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本日の超最新情報
2006.09.02.SAT

☆先勝★
Jリーグ・ヤマザキナビスコカップ準決勝第1戦結果

鹿島1−0横浜M
(カシマ・10602人)
≪得点者≫
鹿島:フェルナンド22

 Jリーグ・ヤマザキナビスコカップ準決勝第1戦第1日は本日2日、カシマスタジアムで1試合が行われ、4度目の優勝を狙う鹿島アントラーズが1−0で横浜F・マリノスに先勝し、3年ぶりの決勝進出に前進した。
 ホームの鹿島は前半22分、フェルナンドがミドルシュートで決勝点を奪った。第2戦は20日、日産スタジアムで行われる。準決勝のもう1試合は、川崎フロンターレとジェフ千葉が明日3日に対戦する。

【無失点勝ちの目標達成】
 1−0の後半40分、左CKから横浜Mの大島が放ったヘディングが鹿島ゴールを襲った。同点かと思われたが、ゴールをカバーした内田が足でクリア。決勝を目指した計180分間の攻防の前半は鹿島に軍配が上がった。
 同点の場合はアウェーゴール2倍ルールが適用されるため、ホームでの失点は痛い。殊勲の内田は「失点ゼロで勝つのがこの試合の目標。チーム全体で果たせて良かった」と笑顔がのぞいた。
 リーグ戦で首位から引き離されている鹿島は、照準をナビスコ杯に合わせつつある。先日のリーグ戦も柳沢ら4人をこの試合のために温存した。通算10冠目のタイトルを目指し、必死だ。
 前半22分にフェルナンドが左足で強烈なミドルシュートを決めて先制。得点の前には鹿島陣内で横浜Mの吉田が倒れ込んでいた。主審にクレームをつけた横浜Mに対し、プレーを止めなかった鹿島のアウトゥオリ監督は「世界では主審が笛を吹くまでプレーを止めないものだ」と相手の言い分を一蹴した。
 第2戦はわずか1点の差を巡る攻防。雪辱を期す横浜Mの松田主将は「うちはフェアプレーで勝ちたい。この借りは返したい」と憤るなど、ちょっとした遺恨試合の様相を呈してきた。

J2第37節結果

草津3−1水戸
(群馬陸・4426人)
≪得点者≫
草津:島田53、太田60、高田63
水戸:桑原14

山形0−0札幌
(山形県・5906人)

柏4−0湘南
(柏・7801人)
≪得点者≫
柏:北嶋47、ディエゴ86、平山89、鈴木89

横浜FC0−1神戸
(三ツ沢・6660人)
≪得点者≫
神戸:ガブリエル61

愛媛3−3徳島
(愛媛陸・5799人)
≪得点者≫
愛媛:田中33、82、高萩85
徳島:羽地67、大場77、井手口89

鳥栖2−0東京V
(鳥栖・11388人)
≪得点者≫
鳥栖:高地51、鈴木75

 J2第37節は本日2日、横浜市三ツ沢球技場等で全6試合が行われ、首位の柏レイソルは湘南ベルマーレに4−0で圧勝し、勝ち点を68に伸ばした。
 勝ち点で並んでいた2位ヴィッセル神戸と横浜FCの対戦は、神戸がガブリエルのゴールで1−0で競り勝った。神戸は勝ち点66で、横浜FCは同63。
 サガン鳥栖は東京ヴェルディ1969に2−0で勝利し、5位に浮上。ザスパ草津は水戸ホーリーホックに3−1で勝った。モンテディオ山形vsコンサドーレ札幌と愛媛FCvs徳島ヴォルティスは引き分けた。

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☆明日サウジ戦★
 日本代表は明日3日午後8時半(日本時間4日午前2時半)からジッダ(サウジアラビア)でアジアカップ予選・グループA第3戦としてW杯ドイツ大会出場のサウジアラビアと対戦する。チームは2日夜(同4日未明)、最終調整を実施する予定。
 オシム監督就任後、初のアウェー戦に臨む日本は8月31日にサウジ入りし、ハードな練習を続けてきた。来年7月の本大会には各グループ上位2チームが進出する。敵地とはいえ勝ち点6で並ぶ強豪に勝って、予選突破に大きく前進したい。サウジは国際サッカー連盟(FIFA)ランキングで日本の48位に対して75位。W杯ドイツ大会ではグループリーグ敗退に終わった。
 日本は4日、イエメンの首都サヌアに移動し、6日にイエメンと予選グループA・第4戦を行う。

☆砂嵐の中練習★
 日本代表は1日午後8時(日本時間2日未明)から、ジッダ(サウジアラビア)で、砂漠の国特有の砂嵐の中で明日3日のアジアカップ予選・サウジアラビア戦に向け約1時間半の調整を行った。
 気温35度の中、パス回しからフルコートを使った実戦形式の練習までこなし、グラウンド全面を使った10対10はオシム監督独自の方法で、手を使えるGK川口を中央に配置。両チームが攻撃に移る時には中央のGKを経由する形で、攻守の切り替えの速さを重点にチームの動きを確認した。
 FW巻は「攻撃から守備、守備から攻撃という切り替えが大事になる。体調?思ったよりはいいです。食事もガツガツ食べているし、逆に太って(日本に)帰りそう」と厳しいアウェーの環境に早くも順応した様子。2階級超えで代表入りした19歳のMF梅崎も「だいぶ慣れてきました」と前向きに話した。
 同予選グループAはここまで日本とサウジアラビアが2戦2勝。試合は明日3日午後8時半(日本時間4日午前2時半)にキックオフされる。

【走るサッカー貫けるか?】
 サウジアラビア戦は試合開始の午後8時半でも気温は30度以上が予想される。さらに紅海沿岸特有の猛烈な蒸し暑さが、体力面での大きな負担となりそうだ。敵地の過酷な条件下で、オシム監督の掲げる「考えて走るサッカー」をどこまで貫けるかが一つの鍵となる。
 通算5勝1分け1敗と分のいい日本だが、敵地での対戦は初めて。手堅く守って少ない好機を生かす慎重な試合運びがアウェーでの定石となる。
 ただオシム監督は、あくまで積極的に打って出そうだ。現地入り後の練習でも少ないタッチでボールを素早く前に運び、ボールを持たない選手が長い距離を走って前線に飛び出していくイメージを強調している。
 体力的なロスを抑えるためにも、課題は正確さ。いかにスピードを高めながらミスを減らすか。不用意なミスでボールを失うようだと、サウジ得意の逆襲を受ける。若手が多い日本は、初体験となるアジアでのアウェー戦を乗り切るたくましさも必要だ。
 サウジは実績あるベテランが外れ、主力のDFモンタシャリ、FWカハタニが負傷したとの情報もある。しかしW杯後もパケタ監督が異例の留任となり、継続性は保たれている。手強い相手といえそうだ。

☆入団会見★
 トルコ1部リーグの名門、ガラタサライに移籍が決まったMF稲本潤一が1日、イスタンブールで入団会見を行い、「ガラタサライには経験のある選手や若い選手が多く、ここでプレーするのが楽しみ」と抱負を語った。イングランド2部リーグのウェスト・ブロムウィッチからの完全移籍で、1年契約。さらに1年延長のオプションが付く。背番号は「23」。
 会見には地元メディアなど約50人が集まり、「期待を感じる。プレッシャーを感じてプレーできるのはうれしい」と話した。これまで海外ではイングランドのクラブを渡り歩いてきたが、「自分のキャリアで違う国でプレーするのは大事」と飛躍を誓った。ガラタサライは今季の欧州チャンピオンズリーグにも出場する。
 稲本はこの日午前、早速チーム練習に合流した。

【迷いなく移籍を決定】
 トルコ1部リーグの強豪ガラタサライに移籍したMF稲本潤一が1日、多数の地元メディアが詰め掛けたイスタンブールでの入団発表に臨み、静かな口調に再出発の決意をにじませた。

−トルコ移籍に迷いはなかったか?
「ゆっくり選択している余地はなかった。ウェスト・ブロムウィッチに残るより、こっちへ来た方がいいと思った。迷いなく移籍を決定した」

−イングランドに丸5シーズン在籍したが?
「自分のキャリアの中で、違う国でプレーするのは大事だった。欧州チャンピオンズリーグにも出られて、サッカー人生で重要な位置になると思い決意した」

−まさに新天地となるが?
「これからトルコ語の勉強をしようと思っている。このチームで試合に出て、昨季取った(リーグ)タイトルを今年も取れるようにしたい」

−宿敵フェネルバフチェを率いるジーコ前日本代表監督へのメッセージは?
「特にない。会ったらあいさつする程度。でもジーコのサッカーを分かっているつもりなので、厳しいダービー(マッチ)ではやりやすいかもしれない」

☆初練習★
 イタリアセリエAの古豪トリノに移籍したFW大黒将志は1日、トリノでチーム練習に初参加し、紅白戦でゴールを決めるなど精力的なプレーを披露した。
 大黒は何度か守備ラインの裏へ鋭く走り込み、パスを呼び込んでドリブルシュートを決めた。スタンドで見守る大勢のサポーターから歓声を浴び「パスが回ってきて楽しかった。フランス(2部リーグ)よりレベルが高い」と好感触を口にした。
 周囲とは簡単な英語で意思を伝え合ったという。「早くイタリア語とチームメートの名前を覚えたい」と意欲的だった。

☆入団会見★
 イタリアセリエAのトリノに移籍加入した、W杯ドイツ大会日本代表FW大黒将志は本日1日、トリノで入団記者会見し「セリエAが世界で一番レベルが高い。そういうところでやりたかった」と意気込みを語った。
 8月までプレーしたフランスリーグ2からのステップアップ。2年契約を結んだ大黒は「挑戦に来ている。FWなんでゴールを入れなあかん。でもまずは、言葉や生活など環境に慣れたい」と話した。
 10日のリーグ初戦に向け「調子はいい。すごく試合をやりたい」と意欲満々で、本日1日夕方には早くも練習に初参加する。

☆伊藤獲りたい★
 U-19(19歳以下)日本代表歴を持つFWで、イングランドプレミアリーグのアーセナルの練習に招待されていた伊藤翔(愛知・中京大中京高)が1日、ロンドンでの練習を終え「簡単に言うと『獲りたい』という感じでした」と話し、アーセナルのベンゲル監督から入団の勧誘を受けたことを明らかにした。
 高校3年生の目玉選手として、Jリーグのクラブからも誘われている伊藤は「日本に帰り、今後のことをゆっくり考えたい」と進路については明言を避けた。
 伊藤の代理人は「英国の就労許可の規制はクリアできないが、アーセナルが例外措置適用を検討している。今後は日本で、他のクラブからのオファーも待ちたい」と方針を語った。

☆復帰★
 イングランドプレミアリーグ、ニューカッスルは1日、フランス人DFオリビエ・ベルナール(26)が復帰すると発表した。
 ベルナールは昨年1月にニューカッスルからサウサンプトンに期限付きで移籍。昨季初めにはスコットランドのレンジャーズにプレーの場を移したが、再び古巣に戻ってきた。
 ローダー監督による新体制となったニューカッスルにとって、昨季終了以来、5人目の戦力補強となる。

☆契約解除★
 スペインリーガエスパニョーラ、デポルティボに所属する元スペイン代表FWディエゴ・トリスタン(30)、アルゼンチン代表DFリオネル・スカローニ(28)の2選手が、同クラブとの契約を解除されたことが1日、明らかになった。
 両選手は今回の契約解除により、自由契約選手として期間を制限されることなく好きなクラブへ移籍することができる。

☆敗れる★
国際親善試合結果

デンマーク4−2ポルトガル

 国際親善試合、ポルトガルvsデンマーク戦は1日、ブロンビー(デンマーク)で行われ、W杯ドイツ大会ベスト4のポルトガルが2―4で敗れた。
 ユーロ2008(2008年の欧州選手権)予選グループAのポルトガルは6日にフィンランド戦を迎える。一方、グループFのデンマークは6日にアイスランドと対戦する。

☆年内代表なし★
 W杯ドイツ大会で優勝したイタリア代表のフランチェスコ・トッティは1日、今年は同国代表でプレーしないと表明した。2月に骨折し、靱帯も痛めた左足首の回復に万全を期すためで、所属するローマでのプレーに専念する。
 トッティは代表での活動について「年内は休む。最高の状態を取り戻したいというのが決断した理由だ」と話した。

【超サカFLASH】

☆2連敗★
 18歳以下(U-18)による仙台カップ国際ユース大会第2日は2日、ユアテックスタジアム仙台で行われ、日本代表はフランス代表に1−3(前半0−2)で敗れ、2戦2敗となった。東北代表もブラジル代表に0−2(前半0−0)で敗れ、2敗目。日本は最終日の明日3日、東北代表と対戦する。

☆歩行開始★
 左ふくらはぎ肉離れで離脱しているJ1のG大阪DF山口智が1日、ウオーキングを開始した。

☆入団テスト★
 イタリアセリエA、トリノFW大黒将志の実弟・大黒聡が5日にジェフ・クラブ(JFL)の入団テストを受けることが1日、明らかになった。

☆獲得★
 イングランドプレミアリーグ、アーセナルは1日、サンパウロ(ブラジル)に所属するU-19ブラジル代表MFデニウソン(18)を獲得したと発表した。移籍金は650万ドル(約7億6000万円)。

☆獲得★
 セルビア1部リーグで、FW鈴木隆行が所属するレッドスターは1日、ドイツブンデスリーガのハンブルガーSVからブラジル人FWアイウトンを2年契約で獲得したと発表した。レッドスターは、セルビア代表FWニコラ・ジギッチをラシン・サンタンデール(スペイン)へ放出していた。

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