敗退危機のミランが背水の陣でアトレティコ・マドリードと再激突!!NEW!
Jリーグ、ブンデスリーガ、イングランド2部、メキシコリーグまで全13リーグが感動の同時一斉収録!!
PS3版ウイニングイレブン2014完全修正データ

本日の超最新情報
2014年03月11日(火)

INDEX

劇的逆転勝
アルガルベカップ・グループリーグ第3戦(最終戦)
グループB:
女子日本代表2―1女子スウェーデン代表
女子アメリカ代表3―5女子デンマーク代表

なでしこジャパンは後半44分の宮間あやの決勝PK弾で劇的逆転勝利を挙げて2年ぶりの決勝進出!12日の決勝では2年前の決勝で3―4と敗れたドイツと激突!

初勝利ならず
アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ第2節
グループA:
アル・ラヤン(カタール)1―0エステグラル(イラン)
アル・シャバブ(サウジアラビア)1―3アル・ジャジーラ(UAE)
グループB:
ブニョドコル(ウズベキスタン)1―2エルジャイシュ(カタール)
フゼスタン(イラン)1―0アル・ファテ(サウジアラビア)
グループE:
C大阪1―3山東魯能泰山(中国)
ブリーラム・ユナイテッド(タイ)1―2浦項スティーラース(韓国)
グループF:
セントラルコースト・マリナーズ(オーストラリア)2―1広島
北京国安(中国)1―1FCソウル(韓国)

フォルランが先発出場したC大阪は完敗して1分1敗!広島も逆転負けの1分1敗でともに初勝利ならず!

CL展望
いよいよ本日より欧州チャンピオンズリーグは決勝トーナメント1回戦第2戦に突入!香川真司が所属し、敗退の危機に瀕しているマンUはホームでオリンピアコスと再激突!本田圭佑が所属し、同じく敗退危機のミランはアウェーでアトレティコと再戦!

全治9ヶ月
9日のナポリ戦で負傷退場したローマのオランダ代表MFストロートマン(24)が、左膝前十字靭帯断裂で全治9ヶ月!W杯のメンバー入りが確実視されていたストロートマンは出場が絶望!

本日の超サカFLASH
スペインリーガエスパニョーラ第27節結果ほか


本文
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劇的逆転勝
アルガルベカップ・グループリーグ第3戦(最終戦)結果

グループB:

女子日本代表2―1女子スウェーデン代表
(アルガルベ・スタジアム)
≪得点者≫
女子日本代表:大儀見優季48、宮間あや89=PK
女子スウェーデン代表:センブラント42
≪出場メンバー≫
女子日本代表
GK:
18.海堀あゆみ(INAC神戸)
DF:
2.近賀ゆかり(アーセナル)
(67分19.有吉佐織(日テレ・ベレーザ))
3.岩清水梓(日テレ・ベレーザ)
4.熊谷紗希(リヨン)
13.宇津木瑠美(モンペリエ)
MF:
9.川澄奈穂美(シアトル・レイン)
(84分7.安藤梢(フランクフルト))
6.阪口夢穂(日テレ・ベレーザ)
10.澤穂希(INAC神戸)
(64分16.岩渕真奈(ホッフェンハイム))
8.宮間あや(岡山湯郷)(cap)
FW:
17.大儀見優季(チェルシー)
11.大野忍(アーセナル)
(90分15.高瀬愛実(INAC神戸))
ベンチ:
GK:
1.福元美穂(岡山湯郷)
21.山根恵里奈(千葉)
DF:
5.上尾野辺めぐみ(新潟)
20.北原佳奈(新潟)
12.三宅史織(INAC神戸)
MF:
14.田中明日菜(フランクフルト)
22.木龍七瀬(日テレ・ベレーザ)
23.中島依美(INAC神戸)

フォーメーション
(4-2-2-2)

  11  17
8       9
  10  6
13  4  3  2
   18

女子アメリカ代表3―5女子デンマーク代表
≪得点者≫
女子アメリカ代表:プレス59、ルルー65、ラピノー68
女子デンマーク代表:ヴェイェ24、ナディム35、セーレンセン39、ラスムッセン62、ニールセン90+2

アルガルベカップ決勝日程

12日(水)
日本時間23:10〜
女子日本代表vs女子ドイツ代表
(アルガルベ・スタジアム)

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 サッカー女子の国際親善大会、アルガルベカップは10日、ポルトガルのファロなどでグループリーグ最終戦が行われ、女子日本代表「なでしこジャパン」はスウェーデンに2―1で逆転勝ちし、2勝1分けの勝ち点7でグループB・1位となり、2年ぶりの決勝進出を果たした。12日の決勝でグループA・1位のドイツと対戦する。スウェーデンは2勝1敗の同6で2位。
 日本は主将の宮間(岡山湯郷)や澤(INAC神戸)ら主力が先発。日本は前半42分にセットプレーから先制を許したが、後半4分に大儀見(チェルシー)のゴールで追い付き、44分には宮間がPKを決めた。

女子日本代表23名
GK:
1.福元美穂(岡山湯郷)
21.山根恵里奈(千葉)
18.海堀あゆみ(INAC神戸)
DF:
2.近賀ゆかり(アーセナル)
5.上尾野辺めぐみ(新潟)
3.岩清水梓(日テレ・ベレーザ)
19.有吉佐織(日テレ・ベレーザ)
20.北原佳奈(新潟)
4.熊谷紗希(リヨン)
12.三宅史織(INAC神戸)
MF:
10.澤穂希(INAC神戸)
7.安藤梢(フランクフルト)
8.宮間あや(岡山湯郷)
9.川澄奈穂美(シアトル・レイン)
6.阪口夢穂(日テレ・ベレーザ)
14.田中明日菜(フランクフルト)
13.宇津木瑠美(モンペリエ)
22.木龍七瀬(日テレ・ベレーザ)
23.中島依美(INAC神戸)
FW:
11.大野忍(アーセナル)
17.大儀見優季(チェルシー)
15.高瀬愛実(INAC神戸)
16.岩渕真奈(ホッフェンハイム)

【佐々木監督「再チャレンジしたい」】
 逆転でスウェーデンを下し、2年ぶりの決勝進出を果たしたなでしこジャパンの佐々木則夫監督は「一戦一戦、課題を持ちながら成長してきた。スタートからいいリズムでサッカーをしていたし、次(決勝)に行きたいという思いが選手にあった」とほほ笑んだ。
 悲願の初優勝に向け、中1日で迎える12日の決勝はドイツが相手。2012年大会の決勝と同じ顔合わせとなった。「連係した中で一丸となってやってくれている」と、チームに手応えを感じている指揮官。2年前は3―4で敗れた相手に「ぜひ決勝で再チャレンジしたい」と意気込んだ。

【宮間が土壇場逆転PK弾】
 決勝進出へ勝利が条件だったスウェーデン戦。1―1の同点で迎えた後半44分、宮間は集中力を研ぎ澄ませた。相手DFのハンドの反則で得たPK。重圧の中、ゴール左を狙ったボールは、相手GKに反応されたものの、その手を弾きゴールへと吸い込まれた。
 「みんなで獲ったPKなので入って良かった」。試合後、宮間はホッと安堵の笑顔を浮かべ、勝利を喜んだ。
 強豪スウェーデンを撃破し、目標だった決勝へと駒を進めた。「もっと質を上げて優勝したい」と宮間。「中1日で厳しいが、前回(2012年決勝)負けているので、勝って自分達の面目を保ちたい」と続け、再び“世界一”獲りに照準を定めていた。

【大儀見「ミス狙っていた」】
 目指す決勝への扉をこじ開けたのは大儀見だった。1点ビハインドで折り返した後半4分、相手の不用意なバックパスを見逃さずにボールをカットすると、ゴール前に持ち込んで冷静に同点ゴールを決めた。
 「チームとして負ける雰囲気がなかった。相手のミスを狙っていたのて、効果的に(ミスを)突けた」と価値ある一撃に胸を張った。
 チームの精神的支柱である澤も、逆転勝利に満足げ。「決勝を目標にやってきたので何とか進むことができて嬉しい。(決勝では)日本らしいサッカーをして、優勝したいと思う」と笑顔だった。

【岩清水、被災地へ思い】
 耐えた。1―1の同点に追い付いた後半、スウェーデンの猛攻を必死でしのいだ。前半42分にセットプレーから先制を許したものの、その後の粘りの守りが、土壇場での宮間の勝ち越しPKにつながった。
 DF岩清水は「逆転する力がついているのは、頼もしいと思う。(アルガルベ杯は)優勝したことがないので、優勝したい」と言葉に力を込めた。
 勝利の瞬間、日本の日付は3月11日に変わっていた。岩手県出身の岩清水は「震災から3年になるんで、皆さんに喜んでもらえるプレーがしたい」。そう言って12日のドイツとの決勝を見据えた。

【守護神・海堀が好守連発】
 今大会初登場のGK海堀が好守で支えた。後半には1―1となった後に何度か逆襲を浴びたが、30分過ぎに相次いで迎えたピンチを鋭い反応で防いで貢献した。
 前半にFKからの失点があったが、スウェーデンのエースFWシェリンを組織的に封じた。味方が献身的に守る姿勢に発奮し「前の方から守備をしてくれたので、守るしかなかった。2点を取ってくれて良かった」と感謝した。

【岩渕「次につながるプレー」】
 20歳の岩渕が後半途中から出場し、終盤に惜しいミドルシュートを放った。GKの好守に阻まれたが、これで得たCKから決勝点のPK獲得につながり「枠に飛ばせたし、次につながるプレーだった」とうなずいた。
 グループリーグ第2戦のデンマーク戦で代表では4年ぶりのゴールを決め、精神面に余裕が生まれた。「この前の試合からまた始まったというか、新しい気持ちでプレーできている」と表現した。

【スウェーデン監督は前向き】
 デンマーク、アメリカに2連勝したスウェーデンは引き分けでも決勝に進める状況だったが、日本に逆転負け。ロンドン五輪ではアメリカを金メダルに導いたスンダーゲ監督は「先制できたのは良かったが、2失点が残念」と表情を曇らせた。
 前半にFKから頭で先制点を奪ったDFセンブラントが後半、体を寄せきれずに大儀見にゴールを許し、ハンドの反則を犯してPKを与えて2失点に絡んだ。指揮官は「(失点も)いいレッスンになった」と前向きに捉えた。


初勝利ならず
アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ第2節結果

グループA:

アル・ラヤン(カタール)1―0エステグラル(イラン)
≪得点者≫
アル・ラヤン:ウチェ14

アル・シャバブ(サウジアラビア)1―3アル・ジャジーラ(UAE)
≪得点者≫
アル・シャバブ:アーメド・オタイフ53
アル・ジャジーラ:マブフート7、アブドゥラー・カセム12、ジュシレイ56

グループB:

ブニョドコル(ウズベキスタン)1―2エルジャイシュ(カタール)
≪得点者≫
ブニョドコル:ピシュル90
エルジャイシュ:ニウマール33、70

フゼスタン(イラン)1―0アル・ファテ(サウジアラビア)
≪得点者≫
フゼスタン:ラハマニ68=PK

グループE:

C大阪1―3山東魯能泰山(中国)
(ヤンマースタジアム長居/11865人)
≪得点者≫
C大阪:柿谷曜一朗84
山東魯能泰山:アロイージオ5、ヴァグネル・ラブ26、56
≪出場メンバー≫
C大阪
GK:
キム・ジンヒョン
DF:
丸橋祐介、山下達也、カチャル、酒本憲幸
MF:
扇原貴宏(78分楠神順平)、長谷川アーリアジャスール、山口蛍
FW:
フォルラン(60分ニコルス)、南野拓実(46分柿谷曜一朗)、杉本健勇

ブリーラム・ユナイテッド(タイ)1―2浦項スティーラース(韓国)
≪得点者≫
ブリーラム:アディサク・クライソーン70
浦項:キム・テス20、キム・スンデ24

グループF:

セントラルコースト・マリナーズ(オーストラリア)2―1広島
(ブルータン・スタジアム/2168人)
≪得点者≫
セントラルコースト:ステリョフスキ23、32
広島:塩谷司21
≪出場メンバー≫
広島
GK:
林卓人
DF:
水本裕貴、千葉和彦、塩谷司
MF:
パク・ヒョンジン、青山敏弘、柴崎晃誠(87分皆川佑介)、柏好文(54分野津田岳人)、萩洋次郎(80分川辺駿)、石原直樹
FW:
浅野拓磨

北京国安(中国)1―1FCソウル(韓国)
≪得点者≫
北京国安:ウタカ20
FCソウル:ユン・イルロク72

アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ第2節日程

12日(水)

グループC:

日本時間24:30〜
ラフウィヤ(カタール)vsトラクトールサジ・タブリーズ(イラン)

日本時間26:20〜
アル・イティハド(サウジアラビア)vsアル・アイン(UAE)

グループD:

日本時間24:30〜
セパハン(イラン)vsアル・ヒラル(サウジアラビア)

日本時間25:15〜
アル・アハリ(UAE)vsアル・サッド(カタール)

グループG:

日本時間17:30〜
メルボルン・ビクトリー(オーストラリア)vs全北現代(韓国)

19:30〜
横浜Mvs広州恒大(中国)
(日産スタジアム)

グループH:

日本時間19:30〜
蔚山現代(韓国)vs川崎
(蔚山文殊スタジアム)

日本時間21:00〜
貴州人和(中国)vsウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(オーストラリア)

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ACLグループリーグ順位表
(第2節終了時)

グループA:

1位.アル・ジャジーラ
2勝0分0敗(勝ち点6)
得点6・失点3・得失点差+3

2位.アル・ラヤン
1勝0分1敗(勝ち点3)
得点3・失点3・得失点差±0

3位.アル・シャバブ
1勝0分1敗(勝ち点3)
得点2・失点3・得失点差-1

4位.エステグラル
0勝0分2敗(勝ち点0)
得点0・失点2・得失点差-2

グループB:

1位.エルジャイシュ
1勝1分0敗(勝ち点4)
得点2・失点1・得失点差+1

2位.フゼスタン
1勝1分0敗(勝ち点4)
得点1・失点0・得失点差+1

3位.ブニョドコル
0勝1分1敗(勝ち点1)
得点1・失点2・得失点差-1

4位.アル・ファテ
0勝1分1敗(勝ち点1)
得点0・失点1・得失点差-1

グループE:

1位.山東魯能
1勝1分0敗(勝ち点4)
得点4・失点2・得失点差+2

2位.浦項スティーラース
1勝1分0敗(勝ち点4)
得点3・失点2・得失点差+1

3位.ブリーラム・ユナイテッド
0勝1分1敗(勝ち点1)
得点2・失点3・得失点差-1

4位.C大阪
0勝1分1敗(勝ち点1)
得点2・失点4・得失点差-2

グループF:

1位.FCソウル
1勝1分0敗(勝ち点4)
得点3・失点1・得失点差+2

2位.セントラルコースト
1勝0分1敗(勝ち点3)
得点2・失点3・得失点差-1

3位.北京国安
0勝2分0敗(勝ち点2)
得点2・失点2・得失点差±0

4位.広島
0勝1分1敗(勝ち点1)
得点2・失点3・得失点差-1

 サッカーのアジアチャンピオンズリーグ(ACL)は本日11日、各地でグループリーグが行われ、J1・2連覇のグループFの広島と、グループEのC大阪はともに敗れ、通算1分け1敗となった。
 シドニー近郊ゴスフォードでセントラルコースト(オーストラリア)と対戦した広島は前半21分に塩谷のシュートで先制したが、その後に2失点して1―2で敗れた。セントラルコーストは1勝1敗。C大阪はホームのヤンマースタジアム長居で山東(中国)に1―3で屈した。C大阪はフォルランが先発出場したが序盤から押し込まれ、途中出場の柿谷の1得点がやっとだった。山東は1勝1分け。

【フォルランはまた不発】
 C大阪のウルグアイ代表FWディエゴ・フォルラン(34)が、またしても不発に終わった。
 杉本との2トップで先発。日本代表のFW柿谷はベンチスタートになった。
 フォルランは前半25分に左足でミドルシュート。同32分にもFKからゴールを狙ったが、いずれも得点には結びつかなかった。
 移籍後、公式戦初ゴールはならず。フォルランは「ワンチャンスをものにされてしまった。我々が意識しないといけないのは、決める時に決めるメンタリティーだ」と話した。
 ポポビッチ監督は、フォルランのプレーについての質問に「彼自身のプレーの評価は、彼本人に伝えたい。それからメディアの皆さんにお話しする」と多くを語らなかった。
 試合は0―3とされた後に、途中出場の柿谷が後半39分に右足でACL2戦連発となるゴール。だが、あまりにも得点を挙げるのが遅すぎた。

【柿谷「次は勝つだけ」】
 日本代表FW柿谷曜一朗(24)はベンチスタートとなり、後半から出場。柿谷は後半39分、右クロスのスルーボールを押し込みチーム唯一の得点を奪った。
 試合後、柿谷は「悔しい。どういうスタートであれ、チームが負けたのが悔しい」と語った。
 1点は奪ったものの「負けて満足する試合はない。ブーイングされて当たり前。次は勝つだけ」と次戦の奮起を誓った。

【本田の元同僚2ゴールでC大阪下す】
 かつてCSKAモスクワで日本代表の本田(ミラン)とともにプレーした山東の元ブラジル代表FWヴァグネル・ラブが、2ゴールを挙げた。ことごとく競り合いに勝ち、C大阪の守備を崩し続けたブラジル人FWは「効果的な攻撃を繰り出せた」と笑った。
 フォルランを意識していたようだが「今日は彼を孤立させ、プレーをさせなかった」と満足げで「山東はACLで、ずっと上まで行ける」と自信満々だった。

【広島、先制ゴール後に「3・11」も逆転負け】
 敵地でセントラルコースト(豪州)と対戦したJ1王者の広島は前半21分に右CKからDF塩谷が頭で合わせて先制。イレブンはピッチに横たわり「3・11」の人文字を作り、福島県いわき市出身のMF高萩が両手を合わせておじぎするパフォーマンスで喜びを表現した。
 その高萩が自陣から放った超ロングシュートで得たCKからの得点。しかし、2分後にカウンターから失点して同点に追いつかれると、前半32分にはクリアミスから失点し、逆転負け。東日本大震災から3年。被災地へ勝利を届けることはできず、高萩は「勝利を届けられなくて残念」と肩を落とした。

【横浜Mがアジア最強王者に挑む】
 横浜Mは明日12日に前回王者の広州恒大(中国)を本拠地で迎え撃つ。全北現代(韓国)との初戦に0―3で大敗し、後がない状況の樋口監督は、記者会見で「グループリーグ突破には何としてもホームで勝ち点3が必要。アジア王者にどこまで通用し、何ができるかチャレンジしたい」と意気込みを語った。
 母国のイタリア代表を率いてワールドカップ(W杯)を制した広州恒大のリッピ監督は「横浜にも素晴らしい選手がいるのは知っている」と話し、ユベントスの監督を務めた2002〜2004年当時、レッジーナに所属した中村の印象について問われ「中村、長友、中田、本田と、日本人はみんな優秀。欧州で一定の地位を持っている。(これらの選手には)いい印象を持っている」と褒めていた。

【川崎が最終調整】
 明日12日に蔚山(韓国)とアウェーで戦う川崎が最終調整し、主将のMF中村は「内容が伴えば一番だが、泥臭くても勝ち点を持ち帰りたい」と意気込んだ。ともに初戦は白星。蔚山は196センチの長身FWキム・シンウクやG大阪などで活躍したラフィーニャなど強力な攻撃陣を擁する。
 DF田中は「グループリーグのライバル。ここで2勝目を挙げられれば大きい」と奮闘を誓った。


CL展望
欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦日程

11日(火)

日本時間28:45〜
アトレティコ・マドリード(スペイン)vsミラン(イタリア)
第1戦=ミラン0―1A・マドリード
(ビセンテ・カルデロン)

日本時間28:45〜
バイエルン(ドイツ)vsアーセナル(イングランド)
第1戦=アーセナル0―2バイエルン
(アリアンツ・アレーナ)

12日(水)

日本時間28:45〜
バルセロナ(スペイン)vsマンチェスター・シティー(イングランド)
第1戦=マンC0―2バルセロナ
(カンプ・ノウ)

日本時間28:45〜
パリ・サンジェルマン(フランス)vsレバークーゼン(ドイツ)
第1戦=レバークーゼン0―4PSG
(パルク・デ・プランス)

18日(火)

日本時間28:45〜
チェルシー(イングランド)vsガラタサライ(トルコ)
第1戦=ガラタサライ1―1チェルシー
(スタンフォード・ブリッジ)

日本時間28:45〜
レアル・マドリード(スペイン)vsシャルケ(ドイツ)
第1戦=シャルケ1―6R・マドリード
(サンティアゴ・ベルナベウ)

19日(水)

日本時間28:45〜
ドルトムント(ドイツ)vsゼニト・サンクトペテルブルク(ロシア)
第1戦=ゼニト2―4ドルトムント
(ジグナル・イドゥナ・パルク)

日本時間28:45〜
マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)vsオリンピアコス(ギリシャ)
第1戦=オリンピアコス2―0マンU
(オールド・トラッフォード)

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【セードルフ監督、逆転の鍵は“忍耐力”】
 イタリアセリエA、ミランのクラレンス・セードルフ監督は10日、本日11日に敵地で行われる欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦のアトレティコ・マドリード(スペイン)戦に向け、「忍耐力」が必要とコメントした。
 選手時代にはアヤックス(オランダ)、レアル・マドリード(スペイン)、ミランでCLを制し、史上唯一3つの異なるクラブでCL制覇を経験しているセードルフ監督。今季途中からマッシミリアーノ・アッレグリ前監督に代わってミランの指揮官に就任し、監督として初めてCLを迎えたが、前月に行われた第1戦ではホームでアトレティコに0―1と敗れ、敗退の危機に追い込まれている。
 現時点ではアトレティコが1997年以来のベスト8進出に近付いているが、セードルフ監督は10日の前日会見の席で、歴代2位となる7度の欧州制覇を誇るミランにも、突破のチャンスはあるとコメント。その上で「このような試合ではバランスを保つ忍耐力が大切だ。相手のリードは最小限であるため、第1戦と状況に大きな違いはないだろう。アトレティコの強さには敬意を払うが、我々も自分達のポテンシャルを最大限発揮したい。90分の間に1点を奪えればいい。2ゴール決めれればなお良いけどね」とアウェーでの第2戦では忍耐力が必要となると述べた。
 なお、今冬からミランでプレーする本田圭佑は、前所属先のCSKAモスクワ(ロシア)で今季CLに出場しているため、今季はミランの一員としてCLを戦うことはできない。

【ベンゲル監督「敵地でも勝てる」】
 イングランドプレミアリーグのアーセナルは11日、バイエルン(ドイツ)との欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦に臨む。王者相手にホームでの第1戦を0―2と落とし、厳しい状況に追い込まれているアーセナルだが、アーセン・ベンゲル監督は「突破は可能」とバイエルン撃破に自信を見せた。
 昨季国内リーグ、国内カップ、CLの3冠を達成し、今季もリーグ戦で無敗を続けるなどもはや“無敵”とも思える貫録を備え始めたバイエルンと決勝トーナメント1回戦で激突したアーセナル。昨季CLの決勝トーナメント1回戦でもバイエルンと対戦した同クラブは、ホームで第1戦を迎えたが、MFメスト・エジルのPK失敗や退場者を出したことも響いて0―2で敗戦。これにより、第2戦では少なくとも2点以上を奪わなければいけない苦しい状況に追い込まれた。
 このため、バイエルンの準々決勝進出は妥当だとみられているが、ベンゲル監督はドイツ・ミュンヘンで行われた試合前日の会見で「逆転突破の可能性はある。我々は野心とクオリティーを持ち合わせているし、これまでもこうした状況を打破してきたからだ」と、逆転突破への自信を見せた。
 昨シーズンのCLでも決勝トーナメント1回戦でバイエルンと対戦したアーセナルはホームでの第1戦を1―3と落したが、敵地での第2戦をを2―0で勝利。アウェーゴールの差で敗退となったが、意地を見せた。また、2003年にはCLグループリーグでインテル(イタリア)に本拠地で0―3と完敗しながらも、敵地では5―1と圧勝して逆転での決勝トーナメント進出を果たした実績もある。
 ベンゲル監督は「過去のデータは我々の敗退を予想しているが、インテルに5―1で勝利したように我々は欧州のどんな場所でも勝利を手にしてきた。これまでも素晴らしい夜を過ごしたことはあったが、明日勝利できれば間違いなく最高の夜になることだろう」と、敵地でも勝利は可能と意気込んだ。
 逆転突破に向け、第2戦では早い時間に1点が欲しいところだが、ベンゲル監督は「(8日に行われたFA杯の)エバートン戦では終盤に2点を挙げ、4―1で勝利した。だからナーバスになったり、焦る必要はない。攻めなければならないのは理解しているが、同時に失点しないことも重要。適切なバランスを保つ必要がある」と、前掛かりになり過ぎず、平常心で第2戦に臨みたいと語った。
 第1戦ではGKヴォイチェフ・シュチェスニーが退場処分を受けたことに不満を見せていたベンゲル監督はまた、「明日は我々にフェアにチャンスが与えられ、最後まで11人対11人で戦えるよう願っている」ともコメントした。


全治9ヶ月
 サッカーのイタリア1部リーグ(セリエA)のローマは10日、所属するオランダ代表MFケビン・ストロートマン(24)が9日のナポリ戦で左膝前十字靭帯を断裂し、手術を受けると発表した。ストロートマンは6月開幕のワールドカップ(W杯)ブラジル大会の出場が絶望的となった。全治9ヶ月と診断されたという
 24歳のMFはオランダ代表として25試合に出場して3得点をマーク。W杯の代表入りが確実視されていた。


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超サカFLASH

フル出場
 サッカーのドイツブンデスリーガ2部、ボーフムのMF田坂祐介は10日、ホームのグロイター・フュルト戦にトップ下でフル出場した。試合は0―2で敗れた。

レンタル
 J1鹿島は本日、J2千葉からMFジャイール(25)が期限付き移籍で加入すると発表した。同日から練習に合流。背番号は「7」に決まった。ジャイールは2013年に千葉入りし、16試合に出場して4得点をマークしたが、同年7月からUAEのエミレーツに期限付き移籍していた。

記者会見
 日本フットボールリーグ(JFL)は10日、東京都内に全14チームの監督を集めて記者会見し、新設されたJ3入りを最後まで争い、JFLへの参加となったアスルクラロ沼津の望月一仁監督は「地域の方にスタジアムに足を運んでもらえるサッカーを見せたい」と述べた。同じ立場のレノファ山口の上野展裕監督は「県民の皆様とJ3に上がれるようにしたい」と再挑戦への機運を盛り上げるプレーを誓った。今回から大会方式を2ステージ制に変更し、11月に2回戦制のチャンピオンシップで年間王者を決める。第1ステージは16日に開幕する。

逆転負け
スペインリーガエスパニョーラ第27節結果

レアル・ソシエダ2―3ラージョ・バジェカーノ
≪得点者≫
ソシエダ:イニゴ・マルティネス2、ルベン・パルド45+1
ラージョ:ラリベイ4、ブエノ47、ロチナ67

オサスナ0―2マラガ
≪得点者≫
マラガ:サム14、アムラバト65

スペインリーガエスパニョーラ順位表
(第27節終了時)

…CL出場権獲得
…EL出場権獲得
…スペインリーガエスパニョーラ2部降格

1. レアル・マドリード(67)+50
2. アトレティコ・マドリード(64)+42
3. バルセロナ(63)+52
4. ビルバオ(51)+19

5. ビジャレアル(44)+14
6. ソシエダ(43)+9

7. セビージャ(41)+5
8. バレンシア(36)+1
9. エスパニョール(36)-1
10.レバンテ(36)-8
11.セルタ(30)-7
12.グラナダ(30)-12
13.マラガ(29)-9
14.エルチェ(29)-16
15.オサスナ(29)-17
16.ヘタフェ(27)-19
17.バジャドリード(26)-15
18.アルメリア(26)-23
19.ラージョ(26)-32
20.ベティス(18)-33


 スペインリーガエスパニョーラは10日、第27節の残り2試合が行われ、6位レアル・ソシエダはホームで19位ラージョ・バジェカーノに2―3で逆転負けした。ソシエダは2連敗。


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