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千葉合宿のオシムジャ
パン版ウイイレ10メモカ☆


本日の超最新情報
2007.04.17.TUE

☆ボール回し★
 日本代表候補は本日17日夜、千葉県市原市内で、ボール回しなどで体を動かした。雨が降りしきる中、練習は午前からグラウンドを移して行われた。フルコートでの実戦形式メニューでは、途中でシステムを変えてきた相手にどう対応するかに時間を割いた。MF鈴木(浦和)は「(午後の練習は)試合中どんな場面でもありうる。そこからどう立て直すか頭を使った感じ」と話した。
 強化合宿2日目は招集された26選手全員が参加したが、状態が万全でないDF闘莉王(浦和)、MF羽生(千葉)は、この日も別メニュー調整。
 今回の合宿は3日間で、最終日の明日18日は大学チームとの練習試合を予定している。DF中澤(横浜M)は「ただの練習試合で終わらせるのでなく、前の合宿から学んできたことをしっかり出してプレーしたい」と話した。
 日本代表は6月の国際親善試合、キリンカップを経て、7月に3連覇を目指すアジアカップ(東南アジア4カ国)に臨む。

☆攻撃練習★
 日本代表候補は本日17日午前、千葉県習志野市内で約1時間半練習し、オシム監督の指示で3対2や6対4の数的優位な状況での攻めの練習を繰り返して、連係プレーの質を高めた。
 発熱で前日の練習を休んだ鈴木(浦和)が合流したが、故障を抱える闘莉王(浦和)、羽生(千葉)は、前日同様にランニングなど軽いメニューで調整した。チームは本日夜も練習する。
 国際親善試合を伴わない今回の合宿では、最終日の明日18日に明海大学との練習試合を予定している。

☆最終調整★
 22歳以下で争われるサッカー男子の北京五輪アジア2次予選で、グループBで首位のU-22日本代表は明日18日午後3時(日本時間同9時)からダマスカスでシリアと対戦する。試合を翌日に控えた本日17日、チームは会場のアルアバシーンスタジアムで最終調整を行った。
 日本は初招集されたFWの菅沼(柏)、平山(FC東京)らが芝生の感触を確かめるように最終調整。ミニゲームやシュート練習などで約1時間半、リラックスした様子で汗を流した。MF本田拓(法大)は発熱のため、練習に参加しなかった。
 現在3連勝の日本は勝てば2位以上が確定し、8月からのアジア最終予選進出が決まる。
 4チームずつ6グループに分かれた2次予選は各グループ2位までが最終予選に進出。最終予選は4チームずつ3グループに分かれ、各グループ1位だけが北京五輪出場権を得る。

【シリア戦展望】
 2月に始まった男子の北京五輪アジア2次予選は後半戦に入り、グループBのU-22(22歳以下)日本代表はアウェーでのU-22シリア代表戦を迎える。ここまで3戦全勝の日本は勝てば無条件で、引き分けても香港がマレーシアに勝つと最終予選進出が決まる。
 3月28日のホームゲームでは3−0と快勝したが、環境が異なる敵地で楽な展開は期待できない。ダマスカスは1日の寒暖の差が激しく、日本との時差は6時間。13日に約16時間の移動で現地入りしたチームは適応力が問われる。アウェーで受けに回らず、序盤から積極的に仕掛けられるか。試合の入り方も大きなポイントになりそうだ。
 攻撃面では4試合連続ゴールを狙う平山(FC東京)に加え、初招集の菅沼(柏)に注目したい。持ち前のスピードを生かし、今季Jリーグでは5試合4得点。この新戦力が機能すると、最終予選に向けても大きな収穫となる。
 2試合を残して2次予選を突破できれば、難関の最終予選を見越した準備にいち早く取りかかれる。4連勝で、すんなりと決めたい。

☆発表★
 日本サッカー協会は本日17日、U-20(20歳以下)日本代表候補を発表した。現在、千葉県内で合宿するフル代表候補に選ばれているGK林(流通経大)、DF内田(鹿島)、MF柏木(広島)を含む27選手は広島市内で22日から3日間の合宿を行う。
 今夏にカナダで開催されるU-20ワールドカップ(W杯)のための強化が目的で、24日にJ1の広島と練習試合を行う。
 U-20日本代表候補メンバー27名は以下の通り。

GK:
林彰洋(流通経済大)
武田洋平(清水)
長谷川徹(名古屋)
DF:
福元洋平(大分)
槙野智章(広島)
堤俊輔(浦和)
太田宏介(横浜FC)
安田理大(G大阪)
内田篤人(鹿島)
吉本一謙(FC東京)
吉田麻也(名古屋)
香川真司(C大阪)
MF:
森重真人(大分)
柳澤隼(柏)
山本真希(清水)
田中亜土夢(新潟)
柏木陽介(広島)
青山隼(名古屋)
遠藤康(鹿島)
乾貴士(横浜M)
金崎夢生(大分)
FW:
河原和寿(新潟)
青木孝太(千葉)
ハーフナー・マイク(横浜M)
小澤竜己(FC東京)
長沢駿(清水)
平繁龍一(広島)

【U-17代表も発表】
 日本サッカー協会は本日17日、大阪府高槻市で22〜27日に行われるU-17(17歳以下)日本代表候補合宿メンバーに元日本代表の水沼貴史氏の長男、水沼宏太(横浜Mユース)ら23名を発表した。
 韓国で8月に開幕するU-17ワールドカップ(W杯)に向けた強化が目的。5月に東京合宿、6月に韓国遠征を行う。

☆裏金禁止通達★
 Jリーグは本日17日の理事会で、プロ、アマ野球界の裏金問題などに関連し、契約書に記載された報酬以外の金銭や利益を一切供与してはならないなどとしたJリーグ規約を全31クラブにあらためて順守させることを確認した。文書で通達する。
 鬼武健二チェアマンは「身を引き締めて、JリーグはJリーグなりにきちんと対応していく」と述べた。
 また昨年度の登録抹消選手は過去最多の139人に達し、その後の進路は日本フットボールリーグ(JFL)など下部リーグへの移籍が半数以上の79人で、未定も年度末で18人だったと報告された。

☆浦和vsマンU★
 イングランドプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは16日、アジア各地を転戦する今夏のアジア・ツアーの日程を発表し、J1の浦和レッズと7月17日に埼玉スタジアムで対戦することになった。
 同クラブはその後、韓国、中国、マレーシアを回り、計4試合を実施する。
 マンUは2年前に実施したアジア・ツアーでも、浦和、J1の鹿島アントラーズと親善試合で対戦した。

☆MVP候補★
 イングランド・プロ選手協会(PFA)の今季最優秀選手の候補者6人が16日に発表され、プレミアリーグ首位で、イングランド協会(FA)カップで決勝に進出したマンチェスター・ユナイテッドからMFクリスティアーノ・ロナウド、ライアン・ギグス、ポール・スコールズの3人が選ばれた。
 ほかにはFWディディエ・ドログバ(チェルシー)、昨季受賞のMFスティーブン・ジェラード(リバプール)、MFセスク・ファブレガス(アーセナル)。ロナウドとセスクは、若手の最優秀選手の候補にも、過去2年連続受賞のFWウェイン・ルーニー(マンチェスターU)らとともに選出された。受賞者は22日に発表される。

☆軽傷★
 イングランドプレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドは16日、、14日のFAカップの試合で負傷交代したイングランド代表DFリオ・ファーディナンドについて、本日17日のプレミアリーグのシュフィールド・ユナイテッド戦に出場すると発表した。
 ファーディナンドは14日、FAカップ準決勝のワトフォード戦で先発出場したものの、傷めていた鼠径部の状態が悪化したため、前半途中で交代。ギャリー・ネビルら守備陣4選手が負傷離脱している中、さらにファーディナンドも負傷者リストに加わるかと思われたが、幸いにも軽傷だった。
 マンUはプレミアリーグで首位に立っているとはいえ、2位チェルシーとの勝ち点差はわずか3ポイントと、優勝に向けて一瞬も気を抜けない状況にある。

☆最多勝記録更新★
 ドイツブンデスリーガは16日、バイエルンの元ドイツ代表GKオリバー・カーンが、通算292勝で個人のリーグ最多勝記録を更新したと発表した。
 37歳のカーンは15日に行われたレバークーゼン戦にフル出場。試合は2−1でバイエルンが勝った。従来の記録はハンブルガーSVでプレーしたカルツの291勝。

☆資金援助★
 インドを訪問している国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長は16日、同国のサッカー振興のために40万ドル(約4800万円)を資金援助する考えを明らかにした。
 インドはクリケットが盛んで、サッカーは世界ランキング165位と低迷。同会長は資金で学校レベルでのサッカーを支援する計画を明かした。

☆当分の間入院★
 退院から48時間後に再び入院した元アルゼンチン代表選手ディエゴ・マラドーナ氏(46)は、腹痛が治まったものの、当分の間は入院することが16日、明らかになった。病院が報告書を通して発表した。
 マラドーナ氏は過度の暴飲暴食で体調を崩して2週間入院し、無事に退院したかに思われたが、その48時間後の13日に再び入院していた。

☆ミス続出で監督激怒★
 2008年北京五輪アジア2次予選のシリア戦(18日・ダマスカス)に向けて合宿中のU-22(22歳以下)日本代表は16日、ダマスカス市内で練習を行った。
 反町監督は練習後に選手を集め「もっと戦う姿勢を見せろ。1回1回の練習を集中してやろう」と緊張感のない練習態度を厳しく指摘。勝てば最終予選進出が決まる大一番を前に、チームの雰囲気を引き締めた。
 怒るのも無理はなかった。9対9のゲーム形式では細かいミスが目立ち、球ぎわの厳しさも見られなかった。A代表候補にU-20世代の柏木、内田、林の3選手が“飛び級”で選出され、発奮するべき状況にも関わらず、ピリピリムードはなし。A代表経験のないFW平山、MF梶山、青山敏らからも危機感は感じられなかった。
 DF伊野波は「反町監督の言う通り、厳しさがないと感じた。もっとしっかりしないといけない」と反省。試合前日の本日17日には、選手だけのミーティングを開いて練習態度を見直す予定だ。指揮官の猛ゲキで一丸ムードは高まった。

☆合宿開始★
 日本代表候補の合宿が16日夜、千葉県習志野市内で始まった。
 今回は国際試合の予定がない3日間の短期キャンプ。前日発表されたメンバーのうち、発熱で不参加となった鈴木(浦和)以外の25人が、約1時間あまり冷たい雨の中で練習した。柏木(広島)ら初招集の6人を含むメンバーが、6対6のミニゲーム形式の練習をするなど、短時間ながら濃い内容をこなした。前日試合のあった浦和、川崎勢は別メニュー調整した。合宿は18日まで行われ、最終日には明海大との練習試合が行われる。
 日本代表は6月の国際親善試合、キリンカップでモンテネグロ、コロンビア両代表と対戦。7月に3連覇が懸かるアジアカップ(東南アジア4カ国)に臨む。

【オシム監督、じっくり観察】
 オシム監督は初練習では雨の中、1時間以上立ち通しで熱血指導。「合宿はお互いが知り合うのが目的。選手がどういう行動を取るのか観察する場でもある」と、今回の合宿の狙いを説明した。
 初招集の6人の初練習での印象を求められると「1回の練習で何か学べるなら、日本人は1億人がサッカー選手になれる」と、皮肉たっぷりに答えた。

【はつらつ19歳コンビ】
 初招集された柏木(広島)と内田(鹿島)の19歳コンビが、はつらつとした動きを見せた。
 ともに今夏カナダで開催されるU-20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)の主力代表選手と期待されている。柏木は「みんな連戦で疲れがあったと思うけど、自分は若いから動かないと、と思った」と初々しかった。内田は「何のために呼んでもらったのかよく考えて、何かを掴んで帰りたい」と目を輝かせた。

【巻がセンターバック】
 16日の練習で日本代表のオシム監督がFW巻(千葉)をセンターバックで試した。6対6+フリーマンのミニゲームで、巻の入った組が守備側に回った約15分程度だったが、空中戦に強く、FWながら守備力にも定評がある巻のDF起用は、ただのサプライズに終わらない。逃げ切りのオプションになる可能性もある。
 雨中での練習で、オレンジ色のビブスを着た巻、近藤、佐藤、内田、山岸、中澤のグループが、オシム監督の指示でポジションに散り、FWは近藤と佐藤。右サイドに内田、左サイドに山岸。中澤とセンターバックを組んだのが、なんと巻だった。「ドキッとした」と中澤も驚いたサプライズ起用。播戸に激しく体を寄せ、自陣のゴール前でポジショニングする動きは、完全にDFのそれだった。
 本職のDFが他にいない、組み合わせ上の問題という側面もある。だが、ただの人数合わせとは言い切れない。高校1年まで掛け持ちしたアイスホッケー仕込みの体の強さ、長身を生かした空中戦の強さ。普段から「今のFWは点だけ取ればいいというものじゃない。チームのための守備も必要」という男のDF起用は逃げ切り策になる。
 中学や高校時代の県選抜では実際にDFでもプレーした。「高校や大学の監督には“最終的にはDFとして大成するよ”と言われていた」という。オシム監督が千葉の監督だった昨年5月3日の浦和戦では試合終盤、闘莉王を前線に上げるパワープレーに出た浦和に対し、そのマーク役として最終ラインに残り、封じ込めた。
 オシム監督は就任以降、選手にポリバレント(多様性)な能力を求めてきた。ボランチの今野をストッパーに置き、ストライカーの佐藤、播戸を2列目のサイドで起用したこともある。練習後、巻は無言だったが、その表情はいつもと変わらなかった。驚くことではない。守備もできるFWが、ポリバレントを超えた究極のオプションの武器になる。

【ナイキ社ボール使用を指示】
 日本代表のオシム監督が、史上初のアジアカップ(7月7〜29日)3連覇へ準備を開始した。代表候補合宿初日の練習にアディダス、ナイキの2種類のボールを用意させ、ナイキ社製を使用。その理由について「少しはお金持ちということをお見せするため」と笑わせた後、「アジアカップでは使用球が違うから」と説明した。
 Jリーグ使用球は代表オフィシャルサプライヤーでもあるアディダス社製で、アジアチャンピオンズリーグを戦う浦和、川崎以外のチームはナイキ社製に触れる機会がない。2つを比較してMF遠藤、GK川口は「(アディダス社製)より変化する」。ナイキ社製の方がより弾み、ボールスピードが速いなど、感覚に違いがある。昨年のアジアカップ予選などでも使われており「4、5日使えば慣れる」(遠藤)というが、オシム監督は最大限の準備をするつもりだ。
 雨の中、この日の練習は約75分。選手がミスすると、練習を止めて指示を与えた。オシム監督は「今回はお互いを知り合うのが最大の目的。皆さん、選手から練習の感想を聞き出してください。私に言わないレベルの話もするでしょ?多くの目で見た方がより見える。日本を強くするために共同でやってるのですから」。報道陣への異例のお願いで初日を締めくくった。

【超サカFLASH】

☆視察★
 日本代表の大熊清コーチ、清水邦明ドクターなど4人が20日に行われるアジアカップのワークショップ出席のため今週末にベトナム入りすることが明らかになった。現地では宿泊施設や練習環境などを視察する予定。

☆視察★
 U-22日本代表の井原正巳コーチが本日17日から他グループの試合の視察のためチームから離れることが明らかになった。同コーチは視察先について「今回からは発表できない」と話している。

☆帰国★
 15日に行われた北京五輪アジア最終予選でタイ女子代表に4−0で快勝した日本女子代表が16日、成田空港着の日航機でタイから帰国した。

☆欠場★
 ドイツブンデスリーガ、フランクフルトFW高原直泰が左太もも裏痛のため、本日行われるドイツ(DFB)カップ準決勝のニュルンベルク戦を欠場する見込みとなった。

☆活動支援★
 Jリーグの各クラブが実施するサッカー以外のスポーツ振興活動40件に対し、Jリーグが支援を行うことが本日のJリーグ理事会で報告された。支援は昨年に引き続き行われるもので、新たな支援対象はJ1鹿島の剣道教室、J2福岡のドッジボール大会など9件。

☆入団★
 J1甲府は16日、福岡教大でプレーしたMF神崎大輔(22)の入団を発表した。

☆全治2ヶ月★
 J1柏は本日、MF山根巌が左足すね上部の骨折で全治2ヶ月と診断されたと発表した。15日の浦和戦で負傷した。また、MF鈴木達也が14日の練習中に負傷し、右膝靱帯損傷で全治2週間。

☆全治1週間★
 J2京都は本日、FW西野泰正が肺炎で全治1週間と診断されたと発表した。13日の練習後に体調不良を訴えていた。

☆ベンチ入り禁止★
 Jリーグは本日、J2鳥栖の岸野靖之監督に、1試合のベンチ入り禁止処分を科すと発表した。同監督は、第9節の仙台戦(14日)で審判に執拗な抗議を行い、退席を命じられた。第10節(22日)の湘南戦で指揮を執れない。

☆全治4週間★
 J2の愛媛は16日、15日の福岡戦で左足を痛めたFW大木勉が松山市の病院で検査を受け、左大腿二頭筋肉離れで全治4週間と診断されたと発表した。

☆現役引退★
 キング・オブ・トウキョウこと、元FC東京で、JFLのアルテ高崎FWアマラオ(40)が現役を引退することが16日、明らかになった。
 早ければ今週末にも発表されるが、引退後は古巣・FC東京とコーチ就任の交渉を行う予定。

☆全治1ヶ月★
 スペインリーガエスパニョーラのバルセロナは16日、ブラジル人DFジュリアーノ・ベレッチが右足太ももの肉離れで全治1ヶ月と診断されたと発表した。15日のマジョルカ戦で同箇所を負傷した。ベレッチは、股関節の負傷から復帰したばかりだった。

[提携サイト]
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