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本日の超最新情報
2007.11.08.THU

W杯招致検討委設置
 日本サッカー協会は本日8日、東京都内で理事会を開き、2018年ワールドカップ(W杯)招致検討委員会を設置することを決めた。国際サッカー連盟理事でもある小倉純二副会長が委員長を務める。招致委には田嶋幸三専務理事、元日本代表選手の北澤豪氏ら7人が名を連ね、年内にも第1回の会合が開かれる予定。
 FIFAがW杯開催の大陸連盟持ち回り制を見直したため、2018年大会の招致は自由競争となり、日本協会の川淵三郎キャプテンは招致に前向きな姿勢を示していた。同キャプテンは「2018年のW杯を日本が招致できるかといったら、難しいかもしれない。でも検討していることを世界に知ってもらうのは価値のあること」と述べた。
 2018年大会の招致には、既にイングランドが正式に立候補を決定しており、中国やオーストラリアも意欲を示している。

同時刻開催困難
 日本サッカー協会の川淵三郎キャプテンは本日8日、22歳以下で争う男子の北京五輪アジア最終予選グループCの最終戦(21日)の日本vsサウジアラビア(東京・国立競技場)とカタールvsベトナム(ドーハ)の同時刻開催は困難との見通しを示した。
 当初の予定では日本の試合は午後7時20分、カタールの試合は午後7時(日本時間22日午前1時)開始で、日本協会は公平を期すために同時刻開始とするよう国際サッカー連盟(FIFA)に調整を要望していた。

帰国遅れる
 アジアチャンピオンズリーグ決勝第1戦(7日・イスファハン)を観戦したJ1浦和レッズのサポーターのうち139人が本日8日、経由地のドバイに向かうチャーター機の機体故障のため、イランのイスファハンに引き返すトラブルがあった。同機は再び出発したが、ドバイ発成田空港行きのチャーター機の出発時間には間に合わず、帰国が遅れることになった。
 引き返した便に搭乗していた人のほとんどは、西鉄旅行(本社・福岡市)が募集した「弾丸ツアー」に参加した浦和サポーター。浦和の選手が乗るドバイ発成田空港行きの便もこの影響で出発が約1時間遅れた。

決勝T進出
欧州チャンピオンズリーグ・グループリーグ第4節結果

グループE:

バルセロナ(スペイン)2−0レンジャーズ(スコットランド)
(カンプ・ノウ・82887人)
≪得点者≫
バルセロナ:アンリ6、メッシ43

リヨン(フランス)4−2シュツットガルト(ドイツ)
(スタッド・ジェルラン・38215人)
≪得点者≫
リヨン:ベン・アルファ6、37、シェルストレーム15、ジュニーニョ89
シュツットガルト:ゴメス16、56

グループF:

マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)4−0ディナモ・キエフ(ウクライナ)
(オールド・トラフォード・75017人)
≪得点者≫
マンU:ピケ31、テベス37、ルーニー76、C・ロナウド88

スポルティング(ポルトガル)2−2ローマ(イタリア)
(ジョゼ・アルバラーデ・32273人)
≪得点者≫
スポルティング:リエジソン22、64
ローマ:カッセッティ4、ピサロ89

グループG:

インテル(イタリア)4−2CSKAモスクワ(ロシア)
(スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ・22384人)
≪得点者≫
インテル:イブラヒモビッチ32、75、カンビアッソ34、67
CSKAモスクワ:ジョー23、バグネル・ラブ31

フェネルバフチェ(トルコ)2−0PSV(オランダ)
(シュクリュ・サラチョール・46229人)
≪得点者≫
フェネルバフチェ:オウンゴール28、セミフ30

グループH:

スラビア・プラハ(チェコ)0−0アーセナル(イングランド)
(エフゼナ・ロシツケーホ・18000人)

ステアウア・ブカレヒト(ルーマニア)0−2セビージャ(スペイン)
(ステアウア・7984人)
≪得点者≫
セビージャ:レナト25、65

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欧州チャンピオンズリーグ
順位表&得点ランキング


 欧州チャンピオンズリーグは7日、マンチェスター(英国)などでグループリーグ第4節、グループE〜Hの残り8試合が行われ、グループFのマンチェスター・ユナイテッドとグループHのアーセナルのイングランド勢が16強による決勝トーナメント進出を決めた。
 マンチェスターUは4−0でディナモ・キエフ(ウクライナ)を下して勝ち点を12に伸ばし、アーセナルは0−0でスラビア・プラハ(チェコ)と引き分けたものの、勝ち点10で2位以上が確定した。
 勝ち点7で並んでいた上位2チームが対戦したグループEは、バルセロナ(スペイン)が2−0でレンジャーズ(スコットランド)を退けた。グループGはインテル(イタリア)が勝ち点9でリードし、ジーコ監督が率いるフェネルバフチェ(トルコ)が同8で続いた。

【若手のゴールで攻撃陣躍動】
 グループFで首位を走るマンチェスター・ユナイテッドは主力を一部休ませ、先発メンバーに20歳の選手が3人も名を連ねる若い布陣。序盤こそリズムに乗れなかったが、終わってみれば4−0の快勝で16強入りを決め、ファーガソン監督は「守備的で組織された相手のシステムをよく崩してくれた」と表情を緩めた。
 前半31分に均衡を破ったのは、センターバックに入った20歳のピケ。欧州チャンピオンズリーグ初先発だったスペイン人DFは、右FKからふわりと浮いたボールを188センチの長身を生かして頭で押し込んだ。指揮官が「あれで楽になった」と振り返った先制ゴールを奪うと、豪華な攻撃陣が躍動した。
 6分後にテベスがルーニーとの鮮やかなパス交換からネットを揺らし、後半31分には右クロスに走り込んだルーニーが難なくボレーで3点目。終了間際には左サイドを疾走したロナウドが、ヒールを使った巧みな切り返しでDFをかわして蹴り込んだ。
 グループリーグ4連勝で、次戦に勝てばグループFでの1位が確定する。ルーニーは「ここ数ヶ月は良いサッカーができているからみんな自信がある」とチームの勢いを代弁した。

【グループリーグ突破も不満顔】
 無得点の引き分けでグループリーグ突破を決めたアーセナルのベンゲル監督は「目的は達成したので一応満足している」と話した。
 言葉の歯切れが悪かったのは、自慢の攻撃が沈黙したからだ。「守備は良かったが攻撃は…。まあ平均点だ」。ボール支配率は6割と圧倒しながら、6本しかシュートを打てなかった効率の悪さに渋い表情だった。
 今季絶好調のチームだが、若手主体だ。同監督は「敵地では簡単に勝てないことを勉強してくれたはず」と話した。

【前線3人が好連係見せ快勝】
 単独首位に立ったバルセロナは2得点ともロナウジーニョ、アンリ、メッシの好連係によるもので、ライカールト監督は「3人揃って素晴らしかった」と手放しに褒めた。
 前半6分、ロナウジーニョからの球をメッシが頭で折り返し、アンリが右足で合わせ先制。同43分には、アンリのパスを受けたロナウジーニョがメッシとの壁パスからシュート。GKが弾いた球をメッシが決めた。
 前線の3人だけで組み立てから得点までこなすので、他選手は必要以上に前掛かりにならない。守備も安定し、4試合無得点を維持している。

【ジーコ、16強に王手】
 フェネルバフチェ(トルコ)はホームでPSV(オランダ)に2−0で快勝し、決勝トーナメント進出に大きく前進した。ジーコ監督は「この勝利はグループリーグ突破に向けて非常に大きい。どの選手もよく戦ってくれた」と、納得の口調で話した。
 勝ち点3を上積みし、首位のインテル(イタリア)を同1差でピタリと追っている。ジーコ監督は「我々の目標はトップでグループリーグを通過すること。残り2試合も大事だ」と手綱を締めていた。

【ツェフが負傷離脱】
 チェルシー(イングランド)のチェコ代表GKペトル・ツェフがふくらはぎの負傷により、11日のイングランドプレミアリーグのエバートン戦を欠場することが7日、明らかになった。来週に行われるチェコ代表のユーロ2008(欧州選手権)も欠場する可能性もある。
 ツェフは、6日に行われた欧州チャンピオンズリーグのシャルケ(ドイツ)戦で同箇所を負傷し、ハーフタイムに途中交代。8日付けの英国紙によれば、全治1ヶ月の可能性もあるという。

【悪質タックルを調査】
 UEFA(欧州サッカー連盟)は7日、6日に行われた欧州チャンピオンズリーグで、悪質なタックルにより退場処分を受けたベンフィカ(ポルトガル)のカメルーン人MFアウグスティン・ビニャについて、調査を行うと発表した。
 ビニャはCLグループリーグ第4節のセルティック(スコットランド)戦の後半40分、0−1とチームが負けている状況で、セルティックMFスコット・ブラウンにタックルを見舞ってレッドカードを受けた。UEFAのスポークスマンによれば、このタックルに関する処分が、15日の規律委員会の議題に含まれているとのこと。

3戦全敗
ビーチサッカーW杯グループリーグ第3戦結果

グループC:

日本代表2−3ウルグアイ代表

 ビーチサッカーのワールドカップ(W杯)は7日、リオデジャネイロ(ブラジル)でグループリーグ第3戦が行われ、グループCの日本は前回準優勝のウルグアイに2−3で敗れ、グループリーグ3戦全敗で同組最下位に終わった。
 日本は山内(レキオスFC)、新垣(ソーマプライア)の得点で一時は2−1とリード。だが終盤に失点を重ねて敗れた。
 大会はグループリーグを終了し、2連覇を狙うブラジル、ウルグアイなどが準々決勝に進んだ。

Wスタメン
 ドイツブンデスリーガ、フランクフルトFW高原直泰、MF稲本潤一が、次節10日のアウェーでのドルトムント戦でも先発出場することが濃厚となった。7日の練習後、フンケル監督は負傷離脱する3選手について「(MFの)マイヤー、ストライトは欠場。(DFの)シュピーヒャーは大丈夫」と明言した。前節バイエルン戦と同じ状況となったことで、布陣は4−4−2が決定的。アマナティディス、高原が先発2トップとなりそうだ。指揮官のMF稲本への信頼は厚く、2戦連続で日本人コンビが並び立つ公算は大きい。

現役引退
 元コロンビア代表のFWファウスティノ・アスプリージャ(37)が7日、現役を引退すると発表した。アスプリージャは2年前からどのチームにも所属しておらず、自主的にトレーニングを続けていたが、ついに最終的な決断に至った。
 アスプリージャは「サッカーはもうやめる。もう十分だと言うべき時がきた。24日にスペインでオールスター戦に出場し、来年にはコロンビアで引退試合を開催する。友人のファビオ・カンナバーロも招待した」と話した。
 アスプリージャはイタリアセリエAのパルマでコパ・イタリア、カップウィナーズカップ、ヨーロッパ・スーパーカップのタイトルを獲得したほか、イングランドプレミアリーグのニューカッスルやブラジルのパルメイラス、フルミネンセでも活躍。ゴールを決めた後の宙返りやグラウンド外での気ままな言動がたびたび話題に挙がっていた。

就任交渉
 英スカイスポーツ(電子版)は7日、イングランド代表MFデイヴィッド・ベッカムが所属する米メジャー・リーグ・サッカーのロサンゼルス・ギャラクシーが、新監督として元オランダ代表のスター選手、ルート・フリット氏と交渉を行っていると報じた。ギャラクシーでは5日にフランク・ヤロップ前監督が辞任していた。
 英スカイによると、後任にはチェルシー(イングランド)前監督のジョゼ・モウリーニョ氏やカリフォルニア在住のドイツ代表前監督、ユルゲン・クリンスマン氏らも候補に挙がっているが、可能性は低いという。チェルシーや母国のフェイエノールトなどで指揮経験があるフリット氏は現在、現場を離れている。

2人が復帰?
 過酷なアウェー戦を耐え抜きドローに持ち込んだ浦和に、頼もしい主力2人が戻ってくる。14日にホームで迎えるアジアチャンピオンズリーグ決勝第2戦に、左足首骨挫傷で長期離脱中のMF小野伸二(28)が強行出場する可能性が出てきたことが明らかになった。7日にさいたま市内の練習場で手術後、初めてピッチ上でボールを蹴った。
 気持ちの高ぶりを抑えられなかった。「今日は蹴らない予定だったけど、右足ならいけるので」。左足でのキックはなかったが、軽快なドリブルなど、小野らしいボールさばきで感触を確かめた。軸足としての左足の具合も問題なく、「うまくいけば来週からチーム合流できる」と明言。ACLはJリーグと違い23人までベンチ入りできる。グループリーグ2得点をマークしている小野は、勝負どころでの出場へ意欲を見せた。
 一方、左太もも肉離れで日本に残留したDF田中マルクス闘莉王(26)は、サテライトメンバーとミニゲームをこなした。「マネジャーみたいな存在でもいいから」と遠征への帯同を希望したが、オジェック監督に説得されて、第2戦の復帰へ向けて調整してきた。この日の練習後には「静かに分析しながら見たい」と、サポーターとともにスポーツバーで決勝第1戦を観戦。第2戦出場に向けて、戦闘意欲をかき立てた。
 泣いても笑っても残るは1試合。アジア初の頂点に向け、浦和に明るい兆しが見えてきた。

【超サカFLASH】

視察
 日本代表のオシム監督が7日、前日に続いてU-22日本代表候補合宿を視察した。順大との練習試合も視察した。

欠場濃厚
 法大のU-22日本代表MF本田拓也が右足首捻挫のため17日に行われる北京五輪アジア最終予選のU-22ベトナム代表戦を欠場することが濃厚となった。21日に行われるU-22サウジアラビア代表戦の出場も微妙。

監督決定
 日本サッカー協会は本日の理事会で、駒大監督の秋田浩一氏を2009年ユニバーシアード・ベオグラード大会のサッカー男子日本代表監督に決定した。

ベンチ外
 フランスリーグ2で、FW伊藤翔のグルノーブルは7日、アウェーでニオールに1−2で競り負けた。伊藤はベンチ入りしなかった。

出場停止
 Jリーグは本日8日、J1第31節(10、11日)及びJ2第49節(10、11日)の出場停止選手を発表した。
 出場停止選手は以下の通り。

J1第31節

レアンドロ(大宮)
下村東美(千葉)
佐原秀樹(川崎)
中村憲剛(川崎)
栗原勇蔵(横浜M)
井上雄幾(甲府)
池端陽介(甲府)
本田圭佑(名古屋)
金正友(名古屋)

J2第49節

レオナルド(山形)
佐藤健太郎(山形)
エドワルド・マルケス(湘南)
チアゴ(京都)
丹羽大輝(徳島)

練習合流
 右ふくらはぎ痛で離脱していたJ1磐田GK川口能活が7日、チーム練習に合流した。10日の名古屋戦で復帰する見込み。

実戦復帰
 右ふくらはぎ肉離れのため離脱していたJ1千葉MF水野晃樹が7日に行われた日大との練習試合で実戦復帰した。

続投
 左足第5中足骨骨折で全治2ヶ月と診断されたJ1柏FWフランサが7日、ブラジルへ一時帰国した。現地の医師に診察を受け、手術を受ける可能性もあるとのこと。

プロ契約
 J1神戸は本日、神戸ユースのFW上谷暢宏(18)が来季、トップチームに昇格(プロ契約)することが内定したと発表した。また、関西リーグのFCMi−Oに期限付き移籍しているDF石沢典明(22)、FW村瀬和隆(22)、FW大江勇詞(21)の移籍期間が12月31日まで延長されることになった。

続投
 J2鳥栖は本日、岸野靖之監督(48)が来季も監督として指揮を執ると発表した。同監督は、2005年に鳥栖のヘッドコーチとなり、今季監督に昇格した。

続投
 J2湘南は本日、菅野将晃監督(47)が来季も指揮を執ると発表した。契約期間は1年間。

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