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本日の超最新情報
2006.11.07.TUE

☆退院★
 J1のガンバ大阪は本日7日、日本代表MF遠藤保仁が、ウイルス性肝炎のために入院していた兵庫県西宮市内の病院を6日に退院したと発表した。同日受けた血液検査で肝機能の数値に回復が見られたため。現在は自宅で療養しており、今後も病院での検査などを継続して行う。復帰時期は未定だが、年明けになる見込み。
 遠藤は10月の日本代表のインド遠征の際に発熱。10月20日から入院して治療を続けていた。

☆MVP★
 国際プロサッカー選手協会は6日、2005−2006年の表彰選手を発表し、スペインリーガエスパニョーラ、バルセロナの欧州チャンピオンズリーグ制覇などに大きく貢献したMFロナウジーニョ(ブラジル)が2季連続で最優秀選手となった。世界各国のプロサッカー選手の4万3000人の投票で決まった。
 また、ヤングプレーヤー賞に選出されたのは、バルセロナでロナウジーニョの同僚であるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ。同クラブのカメルーン代表FWサミュエル・エトーは、アフリカとアフリカサッカーへの貢献、及び人種差別に反対する姿勢などが評価され、メリット賞を受賞した。昨季のバルセロナは、国内リーグ2連覇を達成したほか、欧州CLを制覇するなど、圧倒的な強さを見せ付けサッカー界をリードしていた。
 また、バルセロナは今季からユニフォームの胸部にユニセフの広告を掲載しているが、この決定を下した同クラブに対して平和賞が贈られた。
 6日にアテネで授賞式が行われる予定だったが、ギリシャ政府と英国のスポンサーの対立で中止された。
 ベストイレブンは以下の通り。引退したジダン(フランス)も選ばれた。

GK:
ブッフォン(イタリア=ユベントス)
DF:
カンナバーロ(イタリア=レアル・マドリード)
ザンブロッタ(イタリア=バルセロナ)
テュラム(フランス=バルセロナ)
テリー(イングランド=チェルシー)
MF:
ロナウジーニョ(ブラジル=バルセロナ)
ジダン(フランス)
ピルロ(イタリア=ミラン)
カカ(ブラジル=ミラン)
FW:
エトー(カメルーン=バルセロナ)
アンリ(フランス=アーセナル)

☆全治3〜4週間★
 イタリアセリエAのミランは6日、イタリア代表MFジェンナーロ・ガットゥーゾが左膝靱帯損傷で全治3〜4週間と診断されたと発表した。
 ガットゥーゾはミランが0−2と黒星を喫した5日のセリエA・アタランタ戦で同箇所を負傷。これにより、セリエAの数試合のほか、21日に行なわれる欧州チャンピオンズリーグ・AEKアテネ(ギリシャ)戦も欠場する。
 今季セリエAでは開幕3連勝を飾ったものの、その後は1勝3分け3敗と強豪らしからぬ戦いぶりを見せているミランは、不正問題による勝ち点減点処分もあって勝ち点7の16位に沈み、首位タイのインテルとパレルモに17ポイント離されている中、さらに中盤のキーマンを欠くこととなった。

☆全治3ヶ月★
 スペインリーガエスパニョーラ、バレンシアは6日、イタリア人DFエミリアーノ・モレッティが左膝靱帯の部分断裂で全治3ヶ月と診断されたと発表した。モレッティは5日の国内リーグ・エスパニョール戦で負傷した。
 バレンシアはモレッティの他にも、10月末に右膝の負傷で全治6〜8ヶ月の重傷を負ったMFガビランをはじめ、MFビセンテ、アルベルダ、バラハ、DFデル・オルノ、マルチェナと主力級の選手をケガで次々と失う事態となっている。

☆ベッカムに関心★
 米メジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシーが、去就問題が浮上しているMFデイヴィッド・ベッカム(イングランド)の獲得に関心を示したことが6日、明らかになった。同クラブのララス・ゼネラルマネジャー(GM)は、ベッカムが所属するレアル・マドリード(スペイン)と来年夏に切れる契約を延長しなかった場合と仮定した上で、「彼のような才能の持ち主を欲しがるクラブは世界中にたくさんある。我々もその1つだ」と語った。
 ベッカムは先にレアル残留希望を表明したものの、クラブで定位置が確保できていないため、契約延長への合意を保留している。ロサンゼルスには同選手が経営するサッカー学校があり、ベッカム自身もアメリカでのプレーに関心を示したことがある。
 MLSにはクラブの健全経営維持のため、年俸制限制度が設けられており、高額年俸のベッカム獲得の支障になるとみられているが、同GMは、リーグとして同制度撤廃を検討する用意があるとしている。

☆ジダンに熱烈ラブコール★
 元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン氏のバングラデシュ訪問に伴い、同国サッカー連盟に対して、バングラデシュ国内からジダン氏との仲介役を求めるオファーが次々に舞い込んでいることが6日、明らかになった。
 ジダン氏はノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス氏らの招きに応じて、6日から8日にかけて同国を訪問。これが、もともとサッカー熱の高い同国の人々のジダン氏に対するニーズを刺激した模様で、バングラデシュサッカー連盟が「率直に申し上げて、我々のところにはジダン氏に関する奇妙な問い合わせが数多く寄せられている」と発表するほどだという。
 問い合わせの中には、200万タカ(約350万円)で、自社製品のモデルとしてジダン氏を起用したいという旨を伝えてきた衣料メーカーの他、自分の子供のためにジダン氏のサインを10万タカ(約18万円)でもらえないかという要望まで含まれていたのだとか。

☆vs韓国★
 アジアユース選手権(19歳以下)第7日は6日、バンガロール(インド)などで準々決勝を行い、準決勝(9日)は日本と韓国、北朝鮮とヨルダンの顔合わせに決まった。この4チームが来年カナダで行われるU-20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)の出場権を獲得した。
 日本はサウジアラビアに、韓国はオーストラリアにいずれも2−1で勝った。北朝鮮はイラクを2−0で下し、ヨルダンが中国を2−1で破る番狂わせを演じた。

☆W杯出場決定★
アジアユース選手権準々決勝結果

U-19日本代表2−1U-19サウジアラビア代表
(インド・バンガロール)
≪得点者≫
U-19日本:河原6、青木89
U-19サウジアラビア:ユファイン80

≪出場メンバー≫
【U-19日本代表】
GK:
1.林彰洋(流通経済大)
DF:
2.内田篤人(鹿島)
3.堤俊輔(浦和)
4.福元洋平(大分)(cap)
5.槙野智章(広島)
MF:
7.梅崎司(大分)
8.田中亜土夢(新潟)
(77分10.山本真希(清水))
15.柏木陽介(広島)
(89分26.森重真人(大分))
24.青山隼(名古屋)
FW:
9.森島康仁(C大阪)
11.河原和寿(新潟)
(63分17.青木孝太(千葉))

 アジアユース選手権第7日は6日、バンガロール(インド)などで準々決勝を行い、日本はサウジアラビアを2−1で下して4強入りを果たし、来年のU-20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)の出場権を獲得した。日本のU-20W杯出場は7大会連続。
 日本は河原(新潟)のヘディングシュートで先制。試合終盤にPKで同点に追いつかれたが、終了間際に途中出場の青木(千葉)が勝ち越しゴールを決めた。日本は9日の準決勝で韓国と対戦する。

【劇的勝利で世界切符】
 U-19(19歳以下)日本代表が劇的勝利で世界切符を手にした。準々決勝のサウジアラビア戦で、後半終了間際にFW青木孝太(千葉)がゴールを決め、2−1で競り勝った。4強入りを決めるとともに、U-20W杯(2007年6〜7月・カナダ)出場権を獲得した。日本の同大会出場は7大会連続8度目。2年前のU-17アジア選手権で世界切符を取り逃した世代が、成長の跡を見せた。
 ベンチから弾けるように、選手達が飛び出してきた。終了の笛をピッチで聞いた者は、何度も拳を振り下ろした。苦しんだ末に、世界切符を掴んだ。スタッフと握手、抱擁を繰り返した吉田監督は「最低限の目標が達成できてホッとしています」と興奮気味にまくし立てた。声はかすれていた。
 1点リードで迎えた後半36分。微妙な判定でPKを与え、同点にされた。そこからがたくましくなった日本の真骨頂だった。「落ち着け!落ち着け!」。吉田監督のジェスチャーに、選手が応えた。主将のDF福元が振り返る。「(点を)取られた瞬間はガックリきたけど、すぐに切り替えられた。今までなら沈んでしまう状況。もう1度戦えたところがこのチームが成長した証拠だと思う」。福元も終盤に激しいタックルで大ピンチを防いだ。全員が下を向かず、戦う姿勢を保った結果が青木の劇的ゴールにつながった。
 昨年まで6大会連続でU-20W杯に出場してきた日本の実績から、今回の結果はある意味で当然だ。ただ今回のU-19代表の実力は未知数だった。2004年U-17アジア選手権、世界に出るために日本に招致した大会で敗れた。地元の利を生かせなかった選手達への評価は厳しかった。昨年9月の親善大会では、U-18東北代表に2−5で敗れる屈辱も経験した。
 精神的なひ弱さが課題だった。「一度駄目になるとガタガタになる。パニックになって各自の役割を忘れてしまう。私自身、その部分がまだ不安だった」と吉田監督。しかし、この日までに、逆境を跳ね返す力を身につけていた。
 全く世界を知らない世代だったからこそ、世界切符獲得の喜びは大きかった。「あとは1つ1つ」と吉田監督の表情も晴れやかだ。準決勝の相手は宿敵韓国。次は「黄金世代」と呼ばれた1999年ワールドユース組も成し遂げられなかった初のアジア制覇を目指す。

【青木が決めた】
 息詰まる熱戦に決着をつけたのは、青木の1発だった。1−1で延長ムードが漂い始めた後半ロスタイム直前。MF柏木のシュートのこぼれ球が目の前に転がってきた。「相手DFの股の間を狙って打った。GKも動けないと思った」。得意の左足を振り抜き、突き刺した。「あの瞬間、またみんなでサッカーができると思った」。後半途中から照明が2基停電した薄暗いピッチ上で、青いユニホームが輝いた。
 野洲高で昨年度の全国高校選手権優勝を経験し、今季ジェフ千葉入り。「高校の時はあまり守備をしなかった」と自認する男が、オシム監督の指導で変わった。「チームのためにやらなくちゃ、という意識になった」。この日は、先制点の河原に代わって後半19分から出場。吉田監督からは、疲労の色濃いボランチの分も守備をするよう指示され、「30分で90分の仕事をしろ」と送り出された。
 今大会は控えの立場が続くが「出られたらまた守備から頑張って、チャンスを信じてやっていく」と殊勝な言葉を残した。「やっと世界の切符がとれたので、ここで波に乗って優勝できたらいい」。日本を救った「オシムチルドレン」は、大会初Vに狙いを定めた。

☆セリエB★
 イタリアセリエBは6日、第10節の試合が行われ、ユベントスは敵地でナポリと対戦し、1−1で引き分けた。第2節以来続いていた連勝は、8でストップした。
 試合はスコアレスで迎えた後半22分に動いた。デルピエロがFKを直接放り込んでユベントスが先制。しかしその6分後、ナポリに同点ゴールを許すと、最後まで勝ち越し点を奪えず勝ち点1を得るに留まった。
 昨季の不正問題により勝ち点9マイナスで今季をスタートしたユヴェントスは、これでリーグ戦10試合を8勝2分けとして、勝ち点17。首位ジェノアに勝ち点3差の4位タイに付けている。

☆路上強盗★
 元イタリア代表GKのディノ・ゾフ氏が、ローマで強盗に襲われたことが明らかになった。警察が6日に発表した。
 1982年W杯で優勝した同国代表チームの主将を務めたゾフ氏は深夜、妻と帰宅途中に4人組の強盗に襲われ、腕時計、携帯電話、1000ユーロ(約15万円)相当の現金が入った財布を奪われた。ゾフ氏は抵抗した際、顔を殴られた。容疑者は未だ特定されていない。

☆UEFA杯王者が首位★
 スペインリーガエスパニョーラで昨季の欧州連盟(UEFA)杯優勝のセビージャが3連覇を狙うバルセロナを抜いて首位に立った。5日のオサスナ戦を2−0で完勝し今季2度目の3連勝。堅守からの速攻で切り返すうまさは、0−0の後半に威力をみせた。
 後半5分に2年目のカヌーテがPKを決め今季8ゴール目。終盤の42分にアドリアーノが貴重な追加点を挙げた。チーム得点は攻撃サッカーを誇るバルセロナの20得点に次ぐ19ゴールだ。アドリアーノ、ダニエルアラベスらブラジル人の補強で戦力アップしたところはバルセロナの強化策と似通っている。
 8月のUEFAスーパー杯では、ロナウジーニョの攻撃を封じて欧州チャンピオンズリーグ優勝のバルセロナを破ったが、堅守速攻の戦略に自信をつけてリーグ戦でも旋風を巻き起こしている。
 序盤の9試合を終え、アトレティコ・マドリード、バルセロナに敗れたものの、本拠地では開幕から負け知らずで5連勝。ラモス監督は「首位はファンを喜ばせるもので真価が問われるのはこれから。いい仕事を続けなくては、長いリーグを勝ち抜けない」と浮かれムードのチームを引き締めた。

☆サイト開設★
 日本代表、ジェフ千葉FW巻誠一郎(26)が6日、ドコモのiモード上でモバイルサイト「MAKIHEADS・COM」を開設した。内容はコメントムービー、フォトダイアリー、スタッフダイアリー、巻のお気に入りの一品、オリジナル映像などで、同選手がより身近に感じられる構成になっている。同サイトでは元日本代表MF中田英、浦和MF小野、セルティックMF中村、G大阪DF宮本に次いで5人目。巻は「これを見てサポーターの皆さんにも、もっと応援してもらえればうれしい」と話していた。

【超サカFLASH】

☆視察★
 日本代表のイビチャ・オシム監督が6日、J1千葉の練習を視察した。

☆視察★
 日本代表の反町康治コーチが5日に行われたドイツブンデスリーガのフランクフルトvsボルシアMG戦を視察した。

☆会談★
 スコティッシュプレミアリーグ、セルティックMF中村俊輔は6日、4日に行われたハーツ戦を視察した日本代表の反町康治コーチと試合後に会談を行っていたことを明らかにした。

☆去就持ち越し★
 J1鹿島のアウトゥオリ監督が6日、クラブの幹部と来季の去就について話し合ったが、結論は持ち越された。今後、再度会談を行い、今月中に結論を出す予定。なお、同監督にはブラジルの複数のクラブやコロンビア、メキシコ代表などからオファーが届いている。

☆全治2〜3週間★
 4日に行われた天皇杯4回戦・柏戦で左足を負傷したJ1磐田DF田中誠が6日に精密検査を受け、左足甲捻挫で全治2〜3週間と診断された。

☆全治4〜6週間★
 J1のFC東京は本日、FWリチェーリが右太もも裏側の肉離れで全治4〜6週間と診断されたと発表した。2日の練習試合で負傷した。

☆全治3ヶ月★
 J1名古屋は本日、MF井上渉が左足首の骨折で全治3ヶ月と診断されたと発表した。前日の練習中に負傷した。

☆全治3ヶ月★
 J1広島は本日、MF高柳一誠(20)が骨折した左足第5中足骨の手術を同日受けたと発表した。全治は3ヶ月の見込み。高柳は4日の天皇杯全日本選手権4回戦、C大阪戦で負傷した。

☆内定★
 J2草津は本日、来季の新戦力として浦和ユースのMF金生谷仁(18)の加入が内定したと発表した。

☆全治3週間★
 ドイツブンデスリーガのハンブルガーSVは6日、アルゼンチン代表DFフアン・パブロ・ソリンが、右太もも肉離れで全治3週間と診断されたと発表した。
 ソリンは4日の国内リーグ、ボルフスブルク戦で負傷退場した。

☆スコティッシュ★
スコティッシュプレミアリーグ結果

インバーネス1−1アバディーン

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