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本日の超最新情報
2007.11.03.SAT

初優勝
Jリーグ・ヤマザキナビスコカップ決勝結果

川崎フロンターレ0−1ガンバ大阪
(国立競技場・41569人)

≪得点者≫
G大阪:安田55

≪出場メンバー≫
川崎
GK:
1.川島永嗣
DF:
5.箕輪義信
3.佐原秀樹
(74分6.河村崇大)
2.伊藤宏樹
MF:
19.森勇介
14.中村憲剛(cap)
29.谷口博之
13.寺田周平
24.大橋正博
(63分23.久木野聡)
FW:
16.鄭大世
(78分7.黒津勝)
10.ジュニーニョ
ベンチ:
GK:
21.相澤貴志
DF:
4.井川祐輔
MF:
8.フランシスマール
20.養父雄仁
G大阪
GK:
22.藤ヶ谷陽介
DF:
21.加地亮
5.シジクレイ
6.山口智(cap)
13.安田理大
MF:
7.遠藤保仁
17.明神智和
27.橋本英郎
10.二川孝広
FW:
9.マグノ・アウベス
18.バレー
(89分11.播戸竜二)
ベンチ:
GK:
1.松代直樹
DF:
2.中澤聡太
15.青木良太
MF:
20.寺田紳一
8.家長昭博
16.前田雅文

 Jリーグのヤマザキナビスコ・カップ決勝は本日3日、東京・国立霞ヶ丘競技場に4万1569人の観衆を集めて行われ、ガンバ大阪が1−0で川崎フロンターレを下して初優勝し、賞金1億円を獲得した。西日本のチームでは初制覇。G大阪はJリーグ発足後は一昨年のリーグ優勝に続き、2度目のタイトル獲得となった。
 ともに2度目の決勝進出となる両チームの対戦は、後半10分に安田理のゴールで先制したG大阪が安定した守備で川崎に得点を許さずに逃げ切った。
 最優秀選手(MVP)には19歳の安田理が選ばれた。安田理はニューヒーロー賞にも選出されている。

G大阪・西野朗監督
「(2年前の決勝で)ここに置いてきたものをみんなで取り返せてうれしい。浦和、鹿島と強豪相手に勝ち上がる中で、選手の成長を感じられた」

Jリーグ・鬼武健二チェアマン
「レベルが高いいい試合だった。ガンバは一昨年悔し涙を流した思いを果たした。川崎は一発勝負を勝ち上がっていい試合をした。ぜひ次の機会を狙ってほしい」

【有言実行のプロ初ゴール】
 後半10分、右サイドのバレーから送られ、二川が競り合ったボールに金髪頭が猛然と滑り込んだ。伸ばした左足に当たったボールはそのままゴールへ。G大阪の19歳、安田理が大仕事をやってのけた。
 前日、ナビスコ杯のニューヒーロー賞に選出された。その時のコメントが「優勝して真のニューヒーローになりたい」。プロ入り初ゴールが初タイトルを決める一発になり、MVPにも選ばれてまさに有言実行。「いやー、オレ(幸運を)持ってるな」と笑った。
 公私ともに飛躍の年だ。2月のゼロックススーパーカップの浦和戦でプロ初先発。物おじしないプレーで、その後のレギュラーを獲得した。U-20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)で世界も経験した。
 そして結婚、長女も授かった。ニューヒーロー賞の賞金は「チャイルドシートを買う」と語ったが、MVPの賞金は「嫁と話し合って決めます」。若い“パパ”は、この1年ですっかりたくましくなった。

ブンデス
ドイツブンデスリーガ第12節結果

コットブス1−0シャルケ
≪得点者≫
コットブス:バシラ46

 ドイツブンデスリーガは2日、第12節の1試合が行われ、昨季準優勝のシャルケが最下位コットブスに0−1で敗れるという波乱が起きた。
 今季こそ悲願の優勝を果たしたいシャルケだが、ここまで未勝利のコットブス相手にアウェーで痛恨の敗北を喫した。先制点を奪うことができずに前半を折り返すと、後半1分にバシラに決められ劣勢に立たされる。シャルケはローベンクランズがチャンスを逸し、ボルドンも得意のFKがバーを叩くなど、チャンスを手にしながらもネットを揺らすことができず、1点差を跳ね返すことができずに終わった。
 ブンデスリーガは3〜4日にかけても第12節が行われ、FW高原直泰とMF稲本潤一の所属するフランクフルトは、本日3日にバイエルンとのアウェー戦に臨む。

エール
オランダエールディビジ第10節結果

ヴィレムII1−2VVV

 オランダエールディビジは2日、第10節の1試合が行われ、ヴィレムIIとVVVフェンロの一戦は、2−1でアウェーのVVVに軍配が上がった。
 9試合を終えて1勝8敗で最下位と、なかなか勝ち点を積み上げられなかったVVVが、ようやく2勝目を挙げた。開始10分に失点するも、後半28分にアウアサルの同点弾が決まると38分にはカヤのゴールで逆転に成功。その後はそのまま逃げ切り、うれしい勝ち点3を手にした。この結果、VVVは暫定ながら16位に浮上している。

開幕
 ビーチサッカーの第3回ワールドカップ(W杯)は2日、リオデジャネイロで開幕。第1日はグループリーグ・グループA、Bの各2試合が行われ、グループAのブラジルはソロモン諸島に11−2で大勝し、連覇に向け好スタートを切った。グループAはほかにロシアとメキシコが2−2で引き分け。グループBではスペインがアメリカを8−4で下し、ポルトガルとイランは3−3で引き分けた。
 3大会連続出場の日本は前回準優勝のウルグアイ、セネガル、イタリアと同じグループCで、本日3日午後(日本時間4日未明)にセネガルと初戦を行う。
 グループリーグでは出場16カ国が4グループに分かれ、各グループ上位2カ国が決勝トーナメントに進む。

欠場
 スコティッシュプレミアリーグで、左膝を痛めているセルティックのMF中村俊輔が本日3日のアウェーのキルマーノック戦の遠征メンバーから外れたことが2日、明らかになった。
 故障箇所の回復が長引いている中村は10月31日のスコットランドリーグカップのハーツ戦を欠場。左膝裏痛のため1日に精密検査を受け、骨には異常がなかったものの、6日の欧州チャンピオンズリーグ・ベンフィカ戦も欠場する見込み。

スタメン
 ドイツブンデスリーガ、フランクフルトFW高原直泰が、本日3日の首位バイエルンとのアウェー戦で先発出場する見込みとなった。2日はミニゲームでアマナティディスと2トップを組み、軽快な動きを見せた。MF稲本潤一もスタメン出場が濃厚。
 一方のバイエルンも、膝痛で2戦連続欠場したMFリベリーと右肘を手術したGKカーンが復帰予定と万全の体制を整えており、厳しい戦いとなりそうだ。

正式発表
 スペインリーガエスパニョーラ、バレンシアは2日、ロナルト・クーマン氏(44)と2010年までの2年半の契約を交わしたと正式に発表した。
 記者会見に出席したクーマン監督は「私はバレンシアの指揮を執り、このチームにふさわしい順位に導けることを心待ちにしている」と喜びを語り、「バレンシアには質の高い選手が揃っている。我々は彼らを活かしてチームのバランスを正しく取ることが必要。今なすべきことは、エンターテイメント性のあるサッカーをして、かつ結果を出すこと」と、意気込みを示した。
 バレンシアのフアン・ソレール会長も「我々は国際的に認められた監督と契約したいと思っていた。信頼できる人が指揮官になってくれた」と喜びを表し、「彼はバレンシアの目標を理解している。我々が望む成功をもたらしてくれるだろう」と、新監督への期待を語っている。
 本日3日に行われる国内リーグのマジョルカ戦は、暫定的にリザーブチームの監督であるオスカル・フェルナンデス氏が指揮を執るが、6日に行われる欧州チャンピオンズリーグのローゼンボリ(ノルウェー)戦からはクーマン新監督が指揮を執る予定。
 クーマン監督は現役時代、名将クライフ氏のもとドリームチームと言われたバルセロナ(スペイン)の一員として、1992年の欧州チャンピオンズカップ(現チャンピオンズリーグ)獲得や、4度のリーガエスパニョーラ制覇などに主力として貢献。引退後は同クラブでアシスタントコーチとして指導者のキャリアをスタートさせ、フィテッセ、アヤックス(以上オランダ)、ベンフィカ(ポルトガル)で指揮官を務めた後、2006年5月からPSV(オランダ)を率いていた。

4選手処分
 韓国サッカー協会は2日、7月のアジアカップ期間中に無断で宿舎を抜け出し飲酒したGK李雲在、MF金相植、FW李東国、禹成用の4選手に1年間の代表活動停止などの処分を科した。
 4選手は来年11月1日まで2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会予選を含む国際大会に出場できない。
 さらに、韓国協会が主催する国内大会、国際試合にも、当時主将を務めた李雲在が3年間、他の3選手は2年間の出場停止が科された。また、今回の事件は所属チームには無関係として、韓国Kリーグへの出場は認められたが、ともにベテラン選手だけに、このまま代表引退となる可能性も出てきた。
 4選手はアジア杯グループリーグのバーレーン戦後に、ジャカルタのクラブで深夜まで飲酒していたという。

五輪も指揮?
 ブラジル代表のドゥンガ監督が2008年北京五輪の代表チームを率いる可能性があることが2日、明らかになった。
 ブラジルサッカー連盟のリカルド・テイシェイラ会長は、同連盟の公式HP上で「ドゥンガ監督は就任の可能性にとても意欲的であり、私も彼が五輪代表チームの指揮を執るべき人物であると思う」と語った。なお、ブラジルはすでに北京五輪への切符を手にしている。
 ブラジルはかつて、バンデルレイ・ルシェンブルゴ氏がA代表と五輪代表の指揮官を兼任し、2000年シドニー五輪へ臨んだ過去がある。しかし、当時の五輪代表チームは準々決勝でカメルーンに敗れ、同氏が解任される事態となった。また、2004年アテネ五輪南米予選ではまさかの敗退を喫するなど苦汁の経験を持つ。サッカー大国でありながら五輪優勝を未だ達成していないだけに、同大会に対する勝利への思いはどのチームよりも強いかも知れない。

速度違反記録
 フランスリーグ1、リヨンに所属するチェコ代表FWミラン・バロシュ(26)が速度違反で捕まったことをクラブ関係者が2日、明らかにした。バロシュは時速271キロで走行しており、リヨン周辺での速度違反の記録248キロを破ったと地元紙は報じている。
 1日にリヨン近郊で摘発されたバロシュは、愛車フェラーリと運転免許を没収され、タクシーで帰途に就いたという。

120時間奉仕
 欧州チャンピオンズリーグ・グループリーグの試合でピッチに入り込み、ミラン(イタリア)のGKジーダの顔面付近に手を出したセルティック(スコットランド)サポーターが2日、治安を乱したとしてグラスゴーの裁判所から120時間の社会奉仕活動を命じられた。
 このサポーターはセルティックからスタジアムへの出入りを永久に禁止されている。

【超サカFLASH】

ハットトリック
 イタリアセリエA、カターニャFW森本貴幸が2日、アマチュアチームとの練習試合にスタメン出場し、ハットトリックを達成した。試合は6−0でカターニャが大勝している。

ベンチ外
 フランスリーグ2で、FW伊藤翔のグルノーブルは2日、ホームでディジョンを2−0で下した。伊藤はベンチ入りしなかった。

練習場使用
 クラブW杯に出場するイタリアセリエAのミランが大会期間中、J1の横浜Mの練習場を使用することが2日、明らかになった。既に横浜M側に練習場使用を申し入れており、承諾する見通し。

欠場
 J1広島FWウェズレイが疲労のため、明日4日に行われる天皇杯4回戦・湘南戦を欠場する見込みとなった。

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