アジアカップで2連覇を目指す日本代表は圧勝発進!!NEW!
ブンデスからセリエB、イングランド2部、Jリーグ、アジアカップの日本代表まで同時一斉収録★

PS3版ウイイレ2015完全修正データ

本日の超最新情報
2015年1月12日()

INDEX

圧勝発進
アジアカップ・グループリーグ第1戦
グループD:
日本代表4―0パレスチナ代表
ヨルダン0―1イラク

アジアカップで2連覇を目指す日本代表は、遠藤保仁、岡崎慎司、本田圭佑、吉田麻也のゴールで圧勝して白星発進!前々回王者のイラクもヤセル・カシムの決勝弾で白星スタート!

初優勝
第93回全国高校選手権大会決勝
前橋育英高(群馬)2―4(延長0―2)星稜高(石川)

前回準優勝の星稜は後半に追い付いて延長に突入し、森山泰希の2ゴールで再逆転勝ちし、創部48年目で悲願の初優勝を達成!星稜OBの本田圭佑と豊田陽平もパレスチナ戦後に喜びを爆発!

不合格
長谷部誠と乾貴士が所属するアイントラハト・フランクフルトが、5日からテスト参加していたJ1新潟のU-21日本代表FW鈴木武蔵(20)の獲得を見送り!

獲得
イングランドプレミアリーグ王者のマンチェスター・シティーが同リーグのスウォンジーからコートジボワール代表FWボニー(26)を獲得!4年半契約で移籍金は約50億4000万円!

決勝GOAL
ポルトガルプリメイラリーガ第16節
スポルティング・ブラガ0―1スポルティング・リスボン
ベンフィカ3―0ヴィトーリア・ギマランエス
ポルト3―0ベレネンセス
エストリル1―1モレイレンセ
アカデミカ・コインブラ2―2パソス・フェレイラ
ジル・ヴィセンテ2―1ペナフィエル
リオ・アヴェ0―0マリティモ
アロウカ1―0ヴィトーリア・セトゥバル
CDナシオナル2―1ボアヴィスタ

田中順也は0―0の後半34分から出場し、後半ラストプレーで自ら得たFKを左足で鮮やかに決め、リーグ戦初ゴールとなる決勝弾をGET!4位スポルティング・リスボンは劇的勝利で3位浮上!首位ベンフィカと2位ポルトは揃って完勝!

欠場
イタリアセリエA第18節
インテル3―1ジェノア
ナポリ1―3ユベントス
ローマ2―2ラツィオ
サンプドリア1―0エンポリ
フィオレンティーナ4―3パレルモ
アタランタ1―1キエーボ
カリアリ2―1チェゼーナ
ベローナ3―1パルマ

アジアカップ出場のため長友佑都は欠場!11位インテルはパラシオの先制弾などで快勝して9位浮上!3位タイのナポリvs首位ユベントスの上位対決は、ポグバの弾丸同点弾などでユベントスが制す!2位ローマvs3位タイのラツィオの上位対決のローマ・ダービーは、トッティの2ゴールでローマが追い付いてドロー!トッティは2ゴール目を決めた際にスマホで“自撮り”パフォーマンスを披露!

欠場
イングランドプレミアリーグ第21
マンチェスター・ユナイテッド0―1サウサンプトン
アーセナル3―0ストーク・シティー

アジアカップ出場のため吉田麻也は欠場!3位マンUvs4位サウサンプトンの上位対決は、タディッチの決勝弾でサウサンプトンが制して3位浮上!6位アーセナルはアレクシス・サンチェスの2ゴールなどで完勝し、4位マンUに勝ち点1差に迫る!

上位対決制す
スペインリーガエスパニョーラ第18節
バルセロナ3―1アトレティコ・マドリード
アルメリア0―2セビージャ
アスレティック・ビルバオ1―2エルチェ
グラナダ1―1レアル・ソシエダ

2位バルセロナvs3位アトレティコの上位対決は、ネイマール、スアレス、メッシの揃い踏みでバルセロナが死闘を制す!

初首位
フランスリーグ1第20節
リヨン3―0トゥールーズ
モナコ0―0ボルドー
ナント0―0メス

2位リヨンはラカゼットの2ゴールなどで完勝し、破竹の5連勝で今季初の首位に浮上!

本日の超サカFLASH
J1新潟がMF田中亜土夢(27)の退団を発表ほか


本文

圧勝発進
アジアカップ・グループリーグ第1戦結果

グループD:

日本代表4―0パレスチナ代表
(ニューカッスル・スタジアム/15497人)
≪得点者≫
日本代表:.遠藤保仁8、岡崎慎司25、本田圭佑44=PK、吉田麻也49
≪出場メンバー≫
日本代表
GK:
1.川島永嗣(スタンダール・リエージュ)
DF:
21.酒井高徳(シュトゥットガルト)
22.吉田麻也(サウサンプトン)
6.森重真人(FC東京)
5.長友佑都(インテル)
MF:
17.長谷部誠(アイントラハト・フランクフルト)(cap)
7.遠藤保仁(G大阪)
(58分14.武藤嘉紀(FC東京))
10.香川真司(ドルトムント)
FW:
4.本田圭佑(ミラン)
9.岡崎慎司(マインツ)
(80分11.豊田陽平(鳥栖))
18.乾貴士(アイントラハト・フランクフルト)
(46分8.清武弘嗣(ハノーバー))
ベンチ:
GK:
23.東口順昭(G大阪)
12.西川周作(浦和)
DF:
3.太田宏介(FC東京)
16.塩谷司(広島)
19.昌子源(鹿島)
2.植田直通(鹿島)
MF:
15.今野泰幸(G大阪)
20.柴崎岳(鹿島)
FW:
13.小林悠(川崎)

フォーメーション
(4-1-2-3)

18   9   4
  10  7
   17
21  6  22  21
    1

ヨルダン0―1イラク
(ブリスベン・スタジアム/6840人)
≪得点者≫
イラク:ヤセル・カシム77

 サッカーのアジアカップ第4日は12日、オーストラリアのニューカッスルなどでグループリーグ・グループDの2試合が行われ、日本は初戦でパレスチナを4―0で下し2大会連続、史上最多を更新する5度目の優勝へ向けて好スタートを切った。
 国際サッカー連盟(FIFA)ランキングで54位の日本は、115位で初出場のパレスチナを序盤から圧倒した。前半8分に遠藤(G大阪)のミドルシュートで先制し、25分に岡崎(マインツ)、44分には本田(ミラン)がPKを決めて加点。後半に入って吉田(サウサンプトン)が4点目を挙げた。

【アギーレ監督「楽なゲームではなかった」】
 大会連覇に向けた初戦を4ゴールの快勝で飾った日本代表のアギーレ監督は「点差はあったが、楽なゲームではなかった」と振り返った。
 前半8分に早々と遠藤のミドルシュートで先制すると、同25分には香川のシュートを岡崎がヘッドでコースを変えて追加点。前半終了間際には香川が得たPKを本田がきっちり決めて3点リードで前半を折り返した。
 後半も勢いは止まらず、4分に吉田のヘッドで追加点。FIFAランキング54位の日本に対して同115位と格下の相手とはいえ、難しい初戦できっちり白星を手にした指揮官は「両チームとも意欲的にプレーできた。修正点はあるが勝ち点3取れたことは良かった」と前向きな言葉を並べた。
 前日の公式会見では海外メディアから自身の八百長疑惑に関する質問を受け、不快感をあらわにした指揮官。この日の試合中も不満げな表情を見せる場面もあったが、終了後には「ベストを望んでいるが、そうならなかった時の反応」と強調し、快勝に白い歯をのぞかせた。

【遠藤、先制ゴールに手応え】
 前半8分に先制点を挙げたMF遠藤保仁(34=G大阪)は「初戦が大事だと全員で確認していましたし、相手を圧倒して必ずいいスタート切るっていう、それだけでしたね」と満足感をにじませた。
 ペナルティーエリア前の正面から放ったグラウンダーのシュートがゴール左隅に突き刺さり日本代表は幸先良く先制。シュートの意図を問われると「フリーだったので、とにかくまずは枠に蹴るように、ってそれだけだったので。下がスリッピーだったので、蹴った瞬間入るかなと思いましたね」と語った。
 これで練習試合も含め3試合連続ゴール。「高い位置を取れているので、ゴールへの意識は高くなっていますし、それがいい結果が出ているので、これからもゴールへの意識を高くやっていきたいです」と誓った。

【本田「改善するところたくさんあった」 】
 パレスチナを4―0で下す快勝スタートにMF本田圭佑(28=ミラン)は「立ち上がりいい形で先制点獲れたというのが、こういう4―0という結果につながったんじゃないかなと思います」と振り返った。
 そして「チームとしてやろうとしていることが明確になっているっていうのはいいんじゃないかなと思います」と評価する一方で「ただ質というのはまだまだ改善しなければいけないところがたくさんあったので、ミスを減らしていかないといけないというのが反省点です」とプレーの精度向上を課題に挙げた。
 16日に前々回王者のイラク(FIFAランク114位)、20日にはヨルダン(同93位)と対戦する。初戦は早い時間帯に先制できたことがいい流れを作ったとし、「次の試合も先制点が大事になってくると思います」「厳しい試合が待っていると思うので慎重に入りたいと思います」と気を引き締めた。

【岡崎は嗅覚示すゴール】
 岡崎は得点への嗅覚の確かさを示した。前半25分に香川のシュートを頭で角度を変えゴール。偶然にも見えたが「いいシュートだったけど、ゴールから軌道が外れると思った。外れそうなときはいつも狙っている」と胸を張った。
 後半途中で下がったが、攻守に運動量も多く得点以外の仕事も多かった。「暑くなくて体が動いた。欲を言えばもっとチャンスが欲しかった。この展開なら4点では満足できない」と貪欲に話した。

【香川「うまく岡ちゃんが詰めてくれた」】
 日本代表MF香川は4得点中3得点に絡む活躍でチームの勝利に大きく貢献。それでも「得点に絡むより初戦をしっかり勝てたことが何より良かった」と初戦をきっちりものにしたことを喜んだ。
 1―0の前半25分、長友のクロスのこぼれ球に反応し、香川が右足でボレーシュート。ゴール前の岡崎が頭でコースを変えて2点目が生まれた。「枠に飛ばそうと打ったら、うまく岡ちゃんが詰めてくれた」と振り返った香川。昨年6月6日のザンビア戦以来となる代表ゴールはならなかったが「あのままいっていたら枠を外れていたが、(岡崎が)ストライカーらしさを見せてくれた」と笑顔をのぞかせた。
 前半終了間際にはエリア内で倒されてPKをGETし、後半4分には吉田のダメ押しヘッドをアシスト。不慣れなインサイドハーフでの起用にも「徐々に慣れつつあるが、もっと自分の良さを出してチームに生かしていきたい」と前向きに話した。

【麻也は2大会連続で初戦ゴール】
 吉田は前回大会に続き、初戦でゴールを挙げた。後半4分、左CKからの展開で香川の折り返しをヘディングで決めた。守備ラインを統率して無失点で終え「どんな大会でも難しい初戦で、いいスタートを切れた」と手応えを口にした。
 チームを引っ張るリーダーとしての自覚もあり、快勝にも浮かれた様子はない。「大事なのは次のイラク戦。グループリーグで最も厳しい試合になる」と早くも第2戦に視線を向けた。

【長谷部は白星発進も反省】
 主将の長谷部は白星発進にも表情を緩めることはなかった。「勝てたのは良かった。ただ、選手は内容には満足していないと思う」と冷静に試合を振り返った。
 後半の早い時間帯で4―0と大量リードを奪ったが、その後はチーム全体として攻め急いだり、球を簡単に失ったりしてリズムを崩した。中盤の底のポジションに入って攻守のかじ取り役を担う長谷部は「小さなミスが多かった。しっかり集中してやりきることができなかった」と反省の言葉を並べた。

【パレスチナ ほろ苦いアジア杯デビュー】
 初出場のパレスチナはほろ苦いアジア杯デビューとなった。前線で起点をつくれずに防戦一方となり、前半だけで3失点。ハサン監督はハーフタイムに「0―0だと思ってやろう」と選手を励ましたが、後半立ち上がりに4点目を許した。
 終盤はGKサレハが好セーブを見せるなど意地は見せ、試合後は観客から拍手で健闘をたたえられた。イスラエルとの対立を乗り越えて立った舞台。監督は「オーストラリアでわれわれの旗が振られ、歌が流れた。言葉にできないほど誇らしい」と感慨深そうに話した。

【カズが日本代表にエール】
 サッカーの元日本代表FWで、J2の横浜FCでプロ30年目となる三浦知良(47)が12日、自主トレーニング中のグアムで取材に応じ「たくさんの人が期待してくれている。一つでも多くの試合に出る」と抱負を語った。2連覇を目指すアジアカップでグループリーグを白星発進した日本代表に対しては「アジアでは絶対優勝してほしい。相手は必死だろうけど、負けないように」とエールを送った。
 2月に48歳になるサッカー界の“レジェンド”は黙々とボールを蹴って調整し、観光客が熱心にその姿を見つめた。昨季は10月に自らの最年長出場記録を47歳7カ月23日に更新したが、2試合の途中出場、計4分のプレー時間にとどまった。開幕前にケガをして出遅れたことが響き「ふがいない、悔しいシーズン」と反省し、今季に向けては昨年12月に約10日間、グアムで1次キャンプを行い、今月4日から再訪して体を動かしている。

≪超サカ採点表≫
日本代表
GK:
1.川島 永嗣 5.5
ほとんど仕事がなかった中、ハイボールの処理でパンチングのミスがあった
DF:
3.酒井高徳 5.5
よく高い位置を取ったが、ややプレー精度を欠いた
22.吉田麻也 6.5
無理のない守備で相手FWを抑える。打点の高いヘディングシュートでチーム4点目を記録した
6.森重真人 6.0
好フィードを通し、守備でも及第点のプレーぶり
5.長友佑都 6.0
アップダウンを繰り返す。ダイナミックな攻撃参加でチーム2点目に関与した
MF:
17.長谷部誠 6.0
守備に集中。相手のカウンターの芽を摘んだ
7.遠藤保仁 6.5
精度の高いミドルシュートで日本の今大会初ゴールを記録した
(58分14.武藤嘉紀 5.5)
インパクトを残すことはできなかった
10.香川真司 6.5
高いテクニックでパレスチナ守備陣を翻弄。PKを獲得し、岡崎&吉田弾をアシスト
FW:
4.本田圭佑 5.5
PK成功も、流れの中ではキレを欠いていた。相手のレベルを考えると物足りない内容
9.岡崎慎司 6.5
さすがの得点感覚でチームの2点目を奪取。前線で献身的な働き
(80分11.豊田 陽平 --)
18.乾貴士 6.0
チャンスに絡む。オフ・ザ・ボールの質も良かった
(46分8.清武弘嗣 5.5)
好調時のような鋭さがなかった。終盤の決定機をモノにできず
監督:
アギーレ 5.5
後半の内容は良くなかったが、無失点で白星スタートを切る

日本代表メンバー23名
GK:
1.川島永嗣(31)スタンダール・リエージュ
23.東口順昭(28)G大阪
12.西川周作(28)浦和
DF:
5.長友佑都(28)インテル
6.森重真人(27)FC東京
3.太田宏介(27)FC東京
22.吉田麻也(26)サウサンプトン
16.塩谷司(25)広島
21.酒井高徳(23)シュトゥットガルト
19.昌子源(21)鹿島
2.植田直通(20)鹿島
MF:
7.遠藤保仁(34)G大阪
15.今野泰幸(31)G大阪
17.長谷部誠(30)アイントラハト・フランクフルト
10.香川真司(25)ドルトムント
8.清武弘嗣(25)ハノーバー
20.柴崎岳(22)鹿島
FW:
11.豊田陽平(29)鳥栖
9.岡崎慎司(28)マインツ
4.本田圭佑(28)ミラン
13.小林悠(27)川崎
18.乾貴士(26)アイントラハト・フランクフルト
14.武藤嘉紀(22)FC東京
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初優勝
第93回全国高校選手権大会決勝結果

前橋育英高(群馬)2―4(延長0―2)星稜高(石川)
(埼玉スタジアム2002/46,316人)
≪得点者≫
前橋育英:野口竜彦53、渡辺凌磨55
星稜:前川優太11=PK、原田亘64、森山泰希95、110

第93回全国高校選手権大会トーナメント表
※一部のPCやスマートフォンからの閲覧はトーナメント表が正しく表示されません。

水  橋─┐
明徳義塾─┘┐
流経大柏┐ │┐
作  陽┘┐┘│
矢板中央┐┘ │
松 山 北┘  │
聖和学園┐  │┐
秀 岳 館┘┐ ││
尚  志┐┘┐││
広島皆実┘ │┘│
丸  岡─┐┘ │
立正大淞─┘  │
前橋育英─┐  │┐
初芝橋本─┘┐ ││
山梨学院┐ │┐││
滝川第二┘┐┘│││
岐 阜 工┐┘ │││
香 川 西┘  │┘│
國學院久┐  │ │
前  原┘┐ │ │
新  屋┐┘┐│ │
日章学園┘ │┘ │
第一学院─┐┘  │
京 都 橘─┘   │
         ├
宇治山田─┐   │
開志学園─┘┐  │
日大藤沢┐ │┐ │
徳島市立┘┐┘│ │
都大塩尻┐┘ │ │
高川学園┘  │ │
遠 野 高┐  │┐│
草 津 東┘┐ │││
三  鷹┐┘┐│││
東 福 岡┘ │┘││
静岡学園─┐┘ ││
佐 賀 東─┘  │┘
大谷室蘭─┐  │
履 正 社─┘┐ │
東海山形┐ │┐│
郡  山┘┐┘││
青森山田┐┘ ││
中 津 東┘  │┘
中京中京┐  │
長崎総合┘┐ │
昌  平┐┘┐│
米 子 北┘ │┘
鹿児島城─┐┘
星  稜─┘

 第93回全国高校サッカー選手権大会は12日、埼玉スタジアム2002で決勝が行われ、16年連続25回目出場で前回準優勝の星稜(石川)が創部48年目で悲願の初優勝を果たした。延長戦に突入する激闘の末、2年ぶり18回目出場で、同じく初優勝を目指した前橋育英(群馬)を4―2で退けた。
 星稜が先制し、前橋育英が逆転し、星稜が追い付くという激しい点の取り合い。4154校の頂点を懸けたし烈な戦いは、90分間を終えても2―2のまま決着がつかず、4大会連続となる10分ハーフの延長戦へと突入した。
 そして、星稜は延長前半5分、FW森山泰希(3年)が左足で勝ち越しゴールを決めると、延長後半9分にも森山が右足で追加点を決めて2点をリード。OBで、アジアカップ(オーストラリア)に出場中の日本代表FW豊田陽平(29=鳥栖)、MF本田圭佑(28=ミラン)らも達成できなかった全国制覇を成し遂げた。
 1985年から星稜の指揮を執る河崎護監督(55)が、昨年12月26日に愛知圏内で交通事故に遭い、休養中。木原力斗コーチ(27)が代行監督として指揮を執り、初戦の2回戦・鹿児島城西(鹿児島)戦をPK戦の末に突破すると、米子北(鳥取)、履正社(大阪)、日大藤沢(神奈川)を次々と撃破。昨年の決勝で延長戦の末に富山第一(富山)に敗れて準優勝に終わった雪辱を2年連続の延長戦で果たした。
 星稜は前半11分FW大田賢生(3年)のドリブル突破で得たPKをMF前川優太(3年)が右足で決めて先制。後半8、10分に失点して逆転を許したが、後半19分に大田が見事な切り返しの後で上げた右クロスをDF原田亘(3年)が頭で決めて追い付いた。
 前橋育英は0―1で迎えた後半8分、GK吉田舜(3年)が出したロングボールをFW青柳燎汰(3年)がつなぎ、最後はこの日が初先発のFW野口竜彦(2年)が左足で同点ゴールを決めると、2分後の同10分には、カウンターからドリブル突破したMF渡辺凌磨(3年)が右足でスーパーゴールを決めて1度は逆転。だが、延長戦の末に敗れ、群馬県勢初となる優勝を逃した。

星稜高校
 1962年開校。生徒や教職員からの公募で翌年、現校名に改称した。サッカー部OBに日本代表の本田圭佑(ミラン)、豊田陽平(鳥栖)ら。野球部も1995年夏の甲子園大会で準優勝した強豪で、巨人や米大リーグのヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏らを輩出した。

【星稜・鈴木主将が男泣き】
 昨年の悔しさを乗り越えて、悲願の全国制覇を果たした星稜。交通事故の影響で休養中の河崎護監督(55)に代わって指揮を執った木原力斗コーチ(27)は「言葉が出てきません。選手はよくやった、それだけです」と喜びを口にした。
 昨年の富山第一との決勝では後半41分まで2点をリードしながら追い付かれて延長戦に入り、延長後半に決勝点を決められて初優勝を逃した。雪辱を胸に臨んだ今大会は、大会前の昨年12月26日、1985年から指揮を執る河崎監督が愛知県内で交通事故に遭うアクシデント。それでもチームが1つになって2年連続で決勝の舞台に進み、この試合では後半に一時は試合をひっくり返されながらもDF原田亘(3年)のヘッドで試合を振り出しに。延長戦では昨年の悔しさを知るFW森山泰希(3年)が2得点を決めて頂点へとたどり着いた。
 入院中の河崎監督に「早く選手から(優勝を)伝えてあげたい。おめでとうと言いたい」と木原コーチ。主将のDF鈴木大誠(3年)は、試合前に受け取った河崎監督からの「凄く長いメッセージ」が心の支えになったといい、「監督が自分達のために精一杯のメッセージを送ってくれた。絶対に勝たないとと思う気持ちが強かった」と涙で声を震わせた。

【星稜FW森山が延長で2発】
 勝ち越し、ダメ押しの2得点を決めて星稜を勝利に導いたのは、昨年の決勝で逆転負けの悔しさを味わったFW森山泰希(3年)だった。
 2―2の延長前半5分、相手DFに囲まれながらも左足を一閃。強烈なシュートはゴール中央へと突き刺さり、勝ち越しに成功した。延長後半9分、今度は右足で強烈なミドルを叩き込んで勝利を決定づけた。
 昨年の富山第一との決勝では、1点リードの後半25分に左クロスにヘッドで合わせ、リードを2点に広げる貴重なゴールを決めた。しかし森山がピッチを退いた後にチームは後半41分から2点差を追いつかれて延長戦に入り、PK戦突入目前の延長後半9分に決勝点を許して初優勝を逃した。
 あれから1年。舞台は国立から埼玉に変わり、決勝の思い出も涙から笑顔に変えた。今大会初ゴールが値千金の一撃となった背番号11は「今までチームに迷惑かけてきたので、最後は貢献しようと思って、できたので良かった。日本一嬉しいです」と晴れやかな笑顔を見せた。

【前橋育英は2分で逆転も再逆転負け】
 前橋育英は1点を追う後半8分、今大会初スタメンとなった背番号24のFW野口竜彦(2年)が左足で同点弾を決めると、2分後にはU-19日本代表MF渡辺凌磨(3年)が右足で逆転弾。わずか2分で試合をひっくり返したが、星稜の粘りで同点とされると、延長戦では相手FW森山泰希(3年)の2発を浴びて全国制覇は夢と消えた。
 過去4度も跳ね返された“準決勝の壁”を破って進んだ決勝の舞台。一時は頂点に手が届きかけただけに、山田耕介監督(55)は「何が足りなかったのか分からない。延長戦は点を取れると思ったが…。またチャレンジします」と無念の口ぶりだった。

【優秀選手36人発表】
 サッカーの全国高校選手権の優秀選手36人が12日に発表され、優勝した星稜、準優勝の前橋育英から最多の6人ずつが選出された。
 優秀選手は以下の通り。

GK:
吉田舜(前橋育英)
坂口璃久(星稜)
脇野敦至(東福岡)
DF:
菊池流帆(青森山田)
宮本鉄平(前橋育英)
小川諒也(流通経大柏)
渡辺剛(山梨学院大付)
大野佑哉(山梨学院大付)
鈴木大誠(星稜)
小川明(履正社)
MF:
渡辺凌磨(前橋育英)
鈴木徳真(前橋育英)
吉永大志(前橋育英)
沢田篤樹(流通経大柏)
久保和己(流通経大柏)
砂賀拓巳(日大藤沢)
中村恒貴(日大藤沢)
伊藤大祐(山梨学院大付)
旗手怜央(静岡学園)
名古新太郎(静岡学園)
藤島樹騎也(星稜)
平田健人(星稜)
前川優太(星稜)
志知大輝(京都橘)
藤井潤太(立正大淞南)
近藤大貴(東福岡)
増山朝陽(東福岡)
FW:
青柳燎汰(前橋育英)
高沢優也(流通経大柏)
田場ディエゴ(日大藤沢)
大田賢生(星稜)
中野克哉(京都橘)
岩崎悠人(京都橘)
末吉塁(初芝橋本)
牧野寛太(履正社)
中島隆司(立正大淞南)

【本田「今日はオレの試合よりもそっちじゃないかと」】
 アジア杯初戦のパレスチナ戦後の取材エリア。FW本田(ミラン)が嬉しそうに反応したのは、母校・星稜高校(石川)の話題だった。サッカー全国高校選手権での初優勝をパレスチナ戦後に知ったそうで、「悲願ですよね」と我がことのように語り始めた。
 本田の星稜時代の成績は、1年生で2回戦敗退、2年生で3回戦敗退、3年生でベスト4入りと右肩上がり。監督は、当時から河崎護監督だった。
 その恩師は、大会直前に交通事故に遭ってしまったが、「事故は不幸ですけど、悲願の優勝という明るいニュース。『おめでとう』と先生に言いたい」。
 昨年度の高校選手権は、決勝で富山第一に逆転負けを喫した。本田自身はミランに移籍したばかりの時期。「朝早く起きたら負けてたんですよ。持ってないなと思っていたのに、翌年に優勝するなんて、なかなかの高校になりましたよね」
 母校に対しては、「卒業生がちゃんと結果を出すのが恩返しになる」。まずはアジア杯の連覇を期した。
 同じく星稜高OBの豊田も満面の笑みを浮かべながら「やっと栄光を勝ち取った。ご褒美を考えています」と、プレゼントを計画していることを明かした。
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不合格
 日本代表の主将MF長谷部誠とMF乾貴士が所属するアイントラハト・フランクフルトは、5日からテスト参加していたJ1新潟のU-21(21歳以下)日本代表FW鈴木武蔵(20)の獲得を見送った。11日付のドイツ誌キッカー(電子版)が報じた。
 9日に初実戦となった3部ウィースバーデンとの練習試合に後半開始から途中出場し、同16分に先制点を挙げてアピールしていたが、ヒュブナー・スポーツディレクター(SD)は「決して悪い印象があったわけではない。今後も引き続き注目していきたい」と説明。今後の移籍の可能性は残されているものの、FWの層の厚さなどから見通しは厳しいと指摘した。
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獲得
 サッカーのイングランドプレミアリーグ、スウォンジーに所属する26歳のコートジボワール代表FWウィルフリード・ボニーが昨季王者のマンチェスター・シティーに移籍することで基本合意したと11日、英BBC放送(電子版)が報じた。4年半契約で、移籍金は2800万ポンド(約50億4000万円)とされている。
 2013年にオランダのフィテッセから加入し、ゴールを量産。昨年のワールドカップ(W杯)ブラジル大会でもグループリーグの日本戦で得点した。
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決勝GOAL
ポルトガルプリメイラリーガ第16節結果

スポルティング・ブラガ0―1スポルティング・リスボン
(ブラガ・ムニシパル/30000人)
≪得点者≫
スポルティング・リスボン:田中順也90+5
≪出場メンバー≫
【スポルティング・ブラガ】
GK:
マテウス
DF:
アンドレ・ピント、バイアーノ、ジャヴァン、アデルラン・サントス
MF:
ルベン・ミカエル(87分アラン)、ラファ・シルバ(79分ペドロ・サントス)、ダニーロ・シウヴァ、パルド(78分サルヴァドール・アグラ)
FW:
エデル、ペドロ・ティバ
【スポルティング・リスボン】
GK:
ルイ・パトリシオ
DF:
マウリシオ、ジェフェルソン、ジョアン・マリオ、パウロ・オリベイラ
MF:
セドリク・ソアレス、ヴィリアン・カルバーリョ、カリージョ、アドリエン・シルヴァ(79分マネ)、ナニ
FW:
モンテロ(79分田中順也)

田中順也スポルティング・ブラガ戦決勝ゴール動画
(You Tube)


ベンフィカ3―0ヴィトーリア・ギマランエス
(エスタディオ・ダ・ルス/44065人)
≪得点者≫
ベンフェカ:ジョナス14、O・ヨーン54、ガイタン89
≪出場メンバー≫
【ベンフェカ】
GK:
ジュリオ・セザル
DF:
ジャルデウ、アンドレ・アルメイダ、セザル、サマリス
MF:
ガイタン、エリゼウ、アンデルソン・タリスカ(88分スレイマニ)
FW:
リマ、O・ヨーン(84分サルビオ)、ジョナス(79分クリスタンテ)

ポルト3―0ベレネンセス
(エスタディオ・ドラゴン/50106人)
≪得点者≫
ポルト:J・マルティネス10、トーレス47、エヴァンドロ90+3
≪出場メンバー≫
【ポルト】
GK:
ファビアーノ
DF:
ダニーロ、マルティンス・インディ、マイコン、ホセ・アンヘル
MF:
カゼミロ(82分アドリアン・ロペス)、R・クアレスマ(75分キンテロ)、エレーラ
FW:
オリベル・トーレス(69分エヴァンドロ)、J・マルティネス、テージョ

エストリル1―1モレイレンセ
≪得点者≫
エストリル:フェルナンデス37
モレイレンセ:ゴメス45

アカデミカ・コインブラ2―2パソス・フェレイラ
≪得点者≫
アカデミカ・コインブラ:パウロ49=PK、ミネイロ81
パソス・フェレイラ:ラファエウ58、ロメウ90

ジル・ヴィセンテ2―1ペナフィエル
≪得点者≫
ジル・ヴィセンテ:ビレラ51=PK、シミー73
ペナフィエル:ラビオラ45

リオ・アヴェ0―0マリティモ

アロウカ1―0ヴィトーリア・セトゥバル
≪得点者≫
アロウカ:コエーリョ86

CDナシオナル2―1ボアヴィスタ
≪得点者≫
CDナシオナル:ルーカス・ジョアン37、55
ボアヴィスタ:レオジーニョ2

 ポルトガルプリメイラリーガは11日、第16節が行われ、田中順也が所属する4位スポルティングは、アウェーで5位スポルティング・ブラガを1―0で下した。田中は後半ロスタイムに直接FKで決勝点を挙げ、劇的勝利の立役者となった。J1柏から今季加入した田中はリーグ戦初ゴール。
 田中はスコアレスで迎えた後半34分に途中出場でピッチに立つと、終了間際にFKを獲得。すると、これを左足で豪快に直接叩き込んで土壇場で決勝点。移籍後リーグ戦初ゴールを挙げて、チームを勝利に導いている。
 この結果、スポルティングは勝ち点を33に伸ばし、順位を3位に上げた。
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欠場
イタリアセリエA第18節結果

インテル3―1ジェノア
(スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ/51000人)
≪得点者≫
インテル:パラシオ12、イカルディ39、ヴィディッチ88
ジェノア:イッツォ85
≪出場メンバー≫
【インテル】
GK:
ハンダノビッチ
DF:
アンドレオッリ、カンパニャーロ、ヴィディッチ、ダンブロジオ
MF:
グアリン、メデル(87分クルヒン)、エルナネス(74分オビ)
FW:
パラシオ(65分クズマノビッチ)、イカルディ、ポドルスキ

ナポリ1―3ユベントス
(スタディオ・サンパオロ/60000人)
≪得点者≫
ナポリ:ブリトス64
ユベントス:ポグバ29、M・カセレス69、ビダル90+4
≪出場メンバー≫
【ナポリ】
GK:
ラファエウ
DF:
ブリトス、マッジョ、K・クリバリー、ラウール・アルビオル
MF:
J・デ・グスマン、ハムシク(60分メルテンス)、ダビド・ロペス、ガルガノ(84分サパタ)、カジェホン(73分ガッビアディーニ)
FW:
イグアイン
【ユベントス】
GK:
ブッフォン
DF:
キエッリーニ、M・カセレス(80分オグボンナ)、ボヌッチ、エヴラ
MF:
ポグバ(70分リヒトシュタイナー)、マルキジオ、ピルロ、ビダル
FW:
テベス、ジョレンテ(74分モラタ)

ローマ2―2ラツィオ
(スタディオ・オリンピコ・ディ・ローマ/55,000人)
≪得点者≫
ローマ:トッティ48、64
ラツィオ:マウリ25、フェリピ・アンデルソン29
【ローマ】
GK:
デ・サンクティス
DF:
マイコン、アストーリ、ホレバス、マノラス
MF:
ナインゴラン(46分ストロートマン)、ピャニッチ、デ・ロッシ
FW:
トッティ、フロレンツィ(46分リャイッチ)、 イトゥルベ(80分デストロ)

サンプドリア1―0エンポリ
≪得点者≫
サンプトリア:エデル49

フィオレンティーナ4―3パレルモ
≪得点者≫
フィオレンティーナ:パスクワル20、バサンタ51、クアドラード64、ホアキン74
パレルモ:クアイソン59、61、ベロッティ81=PK

アタランタ1―1キエーボ
≪得点者≫
アタランタ:ザパコスタ72
キエーボ:ラザレビッチ90

カリアリ2―1チェゼーナ
≪得点者≫
カリアリ:ペドロ21、ドンサー72
チェゼーナ:ブリエンザ89

ベローナ3―1パルマ
≪得点者≫
ベローナ:サーラ39、トニ72、ヴァロッティ90+1
パルマ:ローディ63

 イタリアセリエAは11日、第18節の残り8試合が行われ、首位ユベントスは3位タイのナポリに敵地で3―1と勝利。2位ローマは3位タイのラツィオとのローマ・ダービーで2―2と引き分けた。長友佑都の所属する11位タイのインテルは、ホームで5位タイのジェノアに3―1で快勝した。長友はアジアカップ(オーストラリア)出場のため、チームを離れている。
 昨年末のイタリア・スーパーカップでナポリに敗れたユベントスだが、この日は開始30分にポグバの見事なボレーで先制。後半19分にCKからブリトスに同点とされるが、5分後にピルロのFKからカセレスのハーフボレーで再び突き放す。この際、カセレスはオフサイドポジションにいたが、得点は認められた。
 ユーベはその5分後、GKブッフォンがクリバリと衝突してボールをこぼすと、カセレスがクリアを試みるも、オウンゴールとしてしまう。しかし、主審はクリバリのファウルがあったと判定。得点が認められなかったナポリは怒りをあらわにした。すると、ユーベは終了間際にカウンターからビダルがダメ押しとなる3点目を奪い、勝負を決めた。
 ナポリのデ・ラウレンティス会長はツイッター上で、「こういうことにはうんざりしている!」とコメント。「ユーベは強いチームだ。それがさらに審判からの助けもあれば無敵になる」と判定への怒りをぶちまけた。
 一方、ユベントスのアッレグリ監督は「笑ってしまうよ。ジャッジに文句を言い始めたらカオスだけどね。ミスはあるものだ。会長から審判まで、誰にでも。普通のことだよ」と判定についてのナポリ側からの不満の声を一蹴した。
 3位ラツィオとのローマ・ダービーを迎えたローマは、前半にフェリペ・アンデルソンのアシストからマウリに先制点を許すと、F・アンデルソンに追加点を奪われ、2点差で後半を迎える。なお、F・アンデルソンは絶好調で、ここ5試合で5ゴール5アシストを記録した。
 しかし、ローマは2選手を代えて臨んだ後半に、キャプテンが反撃を牽引。トッティはストロートマンのクロスに合わせて1点を返すと、さらにホレバスのクロスからジャンピングボレーで同点弾を挙げ、試合を振り出しに戻す。するとトッティはゴール裏のスタンドに駆け寄り、ファンをバックにスマートフォンで自撮りをして2ゴールを祝った。
 試合はそのまま2―2のドローで終了。ローマは首位ユベントスとの勝ち点差が3に開いた。一方のラツィオは勝ち点31で3位をキープ。4位ナポリとは勝ち点1差となった。
 新加入のシャキリをベンチに置いたものの、ポドルスキを初先発で起用したインテルは、前半にパラシオとイカルディのゴールで2点を先行。その後1点を返されたものの、ヴィディッチが移籍後初得点を決めて再び突き放し、ジェノアを下した。
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欠場
イングランドプレミアリーグ第21節結果

マンチェスター・ユナイテッド0―1サウサンプトン
(オールド・トラフォード/75395人)
≪得点者≫
サウサンプトン:タディッチ69
≪出場メンバー≫
【マンU】
GK:
デ・ヘア
DF:
ショー(64分ブラケット)、P・ジョーンズ、スモーリング
MF:
ディ・マリア(72分フェライニ)、マタ、キャリック、ブリント、バレンシア
FW:
ルーニー、ファン・ペルシー(61分エレーラ)
【サウサンプトン】
GK:
フォースター
DF:
クライン、フォンテ、アルデルワイレルト(21分ガルドシュ)、バートランド
MF:
シュネデルラン、St・デイヴィス(80分リード)、ワニャマ、プラウズ、エリア(63分タディッチ
FW:
ペッレ

アーセナル3―0ストーク・シティー
(エミレーツ・スタジアム/59956人)
≪得点者≫
アーセナル:コシールニー6、A・サンチェス33、49
≪出場メンバー≫
【アーセナル】
GK:
オスピナ
DF:
ドゥビュシー(13分ベジェリン)、メルテザッカー、コシールニー、モンレアル
MF:
ロシツキー、カソルラ、コクラン、ジルー(73分エジル)、チェンバレン(68分ウォルコット)
FW:
A・サンチェス

 イングランドプレミアリーグは11日、第21節の残り2試合が行われ、3位マンチェスター・ユナイテッドは本拠地で吉田麻也所属の4位サウサンプトンに0―1で敗れた。一方、6位アーセナルは11位ストーク・シティーに本拠地で3―0で完勝した。
 リーグ戦ここ10戦無敗と好調のマンUだが、この日はディ・マリアやルーニーがチャンスを迎えるもゴールが遠い。するとスコアレスで迎えた後半23分、サウサンプトンは途中出場でピッチに入ったばかりのタディッチのチャンスメイクから、ペッレがシュートを放つ。これはポストに阻まれたものの、こぼれ球をタディッチが押し込み、サウサンプトンが先制。マンUは結局最後まで1点を返すことができず、11試合ぶりの黒星を喫した。
 サウサンプトンが敵地でマンUを下すのはこれが27年ぶり。なお、吉田はアジアカップのためチームを離脱している。
 途中出場からチームを勝利に導く決勝点を挙げたタディッチは、ゴールの際にユニフォームを脱いで喜びを露わにし、警告を受けた。これについてサウサンプトンのクーマン監督は、「決勝点を挙げたことは素晴らしい。しかし、それ以外については好ましくない」と、仕事ぶりを評価しつつも、イエローカードをもらったことには苦言を呈した。
 完封負けを喫したマンUのファン・ハール監督は「彼らはドロー狙いでここに来て、勝利を持ち帰った。非常に残念なこと。我々は試合を支配したわりにはあまり多くのチャンスを作ることができなかった」と、悔しさを滲ませた。
 ホームにストークを迎えたアーセナルは、アレクシス・サンチェスが躍動。同選手は立ち上がりの6分にクロスでコシールニーの先制点をアシストすると、33分にロシツキーとのワンツーから、追加点を奪取。さらに後半立ち上がりの4分には直接FKを沈め、全3得点に絡む活躍でチームを勝利に導いた。
 この結果、勝ち点を39に伸ばしたサウサンプトンがマンU(勝ち点37)をかわして3位浮上。アーセナル(同36)はマンUに勝ち点1差の5位に浮上した。
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上位対決制す
スペインリーガエスパニョーラ第18節結果

バルセロナ3―1アトレティコ・マドリード
(カンプ・ノウ/81,658人)
≪得点者≫
バルセロナ:ネイマール12、スアレアス35、メッシ87
A・マドリード:マンジュキッチ57=PK
≪出場メンバー≫
【バルセロナ】
GK:
ブラボ
DF:
ピケ、アルバ、アウヴェス、ラキティッチ(89分ラフィーニャ)
MF:
ブスケッツ、イニエスタ、マスチェラーノ
FW:
L・スアレス(90分ペドロ)、メッシ、ネイマール
【A・マドリード】
GK:
モジャ
DF:
ゴディン、ガメス(83分シケイラ)、ファンフラン、J・ヒメネス
MF:
ティアゴ、コケ、アルダ、ガビ(67分フェルナンド・トーレス)
FW:
グリーズマン(74分ラウール・ガルシア)、マンジュキッチ

アルメリア0―2セビージャ
≪得点者≫
セビージャ:イボラ58、コケ63

アスレティック・ビルバオ1―2エルチェ
(エスタディオ・カンポ・サン・マメス/40000人)
≪得点者≫
ビルバオ:ドミンゲス73
エルチェ:ロドリゲス17、ファジル53
≪出場メンバー≫
【ビルバオ】
イライソス;ラポルト、イラオラ、エチェイタ、バレンシアガ、イトゥラスペ(66分ホセ)、スサエタ、リコ、マルコス(56分ビゲラ)、ムニアイン(67分トケロ)、アドゥリス

グラナダ1―1レアル・ソシエダ
≪得点者≫
グラナダ:リコ79=PK
R・ソシエダ:ベラ36=PK

 スペインリーガエスパニョーラは11日、第18節の4試合が行われ、2位バルセロナはホームで3位アトレティコ・マドリードに3―1で勝利した。
 アトレティコとの上位対決に臨んだバルサは、開始12分にメッシがペナルティーエリア内右からクロスを入れると、ボールはスアレスを経てネイマールへ。これをネイマールが決めて先制する。さらに35分、メッシのドリブル突破からのパスを受けたスアレスが追加点を挙げる。
 2点リードで後半を迎えたバルサだが、12分にメッシが献上したPKをマンジュキッチに沈められ1点差に詰め寄られる。それでも、終了間際にラキティッチのパスから最後はメッシが押し込み、再び突き放して勝利を決めた。
 バルサはこの勝利で勝ち点を41に伸ばし、1試合未消化の首位レアル・マドリードとの勝ち点1差をキープ。3位アトレティコとは同3差とした。
 この日行われたそのほかの試合では、5位セビージャがイボラとコケのゴールで15位アルメリアに敵地で2―0と勝利した。12位アスレティック・ビルバオはホームで最下位(20位)エルチェに1―2で敗れた。
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初首位
フランスリーグ1第20節結果

リヨン3―0トゥールーズ
≪得点者≫
リヨン:ラカゼッテ14、27、フェキル48

モナコ0―0ボルドー

ナント0―0メス

 フランスリーグ1は11日、第20節の残り3試合が行われ、2位リヨンがホームで14位トゥールーズに3―0で完勝し、破竹の5連勝で今季初の首位浮上を果たした。
 スタメン11人中8人がホームグロウンと、“国産”の選手を中心に好調をキープするリヨン。この試合では開始14分にフェキルのアシストからホームグロウンの1人、ラカゼットが先制ゴールを挙げると、27分にラカゼットがこの日2点目を奪取。さらに、後半立ち上がりの3分にフェキルがダメ押しゴールを奪い、3得点で完勝を収めた。
 この日2得点を挙げたラカゼットは、直近7試合で11点目。右ウイングからCFへのコンバートを機に得点力が開花し、今季はここまでリーグ戦20試合で19ゴールを奪い、パリSGのイブラヒモビッチ(8得点/12試合)らを抑えて、堂々の得点ランクトップに立っている。
 この結果、リヨンは勝ち点を42に伸ばし、今節敗れたマルセイユ(勝ち点41)をかわして首位に浮上した。今節黒星を喫した3位パリSGは、勝ち点38で4位に後退した。
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一時帰国
 ドイツブンデスリーガのハノーバーは11日、クラブの公式ツイッターでDF酒井宏樹(24)が11日から始まるトルコ合宿には参加せず、日本に一時帰国すると発表した。
 その理由は、酒井宏にまもなく第1子が誕生するためで、出産に立ち会えるようにクラブが特別な休暇を与えたという。来週に日本から直接トルコへ向かう予定。
 酒井は昨年8月、一般女性と結婚した。

決勝点
 サッカー女子のフランス1部リーグで11日、モンペリエの宇津木瑠美はホームのサンテティエンヌ戦に守備的MFでフル出場し、前半に決勝点を決めた。試合は1―0で勝った。宇津木は「攻めていても得点できない傾向があるので、チャンスメークもできるが得点もできるという風にもっとやっていかないといけない」と話した。
 熊谷紗希のリヨンは9―0で大勝した敵地のイシー戦にセンターバックでフル出場した。

退団
 J1新潟は本日、MF田中亜土夢(27)の退団を発表した。田中は2014年シーズンで契約が満了し、契約更新を望むクラブが交渉を続けてきたが、本人から退団の申し出があり、決定したという。
 新潟県出身で、元U-20日本代表選手でもある田中は、前橋育英高から2006年に新潟入り。プロ9年間で新潟ひと筋にプレーし、J1リーグ戦通算200試合に出場し、17得点をマークしている。昨季も33試合に出場し、2得点。地元出身で、エースナンバーの「10番」を背負い、サポーターからも人気が高い。

獲得
 J2長崎は本日、J1清水からGK三浦雄也(25)が完全移籍で加入すると発表した。
 愛知県東海市出身の三浦は中京大中京高、筑波大を経て2012年に柏入り。同年8月に当時J2だった松本へ期限付き移籍し、2013年から清水に復帰していた。公式戦出場はない。

レンタル
 J2長崎は本日、J3町田からDF三鬼海(21)が期限付き移籍にて加入すると発表した。期限付き移籍期間は2016年1月31日まで。
 三重県桑名市出身の三鬼は名古屋U-15、U-18を経て2011年に当時JFLだった町田入り。リーグ戦の通算成績はJ2が34試合1得点、J3が24試合0得点、JFLが27試合0得点。

新加入
 J2長崎は本日、桃山学院大1年のFW北川滉平(19)と仮契約を結び、2015年シーズンからの新加入が内定したと発表した。
 静岡県出身の北川は1995年4月29日生まれの19歳で、身長1メートル70、体重62キロ。磐田U-15、U-18を経て桃山学院大に進学。クラブはそのプレースタイルを「テクニック、スピードを兼ね備えるアタッカー。切れ味鋭い突破でゴールへ迫るサイドからの攻撃が持ち味」と紹介している。

移籍
 J2熊本は本日、MF五領淳樹(25)がJFLの鹿児島ユナイテッドに移籍することが決まったと発表した。
 鹿児島県出身の五領は、神村学園高等部、宮崎産業経営大を経て2012年に熊本入り。J2リーグ通算37試合に出場して2得点、昨季は9試合0得点だった。

移籍
 J2の東京VのDF森勇介(34)がJ3相模原に移籍することが本日12日、明らかになった。J3でのプレーは自身初で、相模原へは完全移籍での加入となる。
 森は清水ジュニアユース、清水東高を経て1999年に当時J1だったV川崎(現J2東京V)入り。仙台、京都でのプレーを経て2005年から2010年まで6年間在籍した川崎では、右ウイングバックや右サイドバックを主戦場に主力として活躍し、2006、2008、2009年と3度の年間2位に貢献した。アジアチャンピオンズリーグ(ACL)にも19試合に出場。2007年には、オシムジャパンの代表候補合宿に2度選出されている。

トップ昇格
 J3富山は本日、下部組織の富山U-18からFW馬渡隼暉(まわたり・じゅんき=18)のトップチーム昇格が内定したと発表した。下部組織からのトップチーム昇格は、クラブ史上初となる。
 富山県富山市生まれの馬渡は、富山U-15からU-18に進み、身長1メートル70、体重63キロ。クラブは、そのプレーの特徴を「高い技術を活かしたパスやドリブルで、ゴールへ向かうアグレッシブなプレー」と紹介している。

移籍
 J3鳥取は本日、MF森英次郎(28)とFW住田貴彦(23)がともにJ3盛岡に移籍すると発表した。
 神奈川県出身の森は桐蔭学園高、順天堂大を経て2009年に当時JFLだった鳥取入り。リーグ戦の通算成績はJ2が77試合3得点、J3が33試合3得点、JFLが26試合3得点だった。

獲得
 J3秋田は本日、神奈川県1部リーグのエスペランサSCからMFアグスティン・レオナルド・オルテガ(22)が完全移籍で加入することが決定したと発表した。オルテガはアルゼンチン出身。
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総入場者数(本日の超最新情報)

本日の入場者数

昨日の入場者数


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