最新FIFAランキング発表!!NEW!
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本日の超最新情報
2014年04月10日(木)

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47位
最新FIFAランキング発表、日本は1ランクUPの47位!W杯で日本が対戦するコロンビアは1ランクUPの4位、ギリシャは3ランクUPの10位、コートジボワールは3ランクUPの21位!1位スペイン、2位ドイツは変わらず、ポルトガルが1ランクUPの3位に浮上!

出発
日本代表のザッケローニ監督(61)が欧州組視察のため、ドイツに向けて出発!W杯代表メンバーの選考については「現状で候補選手は55人いる。当落線上にある選手を優先して見る」

日本到着
W杯の優勝トロフィーがチャーター機で日本に到着!6月開幕のW杯に向け、昨年9月から世界90カ国を8ヶ月間かけて巡回中で、4日間の滞在では岩手・陸前高田市でもお披露目!

新監督
ビーチサッカー日本代表の新監督に、ビーチサッカー前UAE代表監督でブラジル人のメンデス氏(44)が就任!

出馬表明
日本サッカー協会の田嶋幸三副会長(56)が来年5月に行われるアジア・サッカー連盟(AFC)選出の国際サッカー連盟(FIFA)理事選への立候補を表明!田嶋副会長は2011年1月に初出馬して落選し、昨年は立候補を見送り!

フル出場
欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦
アトレティコ・マドリード(スペイン)1―0(2戦合計2―1)バルセロナ(スペイン)
バイエルン(ドイツ)3―1(2戦合計4―2)マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)

香川真司は左サイドハーフとトップ下でフル出場し、キレのある動きで攻守で奮闘!マンUは先制するも、直後に3失点を喫して敗退!王者バイエルンは逆転勝ちで3シーズン連続の準決勝進出!アトレティコは同国対決を制し、40年ぶりの4強入り!バルサは今季4戦4分けだったアトレティコに敗れ、7シーズンぶりに4強逃す!準決勝の組み合わせ抽選会は明日11日、日本時間の午後7時から実施!

退団
フランクフルトの元日本代表MF乾貴士(25)が今季限りで同クラブを退団!昨季まではスタメン定着も、今季は出場機会が激減!

獲得
ドルトムントが細貝萌の所属するヘルタ・ベルリンから、今季終了後にコロンビア代表FWアドリアン・ラモス(28)を獲得!4年契約で移籍金は約14億1000万円!

本日の超サカFLASH
ポルトガル代表のパウロ・ベント監督(44)が2016年のユーロ2016(欧州選手権)終了後まで2年間の契約延長ほか


本文

47位
 国際サッカー連盟(FIFA)は本日10日、最新のワールドランキングを発表した。
 日本は前回から順位を1つ上げて47位となり、アジア連盟(AFC)2位をキープ。アジア1位のイランは5つ上げて37位となった。アジア3位には、2つ順位を上げて53位となったウズベキスタンが入った。
 上位にも変動があり、1位スペイン、2位ドイツは変わらなかったが、ポルトガルが4位から3位にランクアップ。3位だったアルゼンチンは3つ下げ、3つ順位を上げたブラジルと同率6位となった。また、ワールドカップ(W杯)ブラジル大会で日本が対戦するギリシャは3つ順位を上げてトップ10入り。コロンビアは1つ上げて4位、コートジボワールも3つ上げて21位と、ライバルの3か国全てが順位を上げた。
 次回は5月8日に発表される。

NEW!
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出発
 サッカー日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(61)は本日10日、欧州視察出発前に羽田空港で取材に応じ、ワールドカップ(W杯)代表メンバーの選考について「当落線上にある選手を優先に見る。直接話もするつもりだ」と話した。
 今週末は酒井宏樹(ハノーバー)と細貝萌(ヘルタ)の試合を観戦予定という。本田圭佑(ミラン)や香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)ら主軸については「直接見るかもしれないが、テレビを通じてでも十分な情報を得られる」と述べた。
 W杯代表は5月12日に発表する。監督は「現状で候補選手は55人いる。その半分くらいは攻撃的な選手だ」と明かした。

【W杯サポートメンバーは予備登録選手から選出】
 日本サッカー協会の原博実専務理事(55)が、W杯にサポートメンバーを帯同する場合、予備登録30人の中から選手を選ぶ可能性を示唆した。「サポートメンバーを連れて行くかこれから検討するが(予備登録に入り最終メンバーから漏れた)7人の中から選ぶことを含めて考えたい」と語った。
 2010年南アフリカ大会のサポートメンバーは香川真司、酒井高徳、山村和也、永井謙佑の4人。山村、永井は予備登録外の大学生だった。今回は内田篤人、長谷部誠、吉田麻也らが故障明けでメンバーに入る可能性が高く、再発のリスクもにらんで登録変更が利く予備登録選手の同行を検討する。

日本代表候補23名
☆=日本代表初選出
GK:
東口順昭(G大阪)
林彰洋(鳥栖)
権田修一(FC東京)
DF:
水本裕貴(広島)
槙野智章(浦和)
山下達也(C大阪)☆
安田理大(鳥栖)
塩谷司(広島)☆
鈴木大輔()
今井智基(大宮)☆
昌子源(鹿島)☆
MF:
青山敏弘(広島)
高橋秀人(FC東京)
長谷川アーリアジャスール(C大阪)
柴崎岳(鹿島)
FW:
石原直樹(広島)
豊田陽平(鳥栖)
川又堅碁(新潟)☆
高萩洋次郎(広島)
齋藤学(横浜M)
工藤壮人()
原口元気(浦和)
南野拓実(C大阪)☆
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日本到着
 国際サッカー連盟(FIFA)ワールドカップのトロフィーが本日10日、チャーター機で羽田空港に到着した。6月開幕のブラジルW杯に向け、昨年9月から世界90カ国を8ヶ月間かけて巡回中。地球を3.7周する壮大なツアーの89カ国目に日本へ来訪した。4日間の滞在では東京、岩手・陸前高田市の2都市でお披露目される。
 空港の滑走路横で行われたオープニングセレモニーでは元日本代表FW中山雅史氏、日本サッカー協会の小倉純二名誉会長、岩手・高田高の生徒らが出席。小倉名誉会長は「いつの日か4日間以上、滞在することを夢見ています」とあいさつした。12日に陸前高田市で行われるイベントでは中山氏率いるJリーグのドリームチームと地元学生チームが対戦する。
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新監督
 日本サッカー協会は本日10日、ビーチサッカー日本代表の新監督として、ブラジル出身のマルセロ・メンデス氏と契約したことを発表した。
 44歳のメンデス氏は、ポルトガルやトリニダード・トバゴ、ウルグアイ、南アフリカの各国ビーチサッカー代表を歴任。2007年から2013年まで率いたビーチサッカーUAE代表では、ワールドカップ(W杯)に4度出場した。
 ビーチサッカー日本代表は、昨年タヒチで行われたワールドカップで、ベスト8に進出していた。
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出馬表明
 日本サッカー協会の田嶋幸三副会長(56)は9日、来年5月に予定されているアジア・サッカー連盟(AFC)選出の国際サッカー連盟(FIFA)理事選に立候補することを明らかにした。東京都内で同日行われた東南アジア諸国連合(ASEAN)や東アジア地域などの協会、連盟との合同会議後に出馬の意向を表明した。
 田嶋副会長は2011年1月に初出馬して落選し、昨年は立候補を見送った。2002年からFIFA理事を務めた小倉純二・日本協会名誉会長(当時会長)が2011年に定年となり、その後は日本人理事の不在が続いている。
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フル出場
欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦結果

アトレティコ・マドリード(スペイン)1―0(2戦合計2―1)バルセロナ(スペイン)
(ビセンテ・カルデロン/53592人)
≪得点者≫
A・マドリード:コケ6
≪出場メンバー≫
【A・マドリード】
GK:
クルトワ
DF:
ゴディン、フィリピ・ルイス、ミランダ、ファンフラン
MF:
ティアゴ、コケ、ラウール・ガルシア、ガビ、アドリアン・ロペス(61分ジエゴ)
FW:
ビジャ(79分C・ロドリゲス)
【バルセロナ】
GK:
ピント
DF:
バルトラ、マスチェラーノ、ジョルディ・アルバ、ダニエウ・アウベス
MF:
シャビ・エルナンデス、イニエスタ(72分ペドロ)、ブスケッツ
FW:
セスク・ファブレガス(61分A・サンチェス)、メッシ、ネイマール

バイエルン(ドイツ)3―1(2戦合計4―2)マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
(アリアンツ・アレナ/67300人)
≪得点者≫
バイエルン:マンジュキッチ59、ミュラー68、ロッベン76
マンU:エブラ57
≪出場メンバー≫
【バイエルン】
GK:
ノイアー
DF:
ラーム、ボアテング、ダンテ、アラバ
MF:
クロース、ゲッツェ(65分ラフィーニャ)、ミュラー(84分ピサーロ)、リベリー、ロッベン
FW:
マンジュキッチ
【マンU】
GK:
デ・ヘア
DF:
P・ジョーンズ、スモーリング、ヴィディッチ、エブラ
MF:
キャリック、D・フレッチャー(75分J・エルナンデス)、バレンシア、香川真司
FW:
ウェルベック(81分ヤヌザイ)、ルーニー

香川真司タッチ集
vsバイエルン
(You Tube)


 サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は9日、準々決勝第2戦の残り2試合が行われ、香川真司の所属するマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)は2連覇を狙うバイエルン(ドイツ)にアウェーで1―3と敗れ、2戦合計2―4で敗退が決まった。香川はフル出場し、前半は左の攻撃的MF、後半はトップ下で奮闘したが、見せ場はつくれなかった。
 アトレティコ・マドリードとバルセロナのスペイン勢対決はA・マドリードがホームで1―0と勝ち、2戦合計2―1で40季ぶりに4強入りした。
 準決勝の組み合わせ抽選会は、明日11日の午後0時(日本時間午後7時)からスイスのニヨンで行われる。

【王者バイエルンが準決勝進出】
 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)は昨季王者バイエルン(ドイツ)と敵地で対戦し、1―3で敗れた。この結果、2試合合計スコア4―2としたバイエルンが準決勝進出を決めた。
 下馬評では圧倒的不利と言われながら、ホームでの第1戦は1―1で引き分けたマンU。アウェーゴールを許したため、最低でも1点を奪えなければ敗退となる状況だったが、第1戦同様、序盤から押し込まれる展開が続く。
 それでも、マンUは開始17分、左からのクロスにバレンシアが合わせてネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定でゴールは認められない。その後は再びバイエルンに試合を支配されるも、集中した守備で決定機は与えず、スコアレスのまま前半終了を迎えた。
 勝ち抜きのためにはゴールが必要なマンUは、後半に入りやや攻撃に比重を傾け、10分には香川がミドルを放つも、これはGKノイアーにキャッチされる。それでも、その2分後、バレンシアが右サイドを突破してクロスを送ると、エブラが左足の強烈な弾丸ミドルシュートをゴール右上に突き刺し、第1戦に続いて劣勢だったマンUが先制に成功。マンUがトータルスコアで勝ち越しに成功する。
 しかし、リードしたのも束の間。バイエルンは失点からわずか2分後、左サイドのリベリーのクロスをマンジュキッチが頭で押し込み1―1。これにより、トータルスコア、アウェーゴール数でもイーブンとなる。
 両チームゴールを奪ったことでややオープンな展開となり、18分にはルーニーに決定機が訪れるが、痛恨のシュートミス。対するバイエルンもゲッツェやロッベンらにチャンスが訪れる。そして先にチャンスを得点につなげたのはバイエルン。23分、ロッベンの右からのクロスをミュラーが流し込み、バイエルンが逆転に成功する。
 リードは許したものの、1点取ればアウェーゴール数によりリードを奪えるマンUは、エルナンデスを投入して2点目を目指すも、結果的にモイーズ監督のこの采配は裏目に。直後の31分、ロッベンに単独突破からゴールを許し、リードを2点に広げられる。結局、その後はバイエルンがリードを守り切り、そのまま試合終了。王者相手に善戦を見せたマンUだが及ばず、今季の無冠が確実となった。

【香川真司Q&A】
 惜しかった、もったいなかったって感じ?それとも相手が強かった?

「強かったが、うまく守備はできてたんで。やっぱり得点取った後の時間帯が…。すぐに失点してしまったのが凄くキテたのかなと」

 前の試合の時はすごく守備のことを監督に言われたと言っていて、今週も練習はそういう感じだった?

「1試合やっているので、そこまで戦術的に細かい練習ってのはしていない」

 途中ラームが中に入ってビルドアップした時についていったけど、あれは自分の判断?

「そうですね。自分の判断で」

 攻撃の時はトップ下みたいな感じだった?

「もうちょっとボールもらえる回数を増やしたかったが、なかなかそうさせてくれないってのもあったし。それは課題だと思っている」

 第1戦よりも前に行こうっていう意識だった?

「もちろん。バイエルンとやり慣れてる感じはあったんで。そういうとこで自信はあったんで。より前へっていうのは意識した」

 0―0でハーフタイムっていうのはチームにとって良かった?

「そうですね。うまく守備もできてたんで。後半勝負だと思っていた」

 少なくとも1点取らなきゃいけなかったわけだが、まず失点するなと感じだった?

「後半に入ったらやっぱり多少の、時間とともに前に出て行く時間もあったと思うし。それをうまく後ろで見て流れでやるようにした」

 珍しくミドルシュートを打ったが?

「やっぱりあそこでの…。なんだろ、精度っていうのは課題ですけど。上に行けば行くほど強烈なもの持ってる選手ってのは多いので。あそこでの意識はしなきゃいけない」

 リーグでもチャンピオンズリーグでも相手のレベルが上った時に何ができるかというのが自分にとってもチームにとっても必要になる?

「そうですね。うーん、それは自分に求められるものだし、やっぱりレベルの高い舞台でどこまでやれるのかというのが課題になってくると思う」

 カウンターからボールを受けて相手をかわして右からクロスを出したシーン、向こうは最後のパスを止めていた。相手が踏ん張ったという感じか、自分がもっといいパスを出せればという感じか?

「自分の能力を上げる必要があると思うし、それに尽きると思う」

 今日は一番走っていたし、守備でもあそこまで戻っていた。手応えは?

「もっとボールをキープする時間帯を増やしたかった」

 最近はリーグ戦でも出場時間が増えているが、チームとフィットしてきたという意味で手応えもあるのでは?

「手応えは、まあどうすかね、チームはいい形でアウェーで勝てていたので、それを継続させたいという思いがあったんですけど。今はコンディションもいいと思ってますし。次もプレミアなんで、はい」

【先制直後の失点悔やむモイーズ監督】
 敵地で昨季王者バイエルン(ドイツ)に1―3で敗れ、2試合合計スコア2―4で敗退が決まった香川真司所属のマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)。チームを率いるデイヴィッド・モイーズ監督は、選手達の奮闘を称えつつも、先制直後の失点に悔しさを隠し切れない様子だった。
 モイーズ監督は試合後、「今夜の選手達は非常にいい仕事をしてくれたと思う。唯一問題だったのは、得点からわずか30秒後に失点してしまったことだよ」とコメント。「それは小学生の頃に学ぶ類のこと。我々は試合を通じて驚くほどの集中力を発揮した。選手達は自分の仕事をこなしたし、ポジショニングも素晴らしかった。しかし、だからこそあの失点は本当に残念だった」と、選手を称えながらも得点直後の失点を悔やんだ。
 また、つま先の負傷を抱えながらも強行出場したものの、決定機を逸するなど精彩を欠いたFWウェイン・ルーニーについては「彼自身、この1週間練習に全く参加できていなかったことは懸念事項になっていたと思う。痛み止めの注射も打っていたし。ボールのインパクトに関して、フィーリングが良くなかったようだ」とコメントしている。
 一方、勝利したバイエルンのペップ・グアルディオラ監督は「難しい試合になることは理解していた。エリア内を8人で守るチームと対戦するのは難しいので、我々は中央にパスを送ることを心掛けた。彼らは我々のクロスに対しよく守っていた。それでも、1―1の同点になってからは我々がずっといいプレーをしたし、準決勝進出に値したと思う」と、突破を喜んだ。

【敵将は香川の起用法に疑問符】
 王者バイエルン相手にフル出場を果たした香川は「こういう舞台でどこまでやれるかが課題。自分の能力を上げないといけない」と悔しさをにじませた。
 前半は左MFに入ってオランダ代表MFロッベンのマークに奔走。しつこく食らいつき、いい形をつくらせなかった。トップ下に位置を変えた後半も、高い守備意識でチームに貢献した。
 しかし、敵将グアルディオラ監督が「香川はカウンター向きではない」と評したように、モイーズ監督の得意とする自陣深くから前線まで長い距離を走る戦術では、香川の狭いスペースを高い技術で破る持ち味が生かせなかった。
 ビッグクラブの主力はチーム戦術と得意のスタイルが噛み合わない中でもいかに力を発揮するかを問われる。古巣ドルトムント復帰も噂される背番号26は「もうちょっとボールをもらう回数を増やしたかった。でもなかなかそうさせてもらえない」ともどかしそうだった。

【ロッベン「目標はリスボン行き」】
 バイエルンはロッベンが盛んに仕掛け、チームを引っ張った。3季連続の4強入りにも気を緩めず「我々はもっといいサッカーができる。目標は(決勝の舞台)リスボン行きだ」と強気だった。
 前半は香川らのしつこい寄せに苦しんだが、後半にきっちり働いた。23分に不得手な右足の折り返しでミュラーの勝ち越し点をアシストし、8分後も左から中に切れ込む得意の形から左足シュートを決めた。「(試合当日朝に)右足でクロスを入れる練習をした。アシストできたのはあの練習のおかげかもね」と喜んだ。

【サポーターに後押しされたアトレティコ】
 アトレティコ・マドリードとバルセロナによるスペイン勢同士の一戦は、ホームのアトレティコが1―0で勝利。この結果、2試合合計スコア2―1で上回ったアトレティコが、40年ぶりのベスト4進出を決めた。
 国内リーグでも優勝を争い、今季4度の公式戦での対戦がいずれも引き分けに終わっているアトレティコとバルサの対戦。敵地での第1戦を1―1で引き分け、突破にわずかながら有利な状況にあるアトレティコだが、この試合ではエースのジエゴ・コスタが負傷により欠場となった。
 それでも、開始早々の5分、D・コスタの代役として先発したアドリアンがゴールに迫る。シュートはクロスバーに嫌われるも、こぼれ球を最後はコケがボレーでネットを揺らし、アトレティコが早々に先制点を得た。さらに、古巣対決のビジャのシュートが2度クロスバーを叩くなど序盤の主導権を握る。
 その後はバルサが激しさを見せ、後半にチャンスを作り始めるが、アトレティコのシメオネ監督はサポーターを煽り、選手へのサポートを要求。大声援に後押しされたアトレティコは、メッシやネイマールを中心としたバルサの攻撃を最後までシャットアウトし、1―0で完封勝利。今季5度目の対戦で遂に決着を付け、40年ぶりのベスト4進出を決めた。
 試合後、値千金の決勝弾を挙げたコケは「この2試合で、僕らは相当な距離を走り、望む通りのプレーをした。僕らは勝利に値した」と喜びのコメント。その上で「こんな素晴らしいファンが後ろにいてくれるんだから、そう簡単にはここで負けることはない」と、ホームのファンのサポートへの感謝を示した。
 また、シメオネ監督は「素晴らしい成功の歴史を持ち、ここ10年は特に際立っている偉大なチームを相手に、勝ち抜くことができたのは大きな喜び。とはいえ、我々は落ち着いているし、まだ終わってはいないことは分かっている。13日の厳しい試合に向けて回復する必要がある」と、ベスト4進出を喜びながらも、週末の国内リーグ・ヘタフェ戦へ向け気持ちを切り替えた。
 一方、バルサのMFシャビ・エルナンデスは「試合の主導権は僕らが握っていた。4、5回は決定機があったし、普段なら決めていただろう」「少なくともドローには値した。(ホーム&アウェーの)2試合でいいプレーをしたし、どちらの試合でもチャンスはあった。しかし、勝利は僕らの指の間をすり抜けていってしまった」と、7シーズン連続の準決勝進出を逃したことに悔しさを滲ませている。

【アトレティコ、40季ぶり4強】
 アトレティコ・マドリードが強敵バルセロナを1点差で振り切り、前身の欧州チャンピオンズカップで準優勝した1973−1974年シーズン以来、40季ぶりのベスト4進出を果たした。
 歴史の重い扉を開いたシメオネ監督は「最大のライバルの1つを倒せてうれしい。選手達を称えたい」と喜んだ。
 エースのジエゴ・コスタを第1戦の負傷で欠きながら序盤から猛攻を仕掛け、前半5分FWビジャの左クロスを右のMFアドリアンが頭で折り返しに、MFコケが決めて先制。その後もビジャがゴール枠に当たるシュートを2度放つなど、前半は押し気味のまま折り返した。
 後半は監督が「うちの選手は全員が最大限の力を出してくれる」と語る通り、激しい寄せと球際でのしつこさでFWメッシ、FWネイマールらを完全に抑えた。今季4度の対戦で引き分けていたバルセロナ相手に、高い集中力を保つとそのまま完封勝利。バルセロナのDFダニエウ・アウベスも「アトレティコが突破にふさわしかった」と完敗を認めた。
 スペインの2強、レアル・マドリードとバルセロナのような華麗さはないが、勝負強さで下馬評を覆してリーグ戦も首位に立つ。コケは「全員の働きぶりも、40季ぶりの4強入りも凄い。このチームに限界はない」と胸を張った。

【バルサは7季ぶりに4強逃す】
 バルセロナは7季ぶりに4強入りを逃した。マルティノ監督は「1点取れれば流れは変わった。だが相手に引かれ、スペースがなかった」と肩を落とした。
 好機はあっても選手同士の距離が遠く、持ち味の速いパス交換はほとんどなし。メッシもネイマールも輝けなかった。監督は「集中を欠いたわけではないがパスが4本、5本とつながる場面がなかった。試合をもっと支配できると思ったが、できなかった」と完敗を認めた。
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退団
 サッカーのドイツブンデスリーガ、アイントラハト・フランクフルトの元日本代表MF乾貴士(25)が今季限りで退団することが明らかになった。大衆紙ビルト(電子版)がなどが本日10日付で一斉に伝えた。代理人のクロート氏は出番が減っている乾について、同紙に「クラブの状況や来季の監督決定を待ってシーズン終了後に退団について話し合う」と語った。乾は今季、出場機会が激減し、5日のマインツ戦でもベンチ入りメンバーから外れていた。
 また同日付の専門誌キッカーは17位の自動降格圏に沈むニュルンベルクが2部に落ちた場合、長谷部誠と清武弘嗣の両MFは恐らく退団するだろう報じた。
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獲得
 ドイツブンデスリーガのドルトムントは9日、同じリーグで日本代表MF細貝萌の所属するヘルタ・ベルリンから、今季終了後にコロンビア代表FWアドリアン・ラモス(28)を獲得することが決まったと発表した。契約期間は4年。 移籍金については公表されていないが、ドイツメディアは約1000万ユーロ(約14億1000万円)と伝えている。
 近年大躍進を見せながらも、毎年のように主力の流出に悩まされているドルトムントは、今夏もエースのレバンドフスキがタイトルを争うライバルのバイエルン(ドイツ)に移籍することが決定。そのため、その穴を埋めるストライカーの獲得が喫緊の課題となっていた。
 そんな中でドルトムントが白羽の矢を立てたのが、A・ラモスだった。2009年にアメリカ・デ・カリ(コロンビア)からヘルタに加入した同選手は、ブンデスリーガで89試合に出場して32ゴールを記録。今季はここまで得点ランク3位タイの16ゴールを挙げ、昇格1年目のチームの躍進に貢献している。
 ドルトムントのスポーツディレクターを務めるミヒャエル・ツォルク氏は「アドリアン・ラモスは傑出した選手で、ドイツ国内で最高の点取り屋の1人。彼はドルトムントのスタイルに完璧にフィットする」と、声明を発表し、期待を寄せた。
 A・ラモスはヘルタの公式HP上で「キャリアの次のステップを踏み出し、欧州チャンピオンズリーグでプレーすることが願いだった。僕のことを知っている人はみんな、僕がヘルタの残り試合で全力を尽くすということを理解してくれている」と、語った。
 コロンビア代表にも名を連ねるA・ラモスは、2014年W杯へのメンバー入りも確実視されている。
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超サカFLASH

契約延長
 ポルトガルサッカー連盟は9日、パウロ・ベント監督(44)との契約を2016年のユーロ2016(欧州選手権)終了後まで2年間延長したと発表した。ベント監督は2010年9月にポルトガル代表指揮官に就任。当時のポルトガルはユーロ2012(欧州選手権)予選敗退の危機に陥っていたが、同監督は就任後間もなくチームに秩序をもたらした。初陣から5連勝と立て直しに成功すると、ユーロ2012ではチームをベスト4に導いた。また、2014年W杯欧州予選では、プレーオフでスウェーデンを下して本大会出場権を獲得している。ベント監督は若手選手の起用にも積極的で、外国人選手の加入により出場機会確保に苦しんでいる国内リーグの多くの若手選手にチャンスを与えた。同連盟からは、結果のみならずこうした姿勢も評価を受けている。同監督は「自分の国に仕え続けることができて、非常に誇らしい」と、契約延長を喜んだ。ポルトガルは2014年W杯でドイツ、ガーナ、アメリカとグループリーグで対戦する。
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総入場者数(本日の超最新情報)

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