広島vs浦和の首位タイ同士の対決はスコアレスドロー!! 冬移籍完全反映&Jリーグ完全収録版!!
PS3版ウイイレ2015完全修正データ

本日の超最新情報
2015年3月22日()

INDEX

スコアレスドロー
J1・1stステージ第3節
甲府0―2G大阪
新潟3―2
清水0―1松本
広島0―0浦和
横浜M1―0鳥栖
湘南0―0仙台
名古屋1―1鹿島
神戸0―2FC東京
山形1―0川崎

広島vs浦和の首位タイ同士の対決はスコアレスドロー!昨季3冠王者のG大阪は宇佐美貴史の1ゴール1アシストの活躍で快勝して初勝利!J1初挑戦の松本は飯田真輝の決勝弾で競り勝って初勝利!昨季はJ2で6位からJ1に昇格した山形は川崎を撃破して今季初勝利!

J3第2節最終日
福島1―0盛岡
藤枝0―0琉球
鳥取2―1富山
長野1―2相模原

相模原は井上平と須藤右介のゴールで昨季2位の長野に逆転勝ちして開幕2連勝!1シーズンでのJ2復帰を目指す富山は2戦目にして早くも黒星!

開幕3連勝
JFL・1stステージ第3節最終日
Honda FC1―2奈良クラブ
鹿児島ユナイテッド3―2栃木ウーヴァ
ヴェルスパ大分0―2ホンダロック
アスルクラロ沼津0―0ヴァンラーレ八戸
横河武蔵野1―0ファジアーノ岡山ネクスト

2位鹿児島は山田裕也の決勝弾で打ち合いを制し、唯一の開幕3連勝で首位浮上!昨季王者の首位Honda FCは初黒星で5位転落!

明日から合宿
ハリルホジッチ監督(62)が就任してから初めてとなる日本代表の大分合宿が明日23日からスタート!インテルが招集を拒否した長友佑都(28)は参加せず!

大勝
練習試合
U-22日本代表4―1サイム・ダービー(マレーシア1部)

リオデジャネイロ五輪アジア1次予選を兼ねたU-23アジア選手権予選(27〜31日)を控えるU-22日本代表は練習試合を行い、鈴木武蔵(新潟)の2ゴールなどで4ゴールの大勝!

GOAL
ドイツブンデスリーガ第26節
ハノーバー2―3ドルトムント
シュトゥットガルト3―1アイントラハト・フランクフルト
ケルン1―1ブレーメン
シャルケ0―1レバークーゼン
フライブルク2―0アウクスブルク
パーダーボルン0―0ホッフェンハイム

香川真司はフル出場し、古巣復帰戦となった2014年9月13日以来、23試合ぶりのゴールを含む1ゴール1アシストの大活躍!清武弘嗣はフル出場し、絶妙トラップから1アシスト!長谷部誠、乾貴士はフル出場、酒井宏樹はスタメン出場、大迫勇也は後半13分から出場、内田篤人、酒井高徳はベンチ入りも出番なし、丸岡満、長澤和輝はベンチ外!10位ドルトムントは3試合ぶりの白星で来季の欧州リーグ出場に望みをつなぐ!来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権獲得を目指す5位シャルケvs4位レバークーゼンの上位対決はレバークーゼンに軍配!

フル出場
オーストリアブンデスリーガ第26節
ボルフスベルガー3―2ザルツブルク
オーストリア・ウィーン0―1リート
グレーディヒ0―1アルタッハ
シュトゥルム・グラーツ3―1アドミラ・ヴァッカー

南野拓実は右サイドハーフで先発して3試合ぶりのフル出場を果たすも、4試合ぶりのゴールはならず!首位独走のザルツブルクは逆転負けで今季7敗目!2位アルタッハは3連勝でザルツブルクに勝ち点6差にまで迫る!

スタメン
イタリアセリエA第28節
ミラン3―1カリアリ
キエーボ1―0パレルモ

本田圭佑は右FWで2試合連続の先発出場も、見せ場なく後半25分に交代し、本拠地サポーターから大ブーイング!10位ミランはメネズの2ゴールなどで4試合ぶりの勝利を挙げて暫定7位浮上!

出番なし
イングランドプレミアリーグ第30節
サウサンプトン2―0バーンリー
マンチェスター・シティー3―0ウェスト・ブロムウィッチ
ニューカッスル1―2アーセナル
トッテナム4―3レスター・シティー
アストン・ビラ0―1スウォンジー
ストーク・シティー1―2クリスタル・パレス
ウェストハム1―0サンダーランド

吉田麻也はベンチ入りも2試合連続の出番なし!サウサンプトンは快勝して6位キープ、2位マンCは新加入のボニーの先制弾などで完勝、3位アーセナルはジルーの5試合連続ゴールなどで逃げ切って公式戦6連勝!

欠場
スイススーパーリーグ第25節
ルツェルン1―4バーゼル
グラスホッパーズ3―1アーラウ

柿谷曜一朗は風邪で欠場!首位独走中のバーゼルはガシの2ゴールなどで4ゴールの大勝!

4戦ぶり勝利
スペインリーガエスパニョーラ第28節
アトレティコ・マドリード2―0ヘタフェ
ラージョ・バジェカーノ1―0マラガ
レバンテ1―0セルタ
アスレティック・ビルバオ2―1アルメリア
グラナダ0―0エイバル

4位アトレティコ・マドリードはトーレスのリーガ復帰後初ゴールとなる先制点などで快勝し、リーグ戦4試合ぶりの白星!

首位陥落
フランスリーグ1第30節
リヨン1―2ニース
トゥールーズ2―1ボルドー
バスティア0―0ギャンガン
カーン0―0メス
エビアン1―0モンペリエ
レンヌ0―0ナント

リヨンは数的優位を活かせずホームで16位ニースに敗れ、1月11日の第20節から守り続けてきた首位の座から陥落!前日の試合で白星を挙げたパリ・サンジェルマンが今季初の首位浮上!

クラシコ展望
スペインリーガエスパニョーラ第28節日程
22日()
日本時間29:00
バルセロナvsレアル・マドリード
(カンプ・ノウ)

首位バルセロナと2位レアル・マドリードが勝ち点1差でクラシコで激突!絶好調のバルセロナと絶不調のレアルだが、2014年10月25日の前回のクラシコではレアルが3―1で快勝!

本日の超サカFLASH
女子の欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第1戦、フランクフルトの安藤梢はブリストル(イングランド)戦で後半36分から出場ほか


本文

スコアレスドロー
J1・1stステージ第3節結果

甲府0―2G大阪
(中銀スタ/13047人)
≪得点者≫
G大阪:阿部浩之62、宇佐美貴史64
≪出場メンバー≫
甲府
GK:
荻晃太
DF:
畑尾大翔、山本英臣、野田紘史、松橋優(63分橋爪勇樹)
MF:
新井涼平、稲垣祥(83分伊東純也)、阿部翔平、石原克哉(66分盛田剛平)
FW:
阿部拓馬、アドリアーノ
G大阪
GK:
東口順昭
DF:
米倉恒貴、丹羽大輝、岩下敬輔、藤春廣輝
MF:
明神智和(11分倉田秋)、遠藤保仁、阿部浩之、大森晃太郎(46分今野泰幸)
FW:
宇佐美貴史、パトリック(87分赤嶺真吾)

新潟3―2
(デンカS/18193人)
≪得点者≫
新潟:レオ・シルバ55、山本康裕59、ラファエル・シルバ69
:クリスティアーノ50、輪湖直樹71
≪出場メンバー≫
新潟
GK:
守田達弥
DF:
小泉慶(75分川口尚紀)、大井健太郎、大野和成、コルテース
MF:
レオ・シルバ、小林裕紀(88分成岡翔)、平松宗、山本康裕
FW:
田中達也(61分山崎亮平)、ラファエル・シルバ

GK:
菅野孝憲
DF:
キム・チャンス、鈴木大輔、エドゥアルド、輪湖直樹
MF:
武富孝介(84分狩野健太)、茨田陽生■■=(81分)、大谷秀和(70分大島康樹)
FW:
大津祐樹(65分太田徹郎)、クリスティアーノ、工藤壮人

清水0―1松本
(アイスタ/19103人)
≪得点者≫
松本:飯田真輝19
≪出場メンバー≫
清水
GK:
杉山力裕
DF:
三浦弦太、ヤコビッチ、平岡康裕、犬飼智也
MF:
本田拓也、八反田康平(82分六平光成)、村田和哉(70分デューク)
FW:
大前元紀(83分竹内涼)、長沢駿、ウタカ
松本
GK:
村山智彦
DF:
田中隼磨、後藤圭太、飯田真輝
MF:
酒井隆介、岩沼俊介、岩間雄大、喜山康平、岩上祐三
FW:
オビナ(86分塩沢勝吾)、池元友樹(62分石原崇兆)

広島0―0浦和
(Eスタ/26302人)
≪出場メンバー≫
広島
GK:
林卓人
DF:
塩谷司、千葉和彦、水本裕貴
MF:
ミキッチ、青山敏弘、森崎和幸、柏好文、茶島雄介(82分柴崎晃誠)、森崎浩司
FW:
佐藤寿人(72分ドウグラス)
浦和
GK:
西川周作
DF:
森脇良太、那須大亮、槙野智章
MF:
梅崎司、柏木陽介、阿部勇樹、橋本和(64分加賀健一)、李忠成(56分鈴木啓太)、石原直樹(56分ズラタン)
FW:
興梠慎三

横浜M1―0鳥栖
(ニッパツ/13529人)
≪得点者≫
横浜M:兵藤慎剛81
≪出場メンバー≫
横浜M
GK:
榎本哲也
DF:
小林祐三、栗原勇蔵、中澤佑二、下平匠
MF:
ファビオ、三門雄大(82分喜田拓也)、藤本淳吾、兵藤慎剛、アデミウソン(87分伊藤翔)
FW:
齋藤学
鳥栖
GK:
林彰洋
DF:
丹羽竜平、谷口博之、キム・ミンヒョク、崔誠根
MF:
白星東(66分水沼宏太)、高橋義希(88分岡本知剛)、藤田直之、金民友(79分早坂良太)、池田圭
FW:
豊田陽平

湘南0―0仙台
(BMWス/11315人)
≪出場メンバー≫
湘南
GK:
秋元陽太
DF:
島村毅、アンドレ・バイア、三竿雄斗
MF:
藤田征也(74分古林将太)、菊地俊介、永木亮太、菊池大介(63分ブルーノ・セザル)、大竹洋平(85分山田直輝)、大槻周平
FW:
山薫
仙台
GK:
六反勇治
DF:
菅井直樹(17分蜂須賀孝治)、鎌田次郎、渡部博文、石川直樹
MF:
茂木駿佑(71分奥埜博亮)、富田晋伍、梁勇基、野沢拓也
FW:
金園英学、ウイルソン

名古屋1―1鹿島
(瑞穂陸/16053人)
≪得点者≫
名古屋:矢野貴章69
鹿島:金崎夢生32
≪出場メンバー≫
名古屋
GK:
楢崎正剛
DF:
竹内彬(46分小屋松知哉)、牟田雄祐、田中マルクス闘莉王、本多勇喜
MF:
矢野貴章、矢田旭、田口泰士、永井謙佑
FW:
川又堅碁(87分田鍋陵太)、ノバコビッチ
鹿島
GK:
曽ヶ端準
DF:
西大伍、ファン・ソッコ、昌子源、山本脩斗
MF:
梅鉢貴秀(52分山村和也)、柴崎岳、遠藤康(64分高崎寛之)、カイオ
FW:
土居聖真、金崎夢生(80分中村充孝)

神戸0―2FC東京
(ノエスタ/21218人)
≪得点者≫
FC東京:森重真人33、武藤嘉紀68
≪出場メンバー≫
神戸
GK:
山本海人
DF:
奥井諒(64分高橋峻希)、ブエノ(67分田中英雄)、高橋祥平、安田理大
MF:
チョン・ウヨン、小川慶治朗、フェフージン
FW:
渡邉千真、森岡亮太、ペドロ・ジュニオール(77分石津大介)
FC東京
GK:
権田修一
DF:
徳永悠平、森重真人、カニーニ、太田宏介
MF:
米本拓司、梶山陽平(93分三田啓貴)、羽生直剛(69分高橋秀人)
FW:
武藤嘉紀、河野広貴(73分石川直宏)、東慶悟

山形1―0川崎
(NDスタ/12081人)
≪得点者≫
山形:キム・ボムヨン74
≪出場メンバー≫
山形
GK:
山岸範宏
DF:
舩津徹也、當間建文、西河翔吾、石川竜也
MF:
松岡亮輔、アルセウ、キムボムヨン(85分高木利弥)、山ア雅人(69分伊東俊)
FW:
ディエゴ、川西翔太
川崎
GK:
西部洋平
DF:
武岡優斗、角田誠、谷口彰悟、車屋紳太郎
MF:
山本真希(77分小宮山尊信)、中村憲剛、エウシーニョ、レナト
FW:
小林悠(64分杉本健勇)、大久保嘉人

J1・1stステージ順位表
(第3節終了時)

…ACL出場権獲得
…J2降格

1位.浦和
2勝1分0敗(勝ち点7)
得点4・失点1・得失点差+3

1位.
広島
2勝1分0敗(勝ち点7)
得点4・失点1・得失点差+3

3位.
鳥栖
2勝0分1敗(勝ち点6)
得点3・失点2・得失点差+1


4位.FC東京
1勝2分0敗(勝ち点5)
得点4・失点2・得失点差+2

5位.仙台
1勝2分0敗(勝ち点5)
得点3・失点1・得失点差+2

6位.川崎
1勝1分1敗(勝ち点4)
得点5・失点4・得失点差+1

7位.G大阪
1勝1分1敗(勝ち点4)
得点4・失点3・得失点差+1

8位.清水
1勝1分1敗(勝ち点4)
得点3・失点2・得失点差+1

9位.松本
1勝1分1敗(勝ち点4)
得点5・失点5・得失点差±0

10位.新潟
1勝1分1敗(勝ち点4)
得点4・失点4・得失点差±0

10位.
1勝1分1敗(勝ち点4)
得点4・失点4・得失点差±0

12位.湘南
1勝1分1敗(勝ち点4)
得点3・失点4・得失点差-1

13位.横浜M
1勝1分1敗(勝ち点4)
得点2・失点3・得失点差-1

14位.山形
0勝0分3敗(勝ち点3)
得点1・失点3・得失点差-2

15位.甲府
1勝0分2敗(勝ち点3)
得点1・失点4・得失点差-3

16位.名古屋
0勝2分1敗(勝ち点2)
得点4・失点5・得失点差-1

17位.鹿島
0勝1分2敗(勝ち点1)
得点3・失点6・得失点差-3

18位.
神戸
0勝1分2敗(勝ち点1)
得点2・失点5・得失点差-3


J1得点ランキング・ベスト10
(第3節終了時)

1.武藤嘉紀(FC東京)3
2.ウイルソン(仙台)2
2.遠藤航(湘南)2
2.大前元紀(清水)2
2.金崎夢生(鹿島)2
2.宇佐美貴史(G大阪)2
2.オビナ(松本)2
2.ラファエル・シルバ(新潟)2
2.大久保嘉人(川崎)2

 明治安田J1第1ステージ第3節は本日22日、IAIスタジアム日本平などで全9試合が行われ、初昇格の松本は清水に1―0で守り勝ち、3戦目でJ1初勝利を挙げた。昨季覇者のG大阪は日本代表の宇佐美の得点などで甲府に2―0と快勝し、今季初めての白星を手にした。
 広島と浦和は0―0で引き分け、勝ち点7で首位に並んだ。山形は川崎を破り、J1復帰後初勝利。横浜Mは鳥栖、新潟は柏、FC東京は神戸に勝っていずれも今季最初の勝利を飾った。湘南―仙台、名古屋―鹿島は引き分けた。J1は日本代表の活動により中断し、4月3日に再開する。

【G大阪は宇佐美が1G1A】
 昨季3冠のG大阪が敵地で甲府に2―0で勝って待望の今季リーグ戦初勝利を挙げた。
 ボランチに入っていた元日本代表MF明神智和(37)が試合開始早々の前半7分に右太もも裏を負傷してプレー続行が不可能となるアクシデント。長谷川健太監督(49)は明神に代えてMF倉田秋(28)をピッチに送り出して0―0で前半を折り返すと、後半開始と同時に今度は故障明けの日本代表MF今野泰幸(32)をボランチに入れ、倉田を1列前へ配置した。
 この選手起用が奏功した。今野の投入で試合の主導権を一気に握ったG大阪は後半17分、2年4カ月ぶりに日本代表に選出されたFW宇佐美貴史(22)のパスをMF阿部浩之(25)が決めて先制。2分後の同19分には宇佐美が今季2点目となるゴールを決めて逃げ切った。
 開幕3戦目にしてようやく挙げた初勝利に「やっとガンバらしい勝ち方ができた」と長谷川監督。試合の流れを一変させた今野の投入に関しては、「45分ぐらいはいけると思っていたが、明神が怪我をしたところではまだ厳しいと思った」と背景を説明し、「さすが今ちゃん。いるといないでは全然違う」と頼れるベテランの復活を喜んだ。
 宇佐美はハリルジャパン選出後、初の試合で1ゴール1アシストと全ゴールに絡む活躍。流の中で決めた宇佐美らしい豪快なゴールに「気持ち良かったし、2点目はすごく大事な点。それを自分で決められたのはチームに貢献できたと思う」と話し、首を長くして勝利を待っていたサポーターに「ACLも含めて勝てていない試合が続いていたのでストレスを溜めてしまったと思うが、たくさん来てくれて、そのおかげで勝てたと思うので感謝したい」とメッセージを送った。

【浦和・柏木「相手の狙いにハマった」】
 浦和は広島との首位決戦で、決定機を生かし切れずに引き分けた。
 前半は、広島に攻め込まれ我慢の時間帯が続く。日本代表GK西川周作(28)を中心にしのぐ。後半になると、中4日の疲れも感じさせず何度も好機を演出。同11分、FWズラタンがペナルティーエリア手前でシュートは惜しくも相手GKに阻まれた。
 MF柏木陽介(27)は「相手の狙いにハマっていた。相手のやりたいことができてしまった試合だった」と猛省。シュート0本に終わった日本代表FW興梠慎三(28)は「悔しい。なかなか本調子にはほど遠い」と肩を落とした。

【大宮、観客の暴力行為を報告】
 J2大宮は本日22日、ホームのNACK5スタジアム大宮で21日に開催されたJ2第3節・京都戦の試合終了後に観客による暴力行為があり、警察から事情聴取を受けたことが確認されたと発表した。
 発表によると、試合終了後の午後7時15分ごろ、スタジアム外の通行路において、大宮の応援エリアで試合を観戦していた客1人が京都側の観戦客1人を挑発。さらに止めに入った客1人に暴力行為を働き、所轄警察による事情聴取を受けたという。
 クラブは「本件によりご迷惑をおかけした京都サンガF.C.のお客様及び同クラブスタッフの方には心よりお詫びを申し上げます」と陳謝した上で、「今後ともクラブとして再発防止に向け、警備強化を更に徹底し、より一層安心・安全で快適なスタジアム作りを目指して参ります」と表明。今後は警察と連携して詳細を調査、確認した上で厳正に対処するとしている。
 当日行われた試合は、大宮が2―1で京都を破り、今季2勝目をマークしている。

J3第2節最終日結果

福島1―0盛岡
(とうスタ/1150人)
≪得点者≫
福島:戸川健太33

藤枝0―0琉球
(藤枝サ/1413人)

鳥取2―1富山
(とりスタ/2684人)
≪得点者≫
鳥取:中山仁斗14、馬渡和彰、22
富山:國吉貴博52

長野1―2相模原
(南長野/8681人)
≪得点者≫
長野:佐藤悠希2
相模原:井上平49、須藤右介73

J3順位表
(第2節終了時)

…J2昇格
…J2残留・昇格プレーオフ出場

1位.山口
2勝0分0敗(勝ち点6)
得点10・失点1・得失点差+9

2位.相模原
2勝0分0敗(勝ち点6)
得点5・失点1・得失点差+4


3位.藤枝
1勝1分0敗(勝ち点4)
得点2・失点0・得失点差+2

4位.町田
1勝1分0敗(勝ち点4)
得点1・失点0・得失点差+1

5位.鳥取
1勝0分1敗(勝ち点3)
得点3・失点3・得失点差±0

6位.富山
1勝0分1敗(勝ち点3)
得点2・失点2・得失点差±0

7位.YS横浜
1勝0分1敗(勝ち点3)
得点1・失点1・得失点差±0

8位.福島
1勝0分1敗(勝ち点3)
得点1・失点2・得失点差-1

9位.長野
0勝1分1敗(勝ち点1)
得点1・失点2・得失点差-1

10位.琉球
0勝1分1敗(勝ち点1)
得点0・失点1・得失点差-1

11位.秋田
0勝0分1敗(勝ち点0)
得点0・失点1・得失点差-1

11位.盛岡
0勝0分1敗(勝ち点0)
得点0・失点1・得失点差-1

13位.Jリーグ・U-22選抜
0勝0分2敗(勝ち点0)
得点0・失点11・得失点差-11

J3得点ランキング
(第2節終了時)

1.福満隆貴(山口)2
1.岸田和人(山口)2
1.島屋八徳(山口)2
1.井上平(相模原)2

 J3は本日22日、各地で第2節の残り4試合が行われ、開幕戦でJリーグ・U-22選抜に快勝して首位スタートを切った相模原が敵地で長野に2―1で逆転勝ちを収め2連勝。順位は得失点差で2位に下がったが、21日にJリーグ・U-22選抜に8―0で大勝して首位に立った山口と勝ち点6で並んだ。
 相模原は前半2分に先制を許したが、後半4分にFW井上平(31)、同28分にMF須藤右介(28)とともにJ1経験者で今季J2岐阜から加入した2人がゴールを決めて逆転勝ち。昨季2位で、入れ替え戦の末にJ2昇格を逃した長野は引き分けた開幕戦に続いて2戦勝ちなしとなった。
 第1節で唯一試合がなかった盛岡は、今季初戦となった福島戦を0―1で敗戦。開幕戦で黒星スタートだった福島は前半33分にDF戸川健太(33)が決めたゴールを守り切って今季初勝利を挙げた。
 鳥取は前半に2点をリードし、富山に2―1で勝利を収めて今季初勝利。藤枝vs琉球は0―0で引き分けた。秋田は今節、試合がなかった。

J2順位表
(第3節終了時)

…J1昇格
…J1昇格プレーオフ出場
…J2残留・昇格プレーオフ出場
…J3降格

1位.岡山
2勝1分0敗(勝ち点7)
得点5・失点1・得失点差+4

2位.
千葉
2勝1分0敗(勝ち点7)
得点4・失点1・得失点差+3


3位.横浜FC
2勝1分0敗(勝ち点7)
得点4・失点2・得失点差+2

4位.磐田
2勝0分1敗(勝ち点6)
得点5・失点2・得失点差+3

5位.
長崎
2勝0分1敗(勝ち点6)
得点3・失点1・得失点差+2

5位.讃岐
2勝0分1敗(勝ち点6)
得点3・失点1・得失点差+2


7位.札幌
2勝0分1敗(勝ち点6)
得点4・失点3・得失点差+1

8位.大宮
2勝0分1敗(勝ち点6)
得点4・失点4・得失点差±0

9位.C大阪
1勝2分0敗(勝ち点5)
得点5・失点3・得失点差+2

10位.熊本
1勝2分0敗(勝ち点5)
得点3・失点2・得失点差+1

11位.愛媛
1勝1分1敗(勝ち点4)
得点2・失点2・得失点差±0

12位.東京V
1勝1分1敗(勝ち点4)
得点3・失点4・得失点差-1

13位.徳島
1勝1分1敗(勝ち点4)
得点1・失点2・得失点差-1

14位.金沢
1勝0分2敗(勝ち点3)
得点4・失点3・得失点差+1

15位.京都
1勝0分2敗(勝ち点3)
得点4・失点5・得失点差-1

16位.北九州
1勝0分2敗(勝ち点3)
得点3・失点5・得失点差-2

17位.岐阜
1勝0分2敗(勝ち点3)
得点1・失点4・得失点差-3

18位.栃木
0勝2分1敗(勝ち点2)
得点3・失点4・得失点差-1

18位.群馬
0勝2分1敗(勝ち点2)
得点3・失点4・得失点差-1

20位.大分
0勝1分2敗(勝ち点1)
得点1・失点4・得失点差-3

21位.水戸
0勝1分2敗(勝ち点1)
得点0・失点4・得失点差-4


22位.福岡
0勝0分3敗(勝ち点0)
得点3・失点7・得失点差-4


J2得点ランキング・ベスト10
(第3節終了時)

1.中原貴之(福岡)2
1.嶋田慎太郎(熊本)2
1.ダイウトン(磐田)2
1.ジェイ(磐田)2
1.清原翔平(金沢)2
1.押谷祐樹(岡山)2
1.沼田圭悟(讃岐)2
1.玉田圭司(C大阪)2
1.ナザリト(札幌)2
1.大久保哲哉(横浜FC)2
1.河本裕之(大宮)2
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開幕3連勝
JFL・1stステージ第3節最終日結果

Honda FC1―2奈良クラブ
(都田/832人)
≪得点者≫
Honda FC:細貝竜太56
奈良クラブ:鶴見聡貴10、池田昌広75

鹿児島ユナイテッド3―2栃木ウーヴァ
(鹿児島サA/1711人)
≪得点者≫
鹿児島:井上渉36、水本勝成65、山田裕也86
栃木ウ:濱岡和久42、市川稔78

ヴェルスパ大分0―2ホンダロック
(大分中津/507人)
≪得点者≫
ホンダロック:宮路洋輔18、木下健生39

アスルクラロ沼津0―0ヴァンラーレ八戸
(愛鷹/971人)

横河武蔵野1―0ファジアーノ岡山ネクスト
(武蔵野/713人)
≪得点者≫
横河武蔵野:三橋隼斗90+3

 JFLは本日22日、1stステージ第3節最終日の残り5試合が行われ、2位鹿児島ユナイテッドは山田裕也の決勝弾で栃木ウーヴァとの打ち合いを3―2で制し、唯一の開幕3連勝で首位に浮上した。
 昨季王者の首位Honda FCは奈良クラブに1―2で敗れ、今季初黒星で5位に転落した。
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明日から合宿
 サッカーの日本代表は明日23日、国際親善試合のチュニジア戦(27日・大分銀行ドーム)に向けてハリルホジッチ監督(62)が就任してから初めての合宿を始める。新監督は本日22日、J1の視察はせずに合宿の準備のため大分入りした。
 本田(ミラン)、香川(ドルトムント)らの常連に加え、22歳の宇佐美や初選出の藤春(ともにG大阪)、快足が武器の永井(名古屋)らを招集した。
 31日には東京・味の素スタジアムでウズベキスタンと対戦する。4月にワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア2次予選の組み合わせ抽選があり、予選は6月に始まる。

【インテル、長友の代表招集応じず】
 サッカーのイタリアセリエA、インテルのロベルト・マンチーニ監督は21日、故障を抱えながら日本代表に選出された長友佑都について「帰さないことに決めた。長友は今(ケガから)回復しているところで、長距離の移動は問題になる」と、招集に応じない考えを明らかにした。
 マンチーニ監督によると、日本サッカー協会側の了解も得ているといい、「親切に理解していただいた」と述べた。日本代表は国際親善試合で27日にチュニジア代表、31日にウズベキスタン代表と対戦する。

日本代表メンバー31名
GK:
川島永嗣(スタンダール・リエージュ/ベルギー)
東口順昭(G大阪)
西川周作(浦和)
権田修一(FC東京)
DF:
水本裕貴(広島)
長友佑都(インテル/イタリア)
槙野智章(浦和)
森重真人(FC東京)
太田宏介(FC東京)
内田篤人(シャルケ/ドイツ)
吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
藤春廣輝(G大阪)
酒井宏樹(ハノーバー/ドイツ)
酒井高徳(シュトゥットガルト/ドイツ)
昌子源(鹿島)
MF:
今野泰幸(G大阪)
長谷部誠(アイントラハト・フランクフルト/ドイツ)
青山敏弘(広島)
香川真司(ドルトムント/ドイツ)
清武弘嗣(ハノーバー/ドイツ)
山口螢(C大阪)
柴崎岳(鹿島)
FW:
岡崎慎司(マインツ/ドイツ)
本田圭佑(ミラン/イタリア)
興梠慎三(浦和)
小林悠(川崎)
乾貴士(アイントラハト・フランクフルト/ドイツ)
永井謙佑(名古屋)
大迫勇也(ケルン/ドイツ)
宇佐美貴史(G大阪)
武藤嘉紀(FC東京)

バックアップメンバー12名
GK:
林彰洋(鳥栖)
DF:
塩谷司(広島)
鈴木大輔()
千葉和彦(広島)
車屋紳太郎(川崎)
MF:
谷口彰悟(川崎)
米本拓司(FC東京)
大森晃太郎(G大阪)
高萩洋次郎(ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ/オーストラリア)
FW:
柿谷曜一朗(バーゼル/スイス)
川又堅碁(名古屋)
豊田陽平(鳥栖)
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大勝
練習試合結果

U-22日本代表4―1サイム・ダービー(マレーシア1部)
(セラヤン・スタジアム)

 リオデジャネイロ五輪アジア1次予選(27〜31日)の開催国マレーシアで合宿中のU-22(22歳以下)日本代表が、セラヤン(マレーシア)のセラヤン・スタジアムでマレーシア1部リーグのサイム・ダービーと練習試合を行い、4―1で勝った。6日後の初戦マカオ戦に向けた最後の実戦。負傷明けのFW荒野拓馬(21=札幌)が先制するなど幸先は良かったが、後半開始直後に失点。チームを救ったのは「恵みの雷」だった。
 マカオ戦まで1週間を切った手倉森ジャパンが、マレーシア1部リーグ最下位のクラブから苦い薬をもらった。1点リードの後半3分、ゴール前でファウルを取られた後のリスタート。DF岩波の反応が遅れ、1トップに最終ラインを破られた。今月3試合目で初の失点。後半3バックに陣形を変え、両翼のDF植田と奈良の連係もずれていた。
 その3分後、ハプニングに見舞われた。前半終了間際に雲行きが怪しくなり、雷が頻発した後半6分、試合を中断。雷雲が過ぎるまでの15分間。1―1の嫌な雰囲気で戻った控室で、今度は手倉森監督のカミナリが落ちた。「中断の間に説教した。暑くて体が重いから攻守の準備を最大のテーマとしていたのに、怠った」。
 前日はダジャレを飛ばしていた指揮官の、天候のような急変。選手も分かっていた。岩波が「個人的なミス。同点にされたので絶対に勝つしかなかった。(中断も)集中は切れなかった」。恵みの雷でチームは息を吹き返し、再開後に3得点。うち2ゴールのFW鈴木も「試合が止まった間に話し合えたし、筋肉系の負傷だけ避けようと準備した」とアドリブ力を高めた。
 終盤は攻守に見違える動きで圧倒した。「本番でも対戦相手の変化を見抜かないといけない。今日の試合で気付けた部分は多いのかな」と指揮官。課題と収穫を胸に本日22日、シャーアラム市内の五輪予選の公式ホテルへ乗り込んだ。
 ザルツブルクFW南野と追加招集のG大阪DF西野が明日23日に合流することを受け、手倉森監督は「南と西。マレーシアは日本から見て南西なのでちょうど良い」と、強引に笑いをとった。

U-22日本代表メンバー23名
GK:
18.櫛引政敏(清水)
1.牲川歩見(磐田)
30.中村航輔(福岡)
DF:
2.松原健(新潟)
6.山中亮輔(柏)
15.亀川諒史(福岡)
23.奈良竜樹(FC東京)
4.岩波拓也(神戸)
50.安在和樹(東京V)
5.植田直通(鹿島)
26.西野貴治(G大阪)
MF:
7.大島僚太(川崎)
3.遠藤航(湘南)
8.原川力(京都)
20.矢島慎也(岡山)
24.野津田岳人(広島)
10.中島翔哉(FC東京)
19.豊川雄太(鹿島)
FW:
14.荒野拓馬(札幌)
11.久保裕也(ヤング・ボーイズ/スイス)
9.鈴木武蔵(新潟)
16.浅野拓磨(広島)
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GOAL
ドイツブンデスリーガ第26節結果

ハノーバー2―3ドルトムント
(AWDアレーナ/49000人)
≪得点者≫
ハノーバー:シュティンドゥル32、82
ドルトムント:P・オーバメン19、61、香川真司57
≪出場メンバー≫
【ハノーバー】
GK:
ツィーラー
DF:
酒井宏樹(85分アンドレアセン)、S・サネ、C・シュルツ(72分アルボルノス)、フェリピ
MF:
マルセロ、シュティンドゥル、清武弘嗣、ビテンコート■■=(55分)、ホセル、ブリアン(72分プリプ)
【ドルトムント】
GK:
ヴァイデンフェラー
DF:
パパスタソプロス、スボティッチ、フンメルス、キルヒ(58分ドゥジャク)
MF:
ケール、ギュンドアン(72分S・ベンダー)、ロイス(90分A・ラモス)、香川真司、ブワシチコフスキ
FW:
P・オーバメヤン

香川真司ハノーバー戦ゴール動画
(You Tube)


香川真司ハノーバー戦タッチ集
(You Tube)


シュトゥットガルト3―1アイントラハト・フランクフルト
(ゴットリープ・ダイムラー・シュタディオン/48500人)
≪得点者≫
シュトゥットガルト:ギンチェク64、66、マグシム80
フランクフルト:セフェロビッチ51
≪出場メンバー≫
【シュトゥットガルト】
GK:
ウルライヒ
DF:
ニーダーマイアー、クライン、バウムガルトゥル、ゲントナー
MF:
フロウシェク、ディエ(53分オリオル・ロメウ)、マグジム、ハルニク、ヴェルナー(58分コスティッチ)
FW:
ギンチェク(89分シュヴァープ)
【フランクフルト】
GK:
トラップ
DF:
サンブラノ、オツィプカ、マートルング、チャンドラー
MF:
乾貴士、A・マイアー、アイクナー、長谷部誠
FW:
シュテンデラ、セフェロビッチ

ケルン1―1ブレーメン
(ラインエネルギーシュタディオン50000人)
≪得点者≫
ケルン:レーマン88=PK
ブレーメン:ゼルケ27
≪出場メンバー≫
【ケルン】
GK:
ホルン
DF:
マロー、ヘクター、オルコフスキ(58分大迫勇也)、ヴィマー
MF:
フォクト、リセ、ペシュコ(73分ハルファー)、レーマン
FW:
ウジャー(82分フィネ)、デイヴェルソン

シャルケ0―1レバークーゼン
(フェルティンス・アレナ/61973人)
≪得点者≫
レバークーゼン:ベララビ35
≪出場メンバー≫
【シャルケ】
GK:
ヴェレンロイター
DF:
フクス、アイハン、ナスタシッチ
MF:
マティプ、マイヤー(78分ファルファン)、ヘーガー、サネ(42分K・ボアテング)、バルネッタ、ノイシュテッター(64分ゴレツカ)
FW:
フンテラール

フライブルク2―0アウクスブルク
≪得点者≫
フライブルク:シュミット71、ペテルゼン84

パーダーボルン0―0ホッフェンハイム

 ドイツブンデスリーガは21日、第26節の6試合が行われ、香川真司と丸岡満所属の10位ドルトムントがアウェーで清武弘嗣と酒井宏樹所属の13位ハノーバーに3―2で勝利した。香川はフル出場し、1ゴール1アシストの活躍を見せた。
 18日の欧州チャンピオンズリーグ・ユベントス(イタリア)戦での完敗から立ち直りたいドルトムントはこの日、開始19分にオーバメヤンのゴールで先制に成功。しかし31分、かつてドルトムントに所属していたビテンコートのお膳立てからシュティンドルに決められ、同点とされる。
 その後、ビッテンコートにチャンスを作られるシーンもあったドルトムントだが、失点せずに迎えた後半10分、そのビッテンコートが2枚目のイエローで退場に。数的優位に立ったドルトムントは直後の12分、ロイスがゴール前に送ったパスを香川が冷静に流し込み、勝ち越しを決める。香川は16分にもエリア内左サイドからゴール前にクロスを上げ、オーバメヤンのこの日2得点目をアシスト。ドルトムントはその後1失点するも何とか逃げ切り、ブンデス3戦ぶりの白星を手にした。
 これにより、ドルトムントは勝ち点を33に伸ばした。順位こそ変わらないが、欧州リーグ出場圏の6位まで5差に迫った。
 なお、この試合では清武もフル出場し、絶妙トラップからハノーバーの2点目をアシストした。酒井宏も後半40分までピッチに立った。
 試合後、2ゴールのオーバメヤンは、「欧州リーグ出場圏までの勝ち点差は僅かだ。ここからは上を目指さなくてはならない」と、EL予選出場が叶う6位まで5差と迫った状況に触れた。
 CL出場権獲得を目指す内田篤人所属の5位シャルケは、ホームで4位レバークーゼンに0―1で敗戦。レバークーゼンは延長戦までもつれ込んだ17日の欧州チャンピオンズリーグで、PK戦の末にアトレティコ・マドリード(スペイン)に敗れたが、その疲れとショックの中でも手堅く勝ち点3を掴んだ。内田はベンチ入りしたが、出場機会はなかった。
 レバークーゼンとの勝ち点差が6に開き、ディ・マッテオ監督は厳しい状況であることを認めた。それでも「まだ8試合残っている。数字上はまだ可能だと信じることだ」と、前を向いた。一方、決勝点のベララビは「まだ疲れは少し残っていたけど、僕達はこの試合がどれほど重要なものか理解していた。今は望んでいた順位にいると思う」とコメント。暫定3位に浮上したことを喜んだ。
 残留争いでは、16位パーダーボルンが7位ホッフェンハイムと0―0で引き分け、17位フライブルクが6位アウクスブルクを2―0で下した。最下位に沈む酒井高徳所属のシュトゥットガルトは長谷部誠と乾貴士所属の8位アイントラハト・フランクフルトに3―1で逆転勝利し、今年に入って初めての白星を手にした。酒井高はベンチ入りしたものの出場せず。長谷部と乾はフル出場した。
 これによりフライブルクは降格圏から脱出して15位、パーダーボルンは17位に。シュトゥットガルトは変わらず最下位だが、前日の黒星で16位に後退したハンブルガーSVと2差になり、残留にわずかな希望が見えてきた。
 残留確定を目指す大迫勇也と長澤和輝所属の12位ケルンは9位ブレーメンと1―1で引き分け。大迫は後半13分からプレー、長澤はベンチ外だった。

【香川が23戦ぶりゴール】
 ドルトムントの日本代表MF香川真司が、復活弾を決めた。21日の敵地ハノーバー戦に先発すると1―1で迎えた後半12分だった。自陣からのカウンター。ペナルティーエリア内右に抜け出したロイスから回ってきたパスを中央で待ち構えていた香川が、冷静にゴールへと流し込んだ。
 古巣復帰戦となった9月13日のホーム・フライブルク戦以来、実に23試合ぶりとなる今季2点目の決勝ゴール。笑顔を見せ、アシストのロイスに飛びついた。
 重圧から解放された香川は、その後も魅せた。後半16分には左サイドに流れてオーバメヤンに右足のアウトサイドでボールを入れ、3点目をアシストした。前半こそボールタッチは数えるほどしかなかったが、決勝弾を挙げた日本人司令塔が停滞感漂うチームを一気に活気づかせた。
 新生日本代表にとっても香川の活躍は朗報だ。名門マンチェスター・ユナイテッド、そしてW杯ブラジル大会で輝きを失い、今年1月のアジア杯準々決勝UAE戦ではPKを外して涙を流した。新たに日本代表監督に就任したハリルホジッチ監督は名前こそ伏せたものの「勇気づけること、喜びを見つけてあげることが必要。私のコーチング、やり方で向上させたい」と話し、エースの“再生”を最重要課題に掲げていた。
 それだけに、香川自ら結果を出したことには大きな意味がある。「やっぱりゴールを取ることが必要」と話していた日本の背番号10が、ハリルジャパンの船出に合わせるように復活ののろしを上げた。

【香川にチーム最高点】
 ドイツブンデスリーガ、ドルトムントの日本代表MF香川真司(26)は21日、敵地でのハノーバー戦に先発フル出場し、1―1の後半12分にリーグ戦では23試合ぶり(出場19試合ぶり)のゴールを決めた。香川は1ゴール1アシストの活躍で3―2の勝利に貢献。
 この活躍に、ドイツ紙「ビルト」(電子版)は、同試合の採点で香川に、2ゴールのオーバメヤン、ロイスと並んでチーム最高の2点(最高1、最低は6)をつけた。
 だが、フル出場したハノーバーの清武弘嗣、後半途中に退いた酒井宏樹には4点と厳しい評価。
 また、1―3でシュツットガルトに敗れたアイントラハト・フランクフルトの長谷部誠は4点、、乾貴士はアイグナーと並んでチーム最低の5点を付けられてしまった。
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フル出場
オーストリアブンデスリーガ第26節結果

ボルフスベルガー3―2ザルツブルク
(ラファンタル・アレーナ/3900人)
≪得点者≫
ボルフスベルガー:ハコボ8、イウヴィオ45、ケルへ90
ザルツブルク:ジョナタン・ソリアーノ27、41
≪出場メンバー≫
【ザルツブルク】
GK:
グラーチ
DF:
C・シュヴェクラー、ウルマー(46分シュミッツ)、ヒンテレッガー、N・ケイタ
MF:
イルザンカー、ライマー(67分ラマーリョ)、ザビッツァー、ジュリチン(77分フェリピ・ピレス)、南野拓実
FW:
ジョナタン・ソリアーノ

南野拓実ボルフス・ベルガー戦タッチ集
(You Tube)


オーストリア・ウィーン0―1リート
≪得点者≫
リート:トマラ80

グレーディヒ0―1アルタッハ
≪得点者≫
アルタッハ:シュライナー56

シュトゥルム・グラーツ3―1アドミラ・ヴァッカー
≪得点者≫
シュトゥルム・グラーツ:アヴディヤイ28、ピージンガー67、スタンコビッチ85
アドミラ・ヴァッカー:シッカー74

 オーストリアブンデスリーガは21日、第26節の4試合が行われ、5位ボルフスベルガーのホームに乗り込んだFW南野拓実の所属する首位ザルツブルクは23で敗れた。右サイドハーフとして先発した南野は、3試合ぶりのフル出場を果たした。南野は24日にU-22日本代表に合流し、27日に初戦を迎えるU-23アジア選手権予選に挑む予定。
 序盤から右サイドで好機を生み出そうとする南野は、鋭いドリブルからクロスを上げる場面を作り出すが味方には合わず。すると、前半8分にスローインの流れから最後はMFヤコブ・インクランにヘッドで叩き込まれ、ボルフスベルガーに先制を許してしまう。
 前半17分にはコンビネーションからPA内に侵入した南野だったが、これはオフサイドの判定。しかし同27分、ゴール前でFKのチャンスを迎えるとFWジョナタン・ソリアーノが直接狙ったシュートが、壁に当たってコースが変わりゴールマウスに吸い込まれ、ザルツブルクが同点に追い付いた。
 さらに前半41分、右サイドでボールキープした南野のスルーパスを受けたDFクリスティアン・シュベクラーがクロスを送ると、ファーサイドのソリアーノが流し込んで逆転に成功。しかし同44分、FKの流れから最後はFWシウビオに押し込まれて2―2の同点で前半を折り返した。
 後半も攻守に働いた南野は途中から左サイドに持ち場を移すなどフル出場を果たしたものの、得点を生み出すことはできず。両チームともにゴールを脅かす場面を作りながらも後半はスコアが動くことなく試合が進んだが、アディショナルタイムにDFとGKの連係ミスを突かれたザルツブルクは、ボルフスベルガーに決勝ゴールを許して2―3で敗れた。
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スタメン
イタリアセリエA第28節結果

ミラン3―1カリアリ
(ジュゼッペ・メアッツァ)
≪得点者≫
ミラン:メネズ21、78=PK、メクセス49
カリアリ:ジアゴ・ファリアス47
≪出場メンバー≫
【ミラン】
GK:
ディエゴ・ロペス
DF:
メクセス、アバーテ、パレッタ、アントネッリ
MF:
ポーリ、ファン・ヒンケル、N・デ・ヨング(87分エッシエン)
FW:
本田圭佑(70分チェルチ)、デストロ(73分パッツィーニ)、メネズ

本田圭佑カリアリ戦タッチ集
(You Tube)


キエーボ1―0パレルモ
≪得点者≫
キエーボ:パロスキ36

 イタリア・セリエAは21日、第28節の2試合が行われ、本田圭佑所属で10位タイのミランは18位タイのカリアリを3―1で下し、2月22日のチェゼーナ戦以来4試合ぶりの勝利を挙げた。本田は先発出場し、後半25分までプレーした。
 前週にはフィオレンティーナに逆転負けを喫するなど、苦戦しているチーム状況にサポーター「ウルトラス」が応援ボイコットを呼びかけたため、ゴール裏はガラガラ状態。「ゲームオーバー」などと書かれた横断幕も貼られた。
 そんな中、本田は右FWで2試合連続の先発出場。だが得点はなく、後半25分に交代。ベンチに下がる本田にはブーイングも飛んでいた。
 この日セリエAでの得点数を15としたメネズは、これで得点ランク首位タイに浮上。試合後「僕達はお互い助け合える。今日みたいなプレーを続ければ、良い結果が出せる。あと10試合あるし、チームは大きく成長している。2、3連勝できれば全てが変わるよ」と、前向きにコメントした。

【大ブーイング浴びた本田】
 ミランの本田圭佑は前半こそ、右サイドバックのアバーテとの好連係で攻撃の起点となった。後半に入ると動きが落ち、チェルチとの交代で退いた際には地元サポーターから大ブーイングを浴びた。
 チームは勝ったが点に絡めなかった本田。自身にとって難しい試合だったのでは、との問いに「いや、最高です、今日は。それでいいですか?」と言い残し、スタジアムを後にした。

【本田にチーム最低点】
 21日に行われたイタリアセリエA、カリアリ戦で後半途中に退いたミランの本田圭佑に対し、本日22日付の地元各紙は軒並みチーム最低点を付けるなど厳しい評価だった。
 ガゼッタ・デロ・スポルトは5点でコリエレ・デロ・スポルトは5点、トゥット・スポルトは4.5点だった。
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出番なし
イングランドプレミアリーグ第30節結果

サウサンプトン2―0バーンリー
(セント・メアリーズ/30864人)
≪得点者≫
サウサンプトン:ロング37、オウンゴール57
≪出場メンバー≫
【サウサンプトン】
GK:
フォースター(13分K・デイヴィス)
DF:
クライン、ジョゼ・フォンテ、アルデルワイレルト、バートランド
MF:
シュネデルラン、S・デイヴィス、ロング、マネ、タディッチ(46分ワニャマ)
FW:
ペッレ

マンチェスター・シティー3―0ウェスト・ブロムウィッチ
(エティハド・スタジアム/45018人)
≪得点者≫
マンC:ボニー27、フェルナンド41、シルバ77
≪出場メンバー≫
【マンC】
GK:
ハート
DF:
コンパニ、サバレタ、マンガラ、クリシー
MF:
フェルナンド、ヘスス・ナバス、ランパード(65分ヨベティッチ)、シルバ(81分ミルナー)
FW:
ボニー(78分ジェコ)、アグエロ

ニューカッスル1―2アーセナル
(セント・ジェームス・パーク/50544人)
≪得点者≫
ニューカッスル:シッスコ49
アーセナル:ジル―24、28
≪出場メンバー≫
【アーセナル】
GK:
オスピナ
DF:
ガブリエウ・パウリスタ、コシールニー、モンレアル、チャンバース
MF:
ラムジー、サンティ・カソルラ(71分ロシツキー)、コクラン
FW:
ジルー、A・サンチェス(71分フラミニ)、ウェルベック(89分ベジェリン)

トッテナム4―3レスター・シティー
≪得点者≫
トッテナム:ケイン6、13、64=PK、オウンゴール85
レスター・シティー:ヴァーディ38、モーガン50、ニュージェント90

アストン・ビラ0―1スウォンジー
≪得点者≫
スウォンジー:ゴミス87

ストーク・シティー1―2クリスタル・パレス
≪得点者≫
ストーク・シティー:M・ディウフ14
クリスタル・パレス:マレー41=PK、ザハ45

ウェストハム1―0サンダーランド
≪得点者≫
ウェストハム:サコ88

 イングランドプレミアリーグは21日、第30節の7試合が行われ、2位マンチェスター・シティーが13位ウェストブロムに3―0で勝利した。3位アーセナルはアウェーで11位ニューカッスルを2―1で下した。
 前週は降格圏に沈むバーンリーに敗れ、ミッドウィークの欧州チャンピオンズリーグでも敗退を喫するなど、このところ本調子ではなかったマンCが快勝を収めた。開始2分にウェスト・ブロムウィッチ側に一発退場者が出て数的優位の状況で試合の大半を戦ったマンCは、27分にボニーが決めて先制に成功。試合のペースを握ると、40分にもフェルナンドが追加点を挙げ、さらに後半32分にはシルバもネットを揺らし、WBAの息の根を止めた。
 なお、開始2分のシーンでは、ウェストブロムのマコーリーがボニーを倒したとして退場になっていたが、ファウルを実際に犯したのはドーソンだった。審判の管理機関であるPGMOLは試合後に声明を発表し、スウォーブリック主審がミスを認め、謝罪したと述べている。
 マンCを勝ち点1差で追うアーセナルではこの日も好調ジルーが躍動。24分、FKの流れからウェルベックのヘディングシュートを右膝でコースを変えてネットを揺らすと、28分にはCKを頭で叩き込んで追加点を奪った。アーセナルは後半3分に失点し、後半は攻め込まれる展開が続いたが、GKオスピナが決定機を2度防ぐなど奮闘し、最後まで逃げ切った。ジルーはこれでプレミア5試合連続でゴールを決めている。
 CL出場権獲得を狙う7位トッテナムは最下位レスター・シティーと対戦。今季大ブレイク中のケインがハットトリックの活躍で、4―3の勝利を収めた。トッテナムは序盤にケインが決めた2点を守り切れず一時は同点にされるも、後半19分にケインがPKを沈めて勝ち越しに成功。その後相手のオウンゴールで1点を加えながら、終了間際に失点と守備に不安も見せたが、勝ち点3を獲得した。
 先ごろイングランド代表に初招集されたケインは、これで今季プレミアでのゴール数を19に。18得点のチェルシーFWジエゴ・コスタをかわし、得点ランクトップに躍り出た。
 こちらもCL圏内を狙う吉田麻也所属の6位サウサンプトンは、18位バーンリーに2―0で勝利。トッテナムと同じ勝ち点ながら得失点差で優位に立つサウサンプトンは、クリーンシート(無失点試合)で6位キープに成功した。吉田はベンチ入りしたものの、出場機会はなかった。
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欠場
スイススーパーリーグ第25節結果

ルツェルン1―4バーゼル
(シュタディオン・アルメント/13002人)
≪得点者≫
ルツェルン:プリッチ52
バーゼル:ガシ33、49、デルガド47=PK、カラ87
≪出場メンバー≫
【バーゼル】
GK:
ヴァツリー
DF:
A・トラオレ、シェア、スヒー、T・ジャカ
MF:
ズッフィ、デルガド(70分エル・ネニー)、ガシ(81分カラ)
FW:
F・フライ、D・ゴンサレス(46分ハムディ)、エンボロ

グラスホッパーズ3―1アーラウ
≪得点者≫
グラスホッパーズ:ラヴェ2、カイオ57、ダブール73
アーラウ:スリシュコビッチ48

 スイススーパーリーグは21日、各地で第25節の2試合が行われ、FW柿谷曜一朗の所属する首位バーゼルは敵地でルツェルンと対戦し、4―1で大勝した。柿谷は発熱により欠場している。
 開始から相手に押し込まれる時間が続いたバーゼルだったがセットプレーから先制点を挙げる。前半32分、DFファビアン・シェアが相手の意表を突いた攻撃参加からFKを獲得。ゴール正面やや左からFWシュケルツェン・ガシが左足で狙ったブレ球シュートは相手GKの手もとで鋭く曲がり、先制のゴールネットを揺らした。
 1点リードで折り返した後半開始30秒、FWブレール・エンボロがドリブルで強引に抜け出し、相手GKのファウルでPKを獲得。これをMFマティアス・デルガドが落ち着いてゴール左に決めると、同4分にもエンボロとのワンツーから抜け出したガシが左足でゴール右隅に流し込み、3―0と一気にリードを広げた。
 バーゼルは後半7分に失点したが、同42分に途中出場の相手のパスミスをMFダビデ・カラが右足で押し込み、4―1で勝利。2試合ぶりの白星を挙げ、首位を独走している。
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4戦ぶり勝利
スペインリーガエスパニョーラ第28節結果

アトレティコ・マドリード2―0ヘタフェ
(ビセンテ・カルデロン/38673人)
≪得点者≫
A・マドリード:トーレス3、ティアゴ44
≪出場メンバー≫
【A・マドリード】
GK:
オブラク
DF:
ゴディン、ヘスス・ガメス、ファンフラン、J・ヒメネス
MF:
ティアゴ、コケ、アルダ(90分マリオ・スアレス)、ガビ、R・ヒメネス(64分グリーズマン)
FW:
トーレス(90分カニ)

ラージョ・バジェカーノ1―0マラガ
≪得点者≫
ラージョ・バジェカーノ:カクタ22

レバンテ1―0セルタ
≪得点者≫
セルタ:シャルレス87

アスレティック・ビルバオ2―1アルメリア
≪得点者≫
アスレティック・ビルバオ:エチェイタ9、ミケル・リコ26
アルメリア:ヴェリントン・シウバ47

グラナダ0―0エイバル

 スペインリーガエスパニョーラは21日、第28節の5試合が行われ、4位アトレティコ・マドリードが13位ヘタフェに2―0で勝利した。新加入のトーレスがアトレティコ復帰後、リーガでは初ゴールを決めた。
 ここ3試合リーガで白星がなく、前節には4位に転落したアトレティコ。しかしこの試合は開始3分にコケのFKをトーレスが頭で沈め、先制に成功する。トーレスはこれが古巣復帰後、リーガ初ゴールとなった。アトレティコは44分に再びコケのFKから最後はティアゴがヘディングでネットを揺らし、前半のうちに2点リードを奪うと、そのまま逃げ切り、勝ち点3を獲得。3位バレンシアとの勝ち点差「1」をキープした。
 試合後、シメオネ監督はトーレスについて、「良くなってきたし、チームメイトの理解も深まっている」とコメント。国王杯ではすでにネットを揺らしてきたものの、リーガでここまで得点のなかった同選手について「彼は得点するために生きているし、リーガでのゴールを必要としていた。我々にとって決定的な選手であるマンジュキッチとの健全な競争を生み出してくれている。トーレスにはかなりのことを求めていたが、期待に応えてくれている」と評価した。
 なお、今節一番の注目と言えば、翌日開催される首位バルセロナと2位レアル・マドリードの「クラシコ」だが、これを見るかと問われると、5位セビージャと6位ビジャレアルの一戦に「もっと関心がある」と話した。
 7位マラガは12位ラージョ・バジェカーノに0―1で黒星を喫した。11位セルタは敵地で17位レバンテに1―0で勝利。8位アスレティック・ビルバオは18位アルメリアを2―1で下した。19位グラナダと14位エイバルの一戦は0―0のスコアレスドローで終わった。
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首位陥落
フランスリーグ1第30節結果

リヨン1―2ニース
(スタッド・ジェルラン/38600人)
≪得点者≫
リヨン:ゴナロン56=PK
ニース:カルロス・エドゥアルド23、エイセリク86=PK
≪出場メンバー≫
【リヨン】
GK:
ロペス
DF:
B・コネ、ジャレ、ダボ(73分マルブランク)、ローズ
MF:
グルキュフ(50分M・ヤッタラ)、フェリ、フェキル
FW:
ゴナロン、トリソ、エンジエ(63分コルネ)

トゥールーズ2―1ボルドー
≪得点者≫
トゥールーズ:ベン・イェデル18、カナ・ビイク61
ボルドー:ロラン28

バスティア0―0ギャンガン

カーン0―0メス

エビアン1―0モンペリエ
≪得点者≫
エビアン:エンシクル86

レンヌ0―0ナント

 フランスリーグ1は21日、第30節の6試合が行われ、首位リヨンが本拠地で16位ニースに1―2で敗れた。これにより、リヨンは首位陥落。前日の試合で白星を収めていたパリ・サンジェルマンが勝ち点1差でトップに立った。
 リヨンは開始23分、CKからエドゥアルドにバイシクルシュートを決められると、追い付けないまま前半終了。後半9分に相手DFがフェキルを倒し、2枚目のイエローカードで退場すると、このファウルで得たPKをゴナロンが沈めて試合を振り出しに戻す。リヨンは数的優位を活かしたいところだったが、攻め込みながらも逆転ゴールが奪えない。すると41分、今度は相手にPKを献上。これを決められ再びリードを奪われると、ロスタイムのチャンスもGKの好セーブに阻まれ、黒星を喫した。
 ここまで首位を続けてきたリヨンだが、第30節を消化した時点でパリSGに勝ち点1差でかわされ、2位に後退。22日の試合で3位マルセイユが白星を挙げれば両者は1差となり、2位の座も危うくなる。
 リヨンのフルニエ監督は、数的優位に立ってからチームの未熟さが出たとコメント。「時間をかけるどころか、攻め急いでしまった」と嘆いた。ゴナロンは「タイトル争いは終わっていない」と話しながらも、「タイトル獲得はまだ頭に描くことができる。でも、今季のパリSGは強い。モナコも復調しているし、マルセイユにも同じことが言える」と、厳しい状況であることを認めた。
 この試合ではケガから復帰したばかりのグルキュフが負傷交代を余儀なくされており、ゴナロンは「ヨアン(・グルキュフ)を負傷で失ったし、酷い1日だった」とコメント。「シーズンをいい形で終えるには、今日何が上手くいかなかったのかを検証しなくてはならない」と語った。
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クラシコ展望
スペインリーガエスパニョーラ第28節日程

22日()
日本時間29:00
バルセロナvsレアル・マドリード
(カンプ・ノウ)

 スペインリーガエスパニョーラ、レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督は21日、リーガ第28節・バルセロナ戦の前日記者会見で同試合について言及した。
 アンチェロッティ監督は「バルセロナは我々より良い流れを掴んでいるけど、両チームにとって難しい試合だ」と、試合の難しさを述べるも「自信に満ち溢れている。リーガの首位を奪還できる絶好のチャンスだ」と、チームの自信を強調した。
 重要な試合だということは強調するも、イタリア人指揮官は「アトレティコとの欧州チャンピオンズリーグほど決定的な試合だとは思わない。これは違うトーナメントだ」と、負けたとしてもリーガの決着はまだつかないと主張した。
 チームの雰囲気について聞かれた際「皆にとって特別な試合。特別な方法で試合を準備したし、他の試合と比べると雰囲気は違う」と、クラシコ特有の緊張感が漂っていると明かした。
 アンチェロッティ監督がローテーションを行わない為、フィジカルコンディションが落ちたと批判されている。これに対して同監督は「明日勝つとしたらフィジカルのおかげではなく、頭を冷静に使ったからだろう」と話した。
 クリスティアーノ・ロナウドのコンディションについては「今週は練習で良いパフォーマンスを見せたし、試合に向けてコンディションは最高だよ」と語った。
 また、ベイルは守備により貢献するよう、ポジションをずらして起用すると噂されていたが「彼に要求するのは残りの選手達と同じことだ。11人で攻め、11人で守る。中盤でプレーしたことは無いから彼のポジションは変わらない」と、お気に入りのフォーメーション4―3―3への信頼を曲げない姿勢を示した。
 引き分けでも満足するかという質問に対しては「いや、バルセロナに勝つことはできると思う」と、勝利への意欲を見せた。

【ブスケッツ、クラシコで復帰?】
 21日、バルセロナ(スペイン)のルイス・エンリケ監督が負傷中のMFセルジ・ブスケッツについて前向きな言葉を残した。
 ブスケッツは3月4日に行われたスペイン国王杯準決勝第2戦のビジャレアル戦で右足首を負傷。その後リーガ2試合と欧州チャンピオンズリーグ1試合を欠場し、ハビエル・マスチェラーノが代役を務めていた。
 エンリケ監督はブスケッツの状態について「100%の状態ではないが、近付いている」とコメント。同選手は練習に復帰できており、翌日に行なわれるレアル・マドリードとの「クラシコ」に間に合うかもしれないとの見解を示した。
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超サカFLASH

途中出場
 サッカー女子の欧州チャンピオンズリーグ(CL)は21日、英国のブリストルで準々決勝第1戦の1試合が行われ、安藤梢が所属するフランクフルト(ドイツ)はアウェーでブリストル(イングランド)に5―0で勝った。安藤は後半36分から出場した。第2戦は29日に行われる。

後半出場
 サッカー女子のフランス1部リーグで、大滝麻未が所属するギャンガンは21日、敵地でジュビシーに2―1で競り勝った。大滝は後半開始から出場し、得点はなかった。
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