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本日の超最新情報
2007.01.05.FRI
☆ベスト4★
第85回全国高校選手権大会準々決勝結果
八千代(千葉)2−1丸岡(福井)
(三ツ沢)
≪得点者≫
八千代:山崎(前半34分、後半33分)
丸岡:斉藤(後半39分)
広島皆実(広島)0−1盛岡商(岩手)
(駒沢)
≪得点者≫
盛岡商:千葉(後半28分)
作陽(岡山)3−2静岡学園(静岡)
(駒沢)
≪得点者≫
作陽:小室(後半12分、18分)、宮澤(後半22分)
静岡学園:枝本(後半17分)、伊藤(後半34分)
星稜(石川)0−2神村学園(鹿児島)
(三ツ沢)
≪得点者≫
神村学園:五領(後半25分)、塗木(後半27分)
サッカーの第85回全国高校選手権大会第5日は本日5日、横浜市三ツ沢球技場などで準々決勝を行い、初出場の神村学園(鹿児島)のほか、盛岡商(岩手)、八千代(千葉)、作陽(岡山)が準決勝に進んだ。4校はいずれも優勝経験がなく、どこが勝っても初優勝となる。
作陽は小室の2得点などで3−2と静岡学園(静岡)を振り切って、岡山県勢初のベスト4。神村学園は2−0で星稜(石川)を破り、鹿児島県勢として4大会連続、初出場校としては3年前の筑陽学園(福岡)以来の準決勝進出。八千代は丸岡(福井)に2−1で、盛岡商は1−0で広島皆実(広島)に競り勝った。
明日6日の準決勝(国立)は八千代vs盛岡商、作陽vs神村学園の顔合わせ。
【神村学園、走り勝って後半2得点】
ついに国立のピッチまで駆け上がった。初出場の神村学園が後半の2ゴールで4強進出。竹元監督は鹿児島実時代に選手として、そして今度は監督として晴れ舞台に立つ。「後半は運動量で勝てた。次は、あの特別な場所でチームと選手がどう成長するか楽しみ」と、ほおを緩めた。
走り負けない自信がチームにはある。先制点の場面が象徴的だ。中央の芝がボールを持つと、左から次々に3人が走り込む。その1人、途中出場の五領がパスを受けて2試合連続ゴール。「僕の得点というより、全員の得点」。謙遜ではなく実感だろう。たくましいチームの走力が生んだ先制点で、均衡を破った。
練習では、ほぼ毎日1000メートルを8本走る厳しいメニューを消化。さらに年間200試合ものゲームをこなし、体力と実戦感覚を鍛え上げてきた。前半の劣勢がウソのように、先制直後にもFKから主将の塗木が右足で加点。一気に勝負を決めた。
69回大会で準優勝した竹元監督は「あの時と雰囲気が似ている」と話す。1つ後輩だった元日本代表の前園氏は「神村は勢いがある。ここまで来たらチャンスはある」と期待した。
【八千代の山崎が2発】
J1磐田入りが内定しているFW山崎が2点を挙げて、八千代を国立競技場での準決勝に導いた。
丸岡の堅守をこじ開けたのは前半34分。「DFもGKも動きが見えていた」。相手DFからボールを奪ってドリブルを仕掛け、ゴール右の角度のあまりないところから強烈なシュートを決めた。後半33分にはこぼれ球を抜け目なく蹴り込んだ。
「FC千葉なのはな」に所属していた中学3年生の時、15歳以下による全日本ユース選手権で準決勝敗退し、決勝の舞台となった国立競技場に立てなかった。「チャンスが来たのでしっかりやりたい」と、目標としていた「国立」での活躍を誓った。
【盛岡商の千葉、斎藤監督からのハッパで奮起】
盛岡商が3試合連続無失点の広島皆実から1点をもぎ取って初のベスト4。決勝点を挙げた千葉は「斎藤先生(監督)を国立に連れて行くことができてうれしい」と顔をくしゃくしゃにして喜んだ。
ゴールの10分ほど前、千葉は斎藤監督から「動けないんだったら代えるぞ」とハッパを掛けられて奮起。「向こうの慣れているPK戦にはしたくなかった」と胸を張った。
遠野に続く岩手勢2大会連続の4強に同監督は「(遠野と)比較されるのは嫌だが、岩手でも子供達が育つというのを分かってほしい」と話した。
【簡単な失点が致命的】
10大会ぶりの4強がなくなると、静岡学園の選手達はピッチに倒れ込んだ。井田監督は「2点目と3点目を簡単に取られたのが致命的。責任を感じている」と力なく話した。
作陽には昨年の全日本ユース選手権で3−0と快勝している。しかし、この日はJ1の川崎に入団するMF杉浦がシュート0本に抑えられるなど、全体的に精彩を欠いた。井田監督は「引き締めたつもりだったが、みんなに勝った試合が頭にあったかもしれない」と首をかしげた。
第85回全国高校選手権大会準決勝組み合わせ
6日:
14:10〜
八千代(千葉)vs盛岡商(岩手)
(国立)
12:10〜
作陽(岡山)vs神村学園(鹿児島)
(国立)
第85回全国高校選手権大会トーナメント表
野 洲─┐
真 岡─┘┐
尚 志┐ │┐
鵬 翔┘┐┘│
八 千
代┐┘ │
国 見┘ │
丸 岡┐ │┐
立正淞南┘┐ ││
利 府┐┘┐││
初芝橋本┘ │┘│
前橋育英─┐┘ │
那
覇
西─┘ │
帝京第三─┐ │┐
境 ─┘┐ ││
中京中京┐ │┐││
広島皆実┘┐┘│││
高 志┐┘ │││
大 津┘ │┘│
暁 星┐ │ │
滝川第二┘┐ │ │
武 南┐┘┐│ │
四日市中┘ │┘ │
大分鶴崎─┐┘ │
盛
岡 商─┘ │
├
高川学園─┐ │
室蘭大谷─┘┐ │
久 留
米┐ │┐ │
作 陽┘┐┘│ │
東海大三┐┘ │ │
一 条┘ │ │
青森山田┐ │┐│
香 川
西┘┐ │││
羽 黒┐┘┐│││
鳴 門┘ │┘││
静岡学園─┐┘ ││
佐 賀
東─┘ │┘
星 稜─┐ │
済 美─┘┐ │
鹿島学園┐ │┐│
高 知┘┐┘││
帝京可児┐┘ ││
福知山成┘ │┘
富山第一┐ │
九州国大┘┐ │
桐光学園┐┘┐│
大阪朝鮮┘ │┘
秋
田 商─┐┘
神村学園─┘
☆帰国★
2006年シーズンに2冠を達成したJ1浦和レッズのギド・ブッフバルト監督(45)が本日5日午前、母国ドイツに帰国した。天皇杯決勝を観戦したシルビア夫人ら家族とともに成田空港に姿をみせ、見送りのファンのサインに応じた。
2004年の監督就任後、同年にステージV、2005年度に天皇杯V、2006年度にはリーグVと天皇杯連覇を成し遂げ、以前よりも増して浦和への愛着は深くなった。
ブッフバルト監督は「昨日、運送業者が来た時、そして今日、玄関のドアを閉めた時、複雑な心境になった。選手として浦和を離れた時よりも、その気持ちは重い」と名残惜しそうな表情をみせた。すぐに欧州クラブの監督に就く意思はなく、少なくとも半年間はドイツなどで静養する予定。
今後もアドバイザーとして浦和と関わり、年に数回来日する予定。
☆正式発表★
J2のコンサドーレ札幌は本日5日、今季の新監督に昨季J1の大宮アルディージャを率いた三浦俊也氏(43)の就任が決まったと正式に発表した。契約期間は来年1月31日までの1年間。
同日に正式契約を結び、札幌ドームで記者会見した三浦新監督は「J1昇格が唯一の目標。スタッフ、選手と力を合わせたい」と抱負を話した。
22日に沖縄県で始まるキャンプから指揮を執る。
☆レンタル★
イタリアセリエA、ローマ所属の元イタリア代表FWヴィンチェンツォ・モンテッラ(32)がイングランドプレミアリーグのフルハムに期限付き移籍することを、両クラブが4日に発表した。期間は今季終了まで。
フルハムの公式HP上で「キャリアの中でイングランドでプレーしたいという気持ちは常に持っていた。その機会をもらうことができてうれしい」とのコメントを発したモンテッラは「ゴールを決めたいだけ。だから、できるだけ早くフルハムでそれができることを楽しみにしている」と意気込みを語った。
イタリア代表として19キャップを数え、3ゴールを挙げたモンテッラは、ローマでも在籍8シーズンで180試合に出場、83ゴールを記録した。
☆残留★
スペインリーガエスパニョーラ、レアル・マドリードの元イングランド代表MFデイヴィッド・ベッカム(31)が、今冬の移籍を封印し、残留することが明らかになった。ただ、8日にも開始するレアル側との契約延長交渉の次第で、来季の去就がさらに注目されることになる。
4日、ベッカムのオリベイラ代理人はクラブ側から2年の契約延長を提示されていたことを明かした上で、3月まで結論を留保すると明言した。これで1月の移籍期間中の移籍はなくなったが、もし3月以降に退団を表明すれば今季終了後に移籍金なしで移籍となるため、先発確約と肖像権を含めた収入増などの好条件引き出しを狙い、先手を仕掛けた格好となった。
☆解任★
スコティッシュプレミアリーグのレンジャーズは4日、フランス人のポール・ルグエン監督を成績不振で解任したと発表した。
同監督はフランスリーグ1のリヨンで3季連続優勝を果たした実績が買われ、今季就任。現在リーグ2位につけているものの、同じグラスゴーを本拠地とするMF中村俊輔所属の首位セルティックとは勝ち点差17と開いており、優勝は難しくなっている。在任7ヶ月間は134年のクラブ史上最短。
☆移籍許可待ち★
元ブラジル代表のスーパースター、ロマーリオが4日、ブラジル強豪クラブのバスコ・ダ・ガマで古巣復帰へ向けた練習を開始した。ロマーリオは昨年、米下部リーグのマイアミとオーストラリアAリーグのアデレードでプレーしていた。
国際サッカー連盟(FIFA)が1年以内に3クラブ以上の所属を禁じているため、まだFIFAから正式な移籍許可を受けていない。
☆代表に意欲★
スコティッシュプレミアリーグ、セルティックMF中村俊輔(28)が4日、再招集が確実とされる日本代表に向けオシム監督のサッカーを「解析」していることを明かした。報道陣から「3月24日の韓国戦に呼ばれるという噂があるが?」と質問されると「ほとんどの試合を見ているから。雑誌を見ていれば、大体どんな練習をしているかが分かる」と話した。
昨年のW杯ドイツ大会後は代表に関する発言は避けてきた。この日も「頭にない。リーグ戦と欧州チャンピオンズリーグに集中する。その延長で呼ばれたら行く」と言っていたが、話すうちに本音が出たようだ。「みんな慣れるのに時間がかかっているので、そこから始めることになる」とイメージを構築し、すぐに溶け込もうとする努力がうかがえた。
この日はマッサージを中心に体のケアに努め、明日6日のスコットランド杯ダンバートン戦出場は微妙だが、心身ともに充実しているようだった。
☆スタジアム活用で地域戦略★
J1の鹿島アントラーズが、W杯でも使われた本拠地のスタジアムを活用する新しい地域戦略を模索している。様々なイベント開催などでファン層拡大を狙うが、赤字の可能性もあるスタジアム運営に、サポーターからは「サッカーに専念してほしい」の声も出ている。
茨城県立のカシマサッカースタジアムは、収容人員約4万人の国内屈指のサッカー専用競技場。鹿島はJリーグのクラブでは初めて地方自治体が所有する競技場の指定管理者に選ばれ、昨年4月から業務を始めた。
天然芝のグラウンドでは、鹿島の25試合を含む年間6、70試合が限度。スタジアムの通年利用を図ろうと昨年10月、会議室やロッカー室を改装し、スポーツクラブをオープンした。
地元の茨城大と提携し「ストレス発散」など目的別の運動プログラムを作成。また、グラウンド上でヨガ教室を開催する試みも。参加者の評判は上々で、球団幹部は「地域住民取り込みにつながる」と手応えを感じている。今後もイベントを企画、いずれは有料化していく計画だ。
もっとも収入の柱は、鹿島の試合での入場料収入。しかし昨年は優勝争いに一度も加われず、最終順位は6位と期待外れ。1試合平均の入場者数も前年比で3000人以上落ち込んだ。
「勝たないと客は入らない」(サポーター)。常勤職員の半減による人件費節約などで、何とか収支均衡が実現できるという。
鹿島の鈴木秀樹事業部長は「クラブがスタジアムを運営して、地元に根差していくのは自然なかたちだ」と意義を説明している。
【超サカFLASH】
☆練習合流★
ドイツブンデスリーガ、フランクフルトが4日から練習を開始し、FW高原直泰も合流した。
☆練習合流★
中断期間中に一時帰国していたイタリアセリエA、メッシーナMF小笠原満男が4日、チームの練習に合流した。
☆来日★
J1浦和のホルガー・オジェック新監督が4日、FIFA技術委員として大阪で行われるフットボールカンファレンスで講演するため来日した。
☆交換レンタル★
J1川崎は本日、GK吉原慎也(28)がJ2の東京Vに期限付き移籍すると発表した。東京VからはMF大橋正博(25)を期限付きで獲得。ともに期間は2月1日から1年間。
☆オファー★
J1川崎が、ブラジルの名門クルゼイロのMFフランシスマール(22)の獲得に動いていることが4日までに明らかになった。
フランシスマールはスピードがある攻撃的な左サイドハーフ。
☆レンタル★
J1名古屋が、千葉GK櫛野亮(27)を1年間の期限付きで獲得することが明らかになった。4日に合意した。
☆リハビリ開始★
昨年末に右膝の手術を受けたJ1の横浜MのDF松田直樹が4日、横浜・東戸塚のクラブハウスでリハビリを開始した。
☆獲得★
J1新潟は本日、J2福岡DF千代反田充(26)を完全移籍で獲得したと発表した。
☆獲得★
J1甲府は本日、ブラジル人FWアルベルト(31)が新加入したと発表した。契約期間は2月1日から12月31日まで。アルベルトはブラジルのサントス、インテルナシオナルなどの名門クラブでプレー経験がある。
☆レンタル★
J1の横浜FCは本日、J2福岡から薮田光教(30)を完全移籍で、J1清水のDF和田拓三(25)を来年1月末までの期限付き移籍で獲得したと発表した。
☆獲得★
J1神戸は本日、J2山形のDF内山俊彦(28)の完全移籍が決まったと発表した。J2で通算201試合に出場し、6得点。
☆入社★
J2京都は本日、元日本代表主将で元日本サッカー協会強化委員長の加藤久氏(50)が入社したと発表した。3月末の株主総会を経て、取締役に就任する予定。
主にクラブの強化部門を担当するほか、育成や普及などにも関わるという。
☆契約更改★
J2札幌は本日、DF池内友彦、西嶋弘之、MF岡田佑樹、和波智広、砂川誠、鈴木智樹、関隆倫、上里一将、金子勇樹、藤田征也、西大伍、西谷正也、FW石井謙伍、相川進也と契約を更新したと発表した。
☆全治3週間★
イタリアセリエAのインテルは4日、ウルグアイ代表FWアルバロ・レコバが、ふくらはぎの肉離れで全治3週間と診断されたと発表した
12月23日のアタランタ戦で同箇所を傷めた。
☆契約更改★
北朝鮮代表MF安英学(28)が韓国Kリーグ釜山との契約を1年間更新することが本日、明らかになった。
安はW杯ドイツ大会アジア最終予選で北朝鮮代表として出場。昨年1月にJ1名古屋から釜山に移籍した。昨季は29試合に出場、3ゴールを挙げた。
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