日本代表はネイマールに全4得点を決められてブラジルに惨敗!!NEW!
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本日の超最新情報
2014年10月14日(火)

INDEX

惨敗
国際親善試合
日本代表0―4ブラジル代表

日本は本田圭佑、長友佑都ら主力を先発から外し、代表初選出の田口泰士、小林悠らが先発するも4失点の惨敗!全4得点を叩き出したネイマールは代表58試合で40得点とし、ペレ(77得点)、ロナウド(62得点)、ロマーリオ(55得点)、ジーコ(48得点)に次いで代表得点数歴代5位に浮上!

出発
10日のジャマイカ戦(新潟)で脳震盪を起こして代表を離脱したドルトムントの日本代表MF香川真司(25)が静養を終え、成田空港からドイツに向けて出発!

3連勝
ユーロ2016(欧州選手権)予選第3戦
グループA:
アイスランド2―0オランダ
ラトビア1―1トルコ
カザフスタン2―4チェコ
グループB:
ボスニア・ヘルツェゴビナ1―1ベルギー
ウェールズ2―1キプロス
アンドラ1―4イスラエル
グループH:
マルタ0―1イタリア
ノルウェー2―1ブルガリア
クロアチア6―0アゼルバイジャン

グループAではW杯3位のオランダがアイスランドに史上初めて敗れる波乱!同グループはアイスランドとチェコが開幕3連勝とし、1勝2敗のオランダは予選突破に黄信号!グループBではベイル擁するウェールズが競り勝ち、2勝1分けで首位浮上!

2ゴール
国際親善試合
オマーン0―3ウルグアイ
モロッコ3―0ケニア
ヨルダン1―1クウェート

W杯で噛みつき事件を起こし、代表戦9試合出場停止などの処分を受けたウルグアイ代表FWスアレスがW杯以来の初ゴールを含む2ゴールの活躍!

本日の超サカFLASH
U-19アジア選手権に出場しているU-19日本代表のMF松本昌也(大分)と奥川雅也(京都ユース)がケガのため離脱ほか


本文

惨敗
国際親善試合結果

日本代表0―4ブラジル代表

会場:シンガポール・ナショナルスタジアム(シンガポール)
観衆:51,577人
主審:アーマド・アカシャ(シンガポール)
天気:屋内
風:無
気温:27.5℃
湿度:81%
ピッチ表面:乾燥
ピッチ状態:荒芝

≪得点者≫
ブラジル代表:ネイマール18、48、77、81

≪出場メンバー≫
日本代表
GK:
1.川島永嗣(スタンダール・リエージュ)(cap)
DF:
3.酒井高徳(シュトゥットガルト)
16.塩谷司(広島)
6.森重真人(FC東京)
21.太田宏介(FC東京)
MF:
22.田口泰士(名古屋)
7.柴崎岳(鹿島)
(84分15.鈴木大輔())
17.森岡亮太(神戸)
(46分4.本田圭佑(ミラン))
FW:
19.小林悠(川崎)
(52分14.武藤嘉紀(FC東京))
9.岡崎慎司(マインツ)
(78分11.柿谷曜一朗(バーゼル))
8.田中順也(スポルティング・リスボン)
(70分13.細貝萌(ヘルタ・ベルリン))
ベンチ:
GK:
12.西川周作(浦和)
23.権田修一(FC東京)
DF:
2.水本裕貴(広島)
5.長友佑都(インテル)
20.西大伍(鹿島)
FW:
18.ハーフナー・マイク(コルドバ)

フォーメーション
(4-1-2-3)

8   9   19
  17  7
   22
21  6  16  3
    1

ブラジル代表
GK:
1.ジェフェルソン(ボタフォゴ)
DF:
2.ダニーロ(ポルト)
(46分16.マリオ・フェルナンデス(CSKAモスクワ))
14.ジウ(コリンチャンス)
3.ミランダ(アトレティコ・マドリード)
6.フィリペ・ルイス(チェルシー)
MF:
19.ウィリアン(チェルシー)
(46分18.エベルトン・リベイロ(クルゼイロ))
22.エリアス(コリンチャンス)
(76分20.カカ(サンパウロ))
17.ルイス・グスタボ(ボルフスブルク)
(73分8.ソウザ(サンパウロ))
11.オスカル(チェルシー)
(46分21.フェリペ・コウチーニョ(リバプール))
FW:
9.ジエゴ・タルデッリ(アトレチコ・ミネイロ)
(65分7.ロビーニョ(サントス))
10.ネイマール(バルセロナ)(cap)
ベンチ:
GK:
12.ラファエウ・カブラウ(ナポリ)
23.マルセロ・グロヘ(グレミオ)
DF:
15.ドド(インテル)
13.フアン・ジェズス(インテル)
MF:
5.ロムロ (スパルタク・モスクワア)

フォーメーション
(4-2-2-2)

  10  9
11      19
  17  22
6  3  17  2
    1

≪各種データ≫
日本ブラジル
ボール支配率:
38%:62%
シュート数:
9:14
直接FK数:
10:9
間接FK数:
3:1
CK数:
7:3
GK数:
7:10
PK数:
0:0

 サッカーの国際親善試合、日本vsブラジルは14日、シンガポールで行われ、日本はネイマールに全得点を決められ0―4で完敗した。ワールドカップ(W杯)ブラジル大会後に就任したアギーレ監督の下で初の海外試合に敗れ、同監督での通算成績は1勝1分け2敗。
 両チームの国際Aマッチの対戦成績は日本の2分け9敗となった。
 国際サッカー連盟(FIFA)ランキング48位の日本は同6位のブラジルに対し、本田(ミラン)や長友(インテル)が控えに回るなど10日のジャマイカ戦から先発6人を入れ替えた。

川島永嗣(スタンダール・リエージュ)(cap)

「今日のゲームは前後半含めて、この内容と結果というのはある意味、別々に自分達は考えた方がいいと思う。結果は結果として認めないといけないと思うし、どこからそういう失点が起こったのかとか、そういうことを含めてまだまだ新しいチームの中で自分達が突きつめていかないといけないのもある。ただ、内容に関しては前半が特に、自分達もボールを動かして、自分達がゾーンに入ってきたところで厳しく行って、そこから奪って攻撃の形を作ることはできていた。過去の4年間は同じ選手がほとんどやっていたことが多かったけど、こういう形で若い選手、新しい選手がこういうゲームで新しい経験を積むということが今の日本にとって凄くいいことだと思うし、その中で前半見せられたようなプレーをプラスに捉えていけばいいと思う」

森重真人(FC東京)

「相手との力の差を考えた上でのこのやり方だったと思うし、それにチーム全員が徹してやれば、それは大きな力になると思うので、別に今日のやり方が間違っていたわけじゃないし、今日のやり方をすると決めたのであれば全員でそれに集中することが必要だった」

ドリブルで崩されるシーンも多かったが、想定以上だった?

「前半に関してはある程度、自分達の守る部分で言えば、あの失点以外はやれたかなと思うけど、でも守るだけじゃ勝てないなと感じている。かと言って前から奪いにいくのかというと、それは考えないといけないし、相手との力の差を考えながら現実的にサッカーをやらないといけないのかなと今日は感じている」

守ってからどういう攻めを繰り出すイメージだった?

「相手が押し込んできた時は逆にチャンスになると思っていたけど、相手は思ったよりも前からプレスをかけてこなかったし、うまくつなげればゴール前までいけることもあった」

田口泰士(名古屋)

ネイマールにかなりチャンスを作られたが?

「自分の両サイド、自分の前の2枚の背後をうまく突かれたので、アプローチが遅れて、自由に前を向かれてドリブルで仕掛けられるシーンが多かった。でも前半は耐えていたけど、後半は自分達のミスから失点してしまって」

スピードの速いドリブルを目の当たりにした印象は?

「速いというのもあるし、やはり技術がしっかりしているので飛び込めないし、周りを使うプレーもうまいので、一枚も二枚も上を行かれていたかなと思う」

手応えを感じた部分は?

「スカウティングでも、攻撃はいいけど守備ではギャップもあるし、チャンスはあるという話だったし、前半は自分のところからクサビを入れたりできていたので、そういうところはよかったと思うけど、得点につながっていないので」

ブラジルの前線は流動的で捕まえづらかったと思うが、アンカーとして真ん中にいる意識が強かった?

「久しぶりにアンカーをやって、ネイマールが自由にやってドリブルで前に来られていたので、そこにアプローチにいきたかったけど、監督から真ん中にいろという指示があったので、真ん中にいることを意識しながらプレーはしていた」

柴崎岳(鹿島)

「力の差があると素直に思う。本当に理想はもちろん勝つことだった。内容が伴わなかったけど、チームの形としてはカウンターというか、なるべくゼロに抑えながらチャンスを決めるというのはあったけど、ミスが重なって失点してしまったのはあるし、受け止めないといけない。素直に認めなくてはいけないゲームだったかなと思う」

自身のミスが失点に直結したが?

「スピーディーなカウンターを持っているチームだったし、そういったミスを見逃さない、質の高さを実感したし、一つの教訓として色々思うところはあった」

ネイマールと対戦して感じたことは?

「見て分かる通りにスピーディーでクレバーな選手で、全得点に彼が関わっていて、刺激になるというか、本当にこれからもっともっと戒めるというか、冷静に分析する必要はあると思う。強引に頑張ると言っても、具体的にはそういった選手にはなれないと思うので、しっかりと具体的な目標を持ちながらプレーの強度を上げていく必要があると思う」

岡崎慎司(マインツ)

「厳しい戦いは予想していたし、自分達もある程度引いてサッカーするように話していた。うまくハマった部分もあるし、取った後に良い攻撃が前半はできていた。ただ、集中していなければいけない時に点を取られるというのが自分達の今の実力だと思うし、相手の力が上だったと思う。日本はチームの力で戦わなければいけないが、1人1人がもうちょっと個人の能力を高めないといけないところはあると思う。さらにチームとして今の戦い方でやるんだったら、もっと徹底的にやらないといけないし、突き詰めなければいけないところはいっぱいあると思う」

本田圭佑(ミラン)

「悔しいですよ。今日、初めてブラジルに負けた国とは比較にならないくらいやっているので、それは悔しい。悔しいし、これが現実ですよね」

普通にやればここまでの結果にならなかったという見方もできるが?

「結果は確かに大差がついているけど、それよりも毎回しっかり負けているというね。どんな状況であっても、向こうの方がハードスケジュールの中で乗り込んできてしっかり戦っている、前半のうちに1点を取って優位に試合を運んでいるということだけで答えが出ていると思うし、もちろん0―1で負けるのと、0―4で負けるのでは精神的なダメージは違うけど、悔しさは倍増するけど、自分としては、やりながら、勝ちにいきながらも、前に負けた時とは違って、より多くを学べているというか、戦う度に彼らからより大きなものを学んでいるし、彼らが自分達よりも上というのを再確認する度にまた、もっとやろうと思うし、切り替えてこの悔しい気持ちが前進する糧に常になっているので。いつかはという思いを常に持ってはいる」

毎回ブラジルの新たな強さを感じている?

「いや、そんなことはないと思う。前半見ていて、今日こういう結果になるとはみなさんも多分思わなかったと思うし、でも実際はなったし、そこは細かいことを言えばいろんなことがあるんでしょうけど、ブラジルはリードしてからの戦い方がさすがだなという印象がある」

武藤嘉紀(FC東京)

「途中出場ということでなんとか流れを変えたいところだったけど、相手のペースのまま進んでしまった。途中出場の役割としては流れを変えたり、得点に絡むことが必要だったと思うし、今日はその点においては何もできなかったので、今日からしっかりまた努力してレベルアップしていきたい」

かなり積極的に仕掛けていたように見えたが?

「積極的にいかないと、世界との差は見えないと思ったし、チームが消極的になっている中、自分が流れを変えたいという思いがあったけど、それも叶わなかった。まだまだ自分として簡単に使うところだったり、自分でいくところの選択が今日は全然良くなかったので、そこの質も上げていければいい」

あれだけのレベルの相手に対して1人抜いたが、それでは満足できない?それともあれくらいできて当たり前という自信がある?

「いや、当たり前のレベルにはまだ達していないと思うし、何回も相手を抜いたわけでもないので、あそこでいい感触が掴めただけで自信に変わったわけではないので、確信に変えられるようにチームでの練習で、世界と戦えるだけの練習をさらにつけないといけないなって思う」

日本代表・ハビエル・アギーレ監督

「今日の前半は戦うことができて、いい時間帯があったと思う。前半、最少得失点差に抑えることができ、岡崎にチャンスもあった。しかし、2失点目のダメージが大き過ぎた。それまでは点を取ろうとしていたが、中盤でのミスから失点をしてしまった。そしてその後も、我々は点を取ろうとプレーしていたが、自らのスローインやコーナーキックから相手のチャンスになってしまい、ネイマールのような素晴らしい選手やその仲間達にやられてしまった。我々の目的は変わっていない。アジアカップに向けた選手選考だ。そして今回も、選手達を見ることができた」

前半は0―1で折り返したが、後半は失点が続いて選手達は下を向いていた。監督は戦う姿勢を選手に求めているが、後半のプレーぶりは仕方がないと思っているのか、それとも戦う姿勢を今後も植え付けていくのか?

「その意見には同意できない。チームは最後まで戦っていたと思うし、ガードを下げることはなかった。2点目を取られたダメージで、少し形が崩れてしまった。しかし(ロスタイムも含めた)93分間、走り続け、戦い続けた。目の前に、世界最高の選手達が揃っている中でそれができたと思う。2失点目のダメージが、あまり大き過ぎてチームが崩れてしまった。(2失点してからの)15分間は非常に悪い時間帯があった。チームが崩れることはあったが、戦いを止めることはなかった」

大敗の中にも選手を試すことができたということだが、何か収穫はある?それから4試合を終えた時点で、アジアカップの23人のうち何人かはすでに決まっているのか。それとも(11月の2試合を含めた)6試合を終えた時点でメンバーは決まる?

「すでに決まっている選手もいる。もちろん、それを発表するのはメンバー発表の会見だ。どの試合でも教訓を得ることができる。今日の試合での教訓は、ビッグチームと対戦する時はミスを犯してはならない、ということ。もう1つ、今日は私にとって非常に重要なゲームだった。こうした逆境の中で、選手を見ることができるからだ。敗戦で喜ぶことはない。しかし、試合後のロッカールームで選手達が力を出し尽くした姿が見えたのは良かったと思う」

ネイマールについての感想は?

「ネイマールは今、素晴らしい時期を過ごしている。W杯の後、キャプテンとしての彼の地位がさらに強固なものになった。ブラジル代表でも(所属先の)バルセロナでも、彼の立場は揺るぎないものとなった。選手達にかける声は、試合前も試合後も、ロッカールームの中にとどまるものだ」

今日は過去のブラジル戦と比べて最もアグレッシブだったと思うが、岡崎へのサポートは薄かったように思う。どういう対策を考えていた?

「ブラジルと対戦して攻撃的に戦うのは簡単なことではない。相手のキープ率が高くなるのは当然だ。相手のほうがゴールチャンスを作るのも妥当だ。そしてもちろん、これからは数少ないチャンスをモノにしていくことが必要だ。チームは最後まで戦い、その中で岡崎や柿谷のヘディングシュートなどゴールに迫る場面もあった。前にいく時、もっとそこにボールが入る形を模索しないといけない」

今日のピッチについての感想は?

「私は言い訳を探すことはあまりしない。今日のピッチをコメントすることもできるし、ハンドやオフサイドを取らなかった審判についてコメントすることもできる。ピッチが我々に影響を与えたとは全く思わない。シンガポールの皆さんに招待していただき、このスタジアムを使わせていただくことを感謝している。いつかまたここに戻って、よりよい結果をお見せしたいと思う」

世界トップのブラジルとの一番の差は何か?そしてそこを埋めるために何が必要?

「今日の両チームの違いは、選手の若さだと思う。今日はJリーグでプレーする若い選手を7人起用した。そこが一番違うところだ。2点目を取られて、初めて強豪と対戦した選手たちが、少し自信を失ったことも考えられる」

若い選手達を積極的に起用したということだが、あえて世界最強チームに若い選手をぶつけた意図はどこにあった?

「選手達のキャラクターを見るため。アジアカップのような重要な責任のある場に挑めるかどうかを見たかった。たくさんの結論を出すことができた」

アジアカップに向けて多くの選手を試すと言っていたが、この2試合でハーフナーや西を使わなかった理由は?

「23人を全員使い切ることは難しい。今回も権田と水本も出していない。次の合宿でも全員を使い切るのは難しい。いずれにせよ、彼らは代表の練習でも視察でも見ているので、心配しなくてもいい」

【日本、見せ場少なく惨敗】
 実力通りの結果に終わった。陣形をコンパクトに保っても守り切れず、攻め手にも欠いた。1989年の初対戦から11試合目。日本はまたしてもブラジルに屈した。
 本田、長友といった主力を先発から外し、田口ら経験の少ない選手を試した。だが、テスト色の濃い布陣は裏目に出た。
 守備陣は振り回された。時には2人がかりでネイマールに当たっても止められない。中盤での攻防でも劣勢になり、前半18分にスルーパスに抜け出したネイマールに先制点を献上した。
 攻撃も前半に奮闘したのは岡崎くらい。後半に本田が右FWに入って推進力を取り戻したが、左サイドからの攻めのスピードが上がらず、柴崎のミスが失点につながった。ネイマールに4ゴールを許したのは失態と言われても仕方がない。
 力の差を見せつけられての惨敗。アギーレ監督は「アジアカップのような重要な大会に臨めるかどうか、各選手の資質を見極めたかった。たくさんの結論を出せた」と言った。しかし、所属大陸がアジアである以上、世界の強豪との海外での対戦は貴重な機会。ベストの布陣で臨み、彼我の差や課題を探った方が、よほど糧になったのではないか。0―4のスコアに一抹のむなしさが漂った。

【アギーレ監督「もちろん勝ちたかった」 】
 就任4戦目で最強ともいえるブラジルと戦い0―4と完敗。どれだけ世界に通用するのかを図る意味で絶好の相手に実力差を見せつけられ、試合後の日本代表のアギーレ監督の表情は硬かった。
 エースFWネイマールに先制ゴールを許し、前半は0―1で折り返し。「いい戦いができた。同点に追いついてもおかしくはない展開だった」と手応えも感じていたが、それでも後半3分に2点目を許し、さらにその後も2ゴール、計4ゴールをネイマールに決められ「2点目を決められてから少し崩れてしまった」と悔やんだ。
 初勝利を挙げた10日のジャマイカ戦から先発6人を変更。来年1月のアジアカップに向けて選手を見極めるためだったが、それでも「もちろん勝ちたかった」と悔しさを募らせた指揮官。最後はただただ「相手は世界でもトップクラスのブラジルだった」と脱帽するしかなかった。

【本田「これが現実」】
 本田は後半から出たが、試合の流れを変えられなかった。自身としてもブラジルに3連敗し「何回もやっているのに負けている。悔しいけど、これが現実ですよね」と感情をあらわにした。
 武藤の低い左クロスに飛び込むなど、果敢にゴールを狙ったが及ばなかった。昨季までミランで同僚だったカカは、途中出場でネイマールのゴールを演出しただけに「その意味でも悔しい」と話した。
 収穫として若い選手が世界のトップレベルを肌で感じたことを挙げ「それぞれがクラブで戻ってパワーアップしないと」と呼び掛けた。

【岡崎「個々の能力を高めないと」】
 10日のジャマイカ戦に続きFWで先発出場した岡崎。厳しい戦いになることは承知していた上で「引いて戦い、相手が入ってきたところで潰すというやり方がハマった部分もあった」と手応えを感じながらも、それでもネイマールに4ゴールを許した戦いについては「集中しなければいけない時に点を取られるのは今の実力」と課題も口にした。
 自身は前半にヘディングシュート、後半10分にもFW田中の浮き球をパスに反応してペナルティーエリア内の右サイドへと抜け出して右足を強振。得点には結びつかなかったが見せ場は作った。「1人1人がもう少し個人の能力を高めないといけない」。最後は自分にも言い聞かせるように言葉を響かせていた。

【川島「結果は受け止めないと」】
 GK川島は9月9日のベネズエラ戦以来2試合ぶりの先発出場も、守備陣の崩壊もありネイマールに4点を奪われ、アピールは不発に終わった。
 相手は王国ブラジルと絶好のアピールの場だった。しかし、川島は前半18分、1対1になったネイマールにドリブルで振り切られ先制点を奪われる。
 後半3分、再びネイマールと1対1になると、今度はゴール右にコントロールされたシュートを決められる。
 後半32分には自身がパンチングで弾いたボールを直接左足で押し込まれ、ハットトリックを達成されてしまう。さらに後半36分には頭で決められ大量4点を奪われてしまった。
 4失点の川島は「結果は受け止めないといけない」と大敗の現実に向き合う。試合を振り返り「前半は攻撃の形を作れた部分もあった」と攻撃陣を称えた。ブラジルW杯後、代表メンバーの入れ替えもあり「新しい選手が入った中で、高いレベルを経験できたことは大きかった」と大敗の中にも収穫を口にした。

【柴崎はミスから失点招き猛省】
 世界は想像以上に遠かった。アギーレ・ジャパンで主力になりつつあるMF柴崎は「力の差はある。素直に認めなきゃいけない。ミスを逃さない。1つの教訓として受け止めなければいけない」と厳しい表情を浮かべた。後半3分、自らのトラップミスから数秒で2失点目を喫した。
 U-17W杯でネイマールと対戦した。5年を経てのショックからか「並大抵の成長速度では追い付けない。僕が現役中にはこのチームには対応できない」と肩を落とした。それでも「ミスを受け入れてから始まることがある」とあえて前を向いた。
 初先発のMF田口は「背後を取られて自由にやられた」と悔しそうに話し、DF塩谷は「正直、全然レベルが違った。ネイマール?あれが世界」と驚嘆の表情。FW岡崎が「守備は待っているだけじゃダメ」と語気を強め、Jリーグ勢、若手らの意識改革を促した。

【大仁会長「サポーターに申し訳ない」】
 日本サッカー協会の大仁邦弥会長も、大敗に落胆は隠せなかった。「サッカーをやらせてもらえなかった。新しい選手が入って、まだチームが機能していない。その差が出た」と分析。
 多くの日本人サポーターも詰め掛けた中、1点も返せない状況については「選手をいろいろ試しているのはいい。ただ、いっぱい応援に来てくれたのに、申し訳ない」と語った。

【ドゥンガ監督、日本相手にメンバー落とさず】
 ブラジルはキャプテンマークを巻いたエースのネイマールが別格の個人技を見せつけた。前半18分にドリブルで持ち込み、GK川島もかわして右足で先制。スピードに乗ると反則でも止められない迫力があり、W杯ブラジル大会での脊椎骨折から完全復活をアジアのファンの前で印象づけた。
 快勝した11日のアルゼンチン戦とほぼ同じ布陣で、代わったのは負傷でベンチ外になったDFダビド・ルイスだけ。現役時代にJリーグの磐田でプレーしたドゥンガ監督は、日本相手にもメンバーを落とさなかった。

【ネイマール、代表得点数歴代5位浮上】
 ブラジル代表FWネイマール(バルセロナ)は日本戦で、チームの全得点を叩き出し4―0の圧勝に貢献。代表での通算得点数を40とし、歴代5位に浮上した。
 ネイマールは現在22歳の若さながらハイペースで得点を重ね、日本戦の4ゴールにより、自身の記録を58試合40得点に伸ばした。この結果、ベベット氏の持つ39得点という記録をかわし、歴代5位に浮上。母国メディアに対し「素晴らしい気持ちだ。このような夢を叶えることができて、計り知れない幸せを感じている」「セレソン(ブラジル代表の愛称)のユニフォームを着て、こんなことが達成できるなんて、夢にも思わなかった。本当に嬉しい」と喜びをあらわにした。
 ブラジル代表の歴史上で、ネイマールを上回る得点記録を保持しているのはジーコ氏(48得点)、ロマーリオ氏(55得点)、ロナウド氏(62得点)、ペレ氏(77得点)の4人のみ。ネイマールは母国のレジェンドに続く自らの偉業について、「聞くだけで鳥肌が立った」と話している。
 また、同代表では1試合4得点という記録も、ジーコ氏やロマーリオ氏らに続く8人目の記録であり、ネイマールは史上最年少でこれを達成した。
 2000年のW杯予選ベネズエラ戦で4得点を挙げたロマーリオ氏について、ネイマールは「彼はずっと僕のアイドルの1人」「僕がバルセロナで背番号11をつけている理由の1つは、ロマーリオなんだ」と尊敬の念を示し、代表で11番を背負ったロマーリオ氏の存在が、所属先のバルサで11を選択した理由の1つとしている。
 ネイマールの平均得点記録は「王様」ペレ氏に次ぐペースであり、この勢いが続けば、27歳でペレ氏の77得点を上回ることになる。ネイマールは「自分の限界がどこなのかは分からない」「ペレ超えについては考えていない。それは僕の目標ではない。僕の目標は、代表とチームメイトの力になるべく得点を挙げ続けること」と謙虚な姿勢を見せ、あくまでチームに貢献するために得点を挙げたいと語った。
 なお、ネイマールは日本戦で、風邪に悩まされながらも4ゴールを挙げたとも明かしている。

【ブラジルの個人4点は14年ぶり】
 ブラジルのネイマールが全4点を叩き出した。同国メディアによると個人による1試合4ゴールは2000年、ロマーリオがベネズエラ戦で達成して以来、14年ぶりとなる。過去にはジーコやカレカらが達成している。

【ブラジルメディアは本田&長友ベンチスタートに驚き】
 日本代表の本田と長友のベンチスタートはブラジルメディアにも衝撃を与えた。
 セリエAで活躍する本田と長友に関してはブラジル地元紙も先発を予想していたようで「ケガなのか?」と日本報道陣に“逆取材”。報道陣の1人から「たぶん監督の意図だろう」と言われると「オーマイゴッド!」と驚きの表情を浮かべ、少し寂しそうな笑顔になった。

≪超サカ採点表≫
日本代表
GK:
1.川島永嗣 4.5
後半にミランダやカカのシュートをファインセーブで防ぐも4失点
DF:
3.酒井高徳 4.5
ネイマールに裏を取られて振り切られたのを皮切りに、相手強力攻撃陣を前に崩壊
16.塩谷司 4.5
立ち上がりに危険なパスミス。ネイマールらのアジリティーに対応できなかった
6.森重真人 5.0
後半途中まで安定した守備を続けていたが、終盤に崩れた
21.太田宏介 5.5
1対1では最も奮闘し、攻撃参加から2つの好クロスでチャンス創出
MF:
22.田口泰士 4.5
アンカーとして出場。守備が緩く、フィルターになりきれなかった
7.柴崎岳 4.5
軽率なミスで2失点目の原因となる。守備で集中力を欠く場面が散見
(84分15.鈴木大輔 --)
17.森岡亮太 4.5
良い形でボールに絡むことができず、持ち味を出せなかった。ハーフタイムに交代
(46分4.本田圭佑 5.5)
さすがのキープ力で違いを生むも、周囲と連携不足
FW:
19.小林悠 5.0
気持ちのこもったプレーを見せ、惜しいダイレクトボレーも。しかし、結果を残せず
(52分14.武藤嘉紀 5.5)
鋭い仕掛けからチャンスをつくるなど、攻撃を活性化
9.岡崎慎司 5.5
後半にポスト直撃のシュート。良質なパスに恵まれなかった
(78分11.柿谷曜一朗 --)
8.田中順也 5.0
前半は低調だったが、後半に左インサイドハーフへポジションを移してからは、ある程度持ち直した
(70分13.細貝萌 5.5)
限られた時間で、できる仕事をした
監督:
アギーレ 4.0
4失点の惨敗。先発メンバーからテストの意味合いが強く、せっかくのブラジル戦がもったいなかった印象
ブラジル代表
GK:
1.ジェフェルソン 5.5
危険なシュートはほとんどなかった
DF:
2.ダニーロ 5.5
なかなか前に出ていけなかったが、及第点の出来
(46分16.マリオ・フェルナンデス 5.5)
無理なく守備に徹する
14.ジウ 5.5
やや緩慢な対応もあったが、大崩れはせず
3.ミランダ 6.0
集中を切らさずにタイトなマーキングを続けた
6.フィリペ・ルイス 5.5
自サイドを崩されることはなかった
MF:
19.ウィリアン 5.0
ある程度のタメをつくるも、推進力あるドリブルは影を潜めた
(46分18.エベルトン・リベイロ 5.5)
ネイマールに決定的なスルーパスを出すなど一定の存在感
22.エリアス 6.0
守備で広いエリアをカバーし、ボールを奪取。しっかりと攻撃につなげた
(76分20.カカ --)
17.ルイス・グスタボ 5.5
全体のバランスを整えながら守備に集中
(73分8.ソウザ --)
11.オスカル 5.0
良い時の躍動感はなかった
(46分21.フェリペ・コウチーニョ 6.0)
素晴らしいスルーパスでネイマールの2ゴール目をアシスト
FW:
9.ジエゴ・タルデッリ 6.0
中央で張るのではなく、様々な場所に顔を出してアクセントとなる。好スルーパスでネイマールの先制点をお膳立て
(65分7.ロビーニョ 5.5)
少ない時間でも見せ場をつくった
10.ネイマール 8.5
圧倒的な決定力で4得点を叩き出す
監督:
ドゥンガ 6.0
アルゼンチン戦同様、リスクを冒さない現実的な戦術。体制後は4戦全勝

日本代表メンバー22名
GK:
1.川島永嗣(スタンダール・リエージュ/ベルギー)
12.西川周作(浦和)
23.権田修一(FC東京)
DF:
2.水本裕貴(広島)
5.長友佑都(インテル/イタリア)
21.太田宏介(FC東京)
20.西大伍(鹿島)
16.塩谷司(広島)
3.酒井高徳(シュトゥットガルト/ドイツ)
15.鈴木大輔()
MF:
13.細貝萌(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)
6.森重真人(FC東京)
8.田中順也(スポルティング・リスボン/ポルトガル)
22.田口泰士(名古屋)
17.森岡亮太(神戸)
7.柴崎岳(鹿島)
FW:
9.岡崎慎司(マインツ/ドイツ)
4.本田圭佑(ミラン/イタリア)
18.ハーフナー・マイク(コルドバ/スペイン)
19.小林悠(川崎)
11.柿谷曜一朗(バーゼル/スイス)
14.武藤嘉紀(FC東京)

ブラジル代表メンバー22名
GK:
1.ジェフェルソン(ボタフォゴ)
12.ラファエウ・カブラウ(ナポリ/イタリア)
23.マルセロ・グロヘ(グレミオ)
DF:
14.ジウ(コリンチャンス)
3.ミランダ(アトレティコ・マドリード/スペイン)
16.マリオ・フェルナンデス(CSKAモスクワ/ロシア)
6.フィリペ・ルイス(チェルシー/イングランド)
15.ドド(インテル/イタリア)
2.ダニーロ(ポルト/ポルトガル)
13.フアン・ジェズス(インテル/イタリア)
MF:
5.ロムロ (スパルタク・モスクワ/ロシア)
20.カカ(サンパウロ)
8.ソウザ(サンパウロ)
17.ルイス・グスタボ(ボルフスブルク/ドイツ)
22.エリアス(コリンチャンス)
11.オスカル(チェルシー/イングランド)
18.エベルトン・リベイロ(クルゼイロ)
FW:
7.ロビーニョ(サントス)
19.ウィリアン(チェルシー/イングランド)
10.ネイマール(バルセロナ/スペイン)
21.フェリペ・コウチーニョ(リバプール/イングランド)
9.ジエゴ・タルデッリ(アトレチコ・ミネイロ)
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出発
 10日に行われたサッカー日本代表のジャマイカ戦(新潟)で脳震盪を起こし、試合後に代表を離脱したMF香川真司(25)=ドルトムント=が本日14日、静養を終え、成田空港から渡独した。
 香川はこの日、自身のツイッターで「代表チームを離脱してから数日安静にしていましたが、今からドイツに戻ります。代表戦では、皆さんの声援や僕への横断幕を掲げて頂き、本当にありがとうございました。また11月には代表に選出され日本に戻って来られるようにがんばります!」とサポーターへ報告した。
 今後はチーム合流後、18日のケルン戦に向けて調整していくと見られる。

【香川「ドイツに戻ります」】
 10日のジャマイカ戦で脳震盪を起こし、日本代表を離脱したMF香川真司(ドルトムント)が本日14日午前、自身のツイッターを更新、回復したことを報告した。
 写真付きで更新されたツイッターでは「代表チームを離脱してから数日安静にしていましたが、今からドイツに戻ります」とつづり、「代表戦では、皆さんの声援や僕への横断幕を掲げて頂き、本当にありがとうございました」と感謝を述べた。
 最後には「また11月に代表に選出され日本に戻って来られるようにがんばります!」とホンジュラス戦(14日・豊田スタジアム)、オーストラリア(18日・ヤンマースタジアム長居)に向けて意欲を見せた。
 香川についてはドルトムントのスポーツディレクター、ツォルク氏が「遅くとも14日には戻ってくると思う」としており、「(18日の)アウェーのケルン戦に出場できることを期待している」とも話していた。
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3連勝
ユーロ2016(欧州選手権)予選第3戦結果

グループA:

アイスランド2―0オランダ
ラトビア1―1トルコ
カザフスタン2―4チェコ

グループB:

ボスニア・ヘルツェゴビナ1―1ベルギー
ウェールズ2―1キプロス
アンドラ1―4イスラエル

グループH:

マルタ0―1イタリア
ノルウェー2―1ブルガリア
クロアチア6―0アゼルバイジャン

 サッカーのユーロ2016(2016年欧州選手権)予選は13日、各地で行われ、A組ではアイスランドがホームでワールドカップ(W杯)ブラジル大会3位のオランダを2―0で破り、3連勝を飾った。オランダは1勝2敗。
 グループAではチェコもアウェーでカザフスタンを4―2で破り、3連勝。グループHではクロアチアとイタリアがともに無傷の3勝目を挙げた。
 グループBではウェールズがホームでキプロスを2―1で下し、2勝1分け。ボスニア・ヘルツェゴビナ―ベルギーは1―1の引き分けだった。

【オランダがアイスランドに史上初黒星】
 グループAではオランダがアウェーでアイスランドに0―2で敗戦。第1戦のチェコ戦に続き、早くも今予選2敗目を喫した。
 オランダは試合序盤にいきなり先制を許す。デ・フライがエリア内でビャルナソンを倒してPKを献上すると、これをシグルドソンに決められて10分に失点。42分にはCKのこぼれ球をシグルドソンにボレーシュートで叩き込まれ、この日2点目を奪われる。後半開始から、フンテラールの投入で攻勢を強めたオランダだが、アイスランドの固い守備を崩し切ることができず、同国相手に史上初黒星を喫した。
 この日行われたグループAの残り2試合では、チェコがアウェーでカザフスタンに4―2で勝利し、トルコは敵地でラトビアと1―1で引き分けた。
 この結果、ともに3連勝を飾ったアイスランドとチェコが勝ち点9で並び、オランダが同3、ラトビアが同2、カザフスタンとトルコが同1で続いている。
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2ゴール
国際親善試合結果

オマーン0―3ウルグアイ
モロッコ3―0ケニア
ヨルダン1―1クウェート

 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会で相手に噛みつき、代表戦9試合出場停止などの処分を受けたウルグアイ代表FWルイス・スアレスが13日、マスカット(オマーン)で行われた国際親善試合のオマーン戦で2得点した。代表復帰2戦目でW杯以来のゴールを決め、復調ぶりを示した。処分の対象はコパ・アメリカ(南米選手権)やW杯予選で親善試合には出場できる。
 先発のスアレスは後半12分に先制ゴール、21分に追加点を決め、後半途中で退いた。試合は3―0でウルグアイが完勝した。
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超サカFLASH

代表離脱
 日本サッカー協会は本日、男子のU-19(19歳以下)アジア選手権に出場しているU-19日本代表のMF松本昌也(大分)と奥川雅也(京都ユース)が、ケガのため離脱すると発表した。

公表すべき
 国際サッカー連盟(FIFA)の倫理委員会で調査部門トップのガルシア氏は13日、2018年と2022年のワールドカップ(W杯)招致に絡む不正疑惑についての調査報告書の内容を公表すべきだと語った。ブラッター会長は関係者のプライバシーを理由に公表を控えるべきだとしているが、同氏は「情報機関では内容を隠すことが正しい方法かもしれないが、公共の立場の国際的なスポーツ統括団体にとってはそうではない。公開することがFIFAのためになる」とした。2018年、2022年W杯開催地を選んだ投票では買収疑惑で2理事が活動停止となり、その後も繰り返し疑惑が報じられている。

処分保留
 スポーツ仲裁裁判所(CAS)は13日、サッカー・ポルトガル代表のフェルナンド・サントス監督が国際サッカー連盟(FIFA)から科された8試合の出場停止と2万スイスフラン(約226万円)の罰金を不服として提訴したことを受け、CASの裁定が確定するまでは処分を保留すると発表した。裁定は11月末までに下される予定。それまではポルトガルの指揮を執ることができる。同監督はギリシャを率いたワールドカップ(W杯)ブラジル大会のコスタリカ戦で、審判に暴言を吐いたとして処分を受け、3日にCASに提訴した。
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総入場者数(本日の超最新情報)

本日の入場者数

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