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本日の超最新情報
2007.03.21.WED

☆追加招集★
 日本サッカー協会は本日21日、国際親善試合のペルー代表戦(24日・日産スタジアム)に向けた日本代表メンバーに7名を追加招集し、MF水野(千葉)、家長(G大阪)、FW松橋(大分)の3名が初招集された。常連のFW巻、(千葉)、佐藤寿(広島)や、本田(名古屋)、矢野貴(新潟)も呼ばれた。
 オシム監督は19日にメンバー18名を発表し、ナビスコカップとアジアチャンピオンズリーグの試合後に追加招集する意向を示していた。当初は高原(フランクフルト)だけだったFWは計5人となった。
 チームは本日21日夜に横浜市内のホテルに集合。明日22日に練習を開始し、今季初戦となる24日の試合に備える。

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ペルー代表戦の
日本代表メンバー25名


【勢いある攻撃の選手を招集】
 19日の暫定メンバー発表時には3〜5人とみられていた追加枠は、蓋を開けてみれば7人まで広がった。「追試」を経て復活を果たしたのはFW巻、佐藤寿の常連のほか、U-22(22歳以下)日本代表のMF水野、家長、本田、大分の快足FW松橋章ら現在勢いのある攻撃的選手ばかり。オシム監督が新しい血の導入で攻撃陣へのてこ入れを意図しているのは明らかだ。
 この日のナビスコカップ、アジアチャンピオンズリーグまで見極めた上で、追加選手を決めた同監督は「先週末のJリーグで出場しなかった選手や体調の悪かった選手をみてから選んだ」と、多くを説明しなかった。
 オシム体制下で初招集のMF中村(セルティック)、FW高原(フランクフルト)に加え、28日には北京五輪アジア2次予選のシリア戦を控えるU-22代表の主力も招集したペルー戦。攻撃面でどんな進化がみられるか注目となる。

☆ドロー★
アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ第2戦結果

グループE:

シドニーFC(オーストラリア)2−2浦和
(シドニー)
≪得点者≫
シドニーFC:カーニー1、タレー22=PK
浦和:ポンテ28、永井54
≪出場メンバー≫
【浦和】
GK:
23.都築龍太
DF:
2.坪井慶介
4.田中マルクス闘莉王
5.ネネ
(36分17.長谷部誠
MF:
6.山田暢久
(61分14.平川忠亮)
(85分3.細貝萌)
13.鈴木啓太
22.阿部勇樹
8.小野伸二
10.ポンテ
FW:
21.ワシントン
9.永井雄一郎

ペルシク・ケディリ(インドネシア)1−0上海申花(中国)

グループF:

川崎1−1バンコク・ユニバーシティ(タイ)
(等々力・10816人)
≪得点者≫
川崎:オウンゴール77
バンコク:スリヤ7
≪出場メンバー≫
【川崎】
GK:
1.川島永嗣
DF:
5.箕輪義信
13.寺田周平
2.伊藤宏樹
MF:
4.井川祐輔
(73分29.谷口博之
6.河村崇大
(64分9.我那覇和樹)
14.中村憲剛
26.村上和弘
11.マギヌン
(85分11.鄭大世)
FW:
7.黒津勝
10.ジュニーニョ

全南ドラゴンズ(韓国)2−0アレマ・マラン(インドネシア)

 アジアチャンピオンズリーグは本日21日、各地でグループリーグ第2戦が行われ、グループEの浦和レッズはアウェーでシドニーFC(オーストラリア)と2−2で引き分けた。敵地シドニーに乗り込んだ浦和は、試合開始55秒で先制点を許すと、22分にはPKを献上して2点のリードを奪われる。それでも29分にポンテが1点を返すと、後半9分には永井が値千金の同点弾を決めた。しかしその後は得点を奪うことはできず、2−2でタイムアップを迎えた。
 一方、グループFの川崎フロンターレは川崎市等々力陸上競技場でバンコク・ユニバーシティー(タイ)と1−1で引き分けた。1勝1分けで勝ち点を4までしか伸ばせなかった。ホームでの大勝が期待された川崎だったが、前半7分にカウンターから先制点を許すと、その後は攻め込みながらもなかなかネットを揺らせず。後半32分に黒津のシュートをブロックしようとしたDFのオウンゴールで何とか追い付いたものの、逆転は叶わずホームで勝利を逃す痛恨のドローとなった。

【2点差を追いついた浦和】
 浦和は敵地で貴重な勝ち点1をもぎ取った。勝てないまでも、目下のライバルに勝ち点3を与えなかったことに意味がある。オジェック監督は「まずまずの結果」と話し、鈴木も「2点差からドローにできたのは大きかった」と胸を張った。
 最悪の立ち上がりだった。前半1分、ゴール前に縦パスを入れられ、カーニーに先制ゴールを許した。立て直す間もなく、同22分、ペナルティーエリア内で闘莉王が反則。PKで、あっけなく2点目を献上してしまった。敵地で絶対的不利な状況に追い込まれた。
 だが、そのまま崩れないしぶとさが浦和にはある。同30分、右の山田の横パスからポンテがミドルシュート。高難度のゴールを決めたMFは「点の取られ方が悪かったが、点を取ってから少しずつペースを掴めた」。この1点で浦和が息を吹き返した。
 後半10分、ポンテの右クロスをGKがキャッチミス。「ラッキーとしか言いようがない」と永井が難なく押し込んだ。敵地に詰めかけた熱心な浦和サポーターも大喜び。勝ち越せなかったが、準々決勝進出へ向けて浦和が着実に歩を進めた。

【先制されてリズム狂う】
 出合い頭の一発で、川崎のリズムは完全に狂った。前半7分、ドリブルとスルーパスに崩され、スリヤに先制ゴールを許す。格下と思われた相手にいきなりの失点。「油断とは考えていない。試合の入り方が悪かった」と関塚監督は悔しがった。
 ゴール前を徹底的に固められ、自慢の攻撃陣も力を出し切れない。スルーパスを何度もカットされた中村は「言い訳はできない」とうつむき加減だ。後半12分に退場者が出て数的優位に立ったが、27本のシュートで奪ったのはオウンゴールの1点のみ。地の利を生かせず、サポーターからブーイングも巻き起こった。
 青息吐息の引き分けで勝ち点は1しか上積みできなかった。かつて日本のクラブが1度も突破できていないACLグループリーグの壁。一筋縄にはいかないアジアで戦うことの難しさを痛感する試合に、寺田は「簡単とは思ってなかったが、改めて分かった。これを教訓にしないと」と気合いを入れ直した。
 次は最も強敵とされる全南と敵地で対戦する。「終わったわけじゃない。次をしっかりやらないと」と中村。川崎が正念場を迎える。

☆圧勝発進★
ヤマザキナビスコカップ・グループリーグ第1節(開幕戦)結果

グループA:

広島0−3G大阪
(広島ビ・8427人)
≪得点者≫
G大阪:二川43、バレー47、60

神戸1−4千葉
(ホムスタ・5781人)
≪得点者≫
神戸:レアンドロ64
千葉:工藤4、27、羽生28、佐藤54

グループB:

柏2−1清水
(柏・8092人)
≪得点者≫
柏:アルセウ85、ドゥンビア89
清水:枝村88

横浜M0−1大宮
(三ツ沢・9395人)
≪得点者≫
大宮:小林大21

グループC:

大分1−0横浜FC
(九石ド・14235人)
≪得点者≫
大分:高松29

磐田2−2FC東京
(ヤマハ・11315人)
≪得点者≫
磐田:太田43=PK、田中78
FC東京:今野14、ワンチョペ44

グループD:

甲府2−1名古屋
(小瀬・7609人)
≪得点者≫
甲府:石原25、秋本31
名古屋:玉田13

新潟3−1鹿島
(東北電ス・33481人)
≪得点者≫
新潟:マルシオ・リシャルデス3、エジミウソン68、矢野87
鹿島:マルキーニョス27

 Jリーグ・ヤマザキナビスコカップ第1日は本日21日、横浜市三ツ沢球技場などでグループリーグ第1節(開幕戦)の全8試合が行われ、グループAでは3連覇を目指すジェフ千葉が工藤の2得点などでヴィッセル神戸に4−1で圧勝した。リーグ戦開幕3連勝中のガンバ大阪はサンフレッチェ広島を3−0で退けた。
 グループDでは、リーグ戦首位の名古屋グランパスエイトが1−2でヴァンフォーレ甲府に逆転負けした。アルビレックス新潟は鹿島アントラーズに3−1で勝った。
 グループBの柏レイソルvs清水エスパルスは終盤に点の取り合いとなり、柏が2−1で競り勝った。大宮アルディージャは横浜F・マリノスに1−0で辛勝。グループCでは大分トリニータが横浜FCを1−0で退け、ジュビロ磐田vsFC東京は2−2で引き分けた。

【3連覇へ好発進】
 千葉がナビスコ杯3連覇に向けて好発進。ユース出身で生え抜きの22歳、工藤が活躍した。
 攻撃的MFの右サイドに入り、中盤、前線と幅広く動き回った。前半4分の先制点は左側から決め、27分の2点目は右サイドでの縦への突破で相手を振り切った。さらに1分後には、パスを出した相手を追い越して右深くへ入り込み、3点目を呼ぶクロスを送った。「決定的な仕事をしようと思っていた」と満足そうに話した。
 まだ、リーグ戦では控えが多い。「日々アピールし、先発に定着できるよう頑張る」と飛躍を誓っていた。
 一方の神戸は、大久保嘉らを温存して臨み、千葉に完敗。松田監督は「層の薄さを感じており、バックアップの底上げにめどを立たせたかった」と狙いを説明した。
 大久保嘉、近藤祐を投入した後半は、1点を返すなど持ち直した。松田監督は「個々の力に頼らず、組織の力でやるサッカーをつくらないと」と話した。

【二川が1G1Aでアピール】
 G大阪の日本代表MF二川が1ゴール、1アシストの活躍。24日にペルー代表との親善試合に臨むオシム代表監督に、強烈にアピールをした。
 前半43分、ペナルティーエリアすぐ外の中央付近でボールを持った。左足を迷いなく振り抜くと、一直線にゴール右に飛び込んだ。GK下田の手を弾き飛ばすほどの強い弾道。チーム屈指のテクニシャンは後半2分にも、2点目につながるパスをバレーに通した。
 西野監督は今季の二川に対し「ずうずうしくなってほしい」とその得点力にも期待する。「積極的に点を狙いたい」と色気を見せ始めた背番号10は「やはりアシストよりゴールが気持ちいい」。今季公式戦5試合で3ゴールを挙げ、西野監督の要求に十分応えている。
 昨年は日本代表に初選出され、1試合に出場した。ただ時間はわずかだった。「やるからには試合に出たい」。今回は準備十分の状態で代表に向かう。

【FC東京に明るい兆し】
 FC東京は大物新外国人FWワンチョペが移籍後初先発し、初めてゴールを挙げた。白星は逃したが、J1で1勝2敗と苦しんでいるチームに明るい兆しが見えてきた。原監督は「ワンチョペがコンディションを上げてきた。チームとしてうまく生かすやり方を考えたい」と話した。
 開幕前のキャンプから不調で、なかなかチームに溶け込めなかった。しかし、この試合では長い脚を生かしたドリブルでDFを置き去りにするなど、実力の片鱗を見せた。
 待望の得点は追いつかれた直後の前半44分に生まれた。ルーカスが磐田のGK川口が出した不用意なパスを奪って中央へボールを送る。ワンチョペは右足でがら空きのゴールに蹴り込んだ。
 「今後に向けて自信になる」とワンチョペ。FC東京にとってはコスタリカ代表で活躍したFWが自信をつかんだことが大きいはずだ。

☆首位キープ★
J2第4節結果

東京V2−0C大阪
(味スタ・8065人)
≪得点者≫
東京V:フッキ80=PK、船越86

福岡1−2仙台
(博多球・8418人)
≪得点者≫
福岡:久永13
仙台:梁勇基56、71

京都1−1徳島
(西京極・5318人)
≪得点者≫
京都:パウリーニョ85=PK
徳島:羽地58

愛媛0−0水戸
(愛媛陸・3519人)

札幌0−0湘南
(札幌ド・13279人)

草津1−1鳥栖
(群馬陸・2621人)
≪得点者≫
草津:鳥居塚71
鳥栖:衛藤23

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Jリーグディビジョン2
順位表&得点ランキング


 J2第4節は本日21日、味の素スタジアムなどで全6試合が行われ、東京ヴェルディ1969はセレッソ大阪を2−0、ベガルタ仙台はアビスパ福岡を2−1で下し、勝ち点10で並んだ。得失点差で東京Vが首位を守った。C大阪は開幕3連敗で最下位。コンサドーレ札幌は湘南ベルマーレと0−0で引き分けて勝ち点7。
 京都サンガvs徳島ヴォルティスは1−1、愛媛FCvs水戸ホーリーホックは0−0、ザスパ草津vsサガン鳥栖は1−1で、それぞれ引き分けた。

【セレッソ開幕3連敗】
 C大阪が開幕3連敗を喫した。後半途中まで首位東京Vと互角の戦いを演じたが、後半23分に微妙な判定でDF藤本が2枚目の警告を受け退場すると守備が崩れた。同35分にFWフッキにPKを決められ先制を許すと、6分後にも追加点を与え敗戦。
 古巣との対戦を落とした都並監督は「これからのセレッソのベースが見つけられた試合。次は必ず結果を出せるようにしたい」と必死に前を向いた。プロ初先発したFW森島康も「結果が全てではあるけれど、自分達のやりたいサッカーが分かった気がする」と話した。

☆FIFAも同処分★
 欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦での乱闘騒ぎで、欧州サッカー連盟(UEFA)から7ヶ月の出場停止処分を受けたバレンシア(スペイン)のDFダビド・ナバーロが国際サッカー連盟(FIFA)からも同じ処分を適用すると通告された。20日、同クラブが公式サイトで発表した。処分が確定した場合、ナバーロは10月まで国内外の公式戦に出場できなくなる。
 ナバーロはインテル戦での乱闘で相手選手を殴って負傷させ、同時に処分された6選手の中で最も重い処分を受けた。両クラブとも処分への異議申し立てをしており、28日に6選手の事情聴取が行われる予定。

☆準決勝進出★
 コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準々決勝で、ファンによる不祥事で中断されていたベティスvsセビージャの第2戦が20日、中立地のマドリードで無観客で行われ、セビージャが準決勝進出を決めた。
 この一戦は2月28日に実施された際、観客席から投げ込まれた中身入りの2リットルのペットボトルがセビージャのラモス監督の後頭部を直撃。同監督が一時意識を失ったため、セビージャが1−0とリードした後半途中で中止となった。試合はこの日、後半途中から再開され、セビージャがそのまま逃げ切って2戦合計1−0とし、バルセロナ、ヘタフェ、デポルティボとともに4強に名を連ねた。
 準決勝の組み合わせ抽選は明日22日に行なわれる。

☆主力残留に自信★
 スペインリーガエスパニョーラ、バルセロナは20日、ロナウジーニョらスター選手が今季終了後に退団するとの見方を否定した。ベギリスタイン強化部長がエトー、デコ、メッシを含む中心選手について「彼らの残留に絶対の自信がある」と話した。
 欧州チャンピオンズリーグで2連覇を逃したバルセロナは最近、チーム再編の資金づくりのため、一部の主力を放出するとの可能性が報じられていた。
 また、同強化部長はマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)所属のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの獲得交渉を進めている事実はないことも明らかにしている。

☆3度目の手術★
 スペインリーガエスパニョーラ、デポルティボに所属する元スペイン代表MFフアン・カルロス・バレロンが、現役続行を目指して3度目の左膝の手術を受けることが20日、明らかになった。
 スペイン代表46キャップを誇るデポルティボの司令塔は、2006年1月に左膝の十字靱帯を断裂。手術を受けて6ヶ月後に復帰したものの、直後に同じ箇所を傷めて再び戦線離脱を強いられた。そして今年1月、再び復帰に向けてゴーサインが出たが、膝の痛みが続いており、今回またしても手術に踏み切ることとなった。
 デポルのクラブドクターは20日の記者会見で「14ヶ月近く薬物療法、理学療法などを行って回復に努め、これまで2度、復帰の許可が出されたが、彼の左膝はハイレベルでのサッカーで求められる負荷に耐えられないのは明らか」と、手術の決断に至った経緯を説明した。
 また、31歳のバレロン本人は「現役を続行できなければ、家に帰って幸せな気分でいられるだろう。人生はサッカーだけのものじゃない」と語りながらも、「それでも、復帰に向けて挑戦してみるつもりだ。(手術の)効果が出なくても、少なくとも自分が挑戦したという事実は残る」とコメント。トップレベルでのプレーを続ける意志がまだあることを明かした。

【超サカFLASH】

☆移籍★
 J1新潟は20日、MF栗原明洋が北信越リーグのAC長野パルセイロに移籍することが決まったと発表した。

[提携サイト]
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