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本日の超最新情報
2007.01.04.THU

☆移籍否定★
 イタリアセリエA、インテルは3日、所属する元ポルトガル代表MFルイス・フィーゴ(34)が、サウジアラビアのアルイテハドへの移籍で合意したとする報道を否定した。同クラブの公式サイトで、「フィーゴが他のクラブと移籍交渉したことはなく、最近のニュースは全て事実無根である」と声明を発表した。
 昨年末に、複数のメディアがアルイテハド関係者からの情報としてフィーゴの移籍を伝え、6〜17ヶ月間の契約で合意し、1月5日にチームに合流するとの報道があった。

☆契約延長交渉★
 去就が注目されている元イングランド代表主将MFデイヴィッド・ベッカム(31)が、所属するスペインリーガエスパニョーラのレアル・マドリードと、次週にも契約延長交渉の席を持つことが3日、明らかになった。同選手の広報担当者が明らかにしたもので、「レアルから(検討に)大いに値する交渉の申し出がある。1月第2週にも次の交渉が行われる予定」と語っている。
 ベッカムとレアルの契約は今季末に終了する。レアルは2年間の契約延長を申し出ているが、今季はベッカムの出場機会が激減していることもあり、契約延長交渉は昨年末まで進展していなかった。ベッカムは1日から他クラブとも自由に交渉できる権利を得ており、イングランドやイタリア、スペイン、アメリカなどから2ケタを超える打診が届いていると英紙は報じている。
 同広報担当者は「今季残りはレアルで役割を全うすることを決意している」と1月での移籍は否定した上で、「ベッカムは時間をかけて決断したいと考えている。3月には去就をどうするか、決めるはずだ」と話した。

☆勝ち点6差にも自信満々★
 イングランドプレミアリーグで3連覇を狙うチェルシーは、年末年始の過密日程でペースが鈍り、本日4日現在で首位マンチェスター・ユナイテッドに勝ち点6差の2位。それでもモウリーニョ監督は「後半戦が楽しみだ。故障者ももうすぐ戻ってくる」と英メディアに語り、自信たっぷりだ。
 時に尊大と取れる発言で批判も受ける同監督の弁舌は、ライバルのふがいなさにも向けられる。「マンチェスターUはチャンスを生かせなかった。うちの状態を考えれば、10〜14点差に開いてもおかしくなかった。6点差ならハッピーだ」
 守備の要のテリー主将をはじめ故障者が続出した。ここ5試合で6ゴールを許し、2勝3分けと取りこぼしが目立った。しかしマンチェスターUもこの5試合は3勝1分け1敗で、勝ち点1しか差を広げられなかった。
 昨年12月28日に椎間板(ついかんばん)の手術を受けたテリーは、翌日には練習を再開するスピード回復で13日のウィガン戦で戦列に戻る見通し。守護神のGKツェフや点取り屋のロッベンの復帰も近く、指揮官は「勝ち点6なんて吹けば飛ぶような差」と威勢がよかった。

☆特別扱いしない★
 日本代表のオシム監督が3日、成田発の航空機でオーストリアへ帰国した。出発前の成田空港で取材に応じ、セルティックのMF中村俊輔を特別扱いしないことを強調した。同監督は、ロナウジーニョ(現バルセロナ)がパリ・サンジェルマン(フランス)時代に、ロナウジーニョと合わない監督が解雇されたことを引き合いに出したうえで「彼をロナウジーニョに例えた。代表では監督が選手を選ぶ。(3月の日韓戦での招集は)予告であって決定ではない。日本のロナウジーニョがどうなるか予想して」と話した。関係者によると、オシム監督はファンタジスタとしての中村の能力を高く評価しているが他の選手同様走ることを要求する考えだという。

☆代表復帰宣言★
 J1浦和レッズMF小野伸二(27)が3日、静岡・沼津にある母校の今沢小で「初蹴り」となるサッカー教室を開催。小学生とボールを蹴って原点回帰した小野は「今年は代表に選ばれることが大事。代表でプレーすると、ひと味違う」と昨年6月のドイツW杯後から遠ざかる代表復帰の決意を口にした。
 小野が自ら「代表」を口にするのは約6ヶ月ぶり。オシムジャパンに招集されず「サッカーに飢えていない部分がある」とW杯の傷心を引きずっていた姿は消えた。今年は古傷の左足首痛のケアにも細心の注意を払い、足首強化のトレーニングも念頭に置く。小野は「足が痛くてストレスになってしまい、全てに影響した。今季は1年間、フルで活躍したい」と逆襲を誓った。

☆決定力不足でPK戦多発?★
 サッカーの第85回全国高校選手権は3回戦までの40試合でPK戦決着が15試合に上った。うち10試合は0−0から。前後半計80分を終えると延長を実施しないため、PK戦が多い傾向はこれまでもあったが、両チーム無得点試合がこれだけ多いのは異例だ。
 全国高体連サッカー専門部の平山隆造部長は「日本サッカーが課題として抱える決定力不足や、いろいろな要素が相乗効果になっている」と分析した。近年はJリーグクラブのユースに有能な選手が流れていることが一因。さらにサッカー部を強化する高校が増えて優秀な人材が分散した結果、得点力のあるFWと好機をつくるMFをバランスよく揃えたチームが減ったことも影響しているという。
 守備戦術の充実も見逃せない。3試合連続無得点ながら8強入りした広島皆実(広島)の鯉迫勝也監督は「守備ラインをよく整備しているチームが多く、崩せない」。同様に0−0からのPK戦を3戦続けて制した丸岡(福井)の小林正純監督は、戦力的に劣っても守りを固めれば勝つ確率が上がることを「意識している」と認めた。
 全国高校選手権は日本テレビの放送時間枠の問題で、決勝だけが45分ハーフ。全国高体連では準決勝以下も90分制を敷く方向で検討に入っている。平山部長は体力面で差がつくことを考慮して「90分制が実現すれば、PK戦になる可能性は減ると思う」と話した。

【超サカFLASH】

☆出発★
 イタリアセリエA、メッシーナMF小笠原満男が3日、日本での10日間の年末年始休暇を終え、イタリアに向け出発した。リーグ戦が再開される14日(ローマ戦)に備え、本日4日から合宿に合流する。

☆練習再開★
 フランスリーグ1のルマンは3日、腰痛で離脱しているMF松井大輔が2日から練習を再開したと発表した。

☆合宿合流★
 トルコスーパーリーグ、ガラタサライMF稲本潤一が3日、トルコ・フロリヤで始まった合宿に始動した。昨年末まで日本に滞在し、大阪や静岡でスポンサー主催のイベントに参加。サポーターと交流するなど、束の間の休日を楽しんだ。

☆出発★
 セルビアリーグ、レッドスターFW鈴木隆行が3日、セルビアに向けて出発した。

☆帰国★
 J1のG大阪DFシジクレイ、FWマグノ・アウベスが3日、ブラジルへ帰国した。

☆レンタル★
 J1のFC東京は本日、アルゼンチンのニューエルスに期限付き移籍していた25歳のFWサルセード(パラグアイ)がメキシコのチアパスに12月31日までの期限付きで移籍すると発表した。

☆契約更改★
 J1大分は本日、FW山崎雅人と来季の契約を更新したと発表した。

☆獲得★
 J2のC大阪は本日、立命大のDF阪田章裕(22)の加入が決定したと発表した。

☆レンタル★
 J2札幌は本日、DF上田常幸(21)が北信越1部リーグのツエーゲン金沢に2月1日から1年間の期限付きで移籍すると発表した。

☆獲得★
 ドイツブンデスリーガ、バイエルンは3日、アーヘン所属のドイツ代表FWヤン・シュラウドラフ(23)を今季終了後に獲得すると発表した。契約期間は3年で、移籍金は100万ユーロ(約1億6000万円)。

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