W杯準決勝、ドイツがブラジルに歴史的爆勝!!NEW!
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PS3版ウイイレ2014蒼き侍完全修正データ

本日の超最新情報
2014年07月08日(火)

INDEX

決勝進出
W杯ブラジル大会準決勝
ブラジル1―7ドイツ

ドイツはクロースやシュールレの2ゴールなどで歴史的な7ゴール大勝を果たし、3大会ぶりの決勝進出!クローゼは歴代単独最多となるW杯通算16点目のゴールをGET!開催国ブラジルは1938年フランス大会の5失点を上回るワースト新記録となる7失点の歴史的惨敗!

W杯展望
W杯ブラジル大会準決勝日程
9日(水)
日本時間05:00〜
ブラジルvsドイツ
(ミネイラン・スタジアム)
10日(木)
日本時間05:00〜
オランダvsアルゼンチン
(サンパウロ・アリーナ)

W杯で準決勝に進出したブラジル、ドイツ、オランダ、アルゼンチンが最終調整を実施!ネイマールが骨折で離脱し、主将のチアゴ・シウバが出場停止のブラジルは、パウリーニョ、ルイス・グスタボ、フェルナンジーニョと3人の守備的MFを並べる布陣を試す!

獲得
バイエルン・ミュンヘンがバレンシアからU-21スペイン代表DFベルナト(21)を獲得!5年契約で移籍金は約13億8000万円!左サイドバックにコンバートされてから急成長し、昨季は公式戦49試合に出場!

獲得
ローマがチェルシーを退団した元イングランド代表DFアシュリー・コール(33)を獲得!移籍金なしの2年契約で年俸は約3億1740万円!

死去
レアル・マドリードの伝説的な名選手で、名誉会長のディステファノ氏が88歳で死去。欧州チャンピオンズリーグの前身となる欧州チャンピオンズカップ5連覇の偉業を成し遂げるなど黄金期を支え、1957年と1959年にはバロンドールを受賞!

本日の超サカFLASH
J2大分がJ1大宮からFWラドンチッチ(30)を完全移籍で獲得ほか


本文

決勝進出
W杯ブラジル大会準決勝結果

ブラジル1―7ドイツ
(ミネイラン・スタジアム/58141人)
≪得点者≫
ブラジル:オスカル90
ドイツ:ミュラー11、クローゼ23、クロース25、26、ケディラ29、シュールレ68、79
≪出場メンバー≫
ブラジル
GK:
ジュリオ・セーザル
DF:
マイコン、ダビド・ルイス、ダンテ、マルセロ
MF:
ルイス・グスタボ、フェルナンジーニョ(46分パウリーニョ)、オスカル
FW:
ベルナルジ、フレッジ(70分ヴィリアン)、フッキ(46分ラミレス)
ドイツ
GK:
ノイアー
DF:
ヘベデス、フンメルス(46分メルテザッカー)、ボアテング、ラーム
MF:
シュバインシュタイガー、ケディラ(76分ドラックスラー)、クロース、エジル、ミュラー
FW:
クローゼ(58分シュールレ)

W杯ブラジル大会準決勝日程

10日(木)

日本時間05:00〜
オランダvsアルゼンチン
(サンパウロ・アリーナ)

W杯ブラジル大会日程

3位決定戦:

13日()

日本時間05:00〜
ブラジルvsオランダアルゼンチンの敗者
(ブラジリア国立競技場)

決勝:

14日(月)

日本時間04:00〜
ドイツvsオランダアルゼンチンの勝者
(マラカナン・スタジアム)

NEW!
超最新TVスケジュール


2014年W杯ブラジル大会・出場登録メンバー
(全32チーム全736名)


 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会は8日、ベロオリゾンテのミネイラン・スタジアムで準決勝が行われ、西ドイツ時代を含めて4度目の王座を目指すドイツが7―1で開催国ブラジルに歴史的な大勝を果たし、3大会ぶりの決勝に進んだ。ブラジルは前回自国開催した1950年大会に続いて優勝を逃し、3位決定戦に回った。
 前半11分にCKからミュラーが先制したドイツは、23分にはクローゼが歴代単独最多となるW杯通算16点目のゴールを挙げるなど、5―0で前半を折り返した。後半も途中出場のシュールレが2得点し、圧倒した。

【ドイツ、前半に一挙5得点】
 圧倒的な攻撃力を示したドイツが前半に5得点で勝負を決定付けた。立ち上がりは守勢だったが、11分に右CKをミュラーが右足で合わせて先制点を奪うと、23分にはミュラーとクロースの連係で崩し、最後はクローゼが押し込んで追加点。一気に畳み掛け、29分までにクロースが2点、ケディラが1点を挙げてリードを広げた。
 ブラジルは要のDFチアゴ・シウバを欠き、最初のセットプレーで失点。守備のマークや連係にミスが多く、失点を重ねた。後半のパウリーニョらのシュートはノイアーの好守に阻まれ、さらにシュールレに2点を奪われて大敗。終了間際にやっと1点を返した。

【レーブ監督は決勝にも自信】
 圧倒的な攻撃力でブラジルに完勝したドイツは、W杯史上初めて準決勝で7得点を記録した。7得点は、8―0でサウジアラビアを粉砕した2002年大会以来の大量点。
 3大会ぶりの決勝進出を決めたレーブ監督は「自分がドイツ代表に関わって以来、最高の試合だった。熱情的に向かってくる相手を冷静にいなせた。集中力が高かった」と満足そうな表情を浮かべた。
 また、ブラジルについては「プレッシャーが大きかったようだ。点を取られた後ショックを受けていたようだった。予想していなかったんだろう。どうしていいのかわからないようだった」と説明した。
 決勝はアルゼンチンとオランダの勝者との戦いとなるが、「今日の我々のゴールラッシュが、相手にプレッシャーを与えることができたと思う」と、1990年以来4度目の優勝に自信を見せていた。

【クローゼ“因縁”ブラジル戦で金字塔】
 ドイツのFWクローゼが前半23分にチーム2点目となるゴールを決め、W杯通算ゴール数を歴代最多の16とした。
 1点リードの前半23分、ミュラーが右サイドからペナルティーエリア内に切れ込み、クロースのパスをワンタッチでクローゼへ。これをクローゼが右足でシュート、1度はGKジュリオ・セーザルに弾かれたものの、こぼれ球を再び右足で蹴り込んだ。このゴールで一気に勢いづいたドイツは前半だけで大量5得点。36歳のベテランは後半13分に“お役御免”となったが、大一番で存在感を発揮した。
 ドイツ18回、ブラジル20回の出場を誇るW杯常連同士だが、過去の対戦は2002年の日韓大会決勝の1度だけ。その時はドイツが0―2で敗れている。その試合にも出場し、当時の悔しさを知るクローゼが“借り”をキッチリ返した。
 さらに因縁の相手との試合でロナウド(ブラジル)と並んでいたW杯通算得点で単独最多という金字塔を打ち立てたクローゼは「まだ、そんなに実感はない」と冷静に振り返り、「今日は本当にいい入り方ができた。ベンチも含め全員が協力して練習通りのことができた」とチームの勝利を喜んでいた。

【ミュラー、先制弾から爆発】
 ドイツの自慢の“爆撃機”ミュラーが開催国ブラジルを撃沈した。前半11分、この試合チーム最初のコーナーキックだった。右サイドからのCKに対し、ファーサイドでフリーになっていたミュラーが右足でダイレクトボレー。ボールはゴール右に突き刺さった。
 さらに同23分にはクローズがW杯歴代最多となる通算16点目のゴールをアシスト。これで火がついた攻撃陣はクロースが24分、26分と立て続けに得点し、29分にはケディラもゴールを決めて前半だけで5得点。後半にはシュールレの2得点でブラジルを突き放した。
 7―1の歴史的大勝。W杯通算10点目、今大会5点目でハメス・ロドリゲス(コロンビア)に1点差に迫り、2大会連続の得点王も射程に入れたミュラーは「何と言えばいいか難しい。でも、こんな結果は予想していなかった。もし展開が違っていたら結果も違っていただろう。ブラジルに対し、我々は速いスピードで対抗できた。チーム一丸となってハードに仕事をして相手を圧倒できたことがこの結果につながった」と興奮気味にまくしたてた。
 W杯では過去唯一の対戦だった2002年日韓大会の決勝で敗れたブラジルに雪辱し、2大会連続で阻まれた準決勝の“壁”も突破。「次も絶対に勝ちたい。サッカーはその時々によって違うが、我々は我々のスピリットを貫き通すだけだ」。目指すは西ドイツとして出場した1990年以来、6大会24年ぶりの頂点だ。

【クロース「最高の内容だった」】
 2ゴールを挙げ、「マン・オブ・ザ・マッチ」に選ばれたドイツのクロースは「自分が代表に選ばれるようになってから最高の内容だった」と会心の勝利を喜んだ。
 前半24分に右クロスを左足で豪快に蹴り込んでチームに3点目をもたらすと、2分後にも敵陣でボールを奪い、ケディラとパス交換して4点目を奪った。大活躍にも「優勝するためにここにいる。勝ってうれしいけど、まだあと1試合残っている」と、頂点を見据えて慢心はなかった。

【ドイツの7得点はW杯準決勝史上最多】
 圧倒的な攻撃力でブラジルに完勝したドイツは、W杯史上初めて準決勝で7得点を記録した。
 これまでのW杯準決勝での最多は6得点。第1回の1930年ウルグアイ大会でアルゼンチンが6―1でアメリカに、ウルグアイが6―1でユーゴスラビアにそれぞれ勝利。1954年スイス大会では西ドイツ(当時)がオーストリアを6―1で下した。6点差での決着も準決勝では初となった。
 グループリーグの上位4カ国による「決勝リーグ」で優勝が決まった1950年ブラジル大会では、開催国ブラジルがスウェーデンに7―1で勝利したこともある。

【スコラリ監督「人生で最悪の日」】
 開催国ブラジルが準決勝でドイツに大敗、悲願の地元優勝どころか、ブラジル代表としてはW杯最多となる7失点の屈辱を味う、歴史的敗戦となった。
 スコラリ監督は試合後「人生で最悪の日だ」と語り、「ブラジルの国民とファンに言いたいことは、自分達はできることをして、最善と思われることをした、ということだ。我々は素晴らしい技術を持ったチームに敗れた」としながらも「ブラジル代表の歴史でも最悪の負けだろう。戦術を決めたのは私だ。責任は私にある。決勝に行けなくて、ブラジル国民に申し訳なく思う」と謝罪した。
 脊椎骨折で無念の離脱となったネイマールのため、全員が「フォルサ・ネイマール(ネイマール、頑張れ)」と書かれた帽子をかぶって試合会場入りし、背番号10のユニホームを携えてピッチに整列した。しかし、エースを欠いて攻撃も守備もばらばらになってしまい、前半11分に先制点を許すと29分までに5失点。スコラリ監督も「1点目で問題が起きた。手の打ちようがなく、あれで試合は終わった」と語った。
 だが、まだ3位決定戦が残っていることもあり「決勝には行けなかったが、3位決定戦に勝って、3位になれるようにしたい」と何とか前を向いていた。

【ダンテ、崩壊止められず】
 ブラジルのDFダンテが出場停止のチアゴ・シウバに代わってW杯に初出場したが、守備崩壊は止められなかった。「優勝という目標があったが、果たせなかった。準備はいつも通りだった。本当に残念」と辛い一戦を振り返った。
 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に所属しており、相手の強さは誰よりも知っている。それだけに「みんな落ち着きを失ってしまった。ドイツ相手にそんなことが起こってしまったら厳しい」と現実を受け止めた。

【ブラジルが歴史的な敗戦】
 ブラジルの有力紙グロボ(電子版)は、ドイツに1―7で敗れた準決勝を歴史的な敗戦と報じた。同紙によると、6点差をつけられての大敗は1920年の南米選手権でウルグアイに喫した0―6に並んで過去最悪となった。
 ブラジル代表が7失点したのは、1934年にユーゴスラビアに4―8で敗れて以来2度目で、ホームでは初めて。0―1の前半23分から同29分までにドイツに4点を奪われたが、6分間で4ゴールを許したのも同国代表の歴史では例がないという。
 W杯では1938年フランス大会の1回戦のポーランド戦での5失点(結果は6―5で勝利)を上回り、ブラジル代表としてはW杯ワーストとなる7失点。
 王様ペレが負傷離脱した1962年のチリ大会では、代役がペレの穴を埋めて連覇を果たしたが、52年前の再現はならず。初の自国開催だった1950年大会の決勝でウルグアイに逆転負けした64年前の「マラカナンの悲劇」の記憶を、同じ舞台で歓喜に変えるという夢も消滅した。

【サッカー王国に再び「悲劇」】
 「王国」に再び悲劇が訪れた。サッカーのワールドカップ(W杯)準決勝で、地元ブラジルはドイツに屈辱的な大敗。ベロオリゾンテの試合会場、ミネイラン・スタジアムを沈黙と怒りに満ちた雰囲気が包み、子供達は顔をくしゃくしゃにして涙を流した。地元メディアはこぞって「ブラジルサッカー史上で最悪の瞬間だ」と切り捨てた。
 サッカー大国には、過去5度のW杯制覇でも消せない歴史がある。前回の自国開催だった1950年大会で優勝を逃し、国民に深い衝撃を与えた「マラカナンの悲劇」。初めての地元優勝は、苦い記憶を消し去りたい国民の悲願でもあった。
 しかし、決勝進出が懸かる試合で、見せ場すらなくまさかの7失点。約5万8000人収容のミネイラン・スタジアムをカナリア色に染めたブラジルサポーターは沈黙し、やがて選手に怒りのブーイングを浴びせた。ゴール裏の一角を占めたドイツサポーターの大歓声だけが観客席にこだまし、地元メディアの記者は「ミネイランの悲劇だ」と天を仰いだ。
 多くの国民が望む学校や病院の改善を放置したまま、巨額の資金を投じて開催する今大会には、批判も大きかった。「生活に不満を抱える人々に優勝をプレゼントしたかった」(ダビド・ルイス)とのセレソンの願いは叶わなかった。
 世界が熱狂するW杯の開幕以降、政府への抗議デモは鳴りを潜めている。タクシー運転手のエジソン・コスタさん(34)は「サッカーに対するオレ達の敬意の表れだ」と語った。地元紙エスタド・ジ・サンパウロ(電子版)は試合後、「選手達には涙を流す資格すらない。泣きたいのはこっちの方だ」との記事を掲載し、国民の声を代弁した。

【ブラジル大統領もツイッターで「非常に残念」】
 サッカーのワールドカップ(W杯)準決勝での惨敗を受け、ブラジルのルセフ大統領は8日、短文投稿サイトのツイッターで「ファンにとっても選手にとっても非常に残念」と述べた上で「へこまないようにしよう」と国民に呼び掛けた。
 ルセフ氏は10月の大統領選で再選を目指しているが、下降していた支持率がW杯開幕後、回復していただけに影響を指摘する声もある。
 ルセフ氏は13日に、ロシアのプーチン大統領らとともにリオデジャネイロのマラカナン・スタジアムで決勝戦を観戦する予定。

【歴史的大敗にサポーター同士が衝突】
 サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会準決勝で8日、ドイツに歴史的な大敗を喫したブラジル。悲願の開催国優勝を逃し、国全体が落胆ムードに包まれた。まさかの展開にサポーター同士の衝突も起き、デモ再燃を懸念する声も上がった。
 試合会場の南東部ベロオリゾンテのスタジアムはブラジルのサポーターが9割超を占め、負傷のエースFWネイマール選手を欠く布陣に対し声援を繰り返し、スタンドはカナリア色に染まった。
 だが、ブラジルが立て続けに失点すると、サポーター達は頭を抱え呆然。号泣する少年の姿もあり、応援の声はピタリと止まった。敗色濃厚で前半途中から帰途に就く人も。後半は1割に満たないドイツのサポーターの声援がスタンドを包んだ。試合終了後には肩を落とすブラジル代表選手に罵声を浴びせるブラジル人が目立った。
 リオデジャネイロや北東部レシフェのパブリックビューイング(PV)会場ではサポーター同士が衝突、観戦者が逃げ出し、治安部隊が催涙弾で鎮圧する騒ぎも。
 スタジアムで観戦していたブラジル人女性、エリカ・モデストさん(32)は「これほど屈辱的な負けは誰も予想していなかった」と言葉を失った。ブラジルの勝ち上がりとともにW杯に反対するデモは沈静化していたが、地元報道によると、サンパウロでは、怒って国旗を焼く人々も。ブラジル人記者は「敗戦の怒りで、デモが再び起きる可能性もある」と指摘した。

【ブラジル大敗の要因はミック・ジャガー?】
 サッカー・ワールドカップ(W杯)準決勝で開催国ブラジルがドイツに歴史的大敗を喫した南東部ベロオリゾンテのミネイラン競技場で8日、英ロックスターのミック・ジャガーが観戦していたと地元メディアが9日、伝えた。ブラジルを応援していたとされ「疫病神の伝説は本当だった」と大げさに報じている。
 前回W杯でジャガーが応援したチームはことごとく敗れ、ブラジルのサポーターからは「頼むからブラジルを応援しないで」との声もあった。競技場には「行け、ドイツ」と吹き出しを付けたジャガーの写真パネルが登場。しかし、本物の威力には叶わなかった。
 ジャガーは、ブラジル人女性との間に生まれた息子とVIP席でブラジルを応援していたとされる。

【オランダ主将が別メニュー】
 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会で9日午後5時(日本時間10日午前5時)からサンパウロで行われる準決勝でアルゼンチンと対戦するオランダが8日、最終調整と公式記者会見に臨んだ。
 前回準優勝のオランダはサンパウロ市内で冒頭15分以外を非公開で調整。主将のファン・ペルシーが腹痛のため別メニューとなったが、股関節を痛めていたデ・ヨングは全体練習に参加した。練習後に試合会場へ移動し、記者会見したファン・ハール監督は「腸に問題がある。練習すれば悪くなるだけなので、参加させない方がいいと思った」と明らかにした。起用についてファン・ハール監督は「私は原則として主将は必ず使う」としながらも、「試合まで24時間以上あるので、当日の様子を見てから」と、選手起用に関して慎重に話した。
 メッシに関しては、「メッシは素晴らしい選手だが、我々はアルゼンチンと対戦するのであって、個人と戦うわけではない。互角の試合になると思うので運も必要になる」と話した。

【サベジャ監督「メッシこそがナンバーワン」】
 W杯ブラジル大会準決勝は9日(日本時間10日午前5時)にサンパウロで行われ、アルゼンチンとオランダが決勝進出を懸けて対戦する。
 アルゼンチンは1990年のイタリア大会以来となる決勝進出を狙うが、アレハンドロ・サベジャ監督は「あれから24年経った今、アルゼンチンは世界の4強だ。今大会、我々はこれまで勝ち続けてきたが、もっと勝ちたいね」と1986年メキシコ大会以来となる3度目の世界一へ向けて意気込みを見せた。
 普段は物静かであまり多くを語らない指揮官だが、今大会でアルゼンチンが挙げた8得点のうち4得点を記録しているFWリオネル・メッシについて「オランダにとって重要な選手であるロッベンは素晴らしいし、ブラジルのネイマールも同様に素晴らしい。でも、メッシこそが間違いなくナンバーワンだ」と絶賛。
 さらに、ドイツに1―7と歴史的大敗を喫したブラジルについては「尋常でないことが起こった。しかし、サッカーではあのように我々が予測できないようなことが起こりうるのだ」と気を引き締めていた。

【ディ・マリアの代役はペレス?】
 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会で9日午後5時(日本時間10日午前5時)からサンパウロで行われる準決勝で対戦するオランダとアルゼンチンが8日、それぞれ最終調整し、公式記者会見に臨んだ。
 1990年イタリア大会以来の決勝進出を目指すアルゼンチンは試合会場で体を動かした。公開された冒頭の15分間はリラックスした雰囲気で、大黒柱のメッシや負傷明けのアグエロらがパス回しをした。右太ももを痛めている主力のディ・マリアは欠場の見通し。サベラ監督は代役候補にペレスの名前を挙げ「状況に対応しないといけない」と話した。
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W杯展望
W杯ブラジル大会準決勝日程

9日(水)

日本時間05:00〜
ブラジルvsドイツ
(ミネイラン・スタジアム)

10日(木)

日本時間05:00〜
オランダvsアルゼンチン
(サンパウロ・アリーナ)

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2014年W杯ブラジル大会・出場登録メンバー
(全32チーム全736名)


 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会第22日は8日(日本時間9日)、ベロオリゾンテで準決勝が始まり、6度目の優勝を狙う開催国ブラジルと前回の2010年南アフリカ大会3位のドイツが対戦。
 ブラジルはエースのネイマールが骨折で離脱し、主将のチアゴ・シウバが出場停止となった。
 もう1試合のオランダvsアルゼンチンは9日にサンパウロで行われ、決勝(13日・リオデジャネイロ)と3位決定戦(12日・ブラジリア)のカードが決まる。
 また、国際サッカー連盟(FIFA)は7日、W杯ブラジル大会で現時点ではドーピング違反がないと発表した。大会前と大会中に出場32チームの全736選手が少なくとも1度はドーピング検査を受けた。3月から開幕までに777、大会中に232の検体を採取したという。

【最良策探るブラジル監督】
 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会は日本時間9日午前5時、ブラジルvsドイツの準決勝が行われる。7日は両チームが最終調整した。
 6度目の優勝を狙うブラジルは、ブラジル連盟の公式サイトによると、戦術確認の練習ではパウリーニョ、ルイス・グスタボ、フェルナンジーニョと3人の守備的MFを並べる布陣を試し、エースのネイマールを欠く一戦へ最良の策を探った。スコラリ監督は「高い目標を持ち、弱点を克服してここまで来た。決勝で戦うために計画を進めてきた」と大事な一戦を見据え「ドイツは攻撃陣も守備陣も強い。だが相手に関わらず、自分達のプレーをすることが大事。そうすればドイツも困るはずだ」と語った。
 ドイツは試合会場で全選手が参加して練習した。パス回しなど冒頭15分のみが公開されたが、ほどよい緊張感を漂わせて決戦に備えた。レーブ監督は「勝って決勝に行くために両チームが持ち味を出し、難しい試合になるはずだが、相手がどんな布陣で来ても対応できる」と自信をにじませた。

【ブラジル、準決勝の主将はルイス】
 8日(日本時間9日午前5時)に準決勝でドイツと対戦し、決勝進出を狙うブラジル。勝てば2002年日韓大会でW杯史上最多5度目の優勝を果たして以来の決勝進出となるが、キャプテンのDFチアゴ・シウバはこの試合、累積警告のため出場停止。その代わりのキャプテンにDFダビド・ルイスが任命された。
 準々決勝のコロンビア戦でネイマールが負傷。シウバ以外にもチームの核を失うこととなったが、「自分はこれまで副キャプテンを務めていたし、準備はできている。このチームはみんな現実的に物事を考えているから変に気を遣わなくても大丈夫。全くタフな役回りだとは思っていない」とキャプテンの大役を厭うことはないようで、FWフッキも「ルイスがキャプテンに適任」とチームメートの信頼も厚い。
 これまで2006年、2010年と2大会連続で準決勝敗退し、並々ならぬ思いで準決勝突破を目論んでくるドイツをルイスは「素晴らしいサッカー哲学を持ち、その哲学を実践できる監督と素晴らしい選手が揃っている」と評価し、「素晴らしい試合になるよ。それがW杯の準決勝というもの」と試合が待ちきれない様子だった。

【ネイマールが強行出場否定】
 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会で、4日の準々決勝で脊椎を骨折して離脱したブラジル代表のネイマールが特別な治療を受け、チームが13日の決勝に進んだ場合には強行出場する可能性があると地元メディアが報じたことに対し、ネイマールと同国サッカー連盟は6日、報道を否定する声明を出した。「無理に措置を施せば、アスリートとしての将来を脅かすリスクがある」としている。
 地元の報道ではネイマールが以前所属した同国リーグのサントスのチームドクターの話として、鎮痛剤を注射すれば復帰できる可能性があると伝えられていた。

【スニガは処分できず】
 国際サッカー連盟(FIFA)は7日、ワールドカップ(W杯)ブラジル大会で、4日に行われた準々決勝でブラジルのFWネイマールにタックルをして負傷退場に追い込んだコロンビアのDFスニガに処分を科すことはできないと発表した。ネイマールは脊椎を骨折し、残り試合の出場が絶望的になった。
 FIFAの規則では審判員が見逃した行為については規律委員会がさかのぼって処分の対象にできると定めているが、準々決勝を担当した主審がスニガのラフプレーを反則と認めた上で警告を与えなかった。

【ドイツが準決勝前に心理戦】
 24年ぶりの世界一を目指すドイツが準決勝ブラジル戦を前に、ラフプレーを厳格に取り締まるようアピールした。レーブ監督が6日、ドイツのテレビインタビューで「ブラジルにはテクニシャンもいるが、彼らは他のチームよりも荒っぽいプレーをして相手の攻撃をつぶそうとしている」と訴えた。
 ブラジルの荒っぽさはデータにも表れている。8強進出チームでファウル96は最多。警告10も守備の時間が長かったコスタリカの12に次いで2位と、ファウル57、警告4のドイツと大きな差がある。準々決勝コロンビア戦は終盤にFWネイマールが“膝蹴り”を受けて大会からの離脱を強いられたが、ブラジルも相手MFハメス・ロドリゲスらを再三倒し、今大会最多の1試合31ファウルを記録した。MFシュバインシュタイガーは「健全ならばハードなプレーも賛成。だが、ブラジルのファウルは度を超えている」と指摘。華麗さを欠く今大会の王国を「ブラジルは魔法使いばかりじゃない。ハードタックルも試合の一部で我々も気をつけないといけない。審判もね」と皮肉った。
 主審はメキシコ人のマルコ・ロドリゲス氏に決まった。主審を務めるのは今大会3試合目で、グループリーグのウルグアイvsイタリア戦では足の裏を相手に向けて蹴ったイタリアのDFマルキージオを一発退場させた一方、ウルグアイのFWスアレスの“噛みつき”を見逃している。一度ケチのついた審判に会場を埋め尽くす地元ファンがプレッシャーをかけることは十分に考えられる。2002年日韓大会決勝の雪辱を期す一戦。レーブ監督は2010年W杯でMFバラックを欠いたドイツが一致団結して3位に入った例を挙げ「ネイマール不在の方がブラジルは難しい」と話したが、最も恐れているのは開催国のラフプレーが見逃される雰囲気かもしれない。

【オランダ、決勝進出なら宿なし?】
 決勝へ進出するとホームレスになる?決勝の舞台リオデジャネイロに拠点を置くオランダが、アルゼンチンとの準決勝に勝った場合は別のホテルを新たに探す必要があるとオランダメディアが報じた。FIFAがスポンサーや政治家のため、オランダが現在宿泊中のホテルを決勝前後に予約しているという。
 サンパウロでの準決勝に勝っても同じホテルに戻れないため、同国協会の担当者は「選手の方が譲るなんておかしい」と怒り心頭。準決勝で敗れて3位決定戦に回ればブラジリアが会場のため、担当者は「結果によっては(リオで)滞在できるホテルを探さなければならない」と話した。もっとも、オランダは2010年W杯では決勝進出を想定せずにホテルを予約し、FIFAに宿泊を調整してもらったことがある。

【西村主審らも残る】
 国際サッカー連盟(FIFA)は7日、ワールドカップ(W杯)ブラジル大会の準決勝以降を担当させる可能性がある審判員を発表し、西村雄一主審と相楽亨、名木利幸両副審の日本人審判団が入った。25組だった審判員トリオが15組に絞られた。
 西村主審ら日本人審判団はブラジルvsクロアチアの開幕戦を担当したが、その後は指名されていない。決勝を任されれば日本人初となる。3位決定戦は2006年ドイツ大会で上川徹主審と広嶋禎数副審が担当した。
 8日(日本時間9日)に行われる準決勝のブラジルvsドイツはマルコ・ロドリゲス主審らメキシコ人審判団が務める。
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獲得
 ドイツブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンは7日、バレンシア(スペイン)からU-21(21歳以下)スペイン代表DFフアン・ベルナト(21)を5年契約で獲得したと発表した。バイエルンは移籍金1000万ユーロ(約13億8000万円)+インセンティブ200万ユーロ(約2億8000万円)でバレンシアと合意に至った。
 バイエルンのスポーツディレクターを務めるマティアス・ザマー氏は、ベルナトについて「将来への非常にいい投資だ」と期待を寄せた。
 左サイドバックのベルナトは「この偉大なクラブでプレーできることを、とても幸せに思っている。バイエルンは欧州、世界で最も偉大なクラブの1つであり、ラーム、ノイアー、シュバインシュタイガー、ロッベン、リベリーと同じチームにいられ、ペップ・グアルディオラに率いられることに大きな満足感を得ている。このクラブとともに成功を掴む田め、全てを出し尽くす」と喜んだ。
 7歳でバレンシアのカンテラに加わったベルナトは、2011−2012年シーズンに同クラブのトップチームでデビュー。中盤から左サイドバックにコンバートされてから存在感を増し、昨季公式戦では49試合に出場するなどバレンシアの将来を担う選手とされていた。
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獲得
 サッカーのイタリア1部リーグ(セリエA)、ローマは7日、元イングランド代表DFのアシュリー・コール(33)を獲得したと発表した。契約は2年で、1年の延長オプションが付帯。地元メディアによると、年俸は230万ユーロ(約3億1740万円)。自由移籍のため移籍金は発生しない。
 コールはイングランドプレミアリーグのチェルシーで欧州チャンピオンズリーグ(CL)などのタイトルを獲得し、2013−2014年シーズン終了後に退団した。イングランド代表では107試合出場を誇るが、ワールドカップ(W杯)ブラジル大会のメンバーには選ばれず、これを機に代表引退を表明していた。
 2006年にアーセナル(イングランド)からチェルシーに移籍したA・コールは、同チームでプレミアリーグ、欧州チャンピオンズリーグ、欧州リーグ優勝をそれぞれ1度、FAカップ優勝を4度経験した。しかし、チェルシーとの契約最終年となった昨季は定位置を失い、プレミアリーグ17試合の出場にとどまっていた。
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死去
 サッカーのスペインリーガエスパニョーラ(スペイン1部)、レアル・マドリードの伝説的な名選手で、名誉会長のアルフレド・ディステファノ氏が7日に死去したとR・マドリードが発表した。88歳だった。5日に心臓発作を起こしていた。
 アルゼンチンのブエノスアイレス出身のFWで、10代から南米のクラブで活躍し「金髪の矢」の異名を取った。1953年に加入したR・マドリードで欧州チャンピオンズリーグの前身となる欧州チャンピオンズカップ5連覇の偉業を成し遂げるなど黄金期を支え、1957年と1959年の欧州最優秀選手に輝いた。
 後にスペイン国籍を取得し、同国代表として31試合に出場した。
 4日に88歳の誕生日を迎えたディステファノ氏は、5日にレアルの本拠「サンティアゴ・ベルナベウ」付近の通りで心臓発作を起こし、市内の病院へと搬送された。その後、昏睡状態が2日続いていたが、7日に亡くなった。
 アルゼンチン生まれのディステファノ氏は、レアルでプレーした1950年代に5シーズン連続でチャンピオンズカップ(現チャンピオンズリーグ)優勝を経験し、いずれも決勝でゴールを挙げる偉業を達成。1959−1960年シーズンの決勝でフランクフルト(ドイツ)を7―3と破った試合ではハットトリックを達成するなど、名門レアルで最も偉大な選手の1人として称えられている。
 アルゼンチンとコロンビア、スペインの計5クラブでプレーし、1090試合で789得点を記録したディステファノ氏は、アルゼンチンで1度、コロンビアで2度、スペインで5度の得点王に輝いた。レアルでは元スペイン代表FWラウール・ゴンザレス(現アル・サッド/カタール)に次ぐ、クラブ歴代2位の得点数を記録している。
 レアルは2000年にディステファノ氏を名誉会長に任命し、2008年には功績を称えて同氏の像を設立していた。
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超サカFLASH

全治4週間
 J1横浜Mは7日、MF富澤清太郎(32)が右ハムストリング肉離れで全治4週間と診断されたと発表した。7月6日に行われた練習試合で負傷した。今季は10試合に出場し、1得点をマークしている。

レンタル
 J1新潟は本日、MF小塚和季(19)がJFLのレノファ山口へ期限付き移籍することが決定したと発表した。移籍期間は2014年12月31日まで。J1通算2試合0得点の小塚はクラブを通じ、「急ですが、このたびレノファ山口に期限付き移籍することになりました。 環境を変えて、自分がどこまでやれるのか挑戦していきたいと思います。新潟にたくましくなって帰ってこられるように頑張ります」とコメントした。

獲得
 J1大宮は本日、韓国Kリーグの慶南FCからMF趙源熙=チョ・ウォニ(31)が完全移籍で加入すると発表した。同選手は身長1メートル77、体重72キロで、韓国代表として2006年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会メンバーに選出されるなど国際Aマッチ37試合に出場して1得点をマーク。2008年から2シーズンに渡って、プレミアリーグのウィガンでプレー経験もある。クラブを通じ、「はじめまして。慶南FCから加入しました、趙源熙です。チームの勝利、そして上位圏内に上昇できるよう、少しでも貢献したいと思います。大宮アルディージャの為にベストを尽くしますので、応援宜しくお願いいたします」とコメント。9日の練習からチームの練習に合流する。

移籍
 J1大宮は本日、元韓国代表FWチョ・ヨンチョル(25)がカタール・スターリーグのカタールSCに完全移籍することが決定したと発表した。チョ・ヨンチョルは韓国の蔚山鶴城高に在学中だった2007年に当時J1だった横浜FC入り。19歳だった2008年には北京五輪メンバーにも選出された。2009年にJ1新潟へ移籍後、持ち前のスピードとドリブルを武器にブレークし、2010年には29試合11得点の数字をマーク。2012年から大宮に移籍していた。通算成績はJ1が164試合25得点、J2が24試合1得点。

獲得
 J2大分は本日、J1大宮からFWジェナン・ラドンチッチ(30)が完全移籍で加入すると発表した。同日から練習に合流する。モンテネグロ出身のラドンチッチは身長1メートル93、体重92キロの大型ストライカーで、今季清水から大宮に加入した。J1通算32試合7得点。今季は8試合0得点。
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