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本日の超最新情報
2006.07.11.TUE
☆欧州組は招集せず★
日本サッカー協会の川淵三郎キャプテンは本日11日、新潟スタジアムで8月16日に行われるアジアカップ予選のイエメン戦に欧州組を招集しない意向を示した。「欧州はシーズンに入ったばかり。クラブでレギュラーをとってほしいという配慮を(日本代表の次期監督に就任する)オシム監督もするだろう」と話した。
またオシム監督が率いる日本代表の初戦として8月9日に東京・国立競技場で行われる国際親善試合(対戦相手未定)では、欧州組とA3チャンピオンズカップ(8月2〜8日)に出場するガンバ大阪、ジェフ千葉の選手を呼ばない方針。
☆日本人コーチ要望★
日本サッカー協会の川淵三郎キャプテンは本日11日、日本代表の次期監督に就任するJ1ジェフ千葉のオシム監督がフル代表のコーチ陣について「日本人を推薦してほしい」と要望していることを明らかにした。14日の技術委員会で人選し、21日の理事会に諮る。
U-21(21歳以下)日本代表監督に就任する反町康治氏のフル代表コーチ兼任が濃厚だが、フル代表に関われる時間は多くない。このため別のコーチも選ぶ方針で、川淵キャプテンは「今年いっぱいはコーチもGKコーチも日本人でと(オシム氏が)言っている。それより先の話は詰めていない」と話した。
☆運営協議★
日本サッカー協会の田嶋幸三技術委員長は本日11日、日本代表の次期監督に就任するJ1ジェフ千葉のオシム監督と千葉県浦安市内のホテルで話し合い、オシム氏からはJリーグや各クラブとの関係を重視する方針などが伝えられた。
田嶋委員長によれば、契約内容を詰める予定で実際に提示もした。しかし、オシム氏は「お金の話には興味はない」と話し、正式就任前から早速、代表チームの運営方針などについての協議になったという。
2人はまた、代表の活動日程や代表メンバーの発表方法についても意見を交わした。14日の技術委員会でフル代表とU-21(21歳以下)代表のコーチを決め、21日の協会理事会に諮る予定。オシム氏は「今日は技術的な(サッカーの)ことについて話した」と述べるにとどまった。
田嶋委員長は「前回の交渉では、千葉とオシムさんの関係の話が主だったが、今回は日本協会とオシムさんとの話」と説明。オシム氏の代表監督就任に向けて障害となっていた千葉との問題は既にクリアされたとの認識を示した。
☆J1再開★
J1は明日12日、アジアチャンピオンズリーグのため延期となっていたガンバ大阪vsジュビロ磐田の1試合を石川県西部緑地公園陸上競技場で行い、W杯による中断から約2カ月ぶりに再開する。
G大阪は勝てば勝ち点を28として首位に浮上する。同16で11位の磐田は6月に山本昌邦監督が成績不振のため辞任。現役時代に磐田にも所属した元ブラジル代表のアジウソン新監督が初采配を振るう。
J1は15日にカシマスタジアムで行うJOMOオールスターを経て、19日の第13節から本格的に再開。中断前まで勝ち点27で首位に立つ川崎フロンターレは同22で4位の鹿島アントラーズとアウェーで対戦する。同26で2位の浦和レッズも敵地でアルビレックス新潟と顔を合わせる。
【最終調整】
J1のガンバ大阪が本日11日、リーグ再開のジュビロ磐田戦(12日、金沢)に向けて最終調整を行った。約1時間にわたってミニゲームなどで汗を流した。先発が予定されるDF加地、宮本、MF遠藤の代表組3人も動き回った。
アジアチャンピオンズリーグのために未消化だった磐田戦に勝てば、首位に浮上する。西野監督は「1つ多くゲームをやれるアドバンテージを考えたい。7月、8月をしっかり戦える機運にすることが大事」と必勝を期していた。
【日程変更】
Jリーグは本日11日、都内で実行委員会を開き、10月4日に予定されていたナビスコカップの準決勝第2戦を9月20日に変更することを了承した。日本代表が国際親善試合を行うためで、日本サッカー協会の田嶋技術委員長は「(対戦相手など)細かいことはこれからだが、試合をする方向でいる」と話した。
【経営状況データ個別に開示】
Jリーグ1部(J1)2部(J2)の全31クラブが経営状況を示す各種データを個別に開示することが、本日11日のJ1、J2合同実行委員会で決まった。
現時点ではクラブ間で開示するデータの種類には差があるが、経営健全化を促すJリーグ側の意向が反映された結果となった。
Jリーグが開示を求めているのは、売上高、経常利益、借入金のほか選手、スタッフの人件費を含む詳細な種類のデータ。これに応じるのはJ1の5チーム、J2の9チームで、このほかのクラブは主に人件費などのデータを除く情報開示になる見込み。毎年秋以降にJリーグが発表する。
これまではJリーグが、各クラブに経営状況を示す情報を提出させ、各データの最高、最低、平均値などを公開していた。
☆16.6%★
10日、フジテレビ系が生中継したW杯決勝の延長戦とPK戦(午前5時から6時10分まで)の視聴率が関東地区で16・6%、関西地区で14・0%だった。調査会社ビデオリサーチが本日11日、明らかにした。
同社の集計システム上、午前5時以降の番組の視聴率は翌日に発表される。10日午前2時35分から5時までの決勝前後半は関東地区11・6%、関西地区11・2%。
☆処分も検討★
国際サッカー連盟(FIFA)理事を務める日本サッカー協会の小倉純二副会長は本日11日、W杯ドイツ大会決勝(9日)で退場処分を受けたフランスのジダンと、頭突きを受けたイタリアのマテラッツィがFIFAの規律委員会から処分を受ける可能性があることを明らかにした。
ジダンの頭突きは、マテラッツィの発言に原因があると推測されている。11日、ドイツから帰国した小倉副会長は成田空港で「FIFAは差別行為に対し非常に厳しい。証拠が出て事実が確認されれば、出場停止や罰金になるかもしれない」と見方を示した。
【肩持つ仏各紙】
W杯決勝でフランスのジダン選手が退場になった問題で、フランス国内では本日11日、ジダンの暴力行為を許そうという論調が勢いを増している。
本日付のフランス・ソワール紙は「分かったよ、ジズー」と同選手を愛称で呼び掛ける見出しを掲げ、今回の暴力行為は母親に関する侮辱の言葉が引き金になったとの見方を紹介。「(ジダンの行為を)理解できなかった人がいるとしたら残念だ」と述べ、ジダンの肩を持った。
パリジャン紙は1面に「好きだよ、ジズー」との見出しを掲載。10日実施の世論調査で「ジダン選手の行為を許すか」との設問に61%が許すと答え、許さないと答えた人は27%にとどまったと伝えた。
非難の言葉を撤回したのはスポーツ紙レキップ。同紙は10日付紙面で子供達にどう説明したらいいのかと嘆き「あなただって、自分の子供に説明しなくてはならないと思ったはずだ」と同選手に問い掛けたが、本日付紙面では一転して「言い過ぎたところがあった」とジダンに謝罪した。
【読唇術で分析と英紙】
W杯決勝で、フランスのMFジダンがイタリアのDFマテラッツィに頭突きを見舞って退場処分になった一件で、本日11日付の英紙タイムズはマテラッツィがジダンを「売春婦テロリストの息子」と侮辱していたことが原因だと報じた。読唇術の専門家に分析を依頼し、分かったという。
ジダンがアルジェリア移民の2世であることから、マテラッツィがイスラム過激派によるテロが頻発している同国を挙げて暴言を吐いた可能性がある。
ジダンはアルジェリア移民に誇りを持っていることで有名。フランスが1998年のW杯で優勝した際、「自分達の国旗に誇りを感じている全てのアルジェリア人に(この勝利を)捧げたい」と述べていた。
【テロリスト?】
W杯ドイツ大会決勝のフランス戦で、イタリアDFマテラッツィが退場処分を受けたフランス主将のジネディーヌ・ジダンを「テロリスト」と呼んだとの報道について、マテラッツィが10日否定した。
マテラッツィはイタリア通信社「ANSA」の取材に対し、「それは真実ではない。私は彼をテロリストと呼んでいない。私は無知なので、その言葉の意味すら理解していない」と語った。
フランスのパリに拠点を持つ人権擁護団体の「SOSレイシズム」が関係筋の話として先に報じたところによると、マテラッツィはアルジェリア系移民2世のジダンを「卑怯なテロリスト」と呼んだ、という。
同団体は、国際サッカー連盟(FIFA)に対し、原因究明の調査を要求している。
今大会を最後に現役引退するジダンは前半7分に先制点を決める活躍を見せたが、延長後半5分にイタリアのマテラッツィと口論の末、頭突きをし、レッドカードの退場処分を受けた。
フランスTV局の報道によれば、ジダンは近日中にこの件についてコメントする見込み。
【ピッチ上で挑発の現実】
W杯ドイツ大会決勝は、フランスの名手ジダンの退場処分という後味の悪い幕切れとなった。ジダンの蛮行は許されないが、頭突きを受けたイタリアのマテラッツィもジダンに暴言を吐いたとされる。ピッチ上での選手のマナーがクローズアップされそうだ。
両選手は“事件”の直前、何事か言い合いをしていた。2人とも依然やりとりを明らかにしていないが、国際サッカー連盟(FIFA)の小倉純二理事は2人を処分する可能性を指摘し「FIFAは差別行為に対して非常に厳しい」と述べた。
FIFAの「懲戒規約」では、無礼な身ぶりや発言で人を侮辱した選手は最低2試合、宗教や出自を含む差別的な言動で中傷すれば最低5試合の出場停止処分を科すとしている。特に最近、欧州のサッカー界で黒人選手に対する他の選手や観客の人種差別的言動が問題化。FIFAは次回の2010年W杯が南アフリカで開かれることもあり、差別的発言があれば厳しく対処するはずだ。
しかし、イタリアを含むラテン系諸国では、しばしば選手同士の言い合いを目にすることがある。逆上しやすい面を持つジダンのような選手を言葉で挑発するのも、駆け引きのうちとする“風土”があるようだ。
競技規則でも「侮辱的な、あるいは下品な発言」は退場処分になると記されているが、現実には審判員にはまず聞こえないだろう。一方が否定すれば証明もしにくい。マテラッツィが暴言を吐いた証拠はまだないが、もし卑劣な挑発があったならば、処分はもちろん、ジダンに対してと同じだけその選手を非難することが必要かもしれない。
☆帰国★
W杯ドイツ大会で3位決定戦を担当するなど、日本人審判員として初めて決勝トーナメント以降の試合で笛を吹いた上川徹主審が本日11日、成田空港着で帰国し「大会では自分なりにゲームをコントロールできた。最後までやり遂げられて幸せ」と充実した表情で語った。
上川主審は広嶋禎数、金大英(韓国)の両副審とトリオを組み、グループリーグ2試合を含む3試合を担当。同主審は「大会を通じ(担当試合で)ケガ人や選手同士のもみ合いがなかったことがよかった」と納得の口ぶりだった。
今後は再びJリーグでの仕事が始まる。「厳しい目で見られると思うが精いっぱい頑張りたい」と話した。
☆凱旋帰国★
W杯ドイツ大会で24年ぶり4度目の優勝を果たしたイタリア代表が10日、帰国した。チームはローマ市内に凱旋し、プローディ首相ら政府要人も快挙を称えた。決勝戦があった前夜と同様、イタリア各地では緑、白、赤の3色旗がひるがえり、興奮に酔いしれた。
10日午後6時半(日本時間11日午前1時半)すぎ、ローマ郊外のプラティカ・ディ・マーレ空軍基地に専用機が到着。タラップに金色のワールドカップを掲げたカンナバーロ主将と、リッピ監督が姿を見せると、集まったファンから大きな歓声が上がった。上空には空軍機がアクロバット飛行を披露してチームを迎えた。
その後、チームは市中心部で数々の歓迎を受けながら、午後11時、古代の馬車競技場跡、チルコ・マッシモに移動。70万人にも膨れ上がった大観衆とともに、歌い、踊り、喜びを分かち合った。
☆帰国★
W杯ドイツ大会で準優勝したフランス代表チームが10日、パリに戻った。当初は本調子でなかったフランス代表だったが、強豪ブラジルを破るなど期待を上回る快進撃を続けたことから、国民はチームの帰国を温かく歓迎。労をねぎらった。
GKバルテズを除く22人のメンバーとドメネク監督は同日午後、大統領府に招かれ、シラク大統領と昼食を共にした。同大統領は、短い演説でチームの活躍を称賛。その上で、決勝戦の終盤に退場処分となったジダンに対し、「(彼は)今最も厳しい時期にいるが、フランス全てが称賛と愛情、尊敬を感じている」との賛辞を贈った。
この後、代表メンバーはコンコルド広場を臨むパリ市内のホテルのバルコニーへ。集まった数千人の市民は、国旗を振ったり歓声を上げるなどしてチームの善戦を称えた。
☆金銭面で補償★
日本サッカー協会の川淵三郎キャプテンは10日、オシム氏の日本代表監督就任に当たってJ1ジェフ千葉に金銭面で補償をする考えを示した。千葉と契約中のオシム氏を引き抜くことになるため。同時に千葉側の心情を考慮して「オシム氏との契約は、千葉が新たな監督と契約を結んだ段階ですべきだ」と話した。
細かい契約条件を詰めるために田嶋幸三技術委員長が本日11日に千葉県浦安市内のホテルでオシム氏と話し合いを持つ。田嶋氏によると、オシム氏との契約は21日の理事会前に結ぶ可能性がある。すでに理事会の一任を得ているため。
新監督の初戦は8月9日に東京・国立競技場で行われる国際親善試合(試合相手未定)の予定。日本代表は同7日から始動する。
☆新監督★
イタリアセリエAで今季リーグ2連覇を飾ったユベントスは10日、辞任したファビオ・カペッロ前監督の後任として、元フランス代表主将のディディエ・デシャン氏(37)を新監督に任命した。2008年6月末までの2年契約を結んだ。
同氏は先月、もしユベントスが来季からセリエAから降格する場合、同クラブの監督になって欲しいとの依頼を受けたと、公言していた。
1998年のW杯フランス大会とユーロ2000(2000年欧州選手権)で優勝した後、代表引退した同氏は、2001年にフランスリーグ1のモナコの監督に就任。2004年はチームを欧州チャンピオンズリーグ決勝へ導き、2005年は成績不振のため辞任した。
カペッロ前監督は今月4日に同クラブを退団し、翌日にスペインリーガエスパニョーラ、レアル・マドリードの新監督に就任した。
ユベントスはイタリア国内のサッカー不正疑惑の影響で、来季にセリエAから降格する危機に立たされている。
【売却】
イタリアセリエAで今季リーグ2連覇を飾ったユベントスは10日、ルーマニア代表FWアドリアン・ムトゥをフィオレンティーナに売却したと発表した。移籍金は800万ユーロ(約11億6000万円)。
ユベントスはイタリア国内のサッカー不正疑惑の影響で、来季にセリエAから降格する危機に立たされている。
【超サカFLASH】
☆表彰★
日本サッカー協会の川淵三郎キャプテンは10日、W杯のグループリーグ2試合と3位決定戦の計3試合を担当した上川徹主審と広嶋禎数副審を表彰する意向を示した。「日本の審判員をすごく勇気づけたし、目標になった。形に残るもので表彰できればいい」と話した。
☆追加選出★
Jリーグは本日、JOMOオールスター(15日・カシマスタジアム)にJリーグ推薦で選ばれた西軍のMF寛晃(C大阪)が左膝の故障のため出場を辞退し、代わりに初出場のMF古橋達弥(C大阪)が選出されたと発表した。
☆獲得★
J1鹿島は本日、サンパウロFC(ブラジル)所属のブラジル人MFダシルバ(19)の新加入が決まったと発表した。
☆契約延長★
J1広島は本日、FWウェズレイとの契約を2007年1月1日まで延長すると発表した。
☆獲得★
J2仙台は本日、昨季までJ1新潟に所属したDF丸山良明を完全移籍で獲得したと発表した。
☆展示会開催★
J2湘南(旧ベルマーレ平塚)は本日、チームOBでこのほど現役引退を明らかにした元日本代表MF中田英寿氏のユニホームなどの記念展示会を、16日に山形戦会場の平塚競技場で行うと発表した。同氏は1995年から1998年途中まで平塚に在籍し、その後欧州リーグへ移籍した。
☆契約延長★
フランスサッカー連盟は本日、W杯ドイツ大会でチームを準優勝に導いたドメネク監督の契約延長を発表した。契約期間は8月の会議で決める方針。
☆レンタル★
イングランドプレミアリーグ、リバプールに所属するフランス代表FWのシセが、フランスリーグ1、マルセイユへ1年間の期限付きで移籍することが11日、明らかになった。。シセはW杯に向けた6月の中国との親善試合で脚を骨折。復帰は10月ごろになるとみられている。
☆獲得★
オランダエールディビジのPSVは11日、グアダラハラ(メキシコ)から2006年W杯に出場したメキシコ代表DFカルロス・サルシド(26)を4年契約で獲得したと発表した。
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