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2006.09.25.MON
☆引退試合なし★
日本サッカー協会の川淵三郎キャプテンは本日25日、日本代表MFとして活躍してW杯ドイツ大会後に引退した中田英寿氏が引退試合をしない意向であることを明らかにした。中田氏のマネジメント事務所の社長が川淵キャプテンに中田氏が今後プレーする気持ちがないことを伝えた。
川淵キャプテンは12月に日本で開かれるクラブワールドカップに出場するオークランド(ニュージーランド)の選手としてのプレーを打診する姿勢だったが、断念した。
☆セリエA★
イタリアセリエA結果
インテル4−3キエーボ
≪得点者≫
インテル:クレスポ11、70、サムエル58、スタンコビッチ64
キエーボ:ペリッシエル77=PK、ティリボッキ86、ブリーギ88
パルマ0−4ローマ
≪得点者≫
ローマ:モンテッラ15、ペッロッタ45、ロジ54、アクィラーニ89
レッジーナ1−1トリノ
≪得点者≫
レッジーナ:モデスト56
トリノ:コモット65
アスコリ1−1サンプドリア
エンポリ2−0パレルモ
ラツィオ1−0アタランタ
シエナ0−0カリアリ
ウディネーゼ1−0フィオレンティーナ
イタリアセリエAは24日、第4節の残り8試合が行われ、インテルはクレスポの2ゴールなどで4−3とキエーボを下し、勝ち点を10に伸ばして首位に立った。また、ローマは19歳のロジのゴールなどで4−0とパルマを一蹴し、2位に付けている。
4日前にローマとの強豪対決を制して意気上がるインテルは、ホームにキエーボを迎え、開始11分、ローマ戦でも決勝弾を決めたクレスポが先制ゴールを決める。相手のDFラインの裏に出たボールに反応して抜け出すと、そのまま角度のないところからボレーで決めて均衡を破る。
さらにインテルは、後半13分にサムエルのヘッド、同19分にはスタンコビッチのミドル、同25分にはクレスポのこの日2点目を追加し、4−0と試合を決定付けたかに思われた。ところが、キエーボがここから猛反撃。32分にペリッシエルがPKを決めて反撃の狼煙を上げると、41分にはティリボッキ、その2分後にもブリーギが続き、あっという間に1点差と迫る。しかし、残り時間をインテルがなんとか守り切り、4−3の勝利で首位の座を奪い取った。
一方、ローマはアウェーでパルマと対戦。開始5分にモンテッラの挙げた先制ゴールで優位に立ったローマは、前半終了間際にもペッロッタが決めて流れを手放さない。後半には、セリエA初ゴールを記録した19歳のロジ、成長著しい22歳のアクィラーニという2人の若手による追加点で4−0の完勝を締めくくった。
一方、FW大黒将志の所属するトリノはアウェーでレッジーナと1−1で引き分けた。大黒は3試合連続でベンチ入りせず、欠場した。トリノは通算2敗2分けで未だに勝ち星なし。
【アドリアーノ復活の兆し】
イタリアセリエAでインテルのFWアドリアーノが、長引く不調からようやく抜け出せそうだ。24日のキエーボ戦で、今季セリエAに初先発しフル出場。得点はなかったが、鮮やかな個人技で観客を沸かせた。
前半6分には189センチ、87キロの体格を生かして競り合うDFを弾き飛ばし、同40分には右サイドからドリブルでDFを次々とかわして、いずれもシュートに結びつけた。後半25分、狙いすましたロングパスでクレスポの得点を引き出した。
ブラジル代表で2004年南米選手権と2005年コンフェデレーションズカップで得点王に輝き、インテルでも2004−2005シーズンは公式戦42試合で28得点と活躍。エースの座を固めた。
だが昨季は47試合19得点と伸び悩み、W杯でも精彩を欠いた。長身FWイブラヒモビッチが加わった今季は、セリエAで開幕からの3戦で1試合に途中出場しただけだった。ブラジル代表にも招集されなくなっていた。
日ごろから「笑顔を浮かべる気分になれないと、いいプレーができない」と話す24歳は、キエーボ戦で楽しそうに笑顔を振りまいた。インテルは4−3で勝ち、勝ち点10で首位。マンチーニ監督も「よくやった。2点くらいは決められたが、質の高いプレーをしたことが大事だ。もう少し待てば完全復活する」と満足そうだった。
☆プレミア★
イングランドプレミアリーグ結果
ニューカッスル1−1エバートン
イングランドプレミアリーグは24日、1試合が行われ、エバートンはニューカッスルとのアウェー戦に臨み、カーヒルの同点ゴールにより1−1と引き分けた。勝ち点1を得るに留まったエバートンだが、今季3勝3分けの4位と、いまだ無敗をキープしている。
先制したのはホームチームだった。前半14分にアメオビが決めて、ニューカッスルが幸先のいいスタートを切る。しかし、好調のエバートンも、前半のうちにカーヒルが同点弾を叩き込んで追い付いてみせる。後半は両チームともに退場者を出すなど、荒れ模様の展開となったが、結局スコアは動かないまま試合終了のホイッスルが吹かれた。
☆リーガ★
スペインリーガエスパニョーラ結果
バルセロナ1−1バレンシア
≪得点者≫
バルセロナ:イニエスタ48
バレンシア:ビジャ17
アトレティコ・マドリード2−1セビージャ
セルタ0−2オサスナ
ヘタフェ0−0アスレティック・ビルバオ
ヒムナスティック2−2ラシン・サンタンデール
レバンテ2−0デポルティボ
マジョルカ1−0エスパニョール
レアル・ソシエダ2−3レクレアティーボ
ビジャレアル3−2サラゴサ
スペインリーガエスパニョーラは24日、第4節の残り9試合が行われた。バルセロナとバレンシアという注目の強豪対決は、バレンシアが先制したものの、バルセロナも後半にイニエスタのゴールで追い付き、双方譲らないまま1−1のドローに終わった。
ここまでともに3戦全勝と下馬評通りの好スタートを切っているバルセロナとバレンシア。前半は、カンプ・ノウで2001年以降、過去5シーズン無敗という記録を続けているバレンシアのペースで幕を開ける。そして前半17分、ミゲルの右サイドからの絶妙なグラウンダークロスに逆サイドへ走り込んだビジャが先制のゴールを破り、バレンシアが相性の良さを見せ付けた。
これに対し、負けられないバルセロナも後半開始からエジミウソンに代えてイニエスタを投入し、反撃開始。後半3分、ロナウジーニョのクロスをエトーが頭で落とし、最後は走り込んだイニエスタが決めて同点とする。その後は、勢いに乗るバルセロナが勝ち越しを目指して猛攻を仕掛けたものの、バレンシアも粘りの守備で対抗。終了間際に途中出場のサビオラに惜しいチャンスが訪れたが決めることができず、試合はこのまま1−1のドローに終わった。
☆ブンデス★
ドイツブンデスリーガ結果
ボーフム2−1ビーレフェルト
コットブス1−1ニュルンベルク
ドイツブンデスリーガは24日、第5節の残り2試合が行われ、コットブスとニュルンベルクの一戦は1−1のドロー。ともに勝てば首位浮上というチャンスを掴んでいた両チームだったが、痛み分けに終わった。
4試合を終わって無敗のニュルンベルクは、前半早々に先制ゴールを挙げて有利な展開で試合を進める。ゲームはこのまま終盤に突入し、ニュルンベルクの勝利は固いかと思われた後半38分、今季昇格組ながら奮闘を見せるコットブスが意地の同点弾。その後、両者に得点が生まれることはなく、引き分けで試合終了となった。
☆アン★
フランスリーグ1結果
ランス1−0モナコ
ナント2−1マルセイユ
フランスリーグ1は24日、第7節の残り2試合が行われ、マルセイユはナントとのアウェー戦に臨み1−2と敗れた。この結果、勝ち点16で2位はキープしたものの、首位リヨンとは勝ち点3差となっている。
前半のうちにナントに先制を許したマルセイユは、後半早々にも決められて2点のビハインドを負う展開に。後半20分にナントに退場者が出ると、同33分にはニアンの一発で意地の反撃を見せたが、追い上げもそこまでだった。イオ新監督就任後初の試合を苦しみながらもモノにしたナントは、うれしい今季初勝利となった。
☆エール★
オランダエールディビジ結果
アヤックス2−0NEC
≪得点者≫
アヤックス:ペレス60、82
フェイエノールト1−0エクセルシオール
≪得点者≫
フェイエノールト:デ・グズマン9
ローダ0−2AZ
≪得点者≫
AZ:アルベラーゼ69、デンベレ78
フローニンゲン1−1RKC
ユトレヒト1−0ヘーレンフェーン
オランダエールディビジは24日、5試合が行われ、首位AZはアウェーでローダと対戦し2−0と快勝した。また、アヤックスもホームでNECに2−0と勝利を収めている。
前半をスコアレスで終えたAZだったが、後半にアルベラーゼ、デンベレと立て続けにゴールを挙げて、今季無敗と好調だったローダを相手に一気に試合を決めてみせた。
一方、アヤックスはペレスが2ゴールと活躍し、2位浮上に貢献した。勝ち点を12に伸ばしたアヤックスと首位AZとの勝ち点差は1となっている。
☆全治6〜8ヶ月★
スペインリーガエスパニョーラ、レアル・マドリードは24日、ブラジル代表DFシシーニョが右膝の前十字靱帯を断裂する重傷を負ったことを明らかにした。全治約6〜8ヶ月。手術が必要で、今季の残りほぼ全てを棒に振る可能性もある。
シシーニョは先発出場した23日のベティス戦の前半30分、相手ボールのカットに入った際、ヘディングをしようとジャンプした後、足のつき方が悪く、膝を痛めた。
☆右足切断の危機★
元ウルグアイ代表FWダリオ・シルバ(33)が交通事故に遭い、集中治療を受けていることが24日、明らかになった。同選手は右足切断の危機に陥っている。
24日の朝、ウルグアイの首都モンテビデオの海岸通り沿いで事故は起こった。手術を担当する医師のうちの1人は、「足の状態が心配される。非常に複雑なケガだし、本当にリスクが伴うものだ」とコメントし、深刻な状況を説明した。
ウルグアイ代表として49キャップ14得点を記録するダリオ・シルバは、エスパニョール、マラガ、セビージャなど、スペインのチームを渡り歩き、イタリアのカリアリにも所属。昨季はイングランドのポーツマスでプレーしていたが、今季は無所属のままだった。
☆高評価★
スコティッシュプレミアリーグ、セルティックMF中村俊輔が23日のレンジャーズ戦で、24日付の地元紙から絶賛されたことが明らかになった。各紙とも6点の高評価で、ニュース・オブ・ザ・ワールドは「いつもセットプレーで相手に危機感を与える。前半は中村が試合の流れを支配していた」と報じた。一方サンデーメール紙は「まだまだ中村の本当の力が出きっていないようだ」と、今後のさらなる活躍に期待した。
【超サカFLASH】
☆選考合宿★
U-19日本代表が10月14日から新潟でアジアユース選手権に向けた選考合宿を行う見込みになったことが24日、明らかになった。期間は5日間で、25名前後が招集される予定。
☆10.19発表★
アジアユース選手権に出場するU-19日本代表の登録メンバー20名は10月19日に発表されることが24日、明らかになった。
☆途中出場★
スペイン2部リーグで、FW福田健二のヌマンシアは24日、ホームでレアル・マドリード・カスティジャに0−1で敗れた。福田は後半開始から途中出場したが、得点はなかった。
☆スコティッシュ★
スコティッシュプレミアリーグ結果
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