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2006.09.26.TUE
☆右足切断★
元ウルグアイ代表ＦＷダリオ・シルバが交通事故を起こし、重傷を負った右膝から下を切断した。病院関係者が25日に明らかにした。
ダリオ・シルバは現在33歳。24日の早朝にシボレーを運転していた際に街灯に激突し、ウルグアイのモンテビデオにあるアソシアシオン・エスパニョラ病院に搬送された。診察結果は、複数箇所の頭がい損傷、および右足の深刻な露出骨折。ダリオ・シルバは車から投げ出され、最終的にＣＴ検査を経て大手術が必要になるほどの大ケガを負った。
現在、ダリオ・シルバは麻酔薬による昏睡状態にある。事故には他に２人のサッカー選手も巻き込まれたが、ほとんど無傷だった。事故の直後、医師はダリオ・シルバの生命を救うことが最優先だと語り、衝撃的な手術を行う可能性も否定してはいなかった。感染症になると、さらに手術が必要という。本人にはまだ足が切断されたことは知らされていないという。
1995年にカリアリ（イタリア）で欧州でのキャリアをスタートしたダリオ・シルバはその後、エスパニョール、マラガ、セビージャ（以上スペイン）を渡り歩き、昨季はイングランドのポーツマスでプレーしていたが、今季は無所属のままだった。ウルグアイ代表としては４９試合出場１４得点を記録。2005年に行われた2006年Ｗ杯予選のオーストラリアとのプレーオフが最後の代表戦となった。
☆疑惑を調査★
イタリアセリエＡのインテルが審判員の電話盗聴に関与した疑惑が浮上し、同国サッカー協会が調査を開始したことが25日、明らかになった。
電話盗聴によって発覚した審判員の指名操作など一連の不正問題関与で資格停止処分を受けた審判員のデサンティス氏の告発によるもので、インテルの幹部が民間の調査会社に依頼して、同氏の電話盗聴が行われたとしている。
☆ＣＬ展望★
欧州チャンピオンズリーグ・グループリーグ第２節日程
26日
日本時間25:30〜
ＣＳＫＡモスクワvsハンブルガーＳＶ
日本時間27:45〜
ステアウア・ブカレストvsリヨン
レアル・マドリードvsディナモ・キエフ
セルティックvsコペンハーゲン
ベンフィカvsマンチェスター・ユナイテッド
アーセナルvsポルト
リールvsミラン
ＡＥＫアテネvsアンデルレヒト
27日
日本時間25:30〜
スパルタク・モスクワvsスポルティング
日本時間27:45〜
ブレーメンvsバルセロナ
レフスキ・ソフィアvsチェルシー
インテルvsバイエルン
ボルドーvsＰＳＶ
リバプールvsガラタサライ
バレンシアvsローマ
シャフタル・ドネツクvsオリンピアコス
ＭＦ中村俊輔が所属するセルティック（スコットランド）は本日26日、欧州チャンピオンズリーグ・グループリーグでコペンハーゲン（デンマーク）と激突する。前日となる25日、セルティックのストラカン監督は会見に臨み、意気込みを語った。
敵地に乗り込んだ初戦のマンチェスター・ユナイテッド（イングランド）戦では、粘りを見せながらも２−３と敗れたセルティック。コペンハーゲン戦では、マンＵ戦で先制ゴールを挙げたオランダ代表ＦＷフェネホール・オフ・ヘッセリンクが足首の故障で出場が微妙。それでも、ストラカン監督は「明日の朝まで様子を見るが、たとえ彼が出場できなくても、我々にはズラウスキやリオーダンといった選手がいる。いい選手を失うことになるが、その穴を埋める選手はいる」とフェネホール・オフ・ヘッセリンク欠場の際の不安を否定した。
また、対戦相手のコペンハーゲンについては「欧州のサッカーにおいてビッグネームではないが、デンマークに戻れば彼らはビッグネームだ」と評価。ＣＬ予備戦３回戦でオランダの強豪アヤックスを破り、グループリーグ初戦でもポルトガルの雄ベンフィカとスコアレスドローを演じたことに触れて「ベンフィカやアヤックスはビッグネームだ。そこに疑問の余地はない。そしてそんな彼らもコペンハーゲンに勝てなかった」と話し、翌日の試合に向けて気を引き締めていた。
中村俊輔はマンＵ戦に続いてスタメン出場する。
【体調崩し欠場】
トルコ１部リーグ、ガラタサライのＭＦ稲本潤一が25日、頭痛と吐き気を訴え、イスタンブールの病院に運ばれた。チームは明日27日の欧州チャンピオンズリーグ、アウェーのリバプール戦に向け出発したが、稲本は遠征メンバーから外れた。現地の報道によると、何らかの感染症の疑いがあり、検査を受けているという。
稲本は23日のトラブゾンスポール戦で相手選手と接触し、頭部を強打したが、チームドクターはその影響を否定している。検査結果次第では、遅れてチームに合流する可能性もある見込み。
【復帰】
スペインリーガエスパニョーラ、レアル・マドリードのＦＷロナウドが本日26日の欧州チャンピオンズリーグ、ディナモ・キエフ戦で今季初めて出場登録されることが25日、明らかになった。
ロナウドはブラジル代表で出場したＷ杯ドイツ大会後の7月に膝の手術を受け、復帰に向け調整していた。ディナモ・キエフ戦ではＦＷファン・ニステルローイが夫人の出産に立ち会うため欠場することになり、ロナウドの復帰予定が早まった。
【サビオラはメンバー落ち】
スペインリーガエスパニョーラのバルセロナは明日27日、欧州チャンピオンズリーグ・グループリーグのブレーメン（ドイツ）戦に臨むが、その遠征メンバーからアルゼンチン代表ＦＷサビオラが外れたことが25日、明らかになった。
モナコ（フランス）やセビージャ（スペイン）でのプレーを経て、今季バルセロナに復帰したサビオラ。激しいポジション争いが繰り広げられる中、24日には国内リーグのバレンシア戦でついに今季初出場を果たしたが、わずかな時間で結果を残すことは叶わず。再び厳しい現実に立たされることとなった。
☆プレミア★
イングランドプレミアリーグ結果
ポーツマス０−１ボルトン
イングランドプレミアリーグは25日、１試合が行われ、ポーツマスはホームでボルトンと対戦し０−１で敗れ、開幕５試合を４勝１分け、無失点という好成績で首位を走っていたポーツマスが、今季初黒星を喫した。勝ち点を１３から伸ばせなかったポーツマスは、総ゴール数の差によりマンチェスター・ユナイテッドにも抜かれて３位に後退。首位には勝ち点１５のチェルシーが踊り出た。
☆３試合出場停止★
ドイツブンデスリーガ、ハンブルガーＳＶ所属のメフディ・マハダビキアが相手選手に対して悪質なファウルを行ったとして、３試合の出場停止処分と５０００ユーロ（約７４万円）の罰金を科されることになった。ドイツサッカー協会が25日、明らかにした。
マハダビキアは23日のブレーメン戦の後半２８分、ディエゴに悪質なファウルを浴びせた。試合は１―１の引き分けに終わった。
大事には至らなかったため、ディエゴは明日27日に行われる欧州チャンピオンズリーグ・グループリーグのバルセロナ戦には出場できる見通し。
☆分割招集★
日本サッカー協会の小野剛技術委員長は25日、国際親善試合のガーナ戦（10月4日・日産スタジアム）に向けた日本代表を２段階に分けて招集する方針であることを明らかにした。
30日、10月1日に組まれている大会直前のＪリーグの日程に合わせるためで、30日にリーグ戦を終えた選手は10月1日に場所未定の合宿地に集合して練習し、残りの選手は2日に合流する方針。日本代表メンバーは10月1日に発表され、同日行われるＪリーグ２試合が終わった後に追加発表される予定。
小野技術委員長は「今の厳しい日程の中で、できるだけ練習する時間を取るにはこういう方法しかない」と説明した。
ガーナ戦と10月11日に敵地で行うアジアカップ予選のインド戦は基本的に同じメンバーで臨むという。
【超サカＦＬＡＳＨ】
☆全治２週間★
17日に行われた川崎戦で右眼窩底、右頬骨を骨折したＪ１磐田MF福西崇史は全治約２週間と診断された。手術は回避することになった。
☆スタメン★
Ｊ１の横浜ＦＣのFW三浦知良が明日27日に行われる仙台戦でスタメン出場する見込みとなった。
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