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2007.09.13.THU
☆帰国★
オーストリアのクラーゲンフルトなどで行われたサッカーの3大陸トーナメントを制した日本代表が本日13日、成田空港に帰国した。
今遠征は右膝が万全でなかったFW高原(フランクフルト)が不参加だったが、MFの中村俊(セルティック)、稲本(フランクフルト)、松井(ルマン)の欧州組が参加。連係を高める貴重な機会だった。
2004年アジアカップで優勝した日本は10月17日に大阪・長居陸上競技場で、2006年アフリカ選手権の覇者エジプトとアジア・アフリカチャレンジカップで対戦する。
☆最終調整★
女子ワールドカップ(W杯)中国大会に出場している日本女子代表は、明日14日午後5時(日本時間同6時)から上海でグループリーグ2戦目のアルゼンチン戦に臨む。イングランドとの初戦で土壇場に追い付き、2−2で引き分けた日本は、しっかり勝って勝ち点3を積み上げたい。
大橋監督は「まず勝ちを目指したい。簡単なゲームになるとは思っていない」と話す。世界ランキングは日本の10位に対し、アルゼンチンは29位。開幕戦で同2位のドイツに0−11で大敗した相手ながら、決して油断はできない。
日本の初戦の得点は、MF宮間(岡山湯郷)のFK2発。セットプレーは日本の得点源とはいえ、「次は流れの中で得点できるように」と宮間が言う通り、つなぐ展開からゴールが生まれれば、攻撃面で日本の良さがさらに出てくるだろう。
8強進出には得失点差も重要だ。大橋監督は「失点を少なくし、得点を多く取ることを考える」と話す一方、「点を取ることを優先して、勝ち点3が取れなければ本末転倒」と戒め、勝利最優先のスタンスで臨む。
日本女子代表は本日13日、アルゼンチン戦に向けた最終調整を行い、大半を非公開にして実戦形式で戦術の確認などを行った。左膝を痛めた荒川(日テレ)は別メニューで調整した。
☆ユーロ★
ユーロ2008(欧州選手権)予選結果
グループA:
カザフスタン2−2ベルギー
≪得点者≫
カザフスタン:ブヤコフ39、スマコフ74=PK
ベルギー:ゲラエルツ12、ミララス23
フィンランド0−0ポーランド
ポルトガル1−1セルビア
≪得点者≫
ポルトガル:シモン11
セルビア:イバノビッチ86
グループB:
リトアニア2−1フェロー諸島
≪得点者≫
リトアニア:ヤンカウスカス8、ダニレビチェス53
フェロー諸島:ヤコブセン89
ウクライナ1−2イタリア
≪得点者≫
ウクライナ:シェフチェンコ71
イタリア:ディ・ナターレ40、77
フランス0−1スコットランド
≪得点者≫
スコットランド:マクファッデン64
グループC:
ノルウェー2−2ギリシャ
≪得点者≫
ノルウェー:カリュー15、リーセ39
ギリシャ:キルジアコス7、29
トルコ3−0ハンガリー
≪得点者≫
トルコ:ザン68、アウレリオ72、ハリル・アルティントップ89
ボスニア・ヘルツェゴビナ0−1モルドバ
≪得点者≫
モルドバ:ブカエフ22
グループD:
スロバキア2−5ウェールズ
≪得点者≫
スロバキア:ミンタル12、57
ウェールズ:イーストウッド24、ベラミー34、41、オウンゴール78、デイビス89
キプロス3−0サンマリノ
≪得点者≫
キプロス:マクリデス15、アロネフティス41、89
チェコ1−0アイルランド
≪得点者≫
チェコ:ヤンクロフスキ15
グループE:
アンドラ0−6クロアチア
≪得点者≫
クロアチア:スルナ35、ペトリッチ40、44、クラニツァール49、エドゥアルド55、ラキティッチ64
マケドニア1−1エストニア
≪得点者≫
マケドニア:マズノフ30
エストニア:ピーロヤ17
イングランド3−0ロシア
≪得点者≫
イングランド:オーウェン7、31、ファーディナンド84
グループF:
デンマーク4−0リヒテンシュタイン
≪得点者≫
デンマーク:ノルストランド3、36、ラウルセン12、トマソン18
アイスランド2−1北アイルランド
≪得点者≫
アイスランド:
北アイルランド:
スペイン2−0ラトビア
≪得点者≫
スペイン:シャビ12、フェルナンド・トーレス84
グループG:
ブルガリア3−0ルクセンブルク
≪得点者≫
ブルガリア:ベルバトフ27、28、ペトロフ54=PK
スロベニア1−0ベラルーシ
≪得点者≫
スロベニア:ラブリッチ3
アルバニア0−1オランダ
≪得点者≫
オランダ:ファン・ニステルローイ89
上段:
順位.チーム・勝ち点
下段:
勝・分け・敗・得点・失点・得失点
グループA:
1.ポーランド 21
6 3 2 17 9 +8
2.フィンランド 19
5 4 2 11 6 +5
3.ポルトガル 17
4 5 1 19 9 +10
4.セルビア 16
4 4 2 13 8 +5
5.ベルギー 11
3 2 5 10 14 -4
6.アルメニア 8
2 2 4 4 8 -4
7.カザフスタン 7
1 4 5 8 15 -7
8.アゼルバイジャン 5
1 2 5 4 17 -13
グループB:
1.スコットランド 21
7 0 2 17 7 +10
2.イタリア 20
6 2 1 15 7 +8
3.フランス 19
6 1 2 15 3 +12
4.ウクライナ 13
4 1 3 10 9 +1
5.リトアニア 10
3 1 5 7 11 -4
6.グルジア 7
2 1 6 14 15 -1
7.フェロー諸島 0
0 0 9 3 29 -26
グループC:
1.ギリシャ 19
6 1 1 14 7 +7
2.ノルウェー 17
5 2 2 20 8 +12
3.トルコ 17
5 2 1 21 8 +13
4.ボスニア・ヘルツェゴビナ 13
4 1 4 14 16 -2
5.ハンガリー 9
3 0 6 8 17 -9
6.マルタ 5
1 2 5 7 17 -10
7.モルドバ 5
1 2 6 5 16 -11
グループD:
1.ドイツ 22
7 1 0 31 4 +27
2.チェコ 20
6 2 1 19 4 +15
3.アイルランド 14
4 2 3 14 11 +3
4.スロバキア 10
3 1 5 20 20 ±0
5.ウェールズ 10
3 1 4 13 13 ±0
6.キプロス 10
3 1 4 13 16 -3
7.サンマリノ 0
0 0 9 1 43 -42
グループE:
1.クロアチア 23
7 2 0 24 4 +20
2.イングランド 20
6 2 1 18 2 +16
3.ロシア 18
5 3 1 14 4 +10
4.イスラエル 17
5 2 2 17 10 +7
5.マケドニア 8
2 2 5 7 11 -4
6.エストニア 4
1 1 8 3 18 -15
7.アンドラ 0
0 0 9 2 36 -34
グループF:
1.スウェーデン 19
6 1 1 17 4 +13
2.スペイン 19
6 1 2 16 7 +9
3.北アイルランド 16
5 1 3 14 11 +3
4.デンマーク 14
4 2 2 13 5 +8
5.アイスランド 8
2 2 5 8 17 -9
6.ラトビア 6
2 0 6 5 9 -4
7.リヒテンシュタイン 4
1 1 7 5 25 -20
グループG:
1.ルーマニア 20
6 2 0 17 5 +12
2.オランダ 20
6 2 0 11 2 +9
3.ブルガリア 18
5 3 1 14 6 +8
4.スロベニア 10
3 1 5 9 12 -3
5.アルバニア 9
2 3 3 8 7 +1
6.ベラルーシ 7
2 1 6 11 19 -8
7.ルクセンブルク 0
0 0 9 1 20 -19
☆…ユーロ2008本戦出場
ユーロ2008(2008年欧州選手権)予選は12日、英・ロンドンなどで行われ、グループEのイングランドは3−0でロシアを下し、勝ち点20で2位に浮上した。首位のクロアチアは6−0でアンドラに大勝し、勝ち点を23に伸ばした。
グループBではスコットランドが昨年のワールドカップ(W杯)準優勝のフランスを1−0で破り、勝ち点21で首位に立った。同グループはW杯優勝のイタリアが勝ち点20で2位、フランスは同19で3位となった。
グループGのオランダはファン・ニステルローイの終了間際の決勝点でアルバニアを下し、首位ルーマニアと同勝ち点。グループFのスペインもラトビアを下し、勝ち点で首位スウェーデンに並んだ。グループAのポルトガルはセルビアと引き分け、3位からの浮上を逃した。
☆逆転勝利★
国際親善試合結果
メキシコ1−3ブラジル
≪得点者≫
メキシコ:ファン・カルロス・カチョ43
ブラジル:クレーベル44、カカ79、アフォンソ・アウベス85
ドイツ3−1ルーマニア
≪得点者≫
ドイツ:シュナイダー42、オドンコール65、ポドルスキ82
ルーマニア:ゴリアン3
モンテネグロ1−2スウェーデン
≪得点者≫
モンテネグロ:ブチニッチ16
スウェーデン:ローゼンボリ71、プリカ74
コロンビア1−0パラグアイ
≪得点者≫
コロンビア:レンテリア38
南アフリカ0−0ウルグアイ
ペルー2−0ボリビア
≪得点者≫
ペルー:バルガス15、ゲレーロ36
カナダ1−1コスタリカ
≪得点者≫
カナダ:ヌニェス47
コスタリカ:デ・ロザリオ53
ホンジュラス2−1エクアドル
ベネズエラ1−1パナマ
シンガポール1−1UAE
アゼルバイジャン1−1グルジア
マルタ0−1アルメニア
国際親善試合は12日、各地で行われ、ブラジルはメキシコに3−1で快勝した。また、ドイツもルーマニアに3−1で逆転勝利を収めている。
ロナウジーニョ、カカ、ロビーニョがスタメンで登場したブラジルは、メキシコに先制を許す展開も、失点直後にクレーベルが決めてあっという間に同点に追い付く。すると、試合終盤にはカカ、アフォンソ・アウベスが立て続けに得点を重ね、終わってみれば3発快勝で試合を締めくくった。
一方、ドイツもブラジルと同様のゲーム展開に。試合開始早々に先制点を奪われながらも、シュバインシュタイガーのクロスからシュナイダーが頭で決めて前半のうちに追い付くと、後半にはオドンコール、ポドルスキが続いて勝利を挙げた。ドイツはこれでここ14試合で12勝、対するルーマニアは無敗記録が14でストップした。
このほか、次回W杯開催国の南アフリカとウルグアイの一戦はスコアレスドローに終わった。この試合に集まった観客はわずか1000人だった。また、スウェーデンはローゼンベリのゴールなどでモンテネグロとのアウェー戦に2−1と競り勝っている。
☆罰金処分★
ブーイングを行っていたファンに対し、試合中にピッチを離れて抗議した元韓国代表FW安貞桓=アン・ジョンファンが12日、韓国・Kリーグからの処分が発表され、試合出場停止にはならなかったものの、1000万ウォン(約120万円)の罰金を科せられることが明らかになった。
水原に所属する安貞桓は、11日に行われたFCソウルとの試合の前半33分、ずっと同選手を野次っていた観客に抗議するため、突如ピッチを離れてスタンド走っていくという行動をとっていた。これにより、最大8試合の出場停止処分を受ける可能性もあった安貞桓だが、今回は罰金処分のみとなった。
☆辛勝★
2008年北京五輪アジア最終予選第3戦結果
グループC:
U-22日本代表1−0U-22カタール代表
(国立競技場)
≪得点者≫
日本:梶山6
≪出場メンバー≫
【U-22日本代表】
GK:
21.山本海人(清水)
DF:
3.青山直晃(清水)
5.伊野波雅彦(FC東京)
4.水本裕貴(千葉)(cap)
MF:
12.内田篤人(鹿島)
10.梶山陽平(FC東京)
(56分6.青山敏弘(広島))
16.本田拓也(法大)
■■=
■=68分警告2枚
14.家長昭博(G大阪)
7.水野晃樹(千葉)
(72分28.小林祐三(柏))
17.柏木陽介(広島)
FW:
39.森島康仁(C大阪)
■
(89分20.李忠成(柏))
ベンチ:
GK:
31.林彰洋(流通経大)
DF:
33.安田理大(G大阪)
FW:
9.平山相太(FC東京)
11.岡崎慎司(清水)
フォーメーション
(4-5-1)
39
14 17 7
16
10
5 4 3 12
21
U-22ベトナム代表1−1U-22サウジアラビア代表
22歳以下によるサッカー男子の北京五輪アジア最終予選でグループCのU-22日本代表は12日、東京・国立霞ヶ丘競技場でU-22カタール代表に1−0で辛勝した。第3戦を終えて通算2勝1分けの勝ち点7で同グループ首位に立ち、4大会連続の五輪出場へ一歩前進した。カタールは1勝1分け1敗の同4。
日本は前半6分にMF水野(千葉)の右FKに飛び込んだMF梶山(FC東京)が頭で合わせ先制。しかし、後半は梶山の負傷交代、MF本田拓(法大)がこの試合2度目の警告で退場となるなど、劣勢となったが辛うじて逃げ切った。
日本はアウェーで行われる10月17日の第4戦でカタールと再戦する。ホームアンドアウェー方式の同予選は12チームが3グループに分かれ、各グループ1位のみが五輪出場権を得る。
【首位キープ】
U-22(22歳以下)で争われるサッカー男子の2008年北京五輪アジア最終予選第3戦は12日、各地で行われ、グループAのイラクが北朝鮮を2−0で破って2勝1分けとし、同日レバノンに快勝したオーストラリアと並んで勝ち点を7に伸ばした。得失点差でイラクが首位キープ。北朝鮮は3連敗。
一方、グループBでは韓国がシリアを1−0で破り、3連勝で首位を守った。バーレーンはウズベキスタンを2−1で下し、勝ち点6で2位。
☆異例の練習★
日本代表は3大陸大会の優勝から一夜明けた12日、クラーゲンフルト(オーストリア)近郊で1時間あまりの練習を行い、11日のスイス戦の先発メンバー以外はミニゲームやグラウンド全面を使っての6対6などみっちりと汗を流した。大会終了後に本格的に練習するのは異例。
中村俊(セルティック)ら先発した選手はボール回しなどで軽めに調整した。松井(ルマン)は前夜にチームを離れた。
日本代表は練習後に帰国の途に就き、本日13日に成田空港に到着する予定。
☆軽めの調整★
女子ワールドカップ(W杯)で11日の初戦をイングランドと引き分けた日本女子代表は12日、上海の大学施設で練習した。試合に出た主力は軽めの調整で、控え選手はミニゲームなどをこなした。試合で左膝を痛めたFW荒川(日テレ)、腰を打ったMF宮本(伊賀)は病院で検査を受けたが、ともに異常はなかった。
大会前の雨の影響で上海の虹口サッカー場はピッチが軟らかく、状態は悪い。公式練習がキャンセルになり、ぶっつけ本番で初戦に臨んだ日本の選手は軸足を踏ん張れずにミドルパスなどを蹴るのに苦慮。「ゲームに大きく作用した」(大橋監督)という。
ピッチ対策も必要だが、FKで初戦2得点の宮間(岡山湯郷)は「蹴り方や体の置き方で正確なパスを蹴れる。アルゼンチン戦(14日)に生かしたい」と話し、「次は勝利を手にしたい」と誓った。
【白星発進】
女子ワールドカップ(W杯)中国大会第3日は12日、武漢などでグループリーグ第1戦が行われ、グループDのブラジルと中国、グループCのオーストラリアとノルウェーが勝ち、それぞれ勝ち点3を挙げた。ブラジルは5−0でニュージーランドに大勝。地元中国は点の取り合いの末、3−2でデンマークを振り切った。
本日13日は試合がなく、大会休養日となる。
【超サカFLASH】
☆視察★
イタリアセリエAのパレルモをはじめ、ウェスト・ブロムウィッチ(イングランド)、アヤックス(オランダ)などのスカウトや代理人が11日に行われたスイス代表vs日本代表戦を視察したことが明らかになった。
☆全治6週間★
J1のFC東京は本日、左膝を痛めていたMF馬場憂太が手術を受け、全治まで約6週間と発表した。8月18日の柏戦で負傷した。
☆レンタル★
J1の横浜FCのMF鄭容台(29)がJ2札幌へ来年1月末までの期限付きで移籍することが12日決まり、両クラブから発表された。今季はJ1リーグ戦に12試合出場し、無得点。
☆獲得★
J2草津は本日、昨季までJ1新潟に所属していたMF喜多靖(29)を獲得したと発表した。喜多はJリーグ通算125試合に出場している。
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