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本日の超最新情報
2007.01.01.MON

☆連覇★
第86回天皇杯全日本選手権決勝結果

14:00〜
浦和1−0G大阪
(国立・46880人)
主審:西村雄一
天気:曇り

≪得点者≫
浦和:永井87

TV中継:
NHK総合
NHKハイビジョン
13:50〜16:10(生中継)

≪出場メンバー≫
【浦和】
GK:
23.都築龍太
DF:
3.細貝萌
19.内舘秀樹
5.ネネ
MF:
14.平川忠亮
(62分17.長谷部誠)
13.鈴木啓太
(88分20.堀之内聖)
6.山田暢久
16.相馬崇人
18.小野伸二
(76分30.岡野雅行)
FW:
9.永井雄一郎
10.ポンテ
【G大阪】
GK:
1.松代直樹
DF:
4.実好礼忠
5.宮本恒靖
6.山口智
MF:
21.加地亮
17.明神智和
7.遠藤保仁
14.家長昭博
10.二川孝広
FW:
9.マグノ・アウベス
11.播戸竜二

 元日恒例のサッカー第86回天皇杯全日本選手権決勝は本日1日、東京・国立競技場に4万6880人の観衆を集めて行われ、浦和レッズがガンバ大阪を1−0で破り、2連覇を果たした。浦和の優勝は前身の三菱重工時代を含めて6度目。初制覇した2006年シーズンJ1との2冠も達成した。
 浦和は堅守で相手の攻撃に耐え、後半42分に永井雄一郎が貴重な決勝点を奪った。

【逆境下でも王者の自信】
 G大阪の猛攻を一方的に浴びながら、浦和が培ってきた王者の自信が揺らぐことはなかった。
 再三の好守でゴールを守り抜いたGK都築は「危ない場面は多かったが、みんなが体を張った。必ず点を取ってくれると思っていた」。浦和が終了間際のワンチャンスをものにして、G大阪を下し、連覇と2000年度の鹿島以来となるリーグ戦との2冠を達成した。
 後半42分、FWで途中出場のベテラン岡野が縦パスに走った。強引な折り返しは狙いとは違ったコースに転がったが、このボールを永井が決めて、劣勢の試合をひっくり返した。シュート数は浦和6に対し、G大阪は3倍以上の21だった。
 控えメンバーで勝ち取った栄冠だ。今季悲願のリーグ制覇を果たしたが、闘莉王、ワシントン、三都主がチームを離脱。負傷者も相次いだ。3バックは全員が入れ替わった。
 そんな中でリーグ戦で控えに回ることが多かった面々が奮起。この日の勝利の立役者、GK都築、岡野、永井はいずれも今季は控え組。永井は「最後の最後に何かやってやろうと思っていた」という気迫をぶつけた。
 「主力がいなくても結果を出し、1人1人が力があることが証明できた」とは岡野。来季、アジア制覇、そしてクラブワールドカップ(W杯)出場を目指す過密日程と戦う浦和にとっては、大きな弾みとなる勝利だった。

【勝てる試合落としたG大阪】
 試合終了の笛を聞いた宮本が天を仰いだ。「ツネ(宮本)をいい形で送り出せなくて悔しい」とは西野監督。オーストリア1部リーグのザルツブルクに移籍する宮本の最後の試合を花道で飾ることはできなかった。
 後半42分、懸命にゴール前に戻った宮本の横を、岡野のパスがすり抜けていく。次の瞬間、悔やんでも悔やみきれない浦和の決勝ゴールが生まれた。宮本は言った。「ジグソーパズルがすごくいい形にできて、最後の1ピースがどこにいったのかな、という感じ。はめれば優勝カップが取れたのに…」
 シュートを打てども打てども入らない。ワシントンも闘莉王もいない相手を内容で圧倒しながら、勝利は最後にスルリとこぼれ落ちた。宮本は「今季はずっとこんな感じ」と詰めの甘さを悔やんだ。浦和には今季1度も勝てなかった。
 「浦和との差は結果を出せるところと出せないところ。内容が良くても、悪くても勝つ必要性を感じた」と、ゲームキャプテンの山口は言う。来季に向けて、勝利のための「1ピース」を探す課題ができた。

☆優勝★
第28回全日本女子選手権決勝結果

TASAKI2−0岡山湯郷

 サッカーの第28回全日本女子選手権最終日は本日1日、東京・国立競技場で、なでしこリーグ1部(L1)勢同士による決勝が行われ、TASAKIが岡山湯郷を2−0で破り、3大会ぶり4度目の優勝を果たした。
 今季リーグ戦3位のTASAKIは前半9分、大谷のシュートがポストに跳ね返ったところを鈴木が押し込んで先制。同38分にも鈴木が加点した。大会3連覇を狙った日テレを破って初めて決勝に進んだ岡山湯郷は、終始押し込まれ、ゴールを奪えなかった。

☆エール★
オランダエールディビジ結果

AZ2−2ローダ
ヘラクレス2−22フィテッセ

 オランダエールディビジは31日、第20節の2試合が行われ、3位のAZはホームで12位のローダJCと対戦し、2対2で引き分けた。
 前半23分、DFオプダムのミスをきっかけに、ローダのオペルに先制点を献上したAZ。後半20分にオプダムがミスを帳消しにする意地の一発で試合を振り出しに戻したものの、直後にまたしてもオペルにゴールマウスを割られ、リードを許してしまう。それでも、AZは終了6分前、オプダムのパスをクーフェルマンスが決めて再び追い付いた。勝ち点を41としたAZは、首位PSVから同12差の3位となっている。

☆移籍交渉解禁★
 今季で契約を満了するスペインリーガエスパニョーラ、レアル・マドリードMFデイヴィッド・ベッカム(30)の移籍交渉が本日1日、解禁された。
 英紙ニュース・オブ・ザ・ワールドは「15クラブが乗り出す」としチェルシー、アーセナル、ミラン、インテル、アメリカMLS(メジャーリーグサッカー)のギャラクシーなどを交渉相手と紹介した。また「英国に戻るならロンドン」というビクトリア夫人の言葉やベッカムがアカデミーで学んだ経験からトッテナムも注目されている。

☆ヤギの頭★
 マフィアの存在で有名なイタリア・シシリア島に本拠を置くパレルモのスポーツディレクターの自宅ポストに、ヤギの頭が入れられるという脅迫事件があったことが31日、明らかになった。
 イタリアセリエA序盤戦は台風の目となる活躍で旋風を巻き起こしたパレルモだったが、ここ7試合では2分け3敗と一気に調子を落としている。このようなチームの出来を不満に思われたのか、クリスマスイブに同クラブ・スポーツディレクターのリノ・フォッシ氏の自宅ポストに、ヤギの頭がラッピングされて放り込まれていた。これは、マフィア映画の名作として名高い1972年の映画『ゴッドファーザー』で、馬の頭が脅迫相手の家に置かれているシーンを連想させる。
 伊『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙によれば、この出来事についてフォッシ氏は、「私は最初はジョークだと思っていたが、妻はひどく怖がっていた。彼女は郵便受けを開けた時に失神してしまった」と話し、「パレルモに住んで5年になるが、このような脅迫は受けたことがない。みんな私のことを愛してくれている。私の生活は平穏だし、ゆっくり眠ることもできている。何も恐れることはないと思うね」と、特に不安はないと語っている。
 なお、イタリアのサッカーファンがこのような事件を起こしたのは初めてではなく、1999年には降格争いを演じていたレッジーナの会長の自宅ポストに、牛の頭と脅迫状が入っており、500万ドル(約6億円)を要求されるという事件があった。

☆交渉★
 J2セレッソ大阪の元日本代表MF名波浩(34)がJ2の東京ヴェルディ196と来季の契約を結ぶ交渉をしていることが31日、明らかになった。
 名波は出場機会を求めて、2006年8月にJ1磐田からC大阪に期限付きで移籍し、13試合に出場した。C大阪はJ2に降格した。
 名波は1998年W杯フランス大会の中心選手。1999−2000年シーズンには、イタリアセリエAだったベネチアでプレーした。日本代表では68試合に出場し9得点。

【超サカFLASH】

☆スタメン★
 スコティッシュプレミアリーグ、セルティックMF中村俊輔は明日2日に行われるキルマーノック戦でもスタメン出場する見込みとなった。

☆アドバイザー契約★
 J1浦和の藤口社長は31日、天皇杯決勝・G大阪戦を最後に退任するギド・ブッフバルト監督とアドバイザー契約を結んだことを明らかにした。

☆契約更改★
 J1浦和FW田中達也、MF酒井友之が31日に契約更改交渉を行い、田中達は200万円アップの3700万円(推定)、酒井は現状維持の3000万円(推定)でそれぞれ合意した。

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