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☆ウイイレ10メモカver.4


本日の超最新情報
2006.10.17.TUE

☆監督術伝授★
 日本代表のオシム監督が本日17日、東京都内で開かれた日本サッカー協会の公認S級コーチ養成講習会で講師を務め、元日本代表の福田正博氏、早大の大榎克己監督らJリーグの監督などを目指す受講生に約2時間半、熱弁を振るった。
 受講人数に対して広く、空席が多かった部屋に入るなり「監督は試合前、一流の演出家のように雰囲気を大事にしないといけない。その意味ではこの部屋はよくない」とユーモアたっぷりの同監督。指揮官として大事なことは「チームに何ができて、何ができないかを知ること」と説き、「仕事は結果で決まる。残念ながら美しいサッカーができるかではない」とジレンマも口にした。
 熱のこもった「講義」は受講生だけでなく、傍聴した報道陣にも。「記者の皆さんも一緒に勉強してもらいたい。そうすればもっといい記事が書ける」と注文を付けた。
 また、同監督は25人の受講者を前に、スペインの強豪を例に挙げ「バルセロナの水準まで日本のサッカーが届くには、時間、運、多くの努力が必要」と現実的な考えの重要性を訴えた。予定の90分間を約1時間も延長する熱のこもった講義に、受講した元日本代表の福田正博氏は「言葉に重みがある」と感銘を受けた様子だった。
 講義を終えたオシム監督は「サッカーにはリスクを冒す余地が残っている。どの方法で(指導するか)ということにレシピはない」と、創意工夫の重要性を強調した。

☆合宿開始★
 U-21(21歳以下)日本代表候補は本日17日、さいたま市内で全体練習を行い、6対6やゲーム形式の内容で約2時間汗を流した。FW平山(FC東京)やフル代表にも選ばれている水本(千葉)ら25選手が全員参加。大きな声が飛び交い、活気ある雰囲気だった。
 反町監督は「課題はたくさんある。戦術を含め、全ての面でたくましくならないといけない」と話した。
 チームは明日18日にJ1の大宮アルディージャと練習試合。国際親善試合のU-21中国戦(25日・国立)のメンバーは20日に発表される。

【反町体制で初招集の水本】
 年代を飛び越えてフル代表でデビューしたDF水本が、U-21日本代表候補に加わった。反町体制発足から約3ヶ月、これまでは他の試合日程との兼ね合いで招集されなかったため、本日17日がこのチームでの初練習だった。
 「まずは反町監督にアピールしたい。クラブ(千葉)でやっているプレーを出して、ここでもレベルアップしていきたい」と意欲は十分だ。
 昨年のワールドユース選手権(20歳以下)では4試合にフル出場し、この年代では主力で活躍。フル代表でも4日のガーナ戦、11日のインド戦で経験を積み、2008年北京五輪を目指すチームには不可欠な存在となりそうだ。
 水本と同じDFとして活躍したU-21代表の井原コーチは「スピードがあって、厳しく相手に付ける。上背はないが、守備陣を引っ張ってほしいという期待はある」と話す。
 Jリーグと勝ち残っているナビスコ杯、フル代表、そしてU-21と日程は本当に過密だ。それでも「忙しい方がいい。いろいろな試合を経験して、もっとうまくなりたいから」。疲れ知らずの21歳には充実感が溢れている。

☆総武線ジャック★
 Jリーグは本日17日、鹿島アントラーズとジェフユナイテッド市原・千葉が11月3日に東京・国立競技場で対戦するナビスコカップ決勝を盛り上げるため、19日から試合当日までJR総武線の三鷹−千葉間で、中づり広告などを鹿島と千葉の選手のポスターだけで埋めた車両が走行すると発表した。
 ナビスコ杯決勝の入場券は本日17日で完売し、当日券の販売はない。

☆引退試合★
 J1の横浜F・マリノスは本日17日、安永聡太郎と元韓国代表のユ・サンチョルの引退記念ゲームを10月29日に行うと発表した。
 引退記念試合では、安永が静岡連合チームに入り、ユ・サンチョルがいる横浜Mと試合を行う。
 静岡連合には、安永の母校、清水商業高校サッカー部監督の大滝雅良氏が監督を務め、サッカー解説者の風間八宏氏らがプレーヤーとして参加。一方の横浜Mには、元日本代表監督の加茂周氏が監督を務め、元日本代表の木村和司氏らがプレーする。
 安永は横浜Mやスペインの2部リーグなどでプレー。昨年は柏レイソルに所属していたが、シーズン終了後から無所属となっていた。韓国代表や、横浜M、柏などでプレーしたユ・サンチョルも今年、引退を表明していた。

☆CL展望★
今節のCL

欧州チャンピオンズリーグ・グループリーグ第3節日程

17日
日本時間27:45〜

グループE:
ステアウア・ブカレスト(ルーマニア)vsレアル・マドリード(スペイン)
ディナモ・キエフ(ウクライナ)vsリヨン(フランス)

グループF:
マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)vsコペンハーゲン(デンマーク)
セルティック(スコットランド)vsベンフィカ(ポルトガル)

グループG:
CSKAモスクワ(ロシア)vsアーセナル(イングランド)
ポルト(ポルトガル)vsハンブルガーSV(ドイツ)

グループH:
アンデルレヒト(ベルギー)vsミラン(イタリア)
リール(フランス)vsAEKアテネ(ギリシャ)

18日
日本時間27:45〜

グループA:
チェルシー(イングランド)vsバルセロナ(スペイン)
ブレーメン(ドイツ)vsレフスキ・ソフィア(ブルガリア)

グループB:
インテル(イタリア)vsスパルタク・モスクワ(ロシア)
スポルティング(ポルトガル)vsバイエルン(ドイツ)

グループC:
ガラタサライ(トルコ)vsPSV(オランダ)
ボルドー(フランス)vsリバプール(イングランド)

グループD:
オリンピアコス(ギリシャ)vsローマ(イタリア)
バレンシア(スペイン)vsシャフタル・ドネツク(ウクライナ)

 本日17日、18日にグループリーグ第3節を迎える欧州チャンピオンズリーグ。明日18日には、世界注目の因縁の対決、チェルシー(イングランド)vsバルセロナ(スペイン)の一戦が行われる。
 グループAに同居するチェルシーとバルセロナ。今季も優勝の有力候補に挙げられる両チームは、3シーズン連続でCLの舞台で矛を交える。2004−2005シーズンに決勝トーナメント1回戦で対戦した際は、激闘の末にチェルシーが勝利。翌2005−2006シーズンでも同1回戦でぶつかり、リベンジを果たしたバルセロナがその勢いのまま欧州王座に駆け上がった。
 現在2試合を終えてチェルシーが勝ち点6で首位に立ち、一方のバルセロナは勝ち点4の2位。同グループにはブレーメン(ドイツ)という曲者も潜むとあって、両チームとも、白星を手にして決勝トーナメント進出にできるだけ近付きたいところだが、ホームのチェルシーは守備が懸念されている。14日の国内リーグで正GKツェフと第2GKクディチーニの2人がともに頭部を負傷。ポルトガル人の第3GKイラリオがこのビッグマッチでトップチームデビューを飾るとみられており、DFとの連携なども含めて不安が漂う。
 グループEでは1勝1敗のレアル・マドリード(スペイン)がアウェーでステアウア・ブカレスト(ルーマニア)戦に臨み、第1節でそのレアルを破るなど2連勝で首位に立つリヨン(フランス)もアウェーでディナモ・キエフ(ウクライナ)と対戦する。
 グループFのマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)、グループGのアーセナル(イングランド)は勝てば3連勝。マンUはコペンハーゲン(デンマーク)と対戦し、アーセナルはCSKAモスクワ(ロシア)との一戦を迎える。グループDのバレンシア(スペイン)もシャフタール・ドネツク(ウクライナ)戦に勝利すれば3連勝で、ベスト16入りに大きく前進する。
 グループBでは、マンUらと同じく2連勝のバイエルン(ドイツ)がスポルティング(ポルトガル)と対戦するが、2連敗でグループリーグ敗退の危機にある古豪インテル(イタリア)とスパルタク・モスクワ(ロシア)の一戦にも注目が集まる。
 この他、グループHで1勝1分けのミラン(イタリア)はアンデルレヒト(ベルギー)戦に臨み、グループCのリバプール(イングランド)はボルドー(フランス)と試合を行なう。
 日本人選手の活躍にも注目。中村俊輔の所属するグループFのセルティック(スコットランド)はホームでベンフィカ(ポルトガル)と対戦する。第1節の強豪マンチェスターU戦で鮮やかな直接FKを決めた中村は、14日の国内リーグではハットトリックを達成するなどコンディションはかなり良さそうだ。
 また、稲本潤一の所属するグループCのガラタサライ(トルコ)はPSV(オランダ)をホームに迎える。ここ3試合、公式戦から遠ざかっている稲本だが、出場を期待したい。

【負傷者続出】
 MF中村俊輔の所属するセルティック(スコットランド)は本日17日、欧州チャンピオンズリーグでベンフィカ(ポルトガル)と対戦するが、グループリーグ突破を懸けた大切な一戦を前に主力のコンディションが整わず、不安を残している。
 16日、記者団の質問に答えたストラカン監督は、ハムストリングを傷めた元デンマーク代表MFトーマス・グラベセンの欠場を明言。さらに、オランダ代表FWヤン・フェネホール・オフ・ヘッセリンクが同じくハムストリングのケガで、アイルランド代表MFアイダン・マクギーディが足首の負傷で、ポーランド代表FWマチエイ・ズラウスキもコンディション不良で出場できない可能性があるという。
 なお、欠場が確実なグラベセンの代わりには、14日のリーグ戦と同様に19歳のエバンデル・スノが起用される見込み。ストラカン監督は「チャンピオンズリーグという舞台でのデビューを前に、完璧に準備ができているということはあり得ない。それでも、やらなければならない。経験を積む舞台のひとつだ」とスノへの期待を表した。

【状態改善】
 イングランドプレミアリーグ、チェルシーは16日、先日リーグ戦で頭蓋骨骨折の重傷を負ったチェコ代表GKペトル・ツェフ(24)の意識が戻り、状態は改善しつつあると発表した。
 チェルシーは声明で「手術や麻酔の影響もなくなり、彼の意識は完全に戻った。妻のマルチナさんやチーム、病院スタッフとの話も出来ており、面会も可能になった」と発表した。
 ツェフは1―0で勝った14日のレディング戦で、レディングのMFハントの膝を頭部に受けて負傷。15日に手術を受けていた。
 バックアップGKのクディチーニも試合終盤に負傷したが、16日には軽い練習を再開した。
 明日18日に行われる欧州チャンピオンズリーグ、グループリーグのバルセロナ戦では第3ゴールキーパー、ヒラリオがチェルシーでの初出場を果たす見通し。

【欠場】
 スペインリーガエスパニョーラ、バルセロナ所属のDFジュリアノ・ベレッチ(30)は16日、右肩脱臼の負傷により、明日18日の欧州チャンピオンズリーグのチェルシー戦を欠場することが明らかになった。
 ベレッチは3―1で勝利した15日のセビージャ戦で同箇所を負傷し、途中後退した。2週間ほどギブス生活を強いられるため、レアル・マドリード戦を含む先の5試合を欠場する見通し。

☆バロンドール候補★
 フランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」が選定する欧州年間最優秀選手(バロンドール)の今年の候補者50人に、昨年受賞したMFロナウジーニョ(バルセロナ)らが選ばれていることが16日、明らかになった。
 W杯ドイツ大会優勝のイタリアから、DFカンナバーロ(レアル・マドリード)、GKブッフォン(ユベントス)ら7人、準優勝のフランスからは同大会を最後に引退したMFジダン(前レアル・マドリード)、FWアンリ(アーセナル)ら11人が選出されている。同賞は欧州各国の記者投票によって決まり、11月27日に発表される予定。
 50人の候補は以下の通り。

バラック、ブッフォン、カーヒル、カンナバーロ、J・コール、クーペ、クリス、クリスティアーノ・ロナウド、デコ、M・ディアラ、ドログバ、エッシェン、エトー、セスク・ファブレガス、ギャラス、ガットゥーゾ、ジェラード、ジウリー、グロッソ、アンリ、ジュニーニョ・ペルナンブカーノ、カカ、クローゼ、ラーム、ランパード、レーマン、マケレレ、マルーダ、メンデス、メッシ、ピルロ、ポドルスキ、プジョル、リベリー、ロナウジーニョ、リケルメ、ロッベン、ルーニー、サニョル、シェフチェンコ、シュバインシュタイガー、テリー、テュラム、ティアゴ、トニ、フェルナンド・トーレス、ビエラ、ビジャ、ザンブロッタ、ジダン

☆共催立候補★
 ワールドカップ(W杯)2018年大会の共同開催に、オランダ、ベルギー、ルクセンブルクのベネルクス3国が正式に乗り出すことが16日、明らかになった。既に3カ国の政府やサッカー協会が了承しているという。
 同年W杯の開催には、イングランド、フランス、イタリア、スペインやメキシコ、オーストラリアが関心を示している。W杯は2002年大会で日本と韓国が共同で開催した例があるが、国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長は、今後の共催に否定的な見解を示している。
 次回のW杯2010年大会は南アフリカで開催される。国際サッカー連盟(FIFA)は、W杯を大陸ごとに持ち回り開催とする方針。2014年大会は南アメリカの順番で、ブラジルが確実視されている。

☆W杯優勝に100万ドル★
 国際サッカー連盟(FIFA)は16日、来年中国で開催する女子ワールドカップ(W杯)で、同大会では初めて賞金を導入し、出場16チームに分配することを決めた。総額は600万ドル(約7億1400万円)で、優勝チームは100万ドル(約1億1900万円)を手にする。
 グループリーグの組み合わせで、前回優勝のドイツはグループA、開催国の中国はグループDに入ることも決まった。日本は予選を兼ねた女子アジアカップで出場権を獲得できず、北中米カリブ海3位とのプレーオフに回っている。

☆プレミア★
イングランドプレミアリーグ結果

フルハム2−1チャールトン

 イングランドプレミアリーグは16日、1試合が行われ、フルハムはホームで2−1とチャールトンに勝利。フルハムが10位に順位を上げた一方、今季わずか1勝で7敗目を喫したチャールトンはこの日も最下位脱出が叶わなかった。
 試合が動いたのは後半に入ってから。フルハムは後半20分にマクブライドのゴールで先制すると、その2分後には途中出場のイェンセンがネットを揺らし、わずか2分間で2点のリードを奪う。チャールトンも、33分にD・ベントが今季5点目となる追撃のゴールを決めて追いすがるも、あと1点が遠く、結局1−2でフルハムに屈した。

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☆セリエB★
 イタリアセリエBは16日、第7節の試合が行われ、ユベントスは1−0でトレビーゾを下して、不正問題によりマイナス17からスタートした勝ち点をマイナス1まで減らした。
 敵地に乗り込んだユベントスは前半31分、カモラネージの折り返しからザネッティがネットを揺らして先制。後半にトレビーゾの反撃を受けるシーンもあったが、GKブッフォンの好セーブなどでゴールを許さず、しっかりと勝ち点3をモノにした。
 この勝利で勝ち点をマイナス1としたユベントスと首位ジェノアとの勝ち点差は16。ただ、ジェノアはユベントスより1試合多く消化している。

☆解任★
 イタリアセリエAのキエーボは16日、ジュゼッペ・ピッロン監督を解任し、後任にかつて同クラブを率いたことがあるルイージ・デルネーリ氏を迎えると発表した。
 今季、6試合を終えて1分け5敗で16位タイと低迷しているキエーボ。ピッロン監督は「(チームを)去ることは残念だが、この決定は理解できる。デルネーリが後任というのは素晴らしい人選。彼はすでにクラブのことも分かっているし、選手の良さを最大限に引き出すためには最適だろう」と語り、解任にも理解を示した。
 後任のデルネーリ氏は、2000年から2004年までキエーボの監督を務め、就任1年目でチームを1部に引き上げた。また、昇格1年目の2001−2002シーズンにはチームを5位に食い込ませ、UEFAカップ出場にも導いている。

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☆帰国★
 日本サッカー協会の小野剛技術委員長が16日、MF稲本潤一(ガラタサライ)の視察を終えてトルコから帰国した。本人との接触はできなかったが、小野委員長は「今後は色々な手段を駆使し、稲本の情報を集めていきたい」とオシムジャパンとして稲本を密着マークする方針を明かした。
 稲本の所属するトルコリーグと、MF中田浩二(バーゼル)のスイススーパーリーグは、日本国内でテレビ放映されていないが、小野委員長はガラタサライvsアンカラ・ギュジュ戦を視察後、フロント陣と会談。日本代表を派遣する際の協力要請と併せ、試合の映像提供も依頼した模様だ。
 同委員長が「思ったよりレベルが高かった」と語るトルコリーグ。主力として活躍している稲本が今後、オシムジャパンに加入する可能性は高い。稲本には現地で「明日の練習が早いんでごめんなさい」と面会を断られ、今回は“空振り”だったが、同委員長は「パイプは作ってきた」と手応えを掴んだ。来月はFW高原直泰(フランクフルト)とMF中村俊輔(セルティック)の視察を予定している。

☆岩本がクラブW杯出場?★
 12月に日本で開催されるクラブワールドカップ(W杯)に出場するオークランド・シティー(ニュージーランド)に元日本代表MFの岩本輝雄(34)が加入する可能性があることが16日、明らかになった。同日、日本サッカー協会の川淵三郎キャプテンが「あくまで岩本とオークランドとの話だが、本人は乗り気みたいだ」と語った。
 岩本はJリーグの平塚(現湘南)、仙台などで活躍し、2005年2月に名古屋を退団。現在は所属クラブはない。クラブW杯では昨年、元日本代表FWの三浦知良(横浜FC)がシドニーFCの一員としてプレーした。

☆要経過観察★
 肝機能の低下で戦列を離れているJ1のガンバ大阪の日本代表MF遠藤保仁(26)が16日、大阪市内の病院で再検査を受けた。数値が悪化すれば入院の可能性もあったが、横ばいのままで「要経過観察」と診断され、自宅療養を続けることになった。明日18日に再び再検査を受ける。数値が回復しない限り練習には合流できないが、それでも一時38度台だった熱は36度台に落ち着いている。次節22日のFC東京戦の欠場は確実だが、明日の再検査の結果を受けて今後の方向性が出される。

☆女性パワーで名門再建★
 スペインリーガエスパニョーラで創設108年の伝統を誇るアスレティック・ビルバオに初の女性会長が就任し、話題を呼んでいる。弁護士出身のアナ・ウルキホさん(52)だ。1983−1984年シーズンのリーグ優勝を最後に低迷が続くクラブは、ウーマンパワーで不振脱出を図る。
 バスク出身選手による「純血主義」を掲げるチームは、12位に終わった昨季終了後の監督交代や補強の騒動が尾を引き、9月に前会長が辞任。副会長を務めていたウルキホさんが「監督、選手を思いやる気持ちが大切。クラブには家族のような絆が必要」と訴えて名乗りを上げ、1部リーグで史上2人目の女性会長が誕生した。父親も臨時会長に就いたことがあり、ウルキホさんは「父娘2代で会長を務めるとは夢にも思わなかった」と言う。
 ビルバオは1929年のリーグ創設からバルセロナやレアル・マドリードと並んで一度も2部降格がなく、リーグ8度、スペイン国王杯23度の優勝を誇る。今季は15日現在で1勝2分け3敗の17位と苦戦しているが「フランコ独裁時代の苦難を乗り越えてきたチーム。クラブ一丸となれば危機も克服できる」と張り切る。
 12歳の時からクラブの熱烈なファンという新会長は「バスクには若くて素質のある選手が数多く育っている。伝統の灯が消えることはない」と自信をのぞかせている。

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【超サカFLASH】

☆19:10〜★
 日本サッカー協会は16日、アジアカップ予選のサウジアラビア戦(11月15日・札幌ドーム)の開始時間を午後7時10分と発表した。
テレビ放映はTBS系列とNHK BS−1で生中継される。

☆契約更改★
 Jリーグは本日の理事会で、ラジオ放送権契約をニッポン放送と更新することを決めた。新たな契約期間は2007年4月から5年。来年からはローカルFM局との重複放送を認めることも決めた。

☆内定★
 J1のFC東京は本日、流通経済大のGK阿部伸行(22)の来季加入が内定したと発表した。身長185センチの阿部は、同クラブの18歳以下(U-18)チームの出身。

☆トップ昇格★
 J2仙台は本日、ユースチームのFW鈴木弾(17)が来季からトップチームに昇格することが内定し、仮契約したと発表した。

☆復帰★
 ウイルス性胃腸炎のため愛媛戦を休養したJ2仙台のサンタナ監督が16日の練習から復帰した。

☆全治3ヶ月★
 J2鳥栖は本日、J1名古屋から期限付き移籍中のFW平林輝良寛が右足中指などの骨折で全治3ヶ月と診断されたと発表した。14日の福岡大との練習試合で負傷した。

☆現役引退★
 イタリアセリエA、ラツィオGKアンジェロ・ペルッツィが16日、今季限りでの現役引退を表明した。

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