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本日の超最新情報
2006.07.15.SAT
☆ボンバーFK★
JOMOオールスターサッカー結果
J−EAST4−1J−WEST
(カシマスタジアム・32975人)
主審:岡田正義
天気:曇り
気温:28℃
湿度:81%
≪得点者≫
J−EAST:中澤28、巻62、バレー71、81
J−WEST:古橋87
≪出場メンバー≫
【J−EAST】
GK:
1.野沢洋輔
(46分12.土肥洋一)
DF:
2.坪井慶介
3.中澤佑二
4.茂庭照幸
MF:
5.内田篤人
6.阿部勇樹
10.小野伸二
(46分14.小林大悟)
7.鈴木慎吾
(56分16.バレー)
8.小笠原満男
FW:
9.久保竜彦
(46分11.巻誠一郎)
13.柳沢敦
(46分15.我那覇和樹)
【J−WEST】
GK:
1.川口能活
(46分12.西川周作)
DF:
3.駒野友一
(46分15.中村北斗)
5.宮本恒靖
2.青山直晃
(80分13.兵働昭弘=再出場)
MF:
13.兵働昭弘
(46分10.藤本淳吾)
7.遠藤保仁
6.菊地直哉
4.根本裕一
FW:
11.佐藤寿人
(61分8.古橋達弥)
14.玉田圭司
(46分9.中山雅史)
16.パウリーニョ
JリーグのJOMOオールスターは本日15日、カシマスタジアムに32975人の観衆を集めて行われ、東軍が4−1で3年ぶり(1分け挟む)の勝利を挙げた。最優秀選手には中澤(横浜M)が選ばれた。
東軍は前半28分、ドリブルで攻め上がった中澤が倒されて得た直接FKを、自ら右足で蹴り込んで先制。後半は17分に巻(千葉)が頭で決め、バレー(甲府)が終盤に2点を加えた。若手中心の西軍は攻撃が噛み合わず、試合終了間際に古橋(C大阪)が1点を返しただけだった。
東西対抗形式で行われた中での対戦成績は東軍の5勝1分け6敗となった。
【ボンバーFK炸裂】
お祭りならではの場面だった。ボンバーこと中澤が「記憶にない」という直接FKによるゴールを決め、DFとしては初めて最優秀選手賞を獲得した。
なかなか観客席が盛り上がらなかった序盤の雰囲気を一変させた。「このままではいけないと思った」と、自陣から約60メートルをドリブルで駆け上がり、宮本の反則を誘って得た前半28分のFKだった。
小笠原ら名手がいる中でキッカーを任された。「とにかく枠を狙おう」と右足を振り抜くと、ゴール左隅に決まった。GK川口は「まさか(中澤)佑二が蹴るとは思わなかった。蹴り方が何かヘンだった。サッカー選手の蹴り方じゃなかった」と完全に虚をつかれた。
「自分にとって最初で最後」と覚悟して臨んだW杯ドイツ大会はグループリーグ敗退に終わった。気持ちを切り替えるのは容易ではないと言う。
それだけに、W杯後の最初の試合で活躍できたことがうれしそう。「やるべきことは、マリノスでしっかりプレーすること。肥えているお客さんの目を納得させられるようにしたい」と、19日に再開するリーグ戦を見据えていた。
☆報告書作成★
日本サッカー協会の小倉純二副会長は本日15日、アジアサッカー連盟(AFC)がW杯ドイツ大会で不振に終わったアジア勢と16強入りしたオーストラリアを対象とした技術報告書を年末までにつくることになったと明らかにした。戦いぶりを分析して今後のアジア全体の成長を促すため、小倉副会長がAFCのハマム会長に作成を訴えていた。
W杯では日本、韓国、イラン、サウジアラビアがいずれもグループリーグで敗退した。オーストラリアはオセアニア代表としてW杯出場を決め、今年1月からAFCに転籍した。
☆処分発表★
イタリアサッカー協会の規律委員会は14日、同国1部リーグ(セリエA)での不正問題に関し、4クラブに対する処分を発表、昨季リーグで2連覇を果たしたユベントスを2部(セリエB)に降格し、2004−2005年シーズンと昨季2005−2006年シーズンの2度の優勝を剥奪する処分を決めた。ラツィオ、フィオレンティーナも2部へ降格される。ミランは降格を免れたが、欧州チャンピオンズリーグへの出場権を失った。4チームは勝ち点を減点された状態から来季をスタートする。
不祥事をめぐる処分としては、ミラン、ラツィオがセリエB降格処分などを受けた1980年の八百長事件を上回り同国史上最悪となった。
同協会の調査スタッフが請求した求刑に当たる処分内容は、ユベントスが3部(セリエC1)降格と2度の優勝剥奪、他の3クラブは2部降格だったが、一部で軽減された決定となった。各クラブは処分に不服の場合、一定期間内にサッカー協会裁判所に上訴できる。
今回の問題の中心は、ユベントスのモッジ元ゼネラルマネジャー。各試合の主審の指名に介入した疑いなどが持たれ、検察当局の取り調べも受けた。モッジ氏は5年間サッカー界から追放され、国際オリンピック委員会(IOC)委員でもあるカラーロ前サッカー協会会長も4年半の追放処分を受けた。
セリエA最多の優勝回数を誇る名門クラブのユベントスは、W杯ドイツ大会で優勝したイタリア代表にGKブッフォンら5人を輩出したほか、準優勝したフランス代表にもFWトレゼゲら3人を送った。
4クラブの処分は以下の通り。
ユベントス:
セリエB降格、および勝ち点30ポイントのペナルティー。2004−2005、2005−2006年シーズンのスクデット(リーグ優勝)剥奪
ミラン:
今季のセリエAで勝ち点15ポイント、昨季のセリエAで勝ち点44ポイントのペナルティー。これに伴い、今季の欧州カップ戦の出場権も剥奪
ラツィオ:
セリエB降格、および勝ち点7ポイントのペナルティー
フィオレンティーナ:
セリエB降格、および勝ち点12ポイントのペナルティー
今季のセリエA参加チーム:
アスコリ、アタランタ、カリアリ、カターニア、キエーボ、エンポリ、インテル、レッチェ、リボルノ、メッシーナ、ミラン(15ポイント減点スタート)、パレルモ、パルマ、レッジーナ、ローマ、サンプドリア、シエナ、トリノ、トレビーゾ、ウディネーゼ
今季のセリエB参加チーム:
アルビノレッフェ、アレッツォ、バーリ、ボローニャ、ブレシア、チェゼーナ、クロトーネ、フィオレンティーナ(12ポイント減点スタート)、フロジノーネ、ジェノア、ユベントス(30ポイント減点スタート)、ラツィオ(7ポイント減点スタート)、マントバ、モデナ、ナポリ、ペスカーラ、ピアチェンツァ、リミニ、スペツィア、トリエスティーナ、ベローナ、ビチェンツァ
【W杯優勝国に大打撃】
イタリアサッカー協会が14日、同国サッカー史上最悪ともいわれる不正問題で、国内抜群の実績と人気を誇るユベントスなど3クラブに降格処分を下した。健全化への強い意志を示したといえるが、W杯優勝の喜びも束の間、イタリアのサッカー界に及ぼすダメージは大きい。
ユベントスは、剥奪された今季までの2連覇を除いても1部リーグ(セリエA)最多の優勝27度を誇る。しかも過去に一度も2部(セリエB)落ちがなかった名門だ。
4度目のW杯制覇を遂げたイタリア代表に、ユベントスは5選手を送り込み、全員が決勝でプレー。ミランは5人、ラツィオは2人、フィオレンティーナも1人がW杯代表に名を連ねた。
W杯優勝によって選手の力が実証され、フロントの不正工作の影響は少なかったとして、降格処分は不要だと訴える声も多かった。だが不正問題の元凶はユベントスの元幹部。協会は腐敗の一掃に厳格な姿勢を貫いた。
昨季のユベントスは、世界でも五本の指に入る巨額収入を得たという。だがその半分以上は放送権契約で、降格によって激減する見通し。ユベントスは上場しているが、5月の不正発覚後から下落している株価は回復が難しく、クラブ財政は厳しくなる。
ユベントスの国内サポーターは1400万人以上と最多だ。超人気クラブの不在で、セリエAの中小クラブも収入面で大打撃を受けるという余波もありそうだ。
【経済への影響考慮して夜に発表】
ユベントスなどイタリアのセリエA(1部リーグ)の有力チームが14日、2部落ちの処分を受けたことに、イタリアではあらためて衝撃が広がった。処分発表を、週末を控えた金曜日の株式市場終了後の午後7時過ぎにしたこと自体が、インパクトの大きさを物語る。
この日のユベントスの株価は約1・5ユーロ(約220円)。不正発覚の直前に比べ20%以上、下げた。親会社フィアットの経営を脅かすところまではいっていないが、今後、国民心理に影を落とし、消費にも影響を与えかねない。
ミランのオーナーで、民放を支配するベルルスコーニ前首相は、テレビの視聴率の低下を心配し「降格には反対。決定は早すぎる」と言い続けた。
事件は国民の道徳心の低下を示すという声も強い。プローディ首相は「国のあらゆる分野で倫理の危機が起きていることを、事件は示した」と話した。
メディアは事件を、1980年代の構造汚職(タンジェントポリ)をもじって「カルチョポリ」(カルチョはサッカーのこと)と名付けた。
ファンの多くは、処分は仕方ないと受け止めている。トリノの会社員ガッティコさん(52)は「降格は正しい措置。でも、今回明るみに出たのは氷山の一角だと思うよ」と話した。
【1年で1部昇格は絶望的】
イタリアサッカー協会の処分について、ユベントスは14日、協会内の上級機関に上訴する意向を明らかにした。本拠地トリノのキアンパリーノ市長らからは「重すぎる処分」との不満が聞かれた。
ユベントスは2部落ちで、かつ30点減点での来季スタート。1年で1部に上がるのはほぼ不可能で、成績いかんでは3部落ちの可能性もある。
ラツィオの弁護士も上訴を表明。ラツィオのファンは処分決定直後から、ローマの中心で抗議集会を始めた。
逆に「軽すぎる」との声も。インテルのファンである左派の上院議員、コッスッタ氏は「特にユベントスの処分が軽い。3部落ちが妥当」と話した。
著名な映画監督のゼッフィレッリ氏は「W杯でイタリア人であることに誇りを持ったのに、今は恥ずかしい。いずれにしても代償を払わせられるのはファンだ」とコメントした。
【選手流出覚悟】
イタリアサッカー協会が14日に下した降格処分について、ユベントスのコボリジリ会長は「2部に落ちたら選手の一部が他チームに流出するのは明らか。主力がいなくなると来季は厳しい」と、不安を口にした。同じく降格処分のラツィオも同様の懸念を表明した。選手のコメントは本日15日未明現在、出ていない。
処分を言い渡されたユベントスなど4チームの全てが14日、同協会内の上級機関へ上訴することを表明した。
フィオレンティーナの本拠地フィレンツェでは、サポーター約200人が競技場に通じる道路を封鎖した。各チームのサポーターは来週、各地で抗議行動を行うという。
☆事情聴取★
W杯ドイツ大会決勝で、フランスのMFジダンが頭突きをして退場処分となった問題で、ジダンに暴言を吐いて挑発した疑いがあるイタリアのDFマテラッツィが14日、スイス・チューリヒの国際サッカー連盟(FIFA)本部で事情聴取を受けた。
マテラッツィは弁護士、イタリア協会関係者を同伴して、約1時間半、聴取に応じた。FIFA、マテラッツィとも聴取内容については明らかにしていないが、同選手の代理人は、「事件に関し、彼の見解を語った。全ては問題なく終わった。再び、チューリヒに戻ることはないだろう」と話した。
ジダンの事情聴取は20日に行われ、その日の規律委員会で処分が決定される見込み。マテラッツィも当初、ジダンと同席する予定だったが、休暇に入るため日程を繰り上げた。
☆契約延長★
ポルトガルサッカー協会は14日、同国代表のスコラリ監督と2008年7月まで契約を延長したと発表した。同監督との契約は7月末までだった。
スコラリ監督はW杯ドイツ大会でポルトガルを40年ぶりに4強に進出させる手腕を発揮。日韓W杯で優勝に導いた母国ブラジルから同国代表監督就任要請を受けていたが、これを拒否していた。
☆退任★
アメリカサッカー協会は14日、今年限りで満了となるブルース・アリーナ代表監督との契約を更新しないと発表した。1998年10月に就任した同監督は、2002年W杯日韓大会でチームを8強に導くなど歴代最多の71勝を挙げた。しかし、先のW杯ドイツ大会ではアメリカはグループリーグで敗退した。
☆練習合流★
日本代表FW、大黒将志は14日、所属するフランスリーグ2、グルノーブルのグルノーブル(フランス)での練習にW杯後、初めて合流した。
チームメートとは別に約40分間、ランニングやストレッチなどを消化。その後、全体練習に加わる予定だったが、激しい雨のため、室内で調整した。
大黒は明るい表情で「ゴールを決めてチームの1部昇格に貢献したい。徐々に調子を上げていきたい」と抱負を話した。
【超サカFLASH】
☆J1視察★
日本代表監督に就任するJ1千葉のオシム監督が14日、19日に行われるJ1を視察する意向を明らかにした。
☆19★
ドイツブンデスリーガ、フランクフルトFW高原直泰の背番号が「19」に決定した。
☆帰国★
J1のFC東京は本日、FWササ・サルセード(パラグアイ)がニューウェルズ・オールドボーイズ(アルゼンチン)への移籍準備のため、明日16日に帰国すると発表した。
☆JFL★
JFL後期第2節第1日結果
FC琉球0−0三菱水島FC
(沖縄北谷)
☆解任★
クロアチア代表のズラトコ・クラニチャル監督が14日、成績不振のため解任された。
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