとして雇用することが決定した。抜擢されたのはリバプール(イングランド)やロンドン五輪のイギリス代表をサポートした経験を持つピータース氏だ。
 ホジソン監督は5日に行われるデンマークとの国際親善試合の前日会見で「ピータースは素晴らしい実績を持っている。彼がチームに加わってくれてとても幸せだ」と、ピータース氏を歓迎。「きっと新聞の見出しは“PK戦で失敗ばかりだったイングランドがピータースによって5本全て成功できるようになる”といったものになるのだろう。しかし、実際にはそこまでは難しい。ただ、彼は選手の精神面の安定をもたらし、目の前のチャレンジに向け良い準備をさせてくれる」と、語っている。
 また、リバプールとイングランド代表で主将を務めるMFスティーブン・ジェラードは、ピータース氏の登用について、2014年W杯で成功するための素晴らしいニュースだとコメント。その上で「スティーブがリバプールを去ってからも、常に彼のアドバイスを活用している。彼に会えば、自分が持っている能力をさらに引き上げてくれる」と、再び一緒に働けることに喜びを表している。


ハッピーメールバナー

超サカFLASH

ユニ着て接客
 ファミリーマートは本日、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の計約3500店舗で、店員がサッカー日本代表のユニホームのレプリカを着用して接客を始めた。ワールドカップ(W杯)ブラジル大会に臨む日本代表に対する支援の一環で、4月29日には全国の店舗へ拡大する。ファミリーマートはこれ以外にもテレビCMにザッケローニ監督を起用したり、日本航空の代表チーム特別塗装機の企画に参加したりして、代表チームを支援している。

組み合わせ
 日本サッカー協会は4日、ベトナムで行われるフットサルのアジア選手権(4月30日〜5月10日)の組み合わせを発表し、2年前の前回大会で優勝した日本は韓国、ウズベキスタン、キルギスと同じグループリーグ・グループDに入った。5月1日の初戦で韓国と対戦する。16チームが4グループに分かれ、各グループ2位までが準々決勝に進出する。

CM出演
 イタリアセリエA、ミランの日本代表MF本田圭佑が7日にオンエア開始となるオリンパスイメージングの新CMに出演する。同社のミラーレス一眼レフカメラ「OM―D E―M10」の「Hand in hand篇」で、初の父親役に挑戦。本田は「和気あいあいと撮影を楽しませていただきました。これから少し落ち着いて時間ができれば、(ミラノで)写真に残したい場所を探しに行きたい」とコメントした。

全治3週間
 J1広島は本日、DF辺峻範=ビョン・ジュンボン(23)が左太もも裏の筋損傷で全治3週間と診断されたと発表した。2日の岡山ネクストとの練習試合で負傷した。今季史上2チーム目のJリーグ3連覇を目指す広島だが、3日には同じく韓国人DFファン・ソッコ(24)が左ハムストリングス筋損傷で全治3週間と診断され、 韓国代表招集を辞退したばかり。相次ぐ守備陣の離脱となった。

PV実施
 J1の横浜Mは本日、スカパー!協力のもと、8日のJ1第2節・清水戦(午後3時開始・アイスタ)でパブリックビューイングを行うと発表した。放映予定時間は8日午後2時50分からで、場所は横浜市の日産グローバル本社ギャラリー。

全治4週間
 J1のC大阪は本日、DF藤本康太(27)が左下腿三頭筋損傷で全治4週間と診断されたと発表した。藤本は1日の広島との開幕戦にセンターバックでフル出場。4日の練習中に負傷した。

ファンサービス休止
 風邪による発熱で日本代表のニュージーランド戦を辞退したC大阪のFW柿谷曜一朗は4日、大阪市此花区で再開されたチーム練習に参加せず、大事を取って休養した。広島戦(1日・ヤンマー)の2日前に冷たい雨の降る中で非公開練習した影響もあり、エースだけでなくDF酒本やチームスタッフも体調不良を訴えて練習を休んだ。この事態を受けてクラブは苦渋の決断を下した。極寒の日でもファンサービスを欠かさないのがセレッソの魅力の1つだったが、今週末に再び冬の気候が戻ってくる予報もあり、徳島戦(7日・鳴門)前日の練習までサインや写真撮影に応じないことをサポーターにお願いした。ポポビッチ監督は「こういう時なので対策はとらないといけない。チームを強くするための1つの方法と理解してほしいし、その分もっと練習します」と理解を求めた。

販売休止
 J1浦和が「レッズバケットポップコーン」の販売を見合わせることを本日、発表した。「1粒1粒にしっかりと味付けできるように」と通常のバタフライタイプの豆ではなく、マッシュルームタイプ(弾けた時にマッシュルームのような形)を使用してきたが、その豆が昨年末からマッシュルームタイプのポップコーン豆の入荷困難とになったため。現在も入荷待ちの状態だという。「レッズバケットポップコーン」は埼玉スタジアムバックスタンド217入口前のコンコースで販売されていた。豆の入荷があり次第、再度販売する予定。

異常なし
 J2新潟はオフ明けの本日、聖籠町のクラブハウスでホーム開幕戦となる8日のG大阪戦に向けた練習を再開した。FW川又堅碁は、1日のアウェー仙台戦で負傷した左膝に異常はなく、G大阪戦出場には支障がなさそうだ。川又は室内でバイクや針治療などの別メニューで調整。柳下正明監督は「靭帯、骨には異常がなく、打撲。多少、しびれているみたいだが、今週(G大阪戦)はできる。明日(5日)も動けるなら一緒にやれる」と説明した。川又も元気な姿を見せ「まだ、ちょっと痛い。ガンバ戦を目指してやっていきたい。ケガした時は、靴を履くのも痛かったけど、今はもう大丈夫」と左膝を曲げて見せた。クラブハウス内のロビーでは、仙台戦で勝ち越しゴールを決めたMFホージェルに「今のところオレが得点王」と言われるとすかさず「負けねーぞ!」と応戦していた。また、仙台戦で頭を強打したDF舞行龍は、ランニングで調整。柳下監督は「大丈夫そう」と話し、こちらもG大阪戦には間に合いそうだ。

情報発信
 J1甲府は本日、「ヴァンフォーレ甲府/イルファン×山梨県」公式フェイスブックページを4日に開設したと発表した。甲府には今季、インドネシアから初のJリーガーとなるMFイルファン(25)が加入。今回オープンしたフェイスブックでは、イルファンの情報はもちろん、山梨県の観光情報などを「インドネシア語」「英語」「日本語」で配信し、インドネシアのサッカーファン、サポーターや、さらに多くの人々との交流を広げていくことが目的だという。

全治5ヶ月
 J2水戸は本日、FW山村佑樹(23)が左アキレス腱断裂で全治5ヶ月と診断されたと発表した。3日の大宮との練習試合で負傷した。

全治4ヶ月
 J2群馬は本日、DF金沢浄(37)が左膝内側側副靭帯断裂で全治4ヶ月と診断され、4日に前橋市内の病院で手術を受け、無事に終了したと発表した。金沢は2月23日に行われたJ3町田との練習試合で負傷。J1磐田(今季はJ2)に在籍した昨季は1試合0得点で、今季から群馬に移籍したばかりだった。

就任
 J2群馬は本日、アカデミー(下部組織)の鈴木大地GKコーチ(27)が日本サッカー協会のアジア貢献事業(日本人指導者海外派遣)の一環として、チャイニーズ・タイペイサッカー協会からの要請を受け、チャイニーズ・タイペイ女子代表GKコーチに就任することになったと発表した。契約期間は3月1日から2016年9月19日まで。神奈川県出身の鈴木は、前橋育英高、順天堂大と進み、渋谷幕張高GKコーチ、前橋育英高コーチ、群馬のアカデミーコーチなどを歴任していた。

講習
 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会に出場する全32チームを対象に、国際サッカー連盟(FIFA)が八百長防止の講習会を行うと、4日付の英テレグラフ紙が報じた。選手と審判専用の連絡窓口も設け、疑わしい事象を報告するように求めることも明らかになった。FIFAは全12会場に監視員を配置するほか、全試合を対象にインターネット上も含めて不自然な賭け率の動きなどを監視。前例のない態勢で八百長防止に全力を挙げる。FIFAのムシュケ保安部長は「大会を守るために最大限の防衛策を講じなくてはならない」と強い決意を語った。

開幕まで100日
 サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会開幕まで100日となった4日、決勝戦の舞台となるリオデジャネイロのマラカナン・スタジアムなど開催各都市の競技場や観光名所が黄色と緑のブラジルカラーにライトアップされた。W杯は6月12日〜7月13日にブラジル国内12都市で開催される。ルセフ大統領は4日の声明で「大会は単なるサッカートーナメント以上のものになる。ブラジル国民は観光客を歓迎する準備ができている」と述べ、W杯期間中の外国人旅行客訪問を呼び掛けた。


総入場者数(本日の超最新情報)

本日の入場者数

昨日の入場者数


日本の超サッカー情報
TOP PAGE