アジアカップ、オーストラリアと韓国の決勝トーナメント進出が決定!!NEW!
ブンデスからセリエB、イングランド2部、Jリーグ、アジアカップの日本代表まで同時一斉収録★

PS3版ウイイレ2015完全修正データ

本日の超最新情報
2015年1月13日(火)

INDEX

圧勝発進
アジアカップ・グループリーグ第1戦
グループD:
日本代表4―0パレスチナ代表
ヨルダン0―1イラク

アジアカップで2連覇を目指す日本代表は、遠藤保仁、岡崎慎司、本田圭佑、吉田麻也のゴールで圧勝して白星発進!前々回王者のイラクもヤセル・カシムの決勝弾で白星スタート!

移動
アジアカップ・グループリーグ第2戦日程
グループD:
16日(金)
日本時間18:00
イラク代表vs日本代表
(ブリスベン・スタジアム)

アジアカップ2連覇へ好発進した日本代表は、オーストラリアのニューカッスルで約1時間半練習し、16日のグループリーグ第2戦で前々回王者のイラクと対戦するブリスベンに移動!パレスチナ戦で股間に蹴りを受けるなど荒々しいプレーにさらされた武藤嘉紀(FC東京)は別メニュー調整!

16.0%
昨日12日午後3時44分からテレビ朝日系列で生中継されたアジアカップの日本代表vsパレスチナ代表戦の平均視聴率は16.0%!ゴールデンタイムではないにも関わらず、アギーレ監督就任後、最高の視聴率を記録!

決勝T進出
アジアカップ・グループリーグ第2戦
グループA:
クウェート0―1韓国
オマーン0―4オーストラリア

開催国オーストラリアはミリガンのPK弾などで圧勝、韓国もナム・テヒの決勝弾で競り勝ち、ともに2連勝で決勝トーナメント進出が決定!クウェートとオマーンはともに2連敗で敗退!

初優勝
第93回全国高校選手権大会決勝
前橋育英高(群馬)2―4(延長0―2)星稜高(石川)

前回準優勝の星稜は後半に追い付いて延長に突入し、森山泰希の2ゴールで再逆転勝ちし、創部48年目で悲願の初優勝を達成!星稜OBの本田圭佑と豊田陽平もパレスチナ戦後に喜びを爆発!

バロンドール
FIFAが2014年の世界年間表彰式を開催し、レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(29)が2年連続3度目のバロンドール(年間最優秀選手賞)を受賞!90歳の現役サッカージャーナリスト、賀川浩さんがFIFA会長賞を受賞!同賞を日本人が受けるのは史上初!

レンタル
内田篤人の所属するシャルケがマンチェスター・シティーからセルビア代表DFナスタシッチ(21)を今季終了までの期限付き移籍で獲得!

獲得検討
オランダエールディビジのフェイエノールトが、スペインリーガエスパニョーラのコルドバを退団した元日本代表FWハーフナー・マイク(27)の獲得を検討!

新体制発表
J1復帰1年目の昨季に国内3冠を達成したG大阪が新体制を発表!就任3季目の長谷川健太監督は「受けて立つなどと考えず、チャレンジャーとして再びタイトルを狙う」と意気込み!

新体制発表
昨季J2で5位に入りながらJ1昇格プレーオフに出場できなかった北九州が新体制を発表!J1の要件となる1万5000人以上を収容する新スタジアムは2017年に完成予定!

退任&新監督
元日の皇后杯決勝で日テレ・ベレーザを5年ぶり11度目の優勝に導いた寺谷真弓監督(43)が退任!後任に昨季まで東京Vジュニアユース監督を務めた森栄次氏(55)が就任!

本日の超サカFLASH
J1浦和が埼玉スタジアムで新加入11選手の入団会見を実施ほか


本文

圧勝発進
アジアカップ・グループリーグ第1戦結果

グループD:

日本代表4―0パレスチナ代表
(ニューカッスル・スタジアム/15497人)
≪得点者≫
日本代表:.遠藤保仁8、岡崎慎司25、本田圭佑44=PK、吉田麻也49
≪出場メンバー≫
日本代表
GK:
1.川島永嗣(スタンダール・リエージュ)
DF:
21.酒井高徳(シュトゥットガルト)
22.吉田麻也(サウサンプトン)
6.森重真人(FC東京)
5.長友佑都(インテル)
MF:
17.長谷部誠(アイントラハト・フランクフルト)(cap)
7.遠藤保仁(G大阪)
(58分14.武藤嘉紀(FC東京))
10.香川真司(ドルトムント)
FW:
4.本田圭佑(ミラン)
9.岡崎慎司(マインツ)
(80分11.豊田陽平(鳥栖))
18.乾貴士(アイントラハト・フランクフルト)
(46分8.清武弘嗣(ハノーバー))
ベンチ:
GK:
23.東口順昭(G大阪)
12.西川周作(浦和)
DF:
3.太田宏介(FC東京)
16.塩谷司(広島)
19.昌子源(鹿島)
2.植田直通(鹿島)
MF:
15.今野泰幸(G大阪)
20.柴崎岳(鹿島)
FW:
13.小林悠(川崎)

フォーメーション
(4-1-2-3)

18   9   4
  10  7
   17
21  6  22  21
    1

ヨルダン0―1イラク
(ブリスベン・スタジアム/6840人)
≪得点者≫
イラク:ヤセル・カシム77

 サッカーのアジアカップ第4日は12日、オーストラリアのニューカッスルなどでグループリーグ・グループDの2試合が行われ、日本は初戦でパレスチナを4―0で下し2大会連続、史上最多を更新する5度目の優勝へ向けて好スタートを切った。
 国際サッカー連盟(FIFA)ランキングで54位の日本は、115位で初出場のパレスチナを序盤から圧倒した。前半8分に遠藤(G大阪)のミドルシュートで先制し、25分に岡崎(マインツ)、44分には本田(ミラン)がPKを決めて加点。後半に入って吉田(サウサンプトン)が4点目を挙げた。

【アギーレ監督「楽なゲームではなかった」】
 大会連覇に向けた初戦を4ゴールの快勝で飾った日本代表のアギーレ監督は「点差はあったが、楽なゲームではなかった」と振り返った。
 前半8分に早々と遠藤のミドルシュートで先制すると、同25分には香川のシュートを岡崎がヘッドでコースを変えて追加点。前半終了間際には香川が得たPKを本田がきっちり決めて3点リードで前半を折り返した。
 後半も勢いは止まらず、4分に吉田のヘッドで追加点。FIFAランキング54位の日本に対して同115位と格下の相手とはいえ、難しい初戦できっちり白星を手にした指揮官は「両チームとも意欲的にプレーできた。修正点はあるが勝ち点3取れたことは良かった」と前向きな言葉を並べた。
 前日の公式会見では海外メディアから自身の八百長疑惑に関する質問を受け、不快感をあらわにした指揮官。この日の試合中も不満げな表情を見せる場面もあったが、終了後には「ベストを望んでいるが、そうならなかった時の反応」と強調し、快勝に白い歯をのぞかせた。

【遠藤、先制ゴールに手応え】
 前半8分に先制点を挙げたMF遠藤保仁(34=G大阪)は「初戦が大事だと全員で確認していましたし、相手を圧倒して必ずいいスタート切るっていう、それだけでしたね」と満足感をにじませた。
 ペナルティーエリア前の正面から放ったグラウンダーのシュートがゴール左隅に突き刺さり日本代表は幸先良く先制。シュートの意図を問われると「フリーだったので、とにかくまずは枠に蹴るように、ってそれだけだったので。下がスリッピーだったので、蹴った瞬間入るかなと思いましたね」と語った。
 これで練習試合も含め3試合連続ゴール。「高い位置を取れているので、ゴールへの意識は高くなっていますし、それがいい結果が出ているので、これからもゴールへの意識を高くやっていきたいです」と誓った。

【本田「改善するところたくさんあった」 】
 パレスチナを4―0で下す快勝スタートにMF本田圭佑(28=ミラン)は「立ち上がりいい形で先制点獲れたというのが、こういう4―0という結果につながったんじゃないかなと思います」と振り返った。
 そして「チームとしてやろうとしていることが明確になっているっていうのはいいんじゃないかなと思います」と評価する一方で「ただ質というのはまだまだ改善しなければいけないところがたくさんあったので、ミスを減らしていかないといけないというのが反省点です」とプレーの精度向上を課題に挙げた。
 16日に前々回王者のイラク(FIFAランク114位)、20日にはヨルダン(同93位)と対戦する。初戦は早い時間帯に先制できたことがいい流れを作ったとし、「次の試合も先制点が大事になってくると思います」「厳しい試合が待っていると思うので慎重に入りたいと思います」と気を引き締めた。

【岡崎は嗅覚示すゴール】
 岡崎は得点への嗅覚の確かさを示した。前半25分に香川のシュートを頭で角度を変えゴール。偶然にも見えたが「いいシュートだったけど、ゴールから軌道が外れると思った。外れそうなときはいつも狙っている」と胸を張った。
 後半途中で下がったが、攻守に運動量も多く得点以外の仕事も多かった。「暑くなくて体が動いた。欲を言えばもっとチャンスが欲しかった。この展開なら4点では満足できない」と貪欲に話した。

【香川「うまく岡ちゃんが詰めてくれた」】
 日本代表MF香川は4得点中3得点に絡む活躍でチームの勝利に大きく貢献。それでも「得点に絡むより初戦をしっかり勝てたことが何より良かった」と初戦をきっちりものにしたことを喜んだ。
 1―0の前半25分、長友のクロスのこぼれ球に反応し、香川が右足でボレーシュート。ゴール前の岡崎が頭でコースを変えて2点目が生まれた。「枠に飛ばそうと打ったら、うまく岡ちゃんが詰めてくれた」と振り返った香川。昨年6月6日のザンビア戦以来となる代表ゴールはならなかったが「あのままいっていたら枠を外れていたが、(岡崎が)ストライカーらしさを見せてくれた」と笑顔をのぞかせた。
 前半終了間際にはエリア内で倒されてPKをGETし、後半4分には吉田のダメ押しヘッドをアシスト。不慣れなインサイドハーフでの起用にも「徐々に慣れつつあるが、もっと自分の良さを出してチームに生かしていきたい」と前向きに話した。

【麻也は2大会連続で初戦ゴール】
 吉田は前回大会に続き、初戦でゴールを挙げた。後半4分、左CKからの展開で香川の折り返しをヘディングで決めた。守備ラインを統率して無失点で終え「どんな大会でも難しい初戦で、いいスタートを切れた」と手応えを口にした。
 チームを引っ張るリーダーとしての自覚もあり、快勝にも浮かれた様子はない。「大事なのは次のイラク戦。グループリーグで最も厳しい試合になる」と早くも第2戦に視線を向けた。

【長谷部は白星発進も反省】
 主将の長谷部は白星発進にも表情を緩めることはなかった。「勝てたのは良かった。ただ、選手は内容には満足していないと思う」と冷静に試合を振り返った。
 後半の早い時間帯で4―0と大量リードを奪ったが、その後はチーム全体として攻め急いだり、球を簡単に失ったりしてリズムを崩した。中盤の底のポジションに入って攻守のかじ取り役を担う長谷部は「小さなミスが多かった。しっかり集中してやりきることができなかった」と反省の言葉を並べた。

【パレスチナ ほろ苦いアジア杯デビュー】
 初出場のパレスチナはほろ苦いアジア杯デビューとなった。前線で起点をつくれずに防戦一方となり、前半だけで3失点。ハサン監督はハーフタイムに「0―0だと思ってやろう」と選手を励ましたが、後半立ち上がりに4点目を許した。
 終盤はGKサレハが好セーブを見せるなど意地は見せ、試合後は観客から拍手で健闘をたたえられた。イスラエルとの対立を乗り越えて立った舞台。監督は「オーストラリアでわれわれの旗が振られ、歌が流れた。言葉にできないほど誇らしい」と感慨深そうに話した。

【カズが日本代表にエール】
 サッカーの元日本代表FWで、J2の横浜FCでプロ30年目となる三浦知良(47)が12日、自主トレーニング中のグアムで取材に応じ「たくさんの人が期待してくれている。一つでも多くの試合に出る」と抱負を語った。2連覇を目指すアジアカップでグループリーグを白星発進した日本代表に対しては「アジアでは絶対優勝してほしい。相手は必死だろうけど、負けないように」とエールを送った。
 2月に48歳になるサッカー界の“レジェンド”は黙々とボールを蹴って調整し、観光客が熱心にその姿を見つめた。昨季は10月に自らの最年長出場記録を47歳7カ月23日に更新したが、2試合の途中出場、計4分のプレー時間にとどまった。開幕前にケガをして出遅れたことが響き「ふがいない、悔しいシーズン」と反省し、今季に向けては昨年12月に約10日間、グアムで1次キャンプを行い、今月4日から再訪して体を動かしている。

≪超サカ採点表≫
日本代表
GK:
1.川島 永嗣 5.5
ほとんど仕事がなかった中、ハイボールの処理でパンチングのミスがあった
DF:
3.酒井高徳 5.5
よく高い位置を取ったが、ややプレー精度を欠いた
22.吉田麻也 6.5
無理のない守備で相手FWを抑える。打点の高いヘディングシュートでチーム4点目を記録した
6.森重真人 6.0
好フィードを通し、守備でも及第点のプレーぶり
5.長友佑都 6.0
アップダウンを繰り返す。ダイナミックな攻撃参加でチーム2点目に関与した
MF:
17.長谷部誠 6.0
守備に集中。相手のカウンターの芽を摘んだ
7.遠藤保仁 6.5
精度の高いミドルシュートで日本の今大会初ゴールを記録した
(58分14.武藤嘉紀 5.5)
インパクトを残すことはできなかった
10.香川真司 6.5
高いテクニックでパレスチナ守備陣を翻弄。PKを獲得し、岡崎&吉田弾をアシスト
FW:
4.本田圭佑 5.5
PK成功も、流れの中ではキレを欠いていた。相手のレベルを考えると物足りない内容
9.岡崎慎司 6.5
さすがの得点感覚でチームの2点目を奪取。前線で献身的な働き
(80分11.豊田 陽平 --)
18.乾貴士 6.0
チャンスに絡む。オフ・ザ・ボールの質も良かった
(46分8.清武弘嗣 5.5)
好調時のような鋭さがなかった。終盤の決定機をモノにできず
監督:
アギーレ 5.5
後半の内容は良くなかったが、無失点で白星スタートを切る

日本代表メンバー23名
GK:
1.川島永嗣(31)スタンダール・リエージュ
23.東口順昭(28)G大阪
12.西川周作(28)浦和
DF:
5.長友佑都(28)インテル
6.森重真人(27)FC東京
3.太田宏介(27)FC東京
22.吉田麻也(26)サウサンプトン
16.塩谷司(25)広島
21.酒井高徳(23)シュトゥットガルト
19.昌子源(21)鹿島
2.植田直通(20)鹿島
MF:
7.遠藤保仁(34)G大阪
15.今野泰幸(31)G大阪
17.長谷部誠(30)アイントラハト・フランクフルト
10.香川真司(25)ドルトムント
8.清武弘嗣(25)ハノーバー
20.柴崎岳(22)鹿島
FW:
11.豊田陽平(29)鳥栖
9.岡崎慎司(28)マインツ
4.本田圭佑(28)ミラン
13.小林悠(27)川崎
18.乾貴士(26)アイントラハト・フランクフルト
14.武藤嘉紀(22)FC東京
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移動
アジアカップ・グループリーグ第2戦日程

グループD:

16日(金)
日本時間18:00
イラク代表vs日本代表
(ブリスベン・スタジアム)

 サッカーのアジアカップ2連覇へ好発進した日本代表は本日13日、オーストラリアのニューカッスルで約1時間半練習し、16日にグループリーグ・グループDで前々回優勝のイラクと対戦するブリスベンに移動した。
 パレスチナを4―0で下した12日の試合でフル出場した本田(ミラン)らの主力は、ランニングなどでごく軽めに調整した。今野(G大阪)ら出番のなかった選手はミニゲームなどで体を動かし、イラク戦に備えた。

【本田がCR7を祝福】
 日本代表の本田(ミラン)は3位で投票したクリスティアーノ・ロナウドが2年連続のFIFAバロンドールに輝き「おめでとうと言いたい。世界最高の賞を何度ももらえている選手で、刺激になる」と祝福した。
 点取り屋として成長を目指す今の本田にとって、C・ロナウドは最高のお手本だ。「一選手が取れる点数のリミットを覆し続けている。同じ人間があれを可能にしているので(自分も)不可能と言いたくない。常にああいうところを目指し、今後の日本の若い選手もやっていくと思う」と語った。

【蹴り受けた武藤、別メニュー調整】
 パレスチナ戦に途中から出た武藤(FC東京)、豊田(鳥栖)のコンディションにやや不安が出てきた。
 下腹部に蹴りを受けるなど荒々しいプレーにさらされた武藤は別メニューで調整した。「いろいろ(痛んでいるところは)あるけど、明日からはやります」と全体練習の参加へ気丈に話した。
 豊田は控え組のミニゲームで左足首をひねった。一度練習から外れたが、すぐに戻り「これぐらいで離脱していては鳥栖の同僚に笑われる」と軽傷を強調した。
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16.0%
 12日夕方にテレビ朝日系列で生中継されたサッカー・アジアカップ「日本vsパレスチナ」(午後3時44分〜)の平均視聴率が16.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが13日、明らかになった。ハビエル・アギーレ監督(56)就任後、最高視聴率を記録した。
 従来の最高は昨年11月14日・ホンジュラス戦(テレビ朝日・午後7時43分)の15.5%。
 12日の瞬間最高視聴率は午後4時43分の20.7%だった。
 試合は、FW本田が2―0の前半44分にPKを決めるなど、4―0の快勝。アギーレ監督が八百長疑惑の問題を抱えるなど重圧があった中、連覇へ白星スタートを切った。
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決勝T進出
アジアカップ・グループリーグ第2戦結果

グループA:

クウェート0―1韓国
(キャンベラ・スタジアム)
≪得点者≫
韓国:ナム・テヒ36

オマーン0―4オーストラリア
(スタジアム・オーストラリア)
≪得点者≫
豪州:マッカイ27、クルーズ30、ミリガン45=PK、ユリッチ70

 サッカーのアジアカップは本日13日、キャンベラ(オーストラリア)などでグループリーグ・グループAの第2戦が行われ、開催国のオーストラリアはオマーンに4―0で大勝。2連勝で勝ち点を6とし、同グループで同じく勝ち点6の韓国とともにグループリーグ突破を決めた。
 オーストラリアは前半27分、左CKをセインズバリーが落とし、ゴール前でマッケイが押し込んで先制。3分後にはクルーセがスルーパスに抜け出したクルーズが右足で蹴り込んで追加点を挙げ、前半ロスタイムにはミリガンがPKを決めて3―0で前半を折り返した。
 後半25分にはレッキーの左クロスにユリッチが合わせて4―0。初戦のクウェートに続く4得点の快勝で、オーストラリアが2大会連続で8強に駒を進めた。
 1960年大会以来55年ぶり3度目の優勝を目指す韓国は、初戦のオマーン戦(1―0)に続く完封勝利を飾った。前半36分、ナム・テヒが頭で決めて先制すると、この1点を最後まで守り切った。
 17日のグループUSBメモリーリーグ最終戦では1位突破を懸けてオーストラリアと韓国が激突する。
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初優勝
第93回全国高校選手権大会決勝結果

前橋育英高(群馬)2―4(延長0―2)星稜高(石川)
(埼玉スタジアム2002/46,316人)
≪得点者≫
前橋育英:野口竜彦53、渡辺凌磨55
星稜:前川優太11=PK、原田亘64、森山泰希95、110

第93回全国高校選手権大会トーナメント表
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水  橋─┐
明徳義塾─┘┐
流経大柏┐ │┐
作  陽┘┐┘│
矢板中央┐┘ │
松 山 北┘  │
聖和学園┐  │┐
秀 岳 館┘┐ ││
尚  志┐┘┐││
広島皆実┘ │┘│
丸  岡─┐┘ │
立正大淞─┘  │
前橋育英─┐  │┐
初芝橋本─┘┐ ││
山梨学院┐ │┐││
滝川第二┘┐┘│││
岐 阜 工┐┘ │││
香 川 西┘  │┘│
國學院久┐  │ │
前  原┘┐ │ │
新  屋┐┘┐│ │
日章学園┘ │┘ │
第一学院─┐┘  │
京 都 橘─┘   │
         ├
宇治山田─┐   │
開志学園─┘┐  │
日大藤沢┐ │┐ │
徳島市立┘┐┘│ │
都大塩尻┐┘ │ │
高川学園┘  │ │
遠 野 高┐  │┐│
草 津 東┘┐ │││
三  鷹┐┘┐│││
東 福 岡┘ │┘││
静岡学園─┐┘ ││
佐 賀 東─┘  │┘
大谷室蘭─┐  │
履 正 社─┘┐ │
東海山形┐ │┐│
郡  山┘┐┘││
青森山田┐┘ ││
中 津 東┘  │┘
中京中京┐  │
長崎総合┘┐ │
昌  平┐┘┐│
米 子 北┘ │┘
鹿児島城─┐┘
星  稜─┘

 第93回全国高校サッカー選手権大会は12日、埼玉スタジアム2002で決勝が行われ、16年連続25回目出場で前回準優勝の星稜(石川)が創部48年目で悲願の初優勝を果たした。延長戦に突入する激闘の末、2年ぶり18回目出場で、同じく初優勝を目指した前橋育英(群馬)を4―2で退けた。
 星稜が先制し、前橋育英が逆転し、星稜が追い付くという激しい点の取り合い。4154校の頂点を懸けたし烈な戦いは、90分間を終えても2―2のまま決着がつかず、4大会連続となる10分ハーフの延長戦へと突入した。
 そして、星稜は延長前半5分、FW森山泰希(3年)が左足で勝ち越しゴールを決めると、延長後半9分にも森山が右足で追加点を決めて2点をリード。OBで、アジアカップ(オーストラリア)に出場中の日本代表FW豊田陽平(29=鳥栖)、MF本田圭佑(28=ミラン)らも達成できなかった全国制覇を成し遂げた。
 1985年から星稜の指揮を執る河崎護監督(55)が、昨年12月26日に愛知圏内で交通事故に遭い、休養中。木原力斗コーチ(27)が代行監督として指揮を執り、初戦の2回戦・鹿児島城西(鹿児島)戦をPK戦の末に突破すると、米子北(鳥取)、履正社(大阪)、日大藤沢(神奈川)を次々と撃破。昨年の決勝で延長戦の末に富山第一(富山)に敗れて準優勝に終わった雪辱を2年連続の延長戦で果たした。
 星稜は前半11分FW大田賢生(3年)のドリブル突破で得たPKをMF前川優太(3年)が右足で決めて先制。後半8、10分に失点して逆転を許したが、後半19分に大田が見事な切り返しの後で上げた右クロスをDF原田亘(3年)が頭で決めて追い付いた。
 前橋育英は0―1で迎えた後半8分、GK吉田舜(3年)が出したロングボールをFW青柳燎汰(3年)がつなぎ、最後はこの日が初先発のFW野口竜彦(2年)が左足で同点ゴールを決めると、2分後の同10分には、カウンターからドリブル突破したMF渡辺凌磨(3年)が右足でスーパーゴールを決めて1度は逆転。だが、延長戦の末に敗れ、群馬県勢初となる優勝を逃した。

星稜高校
 1962年開校。生徒や教職員からの公募で翌年、現校名に改称した。サッカー部OBに日本代表の本田圭佑(ミラン)、豊田陽平(鳥栖)ら。野球部も1995年夏の甲子園大会で準優勝した強豪で、巨人や米大リーグのヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏らを輩出した。

【星稜・鈴木主将が男泣き】
 昨年の悔しさを乗り越えて、悲願の全国制覇を果たした星稜。交通事故の影響で休養中の河崎護監督(55)に代わって指揮を執った木原力斗コーチ(27)は「言葉が出てきません。選手はよくやった、それだけです」と喜びを口にした。
 昨年の富山第一との決勝では後半41分まで2点をリードしながら追い付かれて延長戦に入り、延長後半に決勝点を決められて初優勝を逃した。雪辱を胸に臨んだ今大会は、大会前の昨年12月26日、1985年から指揮を執る河崎監督が愛知県内で交通事故に遭うアクシデント。それでもチームが1つになって2年連続で決勝の舞台に進み、この試合では後半に一時は試合をひっくり返されながらもDF原田亘(3年)のヘッドで試合を振り出しに。延長戦では昨年の悔しさを知るFW森山泰希(3年)が2得点を決めて頂点へとたどり着いた。
 入院中の河崎監督に「早く選手から(優勝を)伝えてあげたい。おめでとうと言いたい」と木原コーチ。主将のDF鈴木大誠(3年)は、試合前に受け取った河崎監督からの「凄く長いメッセージ」が心の支えになったといい、「監督が自分達のために精一杯のメッセージを送ってくれた。絶対に勝たないとと思う気持ちが強かった」と涙で声を震わせた。

【星稜FW森山が延長で2発】
 勝ち越し、ダメ押しの2得点を決めて星稜を勝利に導いたのは、昨年の決勝で逆転負けの悔しさを味わったFW森山泰希(3年)だった。
 2―2の延長前半5分、相手DFに囲まれながらも左足を一閃。強烈なシュートはゴール中央へと突き刺さり、勝ち越しに成功した。延長後半9分、今度は右足で強烈なミドルを叩き込んで勝利を決定づけた。
 昨年の富山第一との決勝では、1点リードの後半25分に左クロスにヘッドで合わせ、リードを2点に広げる貴重なゴールを決めた。しかし森山がピッチを退いた後にチームは後半41分から2点差を追いつかれて延長戦に入り、PK戦突入目前の延長後半9分に決勝点を許して初優勝を逃した。
 あれから1年。舞台は国立から埼玉に変わり、決勝の思い出も涙から笑顔に変えた。今大会初ゴールが値千金の一撃となった背番号11は「今までチームに迷惑かけてきたので、最後は貢献しようと思って、できたので良かった。日本一嬉しいです」と晴れやかな笑顔を見せた。

【前橋育英は2分で逆転も再逆転負け】
 前橋育英は1点を追う後半8分、今大会初スタメンとなった背番号24のFW野口竜彦(2年)が左足で同点弾を決めると、2分後にはU-19日本代表MF渡辺凌磨(3年)が右足で逆転弾。わずか2分で試合をひっくり返したが、星稜の粘りで同点とされると、延長戦では相手FW森山泰希(3年)の2発を浴びて全国制覇は夢と消えた。
 過去4度も跳ね返された“準決勝の壁”を破って進んだ決勝の舞台。一時は頂点に手が届きかけただけに、山田耕介監督(55)は「何が足りなかったのか分からない。延長戦は点を取れると思ったが…。またチャレンジします」と無念の口ぶりだった。

【優秀選手36人発表】
 サッカーの全国高校選手権の優秀選手36人が12日に発表され、優勝した星稜、準優勝の前橋育英から最多の6人ずつが選出された。
 優秀選手は以下の通り。

GK:
吉田舜(前橋育英)
坂口璃久(星稜)
脇野敦至(東福岡)
DF:
菊池流帆(青森山田)
宮本鉄平(前橋育英)
小川諒也(流通経大柏)
渡辺剛(山梨学院大付)
大野佑哉(山梨学院大付)
鈴木大誠(星稜)
小川明(履正社)
MF:
渡辺凌磨(前橋育英)
鈴木徳真(前橋育英)
吉永大志(前橋育英)
沢田篤樹(流通経大柏)
久保和己(流通経大柏)
砂賀拓巳(日大藤沢)
中村恒貴(日大藤沢)
伊藤大祐(山梨学院大付)
旗手怜央(静岡学園)
名古新太郎(静岡学園)
藤島樹騎也(星稜)
平田健人(星稜)
前川優太(星稜)
志知大輝(京都橘)
藤井潤太(立正大淞南)
近藤大貴(東福岡)
増山朝陽(東福岡)
FW:
青柳燎汰(前橋育英)
高沢優也(流通経大柏)
田場ディエゴ(日大藤沢)
大田賢生(星稜)
中野克哉(京都橘)
岩崎悠人(京都橘)
末吉塁(初芝橋本)
牧野寛太(履正社)
中島隆司(立正大淞南)

【本田「今日はオレの試合よりもそっちじゃないかと」】
 アジア杯初戦のパレスチナ戦後の取材エリア。FW本田(ミラン)が嬉しそうに反応したのは、母校・星稜高校(石川)の話題だった。サッカー全国高校選手権での初優勝をパレスチナ戦後に知ったそうで、「悲願ですよね」と我がことのように語り始めた。
 本田の星稜時代の成績は、1年生で2回戦敗退、2年生で3回戦敗退、3年生でベスト4入りと右肩上がり。監督は、当時から河崎護監督だった。
 その恩師は、大会直前に交通事故に遭ってしまったが、「事故は不幸ですけど、悲願の優勝という明るいニュース。『おめでとう』と先生に言いたい」。
 昨年度の高校選手権は、決勝で富山第一に逆転負けを喫した。本田自身はミランに移籍したばかりの時期。「朝早く起きたら負けてたんですよ。持ってないなと思っていたのに、翌年に優勝するなんて、なかなかの高校になりましたよね」
 母校に対しては、「卒業生がちゃんと結果を出すのが恩返しになる」。まずはアジア杯の連覇を期した。
 同じく星稜高OBの豊田も満面の笑みを浮かべながら「やっと栄光を勝ち取った。ご褒美を考えています」と、プレゼントを計画していることを明かした。
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バロンドール
2014年FIFA年間最優秀賞受賞者

【男子バロンドール】
クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード/ポルトガル)

【女子バロンドール】
ナディーネ・ケスラー(ボルフスブルク女子/ドイツ)

【男子年間最優秀監督賞】
ヨアヒム・レーブ(ドイツ代表/ドイツ)

【女子年間最優秀監督賞】
ラルフ・ケラーマン(ボルフスブルク女子/ドイツ)

【FIFAベストイレブン】
GK:
マヌエル・ノイアー(バイエルン・ミュンヘン/ドイツ)
DF:
フィリップ・ラーム(バイエルン・ミュンヘン/ドイツ)
セルヒオ・ラモス(レアル・マドリード/スペイン)
ダビド・ルイス(パリ・サンジェルマン/ブラジル)
チアゴ・シウバ(パリ・サンジェルマン/ブラジル)
MF:
アンヘル・ディ・マリア(マンチェスター・ユナイテッド/アルゼンチン)
アンドレス・イニエスタ(バルセロナ/スペイン)
トニ・クロース(レアル・マドリード/ドイツ)
FW:
リオネル・メッシ(バルセロナ/アルゼンチン)
クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード/ポルトガル)
アリイェン・ロッベン(バイエルン・ミュンヘン/オランダ)

【プスカシュ賞(年間最優秀ゴール賞)】
ハメス・ロドリゲス(レアル・マドリード/コロンビア)

【FIFA会長賞】
賀川浩

【フェアプレー賞】
ブラジルW杯でのボランティア

 国際サッカー連盟(FIFA)は12日、スイスのチューリヒで2014年の世界年間表彰式を開催し、男子の世界年間最優秀選手「FIFAバロンドール」にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(29=レアル・マドリード)を選んだ。2年連続、3度目の受賞となる。
 ロナウドはFIFA加盟協会の代表チームの監督と主将、記者による投票で選出。最終候補に残っていたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(27=バルセロナ)とドイツ代表GKマヌエル・ノイアー(28=バイエルン・ミュンヘン)を抑えた。
 ロナウドは昨季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)で17得点と、最多得点記録を更新してCL制覇に貢献。リーグ戦でも31得点を挙げて2度目のリーガ得点王となった。
 また、女子の最優秀選手は、ドイツ代表でボルフスブルクのナディン・ケスラー、男子の最優秀監督にはドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督、女子の最優秀監督にはボルフスブルクのラルフ・ケラーマン監督が選出。なでしこジャパンの佐々木則夫監督は、最終3人の候補に残っていたが、受賞はならなかった。90歳の現役サッカージャーナリスト、賀川浩さんがFIFA会長賞を受賞した。同賞を日本人が受けるのは史上初。

【CR7「3度も受賞できるとは」】
 2年連続、3度目のバロンドール受賞を果たしたロナウドは、「本当に信じられない1年だった。3度も受賞できるとは思っていなかった。もっと、いいプレーができるようになりたいし、歴史的に見ても素晴らしい選手の1人になりたい」とあいさつ。
 また、息子のクリスティアーノJr・君ととともにステージに上がり、「今は、息子がどうしてここにいるのがを理解できるようになったことが格別だ」と父親の顔を見せ、雄叫びを上げて喜びを表していた。
 ロナウドは各代表チームの監督と主将、記者による投票(1位5点、2位3点、3位1点)で、総点数の37.66%を獲得。メッシが15.76%、ノイアーが15.72%だった。

【ベストイレブンにドイツ勢3人】
 国際サッカー連盟(FIFA)は12日、スイスのチューリヒで2014年の世界年間表彰式を開催し、選手による投票で決められる年間ベストイレブンにノイアー、メッシ、クリスティアーノ・ロナウドらが選ばれた。
 W杯で優勝したドイツからGKノイアー、DFラーム、MFクロースと最多の3人が選出された。
 ベストイレブンは以下の通り。

【FIFAベストイレブン】
GK:
マヌエル・ノイアー(バイエルン・ミュンヘン/ドイツ)
DF:
フィリップ・ラーム(バイエルン・ミュンヘン/ドイツ)
セルヒオ・ラモス(レアル・マドリード/スペイン)
ダビド・ルイス(パリ・サンジェルマン/ブラジル)
チアゴ・シウバ(パリ・サンジェルマン/ブラジル)
MF:
アンヘル・ディ・マリア(マンチェスター・ユナイテッド/アルゼンチン)
アンドレス・イニエスタ(バルセロナ/スペイン)
トニ・クロース(レアル・マドリード/ドイツ)
FW:
リオネル・メッシ(バルセロナ/アルゼンチン)
クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード/ポルトガル)
アリイェン・ロッベン(バイエルン・ミュンヘン/オランダ)

【プスカシュ賞はハメス・ロドリゲス】
 FIFA(国際サッカー連盟)は12日、スイスのチューリッヒで年間表彰式を行い、最優秀ゴール賞となるFIFAプスカシュ賞に、レアル・マドリード(スペイン)に所属するコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスのボレーシュートが選出された。
 昨夏に行われた2014年ブラジル・ワールドカップのウルグアイ代表戦におけるボレーシュートがプスカシュ賞を受賞。トロフィーを手にしたハメス・ロドリゲスは「とても満足している。本当に特別なものだし、感謝している」と述べた。
 また、同選手は「あの日、僕のゴールが歴史に残る可能性があると感じていたんだ」とコメント。さらに「同じような得点を決めるのは難しいかもしれない。でも、これからも多くのゴールを決めていきたい」と今後に向けて意欲を示した。

【90歳の賀川さんに大喝采】
 「日本サッカー界の生き字引」の功績が、世界に認められた。90歳にして第一線で取材を続けるサッカージャーナリストの賀川浩さんが12日、スイスのチューリヒで国際サッカー連盟(FIFA)会長賞を受賞。英語で「素晴らしい式典に呼んでもらえてこの賞をいただけた。大変誇りに思う」と喜びを語ると、大きな喝采を浴びた。
 国内外で60年以上の取材歴を持ち、ワールドカップ(W杯)の取材は、当時の西ドイツで開催された1974年大会を皮切りに10度を数える。89歳で現地に赴いた昨年のブラジル大会では、FIFA公式サイトに大会最年長記者として紹介され、世界中から大きな反響を集めた。FIFAのブラッター会長とは日本で開催された1979年のU-20(20歳以下)W杯(当時は世界ユース選手権)以来の知り合いだ。
 新聞記者時代は野球全盛期。「昔の新聞社でサッカー取材ばかりやっていたら置いてもらえない。本業もしっかりやりながら、サッカーを取材してきた自負はある」と胸を張る。小柄な体に詰まったサッカーへの情熱は、衰えを知らない。賀川さんは「好きでしてきたこと。苦労でも何でもない」と笑顔で語った。

【賀川さんに最大級の賛辞】
 FIFAのブラッター会長は、会長賞を受賞した友人の賀川さんを「日本やアジアで、サッカーの認知度を高めるのに寄与した。その実績は傑出している」と称えた。
 壇上では賀川さんがW杯を10度取材し、89歳でブラジルW杯の現場にもいたことなどを紹介。「これほどサッカーに尽くしてくれた人がいただろうか?」と感謝の意を表した。

【佐々木監督は受賞逃すも笑顔】
 日本女子代表の佐々木監督は女子最優秀監督の受賞を逃した。それでも「票を入れてくれるのは日本の女子が認知されているということ。ここに招待してもらうだけでも夢のよう」と笑みをのぞかせた。
 6月には2連覇を狙う女子W杯が開幕する。「優勝経験者も含め、みんな非常に成長した。W杯も楽しみ。次は僕だけではなく、選手も来られるようにしたい」と思いをはせた。

【本田は1位にノイアーを選択 】
 2014年「FIFAバロンドール」の投票結果が12日に公表され、日本代表の主将として投票した本田圭佑(28)は、選手部門で1位にドイツ代表GKマヌエル・ノイアー(28=バイエルン・ミュンヘン)、2位にウェールズ代表のMFギャレス・ベイル(25=レアル・マドリード)、3位にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(29=レアル・マドリード)に票を投じたことが分かった。
 ハビエル・アギーレ監督(56)は1位にベルギー代表GKティボ・クルトワ(22=チェルシー)、2位にノイアーとGKを上位に選択。3位にはスペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(30=バルセロナ)を選んだ。
 2年連続でバロンドールに選出されたC・ロナウドは、1位にDFセルヒオ・ラモス(28)、2位ベイル、3位にFWカリム・ベンゼマ(27)とレアル・マドリードの同僚3人を選択。最終候補に残ったアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(27=バルセロナ)は、FWアンヘル・ディマリア(26=マンチェスター・ユナイテッド)、イニエスタ、MFハビエル・マスチェラーノ(30=バルセロナ)を選び、代表とクラブのチームメートに票を投じた。
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レンタル
 サッカーのドイツブンデスリーガで、内田篤人が所属するシャルケは12日、イングランドプレミアリーグのマンチェスター・シティーからセルビア代表DFマティヤ・ナスタシッチ(21)を今季終了までの期限付きで獲得したと発表した。
 21歳のナスタシッチは2012年にマンチェスター・シティーに加入したが、今季は1試合の出場にとどまっていた。
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獲得検討
 サッカーの元日本代表FWハーフナー・マイク(27)の獲得について、オランダエールディビジのフェイエノールトが興味を持っていると複数の同国メディアが12日付(電子版)で報じた。ハーフナーは昨年末にコルドバ(スペイン)を退団し、移籍先を探している。
 全国紙アルヘメン・ダフブラットによるとフェイエノールトは昨夏から獲得を検討していたという。専門誌フットボールインターナショナルは同クラブのルッテン監督がフィテッセ(オランダ)を率いた当時の主力選手だったことに言及している。
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新体制発表
 J1復帰1年目の昨季にリーグ優勝し、ヤマザキナビスコカップと天皇杯全日本選手権も制して3冠を達成したG大阪が本日13日、大阪府吹田市内で新体制を発表し、就任3季目の長谷川健太監督は「受けて立つなどと考えず、チャレンジャーとして再びタイトルを狙う」と意気込みを語った。
 今季は仙台からFW赤嶺真吾らが加入。3年ぶりにアジアチャンピオンズリーグ(ACL)に出場し、2008年以来の王座を狙う。新体制発表に先立ち、同市内の神社で必勝を祈願した。
 昨季リーグ戦でチーム最多10点を挙げた宇佐美貴史は「シーズン終了後にゴールを一番奪った選手に」と得点王を目標に掲げた。
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新体制発表
 昨季のJ2で5位に入ったギラヴァンツ北九州は12日、北九州市内で新体制を発表した。J1ライセンスを持たないため、昨季のJ1昇格プレーオフに出場できなかったが、今季も状況は変わらない。就任3年目を迎えた柱谷幸一監督は「昨年の5位以上を目指さないといけない。ライセンスがないことで選手のモチベーションが下がることはない」と意気込んだ。
 J1の要件となる1万5000人以上を収容する新スタジアムは2017年に完成予定。横手敏夫社長は「2年後のスタジアムの完成、J1昇格に向け、心を1つに前進していきたい」と話した。記者会見にはFW近藤祐介ら新加入の10選手も出席した。
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退任&新監督
 なでしこリーグの強豪、日テレ・ベレーザは本日13日、2年間指揮を執り、元日の皇后杯で5年ぶり11度目の優勝を果たした寺谷真弓監督(43)が退任し、後任に昨季まで東京Vジュニアユース監督を務めた森栄次氏(55)が就任すると発表した。
 寺谷監督は、女子グループ(日テレ・ベレーザ、日テレ・メニーナ、日テレ・メニーナ・セリアス)のさらなる強化および継続的な選手育成・チーム作りを目指すため、テクニカルダイレクター(TD)に就任。2012年まで監督を務めた下部組織の日テレ・メニーナ監督にも復帰し、TDと兼任する。
 後任となる森氏は、2010年8月から10月までJ2東京Vのトップチームコーチと日テレ・ベレーザ監督を兼任して以来、5年ぶり3度目のベレーザ監督就任となる。
 森氏はクラブを通じ、「今年2015年日テレ・ベレーザ監督に就任しました。新たな気持ちでのスタートとなります。高い志と大きな目標を掲げ、この役職に誇りと自信を持って取り組みたいと思います。これからもベレーザが飛躍できるよう努力して行きたいと思っています。応援宜しくお願いいたします」とコメントしている。
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7位
 ロシア遠征中のサッカーのU-18(18歳以下)日本代表は11日、サンクトペテルブルクで行われた国際ユース大会の7、8位決定戦でブルガリアに3―0で快勝し7位だった。

交渉継続
 イングランドプレミアリーグ、レスター・シティーが獲得に乗り出した日本代表FW岡崎慎司(マインツ)について、英デーリー・メール紙(電子版)は12日までに交渉を継続する方針であると報じた。
 移籍金800万ポンド(約14億4000万円)での獲得申し入れは拒否されたが、交渉は続いているとしている。マインツの地元紙は、既にマインツ側が申し入れを断ったと伝えた。
 現在最下位のレスターは残留に向けて得点力アップが急務。FWの補強が1月の移籍期間で最優先事項となっている。

入団会見
 J1浦和は本日、埼玉スタジアムで新加入11選手の記者会見を行い、広島から3年連続の補強となったFW石原直樹は「新しいチャレンジをしたいと思って決断した。2桁得点を目指したい」と抱負を話した。
 2011年まで広島を指揮したペトロビッチ監督の下で、元広島の選手は6人目となる。背番号11をつける石原は「浦和と広島のサッカーは似ている。僕がやることはあまり変わらない」と順応に自信を示した。
 オフには6人を他クラブから獲得し、前大宮のズラタンら4人がFWという顔ぶれ。清水から加入したFW高木俊幸は「浦和はタイトルに近いチーム。自分の力で勝たせたい」と意気込んだ。

始動
 J1鹿島が本日13日、始動した。J2千葉から打診があり去就が注目されたロンドン五輪DF山村は「悩まなかったかと言われれば嘘になるけど、鹿島で何も残していない。ここで頑張りたい」と残留を表明し、精力的にランニング。
 今季はアジアチャンピオンズリーグもあるだけに「4冠狙えますね」と昨年のG大阪を超えるタイトル奪取貢献に意欲を示した。初日はトニーニョ・セレーゾを始め、アジア杯に参戦しているMF柴崎やDF昌子、DF植田ら6選手が不在な中だったが早速2部練習を敢行した。

退団
 J1鹿島は12日、MFジョルジ・ワグネル(36)と契約を更新しないことで合意したと発表した。
 ブラジル出身の同選手は、2011年から2013年まで柏でプレー。昨年8月にボタフォゴ(ブラジル)から加入していた。J1リーグ戦の通算成績は99試合20得点。昨季は8試合0得点だった。

レンタル
 J1柏は本日、J1甲府からFWクリスティアーノ(28)が期限付き移籍で加入すると発表した。期限付き移籍期間は2015年2月1日から2016年1月1日まで。
 ブラジル出身のクリスティアーノは2013年にJ2栃木入りし、2014年に甲府へ移籍していた。リーグ戦の通算成績はJ1が32試合5得点、J2が40試合16得点。

正式発表
 J1の川崎は本日、DF田中裕介(28)がオーストラリアAリーグのウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(WSW)に完全移籍すると正式に発表した。
 東京都出身の田中は、桐光学園高から2005年に横浜M入り。2011年に川崎へ移籍し、2014年シーズン限りでの退団が発表されていた。J1リーグ戦の通算成績は205試合10得点。昨季は27試合1得点だった。

復帰
 J1神戸は本日、J2京都に期限付き移籍していたMF田中英雄(31)が期限付き移籍期間満了に伴い、神戸に復帰すると発表した。
 熊本県宇城市出身の田中は、大津高、鹿屋体育大を経て2005年に神戸入り。昨年8月に京都へ期限付き移籍していた。リーグ戦の通算成績はJ1が164試合8得点、J2が81試合8得点。昨季は神戸でJ1リーグ戦4試合0得点、京都でJ2リーグ戦12試合0得点だった。

移籍期間延長
 J1神戸は12日、J2福岡から期限付き移籍中のFW石津大介(24)の期限付き移籍期間を延長すると発表した。新たな期限付き移籍期間は、2015年2月1日から201年1月31日まで。
 福岡県出身の石津は福岡大学大濠高、福岡大を経て2012年に福岡入り。昨年8月から神戸に期限付き移籍していた。リーグ戦の通算成績はJ1が13試合1得点、J2が90試合20得点。

復帰
 J1の横浜Mは本日、昨季J2千葉に期限付き移籍していたDF天野貴史(28)が期限付き移籍期間満了となり、チームに復帰すると発表した。
 神奈川県出身の天野は横浜ユースから2005年にトップチームへ昇格し、J1リーグ戦通算45試合4得点。昨季はJ2千葉へ期限付き移籍し、J2リーグ戦7試合0得点だった。

復帰
 J1の横浜Mは本日、J2京都に期限付き移籍していたDF比嘉祐介(25)の期限付き移籍期間が満了となり、横浜Mに復帰すると発表した。
 沖縄県出身の比嘉は流通経済大柏高、流通経済大を経て2012年に横浜M入り。昨季から京都に期限付き移籍していた。リーグ戦の通算成績はJ1が1試合0得点、J2が18試合1得点。

移籍
 J1甲府は本日、元日本代表DF青山直晃(28)がタイ・プレミアリーグのムアントン・ユナイテッドに移籍すると発表した。
 愛知県出身の青山は、前橋育英高から2005年にJ1清水入り。2011年からJ1横浜M、2013年からは甲府でプレーしていた。J1リーグ戦の通算成績は197試合9得点。昨季は30試合2得点だった。

獲得
 J2大宮は本日、J1神戸からDF河本裕之(29)が完全移籍で加入すると発表した。河本は2012年に大宮に在籍しており、3年ぶりの復帰となる。
 兵庫県出身の川本は滝川二高から2014年にJ1神戸入り。2012年に大宮へ期限付き移籍し、2013年から神戸に復帰していた。リーグ戦の通算成績はJ1が181試合10得点、J2が44試合7得点。昨季は21試合2得点だった。

獲得
 J2千葉は本日、J1鳥栖からDF金井貢史(24)が完全移籍で加入すると発表した。
 神奈川県出身の金井は横浜ユースから2008年にトップチームへ昇格。2013年に鳥栖へ期限付き移籍で加入し、その後完全移籍となっていた。J1リーグ戦の通算成績は81試合3得点。昨季は7試合0得点だった。

獲得
 J2栃木は本日、J1仙台からGK桜井繁(35)が完全移籍で加入すると発表した。
 茨城県出身の桜井は境高、駒沢大を経て2002年に山形入り。2007年から甲府、2009年から仙台でプレーしていた。通算でJ1リーグ戦に2試合、J2リーグ戦には162試合に出場している。昨季は1試合に出場。

獲得
 J2福岡は本日、J3に降格した富山からU-19中国代表DF高准翼(コ・ジュンイ=19)が完全移籍で加入すると発表した。
 中国出身の高は昨季富山入りし、J2リーグ戦17試合に出場して1得点だった。

就任
 J2福岡は本日、フィジカルコーチにブラジル出身のフラビオ・エンリケ・デ・オリベイラ氏(48)の就任が決まったと発表した。フラビオ氏は昨季はJ1神戸でフィジカルコーチを務めた。

新加入
 J2福岡は12日、浦和ユースに所属していたMF邦本宜裕(くにもと・たかひろ=17)の加入が決定したと発表した。
 福岡県北九州市出身の邦本は1997年10月8日生まれの17歳で、身長1メートル72、体重71キロ。浦和ユース所属の高校1年生だった2013年10月16日には、天皇杯3回戦・山形戦(駒場)でトップチーム初出場初得点という衝撃デビューを飾った。16歳8日での公式戦デビューはクラブ最年少出場で、最年少得点記録。1997年1月1日生まれ以降が対象となる2020年東京五輪世代でもある。

獲得
 J3町田は本日、J2大宮からMF宮崎泰右(22)が完全移籍で加入すると発表した。昨季はJ2群馬に期限付き移籍していた。
 埼玉県川越市出身の宮崎は、大宮ユースから2010年にトップチーム昇格。2012年には当時J2だった湘南に期限付き移籍し、2013年には大宮に復帰。2014年はJ2群馬に期限付き移籍していた。リーグ戦の通算成績はJ1が1試合0得点、J2が52試合3得点。昨季は36試合2得点だった。

新加入
 J3秋田は13日、仙台大に所属するMF熊谷達也(22)の新加入が決定したと発表した。
 千葉県出身の熊谷は、小学校から柏の下部組織育ちで、柏U-18(ユース)から仙台大に進んだ。身長1メートル67、体重58キロと小柄だが、2013年には全日本大学選抜に選ばれている。

獲得
 J3相模原は12日、J2の東京VからDF森勇介(34)を完全移籍で獲得したことを発表した。
 静岡県出身の森は、清水東高から1999年に当時J1だったV川崎(現東京V)入り。2001年に当時J2の仙台、2002年に当時J1の京都、2005年にJ1の川崎に移籍し、2011年に古巣の東京Vへ11年ぶりに復帰。昨年8月からJ2岐阜に期限付き移籍していた。リーグ戦の通算成績はJ1が162試合6得点、J2が169試合6得点。昨季は東京Vで5試合0得点、岐阜で10試合0得点だった。

新加入
 J3に昇格した山口は本日、佐賀大MF浦紘史(22)、関西大FW原口拓人(22)、桐蔭横浜大DF古沢慶太(22)の新加入が決定したと発表した。

降格圏脱出
スペインリーガエスパニョーラ第18節結果

ラージョ・バジェカーノ0―1コルドバ
≪得点者≫
コルドバ:オウンゴール39

 スペインリーガエスパニョーラは12日、第18節の残り1試合が行われ、18位コルドバが敵地で10位ラージョ・バジェカーノを1―0で下し、降格圏を脱出した。
 ラージョとのアウェーゲームに臨んだコルドバは開始39分、カウンターからクロスを送ると、これが相手DFのオウンゴールを誘って先制。このリードを最後まで守り切り、貴重な勝ち点3を手にした。
 今季42年ぶりにリーガ1部に昇格したコルドバは、開幕から厳しい試合が続き降格圏に沈んでいたが、これで2015年に入り2連勝。勝ち点を17に伸ばして、15位に浮上した。
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総入場者数(本日の超最新情報)

本日の入場者数

昨日の入場者数


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