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本日の超最新情報
2006.07.10.MON

☆MVP★
 国際サッカー連盟(FIFA)は本日10日、W杯ドイツ大会の最優秀選手に贈られる「ゴールデンボール賞」に、今大会限りでの現役引退を表明していたフランスの司令塔、ジネディーヌ・ジダンを選出した。
 FIFAが選考した候補選手10人の中から記者投票の結果、決勝でイタリア選手に頭突きを見舞って退場処分になったジダンが最多の2012点を獲得した。イタリアの24年ぶり優勝に貢献したカンナバーロ主将は1977点で2位、正確なキックで攻守に活躍が目立ったイタリアのピルロは715点で3位だった。投票は決勝終了後の9日いっぱいまで行われた。
 同賞は1982年大会がロッシ(イタリア)、1986年はマラドーナ(アルゼンチン)、1990年はスキラッチ(イタリア)、1994年はロマリーオ(ブラジル)、1998年はロナウド(ブラジル)が選ばれ、前回大会の2002年では初めてGKのカーン(ドイツ)が獲得するなど、3大会連続で優勝チーム以外から最優秀選手が選ばれた。

☆11.6%★
 W杯決勝戦の中継(フジテレビ系)で、本日10日午前2時35分の放送開始から午前5時までの平均視聴率が、関東地区で11・6%、関西地区で11・2%だったことが同日、ビデオリサーチの調べで分かった。
 瞬間最高視聴率は、関東が後半終了時で15・7%、関西が後半残り約10分の攻防の場面で13・9%。
 午前5時は延長戦開始前の休憩時間帯で、それ以降の視聴率は明日11日に発表される。

☆表彰★
 国際サッカー連盟(FIFA)は9日、W杯ドイツ大会のフェアプレー賞にブラジルとスペインが決まったと発表した。ブラジルは4度目、スペインは初受賞。両チームにはトロフィーとメダルのほか、若手育成のため5万ドル(約570万円)相当のスポーツ用品が贈られる。
 FIFAはまたW杯ベストGKに贈られる「ヤシン賞」に、優勝したイタリアのGKブッフォンを選出。このほか今大会から創設した「ベスト・ヤングプレーヤー賞」にドイツの21歳ポドルスキを7日に選んでいる。

【得点王クローゼ】
 開催国ドイツのFWクローゼが得点王に輝いた。5得点でのタイトルは1934、1962年両大会の「4」に次ぐ少ないゴール数ながら、同国1部リーグの得点王が地元大会で実力を証明。ドイツ選手(西ドイツ時代を含む)では1970年大会のミュラー以来の得点王となった。
 28歳の誕生日だった6月9日のコスタリカとの開幕戦で2得点し、波に乗った。エクアドル戦も2点を挙げ、準々決勝のアルゼンチン戦では0−1の後半35分に同点ゴール。「貴重な得点を挙げられた」と胸を張った。
 前回大会でも5得点したが、決勝トーナメントは4試合無得点だった。今大会はアルゼンチン戦の起死回生ゴールで勝負強さが備わったことを示した。
 得点直後に見せる前方宙返りなど、高い身体能力を生かし、ヘディングでネットを揺らす印象が強かったが、今大会は右足で3点、左足と頭で1点ずつをマークした。
 W杯通算10得点はミュラーの14、クリンスマン(現監督)の11に続くドイツ選手で歴代3位タイ。優勝には届かなかったが「成し遂げたことに誇りを持てる」と話したエースが、最強ストライカーの勲章を手にした。

☆監督のW杯★
 フランスで「将軍」と称され、国際サッカー連盟(FIFA)技術発展委員会委員長を務めるプラティニ氏は9日、大会公式サイトで今大会を総括し「監督のW杯だった。戦術のW杯だったともいえる。20年前は選手のW杯でもっと自由だったが、今はすべてが戦術に支配されている」と述べた。
 さらに「サッカーの質が低いとは言わない。ただ監督の采配が今まで以上に影響を及ぼすようになっている」と指摘。その上で「今大会守備的なシステムも目立った。プレー内容だけに関していえば歴史に残る大会とは思わない」と話した。

☆世界一★
2006年ワールドカップドイツ大会・決勝結果

イタリア1−1(PK5−3)フランス
(ベルリン・69000人)

主審:オラシオ・エリゾンド(アルゼンチン)
天気:晴れ
気温:30℃
マン・オブ・ザ・マッチ:アンドレア・ピルロ(イタリア)

≪得点者≫
イタリア:マテラッツィ19
フランス:ジダン7=PK

≪PK戦≫
1本目
ピルロ○
ヴィルトール○
2本目
マテラッツィ○
トレゼゲ×
3本目
デ・ロッシ○
アビダル○
4本目
デル・ピエロ○
サニョル○
5本目
グロッソ○

≪出場メンバー≫
【イタリア】
GK:
1.ブッフォン
DF:
19.ザンブロッタ
5.カンナバーロ
23.マテラッツィ
3.グロッソ
MF:
16.カモラネージ
(86分7.デル・ピエロ)
21.ピルロ
8.ガットゥーゾ
20.ペッロッタ
(61分15.イアクィンタ)
10.トッティ
(61分4.デ・ロッシ)
FW:
9.トニ

フォーメーション
(4-5-1)

    9
 20 10  16
   8  21
3  23  5  19
    1

【フランス】
GK:
16.バルテズ
DF:
19.サニョル
15.テュラム
5.ギャラス
3.アビダル
MF:
4.ビエラ
(56分18.ディアッラ)
6.マケレレ
22.リベリー
(100分20.トレゼゲ)
10.ジダン=110分即退場
7.マルダ
FW:
12.アンリ
(107分11.ヴィルトール)

フォーメーション
(4-5-1)

  12
 7   10 22
   6  4
3  5  15  19
    16

≪各種データ≫
ボール支配率:
イタリア…55%
フランス…45%
シュート数:
イタリア…5
フランス…13
枠内シュート数:
イタリア…3
フランス…5
PK数:
イタリア…0
フランス…1
CK数:
イタリア…5
フランス…7
FK数:
イタリア…26
フランス…21
OS数:
イタリア…4
フランス…2

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☆貧困撲滅★
 国際サッカー連盟(FIFA)と欧州連合(EU)は9日、W杯決勝戦に先立って、発展途上国の貧困撲滅に向けた共同協定に調印した。2010年W杯南アフリカ大会までの4年間に、アフリカやカリブ海などの諸国へ総額250億ユーロ(約3兆7000億円)を援助するという。
 欧州委員会のバローゾ委員長は「サッカーの持つ大きな力をエイズや結核、マラリア対策にも生かし、発展を後押ししたい。紛争後の国家の再建に役立て、人種差別などの撤廃にもつなげたい」と話した。

☆カーン絶賛★
 9日付のドイツ各紙はW杯で8日の3位決定戦を制した同国代表の戦いぶりを称えた。
 大衆紙ビルトの日曜版はW杯関連に24ページを割き、3位決定戦に今大会初めて出場したGKカーンを「世界チャンピオン級」「(代表)引退はもったいなさ過ぎる」「ポルトガルの度重なるチャンスをブロック」などと絶賛。5段階評価で最高の1を付けた。イタリアとフランスによる決勝の展望は2ページだった。
 ウェルト紙の日曜版も「ミスのない試合をした」とカーンのプレーを褒め、本人の「これが私にとっての最後。本当に素晴らしい時を過ごした」という言葉を紹介した。

【超サカFLASH】

☆合宿終了★
 J1名古屋がオランダ合宿を打ち上げ、本日、帰国した。

☆練習参加★
 野洲高DF田中雄大(3年)が7〜9日にJ1京都の練習に参加した。

☆新スポンサー★
 J2鳥栖は本日、新しいユニホームスポンサーとして、九州電力佐賀支店(佐賀市)の支援を受けることが決まったと発表した。

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