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本日の超最新情報
2007.03.29.THU

☆概要発表★
 日本サッカー協会は本日29日、4月から本格的に始める「心のプロジェクト」の概要を発表した。サッカーを通じて子どもたちの心の成長に寄与しようというもので、現役Jリーガーや元日本代表選手らが「夢先生」として小学校を訪問、夢を持つことの大切さを伝える。
 既に2度の模擬授業も行っており、準備は万端。当面は東京都内の4区と横浜市、さいたま市限定で、今年度の実施目標は200校。その後は全国に順次拡大していく。この日の記者会見には8人の「夢先生」が出席し、元日本代表の北沢豪氏は「心は目に見えない部分だが、それをいかに刺激できるかが大事」と意気込みを話した。

☆緊急入院★
 サッカーのかつてのスーパースターで元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ氏(47)が28日、体調不良のため救急車でブエノスアイレス(アルゼンチン)の病院に運ばれて緊急入院した。
 同氏の主治医は本日29日、危険な薬物依存とは無関係と説明し「食べ過ぎ、飲み過ぎ、たばこの吸い過ぎが原因で命に別条はない」と語った。検査のため、数日間は入院するという。
 マラドーナ氏は2005年に減量手術を受けた。しかし最近の地元報道では、体重が増えたために減量目的のスイス旅行を計画していると報じられていた。

☆EURO★
ユーロ2008(2008年欧州選手権)予選結果

グループA:

アゼルバイジャン1−0フィンランド
≪得点者≫
アゼルバイジャン:イママリエフ83

ポーランド1−0アルメニア
≪得点者≫
ポーランド:ズラフスキ26

セルビア1−1ポルトガル
≪得点者≫
セルビア:ヤンコビッチ37
ポルトガル:チアゴ5

グループB:

ウクライナ1−0リトアニア
≪得点者≫
ウクライナ:グセフ47

グルジア3−1フェロー諸島
≪得点者≫
グルジア:シラーゼ25、イヤシビリ89、89=PK
フェロー諸島:ヤコブセン57

イタリア2−0スコットランド
≪得点者≫
イタリア:トニ12、70

グループC:

ハンガリー2−0モルドバ
≪得点者≫
ハンガリー:オウンゴール9、ゲラ63

マルタ0−1ギリシャ
≪得点者≫
ギリシャ:バシナス65=PK

トルコ2−2ノルウェー
≪得点者≫
トルコ:アルティントップ72、89
ノルウェー:ブレンネ37、アンデルセン41

グループD:

チェコ1−0キプロス
≪得点者≫
チェコ:ラドスラフ・コバッチ22

アイルランド1−0スロバキア
≪得点者≫
アイルランド:ドイル13

ウェールズ3−0サンマリノ
≪得点者≫
ウェールズ:ギグス3、バーレ20、クーマス62

グループE:

イスラエル4−0エストニア
≪得点者≫
イスラエル:タル19、コラウティ29、サハル77、80

アンドラ0−3イングランド
≪得点者≫
イングランド:ジェラード54、76、ニュージェント89

グループF:

リヒテンシュタイン1−0ラトビア
≪得点者≫
リヒテンシュタイン:フリック17

北アイルランド2−1スウェーデン
≪得点者≫
北アイルランド:ヒーリー31、58
スウェーデン:エルマンデル26

スペイン1−0アイスランド
≪得点者≫
スペイン:イニエスタ81

グループG:

ブルガリア0−0アルバニア

ルーマニア3−0ルクセンブルク
≪得点者≫
ルーマニア:ムトゥ26、コントラ56、マリカ89

スロベニア0−1オランダ
≪得点者≫
オランダ:ファン・ブロンクホルスト85

 ユーロ2008(2008年欧州選手権)予選は28日、バリ(イタリア)などで行われ、グループBでワールドカップ(W杯)ドイツ大会優勝のイタリアが、ホームでスコットランドに2−0で勝った。同グループはスコットランド、フランス、ウクライナが勝ち点12で並び、イタリアが同10で続いている。
 グループEのイングランドはアンドラに3−0で快勝し、4試合ぶりの勝利。同グループはクロアチアが勝ち点13の首位で、イングランド、イスラエル、ロシアが同11で追う。
 グループDはチェコとアイルランドが勝ち、両チームが試合がなかったドイツと、勝ち点トップの13で並んだ。グループFはスペインが勝って勝ち点9の3位。グループGは首位オランダが勝って勝ち点を14に伸ばした。

【全治3週間】
 28日のユーロ2008予選の試合中、肩を負傷したスペイン代表FWフェルナンド・モリエンテス(バレンシア)が、3週間の戦線離脱を強いられることが明らかになった。
 ユーロ2008予選のアイスランド戦で先発出場したモリエンテスは、前半終了間際、相手GKとの接触プレーで転倒した際に右肩を脱臼し、そのまま負傷退場していた。
 今週末から再開される国内リーグに加えて、4月4日と10日には、欧州チャンピオンズリーグ準々決勝のチェルシー(イングランド)戦を控えているバレンシアは、イングランド王者と対戦する大一番に、今季CLで5得点を記録している点取り屋を欠く非常事態となってしまった。

【ランパード欠場】
 イングランド代表MFフランク・ランパード(チェルシー)が手首の骨折で、28日のユーロ2008・アンドラ戦を欠場した。
 26日に行われた練習中、FWルーニーが蹴ったボールが直撃し、同箇所の骨にひびが入った。当初の見込みより症状が重いため、大事を取った。

【仲裁者の耳を噛み切る】
 ギリシャの飲食店で、ユーロ2008予選のギリシャvsトルコ戦を観戦していた客同士がケンカとなり、仲裁に入った店主が両耳を噛み切られるという事件があった。地元警察が28日に明らかにした。
 トルコが4−1でギリシャに勝利したこの試合で、騒動が起きたのはトルコ代表が3ゴール目を挙げた場面。トルコを応援していたブルガリア人のグループが歓声を上げたことに対し、地元ギリシャ人達が腹を立てたことが事件の発端となった。
 被害を受けた店主のディミトリス・ツィビバキスさんは病院でのテレビ取材で「私は(ケンカする)彼らを引き離そうとしたが、ブルガリア人達に耳を噛み切られて最後は床にうつぶせの状態だった」とコメント。
 さらに「形成手術の必要がある。医者達は縫合するだけでは済まないと言っている。噛み切られた部分はまだ持っている」と話した。
 警察は3人のブルガリア人を逮捕し、4人目を捜索中だという。

☆親善★
国際親善試合結果

フランス1−0オーストリア
≪得点者≫
フランス:ベンゼマ58

ドイツ0−1デンマーク
≪得点者≫
デンマーク:ベントナー81

エルサルバドル0−2ホンジュラス
南アフリカ0−1ボリビア

 国際親善試合は28日、各地で行われ、フランスvsオーストリア戦では、代表初出場の19歳コンビが得点を決め、フランスが1―0で勝利した。
 フランスは後半8分、代表初出場のナスリのFKから、同じく初出場のベンゼマがゴールを決め、勝ち越した。ドメネク監督は試合後、今回の試合でチームには若い才能ある選手がいることが確認できたと、満足そうな様子をみせた。
 一方、ドイツはホームでデンマークに0−1と敗れた。前日にはデンマークのオルセン監督から非難されながら、この試合を主力抜きで戦ったドイツのレーブ監督は、6人の選手に代表デビューを飾らせたが、結局は1ゴールも決めることはできずに敗戦。試合終了後にはスタンドからブーイングが起こっていた。

【ブラジル人気にかげり?】
 ブラジル人気に、凋落の兆しが見えた?ブラジル代表は27日、スウェーデン・ストックホルムでガーナ代表と国際親善試合を行ったが、観客はわずか2万人。MFロナウジーニョらスター選手も出場したが、集客にはつながらなかった。試合もお寒い内容で、FWワグネル・ラブの1点にとどまり1−0の辛勝。今月はFIFAランクも5年ぶりに3位に転落するなど、サッカー王国のブランド力は、目に見えて低下している。

☆処分軽減★
 欧州サッカー連盟(UEFA)は28日、欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦で暴行を働いたバレンシア(スペイン)のDFナバーロに科した7ヶ月間の出場停止処分を6ヶ月間に軽減することを決めたと発表した。ただし、2年以内に同様の行為があった場合は、処分期間は2ヶ月間延長される。
 バレンシアは、当初の処分に不服として、UEFAに異議を申し立てていた。同じく、DFマルチェナの4試合の出場停止処分も2試合に減らされた。

☆売春、飲酒合法化★
 南アフリカのセレビ警察長官は28日、2010年開催予定のワールドカップ(W杯)の期間中に限り、現行法で違法の「売春」と「公共の場所での飲酒」を合法化するよう議会(下院)治安・安全委員会に法改正を提案した。長官は、国全体がお祭り騒ぎとなる中での取り締まりは「現実的でない」と説明しているが、特に売春の解禁は論議を呼びそうだ。
 セレビ長官は委員会で、国全体が興奮状態となるW杯期間中の売買春の広がりは止めようがなく、「全員を逮捕することはできない」と言明。公園や路上での飲酒についても「広場の特設テレビの前で酒を飲みながら観戦している人を全員逮捕しろというのか?」と述べ、法改正を訴えた。
 性産業で働く女性の地位向上を求める市民団体の代表、ヘレン・コンブランクさんはヨハネスブルク地元紙スターに「警察の現実的対応を歓迎する」と述べた。一方、同紙は、保守的な野党アフリカキリスト教民主党が法改正に反対する可能性があると指摘している。

☆圧勝★
2008年北京五輪アジア2次予選・グループB・第3戦結果

U-22日本代表3−0U-22シリア代表
(国立競技場)
≪得点者≫
日本:家長16、平山24、71

TV中継:
18:55〜
TBS系列
(生中継)
19:00〜
NHK BS−1
(生中継)

≪出場メンバー≫
【U-22日本代表】
GK:
12.西川周作(大分)
DF:
3.青山直晃(清水)
4.水本裕貴(千葉)
5.伊野波雅彦(FC東京)(cap)
MF:
8.本田圭佑(名古屋)
10.梶山陽平(FC東京)
(88分15.上田康太(磐田))
14.家長昭博(G大阪)
(79分13.枝村匠馬(清水))
16.本田拓也(法大)
18.水野晃樹(千葉)
FW:
9.平山相太(FC東京)
17.李忠成(柏)
(63分11.カレン・ロバート(磐田))
ベンチメンバー:
1.山本海人(清水)
2.一柳夢吾(東京V)
6.青山敏弘(広島)
7.増田誓志(鹿島)

 22歳以下によるサッカー男子の北京五輪アジア2次予選グループBのU-22日本代表は本日28日、東京・国立競技場で同グループの強敵、U-22シリア代表に3−0で圧勝し、3連勝で勝ち点9に伸ばした。次戦4月18日のダマスカスでのシリア戦に勝てば、無条件で同グループ2位以内が確定し、最終予選進出が決まる。同グループのマレーシアは1−0で香港を下した。
 これまでの3トップからFW李(柏)、平山(FC東京)の2トップと、トップ下の家長(G大阪)の組み合わせに変更した日本は、前半16分に家長のミドルシュートで先制。平山が同24分と後半26分にゴールを挙げ勝負を決めた。平山は3試合連続ゴール。
 2次予選は4チームがホームアンドアウェー方式で争う。4大会連続五輪出場が懸かる最終予選は8月にスタートする。

平山相太(FC東京)
「1点目は肩でした。気持ち、頭に当たった。水野のボールは独特なので、他の選手も前に入っていた。2点目はカレンのパスを流し込んだ。2トップの方が良かった感じがする。
(3試合連続ゴールについて)まだ始まったばかり。次を勝って最終予選進出を決めたい。チームとしてイメージが共有できてきて、方向性はいいと思う」

家長昭博(G大阪)
「あんな前半の早いうちに、点が取れるとは思っていなかった。3−0で勝ったが、もっと点は取れた。(個人的には)もっとボールに絡む場面を増やしたい。決定的な場面も外したし。チーム全体ではコミュニケーションが取れて、問題なくやれた。アウェーでも勝ち点3を取りたい。(フル代表から帰ってきて)そういうプレッシャーはあった。なかなか経験を生かせないものですね。スペースに走ることを意識していたけど、課題はいっぱいある。もっとアグレッシブなサッカーができるようにしたい」

U-22日本代表・反町康治監督
「まだまだ精度の低さ、判断の遅さがあるのでこれから修正していきたい。躍動感溢れるプレーは随所に見られたが、もっとできると思う。今日はたくさんの方にスタジアムに足を運んでいただいて、感謝している。もっと強い日本を見せられるよう、努力しなければならないことがある。次のアウェーでのシリア戦に向けて、いい準備をして頑張りたい」

【滑らかに回り始めた歯車】
 どこかぎくしゃくとしていた歯車が、滑らかに回り始めた。日本は目下のライバルだったシリアに完勝し、3連勝でグループBの単独トップ。反町監督が繰り返す「人もボールも動くサッカー」が形になって表れ、最終予選進出に王手をかけた。
 予選に入って初めて前線を2トップとし、その下に家長を配置。動きの重いシリアを尻目に、長短のパスが自在につながった。前半16分、水野のサイドチェンジのパスを受けた家長が強烈な右足シュートを突き刺した。勝っても内容に乏しかった過去2戦とは見違えるような展開となった。
 平山は「日本らしいサッカーができれば、勝てる」と自信をのぞかせていた。その言葉を実践するような展開の中で、エースも貫録の2ゴール。攻め上がるスピードと人数が増し、迫力ある攻撃が続いた。
 前日には選手だけのミーティングで、ポジションごとに意見をぶつけ合った。互いの考えをより深く知ることで連係と一体感が一段高まったようだ。「ホームで勝ち点3を取ることだけに集中する」と話していた反町監督。次のアウェーで勝ち点3を奪えば、北京へ確実に近づく。

【3連勝に導く2ゴール】
 身長190センチの背番号「9」が一際大きく見えた。日本を3連勝に導く2ゴールに「今日はみんなとイメージを共有できた」と平山は満足げにうなずいた。若き日本のエースは、2次予選で3試合連続の通算4得点と決定力の高さを見せつけている。
 1点目はセットプレーから。1−0の前半24分、いい位置取りで水野の右FKをヘディングで合わせた。「水野のボールが良かった。(頭というより)肩。気持ちですね」と平山。このゴールで日本の勝利へのムードは一気に高まった。そして2点目は後半26分。カレンからの縦パスをフリーで受けると、GKをよく見て右足で蹴り込んだ。
 2次予選で3試合連続で先発出場しているFWは平山のみ。反町監督が厚い信頼を置いている何よりの証拠だろう。
 得点の他にもペナルティーエリア外からクロスバー直撃のロングシュートを放ったり、ポストに当たる左足シュートを放つなど積極的に日本の攻撃を引っ張った。平山は「次はアウェーだけど、勝ち点3を取るための力になりたい」と力強く言った。

【超サカFLASH】

☆視察★
 日本代表のオシム監督が28日に行われた北京五輪アジア2次予選・U-22日本代表vsU-22シリア代表戦を視察した。

☆視察★
 U-22日本代表の井原正巳コーチが28日に行われた北京五輪アジア2次予選・U-22香港代表vsU-22マレーシア代表戦を視察した。

☆視察★
 日本代表の大熊清コーチが28日、J1川崎の練習を視察した。今後も各クラブの練習を視察する予定。

☆獲得★
 J2水戸は本日、順大のDF中村英之(22)の新加入を発表した。

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