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本日の超最新情報
2007.11.24.SAT

劇勝
J1第33節結果

浦和0−1鹿島
(埼玉・62123人)
≪得点者≫
鹿島:野沢66

2−1甲府
(柏・11021人)
≪得点者≫
柏:近藤20、鈴木84
甲府:秋本65

FC東京1−2大宮
(味スタ・20749人)
≪得点者≫
FC東京:石川47
大宮:藤本50、レアンドロ84

川崎3−0広島
(等々力・16813人)
≪得点者≫
川崎:鄭15、ジュニーニョ46、中村47

横浜M1−0新潟
(日産ス・24956人)
≪得点者≫
横浜M:河合82

清水2−2千葉
(日本平・18577人)
≪得点者≫
清水:藤本10、20
千葉:巻3、ジョルジェビッチ64

名古屋0−0横浜FC
(瑞穂陸・16370人)

G大阪1−1神戸
(万博・20109人)
≪得点者≫
G大阪:播戸40
神戸:茂木89

大分1−0磐田
(九石ド・23381人)
≪得点者≫
鈴木15

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Jリーグディビジョン1
順位表&得点ランキング


J1第34節(最終節)日程

12月1日()
14:30〜
鹿島vs清水
(カシマ)
14:30〜
大宮vs川崎
(NACK)
14:30〜
千葉vs名古屋
(フクアリ)
14:30〜
横浜FCvs浦和
(日産ス)
14:30〜
甲府vsFC東京
(小瀬)
14:30〜
新潟vs大分
(東北電ス)
14:30〜
磐田vs
(ヤマハ)
14:30〜
神戸vs横浜M
(ホムスタ)
14:30〜
広島vsG大阪
(広島ビ)

 J1第33節は本日24日、埼玉スタジアムなどで全9試合が行われ、首位浦和レッズと2位鹿島アントラーズが埼玉スタジアムで対戦。勝てば無条件で史上4チーム目の連覇が決まる浦和だったが、0−1で敗れ優勝は12月1日の最終節、アウェーでの横浜FC戦へ持ち越しとなった。
 DF新井場の退場で10人となった鹿島は、MF野沢が後半21分に先制ゴール。そのまま逃げ切って逆転優勝に望みをつなげた。最終節はホームで清水エスパルスと対戦する。
 また、優勝の可能性を残していた3位のガンバ大阪はホームでヴィッセル神戸と対戦。前半41分に播戸のゴールで1点を先制したが、後半ロスタイムに追いつかれて1−1の引き分け。優勝の可能性がなくなった。
 浦和は次節、横浜FCに勝てば無条件で、引き分けと負けの場合は清水と対戦する鹿島の結果次第で2連覇が決まる。
 ヴァンフォーレ甲府は1−2で柏レイソルに敗れてJ2に自動降格する17位が決定。大分トリニータはジュビロ磐田に1−0で競り勝ち、J1残留が決まった。サンフレッチェ広島は川崎フロンターレに0−3で敗れ、J2の3位との入れ替え戦に臨む16位になる可能性が高くなった。大宮アルディージャはFC東京を2−1で退けた。
 清水vsジェフ千葉は2−2、名古屋グランパスエイトvs横浜FCは0−0で引き分け。横浜F・マリノスはアルビレックス新潟に1−0で競り勝った。

浦和0−1鹿島

【9人の鹿島が1点を死守】
 気迫の勝利だった。勝つしかなかった鹿島は退場者2人を出しながらも1点を死守。試合後に狂喜乱舞する選手達の姿が勝利の重みを物語っていた。値千金の勝利は、J1初の通算300勝でもあった。オリベイラ監督は「チームが結束していた。うれしく思う」と喜びを噛みしめた。
 前半42分に左サイドバックの新井場を退場で失う。チームはこの試合で控えにDF登録の選手がおらず「一度も経験がなかった」という攻撃的MFの本山がポジションを下げ、懸命に守った。
 10人に減った後も激しい当たりでしのいだ鹿島に後半21分、決勝点が生まれた。田代のパスに反応した左の野沢が右足でカーブをかけてゴール右隅へ。殊勲のMFは「田代が2人を引きつけてくれたおかげ。シュートはイメージ通り」と笑った。
 今季のチームは、対話を重視するオリベイラ監督と選手が厚い信頼関係で結ばれている。新井場は「誰でも(試合に)出られるという雰囲気ができたことで、みんなが力を出すようになった」と評する。
 一時は2ケタに達した勝ち点差はついに1に縮まった。悲願の通算10度目のタイトルを逆転優勝で掴めるか。野沢は「優勝を信じてここまできた。最後まで信じたい」と言葉に力を込めた。

【納得できない退場】
 退場処分を受けた鹿島の新井場と船山は勝利を喜びつつも、複雑な表情を浮かべた。前半途中で警告を2回受け、ピッチを去った新井場は「勝てたから良かった」と安堵し「判定基準が分かりにくかったが、何を言っても仕方ない」。
 鹿島のオリベイラ監督によると船山のレッドカードは観客席そばでピッチにつばを吐いた行為が相手ファンを侮辱したと判断されたという。船山は「納得できない」と次節の出場停止が無念そうだった。

【ACL出場権獲得】
 鹿島が24日、今季のJ1で3位以上を決め、来年のアジアチャンピオンズリーグに出場することが決まった。日本からは2連覇を狙う浦和とG大阪が既に出場権を獲得している。
 ACLの出場権はJ1、天皇杯全日本選手権の上位から交互に2チームが決まるが、浦和はACL優勝チームとして別枠で出場権を得た。

【浦和、反撃ちぐはぐ3敗目】
 過密日程の中で既にアジア王者になった浦和と終盤戦7連勝の鹿島。逃げる者と、追う者の勢いの差がくっきりと出た。勝てば優勝が決まる浦和が、勝ち点差4で迎えた1、2位の直接対決に完敗。1差の緊張感の中で、連覇の懸かる最終戦を迎えることになった。
 「ナーバスな面が出て、いつも通りのサッカーができなかった」とオジェック監督。前半から鹿島の勢いに完全に受け身に立った。守備で耐えて立て直せるのが強みのはずが、この日は退場者を出した相手に失点。闘莉王を早々と最前線に上げた反撃も、どこかちぐはぐで痛恨の今季3敗目を喫した。
 闘莉王は「タイトルを取って目に見えない疲れが残っている」。長丁場を戦ってきた選手の足は重く、球際の競り合いや、ボールへの対応で少しずつ遅れ、最後まで主導権を奪い返すことはできなかった。これで4試合勝ち星なしとなった。
 最終戦は闘莉王が出場停止、平川が負傷と状況は風雲急を告げてきた。最下位の横浜FCが相手とはいえ、何が起こるか分からないのはサッカーの歴史が証明している。鈴木主将は「まだ自分達でどうにもできる。最後はしっかり勝って優勝を決めたい」と強気に話した。

【小野が久々に登場】
 左足首を故障していた小野が、1点を追う後半28分から投入された。リーグ戦では9月22日の横浜M戦以来の出場となった。
 ワンタッチのパスでゴール前の好機を演出するなど持ち味は見せたが得点には至らず、チームはそのまま敗れた。小野は「いいチャンスもあった。勝たなければいけなかった」と残念そうだった。

【鬼武チェアマン、最終節でのV決定を歓迎】
 試合を視察したJリーグの鬼武チェアマンは、優勝決定が3年連続で最終節になったことについて「やる方は大変だが、全体としては盛り上がっていい」と歓迎し「鹿島はよく頑張った。素晴らしい試合だった」と称えた。
 次節はカシマスタジアムか日産スタジアムで優勝が決まるが、同チェアマンは「横浜に行く」と、現在首位の浦和を優先する意向。

2−1甲府

【柏が2年前の悔しさを晴らす】
 2005年の入れ替え戦第2戦では柏は甲府に敗れ、この日とは逆にJ2降格を強いられた。この試合を観客席で観戦し、涙を流したという鈴木が勝ち越し点を決めた。
 後半39分、左からの長いボールを受け、右足で思い切りよく蹴り込んだ。2年前の借りを返す形になり「あの時の思いがゴールにつながったと思う」と気持ち良さそうだった。

【甲府はJ1挑戦2年で幕】
 アウェーの観客席を埋めたサポーターの応援も届かず、甲府は柏に敗れた。柏のホームは2年前の入れ替え戦第2戦で大勝して初昇格を決めた思い出の場所だが、皮肉にもその地でJ2降格が決まった。石原は「あの時と同じような声援に応えられず、残念」と言葉を絞り出した。
 甲府が売り物にするリズミカルなパス回しは機能していた。特に後半は相手のプレスを小気味の良いパス交換でかわし、ゴールに迫った。しかし得点はセットプレーによる1点だけ。FWバレーが移籍で去り、決定力不足で苦しんだ今季を象徴するような試合だった。大木監督は「決めることができないで、相手に決められる。詰めの部分の違いが出た」と残念がった。
 J1の18チームで経営規模は最低レベル。「探検J1」をキャッチフレーズに昨年スタートした甲府のJ1挑戦は2年で一旦幕を閉じる。

FC東京1−2大宮

【大宮はJ1残留が決定的に】
 大宮は終了間際にレアンドロが決勝点をマーク。これでJ1残留が濃厚となった。8月に監督を受け継ぎ、降格阻止を目標としてきた佐久間監督は「最低のハードルを越えることができた」と安堵の表情。土壇場での勝ち越しに「毎日努力していれば、神様のご加護があることが分かった」と話し、川崎戦に最後の力を振り絞る。

【FC東京はホーム最終戦を飾れず】
 FC東京は今季最後のホームゲームを飾ることができなかった。今季限りでの退任が決まっている原監督は「ホームのサポーターに白星をプレゼントしたかった」と残念そう。
 先制しながら立て続けに失点を許す展開にも、選手の長所を見てとった。「選手は力を伸ばしている。それを生かさせるために、あと1試合と天皇杯に全力を尽くします」と残り試合での健闘を誓った。

川崎3−0広島

【川崎のジュニーニョが今季22点目】
 川崎のジュニーニョが今季22点目を挙げ、得点王争いでトップの座を守った。一旦は自らのシュートをGKに弾かれたが、こぼれ球にしっかり詰めてゴールに流し込んだ。
 2位のエジミウソン(新潟)、バレー(G大阪)との差は3ゴール。ジュニーニョは「得点王を目指す。点を入れることを重視していきたい」と強い意欲を見せた。

【広島は入れ替え戦出場が濃厚】
 川崎に完敗した16位広島は、入れ替え戦行きが濃厚になった。
 最終節で広島が勝ち、15位大宮が敗れて勝ち点34で並んだとしても、現時点で両チームの得失点差が11もあり、逆転はかなり厳しい。
 ペトロビッチ監督は「入れ替え戦に向けてしっかり準備していきたい」と既に気持ちを切り替えていた。

横浜M1−0新潟

【横浜Mの河合がJ1・100試合目で決勝ゴール】
 横浜Mの河合がJ1出場100試合目を決勝ゴールで飾った。
 後半37分にクリアボールを拾い、ペナルティーエリアの外から滑り込みながら右足でシュート。相手DFに当たってコースが変わり、新潟のGK北野は全く反応できず。チームに8月29日以来となるホームでの勝利をもたらした。
 河合は「シュートは打ってみなけりゃわからない、と思った。ラッキーでした」と笑顔を見せた。

【新潟は不運なゴールで敗戦】
 新潟は試合を支配しながらも不運なゴールで競り負けた。勝っていれば目標に掲げていた7位以上が決まっていただけに、鈴木監督は「決定機を決められなかったのが響いた」と残念そうだった。坂本は「ネガティブにとらえるような試合ではない。ホームでは気持ちを入れて戦いたい」と最終戦となる大分戦を見据えた。

清水2−2千葉

【清水・久保山が引退セレモニー】
 今季限りでの引退を発表した清水の久保山は、ホーム最終戦後のセレモニーで温かい拍手を浴びながら「オレンジ色に染まる日本平が好きだった。ここであいさつできることを幸せに思う」と別れを告げた。
 区切りとなるJ1の200試合出場まであと1試合だが、「そういうことにはこだわらない。自分らしくていいかな?」と決断に迷いはなかった。

【千葉のジョルジェビッチが70メートル弾】
 1人少ない中で1点を追う苦しい状況から千葉を救った。自陣から約70メートルのロングシュートを決めたジョルジェビッチは「相手GKが10〜15メートルくらい前に出ていたように見えたし、逆光だったから狙っていったんだ」と満足そうに笑った。アマル監督は「70メートルのゴールを決めるなんて誰も思っていない。あのゴールに救われた」と感謝しきりだった。
 最終ラインを支えるジョルジェビッチはロングキックの精度に定評があるが、なかなか周囲と噛み合わなかった。それだけに主将の佐藤は「今日に限っては彼のキックのセンスが生きた」と褒め称えた。

名古屋0−0横浜FC

【名古屋でピクシーが観戦】
 来季の名古屋監督就任交渉のために来日中のストイコビッチ氏が観戦。16本のシュートを放ちながら無得点に終わった内容に「決定力に欠けているのが問題だと思った」とコメントした。
 試合中にはメモを取るなど、熱心に戦力分析を行ったという。「若い選手に好印象を持った」と話したが、具体的な名前は挙げなかった。

【横浜FCはJ1ワーストの20戦勝ちなし】
 横浜FCは20戦連続勝ちなしとなり、2003年に仙台が記録したJ1ワーストの19試合を更新。それでもジュリオ・レアル監督は「シーズン終盤になって素晴らしいパスワークが出てきている」と、内容には納得の様子だった。
 12月1日の最終節は優勝を懸ける浦和戦。カズは「楽しみ。1週間ワクワクしますね」と意欲を見せていた。

G大阪1−1神戸

【劇的で残酷なG大阪の「終演」】
 G大阪にとって、あまりにも劇的で残酷な今季の「終演」だった。
 1点リードの後半ロスタイム。ゴール前で神戸の茂木が左足を振り抜いた。GK藤ケ谷の手は届かない。豪快にネットを揺らされた直後、無情の笛が鳴った。
 結果的には勝てば逆転優勝の望みはあった。だが、先制しながら逃げ切れない。頼みのバレーは追加点の好機に何度も外す。前節のFC東京戦と全く同じ展開で、自らその可能性を放棄した。西野監督は「いろんな意味で耐え切れない。まだまだなのかな?」と寂しそうに話した。
 ゼロックス杯、ナビスコ杯を制し、カップ戦の強さは誰もが認めるが、長丁場のリーグ戦でもろさを露呈する。後半戦での失速。ここ数年の課題をクリアできなかった。1敗の首位で前半戦を折り返しながら、8月の浦和との直接対決で敗れると、一気に勢いは落ちた。
 相手チームの厳しいマーク、そして遠藤、加地ら日本代表を多く輩出するがゆえの主力選手の疲労。西野監督は「少しずつチーム力は落ちている」と認めながらも、固定したメンバーにこだわり過ぎた。調子のいい控え選手を起用するなど、視野を広げる決断があればという反省点が残った。
 まだ天皇杯全日本選手権は残っている。だが、西野監督が今季の目標に掲げた「全てのタイトル奪取」は潰えた。

【神戸は劇的ドローでG大阪の望み絶つ】
 神戸は後半ロスタイムに追い付き、G大阪の逆転優勝の望みを絶った。ゴールを決めた茂木は「苦しい試合だったが、あきらめずにやった結果」と誇った。
 今季のチームの目標は9位以内で、これで9位に浮上。主将の大久保嘉は「次が肝心。勝てるように頑張りたい」と意気込んでいた。

大分1−0磐田

【大分が磐田下してJ1残留決定】
 大分は過去リーグ戦で1勝しかしていなかった磐田に勝ち、最終節を残して残留を決めた。
 この日、貴重なゴール叩き出したのは、7月に新潟から期限付き移籍した鈴木だった。前半15分のFK。無回転気味の速いボールを右隅に突き刺した。「残留させてやる、という気持ちで(大分に)来た。ホッとしている」としみじみ話した。
 チームは一時期、自動降格圏に低迷したが、シーズン中の補強などが効果的に決まった。シャムスカ監督は「選手が入れ替わったことは、少しの理由。困難を乗り越え(後半戦は)力がみなぎっていた」と、満足げに口にした。

【磐田5試合勝ち星なし】
 敗れた磐田は、これで5試合勝ち星がない。GK川口は「基本が全くできてない。気迫もなかった」と嘆いた。
 シュート数では上回ったが、気合十分の大分に比べ、動きが鈍かった。日本代表の守護神は「もっと高いものを突き詰めないといけない。こういう試合をしていては、次のステップに進めない」と厳しい言葉を並べた。

解雇
 J1のガンバ大阪は本日24日、FWマグノ・アウベス(31)が契約条項に違反したため、制裁金を科した上で契約解除(解雇)したと発表した。同選手は21日から3日間連続、無断で練習に参加せず、サウジアラビアのアルイテハドとの移籍交渉を進めていた。
 マグノ・アウベスは大分からG大阪に移籍した昨季、J1で26得点を挙げて得点王に輝いた。今季はケガの影響などもあり、10得点にとどまっていた。Jリーグ通算成績は115試合に出場し65得点。

ブンデス
ドイツブンデスリーガ第14節結果

カールスルーエ2−1ヘルタ・ベルリン
≪得点者≫
カールスルーエ:ハイナル56、フライス66
ヘルタ・ベルリン:パンテリッチ35

 ドイツブンデスリーガは23日、第14節の1試合が行われ、今季昇格組ながら健闘しているカールスルーエがヘルタ・ベルリンを2−1の逆転で破った。
 好調なシーズンスタートを切ったものの、このところ公式戦5試合で1勝2分け2敗と、勢いに陰りが見えていたカールスルーエがホームにヘルタを迎えた一戦。前半35分にパンテリッチの今季7ゴール目で先制されるも、後半にハイナルとフライスの2発が決まり、勝ち点3を手にした。
 これで勝ち点を26として4位の座を確定させたカールスルーエは、翌日に試合を控える首位バイエルンとの差を2まで縮めている。

エール
オランダエールディビジ第12節結果

NAC0−0ローダ

 オランダ・エールディビジは23日、第12節の1試合が行われ、NACvsローダはスコアレスドローに終わった。
 ともに勝ち点18で上位進出を狙っていたチーム同士の対戦は、痛み分けとなった。この日の勝利で暫定4位に浮上できるはずだったが、どちらも90分を戦ってゴールを割ることができず。上位陣追走のチャンスを逸した。

抽選方式発表
 国際サッカー連盟(FIFA)は23日、ダーバン(南アフリカ)で明日25日に行われる2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の大陸予選組分け抽選会の抽選方式を発表した。
 アジアは日本などシード5カ国に、1次、2次予選を勝ち抜いた15チームを合わせた20チームを3次予選の5グループに振り分けるが、事前にシード順位に従って5チームずつ4班に分け、シードの低い班から抽選を行う。日本が入った第1シード班は最後の抽選。
 シードは前回ドイツW杯の本大会と予選結果に基づき、日本は第2シード班のバーレーン、ウズベキスタン、クウェート、北朝鮮、中国のいずれかと同グループになる。第3シード班に今夏のアジアカップ優勝のイラク、第4シード班にはカタールが含まれた。
 また、欧州は同日発表された最新の世界ランキングを基にシード順位を決定し、ユーロ2008(欧州選手権)予選で敗退し、全体で12位、欧州で10位に後退したイングランドが第1シードから外れた。

パッケージ販売
 2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会組織委員会は23日、ダーバン(南アフリカ)で開いた役員会で、W杯入場券を公認の旅行代理店を通じて宿泊と交通手段をセットにしたパッケージで販売することを承認した。先に国際サッカー連盟(FIFA)の理事会が方針をまとめていた。
 また、入場券のうち最も安いカテゴリー4を南ア居住者を対象に販売することを決めた。価格は未定だが、所得水準などを考慮し、低く抑えられるものとみられる。

一部変更
 国際サッカー連盟(FIFA)のバルク事務局長は23日、2010年ワールドカップ(W杯)を開催する南アフリカで2009年6月に行うコンフェデレーションズカップの予定会場の一部変更を示唆した。建設途中の競技場を実際に使用するかどうかを来年早くに決定する。
 同事務局長は「入場券販売の都合もあり、コンフェデ杯の会場は観客席も含めて大会の7ヶ月前に完成していないといけない。現状では2会場が遅れており、間に合わなければ会場変更もあり得る」と述べた。

ポスター発表
 サッカーの2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の公式ポスターが23日、発表された。ヘディングをするサッカー選手の横顔をアフリカ大陸に重ねた絵柄で、南アの国旗の色である黄、黒、赤、緑、白、青の6色で描かれている。
 関係者によると、モデルとなった選手はカメルーン代表FWサミュエル・エトー(バルセロナ)。3候補作の中から南アフリカ居住者が投票で選んだ。国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長は「ヘディングしようとする人の頭で、アフリカ大陸を表現するのは斬新なアイデア。南アフリカの人々は良いポスターを選んだ」と絶賛した。

記者会見
 12月に日本で開催するサッカーのクラブワールドカップ(W杯)に出場する欧州王者のミラン(イタリア)が23日、ミラノ近郊のクラブハウスで記者会見し、アンチェロッティ監督は「12月にピークを持ってくるようにやってきているので、コンディションは整ってきている」とクラブ世界一のタイトル獲得に自信をのぞかせた。
 これまでの欧州勢は試合の直前に来日することが多かったが、この大会のためにイタリアセリエAの2試合を延期し、6日に日本入り。初戦となる13日の準決勝に備えるという。
 準決勝ではJ1の浦和レッズと対戦する可能性がある。同監督は「時差などを考えると日本のチームは有利。チームとして研究を進めている」とアジア王者への警戒感を口にした。
 欧州と南米の王者が争った前身のトヨタカップ時代は最近出場した1993、1994、2003年大会でいずれも敗れた。主将のマルディーニは「今回はリベンジを懸けて頑張りたい」と意気込んだ。

正式発表
 イングランドプレミアリーグのウィガンは23日、今月上旬に解任したクリス・ハッチングス監督の後任として、今季ここまでバーミンガムを率いていたスティーブ・ブルース監督(46)と正式契約を結んだと発表した。
 ウィガンのデイブ・ウィーラン会長は18日に、バーミンガムに300万ポンド(約6億7000万円)の保証金を支払い、ブルース氏を新指揮官に迎えることで合意していると発表。数日中に正式発表を行う意向であるとしていた。ところが、ブルース氏とバーミンガムとの間で、同氏の肖像権に関する問題が解決されていないという事情から、正式契約が留保されていた。
 なお、ブルース氏は2001年に8試合だけウィガンを率いた経験があり、それ以来の古巣復帰となる。今季のウィガンは精彩を欠き、13試合を消化したプレミアリーグでわずか2勝しか挙げておらず、現在のところ降格圏内の19位。今週末に行われる国内リーグのアーセナル戦終了後から、チームを指揮するというブルース氏の手腕に注目が集まる。

12.6決定
 急性脳梗塞で16日に緊急入院した日本代表のイビチャ・オシム監督(66)が復帰できない場合の後任人事について、日本サッカー協会は、来月3日の常務理事会を経て、同6日の理事会で正式決定する方向であることが23日、明らかになった。この日程は、川淵三郎キャプテンがW杯予選を見据え、オシム監督の意見を聞けなくても後任候補選びの期限を今月末に設定したことを受けてのもの。後任候補として、元日本代表監督の岡田武史氏(51)、浦和監督のオジェック氏(59)らの名前が挙がっている。
 日本協会・田嶋幸三専務理事はこの日、入院8日目となったオシム監督の容体について、「予断を許さない状況は変わりない。依然として集中治療室(ICU)に入っている」と説明した。悪い方向へはいっていないものの、意識がない状態は続いている。後遺症などを考えても、現場復帰は困難なのが現実。すでに川淵キャプテンが夫人・アシマさんら家族のもとを訪れ、後任人事に着手する動きを家族へ伝え、理解を求めている。
 田嶋専務理事は「(家族の)同意を得たから進めるというものではない。プロとしてやっていくこと。技術委員会が判断し、最終的には理事会にかけて決断する」と語った。

【プラティニも「見舞いたい」】
 国際サッカー連盟(FIFA)の小倉純二理事に、サッカー界の要人からオシム日本代表監督の容体を心配する声が集まっている。同理事は「オシム監督がいかに慕われているかを思い知った。すごい」と感嘆した。
 オシム監督が急病で倒れた直後、FIFAのブラッター会長とプラティニ理事から手紙が届いたという。「経過を逐一報告してほしいと書いてあった。相当心配していることが伝わってきた」
 2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の大陸予選抽選会を2日後に控えたダーバンで23日、プラティニ理事は小倉理事に歩み寄ると「日本に行ってオシムさんをお見舞いしたい。付き合ってくれ」と神妙な表情で切り出した。
 1990年のW杯で旧ユーゴスラビアを8強に導いたオシム監督の手腕は尊敬の的だ。小倉理事はジーコ前日本代表監督が成績不振だった時期に「オシムを日本から外に出すな。(次期監督候補として)手元に抑えておけ」と多くのFIFA幹部から助言されたという。
 同理事は「今週末には、意識を取り戻させる治療に入れると思う」と明かした。日本で来月開催されるFIFA理事会の場で、朗報を伝えられることを祈っている。

東京都と連携
 日本サッカー協会の小倉純二副会長は23日、日本の2018年ワールドカップ(W杯)招致活動で、2016年夏季五輪の開催を目指す東京都との連携を密にしていく方針を明らかにした。同副会長は先に、日本サッカー協会が設立したW杯招致検討委員会の委員長に就任した。
 同委員会は12月に初会合を開く予定で、小倉副会長は「2002年大会はアジア初のW杯開催をアピールした。2018年も世界に訴える何かが必要で、東京五輪で国立競技場が改修されれば2002年大会の会場にならなかった東京を中心とした新たなコンセプトを打ち出せる。五輪招致の宣伝にもなる」と述べた。

主力級3人起用
 日本サッカー協会の小倉純二副会長は23日、原則23歳以下代表で行う来年の北京五輪で、24歳以上のオーバーエージ(OA)枠にフル代表の主力級3人を起用する方向で、近日中に反町監督と話し合うことを明らかにした。
 1996年アトランタ五輪は西野監督の意向でOA枠を使わずグループリーグ敗退。2000年シドニー五輪はGK楢崎(名古屋)ら3選手を集めて8強に進出したが、2004年アテネ五輪では直前に高原(現フランクフルト)の起用を断念してグループリーグ敗退に終わった。
 同副会長は「今回はベスト4を目指し、絶対にグループリーグ敗退は避けないといけない。OAは必要」と述べた。

【超サカFLASH】

欠場
 怪我で離脱しているスコティッシュプレミアリーグ、セルティックMF中村俊輔が本日24日に行われるアバディーン戦でも欠場することが明らかになった。

スタメン
 ドイツブンデスリーガ、フランクフルトFW高原直泰は本日24日に行われるシュツットガルト戦でスタメン出場する見込みとなった。MF稲本潤一のスタメン出場は微妙。

[提携サイト]
日本代表ニュース

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