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本日の超最新情報
2006.12.19.TUE

☆組み合わせ★
 アジアカップ(来年7月7〜29日・インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナム共催)のグループリーグ組み合わせ抽選が本日19日、クアラルンプールで行われ、3連覇を狙う日本はドーハ・アジア大会を制したカタールやベトナム、アラブ首長国連邦と対戦するグループBに入った。
 大会は16チームが4グループに分かれてグループリーグを行い、各グループ上位2位までが準々決勝に進む。共催4カ国それぞれがグループリーグの会場となり、ベトナムで実施されるグループBで日本は7月9日にカタール、13日にアラブ首長国連邦、16日にベトナムと対戦する。
 組み分けは以下の通り。

グループA:
タイ、オーストラリア、オマーン、イラク

グループB:
ベトナム、日本、カタール、アラブ首長国連邦

グループC:
マレーシア、イラン、ウズベキスタン、中国

グループD:
インドネシア、韓国、サウジアラビア、バーレーン

☆日程発表★
 Jリーグは本日19日、来季日程の概要を発表し、1部(J1)2部(J2)とも来年3月3日に開幕し、12月1日に最終節を行うことになった。
 日本代表が参加する7月のアジアカップのため、J1は6月30日の第18節後に中断し、8月11、12日の第19節で再開する。対戦カードや会場など詳細な日程は来年1月下旬に公表される。
 また、ヤマザキナビスコカップは3月21日から5月23日までグループリーグを行い、決勝は11月3日。アジアチャンピオンズリーグに出場する浦和、川崎は決勝トーナメントから出場する。
 今季のJ1を制した浦和が出場し、日中韓リーグ王者などで争うA3チャンピオンズカップは6月7、10、13日に中国で開催される。
 来年の主要日程は以下の通り。

ゼロックス・スーパーカップ
(国立)
2月24日

J1、J2
3月3日〜12月1日

オールスター戦
(静岡)
8月4日

J1・J2入れ替え戦
12月5、8日

ヤマザキナビスコカップ
3月21日開幕
11月3日決勝
グループリーグ組み合わせ
グループA:
千葉、G大阪、神戸、広島
グループB:
大宮、柏、横浜M、清水
グループC:
FC東京、横浜FC、磐田、大分
グループD:
鹿島、甲府、新潟、名古屋

☆欧州遠征★
 日本サッカー協会の川淵三郎キャプテンは本日19日、日本女子代表が来年2月5日から16日までキプロスに遠征し、ノルウェーなど欧州の3カ国と親善試合を行うと明らかにした。9月に中国で開催される女子ワールドカップ(W杯)出場権を懸け、3月10、17日にメキシコと対戦するプレーオフに向けた強化が目的。
 国際サッカー連盟(FIFA)の世界ランキング13位の日本は2月9日に同3位のノルウェー、12日に同5位のスウェーデン、14日に同27位のスコットランドと対戦、その後プレーオフに備えて3月3日から国内で合宿する予定。

☆正式発表★
 J1の浦和レッズは本日19日、来季の新監督として、ホルガー・オジェック氏(58)=ドイツ=と仮契約を結んだことを正式発表した。契約期間は来年2月1日からの1年間。1995年から2年間、浦和を率いたオジェック氏は16日に藤口光紀社長と会談、新監督に就任することで基本合意していた。

オジェック新監督
「1997年に浦和を去ってからもチームの動向には気を掛けていた。アジアや世界で活躍するチームにするという同じ目標を、クラブ側と持てたと感じている。国内でトップクラスを走り続ける位置を維持した上で、世界的なクラブに発展することを目標として掲げる」

☆レンタル★
 来季J1に昇格するヴィッセル神戸は本日19日、ブラジル人のFWレアンドロ(21)とMFボッティ(25)が期限付きで移籍加入すると発表した。移籍期間はレアンドロが来年2月1日から1年間、ボッティは2年間。
 レアンドロは今季、J2の山形に期限付きで所属し、リーグ戦40試合に出場、23得点を挙げた。ボッティは2002年から今季まで全北現代(韓国)に期限付きで移籍していた。

☆正式発表★
 来季からJ2のセレッソ大阪は本日19日、新監督に元日本代表DFの都並敏史氏(45)が就任することが決まったと正式に発表した。契約期間は来年2月1日から2008年1月末まで。明日20日に大阪市内で就任会見を行う。
 都並氏は1980年に東京Vの前身、読売クラブに入団。日本代表では攻撃的な左サイドバックとして活躍した。1998年の引退後は指導者の道を歩み、昨季はJ2仙台の監督を務め、今季は古巣の東京Vにコーチとして戻っていた。
 C大阪は今季、J1で18チーム中17位に終わってJ2に自動降格。塚田雄二監督は引責辞任した。

☆カンナバーロ★
 国際サッカー連盟(FIFA)の年間表彰式が18日、スイスのチューリヒで行われ、今年の年間最優秀選手にはワールドカップ(W杯)ドイツ大会で24年ぶりに優勝したイタリアの主将DFファビオ・カンナバーロ(33)=レアル・マドリード=が初めて選ばれた。1991年の同賞創設以来、DFの受賞は初。イタリアからは1993年のR・バッジョ以来で2人目。カンナバーロは今年の欧州年間最優秀選手(バロンドール)にも選ばれている。同年に両方の栄誉に輝くのは昨年のロナウジーニョ(ブラジル、バルセロナ)に続いて史上8人目。
 FIFA年間最優秀選手は世界各国の代表監督と主将の投票で選出。カンナバーロはW杯ドイツ大会7試合で2失点だった堅守・イタリアの原動力となった活躍が評価され、498点を獲得した。次点は同大会を最後に引退したMFジダン(フランス)の454点で、3年連続受賞を目指したMFロナウジーニョは380点で3位だった。日本代表のオシム監督はFWエトー(カメルーン、バルセロナ)、川口能活主将(磐田)はジダンに1位票を投じた。
 女子の年間最優秀選手は、ブラジルのFWマルタ(20)が初受賞。
 年間最優秀チームには男子ブラジル代表が輝いた。また9月に死去した元イタリア代表DFで、インテル(イタリア)の会長だったジャチント・ファケッティ氏にFIFA会長賞が贈られた。

【W杯優勝の象徴的存在】
 バロンドール(欧州最優秀選手)とのダブル受賞に、カンナバーロは「DFがこういう賞を受けるのはとても難しい。これ以上望みようがない最高の年になった」と感無量の様子だった。
 これまでFIFA年間最優秀選手には、ほとんど攻撃の専門家ばかりが輝いていた。唯一の例外が、1991年に選出されたマテウス。だが後にリベロにコンバートしたドイツ代表の闘将も、受賞当時は強烈なシュートが武器のMFだった。
 本人も「この場に立てたのは、W杯で優勝したから」と話したように、国内リーグの不正問題を乗り越えて頂点に立ったイタリア代表の象徴的な存在だ。自身も移籍上の不正に関与した疑いで一時はW杯参加が危ぶまれたが、汚名をすすぐ大活躍を披露した。
 1994年のロマーリオ(ブラジル)、1998年のジダン(フランス)、2002年のロナウド(ブラジル)と、W杯開催年は必ず優勝国のエースが受賞してきた。DFが選ばれたのが、守備を芸術とさえ見るイタリアらしい。

☆47位★
 国際サッカー連盟(FIFA)は18日、今季最終となる12月の世界ランキングを発表し、日本は11月と同じ47位で終えた。ランキングの算出方法が変更されたこともあり、昨年の最終ランク15位から大きく後退した。
 ブラジルが5年連続で最終ランク1位。W杯優勝のイタリアが2位、アルゼンチンが3位、以下フランス、イングランド、ドイツと続いた。アジア連盟所属国ではイランが38位、オーストラリアが39位、韓国は51位だった。

NEW!
最新FIFAランキング

☆年内静養★
 フランスリーグ1、ルマンMF松井大輔(25)が腰痛のため、年内は静養することが18日、明らかになった。チームの広報担当者が「年内のリーグ戦は欠場する。年始には練習を再開する見込み」と話した。
 松井は2日のリヨン戦で腰痛を再発させ、前半だけで交代。「試合が始まってから、だんだん痛くなってきた。しびれてきた」と話していた。8日に精密検査した結果、数日間の治療が必要と診断されリーグ戦を2試合欠場。今年最後のリーグ戦となる23日のボルドー戦も欠場。年内は完全静養し、2007年初戦となる1月13日のトロワ戦での復帰を目指す。

☆解任★
 ドイツブンデスリーガ、ドルトムントは18日、成績不振でベルト・ファン・マルバイク監督(54)を解任したと発表した。
 ドルトムントは公式サイトで「ファン・マルバイクとの関係を打ち切った」と発表。今月始めには、今季終了後のファン・マルバイク監督退任を公にしていただけに、前倒しの解任劇となった。17日のブンデスリーガでレバークーゼンに1−2と敗戦したドルトムントは、現在9位と中位を彷徨っており、今季の成績不振が指揮官交代の時期を早める結果となった。
 後任として、かつて同クラブを欧州チャンピオンズリーグ制覇に導いたオットマー・ヒッツフェルト氏に白羽の矢を立てたものの、同氏は辞退したと話している。

☆また罰金★
 イングランドプレミアリーグ、アーセナルのアルセーヌ・ベンゲル監督が、試合中に不適切な行為があったとして、FA(イングランドサッカー協会)から罰金処分を受けたことが18日、明らかになった。
 問題とされたのは、16日のプレミアリーグ、ポーツマス戦でのこと。前半終了直前、アーセナルのファウルで得たFKからポーツマスが先制ゴールを挙げた。このゴールのきっかけとなったファウルの判定について、逆にポーツマスのファウルだと見たベンゲル監督は、ハーフタイムに入ったところで審判団に詰め寄り抗議したところ、後半ベンチからの退場を命じられた。この審判に対する行為が、“不適切”とされ罰金処分の対象となった。
 ベンゲル監督は、11月のウェストハム戦で、先制ゴールに狂喜するウェストハムのアラン・パーデュー監督(当時)に激怒。相手の指揮官と揉み合いになる騒ぎを起こしたことで、14日に1万ポンド(約230万円)の罰金処分を受けたばかりだった。
 退場を命じられたことに関して、ベンゲル監督は「驚いた」とコメントして、「この件に関して、私はいかなる処分も受け入れる気はない」と強硬な姿勢を見せている。

☆プレミア★
イングランドプレミアリーグ結果

フルハム2−1ミドルスブラ

 イングランドプレミアリーグは18日、1試合が行われ、フルハムがホームでミドルスブラに2−1で勝利を収めた。
 フルハムは前半12分にヘルグソンがPKを沈めて先制すると、35分にマクブライドの追加点でリードを広げる。終盤、ミドルスブラFWヴィドゥカに1点を返されたものの、2−1で逃げ切って11位に浮上した。敗れたミドルスブラは17位。

☆視察★
 J1浦和レッズの日本代表MF三都主アレサンドロ(29)が、来年1月の移籍を視野に入れ、急遽オーストリア1部リーグの強豪ザルツブルクを視察することが18日、決まった。代理人を通じて獲得の打診を受けているもので、本日19日にも出発する見通し。浦和からも本人の意思を尊重されている三都主だが、移籍するかどうかを悩んでいるのが現状だ。欧州クラブへの移籍は大きな目標としていることに変わりはないが、オーストリアリーグの環境面や妻子の生活の問題などに大きな不安を抱えている。今回は実際に現地でクラブの施設やチーム練習などを視察し、移籍に向けた判断材料にする予定だ。
 関係者は「移籍ならばレンタルになりそう」との見通しを示した。既にザルツブルクにはガンバ大阪DF宮本恒靖(29)の加入が決定的。来年1月に日本人2人目を獲得するのかどうかも、流動的な状況だ。

☆アジア、世界へ飛躍期す★
 「攻撃型DF」。矛盾するこの形容が浦和DF田中マルクス闘莉王のプレースタイルに一番ぴったりと合う。
 リーグ最少失点の堅守を支える一方、果敢な攻撃参加で得点王ワシントンに続くチーム2位の7得点。185センチの長身を生かし、セットプレーの標的となるだけでなく、後方からドリブルで持ち上がるプレーは闘莉王ならでは。昨季は危なっかしい場面もあったが、今季は守備的MFとのカバー関係もスムーズに。授賞式では「DFとしてこういう賞をもらうのはFWよりも難しい」と満足げに語った。
 今季は故障に悩まされながら、出場停止1試合を除く33試合出場。圧巻は終盤戦の正念場となった10月7日の千葉戦だった。右脚痛を押して出場し、勝負を決定づける2点目を挙げた。「普通の選手はあの痛みではプレーできない」とチーム関係者も驚く闘志だった。
 1998年に16歳でブラジルから来日し、2003年に日本国籍を取得した日系3世。「本当に数え切れない人にお世話になった」と、ここまでの道のりを振り返る。
 もし、この男が今夏のW杯にいてくれたら、との思いを抱くファンは多いはず。来季はアジアチャンピオンズリーグ、そして、日本代表の大黒柱として、さらなる飛躍が期待される。

【超サカFLASH】

☆交渉容認★
 J1千葉の幹部は18日、浦和、FC東京、名古屋からオファーが届いているMF阿部勇樹について「他クラブと話をしなければ、(残留か移籍か)話が先に進まない。(交渉が)ダメというつもりはない」と話し、年内の他クラブとの交渉を容認する方針を明らかにした。

☆契約更改★
 J1名古屋MF吉村圭司が18日に契約更改交渉を行い、現状維持の1600万円(推定)でサインした。

☆契約更改★
 J1広島MF森崎和幸、FW前田俊介が18日に契約更改交渉を行い、森崎和は現状維持の3300万円、前田も現状維持の750万円でそれぞれサインした。(金額は推定)

☆レンタル延長★
 J1広島からJ2徳島にレンタル移籍しているDF西河翔吾のレンタル移籍期間が2008年1月末まで延長されることが18日、明らかになった。

☆内定★
 来季J2の京都は本日、桃山学院大のMF姜鉉守(22)の来季からの新加入が内定したと発表した。

☆レンタル★
 ドイツブンデスリーガ、バイエルンは18日、パラグアイ代表MFフリオ・ドス・サントスが、同じドイツのボルフスブルクに期限付き移籍すると発表した。移籍期間は今シーズン終了まで。

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