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J1第29節最終日、2位G大阪は甲府に圧勝!!
本日の超最新情報
2007.10.21.SUN

INDEX

3連勝
J1第29節最終日、J2第46節最終日結果&詳細−2位G大阪は甲府に圧勝して3連勝
史上最高額
第309回toto BIGで1等当選が出ず、次回繰越額はtoto史上最高の16億円超
軽めの調整
浦和が24日のアジアCL準決勝第2戦・城南一和戦に向けて軽めの調整
GOAL
ドイツブンデスリーガ第10節結果&詳細−高原直泰は今季初ゴールもフランクフルトは大敗
アシスト
オーストリアブンデスリーガ第15節結果&詳細−三都主アレサンドロは3点目をアシスト
スタメン
スコティッシュプレミアリーグ第10節結果&詳細−中村俊輔は先発出場もダービーで完敗
スタメン
フランスリーグ1第11節結果&詳細−松井大輔は2試合連続で先発出場もルマンは完敗
負傷退場
スイスカップ2回戦結果&詳細−バーゼルDF中田浩二は負傷退場
セリエA
イタリアセリエA第8節結果&詳細−首位インテルはアドリアーノが決勝点
プレミア
イングランドプレミアリーグ第10節結果&詳細−首位アーセナルは公式戦11連勝
リーガ
スペインリーガエスパニョーラ第8節結果&詳細−R・マドリード、バルセロナは揃って今季初黒星
エール
オランダエールディビジ第8節結果&詳細−フェイエノールトは首位キープ
現役続行
横浜FCのFW三浦知良が来季も現役を続行する意向を示す
本日の超サカFLASH
日本代表のオシム監督がJ1視察ほか


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3連勝
J1第29節最終日結果

名古屋0−1FC東京
(豊田ス・18025人)
≪得点者≫
FC東京:ルーカス57

G大阪5−0甲府
(万博・16071人)
≪得点者≫
G大阪:寺田4、73、マグノ・アウベス10、二川38、前田84

NEW!
Jリーグディビジョン1
順位表&得点ランキング


 J1第29節最終日は本日21日、万博記念競技場などで残りの2試合が行われ、2位のガンバ大阪は復帰したマグノ・アウベスのゴールや寺田の2得点などで5−0でヴァンフォーレ甲府に圧勝し、3連勝で勝ち点を61に伸ばした。首位の浦和レッズとの勝ち点は6差で変わらず、ともに残りは5試合。
 FC東京はルーカスが決勝点を決め、1−0で名古屋グランパスエイトを破った。

【攻撃的MF二川と寺田が躍動】
 攻撃的MFの躍動とエースの先発復帰。逆転優勝のためには負けられないG大阪に、2つの光明が差した。
 FW頼りで厚みのない攻めが、得点力の低下につながっていた。「中盤のフィニッシュへの意識が著しく落ちている」。西野監督は試合前、二川と寺田を名指しして得点を取るよう求めた。前半4分、この2人がチームを勢いづけた。
 ゴール前でボールを持った二川が後ろにパス。走り込んだ寺田が右足で先制点を奪う。38分には寺田とパス交換した二川が左足でネットを揺らした。J1初ゴールとなった寺田は後半にも得点を決め「ホッとした」、二川も「結果につながって良かった」と安堵の表情を浮かべた。
 中盤の選手が流れの中で決めたゴールは、8月29日の鹿島戦以来。さらに度重なるケガに悩まされてきたエースのマグノ・アウベスが約2ヶ月ぶりに先発し、きっちり得点を決めるのだから、攻撃の厚さは増す。
 後半戦初の3連勝でチームは上向いてきた。ただ、残り5試合で首位の浦和との勝ち点は6差と状況は厳しい。それでも西野監督は「ギブアップはしない」と言った。最後の最後まで貪欲にタイトルを狙い続ける。
 なお、この日の勝利で西野監督はG大阪を率いてから通算100勝となった。1つのクラブでの監督勝利数ではJリーグ初の大台に到達し「僕の6年間の数字ではなく、G大阪の数字」と控えめに喜びを表した。柏時代を含めた監督通算の勝利数はJリーグ最多の167勝。

【今野が決勝アシスト】
 FC東京はMF今野のアシストで唯一の得点をもぎ取った。
 守備的な位置から果敢に駆け上がり、ドリブルで左から守備陣を切り崩すと、最後は冷静に中央のルーカスにパスを送った。「得意なプレー。完全に崩せた」と満足感を漂わせた今野を、原監督は「素晴らしかった。(守備でも)競り勝っていた」と称えた。
 一方、フェルフォーセン監督が退任を表明し、後任候補にストイコビッチ氏が浮上する騒がしい1週間を過ごした名古屋は黒星。
 主将のGK楢崎は「みんな集中してやろうとしていた。大した相手じゃなかったが…」と悔しそうな表情を見せた。フェルフォーセン監督は「勝てるチャンスもあった。クラブ内で混乱があったが、選手は全力を尽くしてくれた」とねぎらった。

J2第46節最終日結果

仙台2−1C大阪
(ユアスタ・17481人)
≪得点者≫
仙台:菅井37、万代61
C大阪:前田56

山形0−2東京V
(NDスタ・3619人)
≪得点者≫
東京V:廣山44、フッキ50

徳島0−2京都
(ポカリ・4236人)
≪得点者≫
京都:中山43、パウリーニョ53

水戸0−2鳥栖
(笠松・1306人)
≪得点者≫
鳥栖:清水40、藤田64

NEW!
Jリーグディビジョン2
順位表&得点ランキング


 J2第46節最終日は本日21日、茨城県笠松運動公園陸上競技場などで残りの4試合が行われ、2位東京ヴェルディ1969はフッキの今季33点目のゴールなどで、モンテディオ山形に2−0で快勝した。東京Vは連勝を7に伸ばして、勝ち点80で首位コンサドーレ札幌と同1差をキープした。
 ベガルタ仙台はセレッソ大阪に2−1で競り勝ち、同76で3位。徳島ヴォルティスを2−0で退けた京都サンガは同75とした。サガン鳥栖は水戸ホーリーホックを2−0で下した。


史上最高額
 日本スポーツ振興センターは本日21日、第309回スポーツ振興くじ(サッカーくじ、愛称toto)のBIG(ビッグ)で1等当選がなく、次回繰越額がtoto史上最高の16億5981万3360円になったと発表した。過去最高は第306回ビッグの15億6410万7840円。
 次回の1等当選金は、日本のくじ史上最高額の6億円が複数出る可能性がある。


軽めの調整
 J1浦和レッズは本日21日、さいたま市内で24日のアジアチャンピオンズリーグ準決勝第2戦、城南一和(韓国)戦に向けてランニング中心の軽めの調整を行った。
 ホームで迎撃する城南戦はアジア制覇に向けた重要な一戦。他選手が強い意気込みをみせる中で田中達だけは「僕らは相手を気にせずにやるだけ」と平常心で戦う準備を整えた。
 フィジカルが強い韓国勢との対戦では厳しいマークで熱くなってしまう試合展開が多い。いかにクールに戦えるかが決勝進出へのカギになることは間違いない。それだけに田中達は「向こうは攻めに出てこなければいけないと思っているはず。自分はまず守備をしっかりして、カウンター攻撃でチャンスを作って得点を取れればいい」とゴール奪取へのイメージも膨らませていた。


GOAL
ドイツブンデスリーガ第10節結果

ハンブルガーSV4−1シュツットガルト
≪得点者≫
HSV:オリッチ7、23、33、マタイセン60
シュツットガルト:タスキ73

ハンザロストク1−1シャルケ
≪得点者≫
ハンザロストク:シュタイン56
シャルケ:アサモア33

ブレーメン3−2ヘルタ
≪得点者≫
ブレーメン:アルメイダ52、ロセンベリ52、アンドレアセン74
ヘルタ・ベルリン:ジウベルト61、オコロンコ89

ボーフム1−2バイエルン
≪得点者≫
ボーフム:グローテ10
バイエルン:リベリー5、シュバインシュタイガー78

ニュルンベルク5−1フランクフルト
≪得点者≫
ニュルンベルク:ハリステアス20、ミンタル50、64、ミシモビッチ53=PK、ケネディ83
フランクフルト:高原12

レバークーゼン2−2ドルトムント
≪得点者≫
レバークーゼン:ゲカス51、シンキービッツ87
ドルトムント:ペトリッチ40、54

 ドイツブンデスリーガは20日、第10節の6試合が行われ、FW高原直泰、MF稲本潤一のフランクフルトは20日、アウェーでニュルンベルクと対戦し、右膝の故障から復帰した高原が前半12分に今季初ゴールとなる先制点を決めた。同じく足の付け根を痛めていた稲本も先発し、高原とともにフル出場した。
 高原は0−0の前半12分、右からのセンタリングに右足でうまく合わせ、先制点を挙げた。フランクフルトはその後、逆転を許して1−5で大敗した。
 一方、首位バイエルンはリベリーらのゴールでボーフムを2−1と下し、開幕からの無敗記録を10に伸ばした。
 この日は守護神カーンに代わって若手GKレンジンクがゴールマウスに立ったバイエルンだが、開始10分、ボーフムのグローテに守備陣が破られ、まさかの先制弾を許してしまう。しかしバイエルンも35分、エリア内に侵入したクローゼからラストパスを受けたリベリーがこれをうまく押し込んで同点に追い付くと、後半33分にはシュバインシュタイガーが、リベリーのお膳立てからシュートを決めて、逆転に成功。バイエルンは8勝2分けで勝ち点26。得点27、失点わずかに4とその力を見せ付けている。


アシスト
オーストリアブンデスリーガ第15節結果

ザルツブルク4−1シュトルム・グラーツ
≪得点者≫
ザルツブルク:ライトゲプ10、ロクヴェンツ19、ツィックラー71、アウフハウザー89=PK
シュトルム・グラーツ:キーンツル58

リート3−0リンツ
アルタッハ0−0マッテスブルク
スーパーファンド2−0チロル

 オーストリアブンデスリーガは20日、第15節の4試合が行われ、MF三都主アレサンドロとDF宮本恒靖が所属するザルツブルクは、ホームでシュトゥルム・グラーツと対戦し、4−1で快勝した。
 三都主はフル出場し、2−0とした前半19分の得点をクロスでアシストした。宮本はベンチ入りしたものの出番はなかった。
 ザルツブルクの次節は27日、アウェーでリートと対戦する。


スタメン
スコティッシュプレミアリーグ第10節結果

レンジャーズ3−0セルティック
≪得点者≫
レンジャーズ:ノボ28、79=PK、ファーガソン56

マザーウェル2−1ハイバーニアン
フォルカーク1−1キルマーノック
ハーツ1−3ダンディー・ユナイテッド
セントミレン1−0グレトナ

 スコティッシュプレミアリーグは20日、第10節の5試合が行われ、MF中村俊輔の所属するセルティックは、アウェーでレンジャーズとのオールドファーム・ダービーに0−3で完敗した。右サイドMFで先発出場した中村は大きな見せ場をつくれないまま、0−2の後半13分に交代で退いた。セルティックは勝ち点22でレンジャーズに並ばれた。
 セルティックの次戦は24日、欧州チャンピオンズリーグ第3節でベンフィカとアウェーで対戦する。


スタメン
フランスリーグ1第11節結果

リヨン3−1モナコ
≪得点者≫
リヨン:ジュニーニョ12=PK、レベイレール18、ベンゼマ51
モナコ:モンソロー42

レンヌ3−0ルマン
≪得点者≫
レンヌ:パジス10、ヴィルトール52、エステバン89

オセール5−3ロリアン
カーン1−0リール
ニース3−1メス
ストラスブール1−1ボルドー
トゥールーズ0−2サンテティエンヌ
バランシエンヌ0−0パリ・サンジェルマン

 フランスリーグ1は20日、第11節の8試合が行われ、MF松井大輔が所属するルマンは、アウェーでレンヌに0−3で完敗した。松井は攻撃的MFとしてリーグ戦2試合連続で先発出場したが、得点には絡めずに後半11分に退いた。
 、順位を3位から5位に落としたルマンの次節は28日、ホームでトゥールーズと対戦する。
 一方、リヨンはホームでモナコを3−1と下して、暫定ながら首位をキープした。


負傷退場
スイスカップ2回戦結果

ビニンゲン1−6バーゼル

 スイスカップは20日、2回戦が行われ、DF中田浩二が所属するバーゼルは、アウェーで下部リーグのビニンゲンと対戦し、6−1で大勝した。
 先発出場した中田は脚の負傷により、前半22分に退いた。
 バーゼルの次戦は25日、UEFAカップのグループリーグ第1節でホームにレンヌ(フランス)を迎える。


セリエA
イタリアセリエA第8節結果

ローマ4−4ナポリ
≪得点者≫
ローマ:トッティ30=PK、ペッロッタ41、デ・ロッシ51、ピサロ80
ナポリ:ラベッシ2、ハムシク46、ガルガノ64、サラジェダ84

レッジーナ0−1インテル
≪得点者≫
インテル:アドリアーノ18

イタリアセリエAは20日、第8節の2試合が行われ、インテルは敵地でのレッジーナ戦を1−0で制し、首位を堅持した。
 インテルは前半18分、フィーゴのFKをアドリアーノが得点に結び付け、先制に成功。その後はなかなかインテルのペースに持ち込めず、レッジーナに押し込まれる展開を強いられるも、降雨で濡れたピッチやGKトルドの堅守に助けられ、前半を1点リードで折り返す。
 勝負を決定付ける追加点の欲しいインテルだったが、後半に入ってもイブラヒモビッチのシュートが相手GKに防がれるなど、追加点が奪えないまま。逆にレッジーナのコッツァらに自軍ゴールを脅かされるなど同点の危機に晒される。それでも、1点のリードをなんとか最後まで守り切って、敵地で勝ち点3を手にした。
 もう1試合のローマvsナポリは、壮絶な打ち合いとなった。試合開始直後に思わぬ先制点を奪われながら、トッティのPKとペッロッタのゴールで2−1と逆転しハーフタイムを迎えたローマだが、後半開始早々に同点とされてしまう。ローマはそれでも直後にデ・ロッシがミドルを叩き込んでリードを奪い、流れを引き戻したかに見えたが、19分にはガルガノに強烈なシュートを決められ、またも追い付かれてしまう。
 ホームでどうしても勝利が欲しいローマは終了10分前、ピサロがFKを直接ネットに突き刺し、3度リード。これで試合を決めたとばかりにローマは喜びを爆発させたが、その5分後にFKからサラジェダに決められてしまい、勝ち点2を取りこぼす結果となった。


プレミア
イングランドプレミアリーグ第10節結果

アストンビラ1−4マンチェスター・U
≪得点者≫
アストンビラ:アグボンラホル12
マンU:ルーニー36、44、ファーディナンド44、ギグス75

ミドルスブラ0−2チェルシー
≪得点者≫
チェルシー:ドログバ8、アレックス57

エバートン1−2リバプール
≪得点者≫
エバートン:オウンゴール38
リバプール:カイト54=PK、89=PK

アーセナル2−0ボルトン
≪得点者≫
アーセナル:トゥーレ68、ロシツキー81

ブラックバーン4−2レディング
≪得点者≫
ブラックバーン:マッカーシ18、82=PK、サンタクルス23、トゥガイ32
レディング:ドイル80、89

フルハム0−0ダービー

マンチェスター・シティー1−0バーミンガム
≪得点者≫
マンC:エラーノ37

ウィガン0−2ポーツマス
≪得点者≫
ポーツマス:ムラリュワリ81、G・ジョンソン86

 イングランドプレミアリーグは20日、第10節の8試合が行われ、アーセナル、マンチェスター・ユナイテッド、リバプールなど上位チームは軒並み勝利を収めた。
 206回目となった伝統のマージーサイドダービー、エバートンvsリバプールの一戦は乱戦となった。試合が最初に動いたのは前半38分、ヒーピアのクリアミスでエバートンが先制。しかし、リバプールは後半9分、ジェラードがヒバートに倒されてPKのチャンスを得ると、これをカイトが決めて同点とする。
 このプレーでヒバートは退場処分となり、数的優位となったリバプールだったが、なかなか勝ち越し点は奪えず。ベニテス監督はジェラードに代えてルーカスを投入するも展開は変わらず、試合は引き分け濃厚の雰囲気となった。しかし終了直前(49分)、そのルーカスが放ったシュートをエリア内でネビルがハンドで止め(ネビルは退場)、リバプールが土壇場でPKを獲得。これを再びカイトが決めて、リバプールは苦しみながらも勝ち点3を上積みした。
 怒涛の勢いを見せる首位アーセナルは、低迷ボルトンとホームで対戦。戦前の予想に反してなかなか得点できなかったが、後半23分にトゥーレのロングシュートで均衡を破ると、36分にはロシツキーの技あり弾でリードを広げ、終わってみれば2−0での快勝となった。これでアーセナルは公式戦11連勝と負け知らず、勝ち点25で首位の座を堅守している。対するボルトンは最下位。
 マンチェスター・ユナイテッドはアストンビラに4−1で大勝。先制弾こそ許したものの、前半36分、44分とルーニーが立て続けにネットを揺らすと、これにファーディナンドも続き、前半で3−1と勝負を決める。後半、ルーニーがPKを外してハットトリックのチャンスをフイにしたのはご愛嬌。30分にはギグスがダメ押しとなる4点目を決め、とどめを刺した。アストンビラにとっては、後半に2人の退場者を出すなど後味の悪い試合となってしまった。
 一方、ミドルスブラと対戦したチェルシーは開始8分、退団発言で騒動を起こしたドログバが先制弾を決めると、後半12分にはアレックスが追加点を奪い、2−0で勝利を収めた。

【無料輸送】
 20日に行われたイングランドプレミアリーグでウィガンに2−0と快勝したポーツマスだが、ポーツマス・サポーターにとっては、勝利のほかにもう1つうれしい出来事があった。
 この日アウェーに赴いた3000人を超えるポーツマス・サポーターを喜ばせたのは、オーナーのアレクサンドレ・ガイダマク氏の粋な計らいだった。同氏は長距離バス40台をチャーターし、サポーターを無料でスタジアムまで輸送したという。
 ポーツマスのクラブ公式HPによると、サポーターの1人は「バスがあんなに並ぶ光景なんて、1992年のFAカップ準々決勝以来」と感激の声を上げていた。クラブ側は今回の“サービス”について、日頃のサポートに対する感謝の証としている。


リーガ
スペインリーガエスパニョーラ第8節結果

エスパニョール2−1レアル・マドリード
≪得点者≫
エスパニョール:リエラ2、タムード53
R・マドリード:セルヒオ・ラモス89

ビジャレアル3−1バルセロナ
≪得点者≫
ビジャレアル:サンティ・カソルラ2、セナ13=PK、34=PK
バルセロナ:ボージャン24

レバンテ0−2セビージャ
≪得点者≫
セビージャ:ルイス・ファビアーノ6、12=PK

デポルティボ2−4バレンシア
≪得点者≫
デポルティボ:シスコ28、ボディポ87
バレンシア:ホアキン9=PK、バラハ15、モリエンテス37、83

 スペインリーガエスパニョーラは20日、第8節の4試合が行われ、レアル・マドリード、バルセロナの2巨頭が揃って今季初黒星を喫する波乱が起きた。
 エスパニョールのホームに乗り込んだレアルはいきなり出足で躓いた。立ち上がり2分、CKのチャンスを与えると、リエラにヘッドを決められ、早々と先制点を許してしまう。これで優位に立ったエスパニョールは後半開始8分、バルドのパスからタムードがGKカシージャスの頭上を抜く鮮やかなループで追加点を奪う。
 レアルの反撃は遅く、終了間際にCKからセルヒオ・ラモスが1点を返すのみ。エスパニョールは13日のユーロ2008(欧州選手権)予選でスペイン代表デビュー弾を飾ったリエラ、同じくその試合でゴールを決めたタムード、この勢いに乗る2人の活躍で2−1と金星を挙げ、リーグ4連勝を飾った。
 ビジャレアルとのアウェー戦に臨んだバルセロナも出端をくじかれた。開始早々2分、ビジャレアルの攻勢についていけず、簡単にエリア内への侵入を許してしまうと、ギリェルモ・フランコとのコンビネーションで抜け出したサンティ・カソルラにあっさりと先制弾を決められてしまう。
 勢いに乗ったビリャレアルは積極的に仕掛け、13分にはピレスがアビダルに倒されてPKを獲得。バルセロナにとってはやや不運な判定だったが、これをセナが落ち着いて決めてリードを2点に広げる。
 バルセロナも24分、ロナウジーニョに代わって先発のチャンスを得たボージャンがメッシのアシストで1点を返す。しかし、ビジャレアルはその10分後、ピレスが今度はミリートに倒され、再びPKを得ると、またもセナが決めて3−1とする。
 後半、バルセロナはDFオレゲールに代えてFWドス・サントスを投入して逆転を狙うが、ビジャレアルに傾いた流れは変わらず。26分にはデコが負傷退場するなど、散々なゲームとなってしまった。なお、バルサを倒したビジャレアルは2位に浮上、バルサは4位に後退した。
 そのほか、バレンシアはモリエンテスのヘッド2発など計4ゴールでデポルティボに4−2と勝利。セビージャはルイス・ファビアーノの2得点でレバンテに2−0で快勝し、連敗を4で止めた。

【全治5週間】
 スペインリーガエスパニョーラのバルセロナは20日、ポルトガル代表MFデコが太ももの肉離れで全治5週間の見込みとなったことを明らかにした。
 デコは同日に行われた国内リーグのビジャレアル戦で同箇所を負傷。本日21日にクラブドクターのもとで詳しい検査を受けるが、現時点では約5週間の離脱になると見込まれている。なお、バルセロナでは、デコのほかにFWエトー、MFトゥーレ、DFザンブロッタ、マルケスが負傷で戦線離脱している。
 今回のケガにより、デコは欧州チャンピオンズリーグの今後2試合を欠場する見込み。また、11月に行われるポルトガル代表のユーロ2008(欧州選手権)予選のラスト2試合も出場できない可能性がある。


エール
オランダエールディビジ第8節結果

PSV3−1VVV
≪得点者≫
PSV:バッカル23、クーフェルマンス51、76
VVV:ガーウィリ66

アヤックス0−0NEC

フェイエノールト1−0エクセルシオール
≪得点者≫
フェイエノールト:ファン・ブロンクホルスト77

ヘラクレス2−2フィテッセ

 オランダエールディビジは20日、第8節の4試合が行われ、首位のフェイエノールトは下位に沈むエクセルシオールを相手に1−0と辛勝して首位をキープした。
 同じロッテルダムを本拠地とするエクセルシオールをホームに迎えたフェイエノールトだったが、ダービーマッチゆえの緊張感が影響したのか、なかなか得点が奪えない。そんな中でチームを救ったのは今季、バルセロナ(スペイン)から古巣フェイエノールトに復帰したファン・ブロンクホルストだった。
 後半32分、こちらも、今季新加入のマカーイのお膳立てから、ファン・ブロンクホルストが同クラブでは1998年以来となるゴールを挙げると、結局これが決勝点に。フェイエノールトが、頼れる新戦力コンビの活躍で勝ち点3をもぎ取った。
 一方、先日、指揮官交代劇のあった2位アヤックスは、今季未だ1勝と苦しむNECとスコアレスドローに終わり3位転落。先日、チェルシー(イングランド)のアシスタント・コーチに就任したヘンク・テン・カーテ前監督に代わって新指揮官に就任したアドリー・コステル監督の初陣を白星で飾ることはできなかった。
 アヤックスに代わって2位に浮上したのは、この日、VVVを破った3位PSV。1点をリードして迎えた後半、クーフェルマンスが決めてリードを広げると、その後に失点して1点差に迫られたものの、終盤クーフェルマンスが再び決めて試合を決めた。


現役続行
 J1の横浜FCのFW三浦知良(40)は20日、J2降格が決まった神戸戦(ホムスタ)の試合後、41歳で迎える来季も現役を続行する意向を示した。カズは「横浜FCが(来季について)どういう話をするのか、相手のあることだからわからない。12月まではまだ時間がある」とした上で、「(プレーできるなら)J1とかJ2とかカテゴリーは関係ない」と述べた。


【超サカFLASH】

視察
 日本代表のオシム監督が20日に行われたJ1の川崎vs新潟戦、横浜Mvs清水戦を視察した。

ベンチ
 イタリアセリエA、カターニャFW森本貴幸は本日行われるカリアリ戦でもベンチスタートが濃厚となった。

ベンチ外
 イタリアセリエA、トリノは20日、アウエーのアタランタ戦(21日)の遠征メンバーを発表し、FW大黒将志は外れた。

ベンチ外
 スペイン2部リーグ、ラスパルマスのFW福田健二は20日、アウェーのカディス戦を欠場した。チームは0−0で引き分けた。

鼻骨骨折
 J1浦和FWワシントンが20日に行われた千葉戦で負傷し、鼻骨骨折と診断された。ワシントンは今後の出場について「マスクをつけてやるしかない」と話し、強行出場に意欲を見せているが、出場は微妙。

手術
 J1名古屋は20日、GK櫛野亮が右膝半月板損傷のため手術を受けると発表した。櫛野は同日、東京都内の病院に入院した。


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