アジアカップ、日本代表がまさかの準々決勝敗退!!NEW!
ブンデスからセリエB、イングランド2部、Jリーグ、アジアカップの日本代表まで同時一斉収録★

PS3版ウイイレ2015完全修正データ

本日の超最新情報
2015年1月23日(金)

INDEX

敗退
アジアカップ準々決勝
日本代表1―1(延長0―0・PK4―5)UAE代表
イラン3―3(延長2―2・PK6―7)イラク

日本代表はUAEの3本に対して35本のシュートを放つも決定力を欠き、延長&PK戦の末に敗れてまさかの準々決勝敗退!日本の準々決勝での敗退は加茂周監督時代の1996年大会以来5大会ぶり!壮絶な打ち合いとなったイランvsイラクの一戦は、延長&PK戦の末にイラクが準決勝進出!イラクは26日の準決勝で韓国と激突!

初勝利
アフリカネーションズカップ・グループリーグ第2戦
グループB:
ザンビア1―2チュニジア
カーボベルデ0―0DRコンゴ

2004年大会以来6大会ぶり2度目の優勝を目指すチュニジアは、終盤にアカイシとシハウィのゴールで逆転勝ちして初勝利!カーボベルデvsDRコンゴはスコアレスドローに終わり、ともに2試合連続の引き分け!

準々決勝進出
コパ・イタリア5回戦
ナポリ2―2(延長1―1・PK5―4)ウディネーゼ

前回大会王者のナポリは延長&PK戦の末に競り勝って準々決勝進出!PK戦では守護神アンドゥーハルが1セーブし、途中出場のイグアインら全員が成功!

先勝
スペイン国王杯準々決勝第1戦
エスパニョール3―1セビージャ

エスパニョールはセルヒオ・ガルシアのPK弾などでホームで先勝!セビージャは完敗するも、終了間際に貴重なアウェーゴールをGET!

MVP
全国のサッカー担当記者の投票による2014年度のフットボーラー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手)にG大阪の日本代表MF遠藤保仁(34)が選出!2008年度以来2度目の受賞!

移籍
トゥヴェンテに所属するFW宮市亮(22)が構想外となり、今月中に移籍することが確実に!1年間の期限付きでトゥヴェンテに加入するも、前半戦で0ゴール0アシストと期待に応えれず!

本日の超サカFLASH
Jリーグ公式サイトとJリーグ公認ファンサイトの「J’s GOAL」が2月1日に統合ほか


本文

速報
アジアカップ準々決勝結果

日本代表1―1(延長0―0・PK4―5)UAE代表
(スタジアム・オーストラリア/19,094人)
≪得点者≫
日本代表:柴崎岳81
UAE代表:マブフート7
≪PK戦≫
日本代表
(先攻)
本田圭佑 ×
長谷部誠 ○
柴崎岳 ○
豊田陽平 ○
森重真人 ○
香川真司 ×
≪出場メンバー≫
日本代表
GK:
1.川島永嗣(スタンダール・リエージュ)
DF:
21.酒井高徳(シュトゥットガルト)
22.吉田麻也(サウサンプトン)
6.森重真人(FC東京)
5.長友佑都(インテル)
MF:
17.長谷部誠(アイントラハト・フランクフルト)(cap)
7.遠藤保仁(G大阪)
(54分20.柴崎岳(鹿島))
10.香川真司(ドルトムント)
FW:
4.本田圭佑(ミラン)
9.岡崎慎司(マインツ)
(65分11.豊田陽平(鳥栖))
18.乾貴士(アイントラハト・フランクフルト)
(46分14.武藤嘉紀(FC東京))
ベンチ:
GK:
23.東口順昭(G大阪)
12.西川周作(浦和)
DF:
3.太田宏介(FC東京)
16.塩谷司(広島)
19.昌子源(鹿島)
2.植田直通(鹿島)
MF:
15.今野泰幸(G大阪)
8.清武弘嗣(ハノーバー)
FW:
13.小林悠(川崎)

フォーメーション
(4-1-2-3)

18   9   4
  10  7
   17
5  6  22  21
    1

イラン3―3(延長2―2・PK6―7)イラク
(キャンベラ・スタジアム)
≪得点者≫
イラン:アズムン24、プラリガンジ103、グーチャンネジャド119
イラク:ヤシン56、ユニス・マハムド93、ドゥルガム・イスマイル116

アジアカップ準決勝日程

26日(月)

日本時間18:00
韓国vsイラク 【29】
(スタジアム・オーストラリア)

27日(火)

日本時間18:00
オーストラリアvsUAE 【30】
(ニューカッスル・スタジアム)

アジアカップ3位決定戦日程

30日(金)

日本時間18:00
【29】の敗者vs【30】の敗者
(ニューカッスル・スタジアム)

アジアカップ決勝日程

31日()

日本時間18:00
【29】の勝者vs【30】の勝者
(スタジアム・オーストラリア)

NEW!
超最新TVスケジュール


アジアカップ・グループリーグ順位表
(全3戦終了)

…決勝トーナメント進出

グループA:

1位.韓国
3勝(勝ち点9)
得点3・失点0・得失点差+2


2位.オーストラリア
2勝1敗(勝ち点6)
得点8・失点2・得失点差+6

3位.オマーン
1勝2敗(勝ち点3)
得点1・失点5・得失点差-4

4位.クウェート
3敗(勝ち点0)
得点1・失点6・得失点差-5

グループB:

1位.中国
3勝(勝ち点9)
得点5・失点2・得失点差+3

2位.ウズベキスタン
2勝1敗(勝ち点6)
得点5・失点3・得失点差+2


3位.サウジアラビア
1勝2敗(勝ち点3)
得点5・失点5・得失点差±0

4位.北朝鮮
3敗(勝ち点0)
得点2・失点7・得失点差-5

グループC:

1位.イラン
3勝(勝ち点9)
得点4・失点0・得失点差+4


2位.UAE
2勝1敗(勝ち点6)
得点6・失点3・得失点差+3

3位.バーレーン
1勝2敗(勝ち点3)
得点3・失点5・得失点差-2

4位.カタール
3敗(勝ち点0)
得点2・失点7・得失点差-5

グループD:

1位.日本
3勝(勝ち点9)
得点7・失点0・得失点差+7

2位.イラク
2勝1敗(勝ち点6)
得点3・失点1・得失点差+2


3位.ヨルダン
1勝2敗(勝ち点3)
得点5・失点4・得失点差+1

4位.パレスチナ
3敗(勝ち点0)
得点1・失点11・得失点差-10

 サッカーのアジアカップ第14日は23日、シドニーなどで準々決勝の2試合が行われ、日本はアラブ首長国連邦(UAE)に1―1から突入したPK戦の末に4―5で敗れ、2連覇を逃した。ベスト4に進出できなかったのは1996年以来、5大会ぶりとなる。
 国際サッカー連盟(FIFA)ランキング54位の日本は80位のUAEに、前半の立ち上がりに先制を許した。後半36分に途中出場の柴崎が同点ゴールを挙げて延長に持ち込んだが、勝ち越し点を奪えなかった。PK戦では本田と香川が外した。
 イラクは3―3からのPK戦でイランを7―6で下し、2大会ぶりに4強入り。

【選手労うアギーレ監督】
 PK戦の末、準々決勝でその夢が絶たれたアギーレジャパン。「PK戦は何があってもおかしくない」。激闘を終えた指揮官の言葉に悔しさが混じった。
 グループリーグ3試合連続完封と鉄壁の守りを誇ってきたが「立ち上がりの10分は良くなかった」と前半7分、早々に先制を許した。それでも、その後はボールを支配し、UAEゴールに襲いかかったが、この日は1点が遠かった。
 後半9分にMF遠藤に代えて投入したMF柴崎が同36分に値千金の同点ゴール。流れを完全に呼び寄せたかと思ったが得点は奪えなかった。「試合をひっくり返すため、その後はいいプレーができたと思うが」と指揮官。それでも「(相手が)守備の形になってきたが、攻め込んでも勝てない。それが起こるのがサッカーだ」と淡々と振り返った。
 自身の八百長疑惑が浮上する中での戦い。だからこそ結果を残したいところだったが、結果はベスト8止まりだった。試合後選手にどんな言葉を掛けるのかと問われた指揮官は「称えるだけです」とキッパリ。「素晴らしい努力を見せてくれた。私はこのチームに誇りを感じている」と言い残してピッチを後にした。

【本田が痛恨のPK失敗】
 日本が誇る両エースが止められ、連覇の夢がもろくも散った。連覇は早々についえ、各大陸王者などが集う2017年のコンフェデ杯(ロシア)の出場権も逃した。
 日本先攻のPK戦。一番に登場したのは本田だった。だが、決めて勢いを付けるはずだった左足シュートは、無情にもバーの上を越えていった。「外すもんなんですね。サッカーの厳しさ、一発勝負の厳しさをあらためて知った」。国際Aマッチで日本歴代2位の7本のPKを決めている名手も、呆然と立ち尽くすしかなかった。
 ただ、その中でも0―1の後半36分、相手DF陣を背負いながら柴崎のパスを受け、ボールをキープして柴崎にリターンパス。柴崎の同点弾をアシストするなど最低限の仕事をこなした。延長後半13分に得たゴール前約20メートルのFKでは、右に本田、左に柴崎が並んでボールをセット。本田は5枚の壁の一番右に、1メートル73と身長の低いアブドゥルラフマンが入ったのを確認すると、キッカーを柴崎に譲った。
 「結果的に僕が(柴崎)岳に蹴らせた。10番は壁に入るのも慣れていない。実際、キックをよけた。惜しかった」。惜しくもわずか数センチでゴールはならなかったが、瞬時の判断はさすがだった。
 ただ、連覇がついえたことは痛い。2017年コンフェデ杯の出場がなくなり2018年W杯ロシア大会へ向けて前哨戦という貴重な経験の場を失った。今後はミラン(イタリア)でも厳しいポジション争いが待つ。それでも本田は「チームでもまた同じポジションでやる以上、続けていきたい。結果を残していきたい」と言った。敗戦、そして決定力不足。突きつけられた課題を受け止め必死で前を向いた。

【香川「申し訳ない。申し訳ない」】
 狙いすました一撃は、無情にもポストに嫌われた。PK戦で延長に突入し、6人目のキッカーとして香川が登場。長い助走から放った強烈なシュートは左ポストにはじかれた。後攻UAEの6人目がPKを蹴り込んで敗戦が決まると仲間に肩を叩かれても、その場に立ち尽くすしかなかった。
 「責任を感じますし、申し訳ない。凄く悔しいし、自分が決めていれば…。申し訳ない」。取材エリアで背番号10は言葉を絞り出した。試合でのシュートは本田に次ぐ5本。後半15分にはゴール正面から右足シュート。同ロスタイムにもゴール前で決定機を迎えながら決めきれず。グループリーグ・ヨルダン戦に続く2戦連発を狙ったが、数多く訪れた好機をものにできなかった。
 主力として「申し訳ない」という言葉を連発しながら、最後は敗戦の事実を受け止めた。「自分が外して負けたことには、何か意味がある。何かしらが自分に足りないと思うし、それを突き詰めてやっていきたい」。W杯ブラジル大会ではグループリーグで敗退し、出直しを図ったアジア杯はベスト8で敗れた。同じ失敗を3回も繰り返すわけにはいかない。

【柴崎「良い経験に」】
 早すぎる敗退だったが、柴崎が確かな存在感を示した。「イメージ通りと言えばイメージ通り。圭佑さんがイメージ通りのところにボールを落としてくれた」。1点ビハインドの後半36分。縦パスを本田に通すと、そのまま前線に駆け上がりリターンパスを受けた。そしてゴール前の密集地帯の中、わずかな隙間を見つけて右足を一閃(いっせん)。弾丸シュートは左ネットに突き刺さった。
 雌伏の時を過ごしてきた。「大会を通して長くプレーできなかった。実力や信頼がそこにはあるのかな、と」。柴崎がアジア杯を振り返ったように出場は2試合。計69分間にとどまった。年末の国内合宿でインフルエンザにかかった影響もあるがベテランMF遠藤の牙城を崩せなかった。だからこそ後半9分に遠藤と交代でピッチに投入された後はボールを回すだけではなく、何度もゴール前へ進入。長くA代表の司令塔を務める遠藤とは違った持ち味を発揮した。
 9月の親善試合ベネズエラ戦で代表デビュー弾を決めた後は、所属する鹿島でもFKのキッカー役を買って出るようになった。FK練習も増やし汗を流した。わずかボール1個分外れたとはいえ延長後半終了間際のFKは地道な努力が力になってきている証拠だ。
 「優勝を目指してやってきたので、こういうところで負けるのは想像していなかった。決勝の舞台に立つことを考えていた」。自身は不完全燃焼。チームも志半ばで敗れた。それでも柴崎はこうも話した。「サッカー選手として大きくなるには、こういう経験も必要。一歩一歩段階を踏むのが自分のスタイルなんで。こういう場に来られたのは良い経験になった」。まだ22歳。伸びしろは残っている。喜べない同点弾は、次なる戦いへの大きな糧となる。

【森重は反省「何でもない縦パス」】
 ゴールの番人・川島が、PK戦で力を発揮できなかった。相手の1本目、O・アブドゥルラフマンにゴールど真ん中にループを決められると、2本目は動けず。3本目こそ相手が枠を外したが、4、5本目は読みを外して逆を突かれ、右に反応した6本目も惜しくも止められなかった。
 前回大会準決勝の韓国戦はPK戦3連続セーブで勝利をもたらした背番号1だが「フィールドの選手はやることをやってくれた。最後は自分の役割だった。仕事ができなくて力不足」と悔しがった。
 グループリーグを無失点で切り抜けた守備陣も、噛み合わない序盤に失点を許した。前半7分、森重と吉田がマークを外した隙を突かれ、相手のロングフィードからマブフートに先制点をねじ込まれた。
 「何でもない縦パス。あそこは反省しないといけない。自分が見るのなら見る、麻也に任せるなら任せないといけなかった。出された瞬間にシュートまでいくと思わなかった」と森重。ミスからの1失点が最後まで重くのしかかった。

【長友は右太腿負傷で「足引っ張った」】
 右太腿を負傷するアクシデントに見舞われたDF長友はしきりに自分を責めた。「僕が足を痛めて足を引っ張ってしまった。交代枠がなかったのでチームの足を引っ張らないようにやったつもり。申し訳ないです」。前半から圧倒的な運動量で左サイドを上下したが、延長前半5分過ぎ、右太腿が悲鳴を上げた。
 リードされた展開が続き、アギーレ監督は早めに交代選手を投入。既に交代枠3を使い切っていた。延長後半からは患部への負担を考慮。リアクションの動きが多いDFから前線へポジションを変えたが、負傷の影響は明らかだった。試合後は「これが僕らの実力。W杯で負け、アジア杯でも結果を出せなかった。1人1人のレベル、精度を上げていくしかない」と準々決勝敗退の現実を受け止めるしかなかった。
 現在、セリエAはシーズン真っただ中。今後はインテルに戻り、精密検査を受けることが濃厚だが、肉離れなど筋肉系の負傷が判明した場合、長期離脱の可能性も否定できない。

【長谷部「自分達の責任」】
 PK戦で6人目のキッカーMF香川が外すと、ゲームキャプテンのMF長谷部が真っ先に駆け寄り、うなだれる背番号10を慰めた。
 「これだけチャンスをつくって…。相手は3つぐらい。決め切れないと、こういう結果になる。自分達の責任」
 放ったシュートはUAEの3本に対し、実に35本。先制は許したが、相手の足が止まった後半は圧倒的に攻めた。だが、枠内シュートは相手の2本に対し、わずか8本。決定力不足の課題が顔を出した。
 「結果が残せなかったのが全て。アジア杯の真剣勝負の場で結果が残せなかったことは反省したい」。連覇を狙った大会でまさかの準々決勝敗退に最後まで表情は冴えなかった。

【吉田「何の意味もない」】
 痛恨の失点にDF吉田はうなだれるしかなかった。グループリーグでは3戦連続完封と盤石だったが、前半7分に縦パスから相手FWマブフートに抜け出され先制を許した。
 その後はDF森重とカウンターに冷静に対処したが、「グループリーグで無失点を続けても、この失点で敗れたら何の意味もない。責任を負わないといけないし、言い訳はしたくない」と厳しい表情だった。

【遠藤「怖さ改めて学んだ」】
 MF遠藤は右インサイドハーフで存在感を放つことはできなかった。前半7分に先制点を許し、相手が引いてきたことで得意の展開力を生かすことができず。後半9分に柴崎との途中交代を命じられた。
 今大会は国際Aマッチ出場数が「150」に到達するなど新たな記録も打ち立てたが、チームとしての結果は思い通りにはならず。「怖さというものを改めて学んだ」と淡々と振り返った。

【岡崎は3戦連続不発】
 岡崎は3戦連続不発に終わり、センターFWとしての役割を果たせなかった。
 0―1の前半ロスタイムに長友の左クロスに頭から飛び込んだが、ゴールはならず。見せ場が少ないまま後半20分にFW豊田との交代で退いた。
 大会前には全試合で得点を挙げることを目標にしていたものの、結果的にパレスチナ戦の1得点のみ。「W杯で突き落とされて、アジア杯でも突き落とされた。アジアでも勝てないのかと…」と唇を噛みしめた。

【武藤「決めきれなくて情けない」】
 FW武藤は何度も好機を迎えたが、決め切ることはできなかった。FW乾に代わって後半開始からピッチへ。8分にはMF遠藤の右クロスをフリーの状態で頭で合わせるが、ゴール右へ外れた。
 39分にペナルティーエリア内で放った左足シュートも枠を捉えることはできなかった。気合いが空回りした印象もあった背番号14は「悔しいの一言。何回もあったチャンスを決め切れなくて情けない」とうなだれた。

【豊田は2度の決定機外す】
 FW豊田は2度の決定機を外した。後半20分に岡崎に代わって投入されると同30分に柴崎からの浮き球パスをゴール前でヘディングしたがゴール右へ。同44分には本田のパスに体ごと飛び込みネットに突っ込んだが、ボールは枠外。
 「(アギーレ監督に)僕は代表に選んでもらっている立場。感謝の気持ちを持ってやりたい」と話していたが、得点を決められなかった。

【1996年に並ぶ最低の結果】
 大会連覇を狙った日本だったが、延長PK戦の末にUAEに敗れ、準々決勝で敗退。A代表として初出場した1992年大会からの7大会で、1996年のベスト8と並ぶアジア杯では最低の結果に終わった。

≪6大会連続で先制弾許す≫
 前半7分に失点。準々決勝が行われるようなった1996年大会以降、準々決勝では6大会連続で相手に先制ゴールを許した。1996年はクウェートに敗戦(●0―2)も、2000年(○4―1イラク)2004年(☆1―1ヨルダン)2007年(☆1―1オーストラリア)2011年(○3―2カタール)とビハインドを覆してきたが、今回は突破できなかった(☆はPK勝ち)。

【日本はコンフェデ杯の出場も逃す 】
 日本は2連覇を達成できず、各大陸王者などが集うコンフェデレーションズカップの出場権も逃した。
 ワールドカップ(W杯)開催国でW杯の前年に行われる大会で、アジア王者として出場した2013年にはブラジルやイタリア、メキシコの強豪との真剣勝負を通じ、現地の環境も知ることができた。次回のロシア大会前には、そうした貴重な経験を得られないことになる。

【UAEは5大会ぶりの準決勝進出】
 UAEがPK戦で前回王者を破る番狂わせを演じ、準優勝した1996年以来5大会ぶりの4強入りを果たした。
 前半7分にFWマブフートが日本守備陣の裏を突いて右足で先制ゴール。後半4分にも司令塔のO・アブドゥルラフマンの浮き球パスからマブフートが決定機をつくった。アリ監督は「選手は熱い心で120分を戦った。準決勝進出にふさわしい」とイレブンを称えた。

≪超サカ採点表≫
日本代表
GK:
1.川島永嗣 5.5
的確な飛び出しで開始早々のピンチを阻止するなど最低限の仕事を果たした
DF:
3.酒井高徳 6.0
好クロスで決定機を演出。ミスもあったが高い位置取りで攻撃によく関与した
22.吉田麻也 5.5
前半は裏へのボールを怖がってラインを高く保てなかったが、後半は持ち直した
6.森重真人 5.0
簡単に裏を取られて失点に関与。その後は危なげなくプレー
5.長友佑都 6.0
豊富な運動量で攻守に貢献。延長戦での負傷が悔やまれる
MF:
17.長谷部誠 6.5
前半は中盤が間延びした中で孤軍奮闘。終盤はミスも目についたが、試合を通して気の利いたプレーが光った
7.遠藤保仁 5.5
正確なパスで攻撃のテンポを作っていたが、流れを変えるために交代となった
(54分20.柴崎岳 7.0)
長短のパスで攻撃を組み立て、チームを救う値千金の同点弾を記録。その後も存在感を示した
10.香川真司 5.0
危険な位置でボールを受けてチャンスに絡むが、シュートの精度を欠いてPKも失敗
FW:
4.本田圭佑 6.0
強引なプレーとシンプルなプレーを使い分けて攻撃を牽引。丁寧な落としで柴崎のゴールをアシストした
9.岡崎慎司 5.0
頻繁に動き直すも良い形でボールが入らず、シュート1本に終わる
(65分11.豊田陽平 5.0)
うまくボールを呼び込んでいたが、訪れた2度の決定機をモノにできなかった
18.乾貴士 5.5
ボールを引き出し、相手の守備を崩そうとしていた
(46分14.武藤嘉紀 6.0)
思い切りの良いドリブルやシュートで相手ゴールを襲い、攻撃を活性化させた
監督:
アギーレ 6.0
武藤や柴崎といった若い選手を積極的に投入し、同点に追い付くなど采配は的中。長友の負傷は想定外だった

日本代表メンバー23名
GK:
1.川島永嗣(31)スタンダール・リエージュ
23.東口順昭(28)G大阪
12.西川周作(28)浦和
DF:
5.長友佑都(28)インテル
6.森重真人(27)FC東京
3.太田宏介(27)FC東京
22.吉田麻也(26)サウサンプトン
16.塩谷司(25)広島
21.酒井高徳(23)シュトゥットガルト
19.昌子源(21)鹿島
2.植田直通(20)鹿島
MF:
7.遠藤保仁(34)G大阪
15.今野泰幸(31)G大阪
17.長谷部誠(31)アイントラハト・フランクフルト
10.香川真司(25)ドルトムント
8.清武弘嗣(25)ハノーバー
20.柴崎岳(22)鹿島
FW:
11.豊田陽平(29)鳥栖
9.岡崎慎司(28)マインツ
4.本田圭佑(28)ミラン
13.小林悠(27)川崎
18.乾貴士(26)アイントラハト・フランクフルト
14.武藤嘉紀(22)FC東京
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初勝利
アフリカネーションズカップ・グループリーグ第2戦結果

グループB:

ザンビア1―2チュニジア
≪得点者≫
ザンビア:マユカ59
チュニジア:アカイシ70、シハウィ89

カーボベルデ0―0DRコンゴ

 サッカーのアフリカネーションズカップ(アフリカ選手権)は22日、赤道ギニアのエベビインでグループリーグ・グループBの2試合が行われ、チュニジアがザンビアに2―1で勝った。DRコンゴとカボベルデは0―0で引き分けた。
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準々決勝進出
コパ・イタリア5回戦結果

ナポリ2―2(延長1―1・PK5―4)ウディネーゼ
≪得点者≫
ナポリ:ジョルジーニョ65=PK、ハムシク99
ウディネーゼ:テレオ58、コネ104

 コパ・イタリアは22日、5回戦の残り1試合が行われ、前回大会王者ナポリがPK戦の末にウディネーゼを下し、ベスト8進出を決めた。
 メルテンスのPKが失敗に終わるなど先制のチャンスを逸したナポリは、後半13分にカウンターからテローにゴールを奪われる。それでも20分に得たPKをジョルジーニョが沈めて試合を振り出しに戻すと、相手に退場者が出て迎えた延長前半9分、ハムシクのゴールで勝ち越しに成功する。
 しかし、対するウディネーゼも同14分にコネのアクロバティックなボレーで同点とし、勝負の行方はPK戦へと委ねられることに。迎えたPK戦では、GKアンドゥーハルが1セーブを見せ、途中出場のイグアインが勝負を決めるキックを成功し、ナポリが5―4でベスト8への切符を掴み取った。
 ナポリは準々決勝で長友佑都が所属するインテルと対戦する。
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先勝
スペイン国王杯準々決勝第1戦結果

エスパニョール3―1セビージャ
≪得点者≫
エスパニョール:F・カイセド18、セルヒオ・ガルシア73=PK、ルーカス80
セビージャ:バッカ90

 スペイン国王杯(コパ・デル・レイ)は22日、準々決勝第1戦の残り1試合が行われ、エスパニョールが本拠地でセビージャに3―1で先勝した。
 エスパニョールは開始18分にカイセドのゴールで先制すると、後半29分に相手のハンドで得たPKをセルヒオ・ガルシアが沈めて追加点。さらに36分にはS・ガルシアのパスから、途中出場のバスケスが決定的な3点目を奪う。
 ホームでの第2戦に向けて、アウェーゴールを手にしておきたいセビージャは、終盤に全選手を前線に送り込んで得点を狙う。すると、ロスタイムに混戦から途中出場のバッカが1点を返し、スクランブルが実を結んだ。
 この試合の第2戦は29日に行われる。
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MVP
 全国のサッカー担当記者の投票による2014年度のフットボーラー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手)に日本代表のMF遠藤保仁(G大阪)が選出された。本日23日、東京運動記者クラブのサッカー分科会が発表した。同賞は1961年に創設され、遠藤は2008年度以来2度目の受賞となる。
 34歳の遠藤はG大阪の主力として昨季Jリーグとヤマザキナビスコカップ、天皇杯全日本選手権の3冠を達成。Jリーグの最優秀選手にも選ばれ、日本代表では歴代最多出場記録の更新を続ける。
 有効投票170票のうち86票を集め、2位は岡崎慎司(マインツ)の20票。大久保嘉人(川崎)が18票で続いた。
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移籍
 オランダメディア『Voetbal International』は21日、オランダエールディビジのトゥヴェンテに所属するFW宮市亮(22)が今月中に移籍することが確実となったと報じた。
 宮市は今シーズン、アーセナル(イングランド)から1年間の期限付きでトゥヴェンテに加入し、序盤は左ウイングの2番手としてリーグ戦5試合に先発出場。しかし、前半戦で無得点、0アシストと期待に応えることができず、第11節のヘーレンフェーン戦での先発を最後にベンチ要員に降格すると、その後は第16節のPSV戦で7分間プレーしたのみとなっていた。
 『Voetbal International』は、アルフレッド・シュロイデル監督は宮市より17歳のU-19オランダ代表ビラル・アウルト・シフに信頼を置いていると伝え、宮市はすでに構想外となっており今月中の移籍が確実と報じている。
 昨年末に日本への復帰が噂された宮市だが、保有権を持つアーセナルと2016年6月まで契約を結んでいるためトゥヴェンテを退団した場合は再びレンタルという形での移籍が有力。2011年に中京大中京高校からアーセナル入りを果たした宮市は、これまでフェイエノールト(2011年1月〜6月)、ボルトン(2012年1月〜5月)、ウィガン(2012年8月〜2013年5月)でレンタルでプレーしている。
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ハッピーメールバナー

超サカFLASH

受理確認後
 サッカー日本代表のハビエル・アギーレ監督らの八百長疑惑に関する告発が受理されたと報じられた問題で、日本サッカー協会の大仁邦弥会長は本日23日、同監督の処遇について、オーストラリアで開催中のアジアカップで日本代表の活動が終了した上で、「告発の受理が確認できたら説明する」と述べた。
 アジア杯視察のため、23日早朝にシドニーの空港に到着した際に答えた。大仁会長によると、日本協会は現時点で告発が受理されたか直接確認できていない。アギーレ監督の個人弁護士に対しても当局からの連絡はなく、情報が入った際には同協会にも伝えるよう手配してあるという。大仁会長は当初、「アジア杯が終わったら協会の考え、対応を説明する」と話していた。 

協賛
 日本サッカー協会は本日、日本代表がウズベキスタン代表と対戦する3月31日の国際親善試合(東京・味の素スタジアム)を日本航空(JAL)が特別協賛すると発表した。「JALチャレンジカップ2015」として開催する。
 日本航空は1999年からサポーティングカンパニーとして日本代表を支援している。

統合
 Jリーグは本日、Jリーグ公式サイトとJリーグ公認ファンサイト「J’s GOAL」が2月1日に統合し、新たなサイトとして生まれ変わると発表した。
 同日スタートする新サイトでは、「各種チケット情報やテレビ放送予定はもちろん、Jリーグの最新ニュースやフォト、動画から全試合の速報、各種試合データまで、豊富なコンテンツを搭載し、今まで以上にファン・サポーターの皆様に、Jリーグ、そしてサッカーの楽しさをお届けしていきます」という。

主将決定
 J1名古屋は本日、元日本代表DF田中マルクス闘莉王(33)が今季もキャプテンを務めると発表した。昨季に続いて2年連続2度目となる。

退団
 J2大宮は本日、バイーア(ブラジル)から期限付き移籍で加入していたMFマテウス(20)と期限付き移籍期間満了に伴い、契約を更新しないと発表した。
 昨年8月に加入したマテウスはリーグ戦出場がなく、天皇杯1試合に出場して0得点だった。

始動
 J2札幌は22日、札幌・宮の沢で2015年度の新チームを始動させた。初日はミーティングと約45分の筋力トレーニング。新加入の元日本代表MF稲本潤一(35)も順調にメニューを消化。盟友の元日本代表MF小野伸二(35)のサポートを受けながら、新天地でのサッカー人生をスタートさせた。

獲得
 J3琉球は本日、ニューヨーク市立大に所属していたブルキナファソ国籍のMFベルトラン・マック・ギルタス・ウビダ(22)が加入すると発表した。
 ウビダは身長1メートル72、体重70キロで、クラブは愛称を「マック」と紹介した。

完全移籍
 J3琉球は本日、J2長崎から期限付き移籍していたFW中山悟志(33)が2015年シーズンから完全移籍で加入すると発表した。
 宮崎県出身の中山は、鵬翔高から2000年にG大阪入り。その後、名古屋、熊本、水戸でもプレーし、2011年に長崎入り。2013年8月から琉球に期限付き移籍していた。昨季はJ3リーグ戦で32試合5得点だった。

移籍
 J3相模原は本日、DF鈴木翼(24)がJFLの栃木ウーヴァへ移籍すると発表した。
 静岡県出身の鈴木は、東海大翔洋高、産業能率大を経て2013年に当時JFLの相模原入り。昨季J3リーグ戦には出場がなかった。

最高売上
 ドイツ・サッカーリーグは22日、2013―2014年シーズンの決算報告を発表し、1部18クラブの収入に当たる売上高の合計が前季比12.9%増の24億5千万ユーロ(約3356億円)となり、10シーズン連続で最高額を更新した。
 選手や監督などの給料がほとんどの人件費が売上高に占める比率は36.8%となり、欧州連盟(UEFA)に所属する各リーグの平均の65%を大きく下回った。イングランドなどに比べ放送権料が低く、外国の富豪による乗っ取りなども規制されているリーグの堅実な経営ぶりが数字に表れた。
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