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本日の超最新情報
2007.01.27.SAT

☆始動★
 昨季リーグ戦、天皇杯の2冠を獲得したJ1の浦和レッドダイヤモンズが本日27日、さいたま市内の練習場で始動し、J1千葉から移籍した日本代表MF阿部も合流し、オジェック新監督の下で今季の初練習を行った。
 この日午前、同市内の神社で必勝祈願を終えた選手は、多くのサポーターに見守られ、午前、午後の2度の練習をこなした。午前中は約1時間の走り込み、午後はミニゲーム形式の練習で汗を流した。昨季得点王ワシントンらブラジル人3選手は休暇などのため遅れて合流予定。この日帰国した闘莉王は午後の練習から参加した。
 千葉から移籍した阿部は「緊張したが、楽しんでできた」と、すんなりとチームに溶け込んだ様子。チームカラーの赤い練習着については「他の選手から似合わないとは言われなかったし、大丈夫かな?」と笑顔を見せた。
 浦和は2月11日にオーストリアのザルツブルク遠征に出発。帰国後、同16日から鹿児島県指宿での合宿に入り開幕に備える。

【必勝祈願】
 J1覇者の浦和レッズは本日27日午前、さいたま市内にある調(つきのみや)神社で恒例の必勝祈願を行った。FWワシントン、MFポンテ、DFネネ、DF闘莉王を除く26選手とオジェック新監督、エンゲルスコーチらスタッフ陣も出席。チーム一丸となってJリーグ連覇に加え、初出場するアジアチャンピオンズリーグ優勝への意気込みを強くした。中村修三ゼネラルマネジャーは「勝てなかった時期から祈願してきた神社。調(つきのみや)でツキをもらってきた」と決意を口にした。

☆新体制発表★
 J1の大分トリニータは本日27日、大分市内で2007年シーズンの新体制を発表し、溝畑宏社長は「(J1に)昇格後、着実に階段を上がっている。3年以内に日本一を目指す最初の年にしたい」と意気込んだ。
 新加入選手はブラジル人3選手を含む8人。昨季は横浜FCで活躍、背番号「10」を背負うMFアウグストは「日本のサッカーには慣れている。横浜FCでのプレーを大分でも出したい」と抱負を口にした。松橋章太の弟で、同じFWの新人、松橋優は「サッカーでは(兄弟)関係なくポジションを奪いにいく」と決意を語った。ポルトガルやブラジルのリーグで活躍、ゴール量産が期待されるFWセルジーニョは「早く日本に適応して成功したい」と話した。

☆ブンデス★
ドイツブンデスリーガ結果

ドルトムント3−2バイエルン
≪得点者≫
ドルトムント:フライ12、57、ティンガ59
バイエルン:ファン・ブイテン25、マカーイ43

 ドイツブンデスリーガは26日、第18節の1試合が行われ、ドルトムントvsバイエルンの一戦は、3−2でドルトムントに軍配が上がった。
 ウィンターブレイクが明けて初めての試合となったこの日、ドルトムントのホームは再開を待ちわびた8万人以上のファンで埋め尽くされた。前半12分、ドルトムントはその期待に応え、デデのクロスをフライがヘッドで合わせて先制ゴールを叩き出す。
 ドルトムントはその後、ファン・ブイテンとマカーイにゴールを許し、バイエルンに一度は勝ち越されるも、後半12分にフライが先制弾と同じ形で加点。負けじと試合を振り出しに戻すと同14分、フライのお膳立てからティンガが決勝ゴールを挙げて3−2と勝ち越しに成功。ドルトムントはレーバー監督の初采配を勝利で祝い、後半戦に向けて幸先の良いスタートを切った。

☆ドゥ★
フランスリーグ2結果

グルノーブル0−1シャトールー

 フランスリーグ2で、FW伊藤翔が所属するグルノーブルは26日、ホームでシャトールーに0−1で敗れた。伊藤はリーグ出場登録が未完了のため、ベンチ入りしていない。グルノーブルは勝ち点33で8位。
 グルノーブルには、J1大分からMF梅崎司の期限付き移籍も決まった。

☆合宿合流★
 オーストリア1部リーグ、ザルツブルクへ移籍した日本代表MF三都主アレサンドロ(29)が26日、合宿が行われているアラブ首長国連邦・ドバイに、生まれ故郷のブラジルからパリ経由で到着した。
 本日27日から練習に加わり、入団会見も予定している。

【32時間移動】
 三都主アレサンドロが、ドタバタ移動の末ようやくドバイ合宿に合流した。サンパウロからの出発便が大幅に遅れ、パリでの乗り継ぎ便に間に合わず。約10時間足止めを食った。しかも利用便の変更によって、預けた荷物が紛失。合宿地到着までに、ブラジル出発から約32時間もかかってしまった。
 疲れ切った表情の三都主は「パリではずっとラウンジで待たされた。荷物も1つしか来ないし」。合流後の日程もやむなく変更。予定していた本日27日の練習試合は欠場が濃厚になった。幸い、サッカー用具は別便で届けており、すぐに気持ちを切り替えた。「トラブルがあったから、逆に早く体を動かしたくなった。嫌なことは忘れ、早くチームになじみたい」。明日28日の練習試合ドニエプル戦で、新天地デビューとなりそうだ。

☆身体検査★
 イタリアセリエAのミラン入りが内定した元ブラジル代表のFWロナウド(30)が26日、ミラノで正式契約前のメディカルチェックを受けた。週明けの29日にもレアル・マドリード(スペイン)からの移籍手続きが完了する見込み。
 ロナウドは前日はホームでのイタリア杯、ローマ戦を観戦。この日はミランのアンチェロッティ監督と昼食も共にした。

【カカも歓迎】
 ミランに所属するブラジル代表MFカカが、代表でチームメイトのFWロナウドがレアル・マドリードからミランに移籍間近なことについて、「同じクラブでプレーするのが夢だった」と公式HP上で喜びを語った。
 ロナウドは26日にミラン入りし、メディカルチェックを受けた。異常がなければ、正式契約を結ぶ運び。これについてカカは、「彼が世界最高の選手との名声を受けていた頃、僕はブラジルでキャリアを歩み始めた。だから、ロナウドと同じチームでプレーするのが夢だったんだ」と、憧れの選手の加入を喜んだ。レアルではカペッロ監督の構想外になっていたが、カカは「ロナウドの最大の強みは一瞬で勝負を決めることができる決定力だと思う。かつてのように走れなくても、決定的な仕事はできる」と懸念を一蹴した。
 ロナウドは25日に本拠地サンシーロであったイタリア杯を観戦。カカは「ロナウドはとても機嫌が良かった。他にもっといい条件のオファーはあったようだが、彼はミランを選んだ」と明かした。

☆新会長★
 欧州サッカー連盟(UEFA)は26日、デュッセルドルフ(ドイツ)での総会で次期会長選挙を行い、現役時代はフランス代表MFとしてバロンドール(欧州最優秀選手)に3度輝き、2002年から理事のミシェル・プラティニ氏(51)が初選出された。任期は4年。
 プラティニ氏は、1990年から長期政権を保ち5選を目指したスウェーデン人のレナート・ヨハンソン現会長(77)を破った。加盟52協会による投票で1回目に50の有効票から27票を獲得し、27票対23票(無効2票)で破り、当選に必要な過半数の支持を得た。
 プラティニ氏はUEFAランキング上位協会の欧州チャンピオンズリーグ出場枠を現行の最大4から3に減らし、他協会に振り分ける改革案などを公約に掲げていた。
 総会では、ワールドカップ(W杯)ドイツ大会で組織委員会会長を務めたフランツ・ベッケンバウアー氏(61)がUEFA選出の国際サッカー連盟(FIFA)理事に就任することも決まった。

ミシェル・プラティニ
1955年6月21日生まれ。現役時代はユベントス(イタリア)などで活躍した。フランス代表として3度のW杯に出場し、1984年欧州選手権では優勝の原動力になり、「将軍」の愛称を持つ。引退後は同国代表監督、W杯フランス大会組織委員会共同委員長を務め、現フランス協会副会長、ならびにUEFAとFIFAの理事。

【プラティニ案に反発】
 イングランドプレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督は26日、UEFAの新会長に就任したミシェル・プラティニ氏が提唱する欧州チャンピオンズリーグの改革案に対して強い懸念の意を表した。
 プラティニ氏が推し進めようとしている改革案とは、各国に与えられるCLの出場枠を現行の最大4枠から3枠にするというもの。この案が実行されれば、イングランドをはじめ、スペイン、イタリアといった欧州主要リーグからの出場チーム数は減少することとなる。ファーガソン監督はこれを受け、「チャンピオンズリーグは素晴らしい大会。最高のチームが全て揃っているんだから。私には出場枠を変更する必要が本当にあるとは思えない」と語った。
 また、「彼らにできることは、大会自体の縮小か、(主要国以外で)1枠から2枠を持つ他国を巻き添えにするしかない」ともコメントしたファーガソン監督は、「主要リーグにトップクラスのチームが集まっている現在、そうすることで毎年素晴らしい戦いが見られると」と続け、大会自体のレベル低下を心配する様子を見せていた。

【ビデオ判定導入要求】
 新会長に選出されたミシェル・プラティニ氏に対し、イングランドプレミアリーグ、アーセナルのアルセーヌ・ベンゲル監督は26日、ビデオ判定の導入を求めた。
 試合中の微妙な判定を巡り、ビデオをはじめとするテクノロジーの導入や審判員の数を増やすことなどが検討されているサッカー界では、ファウルやゴール判定をこうした技術に任せることをよしとしない風潮もあるが、ベンゲル監督はそれではいけないと言う。
 「フットボールの人気を維持したいのであれば、できるだけ確かで正しい判定を行わなくてはならない。我々は100%にはなれないが、だからといって60%で満足すると言うわけにはいかないだろう」と語り、「我々は100%に近付くよう努力しなくてはならない。(1986年の)W杯でマラドーナが手を使って挙げたゴールは、明らかな間違いだ」と、“神の手”をも引き合いに出して訴えた。
 プラティニ氏はビデオ判定の導入に反対しているとされるが、ベンゲル監督は「彼の政権は先が長い。今後ビデオテクノロジーの導入は避けられないだろう」と、新会長が意見を変える時が来ると確信しているようだった。

☆加盟承認★
 欧州サッカー連盟(UEFA)は26日、ドイツ・デュッセルドルフで開いた総会で、モンテネグロ協会の加盟を承認した。これでUEFA加盟協会は53になった。
 モンテネグロは、昨年のセルビアとの国家連合解消による独立を受け、協会組織も連合チームとして出場したW杯ドイツ大会後に分離。これまでは暫定会員として扱われていた。
 また4年に1度開催されているユーロ(欧州選手権)の出場チームの拡大を検討していくことが決まった。現行の16チームを、次々回の2012年大会で24チームに増やすことが可能か、理事会を中心に研究していく。

☆移籍決定★
 昨年日本代表デビューを果たした大分トリニータMF梅崎司(19)のフランスリーグ2(ドゥ)のグルノーブルへの期限付き移籍が26日、決定した。大分と2010年1月末まで年俸総額5000万円(推定)の3年契約を結んだ上で、1月31日から6月末まで期限付き移籍することで両クラブ、梅崎本人が合意した。
 明日28日に渡仏し、すでに入団している親友のU-20日本代表FW伊藤翔(18)との10代コンビでリーグ1昇格を目指す。

【決裂寸前に夢実現】
 「海外移籍」。小6の卒業文集に書いた夢を実現させた。欧州の今シーズン終了までとなる5ヶ月間のレンタル移籍が決定。この日、大分市内で会見した梅崎は「世界のトッププレーヤーになるという夢のため勝負しようと思った。純粋にうれしかった。結果を残していきたい」と力強く語った。
 実は今季の補強で資金に余裕のないグルノーブルと、日本代表放出に見合う補償を求める大分とのクラブ間で交渉が難航し、決裂寸前だった。だが最後は「切れで勝負するのが自分のスタイル。若いうちに勝負しないと行っても仕方ない」という梅崎の訴えに大分側が折れた。あと1年残っていた大分との契約を1度破棄し、新たに3年契約を結んだことで交渉は前進。5ヶ月後に完全移籍した場合、ユース時代から5年間プレーした大分に少しでも多く移籍金が入る内容になった。大分の溝畑社長は「胸中は複雑だが、その思いに応えるのが筋と苦渋の決断をした。大分のDNAを持ってフランスで輝いてほしい」とエールを送った。
 すでに年明けからフランス語の勉強に着手。「母を試合に招待したい。僕も家族を背負う」と女手ひとつで育ててくれた母・庭子さん(45)のためにも5ヶ月で結果を出す覚悟だ。グルノーブルは現在リーグ中位におり昇格へは微妙な立場。現地ではラブラ強化部長が「選手に余計なことを考えさせたくないので(梅崎獲得は)まだ話していない」とかん口令を敷いたほどピリピリムード。オシム監督も認めた高速ドリブラーが救世主となる。

☆初のトップ下★
 J1のヴィッセル神戸は26日、神戸市内でJ2愛媛FCを相手に今季初の練習試合を行った。C大阪から移籍した元日本代表FW大久保嘉人(24)は、J入団後初のトップ下、4−3−3の攻撃的MFで出場。前半23分にMFボッティとワンタッチでつなぎゴール前まで迫ると、同35分には左に流れたFW近藤へ好パス。同42分にもオーバーラップしたDF北本へ絶妙のスルーパス。45分間の出場で3度効果的なパスを通した。
 「パスも狙えるし(DFの)裏にも行ける。自由にできるポジション。また違った形が出せるんじゃないですか」。まだチームに合流して10日。連係面で不安が残るが「意思疎通とか関係ないから。オレがやっているのはサッカーだから」とさらりと言ってのけた。
 課題も残った。3トップとの間で「タメ」がつくれず、決定的な形でシュートが打てない。結局、昨年J2で9位の愛媛に無得点。それでも松田監督は「フィニッシュがなかっただけで、あれだけできればいい」と攻撃陣に合格点を与えた。明日28日にはグアムキャンプに出発。MF大久保が進化して、3月3日の開幕へと照準を合わせていく。

【超サカFLASH】

☆黒字★
 日本サッカー協会は26日にクラブW杯の実行委員会を開催し、昨年12月の大会が黒字だったことなどが報告された。

☆スタメン★
 ドイツブンデスリーガ、フランクフルトFW高原直泰は本日行われるシャルケ戦でスタメン出場予定。

☆チーム合流★
 J1磐田から移籍したFC東京MF福西崇史が26日、チームに合流した。

☆2種登録★
 J1の横浜Mが横浜MユースMF水沼宏太(16)をトップでの出場が可能な2種登録選手とすることが26日、明らかになった。

☆打ち上げ★
 J1甲府は26日、静岡・清水ナショナルトレーニングセンターで行っていた1次キャンプを打ち上げた。

☆表敬訪問★
 J2の東京Vのラモス瑠偉監督は26日、2月8日から行われるチームの宮崎キャンプ期間中に宮崎県の東国原英夫(そのまんま東)知事を表敬訪問し、同知事を激励することを明らかにした。

☆出馬要請★
 民主党愛媛県連が、昨季限りで現役を引退した前J2愛媛FW友近聡朗氏(31)に今夏の参院選での愛媛選挙区からの出馬を要請することが明らかになった。同党の小沢一郎代表が2月5日に愛媛入りし、友近氏に出馬を直接要請する方針。

☆打ち上げ★
 J2徳島は26日、高知県春野総合運動公園で行っていた1次キャンプを打ち上げた。

☆獲得★
 JFLに昇格したFC岐阜は本日、J2草津からDF斎藤竜(27)を獲得したと発表した。

☆獲得★
 ドイツブンデスリーガのブレーメンは26日、アヤックス(オランダ)からスウェーデン代表FWマルクス・ローゼンベリ(24)を獲得したと発表した。契約期間は2011年まで。

☆不服申し立て★
 オランダエールディビジのフェイエノールトは26日、サポーターの暴動で今季のUEFA杯から追放されたのを不服として、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に申し立てるとの声明を出した。フェイエノールトは決勝トーナメント1回戦で、トッテナム(イングランド)と対戦予定だったが不戦敗となっていた。

☆エール★
オランダエールディビジ結果

ヘーレンフェーン5−1ヘラクレス

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