W杯決勝はドイツvsアルゼンチン!!NEW!
いよいよ2014年W杯バージョンが完成!!
ブンデスまで全21リーグ全505チーム同時一斉収録★

PS3版ウイイレ2014蒼き侍完全修正データ

本日の超最新情報
2014年07月09日(水)

INDEX

決勝進出
W杯ブラジル大会準決勝
オランダ0―0(延長0―0・PK2―4)アルゼンチン

アルゼンチンが延長&PK戦の末、1990年イタリア大会以来24年ぶりの決勝進出!アルゼンチンは守護神ロメロがPK戦で2本を阻止!オランダは2010年W杯南アフリカ大会に続く、2大会連続の決勝進出はならず!ドイツvsアルゼンチンの決勝は1986年メキシコ大会(アルゼンチン優勝)、1990年イタリア大会(ドイツ優勝)以来3度目!

決勝進出
W杯ブラジル大会準決勝
ブラジル1―7ドイツ

ドイツはクロースやシュールレの2ゴールなどで歴史的な7ゴール大勝を果たし、3大会ぶりの決勝進出!クローゼは歴代単独最多となるW杯通算16点目のゴールをGET!開催国ブラジルは1938年フランス大会の5失点を上回るワースト新記録となる7失点の歴史的惨敗!

退任
9日のW杯準決勝でドイツに歴史的惨敗を喫したブラジル代表のスコラリ監督(65)がW杯終了後に退任!後任は2012年にコリンチャンス(ブラジル)を率いてクラブW杯を制したチチ氏(53)が有力!

記者会見
C大阪からスイススーパーリーグの強豪、バーゼルに移籍する日本代表FW柿谷曜一朗(24)が記者会見し、涙で「セレッソでタイトル取ってから行くと言っていた。そこはすごい申し訳ない」

獲得
スペイン王者のアトレティコ・マドリードがドイツ王者のバイエルン・ミュンヘンからクロアチア代表FWマンジュキッチ(28)を獲得!4年契約で移籍金は約30億円!

獲得
イングランド王者のマンチェスター・シティーがマラガ(スペイン)を退団した元アルゼンチン代表GKカバジェロ(32)を獲得!移籍金なしの3年契約!

本日の超サカFLASH
マンチェスター・ユナイテッドが今夏のアメリカツアーの参加選手を発表、香川真司、ルーニー、マタらが選出ほか


本文

決勝進出
W杯ブラジル大会準決勝結果

オランダ0―0(延長0―0・PK2―4)アルゼンチン
(サンパウロ・アリーナ/63267人)
≪出場メンバー≫
オランダ
GK:
シレッセン
DF:
カイト、デ・フライ、フラール、マルティンス・インディ(46分ヤンマート)、ブリント
MF:
N・デ・ヨング(62分クラシー)、ワイナルドゥム、スナイデル
FW:
ロッベン、ファン・ペルシー(96分フンテラール
アルゼンチン
GK:
ロメロ
DF:
サバレタ、デミチェリス、ガライ、ロホ
MF:
ビリア、マスチェラーノ、E・ペレス(81分パラシオ)、メッシ、ラベッシ(100分マクシ・ロドリゲス)
FW:
イグアイン(82分アグエロ)

W杯ブラジル大会日程

3位決定戦:

13日()

日本時間05:00〜
ブラジルvsオランダ
(ブラジリア国立競技場)

決勝:

14日(月)

日本時間04:00〜
ドイツvsアルゼンチン
(マラカナン・スタジアム)

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2014年W杯ブラジル大会・出場登録メンバー
(全32チーム全736名)


 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会第23日は9日、サンパウロで準決勝の残り1試合が行われ、アルゼンチンがオランダに対し0―0で突入したPK戦を4―2で制し、1990年イタリア大会以来24年ぶりに決勝へ進んだ。13日(日本時間14日)の決勝でドイツと対戦する。
 アルゼンチンは延長まで戦い終えて得点できなかったが、PK戦では4人全員が正確に決めた。12日(同13日)の3位決定戦はブラジルvsオランダの顔合わせとなった。
 なお、レアル・マドリード(スペイン)で活躍し、7日に88歳で死去したアルゼンチン出身の伝説的な名選手、ディステファノ氏を追悼し、試合前に両チームの選手が黙とうを捧げた。メッシらアルゼンチンのイレブンは喪章を付けてプレーした。

【アルゼンチンは4人が確実に決める】
 アルゼンチンのGKロメロが2度の好セーブを披露し、PK戦の勝利に貢献した。後蹴りでメッシ、アグエロらが確実に決め、4人目のロドリゲスはGKに触られながらもねじ込んで試合を決めた。
 延長までの戦いは、両チームとも無得点に終わった。互いに攻撃の厚みがなく、ミスも多かった。オランダはロッベン、アルゼンチンはメッシがドリブル突破からラストパスの受け手を探したが行き詰まった。
 攻めへの人数をかけない分、守備は双方とも堅く終始した。オランダはフラール、アルゼンチンはマスチェラーノが再三の好守を見せて危機を未然に防いだ。

【メッシ沈黙も悲願王手】
 メッシはオランダの厳しいマークに抑えられたが、何よりも大事な決勝進出という結果を手に入れ、「このチームの一員であることを誇りに思う。決勝だ。もうひと息。ただ、今はこの充実感に浸りたい」と喜びを爆発させた。
 この試合でも気温15度と涼しい気候にも関わらず、運動量は上がらなかった。前半15分に好位置からFKを狙ったが、やや低い弾道のシュートはGKにキャッチされた。同38分には右タッチライン際での相手のファウルに、苦悶の表情で倒れ込んだ。
 後半、延長でも好機に絡む場面は少なかった。0―0で迎えた今大会初めてのPK戦。先蹴りの相手の1人目が失敗した後、冷静にGKの逆を突いて左へ流し込んだ。サベジャ監督が「ロッベンやネイマールも素晴らしいが、メッシが一番だ」と信頼する大黒柱が重圧のかかる役割を務め上げ、勝利への流れをつくった。
 アルゼンチンはドイツ(当時は西ドイツ)を破って世界一となった1986年メキシコ大会以来の優勝にあと1勝とした。メキシコ大会では母国の英雄マラドーナが圧倒的な輝きを放って、栄冠に導いた。28年の時が流れ、同じキャプテンマークと背番号10をつけるエースが、自身3度目のW杯で決勝にたどり着いた。
 相手はくしくも1986年と同じドイツ。「代表では活躍できない」と言われ続けたメッシにとって、英雄に並ぶ舞台が整った。

【ファンハール監督は無念】
 決勝進出を懸けた雌雄を決するPK戦で、アルゼンチンのゴールマウスに頼もしい男が立ちはだかった。鋭い反応で4本中2本を止めたGKロメロは「自信を持っていたし、全てがうまくいった」と興奮冷めやらぬ様子だった。
 オランダの1人目のフラールのキックを左に跳んで弾き、流れを呼び込んだ。3人目のスナイデルの場面では、右に目一杯体を伸ばしてストップ。6万人を超える観衆に自らの存在を誇示するかのように、力強くほえて胸を叩いた。
 27歳の長身192センチは昨季夏にフランスリーグ1(1部)のモナコに加入。活躍を期待されたが、ポジション争いに敗れ、リーグ戦出場はわずか3試合で不本意なシーズンに終わった。しかし、代表では前回の南アフリカ大会に続いて正GKを務め、今大会では準々決勝まで5試合全て1点差の勝利に貢献。厳しい局面を支え続け、初のPK戦でスポットライトを浴びた。
 2007年に加入したオランダエールディビジのAZでは、当時監督だったファン・ハール監督のもと正GKとして活躍。2008年には28年シーズンぶり2度目の優勝を達成し、栄冠の喜びを分かち合った。
 皮肉にも教え子のPKセーブで、決勝進出を逃したファン・ハール監督は「当時、(ロメロを)欧州に連れてきたのは我々(AZ)だった」と悔やんだ。逆に堂々の「マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)」に選ばれたひげ面の守護神は「とても幸せだ」と悦に入った。

【ファン・ペルシーは不発】
 オランダは2010年W杯南アフリカ大会に続く、2大会連続の決勝進出はならなかった。
 エースFWファン・ペルシーは試合前日、腹痛で別メニュー調整になるなど体調が万全ではなかった。この試合でも持ち前のゴール前での迫力は欠き、シュートを1本も打てず、延長前半途中にFWフンテラールと交代した。
 大会前下馬評が低い中、守備的な戦術がハマッたオランダ。初戦のスペイン戦で、5―1の大勝とその後の快進撃の始まりとなったヘディングシュートを決めたのはファン・ペルシーだった。第2戦オーストラリア戦でもゴールを決めたが、決勝トーナメント進出後は厳しいマークに苦しみ無得点。
 準々決勝コスタリカ戦、PK戦では自身が1番手で決めたが、今回は最初のDFフラールが失敗。ベンチから見守る表情には、もどかしさが見られた。前回大会では目の前で栄冠に届かず、自身も1得点と納得のいかないものだったが、今回は3得点も決勝への道が閉ざされ、31歳の大会が終わった。

【W杯決勝、警備要員は2倍に】
 ブラジルメディアは9日、リオデジャネイロで13日(日本時間14日)に行われるサッカーW杯決勝で、警備要員がこれまでの試合の2倍に当たる1万1千人規模になると伝えた。
 決勝戦の舞台となるマラカナン・スタジアムではブラジルのルセフ大統領と、次回W杯開催国ロシアのプーチン大統領、決勝を戦うドイツのメルケル首相らが観戦予定。空港警備や代表選手警護もこれまで以上に強化される。
 対戦相手のアルゼンチンからも熱狂的なサポーターが多数入国するとみられ、厳戒態勢が敷かれる。
 一方、地元ブラジルは12日(同13日)のオランダとの3位決定戦に進む。

【独メルケル首相がW杯決勝観戦】
 ドイツ・サッカー連盟は9日、同国代表が進出を決めたワールドカップ(W杯)ブラジル大会決勝(13日)観戦のため、メルケル首相らが試合会場のリオデジャネイロを訪問すると発表した。
 熱心なサッカー・ファンで知られる首相は過去に、W杯や欧州選手権などで現地に応援に駆け付けた。今大会でも初戦となった6月のポルトガル戦を観戦した。

【ブラジル代表監督が釈明】
 サッカーのW杯ブラジル大会準決勝でドイツに1―7で大敗し、開催国優勝の望みを絶たれたブラジル代表のスコラリ監督が9日、リオデジャネイロ近郊の練習拠点で記者会見し「歴史に残る大敗だが、W杯の準決勝進出は2002年大会以来。過程が全て悪かったのではなく、負け方が悪かっただけだ」と釈明した。
 会見は30分の予定だったが、質問が殺到して50分に及んだ。大敗の責任を問う声や、7失点を喫した理由の説明を求める質問が相次いだ。スコラリ監督は「十分に準備して、優勝を目指してきた。悪いことが全て起こった。期待を裏切って悲しい」と謝罪した。

【惨敗セレソンを断罪】
 歴史的大敗をブラジルメディアは「ミネイランの惨劇(ミネイラッソ)」と表現した。「マラカナンの悲劇(マラカナッソ)」にちなんだものだが、スポーツ紙ランセは「マラカナッソなどもう何でもない。過去の話だ」と64年前を上回る同国史上最大の汚点と指摘。
 フォーリャ・ジ・サンパウロ紙などは1面が追悼記事のように白黒で“ブラジルは死んだ”と言わんばかり。各紙とも「歴史的な恥」「恥、悲惨、屈辱」など糾弾する見出しが並び、エスタド・ジ・サンパウロ紙は「選手に泣く資格はない。泣きたいのはこっちのほうだ」との記事を掲載した。
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決勝進出
W杯ブラジル大会準決勝結果

ブラジル1―7ドイツ
(ミネイラン・スタジアム/58141人)
≪得点者≫
ブラジル:オスカル90
ドイツ:ミュラー11、クローゼ23、クロース25、26、ケディラ29、シュールレ68、79
≪出場メンバー≫
ブラジル
GK:
ジュリオ・セーザル
DF:
マイコン、ダビド・ルイス、ダンテ、マルセロ
MF:
ルイス・グスタボ、フェルナンジーニョ(46分パウリーニョ)、オスカル
FW:
ベルナルジ、フレッジ(70分ヴィリアン)、フッキ(46分ラミレス)
ドイツ
GK:
ノイアー
DF:
ヘベデス、フンメルス(46分メルテザッカー)、ボアテング、ラーム
MF:
シュバインシュタイガー、ケディラ(76分ドラックスラー)、クロース、エジル、ミュラー
FW:
クローゼ(58分シュールレ)

W杯ブラジル大会準決勝日程

10日(木)

日本時間05:00〜
オランダvsアルゼンチン
(サンパウロ・アリーナ)

W杯ブラジル大会日程

3位決定戦:

13日()

日本時間05:00〜
ブラジルvsオランダアルゼンチンの敗者
(ブラジリア国立競技場)

決勝:

14日(月)

日本時間04:00〜
ドイツvsオランダアルゼンチンの勝者
(マラカナン・スタジアム)

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2014年W杯ブラジル大会・出場登録メンバー
(全32チーム全736名)


 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会は8日、ベロオリゾンテのミネイラン・スタジアムで準決勝が行われ、西ドイツ時代を含めて4度目の王座を目指すドイツが7―1で開催国ブラジルに歴史的な大勝を果たし、3大会ぶりの決勝に進んだ。ブラジルは前回自国開催した1950年大会に続いて優勝を逃し、3位決定戦に回った。
 前半11分にCKからミュラーが先制したドイツは、23分にはクローゼが歴代単独最多となるW杯通算16点目のゴールを挙げるなど、5―0で前半を折り返した。後半も途中出場のシュールレが2得点し、圧倒した。

【ドイツ、前半に一挙5得点】
 圧倒的な攻撃力を示したドイツが前半に5得点で勝負を決定付けた。立ち上がりは守勢だったが、11分に右CKをミュラーが右足で合わせて先制点を奪うと、23分にはミュラーとクロースの連係で崩し、最後はクローゼが押し込んで追加点。一気に畳み掛け、29分までにクロースが2点、ケディラが1点を挙げてリードを広げた。
 ブラジルは要のDFチアゴ・シウバを欠き、最初のセットプレーで失点。守備のマークや連係にミスが多く、失点を重ねた。後半のパウリーニョらのシュートはノイアーの好守に阻まれ、さらにシュールレに2点を奪われて大敗。終了間際にやっと1点を返した。

【レーブ監督は決勝にも自信】
 圧倒的な攻撃力でブラジルに完勝したドイツは、W杯史上初めて準決勝で7得点を記録した。7得点は、8―0でサウジアラビアを粉砕した2002年大会以来の大量点。
 3大会ぶりの決勝進出を決めたレーブ監督は「自分がドイツ代表に関わって以来、最高の試合だった。熱情的に向かってくる相手を冷静にいなせた。集中力が高かった」と満足そうな表情を浮かべた。
 また、ブラジルについては「プレッシャーが大きかったようだ。点を取られた後ショックを受けていたようだった。予想していなかったんだろう。どうしていいのかわからないようだった」と説明した。
 決勝はアルゼンチンとオランダの勝者との戦いとなるが、「今日の我々のゴールラッシュが、相手にプレッシャーを与えることができたと思う」と、1990年以来4度目の優勝に自信を見せていた。

【クローゼ“因縁”ブラジル戦で金字塔】
 ドイツのFWクローゼが前半23分にチーム2点目となるゴールを決め、W杯通算ゴール数を歴代最多の16とした。
 1点リードの前半23分、ミュラーが右サイドからペナルティーエリア内に切れ込み、クロースのパスをワンタッチでクローゼへ。これをクローゼが右足でシュート、1度はGKジュリオ・セーザルに弾かれたものの、こぼれ球を再び右足で蹴り込んだ。このゴールで一気に勢いづいたドイツは前半だけで大量5得点。36歳のベテランは後半13分に“お役御免”となったが、大一番で存在感を発揮した。
 ドイツ18回、ブラジル20回の出場を誇るW杯常連同士だが、過去の対戦は2002年の日韓大会決勝の1度だけ。その時はドイツが0―2で敗れている。その試合にも出場し、当時の悔しさを知るクローゼが“借り”をキッチリ返した。
 さらに因縁の相手との試合でロナウド(ブラジル)と並んでいたW杯通算得点で単独最多という金字塔を打ち立てたクローゼは「まだ、そんなに実感はない」と冷静に振り返り、「今日は本当にいい入り方ができた。ベンチも含め全員が協力して練習通りのことができた」とチームの勝利を喜んでいた。

【ミュラー、先制弾から爆発】
 ドイツの自慢の“爆撃機”ミュラーが開催国ブラジルを撃沈した。前半11分、この試合チーム最初のコーナーキックだった。右サイドからのCKに対し、ファーサイドでフリーになっていたミュラーが右足でダイレクトボレー。ボールはゴール右に突き刺さった。
 さらに同23分にはクローズがW杯歴代最多となる通算16点目のゴールをアシスト。これで火がついた攻撃陣はクロースが24分、26分と立て続けに得点し、29分にはケディラもゴールを決めて前半だけで5得点。後半にはシュールレの2得点でブラジルを突き放した。
 7―1の歴史的大勝。W杯通算10点目、今大会5点目でハメス・ロドリゲス(コロンビア)に1点差に迫り、2大会連続の得点王も射程に入れたミュラーは「何と言えばいいか難しい。でも、こんな結果は予想していなかった。もし展開が違っていたら結果も違っていただろう。ブラジルに対し、我々は速いスピードで対抗できた。チーム一丸となってハードに仕事をして相手を圧倒できたことがこの結果につながった」と興奮気味にまくしたてた。
 W杯では過去唯一の対戦だった2002年日韓大会の決勝で敗れたブラジルに雪辱し、2大会連続で阻まれた準決勝の“壁”も突破。「次も絶対に勝ちたい。サッカーはその時々によって違うが、我々は我々のスピリットを貫き通すだけだ」。目指すは西ドイツとして出場した1990年以来、6大会24年ぶりの頂点だ。

【クロース「最高の内容だった」】
 2ゴールを挙げ、「マン・オブ・ザ・マッチ」に選ばれたドイツのクロースは「自分が代表に選ばれるようになってから最高の内容だった」と会心の勝利を喜んだ。
 前半24分に右クロスを左足で豪快に蹴り込んでチームに3点目をもたらすと、2分後にも敵陣でボールを奪い、ケディラとパス交換して4点目を奪った。大活躍にも「優勝するためにここにいる。勝ってうれしいけど、まだあと1試合残っている」と、頂点を見据えて慢心はなかった。

【ドイツの7得点はW杯準決勝史上最多】
 圧倒的な攻撃力でブラジルに完勝したドイツは、W杯史上初めて準決勝で7得点を記録した。
 これまでのW杯準決勝での最多は6得点。第1回の1930年ウルグアイ大会でアルゼンチンが6―1でアメリカに、ウルグアイが6―1でユーゴスラビアにそれぞれ勝利。1954年スイス大会では西ドイツ(当時)がオーストリアを6―1で下した。6点差での決着も準決勝では初となった。
 グループリーグの上位4カ国による「決勝リーグ」で優勝が決まった1950年ブラジル大会では、開催国ブラジルがスウェーデンに7―1で勝利したこともある。

【スコラリ監督「人生で最悪の日」】
 開催国ブラジルが準決勝でドイツに大敗、悲願の地元優勝どころか、ブラジル代表としてはW杯最多となる7失点の屈辱を味う、歴史的敗戦となった。
 スコラリ監督は試合後「人生で最悪の日だ」と語り、「ブラジルの国民とファンに言いたいことは、自分達はできることをして、最善と思われることをした、ということだ。我々は素晴らしい技術を持ったチームに敗れた」としながらも「ブラジル代表の歴史でも最悪の負けだろう。戦術を決めたのは私だ。責任は私にある。決勝に行けなくて、ブラジル国民に申し訳なく思う」と謝罪した。
 脊椎骨折で無念の離脱となったネイマールのため、全員が「フォルサ・ネイマール(ネイマール、頑張れ)」と書かれた帽子をかぶって試合会場入りし、背番号10のユニホームを携えてピッチに整列した。しかし、エースを欠いて攻撃も守備もばらばらになってしまい、前半11分に先制点を許すと29分までに5失点。スコラリ監督も「1点目で問題が起きた。手の打ちようがなく、あれで試合は終わった」と語った。
 だが、まだ3位決定戦が残っていることもあり「決勝には行けなかったが、3位決定戦に勝って、3位になれるようにしたい」と何とか前を向いていた。

【ダンテ、崩壊止められず】
 ブラジルのDFダンテが出場停止のチアゴ・シウバに代わってW杯に初出場したが、守備崩壊は止められなかった。「優勝という目標があったが、果たせなかった。準備はいつも通りだった。本当に残念」と辛い一戦を振り返った。
 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に所属しており、相手の強さは誰よりも知っている。それだけに「みんな落ち着きを失ってしまった。ドイツ相手にそんなことが起こってしまったら厳しい」と現実を受け止めた。

【ブラジルが歴史的な敗戦】
 ブラジルの有力紙グロボ(電子版)は、ドイツに1―7で敗れた準決勝を歴史的な敗戦と報じた。同紙によると、6点差をつけられての大敗は1920年の南米選手権でウルグアイに喫した0―6に並んで過去最悪となった。
 ブラジル代表が7失点したのは、1934年にユーゴスラビアに4―8で敗れて以来2度目で、ホームでは初めて。0―1の前半23分から同29分までにドイツに4点を奪われたが、6分間で4ゴールを許したのも同国代表の歴史では例がないという。
 W杯では1938年フランス大会の1回戦のポーランド戦での5失点(結果は6―5で勝利)を上回り、ブラジル代表としてはW杯ワーストとなる7失点。
 王様ペレが負傷離脱した1962年のチリ大会では、代役がペレの穴を埋めて連覇を果たしたが、52年前の再現はならず。初の自国開催だった1950年大会の決勝でウルグアイに逆転負けした64年前の「マラカナンの悲劇」の記憶を、同じ舞台で歓喜に変えるという夢も消滅した。

【サッカー王国に再び「悲劇」】
 「王国」に再び悲劇が訪れた。サッカーのワールドカップ(W杯)準決勝で、地元ブラジルはドイツに屈辱的な大敗。ベロオリゾンテの試合会場、ミネイラン・スタジアムを沈黙と怒りに満ちた雰囲気が包み、子供達は顔をくしゃくしゃにして涙を流した。地元メディアはこぞって「ブラジルサッカー史上で最悪の瞬間だ」と切り捨てた。
 サッカー大国には、過去5度のW杯制覇でも消せない歴史がある。前回の自国開催だった1950年大会で優勝を逃し、国民に深い衝撃を与えた「マラカナンの悲劇」。初めての地元優勝は、苦い記憶を消し去りたい国民の悲願でもあった。
 しかし、決勝進出が懸かる試合で、見せ場すらなくまさかの7失点。約5万8000人収容のミネイラン・スタジアムをカナリア色に染めたブラジルサポーターは沈黙し、やがて選手に怒りのブーイングを浴びせた。ゴール裏の一角を占めたドイツサポーターの大歓声だけが観客席にこだまし、地元メディアの記者は「ミネイランの悲劇だ」と天を仰いだ。
 多くの国民が望む学校や病院の改善を放置したまま、巨額の資金を投じて開催する今大会には、批判も大きかった。「生活に不満を抱える人々に優勝をプレゼントしたかった」(ダビド・ルイス)とのセレソンの願いは叶わなかった。
 世界が熱狂するW杯の開幕以降、政府への抗議デモは鳴りを潜めている。タクシー運転手のエジソン・コスタさん(34)は「サッカーに対するオレ達の敬意の表れだ」と語った。地元紙エスタド・ジ・サンパウロ(電子版)は試合後、「選手達には涙を流す資格すらない。泣きたいのはこっちの方だ」との記事を掲載し、国民の声を代弁した。

【ブラジル大統領もツイッターで「非常に残念」】
 サッカーのワールドカップ(W杯)準決勝での惨敗を受け、ブラジルのルセフ大統領は8日、短文投稿サイトのツイッターで「ファンにとっても選手にとっても非常に残念」と述べた上で「へこまないようにしよう」と国民に呼び掛けた。
 ルセフ氏は10月の大統領選で再選を目指しているが、下降していた支持率がW杯開幕後、回復していただけに影響を指摘する声もある。
 ルセフ氏は13日に、ロシアのプーチン大統領らとともにリオデジャネイロのマラカナン・スタジアムで決勝戦を観戦する予定。

【歴史的大敗にサポーター同士が衝突】
 サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会準決勝で8日、ドイツに歴史的な大敗を喫したブラジル。悲願の開催国優勝を逃し、国全体が落胆ムードに包まれた。まさかの展開にサポーター同士の衝突も起き、デモ再燃を懸念する声も上がった。
 試合会場の南東部ベロオリゾンテのスタジアムはブラジルのサポーターが9割超を占め、負傷のエースFWネイマール選手を欠く布陣に対し声援を繰り返し、スタンドはカナリア色に染まった。
 だが、ブラジルが立て続けに失点すると、サポーター達は頭を抱え呆然。号泣する少年の姿もあり、応援の声はピタリと止まった。敗色濃厚で前半途中から帰途に就く人も。後半は1割に満たないドイツのサポーターの声援がスタンドを包んだ。試合終了後には肩を落とすブラジル代表選手に罵声を浴びせるブラジル人が目立った。
 リオデジャネイロや北東部レシフェのパブリックビューイング(PV)会場ではサポーター同士が衝突、観戦者が逃げ出し、治安部隊が催涙弾で鎮圧する騒ぎも。
 スタジアムで観戦していたブラジル人女性、エリカ・モデストさん(32)は「これほど屈辱的な負けは誰も予想していなかった」と言葉を失った。ブラジルの勝ち上がりとともにW杯に反対するデモは沈静化していたが、地元報道によると、サンパウロでは、怒って国旗を焼く人々も。ブラジル人記者は「敗戦の怒りで、デモが再び起きる可能性もある」と指摘した。

【ブラジル大敗の要因はミック・ジャガー?】
 サッカー・ワールドカップ(W杯)準決勝で開催国ブラジルがドイツに歴史的大敗を喫した南東部ベロオリゾンテのミネイラン競技場で8日、英ロックスターのミック・ジャガーが観戦していたと地元メディアが9日、伝えた。ブラジルを応援していたとされ「疫病神の伝説は本当だった」と大げさに報じている。
 前回W杯でジャガーが応援したチームはことごとく敗れ、ブラジルのサポーターからは「頼むからブラジルを応援しないで」との声もあった。競技場には「行け、ドイツ」と吹き出しを付けたジャガーの写真パネルが登場。しかし、本物の威力には叶わなかった。
 ジャガーは、ブラジル人女性との間に生まれた息子とVIP席でブラジルを応援していたとされる。

【オランダ主将が別メニュー】
 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会で9日午後5時(日本時間10日午前5時)からサンパウロで行われる準決勝でアルゼンチンと対戦するオランダが8日、最終調整と公式記者会見に臨んだ。
 前回準優勝のオランダはサンパウロ市内で冒頭15分以外を非公開で調整。主将のファン・ペルシーが腹痛のため別メニューとなったが、股関節を痛めていたデ・ヨングは全体練習に参加した。練習後に試合会場へ移動し、記者会見したファン・ハール監督は「腸に問題がある。練習すれば悪くなるだけなので、参加させない方がいいと思った」と明らかにした。起用についてファン・ハール監督は「私は原則として主将は必ず使う」としながらも、「試合まで24時間以上あるので、当日の様子を見てから」と、選手起用に関して慎重に話した。
 メッシに関しては、「メッシは素晴らしい選手だが、我々はアルゼンチンと対戦するのであって、個人と戦うわけではない。互角の試合になると思うので運も必要になる」と話した。

【サベジャ監督「メッシこそがナンバーワン」】
 W杯ブラジル大会準決勝は9日(日本時間10日午前5時)にサンパウロで行われ、アルゼンチンとオランダが決勝進出を懸けて対戦する。
 アルゼンチンは1990年のイタリア大会以来となる決勝進出を狙うが、アレハンドロ・サベジャ監督は「あれから24年経った今、アルゼンチンは世界の4強だ。今大会、我々はこれまで勝ち続けてきたが、もっと勝ちたいね」と1986年メキシコ大会以来となる3度目の世界一へ向けて意気込みを見せた。
 普段は物静かであまり多くを語らない指揮官だが、今大会でアルゼンチンが挙げた8得点のうち4得点を記録しているFWリオネル・メッシについて「オランダにとって重要な選手であるロッベンは素晴らしいし、ブラジルのネイマールも同様に素晴らしい。でも、メッシこそが間違いなくナンバーワンだ」と絶賛。
 さらに、ドイツに1―7と歴史的大敗を喫したブラジルについては「尋常でないことが起こった。しかし、サッカーではあのように我々が予測できないようなことが起こりうるのだ」と気を引き締めていた。

【ディ・マリアの代役はペレス?】
 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会で9日午後5時(日本時間10日午前5時)からサンパウロで行われる準決勝で対戦するオランダとアルゼンチンが8日、それぞれ最終調整し、公式記者会見に臨んだ。
 1990年イタリア大会以来の決勝進出を目指すアルゼンチンは試合会場で体を動かした。公開された冒頭の15分間はリラックスした雰囲気で、大黒柱のメッシや負傷明けのアグエロらがパス回しをした。右太ももを痛めている主力のディ・マリアは欠場の見通し。サベラ監督は代役候補にペレスの名前を挙げ「状況に対応しないといけない」と話した。
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退任
 ブラジルの有力紙フォリャ・ジ・サンパウロ(電子版)は本日9日、サッカーのブラジル代表を率いるルイス・フェリペ・スコラリ監督(65)がワールドカップ(W杯)ブラジル大会終了後に退任すると報じた。近く同国サッカー連盟が発表するという。後任は2012年、コリンチャンス(ブラジル)を率いてトヨタ・クラブ・ワールドカップ(W杯)を制したチチ氏(53)が有力だという。
 2002年のW杯日韓大会で母国を5度目の優勝に導いたスコラリ監督は2012年に復帰。昨年のコンフェデレーションズカップは制したが、W杯ブラジル大会はドイツとの準決勝で1―7と大敗し、3位決定戦に回った。
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記者会見
 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会の日本代表FWで、スイススーパーリーグのバーゼル移籍が決まった柿谷曜一朗(24)が本日9日、大阪市内のホテルで記者会見した。愛着のあるC大阪を離れることに声を震わせたストライカーは新たな挑戦に「厳しい環境になると思うが、今まで通りサッカーを楽しみたい。成功するイメージしかない」と自信を示した。
 濃いグレーのスーツ姿で臨んだ。日本がグループリーグで敗退したW杯では2試合に途中出場しただけで「もっとチームに貢献できたし、中心選手として出たいと思った」と、苦い経験が移籍を決断する要因になったと説明した。

【柿谷曜一朗Q&A】
 バーゼルへの移籍を発表したサッカー日本代表FWの柿谷曜一朗(24)=C大阪=が本日9日、大阪市内で記者会見し、移籍に対する抱負を語った。会見の主な一問一答は次の通り。

 あいさつを!

「移籍が決まったが、16日までセレッソ大阪の選手として2試合残っている。チームの一員として2試合を乗り切ろうと思っている。残り2試合でセレッソ大阪の柿谷曜一朗を応援してほしい」

 移籍に至った決意と理由は?

「理由はたくさんあるが、W杯を経験して、日本の力を世界に示せずに悔しかった。個人的にももっと準備できた、貢献できたと思う。ベンチから見ている時間が多かった。中心選手として試合に出たいという気持ちが大きくなった」

「(涙ぐみながら)たくさんの人に相談して、自分からセレッソ大阪のユニホームを脱ぐのは難しい決断だが、決まった以上は後悔していない。一生懸命やるだけ」

 セレッソを離れることについては?

「サポーターの前で15日にしっかり話したい。もう少し考える時間がほしい」

 迷った?

「迷うというよりは、セレッソを離れるべきなのかを考えた」

 山口蛍選手とはどんな話をした?

「あいつに関しては、仲が良いというよりは、あいつもそういう夢を持っていていずれそういう舞台に飛び込んでいくと思う。これで、『曜一朗君には頼らへん。自分でやっていく』と言っていた」

 バーゼルの印象は?

「常にチャンピオンズリーグで、上の方には行っていないが、グループリーグで強豪を倒している。スイス5連覇中で魅力あると思っており、そこのチームの一員になれるのは光栄」

 目標は?

「早く言葉を覚えて、全選手とコミュニケーションを取りたい。その中でプレーは変わっていく。早くコミュニケーション取れるようにしたい」

 言葉は英語?

「はい、早く覚えたい」

 スイスリーグのその先に見えている目標は?

「まだそこまでは見えていないが、クラブ側からもステップアップしてほしい、そのためにバーゼルで活躍してもらいたい、と言われている。移籍するために試合に挑むのは失礼。6連覇に向けてチームのためにプレーしたい」

 スイス生活で心配なことは?

「たくさんあって、最初はしんどい。そういうのは誰でもできる経験じゃない。心配と言うより楽しみでいっぱい。何するにもうまく伝えられないかもしれないが、サッカーをやりに行くのは変わらない。100%サッカーをやれる環境を自分なりにつくっていきたい」

 セレッソ大阪での一番の思い出は?

「一番はいっぱいある。2012年に徳島から帰ってきて、このチームで8番を付けてプレーできていた時が一番幸せかなと思う」

 サポーターには?

「(再び涙ぐんで)セレッソで、タイトル取ってから行くと言っていた。そこは凄い申し訳ないという気持ちがあります」

 最後に?

「厳しい環境になると思うが、今まで通りサッカーを楽しんで今後の自分につなげていけるように頑張る」
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獲得
 クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチ(28)がスペインリーガエスパニョーラのアトレティコ・マドリードに移籍することが本日9日、明らかになった。所属先のバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)の関係者が明らかにした。28歳のマンジュキッチを獲得するため、A・マドリードは2200万ユーロ(約30億円)の移籍金を払ったとスペインのメディアは報じている。4年契約。
 当初はレアル・マドリード(スペイン)やチェルシー(イングランド)が新天地になると見られていたマンジュキッチだが、ここ2、3日で状況が急転した。
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獲得
 イングランドプレミアリーグのマンチェスター・シティーは8日、元アルゼンチン代表GKウィリー・カバジェロ(32)を3年契約で獲得したことを発表した。同選手は昨季限りでマラガ(スペイン)と契約満了となっているため自由移籍となり、移籍金は発生しない。
 カバジェロはクラブの公式HP上で「新たな場所での新たな挑戦だ」と述べ、GKジョー・ハートと「正GKの座を争うつもりだ」と、定位置確保に意気込みを示した。カバジェロはマラガ時代に、現在マンCで指揮を執るマヌエル・ペジェグリーニ監督の指導を受けており、「キャリアで最も美しい時間」と当時を振り返っている。
 マンCの今夏の選手補強は、ブラジル人MFフェルナンド、フランス代表DFバカリ・サニャに続いて、カバジェロが3人目となった。
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メンバー入り
 イングランドプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは8日、今夏に米国で行われるツアーの参加選手を発表した。日本代表FW香川真司、FWルーニー、MFマタ、GKデ・ヘアに加え、サウサンプトンから獲得した18歳のイングランド代表のDFショー、アスレティック・ビルバオから獲得したMFエレーラの新加入2人も参加予定。W杯で勝ち上がった選手など、残りの選手については後日発表される。今ツアーでは23日に行われるLAギャラクシー戦が初戦となるが、ここで現在オランダ代表監督としてW杯ブラジル大会に参加しているファン・ハール新監督が初指揮を執る。その後、アメリカでインターナショナルチャンピオンズカップに参戦し、26日にはデンバーでローマ戦、29日にワシントでインテル戦、8月2日にはミシガンでレアル・マドリードと対戦。決勝へ進出すれば、8月4日にマイアミで決勝を戦う。

週間MVP
 サッカー女子の米プロリーグNWSLは8日、前週の週間MVPにシアトル・レインのFW川澄奈穂美が選ばれたと発表した。川澄は6日のブレーカーズ戦で2ゴールを決めて、3―2の勝利に貢献した。

逮捕
 J1鳥栖は8日、同クラブのサッカースクールコーチが7月5日に福岡県筑紫野市内において免許取り消し中に飲酒運転で逮捕され、7月8日付けで契約解除したと発表した。当該コーチの名前や年齢、性別、事件の詳細などは明らかにしておらず、クラブは「日ごろからサガン鳥栖にご声援を頂いているファン・サポーターの皆様、ご支援いただいている株主、スポンサー、地元自治体の皆様をはじめとする多くの関係者、そしてサッカースクール生をはじめとする多くのサガン鳥栖ファミリーの皆様に対して、ご迷惑ご心配をおかけし、お騒がせいたしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪。竹原稔社長は監督者責任の不備により3ヶ月の減俸10%となった。クラブは再発防止に向けた今後の対応策として、「地元警察署にご協力を仰ぎ、交通安全講習会を定期的に実施いたします」「クラブ内にコンプライアンス委員会を設置し、交通安全教育をはじめとして法令順守の再徹底と管理を行います」「1カ月以内にコンプライアンスセミナーの開催、ならびに全社員を対象に社会教育の場を設け、再度法令順守の意識徹底を図るとともに、今後は定期的な社会教育の場を設けます」「社員、スタッフ全員の運転免許証の携帯確認を行ない、合わせて免許証の内容を確認いたしました」「営業日報、スクール日報等に運転確認の欄を設けました」「会社車両の運行記録における確認手順をより厳密にいたしました」としている。

期間延長
 J1名古屋は本日、ベルギーのスタンダール・リエージュから期限付き移籍している元日本代表FW永井謙佑(25)の期限付き移籍期間を2015年1月31日まで延長することが決定したと発表した。永井は福岡大から2011年に名古屋入り。2013年1月にスタンダール・リエージュに完全移籍したが、出場機会に恵まれず、同年8月に期限付き移籍で古巣に復帰していた。クラブを通じ、「引き続き名古屋でプレーできることが何より嬉しく思います。残りのシーズンは、サポーターの皆さんのためにもチームが上位にいけるよう貢献したいと思っていますので、今後も温かいご声援よろしくお願いします」とコメントした。

移籍
 J2大分は本日、2014年6月20日に退団を発表していたFW崔正漢=チェ・ジョンハン(25)が韓国KリーグのFCソウルへ完全移籍することが決定したと発表した。クラブを通じ、「Kリーグで一番のビッククラブ、FCソウルに入団する事になりました。活躍出来るよう頑張りますので、応援宜しくお願いします。僕も大分トリニータを常に応援します」とコメントした。

初練習
 J2千葉は本日、千葉市内で関塚隆監督の下での初練習に臨み、実戦形式のメニューなどに取り組んだ。全体練習後の同監督は居残りで約30分、元日本代表の森本貴幸らFW陣に対して熱心にシュートを指導した。2012年ロンドン五輪で日本男子を44年ぶりのベスト4に導いた監督は「選手は意欲的に集中して練習してくれた。焦らず力をつけていきたい」とJ1復帰へ決意に満ちた表情だった。千葉はJ1昇格プレーオフ出場圏内の6位と勝ち点2差の11位。初采配は13日の天皇杯全日本選手権2回戦のJ3長野戦(フクアリ)となる。

レンタル
 J3鳥取は本日、FW谷尾昂也(22)とDF藤牧祥吾(25)が関東リーグ1部のVONDS市原に期限付き移籍することが決まったと発表した。移籍期間はともに2015年1月31日まで。鳥取県出身で、2013年途中までJ1川崎に在籍していた谷尾の通算成績はJ1が0試合0得点、J2が2試合0得点、J3が11試合0得点。三重県出身で、中京大から2012年に当時J2の甲府に入った藤牧の通算成績はJ2が0試合0得点、J3が3試合0得点、JFLが22試合1得点だった。

中間発表
 女子サッカーのなでしこリーグは本日、味の素フィールド西が丘で8月23日に開催する「なでしこリーグオールスター2014」サポーター投票の中間発表を行い、なでしこジャパンの守備の要であるDF岩清水梓(27=日テレ)が現時点での最多得票を獲得した。サポーター投票は、はがき及びインターネットで7月18日まで受け付ける。発表されたのは7月8日午後4時時点での得票上位者で、得票数は発表されていないが、以下の通りとなっている。

【奇数位チーム】
GK:
海堀あゆみ(INAC神戸)
DF:
甲斐潤子(INAC神戸)
三宅史織(INAC神戸)
MF:
宮間あや(岡山湯郷)
澤穂希(INAC神戸)
FW:
高瀬愛実(INAC神戸)
京川舞(INAC神戸)
【偶数位チーム】
GK:
山郷のぞみ(AS埼玉)
DF:
岩清水梓(日テレ)
小原由梨愛(新潟)
MF:
猶本光(浦和)
上尾野辺めぐみ(新潟)
FW:
吉良知夏(浦和)
田中美南(日テレ)

獲得
 イングランドプレミアリーグで、日本代表DF吉田麻也の所属するサウサンプトンは8日、トゥヴェンテ(オランダ)からセルビア代表MFドゥシャン・タディッチ(25)を獲得したと発表した。契約期間は4年。今オフ、昨季主将を務めたMFアダム・ララーナとFWリッキー・ランバートが揃ってリバプール(イングランド)に移籍するなど、主力の放出が相次いでいるおり、タディッチはロナルト・クーマン新監督の下で初めての選手補強となり、ララーナの穴を埋め、中盤から攻撃に創造性をもたらすことが期待される。タディッチはセルビア代表として25キャップを記録しており、昨季のトゥヴェンテでは14ゴールを挙げた。

逮捕
 元ブラジル代表のペレ氏の長男、エジーニョ被告が8日、麻薬密売容疑のため、サンパウロにある自宅で逮捕された。同被告は今年5月に麻薬売買のマネーロンダリング(資金洗浄)に加担したとして、禁錮33年4ヶ月の実刑判決を受けている。エジーニョ被告は1990年代にサントスのGKとして活躍。引退後はコーチなどを務めていたが、2005年にも麻薬密売に関与したとして逮捕されている。
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