J1第14節最終日、横浜Mが完勝して神奈川ダービーを制す!!NEW!
2014年シーズンのJリーグ、ブンデスリーガ、イングランド2部、メキシコリーグまで全13リーグを同時一斉収録!!
PS3版WE2014完全修正データ

本日の超最新情報
2014年05月18日()

INDEX

W杯出場決定
女子アジアカップ・グループリーグ第2戦
グループB:
ミャンマー0―3中国
タイ0―4韓国

女子アジアカップ・グループリーグ第3戦(最終戦)
グループA:
女子ヨルダン代表0―7女子日本代表
ベトナム0―2オーストラリア

なでしこジャパンは主将・阪口夢穂の2ゴールなどで7ゴール圧勝し、準決勝進出と7大会連続のW杯出場が決定!オーストラリアの準決勝進出とW杯出場も決定!グループBは韓国と中国は揃って快勝し、ともに2連勝で準決勝進出とW杯出場が決定!

ダービー制す
J1第14節最終日
仙台1―0広島
川崎0―3横浜M

神奈川ダービーは中澤佑二のゴールなどで横浜Mが3ゴール完勝!注目の川崎FW大久保嘉人はフル出場も不発!14位仙台は赤嶺真吾の美技ボレー弾で競り勝ち、4連勝で11位浮上!

J2第14節
山形0―0松本
岡山2―1岐阜
愛媛2―0讃岐
長崎1―1栃木
大分1―0横浜FC
北九州2―1群馬
熊本0―0東京V
水戸5―1京都
千葉2―0札幌
湘南2―0福岡
富山0―1磐田

首位湘南は後半41分から吉濱遼平の2ゴールで競り勝ち、J2記録をさらに更新する開幕14連勝!湘南は2000年に札幌が記録したJ2記録の14連勝にも並ぶ!2位磐田は小林祐希の決勝弾で辛勝、3位松本はスコアレスドロー!5位北九州は風間宏希の同点弾などで逆転勝ちして4位浮上!

J3第12節
町田1―1盛岡
YS横浜2―3相模原
藤枝3―1Jリーグ・U-22選抜
鳥取1―4秋田
琉球1―0金沢
長野3―0福島

首位町田は終盤に追い付かれて2試合連続未勝利!2位金沢は完封負けで今季2敗目!3位長野は宇野沢祐次のゴールなどで完勝し、金沢に勝ち点1差に迫る!

5連勝
JFL第10節最終日
栃木ウーヴァ2―2アスルクラロ沼津
ホンダロック0―1ヴァンラーレ八戸
ファジアーノ岡山ネクスト0―1鹿児島ユナイテッド

鹿児島は山田裕也の決勝弾で競り勝ち、破竹の5連勝で2位キープ!

自主トレ
W杯に挑む日本代表で主将を務める長谷部誠、香川真司ら欧州クラブ所属の9選手が東京都内で約1時間半の自主トレーニングを実施!走り込みを中心にしたメニューに取り組み、右太ももを痛めていた内田篤人、左膝を負傷していた吉田麻也も全メニューを消化!右の膝蓋(しつがい)腱炎症の酒井宏樹のみ別メニュー調整!

帰国
C大阪のFWフォルラン(34)がW杯のウルグアイ代表候補の合宿に参加するため母国ウルグアイに帰国!

ドロー
国際親善試合
オランダ1―1エクアドル

ともに来月のW杯に出場する両チームの一戦は、オランダがファン・ペルシー(マンチェスター・ユナイテッド)のゴールで追い付いてドロー!オランダ代表のファン・ハール監督はW杯では5―3―2の布陣で臨む見込み!

18年ぶり優勝
スペインリーガエスパニョーラ第38節(最終節)
バルセロナ1―1アトレティコ・マドリード
レアル・マドリード3―1エスパニョール
マラガ1―0レバンテ

2位バルセロナvs首位アトレティコの最終節天王山決戦の大一番は、ゴディンのゴールでアトレティコが追い付いて引き分け、1996年以来となる18シーズンぶり10度目の優勝が決定!バルセロナは2連覇を逃して6シーズンぶりの無冠で終了!3位レアルは得点王のクリスティアーノ・ロナウドが欠場するも、モラタの2ゴールなどで快勝してバルセロナと勝ち点で並んで終了!

得点王
フランスリーグ1第38節(最終節)
パリ・サンジェルマン4―0モンペリエ
モナコ1―1ボルドー
ロリアン1―4リール
サンテティエンヌ3―1アジャクシオ
ニース0―1リヨン
マルセイユ1―0ギャンガン
バスティア0―0ナント
スタッド・ドゥ・ランス1―3レンヌ
ソショー0―3エビアン
トゥールーズ3―1バランシエンヌ

王者パリ・サンジェルマンはイブラヒモビッチのゴールなどで完勝し、27勝8分け3敗でシーズンを終える!イブラヒモビッチは今季26点目とし、カバーニら2位勢の16点を大きく引き離して得点王に輝く!3位リールはカルーのゴールなどで完勝し、来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権を獲得!4位サンテティエンヌ、5位リヨンは来季の欧州リーグ出場権を獲得!18位ソショーは惨敗し、2部降格が決定!リーグ2の1位メス、2位ランス、3位カーンが来季リーグ1に昇格!

9年ぶり優勝
FAカップ決勝
アーセナル3―2ハル・シティー

アーセナルは試合開始9分で2点を取られるも追い付いて延長戦に突入し、延長後半4分にラムジーの劇的逆転弾で激闘を制し、9シーズンぶり最多タイ11度目の優勝!アーセナルは主要タイトル獲得も9シーズンぶりで、8年間無冠の歴史に終止符!

2連覇
DFBカップ決勝
ドルトムント0―2バイエルン

バイエルンは延長戦の末、延長後半にロッベンとミュラーのゴールで死闘を制し、2シーズン連続17度目の優勝!バイエルンは国内リーグと合わせての2冠を達成!

退任
6シーズンぶりに無冠に終わったバルセロナのマルティーノ監督(51)が今季限りでの退任を表明!後任はクラブOBで、今季は同リーグのセルタを率いたルイス・エンリケ氏(44)が有力!

本日の超サカFLASH
ミランの本田圭佑が本日18日のイタリアセリエA最終節のサッスオーロ戦での先発落ちが濃厚ほか


本文

W杯出場決定
女子アジアカップ・グループリーグ第3戦(最終戦)結果

グループA:

女子ヨルダン代表0―7女子日本代表
(ビンズン・スタジアム)
≪得点者≫
女子日本代表:吉良知夏26、90+4、中島依美45、76、オウンゴール68、阪口夢穂 48、82
≪出場メンバー≫
女子日本代表
GK:
18.海堀あゆみ(INAC神戸)
DF:
4.小原由梨愛(新潟)
23.高畑志帆(浦和)
(71分10.澤穂希(INAC神戸))
22.乗松瑠華(浦和)
19.宇津木瑠美(モンペリエ)
(61分24.杉田亜未(伊賀))
MF:
12.中島依美(INAC神戸)
6.阪口夢穂(日テレ)(cap)
16.猶本光(浦和)
25.後藤三知(浦和)
FW:
11.吉良知夏(浦和)
13.高瀬愛実(INAC神戸)
(73分17.大儀見優季(チェルシー))
ベンチ:
GK:
1.福元美穂(岡山湯郷)
21.山根恵里奈(千葉)
DF:
5.上尾野辺めぐみ(新潟)
3.岩清水梓(日テレ)
MF:
8.宮間あや(岡山湯郷)
9.川澄奈穂美(シアトル・レイン)
14.木龍七瀬(スカイ・ブルー)
FW:
7.丸山桂里奈(大阪)
15.菅沢優衣香(千葉)

フォーメーション
(4-2-2-2)

  13  11
25      12
  16  6
19 22  23  4
   18

ベトナム0―2オーストラリア

女子アジアカップ・グループリーグ第2戦結果

グループB:

ミャンマー0―3中国
タイ0―4韓国

女子アジアカップ順位表
(第3戦第1日終了時)

…準決勝進出

グループA:

1位.日本
2勝1分0敗(勝ち点7)
得点13・失点2・得失点差+11

2位.オーストラリア
2勝1分0敗(勝ち点7)
得点7・失点3・得失点差+4


3位.ベトナム
1勝0分2敗(勝ち点3)
得点3・失点7・得失点差-4

4位.ヨルダン
0勝0分3敗(勝ち点0)
得点2・失点13・得失点差-11

グループB:

1位.韓国
2勝0分0敗(勝ち点6)
得点16・失点0・得失点差+16

2位.中国
2勝0分0敗(勝ち点6)
得点10・失点0・得失点差+10

3位.タイ
0勝0分2敗(勝ち点0)
得点0・失点11・得失点差-11

4位.ミャンマー
0勝0分2敗(勝ち点0)
得点0・失点15・得失点差-15

 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)予選を兼ねた女子アジアカップ第5日は本日18日、ベトナムのホーチミン近郊のビンズオン省などでグループリーグ・グループAの最終戦が行われ、日本代表「なでしこジャパン」はヨルダンに7―0で大勝し、準決勝進出と来年の女子ワールドカップ(W杯)出場を決めた。
 日本は2勝1分けで勝ち点7とし、2位以上が確定した。女子W杯出場は7大会連続となる。
 日本は前半に吉良(浦和)が左クロスを頭で合わせて先制。前半終了直前には中島(INAC神戸)が右足で蹴り込んで加点した。

宮間あや(岡山湯郷)
「新しい選手が伸び伸びやって、たくさん点が取れた。優勝しに来ているので、まだ何も始まっていない」

中島依美(INAC神戸)
「(W杯出場が)決まって良かった。(アジア杯は)タイトルを取ったことがないので、そこに向かって一丸となって戦う」

吉良知夏(浦和)
「最初から積極的にいこうと思っていた中で、前半に(点を)取れて良かった。ホッとした気持ち」

女子ヨルダン代表・沖山雅彦監督
「目標としていたメダルとW杯出場は果たせなかったが、西アジアの代表としてヨルダンのスピリットを見せてくれた。差を埋めるため、努力を続けることが大事」

【佐々木監督「全員で戦ってくれた」】
 グループリーグ最終戦でヨルダンを圧倒、W杯切符獲得に佐々木監督は「頑張ってくれて、出場権を獲得出来たことに尽きる」と最初の目標を達成して安堵の表情を見せた。
 前半はややもたつく場面も見られたが、吉良の先制点から、リズムが良くなり7ゴールを量産、猶本ら若手も経験を積むことが出来た。佐々木監督は「攻守にわたって相手に関係なく、全員で戦うことをしてくれた」と全力プレーの選手を称えた。
 22日の準決勝はグループA・1位として、中国か韓国との戦いとなる。指揮官は「準決勝へは時間もあるのでいいコンディションを整えて臨みたい」と指揮官は初めてのアジアの頂点へ表情を引き締めた。

【阪口“ヤングなでしこ”牽引の2発】
 若手中心のメンバーで臨んだヨルダン戦。2ゴールを決めたMF阪口は「若い選手が多かったので、自分が中心にやらないとと思っていた。久しぶりに点が取れて嬉しかった」と充実した表情で大勝を振り返った。
 2点のリードを奪って迎えた後半の立ち上がり。自らのゴールでその後の得点ラッシュを呼び込んだ。3分、左クロスをFW高瀬が胸トラップで落とすと、右足でゴール左に突き刺した。さらに37分には左FKに頭で合わせてゴールネットを揺らした。
 試合後、この日は出番のなかった主将の宮間から「W杯おめでとう」と声をかけられたという。その言葉に「出るんだなと実感した」と阪口。来年6月の大舞台に向け、控え目に思いをはせた。

【吉良“リベンジ”の2発】
 ゴールラッシュの“最初と最後”を決めたFW吉良は試合後、気持ちよさそうに汗をぬぐった。「最初から積極的にいこうと。入ってホッとした気持ちだった」。そう振り返ったのは前半26分の先制ゴール。左サイドからMF宇津木の浮き球クロスをヘディングシュート。嬉しい代表初ゴールだった。
 悔しさがあった。今大会初戦の14日のオーストラリア戦。2トップの一角としてスタメン出場しながら、前半34分で交代させられた。「チャンスをもらったのに何もできなかった」と吉良。2試合ぶりの出場に燃えていた。
 試合終了間際の後半50分にもゴールを奪ってこの日2得点。若きエース候補は「プレッシャーあったが楽しめた。またチャンスあれば仕掛けていきたい」と、目を輝かせていた。

【澤、大儀見の投入後に3点】
 4―0の後半25分過ぎから主力の澤と大儀見を投入した日本は、そこから3点を加えた。澤は「自分と大儀見選手が入って、みんながまた動き出した。最後までこだわって点を取れた」と満足感を漂わせた。
 大儀見は所属クラブのチェルシー(イングランド)の都合で、この試合でチームを離れる。背中で引っ張ったエースは「ピッチ内外で自分がするべきことをやったつもり。チームのためになったと信じたい」と話した。

【ヨルダン・沖山監督「最後までくじけず戦い抜いた」】
 日本サッカー協会派遣でヨルダンを率いた沖山監督は3連敗。日本に力の差を見せつけられたが「最後までくじけず、勇気を持って戦い抜いた。西アジアの代表としてヨルダンのスピリットを見せてくれた」と選手を称えた。
 メダル獲得や女子W杯出場を目標にしたが、跳ね返された。「差を埋めるため、努力を続けることが大事」と話した。

【韓国と中国がW杯出場権を獲得】
 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)予選を兼ねた女子アジアカップ第4日は17日、ホーチミンでグループリーグ・グループBの2試合が行われ、中国はミャンマーに3―0で快勝し、韓国はタイを4―0で下し、ともに2連勝で勝ち点6とした。この2チームが同グループ2位以内を確定させ、準決勝進出と来年のW杯出場を決めた。

女子日本代表25名
=初選出
GK:
1.福元美穂(岡山湯郷)
1983年10月2日生/165cm/65kg/国際Aマッチ出場70試合/71失点
18.海堀あゆみ(INAC神戸)
1986.9.4/170cm/64kg/41試合/35失点
21.山根恵里奈(千葉)
1990.12.20/187cm/78kg/6試合/5失点
DF:
5.上尾野辺めぐみ(新潟)
1986.3.15/157cm/50kg/25試合/2得点
3.岩清水梓(日テレ)
1986.10.14/162cm/53kg/99試合/8得点
2.有吉佐織(日テレ)
1987.11.1/159cm/52kg/17試合/0得点
19.宇津木瑠美(モンペリエ)
1988.12.5/168cm/62kg/66試合/5得点
23.高畑志帆(浦和)
1989.11.12/165cm/55kg/0試合/0得点
4.小原由梨愛(新潟)
1990.9.4/161cm/52kg/0試合/0得点
22.乗松瑠華(浦和)
1996.1.30/164cm/56kg/0試合/0得点
MF:
10.澤穂希(INAC神戸)
1978.9.6/165cm/54kg/192試合/81得点
8.宮間あや(岡山湯郷)
1985.1.28/157cm/52kg/131試合/32得点
9.川澄奈穂美(シアトル・レイン)
1985.9.23/157cm/51kg/54試合/12得点
6.阪口夢穂(日テレ)
1987.10.15/165cm/58kg/71試合/18得点
20.川村優理(仙台)
1989.5.17/167cm/55kg/4試合/0得点
14.木龍七瀬(スカイ・ブルー)
1989.10.31/161cm/51kg/8試合/0得点
12.中島依美(INAC神戸)
1990.9.27/158cm/51kg/10試合/1得点
24.杉田亜未(伊賀)
1992.3.14/155cm/48kg/0試合/0得点
16.猶本光(浦和)
1994.3.3/157cm/50kg/0試合/0得点
FW:
7.丸山桂里奈(大阪)
1983.3.26/163cm/56kg/77試合/14得点
17.大儀見優季(チェルシー)
1987.7.15/168cm/60kg/107試合/48得点
25.後藤三知(浦和)
1990.7.27/165cm/55kg/3試合/2得点
15.菅沢優衣香(千葉)
1990.10.5/168cm/62kg/12試合/2得点
13.高瀬愛実(INAC神戸)
1990.11.10/164cm/63kg/39試合/5得点
11.吉良知夏(浦和)
1991.7.5/161cm/55kg/0試合/0得点
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ダービー制す
J1第14節最終日結果

仙台1―0広島
(ユアスタ/18863人)
≪得点者≫
仙台:赤嶺真吾16

川崎0―3横浜M
(等々力/19668人)
≪得点者≫
横浜M:栗原勇蔵43、伊藤翔57、中澤佑二88

J1順位表
(第14節終了時)

…ACL出場権獲得
…J2降格

1位.浦和
9勝2分3敗(勝ち点29)
得点19・失点9・得失点差+10


2位.鳥栖
9勝1分4敗(勝ち点28)
得点23・失点12・得失点差+11


3位.神戸
6勝6分2敗(勝ち点24)
得点26・失点17・得失点差+9


4位.鹿島
8勝0分6敗(勝ち点24)
得点25・失点16・得失点差+9

5位.
6勝5分3敗(勝ち点23)
得点16・失点14・得失点差+2

6位.広島
6勝4分3敗(勝ち点22)
得点16・失点13・得失点差+3

7位.新潟
5勝7分2敗(勝ち点22)
得点14・失点12・得失点差+2

8位.川崎
6勝3分4敗(勝ち点21)
得点24・失点15・得失点差+9

9位.清水
5勝3分6敗(勝ち点18)
得点18・失点18・得失点差±0

10位.FC東京
5勝3分6敗(勝ち点18)
得点14・失点14・得失点差±0

11位.仙台
5勝3分6敗(勝ち点18)
得点11・失点20・得失点差-9

12位.横浜M
5勝2分6敗(勝ち点17)
得点13・失点10・得失点差+3

13位.C大阪
4勝4分5敗(勝ち点16)
得点16・失点14・得失点差+2

14位.甲府
4勝4分6敗(勝ち点16)
得点11・失点14・得失点差-3

15位.名古屋
5勝1分8敗(勝ち点16)
得点18・失点24・得失点差-6

16位.G大阪
4勝3分7敗(勝ち点15)
得点14・失点19・得失点差-5


17位.大宮
3勝4分7敗(勝ち点13)
得点17・失点24・得失点差-7


18位.徳島
1勝1分12敗(勝ち点4)
得点3・失点33・得失点差-30


J1得点ランキングベスト10
(第14節終了時)

1位.ペドロ・ジュニオール(神戸)9
2位.豊田陽平(鳥栖)8
2位.大久保嘉人(川崎)8
4位.マルキーニョス(神戸)7
5位.小林悠(川崎)6
5位.ノバコビッチ(清水)6
5位.ディエゴ・フォルラン(C大阪)6
8位.ダヴィ(鹿島)5
8位.遠藤康(鹿島)5
8位.田中順也()5
8位.塩谷司(広島)5

 J1第14節最終日は本日18日、ユアテックスタジアム仙台などで残りの2試合行われ、仙台は赤嶺の得点で広島を1―0で破り、4連勝で勝ち点を18とした。3連覇を狙う広島は22。横浜Mは栗原らのゴールで川崎との「神奈川ダービー」に3―0で快勝し、勝ち点17とした。川崎は同21。
 J1はワールドカップ(W杯)ブラジル大会のため約2カ月中断され、7月15日(火)に再開される。

【栗原「ちょっとは借り返せた」】
 苦い思い出のある等々力で、横浜Mが川崎に“雪辱”した。勝てば9年ぶりの優勝が決まる昨季最終戦、横浜は0―1で敗れ、優勝を逃している。
 雪辱の思いを胸に秘めて臨んだ敵地での神奈川ダービーに3―0の快勝。先制ゴールを決めたDF栗原は「そういう(雪辱するという)気持ちで試合に入ったし、(悔しさを晴らすには)全然足りないけど、ちょっとは借りを返すことができた」と笑みを浮かべた。
 前半43分、右CKからDF栗原のヘッドで先制。後半12分には日本代表MF齋藤のドリブル突破からFW伊藤のゴールで追加点を奪い、同43分にはDF中澤がトドメのボレーシュート決め、川崎に得点を許さなかった。
 ここまで低迷が続いていたが、W杯による中断期間前の最終戦で快勝。「モヤモヤした試合が多かったけど、3点取って川崎という強い相手に勝ったのはデカい!」と栗原。樋口監督も「目指すスタイルを出して3―0、完勝だと思います」と胸を張った。

【中澤が鮮やかボレー弾】
 ヘディングが代名詞となっている横浜Mの中澤が、鮮やかな右足ボレーシュートを決めて驚かせた。2―0で迎えた後半43分の右CK。ゴール前の密集を外した中村のパスをダイレクトで合わせた。ペナルティーエリアの外で逆襲に備えていたが「ボールが来たから蹴るしかない」と無心で打ったのが功を奏した。
 試合終了直後にはW杯代表の齋藤と抱き合い、激励した。「ドリブルはいいものを持っている。日本の勝利に貢献してほしい」と後輩を送り出した。

【仙台、監督交代後に変身】
 仙台は4連勝で11位に浮上した。前半16分にスローインから手数をかけずに赤嶺が幸先良く先制。後半は押し込まれながらも、速攻で何度か決定機をつくった。渡辺監督は「試合をコントロールできるようになった」と手応えを口にした。
 アーノルド前監督の下で2分け4敗だったチームは、監督交代を機に5勝1分け2敗と生まれ変わった。「今までやれていたことを取り戻すことが優先」という渡辺監督の下、持ち味の堅守速攻を存分に発揮。J1では2002年以来となる広島戦の勝利を手にした。

J2第14節結果

山形0―0松本
(NDスタ/6276人)

岡山2―1岐阜
(カンスタ/10756人)
≪得点者≫
岡山:後藤圭太11、押谷祐樹69
岐阜:難波宏明81

愛媛2―0讃岐
(ニンスタ/7166人)
≪得点者≫
愛媛:近藤貫太75、浦田延尚85

長崎1―1栃木
(長崎県立/4016人)
≪得点者≫
長崎:藤井大輔47
栃木:廣瀬浩二56

大分1―0横浜FC
(大銀ド/7034人)
≪得点者≫
大分:風間宏矢24

北九州2―1群馬
(本城/2766人)
≪得点者≫
北九州:風間宏希65、小手川宏基67
群馬:野崎桂太81

熊本0―0東京V
(水前寺/4268人)

水戸5―1京都
(Ksスタ/4423人)
≪得点者≫
水戸:馬場賢治32、三島康平36、85、吉田眞紀人79、内田航平90+1
京都:三平和司7

千葉2―0札幌
(フクアリ/9480人)
≪得点者≫
千葉:井出遥也34、ケンペス73

湘南2―0福岡
(BMWス/8069人)
≪得点者≫
湘南:吉濱遼平86、90+1

富山0―1磐田
(富山/8018人)
≪得点者≫
磐田:小林祐希45

J2順位表
(第14節終了時)

…J1昇格
…J1昇格プレーオフ出場
…J2残留・昇格プレーオフ出場
…J3降格

1位.湘南
14勝0分0敗(勝ち点42)
得点39・失点6・得失点差+33


2位.磐田
9勝3分2敗(勝ち点30)
得点25・失点12・得失点差+13


3位.松本
8勝3分3敗(勝ち点27)
得点23・失点13・得失点差+10


4位.北九州
8勝1分5敗(勝ち点25)
得点18・失点15・得失点差+3


5位.京都
6勝5分3敗(勝ち点23)
得点22・失点17・得失点差+5


6位.水戸
6勝4分4敗(勝ち点22)
得点17・失点11・得失点差+6


7位.岡山
6勝4分4敗(勝ち点22)
得点12・失点11・得失点差+1

8位.大分
6勝4分4敗(勝ち点22)
得点13・失点15・得失点差-2

9位.長崎
5勝6分3敗(勝ち点21)
得点20・失点15・得失点差+5

10位.栃木
6勝3分5敗(勝ち点21)
得点16・失点12・得失点差+4

11位.千葉
5勝5分4敗(勝ち点20)
得点18・失点21・得失点差-3

12位.福岡
5勝4分5敗(勝ち点19)
得点18・失点21・得失点差-3

13位.山形
4勝6分4敗(勝ち点18)
得点14・失点13・得失点差+1

14位.熊本
4勝6分4敗(勝ち点18)
得点15・失点17・得失点差-2

15位.岐阜
5勝2分7敗(勝ち点17)
得点19・失点20・得失点差-1

16位.愛媛
4勝4分6敗(勝ち点16)
得点12・失点12・得失点差±0

17位.札幌
4勝4分6敗(勝ち点16)
得点11・失点14・得失点差-3

18位.東京V
3勝4分7敗(勝ち点13)
得点10・失点16・得失点差-6

19位.群馬
4勝1分9敗(勝ち点13)
得点11・失点19・得失点差-8

20位.横浜FC
3勝3分8敗(勝ち点12)
得点10・失点18・得失点差-8

21位.富山
1勝2分11敗(勝ち点5)
得点7・失点28・得失点差-21


22位.讃岐
0勝2分12敗(勝ち点2)
得点7・失点31・得失点差-24


J2得点ランキングベスト10
(第14節終了時)

1位.大黒将志(京都)11
2位.船山貴之(松本)9
3位.ウェリントン(湘南)8
3位.前田遼一(磐田)8
5位.瀬沼優司(栃木)7
6位.ナザリト(岐阜)6
6位.難波宏明(岐阜)6
8位.馬場賢治(水戸)5
8位.三平和司(京都)5
8位.佐藤洸一(長崎)5
8位.ケンペス(千葉)5

 J2第14節は本日18日、ShonanBMWスタジアム平塚などで全11試合が行われ、首位の湘南は福岡に2―0で快勝し、開幕からの連勝を14に伸ばして札幌が2000年につくったJ2連勝記録に並んだ。2位磐田は1―0で富山に競り勝ち、勝ち点30。3位松本は山形と0―0で引き分け、同27となった。

J3第12節結果

町田1―1盛岡
(町田/3049人)
≪得点者≫
町田:鈴木孝司61
盛岡:土井良太78

YS横浜2―3相模原
(ニッパ球/1254人)
≪得点者≫
YS横浜:吉田明生41、白井脩平50
相模原:菅野哲也79、82、ウェズレイ90

藤枝3―1Jリーグ・U-22選抜
(藤枝サ/1070人)
≪得点者≫
藤枝:大石治寿6、石井雄輔27、枝本雄一郎43
Jリーグ・U-22選抜:三浦弦太42

鳥取1―4秋田
(チュスタ/2941人)
≪得点者≫
鳥取:岡本達也56
秋田:三好洋央27、熊林親吾45、90+1、峯勇斗77

琉球1―0金沢
(沖縄市陸/575人)
≪得点者≫
琉球:河端和哉12

長野3―0福島
(佐久/2508人)
≪得点者≫
長野:有永一生19、宇野沢祐次26、佐藤悠希74

J3順位表
(第12節終了時)

…J2昇格
…J2残留・昇格プレーオフ出場

1位.町田
7勝4分1敗(勝ち点25)
得点27・失点6・得失点差+21


2位.金沢
7勝3分2敗(勝ち点24)
得点18・失点5・得失点差+13


3位.長野
6勝5分1敗(勝ち点23)
得点14・失点9・得失点差+5

4位.相模原
6勝2分4敗(勝ち点20)
得点17・失点16・得失点差+1

5位.鳥取
5勝4分3敗(勝ち点19)
得点10・失点8・得失点差+2

6位.盛岡
5勝3分4敗(勝ち点18)
得点21・失点14・得失点差+7

7位.琉球
4勝3分5敗(勝ち点15)
得点15・失点17・得失点差-2

8位.Jリーグ・U-22選抜
5勝0分7敗(勝ち点15)
得点12・失点23・得失点差-11

9位.秋田
4勝2分6敗(勝ち点14)
得点15・失点20・得失点差-5

10位.福島
3勝2分7敗(勝ち点11)
得点8・失点14・得失点差-6

11位.藤枝
2勝3分7敗(勝ち点6)
得点15・失点23・得失点差-8

12位.YS横浜
1勝3分8敗(勝ち点6)
得点7・失点24・得失点差-17

J3得点ランキングベスト10
(第12節終了時)

1位.鈴木孝司(町田)10
2位.土井良太(盛岡)8
2位.大石治寿(藤枝)8
4位.宇野沢祐次(長野)6
4位.三好洋央(秋田)6
6位.佐藤和弘(金沢)5
7位.遠藤敬佑(町田)4
7位.辻正男(金沢)4
9位.鈴木崇文(町田)3
9位.太田康介(金沢)3
9位.馬渡和彰(鳥取)3
9位.岡田祐政(盛岡)3
9位.佐藤幸大(盛岡)3
9位.青木翔大(琉球)3
9位.藤澤典隆(琉球)3

 J3第12節は本日18日、町田市立陸上競技場などで全6試合行われ、首位の町田はホームで盛岡と1―1で引き分け、勝ち点を25とした。2位金沢は琉球に0―1で敗れ24のまま。3位の長野は福島に3―0で快勝して23に伸ばした。
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5連勝
JFL第10節最終日結果

栃木ウーヴァ2―2アスルクラロ沼津
(栃木市/1474人)
≪得点者≫
栃木ウーヴァ:市川稔25、安間ム月57
沼津:尾崎 瑛一郎17、木暮郁哉67

ホンダロック0―1ヴァンラーレ八戸
(宮崎市/466人)
≪得点者≫
八戸:菅井拓也87

ファジアーノ岡山ネクスト0―1鹿児島ユナイテッド
(カンスタ/616人)
≪得点者≫
鹿児島:山田裕也73

 サッカーの日本フットボールリーグ(JFL)は本日18日、第10節最終日の残り3試合が行われ、鹿児島ユナイテッドは終盤に山田裕也が決勝点を挙げ、破竹の5連勝で2位の座をキープした。
 今年から大会方式が2ステージ制に変更となり、11月のチャンピオンシップ(2回戦制)で年間王者を決める。
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自主トレ
 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会に臨む日本代表の香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)や長谷部誠(ニュルンベルク)ら欧州組は本日18日、東京都内で約1時間半の自主トレーニングを行い、走り込みを中心にしたメニューに取り組んだ。
 シーズンを終えた欧州組のコンディションを整えるのが目的で、9選手が参加。右太ももを痛めていた内田篤人(シャルケ)、左膝を負傷していた吉田麻也(サウサンプトン)も全てのメニューを消化し、順調な回復ぶりを印象付けた。
 日本代表は21日に鹿児島県指宿市内で合宿を開始し、27日に埼玉スタジアムでキプロスとの壮行試合に臨む。

【清武、気持ち切り替え集中】
 清武は所属するニュルンベルク(ドイツ)の2部降格が決まるという厳しいシーズンを過ごしたが、W杯へ気持ちは切り替わっている様子。「もう過ぎたこと。振り返ってもしょうがない。今は代表に集中して一日一日を大切に過ごしたい」と表情を引き締めた。
 苦しい中でも収穫に挙げたのは、クラブで長谷部とともにプレーしたことだという。「ハセさんのいい面を一番近くで見ることができた。勉強になった。こういう選手になりたいというのが描けた」と代表の主将でもある先輩の存在の大きさを口にした。

【酒井宏は別メニューで汗】
 シーズン終盤を右の膝蓋(しつがい)腱の炎症で欠場した酒井宏(ハノーバー)は、軽めのジョギングなど他の8選手とは別調整で汗を流した。「一番ひどい時期は終わった。できるだけ痛みをゼロに近づけるようにやっている。21日から合流できるようにやっているので問題ない」と復帰間近を強調した。
 J1柏時代に同僚だった同い年の工藤はW杯メンバー入りを逃した。メールでやりとりをしたそうで「簡単に『工藤の分まで』とは言えないが、背負う覚悟はできている」と意気込みを口にした。

【酒井高は念願叶って安堵】
 前回はサポートメンバーとしてW杯に同行した酒井高(シュツットガルト)は念願のW杯日本代表入り。「不安もあった。喜びというより、ホッとした」と安堵の笑みを浮かべた。
 清武、酒井宏らとともにベスト4入りしたロンドン五輪代表のサイドバックで、今回は23歳でチーム最年少。「競争が激しければ激しいほどいいチームになっていく。ロンドン世代が下から突き上げて、先発メンバーを脅かせる存在にならなきゃいけない」と定位置争いへの意欲を口にした。

W杯ブラジル大会・日本代表メンバー23名
GK:
川島永嗣(スタンダール・リエージュ)
1983年03月20日生/身長185cm/体重80kg/国際Aマッチ出場54試合/53失点
西川周作(浦和)
1986/06/18/183cm/81kg/12試合/9失点
権田修一(FC東京)
1989/03/03/187cm/83kg/2試合/4失点
DF:
今野泰幸(G大阪)
1983/01/25/178cm/73kg/78試合/1得点
伊野波雅彦(磐田)
1985/08/28/179cm/73kg/20試合/1得点
長友佑都(インテル)
1986/09/12/170cm/68kg/67試合/3得点
森重真人(FC東京)
1987/05/21/180cm/72kg/7試合/1得点
内田篤人(シャルケ)
1988/03/27/176cm/67kg/65試合/1得点
吉田麻也(サウサンプトン)
1988/08/24/189cm/81kg/38試合/2得点
酒井宏樹(ハノーバー)
1990/04/12/185cm/70kg/15試合/0得点
酒井高徳(シュツットガルト)
1991/03/14/176cm/74kg/12試合/0得点
MF:
遠藤保仁(G大阪)
1980/01/28/178cm/75kg/141試合/12得点
長谷部誠(ニュルンベルク)
1984/01/18/177cm/65kg/77試合/2得点
青山敏弘(広島))
1986/02/22/174cm/73kg/4試合/0得点
山口蛍(C大阪)
1990/10/06/173cm/72kg/9試合/0得点
大久保嘉人(川崎)
1982/06/09/170cm/73kg/54試合/5得点
岡崎慎司(マインツ)
1986/04/16/174cm/76kg/73試合/38得点
本田圭佑(ミラン)
1986/06/13/182cm/74kg/53試合/20得点
香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)
1989/03/17/172cm/64kg/54試合/17得点
清武弘嗣(ニュルンベルク)
1989/11/12/172cm/66kg/24試合/1得点
FW:
柿谷曜一朗(C大阪)
1990/01/03/176cm/65kg/9試合/4得点
齋藤学(横浜M)
1990/04/04/169cm/68kg/4試合/1得点
大迫勇也(1860ミュンヘン)
1990/05/18/182cm/73kg/7試合/3得点

W杯ブラジル大会・日本代表予備登録メンバー7名
GK:
林卓人(広島)
1982年08月09日生/身長188cm/体重87kg/国際Aマッチ出場0試合/0失点
DF:
駒野友一(磐田)
1981/07/25/172cm/76kg/78試合/1得点
水本裕貴(広島)
1985/09/12/183cm/74kg/5試合/0得点
MF:
中村憲剛(川崎)
1980/10/31/175cm/66kg/68試合/6得点
細貝萌(ヘルタ・ベルリン)
1986/06/10/177cm/68kg/25試合/1得点
FW:
豊田陽平(鳥栖)
1985/04/11/185cm/79kg/4試合/0得点
南野拓実(C大阪)
1995/01/16/174cm/67kg/0試合/0得点

W杯ブラジル大会・日本代表トレーニングパートナー2名
MF:
坂井大将(大分)
1997年01月18日生/身長165cm/体重59kg
FW:
杉森考起(名古屋)
1997年04月05日生/身長171cm/体重58kg
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帰国
 J1のC大阪のFWディエゴ・フォルラン(34)が本日18日、ワールドカップ(W杯)のウルグアイ代表候補の合宿に参加するため帰国した。関西空港で取材に応じたフォルランは「お互いに簡単なグループリーグではないが、できるといい」と決勝トーナメント1回戦で可能性がある日本との対戦に期待した。
 鳴り物入りで来日した今季、リーグ戦はここまで13試合で6ゴールを奪った。「どのリーグでも2試合で1得点のペースだった。同じような数字で悪くない」と自己評価。一方でチーム成績は伸び悩んでいるだけに「勝利を重ね、優勝を狙える位置に行きたい」とW杯後の巻き返しを誓った。
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ドロー
国際親善試合結果

オランダ1―1エクアドル
(アムステルダム・アレナ)
≪得点者≫
オランダ:ファン・ペルシー37
エクアドル:ジェフェルソン・モンテーロ9

 サッカーの国際親善試合、オランダ―エクアドルは17日、アムステルダムで行われ、1―1で引き分けた。
 このところ国際戦3試合で勝利のないオランダは、ロッベン、スナイデルがクラブチームの試合がある関係でメンバーに含まれず。毎試合クリエイティブな選手を3人置きたいと考えるファン・ハール監督は、MFストロートマンのケガや左SBの人材不足などから、W杯では5―3―2の布陣を敷く必要があるとコメントしており、この日はすでにこのシステムで2週間練習をしてきた国内組10人に加え、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)に所属するファン・ペルシーをピッチに送り込んだ。
 試合は9分、カイセドのスルーパスから最後はジェフェルソン・モンテーロがネットを揺らし、エクアドルが先制。するとオランダは37分、ハーフウェイライン付近からクラーシが一気にエリア内までボールを送ると、これを受けたファン・ペルシーが胸トラップからボレーを放って同点とする。オランダ代表歴代最多得点記録保持者のファン・ペルシーはこれで代表戦で42ゴール目とし、自身の記録を更新した。オランダはその後、何度か得点機を迎えるも逆転にまでは至らず、試合はそのまま引き分けに終わった。
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18年ぶり優勝
スペインリーガエスパニョーラ第38節(最終節)結果

バルセロナ1―1アトレティコ・マドリード
レアル・マドリード3―1エスパニョール
マラガ1―0レバンテ

 スペインリーガエスパニョーラは17日、最終節の3試合が行われ、首位アトレティコ・マドリードが2位バルセロナと1―1で引き分け、勝ち点3差を守り抜いて1996年以来となる18シーズンぶり10度目の優勝を決めた。
 アトレティコは引き分け以上で優勝、バルサは勝てばタイトルと、最終節の直接対決が王者決定戦となったこの日、敵地カンプ・ノウに乗り込んだアトレティコではアクシデントが立て続けに発生。前半15分に絶対エースFWジエゴ・コスタがハムストリングを傷めて交代を強いられると、その直後にMFトゥランも負傷退場と、シメオネ監督はプランの変更を迫られる。
 すると33分、バルサはアレクシス・サンチェスが角度のないところからニアサイドにゴールを決め、先制に成功。逆転優勝に向け、大きな1点を手にする。しかし、アトレティコも後半開始直後の4分、ガビのCKをゴディンがヘッドで叩き込み同点に追い付く。バルサはその後、メッシがネットを揺らすシーンもあったが、これはオフサイドの判定で認められず、途中投入のネイマールもミスの連続でインパクトを残せず。アトレティコは屈強な守りでバルサの攻撃を抑え込み、18年待ち続けたタイトルを手にした。
 2004年にバレンシアが制した後、バルサかレアル・マドリードのどちらかが握り続けてきたリーガの覇権。今回その勢力図を変えてみせたアトレティコのシメオネ監督は試合後の会見で、「優勝のカギは懸命に取り組み、努力をすること。誰も手を抜かないこと。チームはそれを理解している。今日はクラブ史上、最も重要な日の1つだ。バルセロナと対戦してチャンピオンになることができ、非常にいい気分だ」と語った。
 チームの主将ガビは「シーズンが始まったころは優勝できるなんて思いもしなかったけど、僕らはタイトルに値すると思う」「僕らは常に自分達を信じてきた。今日も先制されたけど、それでも自分達を信じていた。チームに貢献できたこと、ビッグクラブと渡り合うことができたことを誇りに思う」とコメント。その上で、今は喜びに浸りたいが、明日19日からは欧州チャンピオンズリーグ決勝に向けて気持ちを切り替えたいと、2冠を見据えた。
 試合後、超満員のカンプ・ノウでは、新たなチャンピオンを祝うべくピッチに拍手が送られた。2位フィニッシュとなったバルサは無冠が決定。ここ6年で初めて、主要タイトルを手にできずにシーズンを終えることになり、イニエスタは「45分間は勝利が手の中にあったけど、僕らに今できることは、アトレティコを称えることだけ。先制していただけに、追い付かれて本当に痛かった。でも彼らは王者にふさわしい」と語った。
 なお、3位レアルはベイルとモラタが決めて3―1で12位エスパニョールに快勝し、バルサと勝ち点87で並んだものの、バルサとの直接対決で劣るため3位でフィニッシュとなった。8位セルタは10位バレンシアに1―2で敗れ、退任の決まっているルイス・エンリケ監督を勝利で送り出すことはできなかった。

【バルサ、黄金期に陰り】
 アトレチコ・マドリードと引き分けたバルセロナはリーグ2連覇を逃し、2007−2008年シーズン以来の主要タイトルなしとなった。試合後の記者会見でマルティーノ監督が辞任を表明。DFマスチェラーノは「時代は終わりを迎えようとしている」と話した。
 2008−2009年からグアルディオラ監督の下、4シーズンで獲得可能な19のタイトルのうち、2度の欧州CL制覇を含む14を獲得するなど無敵を誇ってきたが、黄金期に陰りも見える。主力のGKバルデスとDFプジョルが今季限りでチームを去ることも決まっており、クラブは変革を求められている。
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得点王
フランスリーグ1第38節(最終節)結果

パリ・サンジェルマン4―0モンペリエ
モナコ1―1ボルドー
ロリアン1―4リール
サンテティエンヌ3―1アジャクシオ
ニース0―1リヨン
マルセイユ1―0ギャンガン
バスティア0―0ナント
スタッド・ドゥ・ランス1―3レンヌ
ソショー0―3エビアン
トゥールーズ3―1バランシエンヌ

 フランスリーグ1は17日、最終節の全10試合が行われ、すでに優勝を決めているパリ・サンジェルマンは14位モンペリエを4―0で下し、白星で今季を終えた。
 すでに2連覇を達成しているパリSGは、開始2分にラベッシが決めて先制すると、20分にイブラヒモビッチが追加点。後半にも2点を加えて堂々の勝利を収めた。イブラヒモビッチはこれで今季26点目とし、カバーニら2位勢の16点を大きく引き離す記録で得点王となった。なお、ウルグアイ代表FWカバーニはウォーミングアップ中に負傷し、試合には出場していない。
 3位リールと4位サンテティエンヌが争っていた来季の欧州チャンピオンズリーグ出場枠残り1枠は、リールが8位ロリアンに4―1で勝利したため、同チームが確保。コートジボワール代表FWカルーが前後半に1点ずつを挙げ、白星に貢献した。サンテティエンヌも最下位アジャクシオを3―1で下したが、逆転3位浮上はならず、来季は欧州リーグ出場となった。
 17位エビアンは18位ソショーを3―0で下し、来季リーグ1残留が決定。逆にソショーはアジャクシオ、バランシエンヌとともに2部降格が決まった。
 EL出場権争いでは、5位リヨンが16位ニースに1―0で勝利し、6位マルセイユも15位ギャンガンに1―0でそれぞれ勝利した。この結果、リヨンが5位フィニッシュを決め、来季EL出場権を確保した。なお、マルセイユではフランス代表GKマンダンダが相手選手と交錯して一時意識を失い、途中退場するアクシデントが発生。クラブ側は同選手が病院で検査を受けたと発表している。
 そのほか、2位モナコは7位ボルドーと1―1で引き分け。9位スタッド・ドゥ・ランスは13位レンヌに1―3で敗れ、10位バスティアは12位ナントと0―0で引き分けた。11位トゥールーズは19位バランシエンヌに3―1で白星を挙げた。
 なお、リーグ2ではメスが優勝を果たしており、2位ランス、3位カーンとともに来季からトップリーグに復帰する。
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9年ぶり優勝
FAカップ決勝結果

アーセナル3―2ハル・シティー

 FA(イングランド協会)カップは17日、決勝が行われ、アーセナルが延長戦の末に3―2でハルを下し、9季ぶり11度目の優勝を果たした。11度の制覇は、マンチェスター・ユナイテッドと並ぶ最多記録。
 勝てば8年無冠の歴史に終止符を打ち、さらにマンチェスターUと並ぶ歴代最多優勝11回の記録を打ち立てることになるアーセナル。対するハルはクラブ110年の歴史で3部リーグ優勝以外にタイトルを獲得したことがなく、下馬評ではアーセナル有利の声が高かった。しかしこの一戦、立ち上がりにいきなりゴールを奪ったのはハルだった。
 開始3分、ハルはCKからチェスターが決めて先制に成功。続く7分にはセットプレーの流れから、最後はGKファビアンスキが弾いたところをデイビスが押し込み、続けざまに2点を奪う。それでもアーセナルは16分、カソルラが25メートルの距離から目の覚めるようなFKで1点を返すと、後半25分にはCKの後の混戦からコシールニーがネットを揺らす。
 これで2―2の同点に追い付くと、アーセナルはその後もプレスを続け、迎えた延長後半4分にラムジーが値千金の決勝弾。ジルーのヒールパスを右足で押し込み、チームにタイトルをもたらした。2点差を逆転してのFAカップ優勝は、1966年のエバートン以来となる。
 これにより、指揮官としてFAカップを5度制し、マンU前監督のアレックス・ファーガソン氏に並ぶ記録を樹立したベンゲル監督は試合後、「優勝し、歴史を作りたかった」とコメント。いきなり2失点を喫したこの試合について「立て直せなければとんでもないことになっていた。このチームの精神力を何度も称えたよ。ハルのことを祝福したい。彼らは非常に素晴らしいプレーをした」と語った。
 なお、契約更新は決まりかとの質問に対して同監督は「yeah(そうだ)」と3度繰り返し、アーセナルで今後も指揮を執ることを明言。「常に言ってきたことだが、私の去就はこの試合にかかっていたわけではない。ただ、状況がどうなるのか待ちたかったんだ」と話した。

【ベンゲル監督「最高の瞬間」】
 アーセナルは2004−2005年シーズン以来のFA杯制覇。9季ぶりのタイトル獲得に、ベンゲル監督は「最後の優勝から長い時間がたっていただけに最高の瞬間になった」と相好を崩した。
 苦戦を乗り越えての頂点だった。試合前は優勢とみられていたが、序盤にセットプレーから2失点した。しかし、徐々に本来のサッカーを取り戻して追い付くと、最後は勝ち越しに成功。殊勲のゴールを決めたラムジーは「勇気と力、持ち味を発揮して逆転できた。決勝点を挙げることができたのは夢のようだ」と感極まった。
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2連覇
DFBカップ決勝結果

ドルトムント0―2バイエルン

 DFB(ドイツ連盟)カップは17日、決勝が行われ、バイエルンが延長戦の2発でドルトムントを2―0と下した。2季連続17度目の優勝で、国内リーグと合わせての2冠を達成した。
 今季ブンデスリーガでの対戦成績は1勝1敗のイーブンという両者が臨んだ決勝では、ともにゴールを奪えないまま規定時間の90分を終了し、勝負の行方は延長戦へ。すると、バイエルンは延長後半2分にロッベンが決めてついに均衡を破る。さらに終了間際にはミュラーのゴールも生まれ、終わってみれば2―0。ブンデスでは第30節でドルトムントに0―3と惨敗していたバイエルンだが、その借りを返した。
 欧州チャンピオンズリーグ制覇も含め、前人未到の2シーズン連続3冠も視野に入れていた今季のバイエルンだが、3月末に史上最速でブンデスリーガ優勝を果たしてからは停滞。CLでもレアル・マドリード(スペイン)に2試合合計スコア0―5で大敗するという不名誉を味わったが、2冠達成という記録で今季を終えることになった。
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退任
 サッカーのスペインリーガエスパニョーラ、バルセロナのヘラルド・マルティーノ監督(51)が17日、今季限りでの辞任を表明した。勝てば逆転優勝だったアトレティコ・マドリードとのリーグ最終戦に1―1で引き分け、2連覇を逃した後の記者会見で明らかにした。後任はクラブOBで、今季はセルタを率いたルイス・エンリケ氏(44)が有力と複数のメディアが報じている。
 バルセロナの公式サイトによると、アルゼンチン人のマルティーノ監督は「目標に向かって戦う選手を助けられなかったことを非常に悲しく思う」などと語った。同監督は今季から指揮を執ったが、チームは6シーズンぶりに主要タイトルなしに終わった。
 マルティーノ監督はバルサと来季終了まで契約を残していたが、試合後の会見で、クラブとの合意の上、今季限りで辞任することになったと発表。「私に信頼を置いてくれたクラブに感謝を述べたい。それに応えることができず申し訳なく思う。チームは最後の最後まで、非常に立派な戦い方をしてくれた」とメンバーを称えると、「アトレティコを祝福したい。彼らはシーズンを通じて非常に素晴らしい戦いぶりを見せた」とライバルに賛辞を送った。
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先発落ち濃厚
 本日18日のイタリアセリエA最終節のサッスオーロ戦でミランの日本代表MF本田圭佑の先発落ちが濃厚となった。ガゼッタ・デロ・スポルト紙は17日、右サイドはターラブトかポリと予想した。17日の会見でセードルフ監督は11日のアタランタ戦で前半45分で交代させた本田に関して言及し「要求に応えなかった?いや、違う。相手がしっかりと対策してきたからだ」と擁護。その一方で「本田は少し溶け込む時間が少なかった。来季はもっとイタリアサッカーや住環境、食べ物にも慣れる。彼のいいものが発揮できる」と今季を総括した。最終戦で出場がないまま本田がW杯へ臨む可能性も出てきた。

先制ゴール
 サッカー女子のドイツカップ決勝は17日、ケルンで行われ、安藤梢と田中明日菜のフランクフルトはエッセンを3―0で破り、優勝した。安藤はFWで先発して前半3分に先制し、試合終了間際に田中と交代した。安藤は「ニアで落ち着いてポジション取りできたのが良かった」と喜び、田中は「ピッチに立ってみんなと喜びを分かち合えて良かった」と話した。

決勝ゴール
 サッカー女子のフランス1部リーグ、リヨンの熊谷紗希は17日、ホームのモンペリエ戦にセンターバックでフル出場し、後半にPKで勝ち越し点を決めた。チームは2―1で勝った。モンペリエの宇津木瑠美は日本代表として女子アジアカップに参加している。

手術
 J1の横浜Mの元日本代表MF中村俊輔(35)が約2ヶ月のリーグ中断期間を利用して持病である胆のう炎の手術を受けることが本日、明らかになった。関係者によると19日にも入院するという。2、3日のうちに退院できる見込みで、療養を経てJ1再開後の復帰を目指す。昨季はJリーグの最優秀選手に輝いた中村は昨年11月、体調不良を訴えて胆のう炎と診断されたが、比較的症状が軽かったため手術は避けた。その後は食事制限などで一時回復したが現在も痛みなどを訴えることがあり、5月上旬の検査で手術の方針を固めたという。

全治3週間
 J1徳島は本日、FWドウグラス(26)が右脛(けい)骨骨挫傷と診断され、全治約3週間と発表した。11日の練習試合で負傷した。
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総入場者数(本日の超最新情報)

本日の入場者数

昨日の入場者数


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