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本日の超最新情報
2006.10.14.SAT

☆初ハット★
スコティッシュプレミアリーグ結果

ダンディー・ユナイテッド1−4セルティック
≪得点者≫
ダンディー・U:ハント5
セルティック:中村44、48、58、フェネホール・オフ・ヘッセリンク53

 スコティッシュプレミアリーグでMF中村俊輔の所属するセルティックは14日、アウェーでダンディー・ユナイテッドに4−1で快勝、中村は欧州移籍後初のハットトリックを達成して勝利に大きく貢献した。
 中村は0−1の前半終了間際にゴール前の混戦から押し込んで同点とし、後半開始早々にはゴール右から勝ち越し点。3−1の同13分にはゴール左から味方と短いパスを交換、左足でゴール左隅に冷静に蹴り込んだ。
 中村の1試合3得点はJリーグ横浜M時代に続き2度目。

【渡欧後初のハットトリック】
 中村が欧州に渡って初めてのハットトリックを達成した。後半13分に3点目を決め、はにかんだような笑みを浮かべると、仲間が抱きついて祝福した。
 1点目は0−1の前半44分、FKからの折り返しに反応した中村がゴール前で相手と競り合う。上へ跳ねたボールを再び味方が頭で落とすと、左足で押し込んだ。
 後半早々にこぼれ球を落ち着いて決め、今季初の2得点。3点目はパス交換からGKの動きをよく見て、左足で華麗にネットを揺らした。FKの名手が、全て流れの中でゴールした。
 チームは試合開始早々に先制を許した。中村も厳しい寄せにボールを何度も奪われるなど、いいところなく前半が終わろうとしていた。それでも積極的にゴール前に走り込んだ。その姿勢が、横浜M時代の1998年11月以来のハットトリックにつながった。

☆痛恨ドロー★
J1第27節第1日結果

名古屋1−1清水
(瑞穂陸・9888人)
≪得点者≫
名古屋:ヨンセン50
清水:チョ・ジェジン60

G大阪1−1横浜M
(万博・16281人)
≪得点者≫
G大阪:マグノ・アウベス85
横浜M:山瀬43

大分1−1C大阪
(熊本・12843人)
≪得点者≫
大分:高松63
C大阪:ピンゴ60

鹿島0−4千葉
(カシマ・15315人)
≪得点者≫
千葉:阿部9、21、51、山岸78

新潟1−1京都
(新潟ス・36272人)
≪得点者≫
新潟:内田49
京都:渡辺79

磐田2−1大宮
(ヤマハ・11490人)
≪得点者≫
磐田:太田10、前田49
大宮:藤本16=PK

川崎2−0甲府
(等々力・14383人)
≪得点者≫
川崎:我那覇19、50

 J1第27節第1日は本日14日、カシマスタジアム等で7試合が行われ、ガンバ大阪は横浜F・マリノスと1−1で引き分けた。終盤にマグノ・アウベスの同点ゴールで3連敗を免れるのが精一杯。勝ち点56で、この日試合のない首位の浦和レッズ(同58)を楽にする展開となった。
 3位の川崎フロンターレは我那覇の2得点でヴァンフォーレ甲府に2―0と快勝し、勝ち点を54に伸ばした。清水エスパルスは名古屋グランパスエイトと1−1で引き分け勝ち点49で4位。ジェフ千葉は阿部のハットトリックなどで鹿島アントラーズに4−0で圧勝し、同41で7位に順位を上げた。鹿島は同46で5位。ジュビロ磐田は2−1で大宮アルディージャを下した。大分トリニータvsセレッソ大阪、アルビレックス新潟vs京都サンガはいずれも1−1で引き分けた。
 浦和は明日15日にアビスパ福岡と対戦する。

【遠藤は体調不良で欠場】
 G大阪の日本代表MF遠藤保仁が、体調不良で本日14日の横浜M戦(万博)を欠場した。アジアカップ予選のインド戦の日本代表に選出されて、遠征に同行したが、現地で発熱し、11日の試合には出場しなかった。帰国後も微熱が続き、検査で肝機能の数値がやや高かったため、静養した。
 再検査などの予定はないが、復帰については様子を見ながら判断していく。現状では見通しは立っていない。

【G大阪、痛恨の「勝ち点1」】
 3連敗という最悪の結果は免れた。だが、執念の引き分けにも、G大阪のムードは重い。「よく追いついた。非常にいいゲーム」。西野監督の言葉は2連覇に向けて苦境のチームを鼓舞するようにも聞こえた。
 播戸、二川、山口が日本代表の遠征の疲労を残す中、中盤のキーマン、遠藤が体調不良で欠場した。序盤から攻め込みながらも、あと一歩攻め切れない。そして前半43分、一瞬の隙を突かれて失点。山口は「気をつけていたのに、やられてしまった」と残念がる。3試合続けて先制点を許す展開となった。
 後半も攻めあぐねた。マグノ・アウベスの同点ゴールが決まったのは、残り時間わずかの40分。逆転を狙った最後の攻勢もあと一歩届かなかった。
 この日無得点に終わった播戸は「いいイメージで試合に臨んだのだが、体でそれを表現できなかった」と苦い表情。それでも「下を向いてもしょうがない。勝ち点1が取れたことをポジティブに考えたい」と続けた。

【強力ホットラインが機能】
 川崎の強力なホットラインから2点目が生まれた。後半5分、中村のスルーパスに反応した我那覇が、得意とする右斜めの角度からダイレクトで右足を振り抜いて追加点。シュート2本で2ゴールをマークし、日本人最多の今季15得点目に並んだ我那覇は「理想の形で勝てた。ダイレクトの方がGKの意表を突けると思った」と喜んだ。
 ともに日本代表として活躍する2人。11日のインド戦では我那覇のパスから中村の見事なミドルシュートが決まった。帰国したばかりで疲労や体調が心配されたが、関塚監督は「戦う強い気持ちがあった。苦しかったと思うが、よく頑張ってくれた」と目を細めた。
 9月はG大阪に大敗するなど優勝戦線から脱落しそうな状況だったが、この連勝で息を吹き返した感がある。故障のジュニーニョや出場停止だったマギヌンが戦列に復帰し、守備陣も15試合ぶりの無失点。中村は「声を掛け合って守備もしっかりした。前も点を取るからチームに信頼関係がある」と手応え十分だ。
 試合のなかった首位浦和とは勝ち点差4で、次節が直接対決となる。「アウェーだけど、思い切りチャレンジしたい」と我那覇。J1復帰2年目のクラブにも、まだ十分に可能性は残されている。

【攻守に才能を発揮の阿部】
 攻めてはハットトリックを達成し、リーグ戦得点数を2年連続で2ケタに乗せた。守っても失点をゼロに抑えた。日本代表で輝きを放つ千葉の阿部が、恩師でもある日本代表のオシム監督が提唱する「ポリバレントな(複数の役割をこなす)」才能を発揮した。
 阿部は「大事なのは2連敗を避けられたこと。自分がゴールできたのはラッキーです」と謙虚に喜びを語った。前半9分にはCKに飛び込み、12分後には得意の直接FKをゴール右隅へ入れて早くも2−0。後半6分にはシュートのこぼれ球を押し込み大勢を決めた。
 この日の千葉はストヤノフと結城の両センターバックを出場停止で欠き、先発にDF登録の選手が1人だけという非常事態だった。阿部は、守備的MFが本職の中島、代表DFの水本との3バックを組み、堅いマークで相手攻撃陣を封じた。鹿島が後半投入した柳沢も抑えた。
 鹿島とは11月3日のナビスコカップ決勝でも対戦する。阿部は「このゲームとナビスコは別。気持ちを切り替えて次も臨みたい」と、前哨戦で大勝しても全く気を緩めることはなかった。

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☆首位再奪取★
J2第44節結果

水戸1−2神戸
(水戸・2275人)
≪得点者≫
水戸:真行寺14
神戸:オウンゴール32、栗原40

札幌1−1山形
(札幌厚別・6366人)
≪得点者≫
札幌:フッキ65=PK
山形:小原89

草津0−0鳥栖
(群馬陸・2362人)

柏4−1東京V
(柏の葉・10788人)
≪得点者≫
柏:蔵川27、鈴木37、64、佐藤40
東京V:平本80

湘南2−4徳島
(平塚・3229人)
≪得点者≫
湘南:アジエル4、永里40
徳島:大島56、65、小林70、71

愛媛1−2仙台
(愛媛陸・3527人)
≪得点者≫
愛媛:菅沼35
仙台:ボルジェス11、17

 J2第44節は本日14日、千葉県柏の葉公園総合競技場等で全6試合が行われ、柏レイソルが4−1で東京ヴェルディ1969に快勝、勝ち点を78に伸ばして首位に立った。
 ヴィッセル神戸は水戸ホーリーホックを2−1で下し、勝ち点77で2位。水戸は6連敗。前節首位だった横浜FCは今節試合がなく、同76で3位。2−1で愛媛FCを退けたベガルタ仙台が同67の4位。ザスパ草津vsサガン鳥栖、コンサドーレ札幌vsモンテディオ山形は引き分け、徳島ヴォルティスは湘南ベルマーレを4−2で破った。

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☆不正に定期購入★
 関東大学サッカー2部リーグに所属する日本大学サッカー部の部員10数人が、東京都内などの学部校舎から郊外の練習場に通うため、住所を偽って京王線の通学定期券を購入し、不正乗車を繰り返していたことが本日14日、明らかになった。
 京王電鉄は、鉄道営業法違反に当たる可能性もあるとみて、日大側に事実関係の調査を要請している。
 日大などによると、10数人は「日大保健体育審議会サッカー部」に所属。京王相模原線若葉台駅近くの練習場(東京都稲城市)に通うため、練習場近くに住む部員1人の住所を使って通学定期券を不正取得していた。
 京王電鉄によると、通学定期は1カ月で通常運賃の約77%割引になるが、クラブ活動などで自宅から学校までと別の区間を利用する場合、通学定期は発行しないという。
 今年8月、京王井の頭線渋谷駅で自動改札を強行突破しようとした男を駅員が発見。調べると日大サッカー部員で、本人や他人名義の複数の通学定期券を持っており、追及すると不正を認めたという。
 京王電鉄から指摘を受けた日大は8月以降、不正をしていたとみられる部員の活動を自粛させ、事実関係を調べている。日大の近藤正勝総合学生部部長は「誠に遺憾に思う。はっきりした事実関係が分かった時点で、サッカー部には処分を下したい」としている。

☆ベンチスタート★
 イタリアセリエA、メッシーナMF小笠原満男(27)が、本日14日のシエナ戦(アウェー)の遠征メンバーに入った。ただ、ガゼッタ・デル・スッドをはじめ伊各紙がベンチメンバーとしており、途中出場にかける。チームは前日13日に、非公開練習で最終チェックを行った。シエナにはセリエA現役最多139得点のFWキエーザがいるが、小笠原は「すごい選手がいるんですね。注意して見てみます」と興味津々だった。

☆逮捕★
 イングランドプレミアリーグ、ウェストハム所属のU-21イングランド代表DFアントン・ファーディナンド(21)が、暴行容疑で逮捕されたことが13日、明らかになった。
 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)とイングランド代表でDFとして活躍するリオ・ファーディナンドを兄を持ち、自身も将来を嘱望されているA・ファーディナンドは、今月2日にロンドンのクラブで起きていた暴力事件の容疑者として、12日に逮捕された。

☆テレビ放映なし★
 明日15日に行われるスペインリーガエスパニョーラのバルセロナとセビージャの対戦は、テレビ放映されないことが決定した。13日の段階でセビージャのテレビ放映権についての権利交渉はまとまらず、スペイン国内はもちろん、日本(WOWOW)も含めてこの大一番がテレビ中継されないことになった。
 出場する選手の声を代表するかのようにバルセロナのテュラムは、「この試合は重要な一戦で、テレビ観戦してもらうのが妥当だ」と皮肉なコメントを残した。

☆選手の通信簿★
 日本代表のイビチャ・オシム監督(65)が就任後の全6戦で招集した34選手を対象にした“通信簿”の作成をコーチ陣に指令したことが13日、明らかになった。オシム監督はこの日、都内でスタッフ会議を行い、コーチ達に通信簿のたたき台となる今月11日のインド戦までの評価リポートの提出を指示。そのリポートに自身の評価を加えて完成させた通信簿を、年内最終戦となる11月15日のアジア杯予選サウジアラビア戦(札幌)前後に選手に伝える見込みで、同時にコーチの“眼力”をテストする意味も含まれている。
 オシム日本イレブンが“終業式の恐怖”を再体験する。オシム先生が代表監督としては異例の通信簿を作成するのだ。オシム監督はコーチ陣に「今後に向けて共通意識を持つためにも、今年呼んだ選手を洗い直したい。次の会議までに評価を提出してほしい」と指令。自身で各コーチの評価をまとめ、年内最終戦の11月・サウジアラビア戦前後に選手に伝える。
 評価対象は34人で、試合未出場の選手も練習内容から評価する。各コーチが分担で技術、フィジカル面などを査定。「形に表れないところも精査する」(代表スタッフ)とメンタル面など多角的に採点していく。
 かつて数学教師を目指したオシム監督らしいプランだ。「こちらが選手をどのように見ているかを伝えることで、選手の今後にもつながる」と長所、短所、今後の課題を忌憚(きたん)なく示すことで、選手への道しるべを与える。新戦力発掘だけでなく、現有戦力の強化にも貪欲だ。
 次回会議で提出されるリポートは、年内で日本サッカー協会との半年契約が切れるコーチ陣の眼力チェックも兼ねているとみられ、評価する側、される側のどちらにもドキドキの“学期末”となる。「全員が“水を運ぶ選手”のチェルシーよりも、ロナウジーニョを生かすバルセロナが好き」という御大が世界を魅了する“美しい日本”代表づくりの初年度を厳しく総括する。

☆長期離脱?★
 J1のG大阪MF遠藤保仁(26)が13日、疲労による肝機能低下のため、チーム練習に参加せず、自宅で休養した。大阪市内の病院で血液検査を行い、肝機能を示す数値に軽度の上昇がみられたという。横浜M戦(14日・万博)は欠場し、今週は自宅で静養するが、長期離脱する可能性も出てきた。
 タレント揃いのG大阪の中でも、代えのきかない不動の存在に、思わぬアクシデントが発生した。横浜M戦を翌日に控えた練習に、遠藤の姿はなかった。西野監督は「長期(離脱)になる可能性もある」と、険しい表情を浮かべた。
 アジアカップ予選・インド戦の日本代表メンバーとして遠征に参加していたが、38度の熱を出し、11日の試合を欠場。帰国した12日に続き、この日も病院で検査を受けたところ、肝機能を示す数値が上昇していた。37度台の微熱と倦怠(けんたい)感もあるため、自宅での休養を指示された。
 インド滞在中に何らかの病気にかかったというわけではなく、原因は疲労の蓄積によるものとみられる。今季はリーグ戦26試合中24試合に出場して9得点。それに加え、アジアチャンピオンズリーグやA3杯、日本代表と、超過密日程を強いられてきた。
 ただ、現段階でははっきりとした原因は特定できず、具体的な復帰のメドも立たない状態。柳田チームドクターは「休むしかない?そうですね。月曜日にまた検査を重ねます」と話し、離脱が長期に及ぶ可能性も否定できない。連覇を狙うG大阪にとっては、軽症であることを祈るばかりだ。

☆寝坊で罰金★
 J1のG大阪のFW播戸竜二が13日、午後3時の集合時間に15分遅刻。前日12日夜は帰国即練習を行ったが、張り切りすぎて寝坊した。「朝の8時30分に起きて、まだ寝られるわと思って…。完全に寝てたねえ」。インド戦で2発を決めた闘魂FWもしょんぼりだった。
 西野監督は「12時間も爆睡していたらしい。昨日リカバーするよりは今日早く来る方がいい。何のためにミーティングがこの時間なのか。その時間がミッドナイトだったからね」とピシャリ。選手会の取り決めで播戸は罰金処分(2万円)となる。
 ゲーム主将のDF山口は「罰金は、もちろんです。ふざけてます。播戸であれ誰であれ、遅刻はいけません。反省していると思うので、心配はしてないですが…」。
 播戸も反省した様子で「言い訳できへん状況にあえて自分をもっていった…ということでもない」とジョークを飛ばしたが、キレはなかった。

【超サカFLASH】

☆出発★
 日本サッカー協会の小野剛技術委員長が13日、トルコに向けて出発した。トルコではMF稲本潤一が所属しているガラタサライ戦を視察する。

☆スタメン★
 スコティッシュプレミアリーグ、セルティックMF中村俊輔は本日行われるダンディー・ユナイテッド戦でもスタメン出場予定。

☆協力要請★
 クラブW杯に出場するスペインリーガエスパニョーラ、バルセロナのチキ・ベギリスタインTD(元浦和)が13日、J1浦和の中村修三GMなど幹部と会談を行い、練習試合などの協力を要請した。

☆離脱★
 J1横浜MのDF松田直樹が右膝痛のため離脱した。当面はリハビリに専念するが、内視鏡手術を受ける可能性もある。

☆300試合出場★
 J1新潟のMF岡山哲也(33)は本日の京都戦(新潟)に後半41分から途中出場し、史上21人目となるJ1リーグ戦通算300試合出場を達成した。

☆欠場★
 J2仙台は13日、サンタナ監督がウイルス性胃腸炎のため、本日行われる愛媛戦を欠場すると発表した。愛媛戦では望月達也コーチが監督代行として指揮を執る。

☆ブンデス★
ドイツブンデスリーガ結果

マインツ1−3アーヘン

☆エール★
オランダエールディビジ結果

デンハーグ1−2トゥヴェンテ

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