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夏の移籍市場反映
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本日の超最新情報
2007.06.13.WED
☆アジア最高位★
国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）は本日13日、最新の世界ランキングを発表し、日本は前月から４つ順位を上げ、アジア勢では最高の４０位となった。アジア連盟（ＡＦＣ）加盟国では、イランが４７位、オーストラリアが４８位、韓国が５１位などとなった。
イタリアが３ヶ月連続で１位、フランスが２ランク上げ、ブラジルを抜いて２位となった。４位はドイツ、５位はアルゼンチン。
最新FIFAﾗﾝｷﾝｸﾞ
☆組み合わせ★
22歳以下（U-22）で争われるサッカー男子の2008年北京五輪アジア最終予選の組み合わせ抽選会が本日13日、マレーシアのクアラルンプールで行われ、４大会連続の出場を目指す日本は、サウジアラビア、カタール、ベトナムとともにグループＣに入った。
最終予選は8月22日から11月21日までホーム＆アウェー方式のリーグ戦で行われ、各グループ１位のみが北京五輪本大会に出場する。
各グループの組み合わせは以下の通り。
北京五輪アジア最終予選組み合わせ
グループＡ：
イラク
レバノン
北朝鮮
オーストラリア
グループＢ：
韓国
バーレーン
シリア
ウズベキスタン
グループＣ：
日本
サウジアラビア
カタール
ベトナム
北京五輪アジア最終予選日本戦日程
8月22日(水)：
日本vsベトナム
(日本国内)
9月8日(土)：
サウジアラビアvs日本
(サウジアラビア)
9月12日(水)：
日本vsカタール
(日本国内)
10月17日(水)：
カタールvs日本
(カタール)
11月17日(土)：
ベトナムvs日本
(ベトナム)
11月21日(水)：
日本vsサウジアラビア
(日本国内)
【アウェーでのサウジ戦が最初のヤマ 】
サッカー男子の北京五輪への道のりは予想通り険しい。グループＣ最大の強敵は、中東の雄であるサウジアラビアだ。２次予選グループＤではオーストラリアを抑え、５勝１敗の１位通過。反町監督も「サウジが強いという情報は聞いている。厳しい２次予選の組で切磋琢磨し、さらにたくましくなっている」と警戒感を示した。
この相手からアウェーで勝ち点を奪えるか。9月8日の第２戦が最初のヤマ場になる。さらに厳しいのは中３日でホームに、昨年のアジア大会を制した難敵カタールを迎える日程だ。中東との往復や時差を考えるとコンディション調整は相当困難。激戦必至の２試合を、息つく間もなく乗り越えなければならない。
だからこそ初戦のベトナム戦は何としても勝ち点３が必要だ。グループＣで最も力が劣ると思われるベトナムにつまずけば、北京は一気に遠のく。１位だけが五輪切符を掴む最終予選。前半戦の３試合で勝ち点７か、最低でも６は稼いでおきたい。
反町監督は「最終戦までもつれることは間違いない」と、実力伯仲の拮抗した戦いを覚悟している。
☆組み合わせ★
アジアチャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）の決勝トーナメント組み合わせ抽選会が本日13日、マレーシアのクアラルンプールで行われ、日本（Ｊ１）の浦和レッズは前回王者の全北現代（韓国）と、川崎フロンターレはセパハン（イラン）とそれぞれ対戦することが決まった。
決勝トーナメントはホーム＆アウェー方式で争われ、準々決勝は9月19日と26日に開催。浦和と川崎は、決勝まで対戦しない。大会優勝クラブは、12月に日本で開催されるクラブワールドカップの出場権を得る。
組み合わせと日程は以下の通り。
準々決勝：
9月19日(水)、26日(水)
※左側が初戦ホーム
セパハン(イラン)vs川崎…Ａ
城南一和(韓国)vsアルカラマ(シリア)…Ｂ
アルワハダ(ＵＡＥ)vsアルヒラル(サウジアラビア)…Ｃ
浦和vs全北現代(韓国)…Ｄ
準決勝：
10月3日(水)、24日(水)
※左側が初戦ホーム
Ｂの勝者vsＤの勝者…Ｅ
Ａの勝者vsＣの勝者…Ｆ
決勝：
11月7日(水)、14日(水)
※左側が初戦ホーム
Ｆの勝者vsＥの勝者…Ｅ
☆中国勢に連敗★
Ａ３チャンピオンズカップ第３戦(最終戦)結果
上海申花(中国)３−１浦和
(中国･山東)
≪得点者≫
上海：ハミルトン9、チャン・リージュン29、リー・ガン38
浦和：闘莉王57
日中韓のリーグ王者などによるＡ３チャンピオンズカップ最終日は本日13日、済南（中国山東省）で行われ、Ｊリーグ王者の浦和レッズは上海申花（中国）に１−３で完敗し、通算１勝２敗に終わり、優勝を逃した。上海申花は２勝１敗。
優勝に望みをつなぐためには勝つしかない浦和は、上海申花の勢いに押され前半で３失点。後半は闘莉王が１点を返したが、追加点を奪えなかった。
第２試合では山東（中国）が優勝を懸けて城南（韓国）と対戦。
【戦う姿勢を示せず】
わずかに残った浦和の逆転優勝への望みはあっさり断ち切られた。
アジアでの初タイトル獲得には、この試合に勝って次の試合の結果を待つしかなかったが、前半は緩慢なプレーに終始し３失点。ようやくファイティングポーズを取った後半、右ＣＫから闘莉王が頭で叩き込んで１点を返したが、前半の代償は大きすぎた。主力を温存した影響はあったにせよ、少なくとも優勝の可能性を信じて勝ちにいくチームの姿勢ではなかった。
過密日程、審判の質など「言い訳」は可能だが、これがアジアの大会の現実でもある。「アジア王者」を今季の目標に掲げる以上は、この悪条件に屈しないだけのたくましさが求められる。
この大会を情報収集と主力の調整に充てたオジェック監督は「この経験と情報はアジアチャンピオンズリーグに生かされるはず」と淡々と語った。
9月のアジアチャンピオンズリーグ準々決勝の相手は昨季王者の全北現代（韓国）に決まった。このアジアの経験をどう生かすか。少なくとも前半のような戦いぶりでは、アジアの壁を越えることはできないだろう。
☆連勝ストップ★
Ｊ２第２１節結果
仙台１−０福岡
(ユアスタ･11301人)
≪得点者≫
仙台：菅井52
山形１−２水戸
(ＮＤスタ･2893人)
≪得点者≫
山形：豊田46
水戸：塩沢36、西野73
草津０−０東京Ｖ
(群馬陸･5142人)
徳島０−４Ｃ大阪
(鳴門大塚･2554人)
≪得点者≫
Ｃ大阪：古橋3、12、小松30、森島康69
愛媛２−１札幌
(愛媛陸･2079人)
≪得点者≫
愛媛：赤井38、青野86
札幌：相川86
鳥栖２−０京都
(鳥栖･4473人)
≪得点者≫
鳥栖：レオナルド59、山口82
Jﾘｰｸﾞﾃﾞｨﾋﾞｼﾞｮﾝ2
順位表&得点ﾗﾝｷﾝｸﾞ
Ｊ２第２１節は本日13日、鳥栖スタジアムなどで全６試合が行われ、首位独走中のコンサドーレ札幌が１−２で愛媛ＦＣに敗れ、連勝は７でストップした。
敵地に乗り込んだ札幌は前半３７分、２枚目のイエローで西澤を失うと、そのＦＫを赤井に直接決められて愛媛に先制点を許す。さらに後半３６分には曽田も退場となり９人での戦いを余儀なくされた札幌は、４１分、最終ラインで青野にボールを奪われると、そのままネット揺らされて２点のビハインド。直後に相川のゴールで１点を返したものの、そのまま愛媛に逃げ切られ、勝ち点を４５から伸ばせなかった。愛媛は今季５勝目。
一方、アビスパ福岡をホームに迎えた２位ベガルタ仙台は、後半７分の菅井の決勝点で１−０と勝利し、勝ち点３５として首位札幌との同差を１０に縮めた。
京都サンガはサガン鳥栖に０−２で屈し同３２で３位。最下位の水戸ホーリーホックはモンテディオ山形を２−１で破り、連敗を５で止めた。東京ヴェルディ1969はザスパ草津と０−０で引き分けた。セレッソ大阪は徳島ヴォルティスに４−０で圧勝した。
☆逮捕★
静岡県警浜松中央署などは本日13日、女子高生(15)にみだらな行為をしたとして県青少年環境整備条例違反（淫行）の疑いで、サッカーＪ１のジュビロ磐田の選手でアテネ五輪の日本代表だった菊地直哉容疑者(22)＝同県磐田市中泉＝を逮捕した。
調べに対し、菊地容疑者は「かわいい子だったので声を掛けた」などと容疑を認めているという。
調べでは、菊地容疑者は5月下旬、自転車で帰宅途中だった浜松市の女子生徒に声を掛け、路上に止めた乗用車内でわいせつな行為をした疑い。
菊地容疑者は１万円を生徒に押しつけたほか、生徒の自転車の前かごに運転免許証入りの財布を入れ、犯行後、そのまま別れた。生徒がこの日の夜、同署に現金と財布を持って届け出て発覚した。生徒はジュビロの選手とは知らなかった。
同容疑者は財布を忘れたことに気付き「バレたら選手生命が終わってしまうと心配していた」と供述しているという。
菊地容疑者は1984（昭和59）年、静岡県生まれ。清水商高卒業後、磐田に入団。2003年にフェイエノールト（オランダ）の練習に参加したが、資金面などで折り合わず入団を断念した有望選手。清水商高時代から各年代の日本代表に選ばれ、2003年に磐田に入団。2004年アテネ五輪にも出場した。2005年にはＪ１のアルビレックス新潟に期限付き移籍したが、昨季から復帰した磐田でＭＦのレギュラーに定着している。
【主力選手の逮捕に衝撃】
Ｊ１ジュビロ磐田のアテネ五輪代表ＭＦ菊地直哉容疑者が静岡県条例違反の疑いで本日13日に逮捕されたことに磐田の関係者は衝撃を受け、朝から対応に追われた。
午前中は右近弘社長をはじめ事実関係の確認に追われ、広報担当者は「逮捕されたということしか分かっていない」と困惑した様子。「今の段階ではクラブとしてコメントを出せない」と話した。同日午前の練習は予定通り行った。
22歳の菊地はアテネ五輪の前にも２つの年代別世界選手権に日本代表として出場したチームの主力選手で、今季もこれまでＪ１の１４試合中１３試合に出場していた。
Ｊリーグは磐田から一報は受けたが、クラブからの詳しい報告を待って今後の対応を決めるとしている。
【刑事罰なら解雇】
Ｊ１ジュビロ磐田のＭＦ菊地直哉容疑者(22)が本日13日、静岡県青少年環境整備条例違反（淫行（いんこう））の疑いで逮捕されたことを受け、磐田の右近弘社長が同日午後、静岡県磐田市内で記者会見し「青少年に夢と感動を提供するサッカー事業会社において、このような不祥事を起こし、お詫びしてもしきれない」と陳謝した。
同容疑者の処分については「捜査の結果を見ながら」としたが、刑事罰となれば解雇は当然との認識を示した。
今年2月に、警察の協力を得て異性問題や交通規則に関する危機管理の講習会を全選手対象に開いたばかりという。その後の不祥事に「こうなった以上、不十分だったと言わざるを得ない。クラブとしても責任を痛感している」と表情を曇らせた。
同容疑者については「若手の中でみんなを引っ張っていく、気持ちの強い青年」と印象を語った。
【チェアマンも「残念」】
Ｊリーグの鬼武健二チェアマンは本日13日、Ｊ１磐田の菊地直哉容疑者が15歳の女子高生にみだらな行為をした疑いで逮捕されたことについて東京都内で記者会見し「非常に残念だし、Ｊリーグを代表してお詫びしなければ」と硬い表情で話した。
Ｊリーグでは過去にも選手、クラブ関係者による不祥事があり、最近は毎年研修などを実施して選手の生活指導を続けてきた。それだけに同チェアマンはショックを隠せない様子。「まだ指導が十分ではなかったのか。さらに厳しくやっていかなければ」と話した。
磐田に対しても「制裁をしないと示しがつかない」として、厳しく管理責任を問う方針を明らかにした。
菊地容疑者が出場した2001年のU-17（17歳以下）世界選手権で日本代表監督を務めた日本サッカー協会の田嶋幸三専務理事は、東京都内で知らせを聞いた。「期待していた選手で残念。事実関係をしっかり聞いていないので何とも言えないが、許し難いこと」と沈痛な表情だった。
☆発券処理ミス★
サッカーくじを運営する日本スポーツ振興センターは本日13日、販売期間が5月6日から同12日の第２７７回「ＢＩＧ＝ビッグ」のうち12日に売られた一部のくじの発券処理にミスがあったため、購入者に代金を返還すると発表した。返還対象となるのは１９８枚、３０万６６００円で当選くじはなかった。
第２７７回「ビッグ」には国内史上最高となる１等当選６億円の可能性があったため注文が殺到し、システム障害が起きた。その後同センターが投票データを検証した際に誤った処理を行ったという。
代金返還の対象となるくじの確認や返還方法の問い合わせは
フリーダイヤル
0120-929286
まで。
☆若手起用★
アジアカップ（7月7〜29日・東南アジア４カ国）共催国で、日本と同じグループリーグ・グループＣのベトナムは本日13日、代表メンバーを発表し、22歳以下（U-22）で争う北京五輪アジア最終予選に出場する同国代表選手の若手を１２名も選出した。
日本は7月16日のグループリーグ・グループＢの最終戦でベトナムと対戦する。北京五輪アジア最終予選グループＣでも日本はベトナムと同グループ。
☆香港でもプレー★
元日本代表ＭＦで昨年のワールドカップ（Ｗ杯）ドイツ大会を最後に現役を退いた中田英寿氏が香港の中国への返還１０周年を記念して7月1日に香港で開催される記念試合に出場することが決まったと本日13日、中田氏の所属事務所が発表した。
中田氏は国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）選抜チームの一員として、中国代表に香港代表選手が加わったチームと対戦する。中田氏は9日にリスボンで行われた元ポルトガル代表のフィーゴ（インテル）が主催した慈善試合に出場した。
☆解任★
オーストリアブンデスリーガで、ＤＦ宮本恒靖、ＭＦ三都主アレサンドロが所属するザルツブルクは12日、クラブの公式サイトで、ローター・マテウス・ヘッドコーチの解任を発表した。
ザルツブルクは、トラパットーニ監督と、元ドイツ代表主将で、ハンガリー代表監督などの経験を持つマテウス氏の二頭指導体制を敷き、今季のリーグ戦制覇を果たした。今回の決定についてクラブ側は「考え方の違い」を理由に挙げている。
ザルツブルクはこの日、来季に向けた練習を開始し、宮本、三都主も参加した。
☆新監督★
イタリアセリエＡ、パルマは12日、ドメニコ・ディカルロ氏(43)が新監督に就任すると発表した。同氏がセリエＡのクラブで指揮を執るのは初めて。
パルマ前監督のクラウディオ・ラニエリ氏は今シーズン限りで退団後、来季からセリエＡに復帰するユベントスの監督に就任が決定していた。
パルマは今シーズンを１２位で終わり、辛うじてセリエＡ残留を決めた。
☆新監督★
イタリアセリエＡのシエナは12日、アンドレア・マンダリーニ氏(47)を新監督に招聘したと発表した。
今季セリエＡを１４位タイで終えてなんとか残留を果たしたシエナは、今季限りで退任したマリオ・バレッタ監督の後任にマンダリーニ氏を迎え、新シーズンに向けて準備することになった。
マンダリーニ氏がこれまでセリエＡで指揮を執った経験は一度だけで、2003−2004シーズンにアタランタの監督を務めたが、成績不振で解任されている。
☆プレミア勢欠場★
アジアカップ（7月7〜29日・東南アジア４カ国）に臨む韓国代表で主力を務めるとみられていた“プレミア組”が、コンディション不良より同大会に出場しないことが12日、明らかになった。
プレミアリーグでプレーするＭＦ朴智星＝パク・チソン（マンチェスター・ユナイテッド）、ＦＷ薛ギ鉉＝ソル・ギヒョン（レディング）、ＤＦ李栄杓＝イ・ヨンピョ（トッテナム）の３選手は現在、いずれも手術を受けた負傷箇所の回復に努めている段階。ただ、先月に膝の手術に踏み切った朴智星を除く２選手は当初、同大会までの回復が見込まれており出場が期待されていた。
そんな中、同国代表の洪明甫（ホン・ミョンボ）コーチは、「我々はアジアカップの出場メンバーを金曜日（15日）に決める。しかし、リハビリを行っているプレミア勢３選手を外すことはすでに決定済み」とコメント。コンディションが完璧ではない選手をメンバーに選出してチームとしてリスクを負うことを避けるとともに、３選手にとっては来季に向け回復に努めることがベストの選択であるとも付け加えている。
また、もう１人のプレミアリーグプレーヤーであるミドルスブラのＦＷ李東国（イ・ドングク）も、リーグ最終戦で負傷した膝に痛みを抱えており、同大会への出場が危ぶまれている。
☆標高６千Ｍでサッカー★
南米ボリビアのモラレス大統領が12日、雪が積もった標高６０００メートルのアンデス山中で試合をした。先月、標高２５００メートルを超える高地でのサッカー国際試合を禁止した国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）に抗議するためだ。ＦＩＦＡの「高地試合禁止」により、南米ではエクアドルやコロンビアなども影響を受けることから、モラレス大統領は南米各国に反対を呼びかけている。
モラレス大統領率いる大統領府チームは、ヘリコプターでチリ国境にあるサハマ山（標高６５４２メートル）の山頂付近に到着。大統領のゴールで登山家チームに勝利した後、標高５５００メートルの村で行われていたスポーツイベントにも参加し、地元チームに勝った。
大統領府によると、試合後、選手達はコカ茶を飲み、誰も気分が悪くならなかったという。一緒にプレーした大統領府スポークスマンは「標高６０００メートルでもスポーツができることを南米大陸全体に示すことができた」と話していた。
ボリビアの首都機能があるラパスは標高約３６００メートル。ＦＩＦＡの決定に同国は「サッカーは人種や土地、民族、宗教などの差別なく、普遍的なものだ」と猛反発。決定は差別的で不当だとして、南米各国に反対するよう働きかけている。モラレス大統領は「ＦＩＦＡは我々をバラバラにすることはできない。私は南米の指導者達を信頼している」と話している。
ボリビアは地元開催のサッカー国際試合では、希薄な空気に慣れない相手チームに対し、極めて有利に戦ってきた。ＦＩＦＡは選手に健康上の悪影響が出る恐れがあるとして、２５００メートルを超える高地での国際試合禁止を決めた。
☆事実上の戦力外通告★
Ｊ１ヴィッセル神戸は12日、松田浩監督との確執でチームから離脱しているＭＦ三浦淳宏(32)の処分を発表した。１０日間の謹慎処分など事実上の戦力外通告とも言える厳罰で、チームの精神的支柱が放出されることは決定的となった。
安達貞至社長は11日に音信不通状態だった三浦本人と大阪市内で２度目の会談。監督批判ととれる発言でクラブの秩序を乱したとして、12日から１０日間の謹慎処分、クラブ施設での自主トレと公式戦観戦等の禁止を言い渡した。
都内でＪリーグ実行委員会に出席した安達社長は「必要だとは伝えてあるし、冷静になる時間を与えた」と説明。だが、状況は4日の１度目の会談から進展しておらず、規律を重んじる指揮官も「（監督批判は）許されることではない」と断言した。チームに戻っても出場機会は与えられない可能性が高く、流れは「放出」へ動きだした。
三浦はＪ２に降格した2005年にＷ杯ドイツ大会出場の夢をあきらめ、チームに残留した。昇格を決めた昨季入れ替え戦では三木谷オーナーと抱き合い「生涯神戸」を宣言。人望があり、選手から絶大な信頼を寄せられている。だが、両者の和解は不可能な状態で、三浦サイドも代理人を通じて水面下でＪ複数クラブと接触している。
クラブ側は10日から選手にかん口令を敷いており、三浦関連の取材には社長と監督だけが対応する措置をとっている。そのことで、クラブに対する選手の不信感が増す可能性もある。昇格初年度で１２位と健闘している神戸が、シーズン途中に空中分解の危機に陥った。
☆獲得★
４連敗で１７位と苦境のＪ１ジェフ千葉が、元柏レイソルのアルイティハドＦＷレイナウド(28)を獲得することが12日、明らかになった。
レイナウドはサンパウロ（ブラジル）、パリ・サンジェルマン（フランス）、サントス（ブラジル）と名門を渡り歩いた身長１８７センチの大型ＦＷ。2005年には柏でリーグ戦１２試合に出場し６ゴールを決めている。千葉は日本代表の巻と新居の２トップが１４節を終え、ともに１ゴールずつと深刻な決定力不足に陥っている。そこで１枠空いた外国人枠を使い、決定力のあるＦＷを獲得するためクラブ関係者が調査を進めていた。近日中にも正式に入団が決まる予定。
【超サカＦＬＡＳＨ】
☆見学★
駒大MF菊地光将（４年）が12日、Ｊ１磐田のクラブハウスを見学した。
☆全治４週間★
Ｊ１甲府は12日、GK阿部謙作が右膝靱帯損傷で全治４週間と診断されたと発表した。10日の磐田戦で負傷した。
☆レンタル★
Ｊ２愛媛は12日、MF宮原裕司(26)が鳥栖から期限付き移籍で加入することが決まったと発表した。契約期間は6月13日から来年1月31日まで。
☆試合開始時間決定★
スペインリーガエスパニョーラは12日、最終節（17日）の開始時間を決定。残留を争うベティス、ビルバオ、セルタ、ソシエダ戦は午後3時（日本時間同10時）、優勝が懸かるレアル・マドリード、バルセロナ、セビージャ戦は午後7時（日本時間18日午前2時）開始となる。
☆欠場★
スペインリーガエスパニョーラで、逆転優勝を狙うセビーリャは12日、MFレナトが目の感染症で最終節のビジャレアル戦を欠場すると発表した。
☆獲得★
トルコスーパーリーグのガラタサライは12日、今季のデンマークリーグ王者のコペンハーゲンからスウェーデン代表MFトビアス・リンデロース(28)を獲得したと発表した。３年契約で移籍金は未公表。
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