なでしこジャパンは準優勝!! プレミアもブンデスもセリエBもJリーグもMLSもハリル・ジャパンも完全収録!!
PS3版ウイイレ2015完全修正データ

本日の超最新情報
2015年7月5日()

INDEX(目次)

準優勝
女子W杯カナダ大会決勝
女子アメリカ代表5―2女子日本代表

なでしこジャパンは開始16分で4失点を喫し、2―5で大敗して大会連覇を逃す!ロイドのハットトリックなどで大勝したアメリカは1999年アメリカ大会以来、4大会ぶり3度目のW杯制覇!

3連勝
J3第19節
盛岡5―0Jリーグ・U-22選抜
藤枝1―4富山
鳥取0―0町田
YS横浜0―1相模原
琉球1―2福島
山口3―1秋田

首位独走の山口は、得点ランク1位の岸田和人、2位の島屋八徳のゴールなどで快勝して3連勝!3位相模原は大森啓生の決勝弾で競り勝って4連勝!相模原は試合のなかった長野を抜いて2位浮上!

開幕3連勝
JFL・2ndステージ第3節最終日
奈良クラブ2―1ホンダロック
FC大阪0―1ヴァンラーレ八戸
栃木ウーヴァ0―4MIOびわこ滋賀
鹿児島ユナイテッド3―0横河武蔵野
流経大ドラゴンズ龍ケ崎0―3ソニー仙台
SP京都1―1ヴェルスパ大分

1stステージ王者の八戸、同2位のソニー仙台、同7位の奈良が開幕3連勝!得失点差でソニー仙台が首位、奈良が2位、八戸が3位!

最終調整
女子W杯カナダ大会決勝日程
6日(月)
日本時間08:00
女子アメリカ代表vs女子日本代表

女子W杯カナダ大会で2連覇まであと1勝の女子日本代表『なでしこジャパン』が5日(日本時間6日)に行われるアメリカとの決勝に向けて最終調整!主力と控えを混ぜ合わせたメンバーで攻撃の組み立てを確認!過去の対戦成績は日本の1勝6分け23敗!

再合流
女子W杯決勝前日の4日(日本時間5日)、負傷離脱していたフランクフルトFW安藤梢(32)が女子日本代表『なでしこジャパン』に再合流!安藤はプレーはできないが、「みんなに元気を与えられるように、ベンチからしっかり戦いたい」と笑顔!

3位
女子W杯カナダ大会3位決定戦
ドイツ0―1イングランド

準決勝で日本に敗れたイングランドは、延長戦の末にウィリアムズの決勝PK弾でFIFAランク1位のドイツを撃破!イングランドは過去最高の3位で大会を終える!

初優勝
コパ・アメリカ(南米選手権)チリ大会決勝
チリ0―0(延長0―0・PK4―1)アルゼンチン

開催国のチリは延長戦を終えて0―0で迎えたPK戦を4―1で制し、昨年のW杯準優勝のアルゼンチンを退けて初優勝!チリは2017年のコンフェデレーションズカップ(ロシア)に南米王者として出場!PK戦では先蹴りのチリが4人目まで全員が決めたのに対し、アルゼンチンは1人目のメッシが決めた後に2人目のイグアインと3人目のバネガが立て続けに失敗し、22年ぶりの優勝ならず!

獲得
トルコスーパーリーグ王者のガラタサライが、イングランドプレミアリーグのアーセナルからドイツ代表FWポドルスキ(30)を獲得!3年契約で移籍金は約3億4000万円!

本日の超サカFLASH
サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也(26)が英国に向けて出発ほか


本文

準優勝
女子W杯カナダ大会決勝結果

女子アメリカ代表5―2女子日本代表
(BCプレイス・スタジアム/53,341人)
≪得点者≫
女子アメリカ代表:ロイド3、5、16、ホリデー14、ヒース54
女子日本代表:大儀見優季27、オウンゴール52
≪出場メンバー≫
女子アメリカ代表
GK:
1.ソロ
DF:
11.クリーガー
19.ジョンストン
4.サワーブラン
22.クリンゲンバーグ
MF:
12.ホリデー
14.ブライアン
17.ヒース
(79分20.ワンバック)
15.ラピノ
(61分5.オハラ)
FW:
10.ロイド
13.モーガン
(86分3.ランポーン)
ベンチ:
GK:
18.ハリス
21.ナエハー
DF:
6.エンゲン
16.チャルプニー
MF:
7.ボックス
9.オライリー
FW:
2.ルルー
8.ロドリゲス
23.プレス
女子日本代表
GK:
18.海堀あゆみ(INAC神戸)
DF:
19.有吉佐織(日テレ)
3.岩清水梓(日テレ)
(33分10.澤穂希(INAC神戸)=82分)
4.熊谷紗希(リヨン)
5.鮫島彩(INAC神戸)
MF:
9.川澄奈穂美(INAC神戸)
(39分15.菅澤優衣香(千葉))
6.阪口夢穂(日テレ)
13.宇津木瑠美(モンペリエ)
8.宮間あや(岡山湯郷)(cap)
FW:
11.大野忍(INAC神戸)
(59分16.岩渕真奈(バイエルン・ミュンヘン)=85分)
17.大儀見優季(ボルフスブルク)
ベンチ:
GK:
1.福元美穂(岡山湯郷)
21.山根恵里奈(千葉)
DF:
2.近賀ゆかり(INAC神戸)
12.上尾野辺めぐみ(新潟)
23.北原佳奈(新潟)
20.川村優理(仙台)
MF:
7.安藤梢(フランクフルト)
14.田中明日菜(INAC神戸)
22.永里亜紗乃(ポツダム)

優勝チーム:
女子アメリカ代表

準優勝チーム:
女子日本代表

3位チーム:
女子イングランド代表

ゴールデンボール賞(MVP):
カーリ・ロイド(アメリカ)

シルバーボール賞:
アマンディーヌ・アンリ(フランス)

ブロンズボール賞:
宮間あや(日本)

ゴールデンブーツ賞(得点王):
セリア・サシッチ(ドイツ)

シルバーブーツ賞:
カーリ・ロイド(アメリカ)

ブロンズブーツ賞:
アニア・ミッターク(ドイツ)

ゴールデングラブ賞(最優秀GK賞):
ポープ・ソロ(アメリカ)

ヤングプレーヤー賞:
カダイシャ・ブキャナン(カナダ)

フェアプレー賞:
女子フランス代表

 女子サッカーのワールドカップ(W杯)カナダ大会は5日(日本時間6日)、バンクーバーで決勝が行われ、女子日本代表「なでしこジャパン」は2―5でアメリカに敗れ、大会連覇を逃した。前半16分までに4失点を喫した日本は、FW大儀見のゴールなどで反撃したが届かず、36歳のベテランMF澤は最後のW杯を飾れなかった。アメリカは1999年アメリカ大会以来、4大会ぶり3度目の頂点に立った。
 決勝トーナメント1回戦から4試合連続同じスタメンで臨んだ日本。しかし立ち上がりの前半3分、アメリカの右CKから走り込んだロイドに決められ、今大会初めて先制点を許した。2分後には右FKのこぼれ球をロイドが決めて2点目。アメリカの猛攻は止まらず、14分にはDF岩清水の右クロスのクリアが甘くなったところへ、走り込んできたホリデーが鮮やかな右足ボレーで決めて3点目。16分にはロイドが右足でハーフウエーライン付近から超ロングシュートを決めてハットトリックを達成した。
 序盤で重い4点のビハインドを背負ってしまった日本だが心は折れず、前半27分にエース大儀見のゴールで反撃。右サイドを突破した川澄のクロスをゴール前で受けると、相手DFをトラップしてかわして左足で狙いすましたシュート。ゴール左隅に決まって1―4とした。
 前半33分には佐々木監督が早くも動く。3失点目に絡んだDF岩清水に代えて、大黒柱の澤を早くも投入。39分にはMF川澄に代えてFW菅澤をピッチに送り、交代カード3枚のうち2枚を切るという思い切った采配を見せた。
 日本は後半7分に左サイドの宮間のFKをゴール前で澤が競り合い、相手DFジョンストンのオウンゴールを誘発。2―4と追い上げたが、2分後に左CKの流れからMFヒースに決められて再び3点差となった。佐々木監督は同15分、FW大野に代えて岩渕を投入。フォーメーションも目まぐるしく変更した反撃を狙ったが、アメリカの壁は崩せず、終了のホイッスルを聞いた。

【MVPはロイド】
 女子サッカーのワールドカップ(W杯)カナダ大会は5日(日本時間6日)、バンクーバーで決勝が行われ、女子日本代表「なでしこジャパン」は2―5でアメリカに敗れ、大会連覇を逃した。試合後には表彰選手が発表され、大会MVPにあたる「ゴールデンボール賞」は決勝でハットトリックを達成し、4大会ぶりの優勝に導いたアメリカのMFロイドが受賞。候補8人に入っていた日本のMF宮間は「ブロンズボール賞」を獲得した。
 大会通算6得点としたロイドは「シルバーブーツ賞」も獲得。得点王にあたる「ゴールデンブーツ賞」は同じ6得点ながら出場時間が短かったドイツFWシャシッチが受賞した。
 最優秀GK賞にあたる「ゴールデングローブ賞」はアメリカの守護神・ソロが受賞。候補に挙がっていた日本のGK海堀は受賞を逃した。
 フェアプレー賞はフランスだった。

18.海堀あゆみ(INAC神戸)
「決勝まで戦えたが、この結果は自分達の力だったと思う。立ち上がりに2失点してしまったことが、本当によくなかった」

19.有吉佐織(日テレ)
「スピードでやられた感はない。失点が立て続けにあって、引いてしまった部分もあった」

3.岩清水梓(日テレ)
「立ち上がりの失点は自分のせいで、チームに申し訳ない。ロイドが来るのは分かっていたのに、予想以上のスピードだった」

4.熊谷紗希(リヨン)
「悔しいの一言。セットプレーで3点やられている。もったいなかった。防がないといけない。アメリカの方が、戦い方が上手だった」

5.鮫島彩(INAC神戸)
「4年前は何が何だか分からないところから始まり、いつの間にか勝っていた。今大会は確立した中で一歩一歩やってきた感じ。優勝と2位は大きな差があるけど、みんな全力で戦った」

9.川澄奈穂美(INAC神戸)
「立ち上がりの失点は避けたかった。クロスを大儀見選手が決めてくれてよかった。2位になって表彰台を見て、4年前のアメリカ選手の気持ちが分かった」

6.阪口夢穂(日テレ)
「チームとしてはいつもと変わらなかった。優勝を逃してしまい、悔しい気持ちでいっぱい」

13.宇津木瑠美(モンペリエ)
「アメリカが(セットプレーから)狙っているのは分かっていたので、もっとケアしておけばよかった。序盤で試合を決める気迫を感じた」

8.宮間あや(岡山湯郷)
「こちら以上にアメリカが研究してきた感じ。仲間を誇りに思う。アメリカは一番凄い時に比べると、強さは感じなかった」

11.大野忍(INAC神戸)
「(負けを)認めないといけない。アメリカは素晴らしい結果を出した。おめでとうと言うべき。チームに帰ってまた頑張りたい」

17.大儀見優季(ボルフスブルク)
「そこまで悔しい気持ちが湧いてこないが、それは完全にやられたからだと思う。できる限りの準備をやり尽くしての結果で、力がなかった」

16.岩渕真奈(バイエルン・ミュンヘン)
「ケガをしてここまで連れてきてもらって、いろいろな人に感謝したい。4年前より自分のプレーは出せた」

15.菅澤優衣香(千葉)
「シュートチャンスで決められず、チームに貢献できなかった。短期間に何試合もでき、なかなかない経験ができた」

7.安藤梢(フランクフルト)
「結果は残念だけど、ここまで連れてきてくれたチームに感謝している。最高の仲間。みんなに感謝したい」

1.福元美穂(岡山湯郷)
「このメンバーで決勝まで戦えたことは、本当に幸せなこと。(優勝という)結果が出なかったことは残念だけど、このメンバーの一員で誇りに思う」

21.山根恵里奈(千葉)
「故障が原因で出られなかったとは捉えていない。自分の力不足。高いパフォーマンスを発揮するためにどうしたらいいのか、一歩一歩(課題を)つぶしていかないといけない」

2.近賀ゆかり(INAC神戸)
「早い時間に失点し、負ける時のパターンだった。自分達のことをよく知られていて、弱みを突かれてしまった。2点を取り返し、最後まで戦っていた」

12.上尾野辺めぐみ(新潟)
「試合が始まったら、あっという間だった。試合に出たいという悔しさはあった」

23.北原佳奈(新潟)
「23人の中の1人として、この舞台に来ることができた。家族や職場や新潟の皆さんに感謝している。これからもっと頑張りたい」

20.川村優理(仙台)
「アメリカに勢いがあった。あそこで相手を跳ね返す力を、持っていないといけないと感じた。ピッチに立てなかった悔しさもある。もっと自分自身が成長しないといけない」

14.田中明日菜(INAC神戸)
「悔しい気持ちはあるが、すぐリーグ戦もあるのでタイトルを全部取りたい。試合に出てチームのためになることが、代表での地位につながる」

22.永里亜紗乃(ポツダム)
「(五輪を含め)3つ続けての決勝進出は偶然ではない。日本に力があると思う。点につながるプレーをしていくため、(所属クラブがある)ドイツに帰って磨いていきたい」

【天仰ぐなでしこ、悪夢の滑り出し】
 思いのままに喜びを表現するアメリカ選手を、なでしこイレブンはただただ呆然と見つめるしかなかった。悲願の連覇まであと1つとしながら、その最後のステージでまさかの完敗。ピッチに倒れ込み天を仰ぐ。頂点への手応えがあったからこその悔しさ。現実を前に、スタンドに駆け付けた日本人サポーターも顔を覆うしかなかった。
 悪夢の滑り出しだった。前半2分、CKからいきなりMFロイドに決められ、今大会初めて先制を許すと、同4分には右FKからまたもロイドに2点目を決められ2分の間にセットプレーで2失点。アメリカの波状攻撃は止まらず14分、DF岩清水のクリアミスをきっかけにMFホリデーが右足ボレー、直後の16分にはハーフウェーライン付近からロイドがロングシュートを決めて、差はあっという間に4点に広がった。
 それでも前回女王の意地だけは忘れない。4点を追う前半27分、MF川澄のクロスを受けたFW大儀見が体を回転させて左足を振り抜きゴール左隅へ一撃。準決勝までの6試合で1失点と鉄壁の守備を誇るアメリカから6試合ぶりに得点を奪うと、33分にはMF澤を投入。前半から大黒柱をピッチに送り込み、打開を図った。
 後半7分にオウンゴールで2点差に迫ったものの、2分後に5点目を献上して流れを引き寄せられない。15分に最後の切り札・FW岩渕を投入。策は尽くし、選手は足がつるまで走り続けたがゴールは遠く、非情のホイッスルが鳴り響いた。

【最後に厳しい現実】
 経験豊富なイレブンも決勝の舞台を乗り越えることはできなかった。2―5の完敗。日本は準決勝までの6試合は全て先制点を奪って優位に進めたが、前回の雪辱に燃えるアメリカの勢いに飲み込まれた。前半16分までに4失点。接戦に持ち込んで勝機を探る日本のもくろみはいきなり崩れた。
 前半3分のCK。ロイドがいつもより下がった位置で待つのを見て、佐々木監督は不安を感じ、ベンチを出て選手達に伝えようとした。だが、指示は5万人を超える大観衆の声にかき消された。
 低く速いキックに「高いボールが来ると思ったので準備不足だった」と阪口。岩清水のマークが遅れる中、勢いよく走り込んだロイドが蹴り込んだ。2分後にも低いボールのFKからゴールを許した。
 さらにミスが重なってあっという間に0―4とされた。「悔しさよりも自分達ができないこと、苦手なことが明らかになった90分だった」と宇津木はうなだれた。警戒していたセットプレーから3失点。W杯での5失点は1999年大会のロシア戦以来という屈辱だ。
 今大会で初めて、世界ランクの上位と対戦。「我々にとって勝てるパーセンテージは少なかったと思う」と、佐々木監督は彼我の差を認めるしかなかった。世界一の歓喜から4年。宿敵に厳しい現実を突き付けられた。

【佐々木監督Q&A】
 佐々木監督は落胆の色をにじませつつ、努めて明るい口調で質問に応じた。

 準優勝の心境は?

「ここまで選手達は一戦一戦頑張って、よくやってくれた。選手とともに誇りを持って日本に帰りたい」

 勝敗を分けたポイントは?

「セットプレーでやられた。あの点差がついたということは、やはり反省しないといけない。僕自身の指揮も反省しないといけない部分も多い」

 前半のうちに澤と菅澤を投入したが?

「あれだけ点差がついたので何とか1点を、という思いだった。攻撃的なトライをするために交代した」

 大会の収穫は?

「前回チャンピオンとして、このステージまで選手達が頑張ってきてくれた。若い選手達もピッチを経験できた。これを今後の成長につなげていかないといけない」

 他国の情勢は?

「個性豊かな能力の高い選手が多くなってきたし、非常に組織的になってきた。今後はさらに世界はレベルアップしてくる。我々は個の質、もっと緻密な連係の精度、技術の精度、こういったものを上げていかなければいけない」

【佐々木監督、序盤悔やむも「選手を誇りに思う」】
 佐々木則夫監督(57)は女子W杯史上初となる「指揮官として大会連覇」の偉業はならなかった。試合後のインタビューで「立ち上がり、気を引き締めていれば、というところはありますが…」と悔やみながら「最後の最後まで選手はよく走ってくれたと思います。あきらめないで、走り切る姿は見せられた。選手を誇りに思っています」とねぎらった。
 前回優勝からの4年間「選手達と本当に楽しく、ここまでサッカーを積み上げられて本当に幸せだと思います」と、やり切った表情を浮かべた。準優勝については「ファイナル(決勝)まで来たことは、まずは成功だと思っています」と評価した。
 強豪を連破して優勝した前回2011年ドイツ大会。映画のようなドラマチックな幕切れで外国人記者に「スピルバーグ監督」と形容された。グループリーグから準決勝までの全6試合が1点差勝ち。決勝は大敗を喫し“スピルバーグ劇場”の再現はならなかった。
 ドイツ大会決勝に続くアメリカとの再戦。決勝トーナメント1回戦から4試合連続して同じ先発メンバー11人で臨んだ。
 しかし、前半16分までに4失点。1―4とした後、前半33分、3失点目に絡んだDF岩清水に代えて、早くも最後のW杯となる大黒柱のMF澤を投入。同39分にはMF川澄を下げてFW菅澤をピッチに。交代カード3枚のうち2枚を切る積極采配を振るった。澤をピッチに送り出す際には、背番号10の両肩に両手を置き、耳元で指示を出した。
 ビハインドの試合展開については「自分達のサッカーを見つめ直すだけ。そういう意味で、選手は一生懸命、頑張ってくれていますので、それを信じて戦況を見ていました」。準優勝については「この4年間、チャンピオンとして、いろいろなプレッシャーがある中、このステージまで上がってきたことは、よくやってくれたと思います」と評価した。

【澤、準優勝も涙なし】
 涙する選手1人1人をしっかりと抱きしめた。MF澤にとって最後のW杯。「今みんなが持っている力を出し切ったと思います」。連覇という形で終われなかったが、そこにはやり切ったという表情に溢れていた。
 立ち上がり15分間でまさかの4失点。ベンチスタートの澤も「取られてはいけない時間帯の3失点は痛かったかなと思う」と振り返った。
 16歳で初めてW杯に出場し、今回で6回目の大舞台。前大会ではMVPを獲得したものの、その後の4年間は順風満帆ではなかった。良性発作性めまい症、右膝の負傷…。日本代表に選ばれることが当然ではなくなっていた。それでも努力を惜しまず、大会に合わせるように調子を上げ、23人の枠に戻ってきた。
 今大会は無得点ながら守備の切り札に立って、相手の攻撃の芽を摘む活躍。ライバルで親友のFWワンバックとのマッチアップでは、イエローをもらいながらも果敢にチャージに行った。「これが今の自分達の結果だと思います」。全てを出し切っての準優勝に胸を張ったなでしこのレジェンド。「悔いなくやれました」と最後まで涙はなかった。

【宮間「申し訳ない」繰り返し涙】
 アメリカに敗れて銀メダルに終わり、号泣したロンドン五輪から3年。またも米国の壁に跳ね返されたなでしこジャパンの主将・宮間は試合後、「応援してくださった皆さんに申し訳ない」と涙で目をはらした。
 初優勝を果たした前回大会後に澤から主将の大役を引き継ぎ、卓越したキャプテンシーでチームを引っ張ってきた。今大会は全試合フル出場を果たし、高精度のプレースキックで仲間が得たPKを2度とも成功。この試合でも左サイドからのFKで相手のオウンゴールを演出し、MVP3位にあたる「ブロンズボール賞」に輝いた。
 「後悔はないが、チームを勝たせられなかったのが悔しい」「優勝と準優勝は違うので本当に申し訳ない」と言葉を絞り出した宮間。それでも「なでしこはまだまだ続いていくので、応援してもらうようなチームになれたら」と前を向いた。
 W杯の7試合を振り返り、「自分がやれることが全てやれたし、チームのみんなも本当に頑張った」と仲間を称えた宮間。4年間で得たものを問われると「最高の仲間です」と胸を張ったが、目からは涙がこぼれた。

【大儀見、意地の1発も顔ゆがめ「力不足」】
 前半15分で4点のビハインド。絶望ともいえる展開の中、なでしこのFW大儀見があきらめない姿勢で勇気をもたらした。前半27分、MF川澄のクロスを受けると、体を反転させて左足を振り抜いた。ここまで6試合で1得点とエースとしては納得のいかない試合が続いていたが、最後の最後でしっかり仕事。「少しずつ形になってきたものを、個人的には最後に結果として残せた」と表情を緩めた。
 それでも試合を通して感じたことは「力不足」。フィジカル、技術…。「もっと進化しないといけないと感じたし、勝利に導けず個人的にはまだ足りないものがたくさんあった」と完敗を認めた。
 「何かを変えないと、本当に意味で評価され進化していけない」。女子サッカーの未来を思うからこそ厳しい言葉もつなげた。「女子サッカーの今後が掛かってくるので」。真っ赤にしたその目はすでに来年のリオ五輪に向けられていた。

【阪口、慣れないCBで奮闘】
 なでしこジャパンの守備的MF阪口が前半途中から、慣れない位置であるセンターバックに入った。持ち前のセンスで何とかこなしたが、奮闘は実らず「優勝を逃してしまったので悔しい気持ちでいっぱい」と残念がった。
 意表を突いた相手のセットプレーから、立ち上がりに連続失点した影響は大きかった様子。「高いボールが来ると思ったので準備不足だったかもしれない。2点目で『うわっ』てなった」と振り返った。

【岩清水、また決勝で涙】
 守備の要の岩清水は精彩を欠いた。前半3分のCKの場面ではロイドをつかまえきれずに先制を許し、14分には中途半端になったクリアボールをホリデーに叩き込まれた。33分に交代でベンチに下がると、頭を抱えてむせび泣いた。
 前回大会の決勝は延長終了間際に退場処分を受け、優勝の瞬間をピッチで味わえなかった。「最後に笛が鳴って喜べる時には、みんなと一緒にピッチの上で迎えられたらいい」と意気込んでいたが、望みは叶わなかった。

【GK海堀、5失点に反省】
 なでしこジャパンのGK海堀には厳しい一戦になった。セットプレーからの3失点に加え、ハーフウエーラインからのロングシュートも許すなど計5失点。「立ち上がりから2失点してしまったのは良くなかったし、反省しなければいけない」と口にした。
 前半3分と同5分の失点は、意表を突いた速いボールへの対応で後手に回り、なす術(すべ)がなかった。「いろんな準備はしていましたけど。この結果が自分達の力。残念」と現実を受け入れた。

【岩渕、涙声「悔しさしか残っていない」】
 なでしこジャパン最年少のFW岩渕は2―5の後半15分、FW大野に代わってピッチに入ったが、得点はならず。決勝ゴールを決めた準々決勝オーストラリア戦の再現はならず、「悔しいです」と涙で声を詰まらせた。
 立ち上がりの前半3、5分に立て続けに失点し、16分までに4点のリードを許す苦しい展開。それでもなでしこの心は折れず、前半27分には大儀見のゴールで反撃。佐々木監督は前半33分にベテラン澤を早くもピッチに送り出すなど積極的に交代カードを切り、フォーメーションも次々と変えて反撃を狙った。
 しかし3点差で無情のホイッスル。試合終了の瞬間、岩渕は歓喜に沸くアメリカ・イレブンを背に、ユニホームで顔をぬぐった。「自分達にできることもたくさんあったと思うけど、結果が2―5なので悔しさしか残っていない」と“悔しい”を繰り返した岩渕。それでも「この23人で戦うのは最後ですけど、本当にいいチームだった。出し切った結果が準優勝だが、悔いのない大会だった」と言葉を続けた。
 4年後は26歳。チームの中心となることが期待される。岩渕は「もっともっとなでしこを知ってもらえるように頑張りたい」と話し、次の目標を見据えた。

【菅澤「貢献できなかった」】
 なでしこジャパンのFW菅澤が前半39分から途中出場した。グループリーグ第3戦、エクアドル戦以来の出番だったがゴールは奪えず「求められていたのは得点。貢献できなかったなと思う」と悔しがった。
 特に後半31分は絶好機だった。左後方からの宮間のクロスに頭を合わせたが、しっかりヒットしなかった。「自分の力不足。悔いが残る」とうつむいた。

【川澄「また今日から良い準備を」】
 女子サッカーのW杯カナダ大会決勝でアメリカに2―5で敗れ、大会連覇を逃したなでしこジャパンのMF川澄奈穂美(29=INAC神戸)が5日(日本時間6日)に自身のブログを更新。「当たり前ですが負けて悔しいです」と率直な心境をつづった。
 川澄は決勝で4試合連続でスタメン出場。4点を追う前半27分、右サイドをドリブル突破してゴール前にクロスを送り、FW大儀見のゴールを演出した。
 川澄は「当たり前ですが負けて悔しいです」と大敗した心境をつづりながらも、「でもサッカー人生でW杯の決勝を戦える瞬間は何度もありません。ここまで連れて来てくれた仲間と支えてくださったスタッフ、そして応援してくださったみなさんに心から感謝しています」とともに戦ってきたイレブンとスタッフ、ファンの声援に感謝。そして「次のステップアップのために、また今日から良い準備を始めたいと思います」と未来へと目を向け、今月12日からなでしこリーグが再開することを告知。「みなさん是非なでしこリーグへのご声援もよろしくお願いします!」と女子サッカーの底上げしていくため、国内リーグを盛り上げていこうと呼び掛けている。
 このエントリーには日本時間6日午後3時30分現在、400件超のコメントが殺到。「感動をありがとう」「胸を張って帰ってきて」などの温かい声が寄せられている。

【安藤「みんなに感謝したい」】
 女子日本代表「なでしこジャパン」のベンチに、6月8日のグループリーグ初戦で左足首を骨折し、治療のため帰国していたMF安藤梢(32)=フランクフルト=が戻った。アメリカの壁は高かったが、大会前の合宿から寝食を共にした23選手が最後は揃って戦った。
 決勝までの選手達の合言葉は「アンチ(安藤)をもう一度ベンチへ」。無念の離脱となった安藤の代わりに白いクマのぬいぐるみをベンチに置いて勝ち上がってきた。4日に再合流して迎えた決戦。ユニホーム姿の安藤は仲間の思いに応えるように声を張り上げ、強敵と戦うチームを鼓舞し続けた。
 「彼女がいてこそ一つのチーム。いるといないとでは大違い」と主将の宮間あや(岡山湯郷)が言えば、安藤も「もう一度この場所に戻って来られるのは凄いこと。みんなに感謝したい」と目を潤ませた。
 安藤の負傷は痛恨のアクシデントだったが、なでしこの結束はより強固になった。試合後、前回からの4年間で得られたものを問われた宮間主将は「最高の仲間だと思う」と話した。

【オバマ米大統領歓喜「アメリカの誇り」】
 オバマ米大統領は5日、サッカーの女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会決勝でアメリカが優勝したことについて「素晴らしい試合。君たちはアメリカの誇りだ。トロフィーを持ってホワイトハウスを訪ねてほしい」とツイッターに書き込んだ。
 また、現地で観戦したバイデン米副大統領は、優勝が決まるとグラウンドに向かい、エリス監督らと抱き合って圧勝を喜んだ。バイデン氏は試合が終わりに近づくと「もう1点、もう1点」と連呼。試合終了の笛が鳴ると、イスから跳び上がり、周りの人達と握手を交わした。

【表彰式直前、ブーイングで異様な雰囲気】
 汚職問題に揺れる国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長は表彰式を欠席し、ハヤトウ名誉副会長が優勝したアメリカのワンバックとランポーンに優勝トロフィーを手渡した。表彰式直前には一連の問題への抗議からか、客席でブーイングが巻き起こる異様な雰囲気だった。
 米司法当局の捜査対象でもあるブラッター会長はドイツ紙に「疑惑が晴れるまでは旅行のリスクは避ける」と話している。

【沙保里もなでしこ応援】
 女子レスリング五輪3連覇の吉田沙保里(ALSOK)が愛知県大府市の至学館大道場で、10年来の親友、澤の戦いぶりをテレビで応援し「結果は残念だったが、最後まで戦っている姿は格好良かった」とねぎらった。
 決勝前の澤に、無料通信アプリLINE(ライン)で「泣いても笑っても最後の試合。悔いのないように頑張って」とエール。本人からは「覚悟は決まっている」と返事があったという。
 それぞれの競技の第一人者として刺激し合う仲。吉田は「(女子W杯)6大会出場という記録だけでなく、私達の記憶にも残る。本当にお疲れさま。日本に帰ってきたら、美味しいものを一緒に食べに行きたい」と話した。

【前園氏「約束はちゃんと守ります」】
 サッカー元日本代表でタレントの前園真聖氏(41)が本日6日、自身のツイッターを更新。5日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜午前10時)で、なでしこジャパンがW杯優勝を逃した場合、丸刈りになることを宣言したが「約束はちゃんと守ります」とつづった。
 「4年経っても準優勝は凄いことです。お疲れ様でした!」とイレブンをねぎらった後「それと、約束はちゃんと守ります」と明言した。
 前園氏は番組で決勝戦の行方を聞かれ、どっちつかずのコメント。ダウンタウンの松本人志(51)から「優勝の可能性は?」と問い詰められると「50%。フィフティ・フィフティです」と微妙な予想。
 松本は「意外と高い…天気予報士だったら最悪」と思わずツッコミ。さらに「限りなく51%に近いのは?」と聞かれると、前園氏は「なでしこです」と即答。「4年前に勝っていて、メンバーも変わってない。決勝は一発勝負なので何があるかわからない」と予想した。
 なでしこが優勝を逃した場合の公約を求める意見が飛び出し、前園氏は苦笑い。議論の末、前園氏は「(なでしこが負けたら)坊主にしますから、日本が優勝した時は松本さんも僕の要望を聞いてください」と提案。松本は「僕も坊主にする」と返していた。

≪超サカ採点表≫
女子アメリカ代表
GK:
1.ソロ 6.0
ハイボールの対応も安定していた
DF:
11.クリーガー 6.5
攻守に安定していた
19.ジョンストン 6.0
大儀見に1点を許したが、最後までタイトな守りを見せた
4.サワーブラン 6.0
試合を通して的確なカバーリングを見せていた
22.クリンゲンバーグ 6.5
積極的な攻め上がりを見せた
MF:
12.ホリデー 6.5
精度の高いキックを披露し、豪快なボレーでゴールも挙げる
14.ブライアン 6.5
確かな技術で試合を作りながら攻撃に関与
17.ヒース 6.5
シンプルに嫌なプレーをやってきた
(79分20.ワンバック --)
15.ラピノ 6.0
左サイドでタメをつくり、精度の高いクロスを供給
(61分5.オハラ 6.0)
守備に重きを置きながら縦への推進力も見せた
FW:
10.ロイド 8.0
神出鬼没な動きと確かな技術により13分間でハットトリック達成
13.モーガン 7.5
最前線でボールを収めて攻撃の起点として機能
(86分3.ランポーン --)
監督:
エリス 7.5
用意してきた形で序盤に大量リードを奪う
女子日本代表
GK:
18.海堀あゆみ 4.5
センターサークル付近からのロングシュートの対応が悔やまれる
DF:
19.有吉佐織 5.0
守勢に回った結果、持ち味の攻撃力を発揮できなかった
3.岩清水梓 4.0
セットプレーでマークについていたロイドに2点を奪われてしまった
(33分10.澤穂希 5.5)
劣勢の中で前に行く姿勢を示した
4.熊谷紗希 5.5
粘り強い対応を見せつつ、最後まで冷静にプレー
5.鮫島彩 5.0
アタッキングサードでの精度を欠いた
MF:
9.川澄奈穂美 5.0
大儀見のゴールをアシストも持ち味を発揮できず
(39分15.菅澤優衣香 4.5)
相手に引かれた中で思うような形でボールを受けることができなかった
6.阪口夢穂 5.5
最終ラインで落ち着いたパフォーマンスを披露し、正確なつなぎを見せた
13.宇津木瑠美 5.0
つなぎの部分でもう少し余裕が欲しかった
8.宮間あや 6.0
失点につながるミスもあったが精度の高いパスで攻撃の礎を築いた
FW:
11.大野忍 5.5
持ち味でもある精力的な動きは見せたが効果的な攻撃には結びつかなかった
(59分16.岩渕真奈 6.0)
アタッキングサードで良いアクセントになっていた
17.大儀見優季 6.0
巧みな反転から反撃の狼煙となるゴールを挙げた
監督:
佐々木則夫 5.0
積極的な采配をみせるも立ち上がりで勝負が決まってしまった

女子日本代表メンバー23名
GK:
1.福元美穂(31=岡山湯郷)
18.海堀あゆみ(28=INAC神戸)
21.山根恵里奈(24=千葉)
DF:
2.近賀ゆかり(30=INAC神戸)
12.上尾野辺めぐみ(29=新潟)
3.岩清水梓(28=日テレ)
5.鮫島彩(28=INAC神戸)
19.有吉佐織(27=日テレ)
23.北原佳奈(26=新潟)
20.川村優理(25=仙台)
4.熊谷紗希(24=リヨン)
MF:
10.澤穂希(36=INAC神戸)
7.安藤梢(32=フランクフルト)
8.宮間あや(30=岡山湯郷)
9.川澄奈穂美(29=INAC神戸)
6.阪口夢穂(27=日テレ)
14.田中明日菜(26=INAC神戸)
13.宇津木瑠美(26=モンペリエ)
22.永里亜紗乃(26=ポツダム)
FW:
11.大野忍(31=INAC神戸)
17.大儀見優季(27=ボルフスブルク)
15.菅澤優衣香(24=千葉)
16.岩渕真奈(22=バイエルン・ミュンヘン)
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3連勝
J3第19節結果

盛岡5―0Jリーグ・U-22選抜
(盛岡南/1053人)
≪得点者≫
盛岡:高橋悠馬18、小林亮太71、80、谷村憲一90、住田貴彦90+2

藤枝1―4富山
(エコパ/1055人)
≪得点者≫
藤枝:富井英司34
富山:馬渡隼暉27、89、三上陽輔53、中西倫也64

鳥取0―0町田
(チュスタ/2446人)

YS横浜0―1相模原
(ニッパツ)
≪得点者≫
相模原:大森啓生77

琉球1―2福島
(沖縄県陸)
琉球:松尾昇悟66
福島:石堂和人20、茂木弘人72

山口3―1秋田
(維新公園)
≪得点者≫
山口:鳥養祐矢5、島屋八徳46、岸田和人63
秋田:島川俊郎42

J3順位表
(第19節終了時)

…J2昇格
…J2残留・昇格プレーオフ出場

1位.山口
15勝0分3敗(勝ち点45)
得点54・失点17・得失点差+37

2位.相模原
12勝2分4敗(勝ち点38)
得点32・失点16・得失点差+16


3位.長野
12勝1分4敗(勝ち点37)
得点21・失点10・得失点差+11

4位.町田
10勝6分2敗(勝ち点36)
得点24・失点9・得失点差+15

5位.福島
7勝6分5敗(勝ち点27)
得点23・失点25・得失点差-2

6位.琉球
7勝4分7敗(勝ち点25)
得点21・失点19・得失点差+2

7位.鳥取
7勝3分7敗(勝ち点24)
得点18・失点17・得失点差+1

8位.富山
6勝4分7敗(勝ち点22)
得点17・失点17・得失点差±0

9位.盛岡
4勝5分8敗(勝ち点17)
得点18・失点22・得失点差-4

10位.秋田
5勝1分11敗(勝ち点16)
得点16・失点22・得失点差-6

11位.藤枝
3勝3分11敗(勝ち点12)
得点8・失点30・得失点差-22

12位.Jリーグ・U-22選抜
2勝5分11敗(勝ち点11)
得点12・失点41・得失点差-29

13位.YS横浜
2勝4分12敗(勝ち点10)
得点9・失点28・得失点差-19

J3得点ランキング・ベスト10
(第19節終了時)

1.岸田和人(山口)16
2.島屋八徳(山口)12
3.福満隆貴(山口)10
4.鳥養祐矢(山口)7
4.佐藤悠希(長野)7
4.鈴木孝司(町田)7
7.樋口寛規(相模原)6
7.曽我部慶太(相模原)6
7.金弘淵(福島)6

J1・2ndステージ第1節(開幕戦)日程

11日()
18:00
仙台vs広島
(ユアスタ)
18:00
湘南vs名古屋
(BMWス)
18:30
川崎vsFC東京
(等々力)
19:00
vs鳥栖
(柏)
19:00
横浜Mvs山形
(日産ス)
19:00
松本vs浦和
(松本)
19:00
新潟vs鹿島
(デンカS)
19:00
清水vs神戸
(アイスタ)
19:00
G大阪vs甲府
(万博)

J1・1stステージ順位表
(全17節終了)

…1stステージ優勝&チャンピオンシップ出場権獲得
…J2降格

1位.浦和
12勝5分0敗(勝ち点41)
得点39・失点17・得失点差+22


2位.FC東京
11勝2分4敗(勝ち点35)
得点24・失点18・得失点差+6

3位.広島
10勝4分3敗(勝ち点34)
得点29・失点16・得失点差+13

4位.G大阪
9勝5分3敗(勝ち点32)
得点24・失点13・得失点差+11

5位.川崎
9勝3分5敗(勝ち点30)
得点32・失点26・得失点差+6

6位.横浜M
7勝5分5敗(勝ち点26)
得点21・失点17・得失点差+4

7位.仙台
6勝5分6敗(勝ち点23)
得点27・失点20・得失点差+7

8位.鹿島
6勝4分7敗(勝ち点22)
得点27・失点25・得失点差+2

9位.名古屋
6勝4分7敗(勝ち点22)
得点18・失点18・得失点差±0

10位.湘南
6勝4分7敗(勝ち点22)
得点20・失点24・得失点差-4

11位.鳥栖
5勝5分7敗(勝ち点20)
得点22・失点32・得失点差-10

12位.甲府
6勝2分9敗(勝ち点20)
得点12・失点22・得失点差-10

13位.神戸
4勝7分6敗(勝ち点19)
得点17・失点19・得失点差-2

14位.
4勝6分7敗(勝ち点18)
得点22・失点25・得失点差-3

15位.松本
4勝3分10敗(勝ち点15)
得点17・失点26・得失点差-9

16位.山形
3勝5分9敗(勝ち点14)
得点14・失点24・得失点差-10


17位.新潟
3勝5分9敗(勝ち点14)
得点20・失点33・得失点差-13

18位.清水
3勝4分10敗(勝ち点13)
得点22・失点32・得失点差-10


J1得点ランキング・ベスト10
(1stステージ全17節終了時)

1.宇佐美貴史(G大阪)13
2.豊田陽平(鳥栖)12
3.大久保嘉人(川崎)11
4.武藤嘉紀(FC東京)10
5.武藤雄樹(浦和)8
5.レナト(川崎)8
7.興梠慎三(浦和)7
7.佐藤寿人(広島)7
7.ラファエル・シルバ(新潟)7
7.大前元紀(清水)7
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開幕3連勝
JFL・2ndステージ第3節最終日結果

奈良クラブ2―1ホンダロック
(鴻ノ池/1313人)
≪得点者≫
奈良:柳田優介11、谷口智紀34
ホンダロック:市原大嗣13

FC大阪0―1ヴァンラーレ八戸
(J−G堺メイン/593人)
≪得点者≫
八戸:玉田道歩63

栃木ウーヴァ0―4MIOびわこ滋賀
(足利市陸/340人)
≪得点者≫
滋賀:齋藤達也18、松本祐樹37、柳澤隼53、高田健吾84

鹿児島ユナイテッド3―0横河武蔵野
(鹿児島サA/1497人)
≪得点者≫
鹿児島:オウンゴール42、山本啓人73、山田裕也84

流経大ドラゴンズ龍ケ崎0―3ソニー仙台
(龍ケ崎/226人)
≪得点者≫
ソニー仙台:森原慎之佑4、有間潤37、秋元佑太88

SP京都1―1ヴェルスパ大分
(西京極)

 JFLは本日5日、2ndステージ第3節最終日の残り6試合が行われ、1stステージ王者のヴァンラーレ八戸は、アウェーでFC大阪に1―0で競り勝ち、開幕3連勝を飾った。
 1stステージ2位のソニー仙台も流経大ドラゴンズ龍ケ崎に3―0で完勝し、同じく開幕3連勝。1stステージ7位の奈良クラブも開幕3連勝とし、得失点差でソニー仙台が首位、奈良クラブが2位、ヴァンラーレ八戸が3位。
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最終調整
女子W杯カナダ大会決勝日程

6日(月)
日本時間08:00
女子アメリカ代表vs女子日本代表
(BCプレイス・スタジアム)
≪予想スタメン≫
女子日本代表
GK:
18.海堀あゆみ(INAC神戸)
DF:
19.有吉佐織(日テレ)
3.岩清水梓(日テレ)
4.熊谷紗希(リヨン)
5.鮫島彩(INAC神戸)
MF:
9.川澄奈穂美(INAC神戸)
6.阪口夢穂(日テレ)
13.宇津木瑠美(モンペリエ)
8.宮間あや(岡山湯郷)(cap)
FW:
11.大野忍(INAC神戸)
17.大儀見優季(ボルフスブルク)

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超最新TVスケジュール

 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会で女子日本代表「なでしこジャパン」は2連覇を懸け、5日午後4時(日本時間6日午前8時)からバンクーバーで行われる決勝でアメリカと対戦する。前回大会の決勝と同じ顔合わせ。4日は練習と記者会見を行い、佐々木監督は「米国と再び戦えるのは本当に光栄。自分達のサッカーができれば勝機はある」と意気込んだ。
 練習は日本サッカー協会の大仁会長も見守る中で約1時間、主力と控えを混ぜ合わせたメンバーで攻撃の組み立てを確認した。グループリーグ初戦で左足首を骨折し、日本で手術を受けた安藤(フランクフルト)も再合流し、杖をついて練習場に姿を見せた。主将の宮間(岡山湯郷)は「彼女がいてこそ1つのチーム」と歓迎した。
 国際サッカー連盟(FIFA)ランキングで日本は4位、アメリカは2位。過去の対戦成績は日本の1勝6分け23敗(PK戦は引き分け扱い)。

【佐々木監督Q&A】
 佐々木監督は前日会見では穏やかな表情で、決勝を前にした心境や自信を口にした。

 前回大会と同じく決勝でアメリカと戦うが?

「本当に因縁の対決。尊敬する、我々を成長させてくれたアメリカと再びW杯の決勝で戦えることを光栄に思う」

 連覇が懸かるが?

「コンディションを含め、非常にいい状態で臨める。自分達のサッカーができれば絶対に勝機はある。優勝と準優勝が全然違うことは4年前に感じているので、しっかり意識しながら、慢心せずに頑張ってもらいたい」

 日本にあってアメリカにないものは?

「技術、選手間で連係、連動すること、そして切り替えの速さ。この3つの点は上だと思っている。勝とうという意識はアメリカも日本も同じレベル。厳しい時にどちらが我慢をしながら、いい要素をいかに出し切れるかが勝負の鍵になる」

 4年前との違いは?

「4年前は優勝しようという目標を立て、あれよあれよと決勝に来た。今回、選手はよく耐えながら、特に1点差で頑張って決勝に来てくれた。2011年、2012年の経験がある選手達を招集して、厳しい時でも戦える選手を揃えたことで、成し得たことだと思う」

【佐々木監督「非常にいい状態」】
 女子W杯決勝のアメリカ戦を翌日に控えた4日(日本時間5日)、公式会見に2連覇を狙う女子日本代表「なでしこジャパン」の佐々木則夫監督(57)と主将のMF宮間あや(30=岡山湯郷)、GK海堀あゆみ(28=INAC神戸)が臨んだ。
 4年前の決勝と同じカードとなり、佐々木監督は「本当に因縁の対決というか、4年前の決勝と同じ。尊敬する、我々を成長させてくれたアメリカというチームとワールドカップのファイナルで戦えるということ光栄に思っている」と思いを告白。「手応えはやってみなきゃわからないですけど、現実的にコンディションはベストできている。非常にいい状態でアメリカとできる」と状態の良さに自信を見せた。
 「手応えというより勝つイメージしかしていないです。ポイントは先制点からと個人的に思っている」(宮間)、「ここまで来たら勝つしかないと思うので、勝つためにチーム全員で勝ち取りたいと思います」(海堀)と選手2人も戦う準備万端だ。
 決勝を前に、グループリーグ第1戦のスイス戦で左足首を骨折して離脱した安藤梢(32=フランクフルト)がチームに合流。宮間は「彼女がいてこそ1つのチームだと思っていますし、いるといないでは大違いです。ここに戻ってきて、一緒にワールドカップを取るというところが1つ私達の目標でもありましたし、チームにとって重要な選手だと思います」とその存在の大きさを説明した。
 アメリカが4年前のW杯決勝の雪辱を誓う思いがある一方、日本は3年前のロンドン五輪決勝でアメリカに敗れた悔しさを忘れていない。佐々木監督は「(アメリカは)明日、日本には負けないという意欲高く来ると思いますし、我々もロンドンで負けているという思いを返さないとという思いはある。相手がどんな戦い方をしてくるかというより、我々はそれに負けないというパワーを持ってやるということに尽きると思いますね」と思いの強さを強調した。

【有吉、受け付けからプロ契約へ】
 MF宮間主将とともにMVP候補にノミネートされたなでしこジャパンのDF有吉佐織(27=日テレ)は、国内でも高い評価を受けている。日テレの運営にも携わる東京Vの羽生社長は「プロ契約にしようと思っている」と明かした。
 有吉はアマチュア契約でクラブから報酬はもらっておらず、横浜市内のフットサル場で受け付け業務をしながらプレー。それを岩清水や阪口と同様にクラブ職員として契約しようというものだ。
 また、J2の横浜FCのFW三浦知良からは「仕事をしながらあそこまで上り詰めてMVP候補にもなった。凄く夢がある。本当に素晴らしい」と熱きエールが送られた。周囲の盛り上がりに対し、有吉は「(MVPは)ない、ないです。安心してください。そういうキャラじゃないな、という感じです」と恐縮。アメリカ戦へと集中している。

【ともに最後!澤vsワンバック】
 女子W杯決勝は、レジェンド対決にも注目が集まっている。36歳の澤、35歳のワンバック。2009年から2年間、米ワシントン・フリーダムでチームメートだった女子サッカー界の顔とも言える2人が、ともに「最後」と口を揃えるW杯ラストマッチで相まみえる。
 澤は3日の練習後、取材を受けずに集中を高めたが、バンクーバー市内で会見に出席したワンバックは「日本は技術があって、とても組織的なチーム」と警戒した。前回決勝では延長前半に勝ち越し点を決めたが、澤の劇的ゴールで追い付かれ、PK戦で沈んだ。2012年ロンドン五輪決勝ではフル出場で金メダルを獲得してリベンジを果たした。3度目の頂上決戦。国際Aマッチ248試合に出場し、男女を通じ歴代最多得点の183得点を決める最強ストライカーは「私達の状態も凄く良い。私達は表彰台の頂点に立つことに値するチームだ」と自信を見せた。
 今大会、ベテラン2人ともに満足のいく内容ではない。2試合連続途中出場のワンバックは1得点にとどまる。澤も先発出場は2試合だけで、守りの切り札として終盤に投入されている。「ベンチに座っていることが多いのだろうけど、彼女がどういうことをしているのか分かっているつもり」とワンバック。互いをリスペクトし合うレジェンド同士の出番が、勝敗の行方を左右しそうだ。
 ワンバックは澤が良性発作性頭位めまい症を患った2012年3月にはクラブのキャンプ地だった鹿児島を電撃訪問して激励した。直後には東日本大震災で被災した宮城県で女子中学生を対象にサッカー教室を開催。「2011年はいかに日本が難しい状況にあったかというのは私も知っている。勝つべくして日本は勝った」。だが、2度も優勝は譲れない。澤も連覇しか見ていない。最強の2人が、バンクーバーでW杯の有終の美を飾る。

【ブライアンの先発起用を示唆】
 アメリカ代表のエリス監督は2011年W杯、2012年ロンドン五輪に続く日本とのファイナル対決を「クラシック・マッチアップ(伝統の一戦)」と表現。「ともにタレントがいるチームで、過去の歴史とライバル関係がたくさんある」とその理由を説明。
 また、準決勝のドイツ戦で相手選手と激突して頭部を負傷したMFブライアンについて「練習を全てこなせた」と先発出場を示唆した。

【安倍首相もなでしこに注目】
 安倍首相もなでしこに注目している。
 3日に首相官邸で行われた日本・メコン地域諸国首脳会議後の夕食会に出席した原専務理事は「安倍首相が最初のあいさつで、なでしこが決勝に行ったという話をされていた」と明かした。原専務理事は出席者らから多数の激励を受けたようで「皆さんの気持ちを乗せて、現地で応援してきたい」と話していた。

女子日本代表メンバー23名
GK:
1.福元美穂(31=岡山湯郷)
18.海堀あゆみ(28=INAC神戸)
21.山根恵里奈(24=千葉)
DF:
2.近賀ゆかり(30=INAC神戸)
12.上尾野辺めぐみ(29=新潟)
3.岩清水梓(28=日テレ)
5.鮫島彩(28=INAC神戸)
19.有吉佐織(27=日テレ)
23.北原佳奈(26=新潟)
20.川村優理(25=仙台)
4.熊谷紗希(24=リヨン)
MF:
10.澤穂希(36=INAC神戸)
7.安藤梢(32=フランクフルト)
8.宮間あや(30=岡山湯郷)
9.川澄奈穂美(29=INAC神戸)
6.阪口夢穂(27=日テレ)
14.田中明日菜(26=INAC神戸)
13.宇津木瑠美(26=モンペリエ)
22.永里亜紗乃(26=ポツダム)
FW:
11.大野忍(31=INAC神戸)
17.大儀見優季(27=ボルフスブルク)
15.菅澤優衣香(24=千葉)
16.岩渕真奈(22=バイエルン・ミュンヘン)
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再合流
 女子ワールドカップ(W杯)決勝前日の4日(日本時間5日)、負傷離脱していたMF安藤梢(32=フランクフルト)が女子日本代表『なでしこジャパン』に再び合流した。
 プレーはできないが、「みんなに元気を与えられるように、ベンチからしっかり戦いたい」と笑顔で話した。
 杖をつきながら練習場に姿を現した安藤は、出迎えたチームメートが並んで作ったアーチを笑顔でくぐり抜け、集合写真を撮影するなど、約3週間ぶりの再会を喜び合った。
 大会初戦のスイス戦で左足首を骨折、日本で手術を受けてから初めて取材に応じた安藤は「みんながいつも『決勝に連れて行くから』と言ってくれ、すごく心強かった。叶えてくれて感謝したい」。FW大野忍(31=INAC神戸)は「本当に23人で戦える」と、全員が揃って連覇を懸けた大一番に挑めることを喜んだ。
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3位
女子W杯カナダ大会3位決定戦結果

ドイツ0―1イングランド
(コモンウェルス・スタジアム)
≪得点者≫
イングランド:ウィリアムズ108=PK

 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会第19日は4日、エドモントンで3位決定戦が行われ、イングランドが延長の末にドイツを1―0で破って3位となった。
 試合はともに無得点のまま延長に入った。イングランドは延長後半3分にウィリアムズがPKを決めて均衡を破り、そのまま逃げ切り、イングランドが過去最高の3位という成績で大会を終えた。
 ドイツはボールを保持して押し気味に進めたが、好機を生かせなかった。
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初優勝
コパ・アメリカ(南米選手権)チリ大会決勝結果

チリ0―0(延長0―0・PK4―1)アルゼンチン
(エスタディオ・ナシオナル・デ・チリ)

 サッカーのコパ・アメリカ(南米選手権)は4日、チリのサンティアゴで決勝が行われ、延長戦を終えて0―0で迎えたPK戦を地元チリが4―1で制し、昨年のワールドカップ(W杯)準優勝のアルゼンチンを退けて初優勝した。
 ともに好機をつくったが決定力を欠いた。PK戦で先蹴りのチリは4人目まで全員が決めたのに対し、アルゼンチンは1人目のメッシが決めた後の2人が失敗した。
 チリは2017年のコンフェデレーションズカップ(ロシア)に南米代表として出場する。

【メッシ、またも逸冠】
 チリ(グループA・1位)が0―0で突入したPK戦を4―1で制し、アルゼンチン(グループB・1位)を破って初優勝を飾った。アルゼンチンのエース・FWリオネル・メッシ(28=バルセロナ)は、またもフル代表での初タイトルを逃した。
 互いにゴールを割れず90分間では決着がつかなかった。アルゼンチンは後半終了間際、メッシの起点から絶好機をつくったが決め切ることはできなかった。
 死闘は延長戦でも決着つかず、PK戦に突入。アルゼンチンは1人目のメッシが確実に決めたものの、2人目のイグアインが上へ大きく外すと、3人目のバネガが右隅を狙ったシュートはセーブされた。対するチリは1人目のフェルナンデスから3人がしっかり決めると、最後はアレクシス・サンチェスが冷静にゴールネットを揺らし、地元開催の大声援に応えた。
 敗戦が決まった瞬間、メッシは呆然とした表情でピッチに立ち尽くした。バルセロナでは昨季の3冠など計24のタイトルを獲得し、U-23アルゼンチン代表でも2008年北京五輪で金メダルに輝いたがフル代表では無冠。昨年のW杯ブラジル大会でも準優勝に終わった。「今度こそ決勝で勝ちたい」と悲願の優勝へ照準を合わせていたが、勝利の女神はまたしてもメッシに振り向くことはなかった。
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獲得
 トルコスーパーリーグ(トルコ1部)王者のガラタサライは4日、アーセナル(イングランド)からドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(30)を獲得したと発表した。契約期間は3年で、1年延長のオプションも付帯している。
 ポドルスキは2012年にケルン(ドイツ)からアーセナルに加入。公式戦82試合以上に出場し、31ゴールを挙げた。今年1月に6月までの契約でインテル(イタリア)に期限付き移籍したが、国内リーグで1ゴールに終わっていた。
 ガラタサライの発表によると、移籍金は250万ユーロ(約3億4000万円)。同チームが欧州チャンピオンズリーグ出場権を獲得した場合は、50万ユーロ(約6800万円)が上乗せされる契約となっている。なお、ポドルスキの年俸は300万ユーロ(約4億円)で、1試合あたり2万ユーロ(約270万円)の出場給がプラスされる。
 トルコの地に活躍の場を移すことになったポドルスキは、「ガラタサライとの契約合意に至り、とても嬉しい。チャンピオンの一員に加わることになったね」と喜びを語った。
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ハッピーメールバナー

超サカFLASH

出発
 サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也(26)が、キングことJ2横浜FCの元日本代表FW三浦知良(48)から大きな刺激をもらったことを明かした。
 新シーズンに向け本日5日、羽田空港発の航空機で離日。出発前に報道陣の取材に応じた吉田は、長谷部誠(アイントラハト・フランクフルト)、長友佑都(インテル)、内田篤人(シャルケ)、香川真司(ドルトムント)とともに招待されたカズ主催の“晩餐会”について触れ、「カズさんは本当にタフだと思った。いろんな意味で本当にタフ。カズさんだけでなく、他の海外組、国内組からも学ぶことは多い」と話した。
 所属するサウサンプトンは昨季、シーズン終盤まで上位争いを繰り広げ、7位でフィニッシュ。同3位でシーズンを終え、欧州チャンピオンズリーグの出場権を得たアーセナルがFA杯で優勝したため、今季の欧州リーグ出場権を獲得した。2012−2013年シーズンにVVVフェンロ(オランダ)から加入し、今季で4シーズン目を迎える吉田にとっては、初の欧州カップ戦。約1か月後にはリーグ開幕戦(8月9日アウェー・ニューカッスル戦)も控えているとあって、束の間の休息を終え主戦場に旅だった日本屈指のセンターバックは「(開幕まで)あまり時間がないので、コンディションを作らないといけない」と引き締まった表情で新シーズンでの活躍を誓った。

あいさつ
 本日5日付けでスペイン2部のサラゴサへ完全移籍した元日本代表MF長谷川アーリアジャスール(26)が本日5日、大阪市住之江区にあるセレッソ大阪メガストアに来場し、集まった約70人のファンにお別れのあいさつをした。
 質問コーナーでは、セレッソに戻るつもりがあるかと問われると、「みなさんが受け入れてくれるなら、(オフシーズンの)練習にもセレッソにも戻りたい。ただ強い気持ちでいくので、向こうで結果を出して4、5年は頑張りたい」と決意を口にした。
 FC東京からC大阪に移籍した昨季にJ2降格し、今年も半年で移籍することになったが、そのキャラクターでサポーターから愛された長谷川。この日も予定された写真撮影や握手会が終わった後も即席のサイン会を30分以上もしてファンと交流した。恩師のポポビッチ監督の待つ新天地に向けて近日中にも旅立つ。

獲得
 元日本代表監督の岡田武史氏(58)がオーナーを務める四国リーグ所属のFC今治が4日、元U.E.オロット(スペイン3部)のMFダビッド・コロミナス・サウラ(29)を獲得したことを発表した。
 U-15、U-16、U-17のスペイン代表の経験があり、バルセロナのユースにも所属していた。

最大得点差記録
 5日に行われた2015年パシフィック・ゲームズの男子サッカー競技で、フィジーが38―0とミクロネシア連邦に勝利し、最大得点差記録を塗り替えた。
 各国がU-23代表を送り込んだサッカー競技ではこの日、フィジーがミクロネシア連邦を相手に前半だけで21得点をマーク。トゥイヴナが10ゴールを挙げ、前半のうちにフィジーが試合を決めると、後半も17ゴールを奪って大勝を飾った。
 大会組織員会によると、これまでの最多得点差記録は2001年の31得点。2002年W杯オセアニア予選で、オーストラリアが米サモア相手に奪った31―0というスコアだった。このため、今回フィジーが記録した38点差は、国際サッカーシーンにおける新記録となった。
 パシフィック・ゲームズは主に南太平洋諸国が参加する総合競技大会で、今年が15回目。パプア・ニューギニアで開催され、24の国と地域が参加している。
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