J2第7節、J2初挑戦の金沢がC大阪を撃破!! 冬移籍&Jリーグ&ハリルJ完全収録版!!
PS3版ウイイレ2015完全修正データ

本日の超最新情報
2015年4月11日()

INDEX

首位返り咲き
J2第7節
水戸3―0徳島
栃木2―4北九州
群馬0―1愛媛
磐田1―1岡山
讃岐0―0札幌
京都1―4長崎
熊本0―1横浜FC
千葉2―0大宮
東京V4―3岐阜
C大阪0―2金沢
大分1―2福岡

2位千葉は井出遥也の2ゴールで競り勝ち、第4節以来の首位返り咲き!首位磐田は引き分けに終わり、連勝が3で止まって2位陥落!3位長崎は木村裕の2ゴールなどで大勝して3連勝!4位C大阪vs5位金沢の上位対決は、佐藤和弘の弾丸ミドル弾などで金沢が制し、破竹の4連勝で4位浮上!C大阪は今季初黒星を喫して5位後退!8位東京Vは0―3と劣勢の後半39分から4ゴールの大逆転劇で6位浮上!

今季初勝利
なでしこリーグ第3節第1日
浦和レッズ・レディース4―1ASエルフェン埼玉
アルビレックス新潟レディース1−0岡山湯郷Belle

昨季女王の浦和は吉良知夏の2ゴールなどで逆転して今季初勝利!新潟も斎藤友里の決勝弾で今季初白星!

暫定首位浮上
JFL・1stステージ第6節第1日
MIOびわこ滋賀0―3Honda FC

昨季王者の3位Honda FCは栗本広輝の2ゴールなどで完勝し、3連勝で暫定首位浮上!

育成年代視察
日本代表のハリルホジッチ監督(62)が東京・味の素スタジアム西競技場で行われた高円宮杯U-18プレミアリーグ(東地区)を視察し「A代表だけでなく、ベースとなる仕事がものすごく大きい」と、育成年代強化の重要性を強調!

vsフランクフルト
今夏のさいたまシティカップでJ1浦和が長谷部誠と乾貴士が所属するアイントラハト・フランクフルトと対戦!試合は埼玉スタジアムで8月第1週に開催される可能性が濃厚!

初言及
チェルシーのモウリーニョ監督が獲得オファーを出したFC東京の日本代表FW武藤嘉紀(22)について「知っている」と話し、商業面が移籍に影響を与えることがあると認めた上で「チェルシーの戦力にならない選手は獲得しない」と見解!

フル出場
ドイツブンデスリーガ第28節
ハノーバー1―1ヘルタ・ベルリン

細貝萌はベンチ外、酒井宏樹はフル出場、清武弘嗣と原口元気はスタメン出場し、清武は後半30分にCKからシュルツの先制弾を演出!15位ハノーバーは終盤に追い付かれて12試合未勝利!

完勝
フランスリーグ1第32節
カーン0―3モナコ

14日に欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第1戦のユベントス戦を控える4位モナコは、ベルナルド・シルバの2ゴールなどで完勝して暫定3位浮上!

優勝王手
オランダエールディビジ第30節
PSV3―1ズヴォレ

首位独走のPSVは主将のワイナルドゥムの先制弾などで快勝して優勝に王手!2位アヤックスが本日11日のヘラクレス戦に敗れた場合、PSVの7シーズンぶり22度目の優勝が決定!

復帰
フェネルバフチェ(トルコ)の元オランダ代表FWカイト(34)が来季からオランダエールディビジのフェイエノールトに新加入!2006年以来、9年ぶりのフェイエノールト復帰!

全治3週間
チェルシーのスペイン代表FWジエゴ・コスタ(26)が左ハムストリングの肉離れで全治3週間!18日の3位マンチェスター・ユナイテッド戦、26日の2位アーセナル戦は欠場!

本日の超サカFLASH
6月7日にユベントスとラツィオが対戦するコパ・イタリア決勝でゴールライン・テクノロジー(GLT)を採用


本文

首位返り咲き
J2第7節結果

水戸3―0徳島
(笠松/2290人)
≪得点者≫
水戸:田中雄大33、馬場賢治37、60

栃木2―4北九州
(栃木グ/3125人)
≪得点者≫
栃木:中美慶哉82、84
北九州:小松塁15、64、大塚翔平35、原一樹90+4

群馬0―1愛媛
(正田スタ/8193人)
≪得点者≫
愛媛:河原和寿45+1

磐田1―1岡山
(ヤマハ/8193人)
≪得点者≫
磐田:アダイウトン42
岡山:押谷祐樹22

讃岐0―0札幌
(丸亀/2779人)

京都1―4長崎
(西京極/6095人)
≪得点者≫
京都:有田光希87
長崎:木村裕14、62、黒木聖仁40、イ・ヨンジェ45

熊本0―1横浜FC
(うまスタ)
≪得点者≫
横浜FC:オウンゴール19

千葉2―0大宮
(フクアリ/11580人)
≪得点者≫
千葉:井出遥也77、80

東京V4―3岐阜
(味スタ/3178人)
≪得点者≫
東京V:平本一樹84、90+6、中後雅喜88、杉本竜士90+3
岐阜:難波宏明14=PK、19、27

C大阪0―2金沢
(金鳥スタ/10290人)
≪得点者≫
金沢:佐藤和弘38、清原翔平77=PK

大分1―2福岡
(大銀ド/7332人)
≪得点者≫
大分:高松大樹90+4
福岡:末吉隼也56、城後寿67

J2第8節日程

19日()
13:00
札幌vs水戸
(札幌ド)
13:00
金沢vs讃岐
(石川西部)
13:00
磐田vs東京V
(ヤマハ)
13:00
岐阜vs栃木
(長良川)
13:00
岡山vs熊本
(Cスタ)
14:00
横浜FCvs長崎
(ニッパツ)
14:00
徳島vs京都
(鳴門大塚)
15:00
北九州vs福岡
(本城)
16:00
C大阪vs群馬
(ヤンマー)
16:00
愛媛vs千葉
(ニンスタ)
16:00
大分vs大宮
(大銀ド)

J2順位表
(第7節終了時)

…J1昇格
…J1昇格プレーオフ出場
…J2残留・昇格プレーオフ出場
…J3降格

1位.千葉
5勝2分0敗(勝ち点17)
得点13・失点5・得失点差+8


2位.磐田
5勝1分1敗(勝ち点16)
得点14・失点6・得失点差+8


3位.長崎
5勝1分1敗(勝ち点16)
得点10・失点3・得失点差+7


4位.金沢
5勝0分2敗(勝ち点15)
得点13・失点5・得失点差+8


5位.C大阪
3勝3分1敗(勝ち点12)
得点13・失点9・得失点差+4


6位.岡山
3勝3分1敗(勝ち点12)
得点8・失点4・得失点差+4


7位.東京V
3勝3分1敗(勝ち点12)
得点11・失点9・得失点差+2

8位.横浜FC
3勝2分2敗(勝ち点11)
得点9・失点9・得失点差±0

9位.大宮
3勝2分2敗(勝ち点11)
得点7・失点7・得失点差±0

10位.福岡
3勝1分3敗(勝ち点10)
得点9・失点10・得失点差-1

11位.愛媛
3勝1分3敗(勝ち点10)
得点7・失点8・得失点差-1

12位.札幌
2勝3分2敗(勝ち点9)
得点7・失点7・得失点差±0

13位.讃岐
2勝3分2敗(勝ち点9)
得点4・失点4・得失点差±0

14位.北九州
3勝0分4敗(勝ち点9)
得点9・失点10・得失点差-1

15位.水戸
2勝2分3敗(勝ち点8)
得点6・失点6・得失点差±0

16位.京都
2勝1分4敗(勝ち点7)
得点8・失点13・得失点差-5

17位.熊本
1勝3分3敗(勝ち点6)
得点5・失点8・得失点差-3

18位.群馬
1勝2分4敗(勝ち点5)
得点5・失点8・得失点差-3

19位.栃木
1勝2分4敗(勝ち点5)
得点7・失点13・得失点差-6

20位.徳島
1勝2分4敗(勝ち点5)
得点5・失点11・得失点差-6

21位.大分
1勝1分5敗(勝ち点4)
得点9・失点12・得失点差-3


22位.岐阜
1勝0分6敗(勝ち点3)
得点6・失点18・得失点差-12


J2得点ランキング・ベスト10
(第7節終了時)

1.清原翔平(金沢)6
1.難波宏明(岐阜)6
3.アダイウトン(磐田)5
3.ナザリト(札幌)5
5.ネイツ・ペチュニク(千葉)4
5.フォルラン(C大阪)4
7.小林祐希(磐田)3
7.大黒将志(京都)3
7.中原貴之(福岡)3
7.馬場賢治(水戸)3

J1・1stステージ第5節日程

12日()
13:00
松本vs
(松本)
14:00
横浜Mvs仙台
(日産ス)
14:00
名古屋vs広島
(豊田ス)
15:00
清水vsG大
(アイスタ)
16:00
湘南vsFC東京
(BMWス)
16:00
神戸vs甲府
(ノエスタ)
16:00
鳥栖vs山形
(ベアスタ)
17:00
川崎vs浦和
(等々力)
19:00
鹿島vs新潟
(カシマ)

J1・1stステージ順位表
(第4節終了時)

…ACL出場権獲得
…J2降格

1位.浦和
3勝1分0敗(勝ち点10)
得点5・失点1・得失点差+4

2位.FC東京
2勝2分0敗(勝ち点8)
得点5・失点2・得失点差+3

2位.
仙台
2勝2分0敗(勝ち点8)
得点5・失点2・得失点差+3


4位.川崎
2勝1分1敗(勝ち点7)
得点9・失点5・得失点差+4

5位.G大阪
2勝1分1敗(勝ち点7)
得点7・失点4・得失点差+3

6位.広島
2勝1分1敗(勝ち点7)
得点4・失点2・得失点差+2

7位.湘南
2勝1分1敗(勝ち点7)
得点5・失点5・得失点差±0

8位.横浜M
2勝1分1敗(勝ち点7)
得点4・失点4・得失点差±0

9位.鳥栖
2勝0分2敗(勝ち点6)
得点4・失点5・得失点差-1

10位.清水
1勝1分2敗(勝ち点4)
得点4・失点4・得失点差±0

11位.鹿島
1勝1分2敗(勝ち点4)
得点6・失点7・得失点差-1

12位.
1勝1分2敗(勝ち点4)
得点5・失点6・得失点差-1

12位.松本
1勝1分2敗(勝ち点4)
得点5・失点6・得失点差-1

14位.神戸
1勝1分2敗(勝ち点4)
得点3・失点5・得失点差-2

15位.新潟
1勝1分2敗(勝ち点4)
得点5・失点8・得失点差-3

16位.山形
1勝0分3敗(勝ち点3)
得点2・失点5・得失点差-3

17位.
甲府
1勝0分3敗(勝ち点3)
得点1・失点5・得失点差-4

18位.名古屋
0勝2分2敗(勝ち点2)
得点5・失点8・得失点差-2


J1得点ランキング・ベスト10
(第4節終了時)

1.大久保嘉人(川崎)4
1.宇佐美貴史(G大阪)4
3.ウイルソン(仙台)3
3.武藤嘉紀(FC東京)3
3.ラファエル・シルバ(新潟)3
6.渡部博文(仙台)2
6.レナト(川崎)2
6.遠藤航(湘南)2
6.大前元紀(清水)2
6.金崎夢生(鹿島)2
6.オビナ(松本)2

J3第5節日程

12日()
13:00
盛岡vsJリーグ・U-22選抜
(盛岡南)
13:00
秋田vs山口
(A‐スタ)
13:00
YS横浜vs長野
(ニッパツ)
13:00
藤枝vs相模原
(藤枝サ)
13:00 
琉球vs福島
(沖縄県陸)
14:00
町田vs鳥取
(町田)

J3順位表
(第4節終了時)

…J2昇格
…J2残留・昇格プレーオフ出場

1位.山口
3勝0分0敗(勝ち点9)
得点13・失点1・得失点差+12

2位.鳥取
3勝0分1敗(勝ち点9)
得点7・失点3・得失点差+4


3位.相模原
2勝1分1敗(勝ち点7)
得点6・失点4・得失点差+2

4位.長野
2勝1分1敗(勝ち点7)
得点4・失点3・得失点差+1

5位.町田
2勝1分1敗(勝ち点7)
得点3・失点2・得失点差+1

6位.福島
2勝0分1敗(勝ち点6)
得点2・失点2・得失点差±0

6位.YS横浜
2勝0分2敗(勝ち点6)
得点2・失点2・得失点差±0

8位.琉球
1勝1分2敗(勝ち点4)
得点3・失点4・得失点差-1

9位.富山
1勝1分2敗(勝ち点4)
得点3・失点4・得失点差-1

10位.藤枝
1勝1分2敗(勝ち点4)
得点2・失点4・得失点差-2

11位.秋田
1勝0分2敗(勝ち点3)
得点1・失点2・得失点差-1

12位.盛岡
0勝2分1敗(勝ち点2)
得点0・失点1・得失点差-1

13位.Jリーグ・U-22選抜
0勝0分4敗(勝ち点0)
得点1・失点15・得失点差-14

J3得点ランキング・ベスト10
(第4節終了時)

1.岸田和人(山口)3
1.島屋八徳(山口)3
1.畑田真輝(鳥取)3
4.福満隆貴(山口)2
4.小塚和季(山口)2
4.中山仁斗(鳥取)2
4.井上平(相模原)2
4.佐藤悠希(長野)2
4.田中恵太(琉球)2

 明治安田生命J2第7節は本日11日、フクダ電子アリーナなどで全11試合が行われ、2位千葉が大宮を2―0で下し、勝ち点17で首位に返り咲いた。前節首位の磐田は岡山と1―1で引き分け、勝ち点16で2位に後退。3位の長崎は京都を4―1で退けた。
 今季からJ2に昇格した5位金沢は4位C大阪を2―0で破って4連勝とし、4位に上がった。C大阪は今季初黒星で5位転落。

【金沢・清原「信じられない」】
 J2金沢が大金星を飾った。敵地のC大阪に2―0で勝利し、リーグ4連勝を飾った。
 徹底した守備からチャンスを待った。前半38分、ペナルティーエリア付近でFW佐藤和弘(24)のスーパーミドル弾で先制。これで流れを掴んだ。
 後半に入っても、堅守は変わらず相手の攻撃を跳ね返し続けた。すると同32分、右サイドを駆け上がったMF清原翔平(27)がC大阪のDF丸橋に倒されてPKを獲得した。これをきっちり決め、今季6得点目。J2得点ランク首位に躍り出た。
 清原は「勝利は、自分達の自信になる。得点ランキングトップで信じられないくらいビックリしている」と、興奮した様子。森下監督は「選手達は、素晴らしいゲームをやってくれた。J2でどこまでやれるか。まだまだ未知数なところがあるので、しっかりやっていきたいと思う」と、余韻に浸ることはなかった。

【C大阪、金沢に完封負け】
 16本のシュートを放ったC大阪が格下金沢に完封負けを喫した。前半先制を許し、後半巻き返しを狙ったが、相手の堅い守備にゴールをこじ開けることはできず。逆に追加点を奪われた。
 アウトゥオリ監督は「前半は今季で一番良かったが、後半続ける事ができなかった。メンタル的な部分で課題が出た」。MF山口は「相手が引いてくることは分かっていた。単純に相手FWが強くて、ストロングポイントを出されてしまった。簡単なラストパスのミスやシュートももっと狙えた」と反省しきりだった。
 本拠地で勝ち点を積めず、5位に順位を落とした。

【カズ、9年ぶり2戦連続ゴールは幻に】
 J2リーグ戦は本日11日、各地で第7節の全11試合が行われ、“カズ”こと横浜FCの元日本代表FW三浦知良(48)は熊本市のうまかな・よかなスタジアムで行われた熊本戦に先発出場、2戦連続ゴールが“幻”となった。カズは後半31分までプレー。試合は1―0で勝った。
 0―0の前半19分、松下の右サイドからのFKが相手DFに当たってゴール前に吸い込まれ、横浜FCが先制。カズの左膝にわずかに触れたようにも見え、1度はカズのゴールとされたが、その後に記録がオウンゴールに訂正され、カズの2試合連続となる今季2点目、Jリーグ最年長ゴール記録更新も“幻”となった。
 カズは前節5日の磐田戦(ニッパツ)で2シーズンぶりとなるゴールを決めて自身の持つ最年長記録を48歳1カ月10日に更新したばかり。この日、ゴールを決めれば、記録をさらに「6日間」伸ばすはずだった。本人も自分のゴールではない自覚があったのか、「カズダンス」を披露せず、松下に駆け寄って喜びを表しただけだった。
 2試合連続ゴールは2006年5月6日の徳島戦(三ツ沢)と同10日の東京V戦(味スタ)で記録したのが最後。同年の横浜FCはJ2を制して翌年のJ1昇格を決めており、9年ぶりのJ1昇格を目指すクラブにとっても“吉兆”となるはずだった。
 カズは試合後、「0.9点はワンちゃん(松下)で、0.1点が僕の得点」とニッコリ。5日の前節・磐田戦(ニッパツ)で決めた今季初ゴールに続く2戦連発はならなかったが、敗れたその磐田戦と違い、しっかり勝ったことで「先週よりも満足です」とチームの勝利を喜んだ。
 なお、プロ30年目の48歳のレジェンドでも、1度自身の得点とアナウンスされたゴールが取り消されたという事態は「ない」と、初めてのことだったという。ただ、あくまで「触ってません」と、キングはどこまでも正直だった。

【東京V、残り6分から4ゴールの大逆転】
 東京Vが0―3で迎えた後半39分から4点を取るという歴史的な大逆転勝利を収め、5試合連続負けなしで7位に順位を上げた。
 岐阜のFW難波宏明(32)に前半14、19、27分と13分間でハットトリックを決められ、前半を0―3で折り返しながら後半39分からロスタイムを含めた12分間で4点を取り返す大逆転勝利。後半39分、シュートがポストに当たって跳ね返ったボールをFW平本一樹(33)が得意の左足で押し込むと、43分にはMF中後雅喜(32)が直接FKを沈め、ロスタイム突入後の48分には身長1メートル63のFW杉本竜士(21)が同点のダイビングヘッド。5分が掲示されていたロスタイムが過ぎた51分、平本が再び左足で決めて壮大な大逆転劇はフィニッシュした。
 昨季途中からチームを率いる冨樫剛一監督(43)は「選手が諦めないでゴールを追い続けた結果。勝ち点0が3になった」と疲労困憊の様子。途中出場で流れを変えたMF永井秀樹(44)は「さすがにここまでの逆転は初めて」と目を丸くして話し、師匠と仰ぐラモス瑠偉監督(58)率いる岐阜との試合に「特別な思いがあった」と打ち明けた。
 だが、勝ったから全て良しとするわけにはいかない。冨樫監督は「こういう試合をやりたかったわけではないし、前半ミスが重なって0―3になってしまうのは良くない」と話し、中後も「皆が諦めずにやった結果だと思う。でも、奇跡だけどあってはならない試合」。平本はかつて自身がハットトリックしながら敗れた経験を持つだけに「難波の気持ちは分かります」と横浜FC時代のチームメートを思いやっていた。

【ラモス監督、古巣に奇跡的な大逆転負け】
 岐阜のラモス瑠偉監督(58)が、古巣相手にまさかの大逆転負けを喫した。
 先手は取った。前半14分、FW難波宏明がPKで先制ゴールを決めると同19分、同27分と立て続けにゴールネットを揺らし、ハットトリックを達成した。
 しかし、楽勝ムードかと思われた試合終了目前に最悪のシナリオが待ちかまえていた。後半39分、東京VのFW平本一樹に反撃ゴールを奪われると後半ロスタイム6分までわずか12分でまさかの4失点。終わってみれば、1点差負けで悪夢の5連敗となった。
 昨季からチームを率いるラモス瑠偉監督は試合後の監督会見で「はぁーっ…」と大きな溜め息をついた後、まさかの大逆転負けについて「選手達に聞くしかない。私知らない。3―0でなんでバタバタしてるのか分からない」と厳しい表情。「連敗止めたくて焦りがあったんじゃないか」と続けた。
 難波はショックのあまり、試合後に取材に応じることができず、ミックスゾーンを足早に通り過ぎた。ラモス監督は難波について「どの点も素晴らしかった」とし、「可哀想。泣いてたから」と一言。岐阜の5連敗は、昨年10月から11月にかけて記録して以来で、2008年に6連敗したクラブ記録にあと1と迫る緊急事態となった。
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今季初勝利
なでしこリーグ第3節第1日結果

浦和レッズ・レディース4―1ASエルフェン埼玉
(浦和駒場/1507人)
≪得点者≫
浦和:吉良知夏40、72、岸川奈津希67、臼井理恵82
埼玉:薊理絵29

アルビレックス新潟レディース1−0岡山湯郷Belle
(新発田陸/763人)
≪得点者≫
新潟:斎藤友里30

なでしこリーグ第3節最終日日程

12日()
13:00
日テレ・ベレーザvsジェフ千葉レディース
(多摩陸上)
13:00
伊賀FCくノ一vsベガルタ仙台レディース
(上野)
13:00
スペランツァFC大阪高槻vsINAC神戸レオネッサ
(高槻総合)

 サッカー女子のプレナスなでしこリーグ、レギュラーシリーズ第3節第1日は本日11日、さいたま市の浦和駒場スタジアムなどで2試合が行われ、昨季女王の浦和がAS埼玉を4―1で下し、今季初勝利を挙げた。新潟も岡山湯郷を1―0で破り、今季初白星。
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暫定首位浮上
JFL・1stステージ第6節第1日結果

MIOびわこ滋賀0―3Honda FC
(東近江/463人)
≪得点者≫
Honda FC:栗本広輝14、38、香川大樹57

JFL・1stステージ第6節最終日日程

12日()
13:00
ヴェルスパ大分vs流経大ドラゴンズ龍ケ崎
(大銀サA)
13:00
アスルクラロ沼津vs横河武蔵野
(愛鷹)
13:00
ヴァンラーレ八戸vsソニー仙台
(八戸東陸)
13:00
ホンダロックvs鹿児島ユナイテッド
(宮崎市)
13:00
ファジアーノ岡山ネクストvsSP京都
(津山)
13:00
栃木ウーヴァvsFC大阪
(栃木市)
15:00
マルヤス岡崎vs奈良クラブ
(名古屋港)

 JFLは本日11日、1stステージ第6節第1日の1試合が行われ、昨季王者の3位Honda FCは、アウェーでMIOびわこ滋賀に3―0で完勝し、3連勝で暫定首位に浮上した。
 JFL・1stステージ第6節の残り7試合は明日12日に行われる。
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育成年代視察
 サッカー日本代表のヴァヒド・ハリルホジッチ監督(62)が本日11日、東京・味の素スタジアム西競技場で行われた高円宮杯U-18(18歳以下)プレミアリーグ(東地区)を視察し「A代表だけでなく、ベースとなる仕事がものすごく大きい」と、育成年代強化の重要性を強調した。
 開幕戦のJFAアカデミー福島vs清水ユースを観戦。ゴールシーンには大きくうなずき、親指を立てて満足そうな表情も見せた。「やる気と情熱を持ってプレーしていた。いい試合を見られたよ」と評価した。
 日本は昨年、19歳以下と16歳以下の両年代の代表がワールドカップ(W杯)出場を逃した。
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vsフランクフルト
 今夏のさいたまシティカップで、J1浦和がアイントラハト・フランクフルトと対戦することが10日、明らかになった。同杯はアーセナルと対戦した2013年以来2年ぶり10度目の開催。試合は埼玉スタジアムで8月第1週に行われる可能性が高いという。
 フランクフルトには日本代表MF長谷部誠と同FW乾貴士が所属。長谷部にとっては2006年リーグ優勝、2007年アジアチャンピオンズリーグ制覇に貢献した古巣との激突だけに、注目の凱旋試合となりそうだ。
 フランクフルトは昨年から来日プランを模索。浦和は今季の過密日程を考慮して同杯を行わない可能性もあったが、交渉が進んでマッチメークが実現した。今夏は川崎と日本代表MF香川真司の所属するドルトムントの親善試合が既に決定。ブンデスリーガ2チームの来日は、国内外のファンにとって嬉しい話題になりそうだ。
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初言及
 サッカーのイングランドプレミアリーグ、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は10日、22歳の日本代表FW武藤嘉紀(FC東京)にクラブが獲得のオファーを出したのは、商業的な利益を得るためだけではないとの見解を示した。英スカイスポーツ(電子版)が報じた。
 武藤について「知っている」と話した監督は、商業面が移籍に影響を与えることがあると認めた上で「チェルシーの戦力にならない選手は獲得しない」と述べた。
 チェルシーは2月に日本のタイヤメーカー、横浜ゴムと来季から5年間で総額2億ポンド(約352億円)といわれるユニホームの胸スポンサー契約を結んだ。
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フル出場
ドイツブンデスリーガ第28節結果

ハノーバー1―1ヘルタ・ベルリン
(AWDアレーナ/46000人)
≪得点者≫
ハノーバー:C・シュルツ75
ヘルタ:シュトッカー83
≪出場メンバー≫
【ハノーバー】
GK:
ツィーラー
DF:
酒井宏樹、S・サネ、C・シュルツ、フェリピ
MF:
マルセロ、アルボルノス、シュティンドゥル、清武弘嗣(81分アンドレアセン)、ブリアン(58分ビテンコート)
FW:
コナン(65分ホセル)
【ヘルタ】
GK:
クラフト
DF:
ペカリーク、S・ラングカンプ、ブルックス、シェルブレット
MF:
シュトッカー、シュルツ、ルステンベルガー(73分ニーマイヤー)、原口元気(81分ヴァグナー)、ベーレンス(65分ヘゲラー)
FW:
S・カルー

 ドイツブンデスリーガは10日、第28節の1試合が行われ、酒井宏樹と清武弘嗣が所属する15位ハノーバーと、細貝萌と原口元気所属の11位ヘルタ・ベルリンの一戦は1―1の引き分けに終わった。
 酒井宏は右サイドバックでフル出場。先発した清武と原口は、ともに後半36分に退いた。細貝はベンチ外だった。
 前半を0―0で折り返したこの一戦は、後半に入ってもなかなかスコアが動かず。ハノーバーは30分、清武のCKから最後はシュルツが決めて先制に成功するが、ここ5試合負けのないヘルタも38分にシュトッカーが決めて同点に。そのまま試合はドローで終了し、両者勝ち点1ずつを分け合った。
 ハノーバーはこれで12試合白星がなく、勝ち点は29。暫定14位としているものの、昇降格プレーオフに臨む16位に現在位置するハンブルガーSVとは4ポイント差とあって、残留に向けまだ安心はできない状況となっている。

【清武「ピリピリしている」】
 残留争いをしているハノーバーは12戦勝ちなし。清武は「ピリピリしている。内容は悪くないけど、勝てないのは苦しい」とチームの雰囲気の重さを口にした。終盤で追い付かれた展開に、酒井宏も「勝ち切れないとまずい」と悔やんだ。
 ヘルタの原口は少ない好機で積極的に仕掛ける姿勢が光った。それでも「何回か好機はあった。何かしらできたら良かったが、難しかった」と満足はしていなかった。
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完勝
フランスリーグ1第32節結果

カーン0―3モナコ
(スタッド・ミシェル・ドルナノ/20065人)
≪得点者≫
モナコ:マルシャル29、ベルナルド・シルバ64、84
≪出場メンバー≫
【モナコ】
GK:
スバシッチ
DF:
アブデヌール、R・カルバーリョ(69分ウォレス)、エチエジレ、ラッジ
MF:
ジョアン・モウティーニョ、ベルナルド・シルバ、フェレイラ・カラスコ(86分クルザワ)、コンドグビア
FW:
トゥララン(50分ファビーニョ)、マルシャル

 フランスリーグ1は10日、第32節の1試合が行われ、4位モナコはアウェーで12位カーンを3―0で退け、マルセイユを抜いて暫定3位に浮上した。
 モナコは前半30分にアントニー・マルシャルのゴールで先制すると、後半にはベルナルド・シウバが2得点を記録し、アウェー4連勝を飾った。
 この勝利でモナコはマルセイユを勝ち点1差で上回り、敵地でユベントスと対戦する14日の欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第1戦に弾みをつけた。
 来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権を獲得できるリーグ3位以内を目指すマルセイユは、明日12日にボルドーと対戦する。
 現在リーグ首位に立つパリ・サンジェルマンは、本日11日のリーグカップ決勝でバスティアと対戦するため、今週のリーグ戦は行われない。
 一方、リーグ2位のリヨンは、今節の試合でバスティアと対戦する予定だったが、リーグカップ決勝のため15日に延期された。
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優勝王手
オランダエールディビジ第30節結果

PSV3−1ズヴォレ
(フィリップス・スタディオン/35000人)
≪得点者≫
PSV:ワイナルドゥム12、ブレネ50、L・デ・ヨング90
ズヴォレ:ファン・デル・ヴェルフ34
≪出場メンバー≫
【PSV】
GK:
ズート
DF:
レキク、ブルマ、ウィレムス、ブレネ
MF:
マヘル(69分ヘンドリクス)、ワイナルドゥム、グアルダード
FW:
デパイ、L・デ・ヨング、ナルシン(90分イシマ・ミラン)

 オランダエールディビジ第30節は10日、首位PSVvs6位ズヴォレの一戦が行われ、ホームのPSVが3―1で快勝した。
 これにより、首位PSVは30節を消化して勝ち点を76に伸ばした。現在アヤックスが勝ち点63で2位につけるが、本日11日に行われるヘラクレス戦に敗れれば、4節を残し、PSVの7シーズンぶり22度目の優勝が決定する。
 エールディビジは現在アヤックスが4連覇中。PSVが最後にリーグ戦を制したのは2007-2008年シーズンで、当時はJ1名古屋でも指揮を取ったセフ・フェルホーセンが監督を務めていた。
 今季のチームでは昨年のワールドカップ(W杯)ブラジル大会にもオランダ代表として出場したMFジョルジニオ・ワイナルドゥム(12得点)やFWメンフィス・デパイ(19得点)、ニューカッスルから加入したFWルーク・デ・ヨング(17得点)らがチームを牽引。
 クラブOBの元オランダ代表MFフィリップ・コクー監督が率いるPSVは、昨年10月から今年2月にかけてはリーグ戦17試合無敗(16勝1分け)を記録するなど、圧倒的な強さを見せている。
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復帰
 オランダエールディビジのフェイエノールトは10日、元オランダ代表FWディルク・カイト(34)が来季から同クラブに加入すると発表した。契約期間は1年だが、カイトもクラブ側も延長を望んでいる。
 2003年から2006年までフェイエノールトでプレーしたカイトは、2004―2005年シーズンのエールディビジ得点王となり、2006年にはオランダ年間最優秀選手に輝いた。熱狂的なフェイエノールトのファンに愛された同選手は、2006年からプレーしたリバプール(イングランド)でも全力でピッチを走り献身的なプレーをすることでファンから高く評価された。
 オランダ代表としては2004年のデビュー以来、通算24ゴールをマーク。これまでW杯やユーロ(欧州選手権)など主要国際大会に5度出場し、オランダが3位入賞を果たした2014年W杯でもメンバーに選出された。最後の代表戦は昨年9月に行われた国際親善試合のイタリア戦。この試合でカイトは代表104キャップを刻んでいた。
 現在フェネルバフチェ(トルコ)に所属するカイトは「調子もいいし、デ・カイプ(フェイエノールトのスタジアム)で活躍しようとやる気に燃えている」と、9年ぶりの古巣復帰に向け、今がちょうど良い時期だと語った。
 クラブディレクターのマルティン・ファン・ヘール氏は、1年契約ではあるものの、クラブもカイトも延長を視野に入れていると話し、「ディルクはもっと長く続けることができる。フェイエノールトのライアン・ギグス的存在になれる選手であり、もっともっとここでプレーできる。これは全てのフェイエノールトのサポーターにとって嬉しい話だろう」とカイトの復帰を歓迎した。
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全治3週間
 イングランドプレミアリーグ、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督が、エースのスペイン代表FWジエゴ・コスタ(26)について、全治3週間で4試合欠場の可能性があると語ったことが10日、明らかになった。
 ここまでプレミアリーグ19ゴールと、得点ランク首位タイにつけるD・コスタ。しかし、4日に行われたプレミアリーグのストーク・シティー戦で、左ハムストリングのケガが再発した。
 モウリーニョ監督は「残り8試合となっているが、彼が4試合出場できればそれが普通。彼の出場が3試合となれば、私の見込みを下回ることになる」とコメント。少なくともここから4試合は欠場の見込みと述べ、それより長引くとは現時点で思っていないとの見解を示した。
 プレミアで首位につけるチェルシーは、現在2位アーセナルに勝ち点7差、3位マンチェスター・ユナイテッドに同8差とし、さらに1試合未消化と有利な立場。しかし、直近4試合には18日のマンチェスターU戦、26日のアーセナル戦と、ライバルとの直接対決が含まれている。
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GLT採用
 イタリアセリエAを主催するレガ・セリエAは10日、6月7日にユベントスとラツィオが対戦するコパ・イタリア(イタリアカップ)決勝で、ゴールライン・テクノロジー(GLT)が採用されることになると発表した。GLTはメジャー大会で初めて導入された昨年のW杯ブラジル大会で成功を収めたシステムで、今夏カナダで行われる女子W杯でも採用される。
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